説明

美白剤、美白用皮膚外用剤および美白方法

【課題】 メラニンの生成を抑制し、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の予防および改善に有効で、かつ安全性が高い美白剤およびそれを配合した美白用皮膚外用剤を提供する。
【解決手段】 トラネキサム酸およびその誘導体、アルコキシサリチル酸およびその塩から選択される一種または二種以上と、α-リポ酸およびその誘導体およびその塩から選択される一種または二種以上とからなるものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メラニンの生成を抑制し、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の予防および改善に有効な美白用皮膚外用剤に関する。
【背景技術】
【0002】
皮膚の色素異常にはしみ・そばかすといった美容上のものから、肝斑や雀卵斑等の皮膚病にみられるものまで様々なものがある。これらの色素異常の作用機序には不明な点が多いが、一般的にはホルモンの異常や、日光からの紫外線等が刺激となってメラニン色素が形成され、これが皮膚内に異常沈着するものと考えられている。このような色素異常の治療には、メラニン生成抑制物質が対症療法として用いられており、例えば、ビタミンCを大量に経口投与する方法、グルタチオン等を注射する方法、あるいは、コウジ酸、ビタミンCおよびその誘導体、システイン等を軟膏、クリーム、ローション等の形態で局所に塗布する方法などがとられている。しかしながら、これらの方法では、未だ充分な効果が得られていないのが実情である。
一方、近年、メラニン生成抑制剤であるハイドロキノンおよびその誘導体が開発され(特許文献1参照)、色素斑の脱色を目的に医薬品として用いられている。
【0003】
【特許文献1】特開昭60−56912号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ハイドロキノン誘導体は、効果の発現が極めて緩慢であり、その美白効果は充分なものではない。また、ハイドロキノン自体には美白効果が一応認められてはいるものの、安全性で問題があるために使用制限がなされている。このハイドロキノンの副作用を軽減し、且つ、美白効果に優れた誘導体が検討されているが、未だ充分な効果と安全性を兼ね備えたものは得られていない。本発明は前記技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的は優れた美白効果と高い安全性を有する美白剤とそれを用いた美白用の皮膚外用剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは前記従来技術の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、トラネキサム酸およびその誘導体、アルコキシサリチル酸およびその塩から選択される一種または二種以上と、α-リポ酸およびその誘導体およびその薬理学的に許容できる塩から選択される一種または二種以上とを併用することにより美白効果が相乗的に増強された美白剤とすることができ、しかもその美白剤を用いることにより、安定で、皮膚刺激性、皮膚感作性といった安全性上の問題もない美白用皮膚外用剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明は、トラネキサム酸およびその誘導体、アルコキシサリチル酸およびその塩から選択される一種または二種以上と、α-リポ酸およびその誘導体およびその塩から選択される一種または二種以上とからなることを特徴とする美白剤、およびそれを含有する美白用皮膚外用剤である。本発明において、塩とは薬理学的に許容できる塩を指す。
【0007】
さらに本発明によれば、上記した美白剤を用いて肌の美白を行うことを特徴とする美白方法が提供される。
【0008】
トラネキサム酸およびその塩については、抗色素沈着効果の詳しい作用機序は不明であるが、美白効果があることが知られている(特開平1−93519号公報)。また、アルコキシサリチル酸およびその塩についても、チロシナーゼ阻害に基づくメラニンの生成抑制作用による美白効果があることが知られている(特開平6−40886号公報)。また、α−リポ酸についても、チロシナーゼ阻害効果に基づくメラニンの生成抑制作用による美白効果があることが知られている(特開昭63−8315号公報)。
【0009】
しかしながら、トラネキサム酸類またはアルコキシサリチル酸類と、α-リポ酸類とを併用することによりこれまでになく美白効果のある美白剤が得られることは、これまで全く示唆すらされていなかった。
【0010】
驚くべきことに、これらの異なる有効成分を配合するときは、単に2つの効果を足した相加効果ではなく、後述するごとくそれぞれの効果を上回る相乗的な効果が得られる。その作用機序は明らかではないが、一方の作用機序でカバーできない部分を他方が補完する相補的な作用や、何らかの相関作用が生じているものと考えられる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の美白剤は、優れた美白効果を有し、かつ安全性の高いものである。
また本発明の美白用皮膚外用剤は、美白効果に優れ、安定で、皮膚刺激性、皮膚感作性等の安全性上の問題もないものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明で用いられるトラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸の二量体(例えば、塩酸トランス−4−(トランスアミノメチルシクロへキサンカルボニル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸)、トラネキサム酸とハイドロキノンのエステル体(例えば、トランス−4−アミノメチルシクロへキサンカルボン酸4’−ヒドロキシフェニルエステル)、トラネキサム酸とゲンチシン酸のエステル体(例えば、2−(トランス−4−アミノメチルシクロへキサンカルボニルオキシ−5−ヒドロキシ安息香酸およびその塩)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トランス−4−アミノメチルシクロへキサンカルボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス−4−(P−メトキシビンゾイル)アミノメチルシクロへキサンカルボン酸およびその塩、トランス−4−グアニジノアミノメチルシクロへキサンカルボン酸およびその塩)などが挙げられる。
