細胞デリバリーのためのコンジュゲートおよび組成物
【課題】癌細胞へのデリバリーを容易にするための組成物およびコンジュゲートの提供。
【解決手段】高親和性葉酸レセプターは,ある種の癌性細胞において過剰発現されている。例えば,高親和性葉酸レセプターは,種々の新生物組織,例えば,乳,卵巣,子宮頚部,結腸直腸,腎臓および鼻咽頭腫瘍において過剰発現されているが,正常組織においては非常に限定された程度で発現されている腫瘍マーカーである。葉酸に基づくコンジュゲートを用いて外的化合物を細胞膜を超えて輸送することは,疾病の治療および診断に標的化デリバリー法を提供することができ,治療用化合物の必要な用量を減少させることができる。さらに,治療薬の生物利用性,薬力学,および薬物動態学的パラメータは,バイオコンジュゲート,例えば葉酸バイオコンジュゲートを用いることにより調節することができる。
【解決手段】高親和性葉酸レセプターは,ある種の癌性細胞において過剰発現されている。例えば,高親和性葉酸レセプターは,種々の新生物組織,例えば,乳,卵巣,子宮頚部,結腸直腸,腎臓および鼻咽頭腫瘍において過剰発現されているが,正常組織においては非常に限定された程度で発現されている腫瘍マーカーである。葉酸に基づくコンジュゲートを用いて外的化合物を細胞膜を超えて輸送することは,疾病の治療および診断に標的化デリバリー法を提供することができ,治療用化合物の必要な用量を減少させることができる。さらに,治療薬の生物利用性,薬力学,および薬物動態学的パラメータは,バイオコンジュゲート,例えば葉酸バイオコンジュゲートを用いることにより調節することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
【化1】
[式中、Xは、siRNAを含み;Wは、リンカー分子または化学結合を含み、これは存在しても存在しなくてもよく;およびYは、ペプチド、蛋白質、または抗体を含み;R1は、H、アルキル、または置換アルキルを含む]
を有する化合物。
【請求項2】
Yがペプチドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Yが蛋白質である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが抗体である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R1がHである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
R1がアルキルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
アルキル基が直鎖、分枝鎖、または環状アルキル基である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
R1が置換アルキルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
置換アルキルがヒドロキシ、オキシ、チオ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アルキル−チオ、アルキル−チオ−アルキル、アルコキシアルキル、アルキルアミノ、シリル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、C1−C6ヒドロカルビル、アリールまたは置換アリール基で置換されている、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
Wが存在している、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
Wが存在していない、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
Wがカルボニルアルキル基である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
カルボニルアルキル基が−C(=O)CH2−である、請求項12の化合物。
【請求項1】
【化1】
[式中、Xは、siRNAを含み;Wは、リンカー分子または化学結合を含み、これは存在しても存在しなくてもよく;およびYは、ペプチド、蛋白質、または抗体を含み;R1は、H、アルキル、または置換アルキルを含む]
を有する化合物。
【請求項2】
Yがペプチドである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Yが蛋白質である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが抗体である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R1がHである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
R1がアルキルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
アルキル基が直鎖、分枝鎖、または環状アルキル基である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
R1が置換アルキルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
置換アルキルがヒドロキシ、オキシ、チオ、アミノ、ニトロ、シアノ、アルコキシ、アルキル−チオ、アルキル−チオ−アルキル、アルコキシアルキル、アルキルアミノ、シリル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、C1−C6ヒドロカルビル、アリールまたは置換アリール基で置換されている、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
Wが存在している、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
Wが存在していない、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
Wがカルボニルアルキル基である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
カルボニルアルキル基が−C(=O)CH2−である、請求項12の化合物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24a】
【図24b】
【図25】
【図26a】
【図26b】
【図27】
【図28】
【図29】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24a】
【図24b】
【図25】
【図26a】
【図26b】
【図27】
【図28】
【図29】
【公開番号】特開2009−149652(P2009−149652A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−332136(P2008−332136)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【分割の表示】特願2002−590906(P2002−590906)の分割
【原出願日】平成14年5月17日(2002.5.17)
【出願人】(500203684)サーナ・セラピューティクス・インコーポレイテッド (28)
【氏名又は名称原語表記】Sirna Therapeutics,Inc.
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【分割の表示】特願2002−590906(P2002−590906)の分割
【原出願日】平成14年5月17日(2002.5.17)
【出願人】(500203684)サーナ・セラピューティクス・インコーポレイテッド (28)
【氏名又は名称原語表記】Sirna Therapeutics,Inc.
【Fターム(参考)】
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