【0013】
本発明で用いられるアルコキシサリチル酸は、サリチル酸の3位、4位または5位のいずれかの水素原子がアルコキシ基に置換されたものであり、置換基であるアルコキシ基は、好ましくはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基のいずれかであり、さらに好ましくはメトキシ基またはエトキシ基である。
【0014】
具体的に化合物名を例示すれば、3−メトキシサリチル酸、3−エトキシサリチル酸、4−メトキシサリチル酸、4−エトキシサリチル酸、4−プロポキシサリチル酸、4−イソプロポキシサリチル酸、4−ブトキシサリチル酸、5−メトキシサリチル酸、5−エトキシサリチル酸、5−プロポキシサリチル酸などが挙げられる。
また、前記アルコキシサリチル酸は、既知の方法により塩にすることができ、かかる塩としては、特に限定されないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩のようなアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩のほか、アンモニウム塩、アミノ酸塩等の塩が挙げられる。
【0015】
本発明で用いられるα-リポ酸の誘導体としては、リポ酸アルキルエステル、アルケニルエステル、アミド、ジヒドロリポ酸、ジヒドロリポアミドなどが挙げられる。α-リポ酸の塩としては、特に限定されないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩のようなアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩のほか、アンモニウム塩、アミノ酸塩等の塩が挙げられる。
【0016】
本発明の美白剤は、上記のトラネキサム酸類またはアルコキシサリチル酸類(1)と、α-リポ酸類(2)とを併用してなるものであるが、それらの最適な組み合わせ割合は、(1):(2)=1:1000〜1000:1(質量比)であり、より好ましくは1:100〜100:1である。
【0017】
本発明による美白用皮膚外用剤は、上記した本発明の美白剤を配合してなるものである。アルコキシサリチル酸の塩、あるいはα−リポ酸およびその誘導体の塩を配合する場合には、これらを塩の形で直接配合してもよく、あるいは遊離酸と塩基を配合し、系中で塩の形になるようにしてもよい。
【0018】
本発明の美白用皮膚外用剤において有効な美白効果を得るために、トラネキサム酸およびその誘導体、アルコキシサリチル酸およびその塩から選択される一種または二種以上の配合量は、皮膚外用剤全量に対して好ましくは0.001〜20質量%であり、さらに好ましくは0.01〜10質量%である。配合量が0.001質量%未満では美白効果に乏しく、20質量%を超えても美白効果が頭打ちになり、配合量の増加に見合った効果の増大は認められない。
【0019】
本発明の皮膚外用剤において有効な美白効果を得るために、α-リポ酸およびその誘導体およびその塩から選択される一種または二種以上の配合量は、皮膚外用剤全量に対して好ましくは0.001〜20質量%であり、さらに好ましくは0.01〜10質量%である。配合量が0.001質量%未満では美白効果に乏しく、20質量%を超えても美白効果が頭打ちになり、配合量の増加に見合った効果の増大は認められない。
【0020】
本発明の美白用皮膚外用剤には、上記必須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、上記必須成分以外のその他の美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合して、常法により製造することができる。
【0021】
本発明の美白用皮膚外用剤とは美白を目的として皮膚に適用される外用剤を意味し、化粧料、医薬品、医薬部外品として、例えば、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、ファンデーション、浴用剤等の製品形態で利用でき、剤型は特に問わない。
【実施例】
【0022】
次に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。尚、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。配合量はすべて質量%である。
【0023】
まず、本発明でいう、美白効果、すなわち色素沈着症状の改善効果に関する試験方法について説明する。
色素沈着症状の改善効果は、顕著なしみ・そばかす等の色素沈着症状を有する女性パネル10名を一群とし、以下に示す実施例(表1に記載)あるいは比較例(表2に記載)のうちいずれか1つを1日2回ずつ3ヶ月使用してもらい、3ヵ月後の色素沈着の状態を観察して、使用前と比較して評価した。色素沈着の改善状態は、表3に示す判定基準に従って評価し、10名の平均スコアを算出した。結果は表4に示した。
【0024】
実施例1〜4 美容液
(1)1,3−ブチレングリコール 80.0 質量%
(2)α−リポ酸 0.1
(3)精製水 残余
(4)表1に示す成分および配合量
(製法):(1)〜(4)の成分を混合し、均一化する。
【0025】
【表1】

【0026】
比較例1〜10 美容液
(1)1,3−ブチレングリコール 80.0 質量%
(2)精製水 残余
(3)表2に示す成分および配合量
(製法):(1)〜(3)の成分を混合し、均一化する。
【0027】
【表2】

【0028】
【表3】

【0029】
【表4】

【0030】
表4より明らかなように、本発明に係る実施例使用群では、全群で顕著な色素沈着症状の改善が認められた。これに対し、美白剤単独で配合した比較例では、色素沈着症状の改善は認められるものの、改善の程度は実施群と比べて小さいものであった。また、実施群1−4使用群に対する美白効果は、対応する比較例1−4使用群と比較例5使用群に対する効果を相加したものより、明らかに優れていることが分かった。また、それは、濃度が10倍となる、対応する比較例6−9使用群と比較例10使用群に対する効果を相加したものより明らかに優れていることが分かった。
【0031】
なお、本発明の実施例1〜4については、上記試験期間中に含有成分の析出、分離、凝集、変臭、変色といった製剤の状態変化は全く見られなかった。また、各実施例使用群において、皮膚刺激反応性や皮膚感作性反応を示したパネルは存在しなかった。
【0032】
以下に本発明における他の美白用皮膚外用剤の実施例を示す。いずれも常法により製造されるものである。
実施例5 クリーム(美白)
塩酸トランス−4−(トランスアミノメチルシクロへキサンカルボニル)アミノメチル
シクロヘキサンカルボン酸 1.0 質量%
4−メトキシサリチル酸カリウム 1.0
リポ酸ナトリウム 1.0
アルブチン 1.0
コエンザイムQ10(CoQ10) 0.03
ワセリン 2.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
エタノール 5.0
ベヘニルアルコール 0.5
バチルアルコール 0.2
グリセリン 7.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール20000 0.5
ホホバ油 3.0
スクワラン 2.0
ヒドロキシステアリン酸フィトステリル 0.5
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0
水酸化カリウム 0.1
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
パントテニルエチルエーテル 0.1
アルブチン 7.0
トラネキサム酸 1.0
酢酸トコフェロール 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
パラオキシ安息香酸エステル 適量
エデト酸三ナトリウム 0.05
4−t−ブチル−4’
−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
ジパラメトキシ桂皮酸モノ
−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
黄酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.2
精製水 残余
【0033】
実施例6 クリーム(美白)
塩酸トランス−4−(トランスアミノメチルシクロへキサンカルボニル)アミノメチル
シクロヘキサンカルボン酸 1.0 質量%
リポ酸アミド 1.0
アスコルビル−2−グルコシド 1.0
ジメチルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
トリメチルシロキシケイ酸 1.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
グリセリン 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
スクワラン 1.0
酸化チタン 1.0
タルク 2.0
ステアリン酸アルミニウム 0.5
油溶性甘草エキス 0.5
エデト酸3Na 適量
パラベン 適量
フェノキシエタノール 適量
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.8
球状ナイロン粉末 1.0
精製水 残余
【0034】
実施例7 クリーム(美白)
3−メトキシサリチル酸 1.0 質量%
リポ酸アミド 1.0
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ポリオキシエチレン
・メチルポリシロキサン共重合体 1.5
トリメチルシロキシケイ酸 0.5
グリセリン 2.0
ジプロピレングリコール 5.0
タルク 5.0
球状無水ケイ酸 0.5
パルミチン酸デキストリン
被覆微粒子酸化チタン(30nm) 7.0
球状ポリエチレン粉末 2.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
・メチルポリシロサン共重合体 1.0
パラベン 適量
フェノキシエタノール 適量
エデト酸3ナトリウム 0.02
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
精製水 残余
【0035】
実施例8 クリーム(美白)
トランス−4−アミノメチルシクロへキサン
カルボン酸4‘−ヒドロキシフェニルエステル 1.0 質量%
リポ酸エチルエステル 0.1
油溶性甘草エキス(根) 0.1
メチルフェニルポリシロキサン 5.0
ステアリルアルコール 2.0
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 5.0
ソルビット液(70%) 5.0
ステアリン酸 1.5
パルミチン酸 1.0
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 4.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0
水酸化カリウム 0.15
オクチルメトキシシンナメート 6.0
ワセリン 2.0
トラネキサム酸 2.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
スクワラン 3.0
クエン酸ナトリウム 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
キサンタンガム 0.2
ベントナイト 1.0
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
【0036】
実施例9 クリーム(美白)
4−エトキシサリチル酸 1.0 質量%
リポ酸エチルエステル 0.1
オウゴンエキス(根) 0.1
デカメチルシクロペンタシロキサン 35.0
トリメチルシロキシケイ酸 0.5
ベヘニルアルコール 1.0
バチルアルコール 2.0
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
植物性スクワラン 3.0
サラシミツロウ 1.0
キャンデリラロウ 0.5
微粒子酸化チタン(30nm) 5.0
タルク 4.0
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.1
キサンタンガム 0.1
多孔性セルロース粉末 2.0
ベントナイト 0.5
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.05
精製水 残余
【0037】
実施例10 二層クリーム(サンスクリーン)
トラネキサム酸 1.0 質量%
リポ酸 1.0
4−メトキシサリチル酸カリウム 1.0
コエンザイムQ10(CoQ10) 0.03
ジメチルポリシロキサン 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
トリメチルシロキシケイ酸 5.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
ジプロピレングリコール 5.0
パルミチン酸デキストリン
被覆微粒子酸化亜鉛(60nm) 15.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.02
グルタチオン 1.0
チオタウリン 0.05
クララエキス 1.0
パラベン 適量
フェノキシエタノール 適量
エデト酸三ナトリウム 適量
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 7.5
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 5.0
ブチルエチルプロパンジオール 0.5
精製水 残余
香料 適量
【0038】
実施例11 ジェル(保湿)
3−メトキシサリチル酸 1.0 質量%
2−(トランス−4−アミノメチルシクロ
へキサンカルボニルオキシ−5−ヒドロキシ安息香酸 0.1
ジヒドロリポ酸 1.0
糖蜜エキス 0.1
コエンザイムQ10(CoQ10) 0.03
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
水酸化カリウム 0.1
魚類コラーゲン 20.0
エデト酸−3Na 0.05
カルボキシビニルポリマー 0.25
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残余
【0039】
実施例12 ジェル(美白)
3−プロポキシサリチル酸カリウム 0.1 質量%
ジヒドロリポ酸 1.0
オドリコソウ 0.1
ジメチルポリシロキサン 5.0
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール1500 3.0
ポリエチレングリコール20000 3.0
オクタン酸セチル 3.0
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
アスコルビン酸グルコシド 2.0
酢酸トコフェロール 0.1
オウゴンエキス 0.1
ユキノシタエキス 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.1
キサンタンガム 0.3
アクリル酸・メタクリル酸
アルキル共重合体(ペミュレンTR−2) 0.05
寒天末 1.5
フェノキシエタノール 適量
ジブチルヒドロキシトルエン 適量
精製水 残余
【0040】
実施例13 パック(保湿)
トランス−4−アミノメチル
シクロへキサンカルボン酸メチルアミド 10.0 質量%
ジヒドロリポアミド 1.0
エイジツ 0.1
エタノール 10.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
ポリエチレングリコール4000 2.0
オリーブ油 1.0
マカデミアナッツ油 1.0
ヒドロキシステアリン酸フィトステリル 0.05
乳酸 0.05
乳酸ナトリウム 0.1
L−アスコルビン酸硫酸エステル2ナトリウム 0.1
α−トコフェロール 2−L
−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム 0.1
ビタミンEアセテート 0.1
魚コラーゲン 0.1
コンドロイチン硫酸トリウム 0.1
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ポリビニルアルコール 12.0
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残余
香料 適量
【0041】
実施例14 パック(保湿)
4−イソプロキシサリチル酸 10.0 質量%
ジヒドロリポアミド 1.0
ユキノシタ 0.1
グリセリン 1.0
1,3−ブチレングリコール 8.0
キシリット 2.0
ポリエチレングリコール1500 2.0
ローズマリー油 0.01
セージ油 0.1
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.01
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
アロエ抽出液 0.1
バーチエキス 0.1
ラベンダー油 0.01
キサンタンガム 0.05
カルボキシビニルポリマー 0.15
パラオキシ安息香酸エステル 適量
精製水 残余
【0042】
実施例15 パック(保湿)
トラネキサム酸 1.0 質量%
ジヒドロリポアミド 10.0
リョクチャ 0.1
コエンザイムQ10(CoQ10) 0.3
1,3−ブチレングリコール 7.0
ソルビット液 40.0
セージ油 0.01
カオリン 40.0
クエン酸 0.01
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
塩化カルシウム 0.01
塩化マグネシウム 0.01
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
乳酸 0.01
トリメチルグリシン 1.0
ムクロジエキス 0.1
オウバクエキス 0.1
ラベンダー油 0.01
ピロリドンカルボン酸Na 0.01
クインスシードエキス 0.1
結晶セルロース粉末 0.7
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
精製水 残余
【0043】
実施例16 化粧水(保湿)
トラネキサム酸 1.0 質量%
4−ブトキシサリチル酸 1.0
リポ酸 10.0
ハマメリス 0.1
シリカ被覆酸化亜鉛 0.1
ヒポタウリン 0.1
クララエキス 0.1
トウニンエキス 0.1
ブナの芽エキス 0.1
レチノール 0.1
コエンザイムQ10(CoQ10) 0.03
エチルアルコール 5.0
グリセリン 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 0.2
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
トリメチルグリシン 1.0
ポリアスパラギン酸ナトリウム 0.1
α−トコフェロール 2−L
−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム 0.1
チオタウリン 0.1
緑茶エキス 0.1
西洋ハッカエキス 0.1
イリス根エキス 1.0
HEDTA3ナトリウム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.05
水酸化カリウム 0.02
フェノキシエタノール 適量
精製水 残余
香料 適量
【0044】
実施例17 化粧水(保湿)
塩酸トランス−4−(トランスアミノメチルシクロへキサンカルボニル)アミノメチル
シクロヘキサンカルボン酸 1.0 質量%
ジヒドロリポ酸 0.01
エンメイソウ 0.1
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
エリスリトール 1.0
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
フェノキシエタノール 適量
N−ヤシ油脂肪酸アシルL
−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸 0.1
精製水 残余
【0045】
実施例18 化粧水(保湿)
3−イソブトキシサリチル酸 1.0 質量%
リポ酸アミド 0.01
ルムプヤン 0.1
エタノール 5.0
グリセリン 0.5
ジプロピレングリコール 2.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
ローズマリー油 0.01
セージ油 0.01
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
ムクロジエキス 0.1
エイジツエキス 0.1
ユリエキス 0.1
オウバクエキス 0.1
トゲナシエキス 0.1
木苺エキス 0.1
ラベンダー油 0.1
トウニンエキス 0.1
アルギン酸ナトリウム 0.001
精製水 残余
【0046】
実施例19 化粧水(保湿)
トランス−4−アミノメチルシクロへキサンカルボン酸
4‘−ヒドロキシフェニルエステル 0.01 質量%
リポ酸エチルエステル 1.0
コラデカバロ 0.1
エタノール 10.0
グリセリン 2.0
ジプロピレングリコール 1.0
イソステアリン酸 0.1
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
・メチルポリシロキサン共重合体 1.0
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.01
ヒポタウリン 0.1
カモミラエキス 0.1
ラベンダー油 0.001
フェノキシエタノール 適量
活性水素水 1.0
精製水 残余
実施例20 化粧水(美白)
4−メトキシサリチル酸カリウム 0.01 質量%
リポ酸エチルエステル 1.0
ジュルベバ 0.1
コエンザイムQ10(CoQ10) 0.03
エタノール 10.0
ジプロピレングリコール 1.0
ポリエチレングリコール1000 1.0
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.0
ホホバ油 0.01
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2
ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.15
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.2
水酸化カリウム 0.4
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
塩酸アルギニン 0.1
L−アスコルビン酸 2−グルコシド 2.0
オウゴンエキス 0.1
ユキノシタエキス 0.1
オドリコソウエキス 0.1
トラネキサム酸 1.0
エデト酸三ナトリウム 0.05
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.01
ジブチルヒドロキシトルエン 適量
パラベン 適量
海洋深層水 3.0
精製水 残余
香料 適量
【0047】
実施例21 化粧水(保湿)
2−(トランス−4−アミノメチルシクロへキサン
カルボニルオキシ−5−ヒドロキシ安息香酸 0.1 質量%
リポ酸アミド 0.1
イザヨイバラ 0.1
ジメチルポリシロキサン 1.0
エタノール 3.0
ベヘニルアルコール 0.3
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 5.0
エリスリトール 1.0
ポリエチレングリコール4000 1.0
スクワラン 0.4
2−エチルヘキサン酸セチル 0.1
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.2
塩化マグネシウム 0.1
塩化アルギニン 0.1
ヒポタウリン 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.1
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
【0048】
実施例22 化粧水(収斂)
3−メトキシサリチル酸ナトリウム 0.1 質量%
ジヒドロリポ酸 0.1
サクラリーフ 0.1
エタノール 40.0
ジプロピレングリコール 1.0
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
デシルテトラデシルエーテル 0.1
無水ケイ酸 1.0
サリチル酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.2
パラフェノールスルホン酸亜鉛 0.2
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
塩酸ピリドキシン 0.1
L−メントール 0.05
HEDTA3ナトリウム 0.05
セルロース粉末 1.0
ベントナイト 0.8
精製水 残余
【0049】
実施例23 化粧水(保湿)
トランス−4−アミノメチルシクロへキサン
カルボン酸メチルアミド 0.01 質量%
リポ酸 0.01
ココヒュイッテ 0.1
ビタミンAアセテート 0.1
ビタミンAパルミテート 0.1
アセンヤク 0.1
ヒオウギ 0.1
イブキジャコウ 0.1
サイコエキス 0.1
ウコン 0.1
リゾレチン 0.1
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 12.0
エタノール 8.0
POEメチルグルコシド 3.0
POE(24)POP(13)
デシルテトラデシルエーテル 0.5 質量%
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.5
チオタウリン 0.1
アデノシン3リン酸−2ナトリウム 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
EDTA3ナトリウム 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
【0050】
実施例24 乳液(保湿)
トラネキサム酸 1.0 質量%
4−エトキシサリチル酸 0.01
リポ酸 0.01
パロアズル 0.1
ジメチルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 4.0
エタノール 5.0
グリセリン 6.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 3.0
ヒマワリ油 1.0
スクワラン 2.0
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ビワ葉エキス 0.1
L−グルタミン酸ナトリウム 0.05
ウイキョウエキス 0.1
酵母エキス 0.1
ラベンダー油 0.1
ジオウエキス 0.1
ジモルホリノピリダジノン 0.1
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.1
アクリル酸・メタクリル酸
アルキル共重合体(ペミュレンTR−1) 0.1
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
パラベン 適量
精製水 残余
【0051】
実施例25 乳液(保湿)
トランス−4−アミノメチルシクロへキサン
カルボン酸4‘−ヒドロキシフェニルエステル 0.01 質量%
リポ酸 0.1
マジョラム 0.1
ジメチルポリシロキサン 2.0
ベヘニルアルコール 1.0
バチルアルコール 0.5
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 7.0
エリスリトール 2.0
硬化油 3.0
スクワラン 6.0
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 2.0
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
水酸化カリウム 適量
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
フェノキシエタノール 適量
カルボキシビニルポリマー 0.1
精製水 残余
【0052】
実施例26 乳液(保湿)
3−プロポキシサリチル酸カリウム 0.01 質量%
リポ酸 0.1
αグルコシルヘスペリジン 0.1
流動パラフィン 7.0
ワセリン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
ベヘニルアルコール 1.0
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 7.0
ポリエチレングリコール1500 2.0
ホホバ油 1.0
イソステアリン酸 0.5
ステアリン酸 0.5
ベヘニン酸 0.5
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 3.0
2−エチルヘキサン酸セチル 3.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.05
L−アルギニン 0.1
ローヤルゼリーエキス 0.1
酵母エキス 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.05
4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.15
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
【0053】
実施例27 乳液(抗老化)
トラネキサム酸 0.1 質量%
リポ酸エチルエステル 0.01
セリン 0.1
デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
トリメチルシロキシケイ酸 5.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
マルチトール液 2.0
マカデミアナッツ油 2.0
スクワラン 2.0
ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
L−アスコルビン酸硫酸エステル2ナトリウム 0.1
α−トコフェロール
2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム 0.1
酢酸トコフェロール 0.05
魚コラーゲン 0.4
コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.01
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.05
ジパラメトキシ桂皮酸
モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.05
ケイ酸アルミニウムマグネシウム 0.3
パラベン 適量
精製水 残余
【0054】
実施例28 乳液(抗老化)
4−イソプロキシサリチル酸 0.1 質量%
リポ酸 0.01
トリメチルグリシン 0.1
ワセリン 5.0
ベヘニルアルコール 0.5
バチルアルコール 0.5
グリセリン 7.0
1,3−ブチレングリコール 7.0
1,2−ペンタンジオール 1.0
キシリット 3.0
ポリエチレングリコール20000 2.0
硬化油 2.0
ホホバ油 2.0
スクワラン 5.0
イソステアリン酸 0.5
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.4
水酸化カリウム 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
トリメチルグリシン 3.0
アルブチン 3.0
酵母エキス 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
チオタウリン 0.1
クララエキス 0.1
ベンガラ 適量
クインスシードエキス 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.2
フェノキシエタノール 適量
精製水 残余
【0055】
実施例29 乳液(抗老化)
塩酸トランス−4−(トランスアミノメチルシクロへキサンカルボニル)アミノメチル
シクロヘキサンカルボン酸 1.0 質量%
リポ酸 0.001
アケビエキス 0.1
ワセリン 5.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
ベヘニルアルコール 0.6
バチルアルコール 0.5
ジプロピレングリコール 2.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
キシリット 1.0
ポリエチレングリコール1500 1.0
スクワラン 5.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
酵母エキス 0.1
シャクヤクエキス 0.1
HEDTA 3ナトリウム 0.05
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.15
精製水 残量
香料 適量
【0056】
実施例30 乳液(プロテクター)
4−ブトキシサリチル酸 1.0 質量%
ジヒドロリポ酸 0.001
アルギニン(塩酸塩) 0.1
ワセリン 1.0
ジメチルポリシロキサン 3.0
メチルフェニルポリシロキサン 3.0
ステアリルアルコール 0.5
グリセリン 7.0
ジプロピレングリコール 3.0
1,3−ブチレングリコール 7.0
キシリトール 3.0
スクワラン 1.0
イソステアリン酸 0.5
ステアリン酸 0.5
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
モノステアリン酸グリセリン 2.0
水酸化カリウム 0.05
リン酸L−アスコルビルマグネシウム 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
HEDTA 3ナトリウム 0.05
4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 2.0
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 5.0
カルボキシビニルポリマー 0.1
フェノキシエタノール 適量
精製水 残余
香料 適量
【0057】
実施例31 乳液(プロテクター)
トランス−4−アミノメチルシクロへキサン
カルボン酸4‘−ヒドロキシフェニルエステル 0.1 質量%
ジヒドロリポ酸 0.001
キシリトール 0.1
セタノール 1.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール20000 2.0
テトラ(2−エチルヘキサン酸・パラメトキシ桂皮酸)
ペンタエリスリット 3.0
コハク酸ジ2−エチルヘキシル 3.0
水酸化カリウム 0.1
エデト酸3ナトリウム 0.1
トリメトキシ桂皮酸メチルビス
(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル 2.0
4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 2.0
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 2.0
ジパラメトキシ桂皮酸モノ
−2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.15
アクリル酸・メタクリル酸
アルキル共重合体(ペミュレンTR−1) 0.1
パラベン 適量
フェノキシエタノール 適量
精製水 残余
香料 適量
【0058】
実施例32 ドライウオーター
アエロジルRY200S 5.0 質量%
シリコーンパウダーE506−W 3.0
トラネキサム酸 1.0
リポ酸 0.1
1,3−ブチレングリコール 10.0
クエン酸 0.03
クエン酸ソーダ 0.07
水酸化カリウム 0.2
パラベン 適量
精製水 残余
【0059】
実施例33 ドライウオーター
アエロジルRY200S 4.0 質量%
シルデックスL−51 3.0
4−メトキシサリチル酸Na 1.0
リポ酸 0.1
パントテニールエチルエーテル 0.1
1,3−ブチレングリコール 10.0
ダイナマイトグリセリン 3.0
クエン酸 0.01
クエン酸ソーダ 0.09
パラベン 適量
精製水 残余
【0060】
実施例34 乳化固形
3−イソブトキシサリチル酸 0.1 質量%
リポ酸エチルエステル 0.001
アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド 0.1
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ジメチルポリシロキサン 15.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
キャンデリラロウ 3.0
イソステアリン酸 1.0
エチレングリコール脂肪酸エステル 0.1
ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 0.5
2−アルキル−N−カルボキシメチル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン 4.0
酸化チタン 7.5
硫酸バリウム 5.0
酸化チタン 7.0
タルク 3.0
無水ケイ酸 4.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
メタリン酸ナトリウム 0.1
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
ハマメリス抽出液 0.1
シャクヤクエキス 0.1
コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.2
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
【0061】
実施例35 クリームファンデーション
2−(トランス−4−アミノメチルシクロ
へキサンカルボニルオキシ−5−ヒドロキシ安息香酸 1.0 質量%
リポ酸 1.0
イチヤクソウエキス 0.1
ジメチルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
グリセリン 4.0
1 3−ブチレングリコール 5.0
パルミチン酸 0.5
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
金属石鹸処理タルク 2.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
N−ラウロイル−L−リジン 2.0
L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
フェノキシエタノール 0.2
球状ナイロン末 1.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3.0
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
デキストリン脂肪酸処理タルク 3.0
デキストリン脂肪酸処理二酸化チタン 15.0
デキストリン脂肪酸処理黄酸化鉄 3.0
デキストリン脂肪酸処理黒酸化鉄 0.5

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラネキサム酸およびその誘導体、アルコキシサリチル酸およびその塩から選択される一種または二種以上と、α-リポ酸およびその誘導体およびその塩から選択される一種または二種以上とからなることを特徴とする美白剤。
【請求項2】
請求項1に記載の美白剤を含有することを特徴とする美白用皮膚外用剤。
【請求項3】
トラネキサム酸およびその誘導体、アルコキシサリチル酸およびその塩から選択される一種または二種以上を0.001〜20.0質量%と、α-リポ酸およびその誘導体およびその塩から選択される一種または二種以上を0.001〜20.0質量%とを含有することを特徴とする請求項2に記載の美白用皮膚外用剤。
【請求項4】
請求項1に記載の美白剤を用いて肌の美白を行うことを特徴とする美白方法。

【公開番号】特開2006−265140(P2006−265140A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−83978(P2005−83978)
【出願日】平成17年3月23日(2005.3.23)
【出願人】(000001959)株式会社資生堂 (1,748)
【Fターム(参考)】