説明

通信ケーブル及びその製法

通信ケーブルとその製法であって、従来のファイバーが汎用であっても、或いはプレナム/ライザー定格で定格化されていても、或は例えミル(MIL)スペックタイプケーブルであっても、該従来のファイバーより著しく高い温度に通信ケーブルが耐えることが出来る様な該通信ケーブルとその製法。少なくとも摂氏426.7度(華氏800度)の動作能力を有するコアファイバーガラス材料は該通信ケーブルが高熱及び高応力条件で生き残ることを可能にする。該ファイバーの外側のポリイミドコーティングは、高温向け材料であり、この高動作温度能力へ導く。直径1mmのシリコーンゴムバッファーチューブ内への1対のこれらの光ファイバー又は4本までのガラスファイバーの収納及び保護により、内部の高温向けガラスの熱的保護が向上する。機器内の光ファイバーが求めるミニ解決策として、我々が個別に又はグループとしてこれらのバッファーチューブを機械的に保護する単一バッファーチューブ型製品及び市場。相対するよう織られるアラミド/ケブラー(商標)ファイバーの2層を付ける選択と決定は、抗張力能力向上に今や応用し始め、現在利用可能な光ファイバーケーブルの著しい増加となっている。一旦この機械的保護層が付けられると、第2の、しかしより厚いシリコーンゴム層が、1対のデュプレックスケーブル上に、又は24対以上のもっと大きいケーブル設計に、外側保護被覆として付けられる。

【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2007年1月26日出願の米国特許仮出願第60/886,905号と、2008年1月28日出願の名称「ネットワーク化された通信システムとセグメントアドレス可能な通信組立体ボックス、ケーブル及び制御器」の米国特許の本出願第12/021,076号と、の一部継続出願であり、かつそれらの優先権の利益を主張するものであり、前記両出願はそれら全体の引用によりここに組み入れられる。
【技術分野】
【0002】
本発明は一般的に通信ケーブルとその製法に関し、特に耐熱性及び機械強度を向上した光ファイバーケーブルとその製法に関する。
【背景技術】
【0003】
光ファイバーケーブルは典型的にシングルモード及びマルチモードと云う2つの主要カテゴリーで存在する。シングルモードは都市外部ネットワークと、長距離広域ネットワークの様な長い遮断されないケーブルラン用に使われるのが典型的であり、マルチモードは建物内の様なより短い距離用で使われるのが典型的である。マルチモード光ファイバーケーブルは建物火災により損傷する非常に強い恐れと、著しく高い温度に耐える必要性と、呼び起こすのが典型的である。
【0004】
マルチモードファイバーを使う光フアイバーケーブルは典型的に光学的搬送特性により距離限界を有するが、該特性は約914.4m(3000フィート)以後には使用不能信号に陥れる減衰又はスクランブリングによって、光信号を使用不可能状態に縮退させるものである。
【0005】
建物内で使われる、上記説明の種類の様な光ファイバーケーブルは、商業的建物内で使われる時、一般にプレナム(Plenum)定格又はライザー(Riser)定格を充たし、それは該ケーブルが少なくとも90℃(200°F)の温度に耐え得ねばならぬことを意味する。この様であるから、該ケーブルの外側被覆材料は、垂直のライザー条件か、又は水平の空気プレナム構成か、何れかで炎に供された時、どんな火の移行も持続させない又は許さないことが求められる。この難燃性添加剤を有しないケーブルは火災移行を引き起こし、一般に地方及び国の建築基準法規により違法である。
【0006】
{ユーエル(UL)}アメリカ保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories)(米国)又は{シーエスエイ(CSA)}カナダ規格協会(Canadian Standard Association)又は多くの国で登録又は承認された他の標準化団体の様な何等かのそれぞれの標準化団体により適格とされたプレナム又はライザー標準品として規定された光ファイバーケーブルはピーブイシー{ポリ塩化ビニール(poly vinyl chloride)}型又はテフロン型のテーイーピー{耐熱プラスチック(Thermally Enhanced Plastic)}に添加された難燃材料を使うのが典型的である。ピーブイシー型プラスチックは約204.4℃(約400°F)の温度で燃えるか、熔けるのが典型的である。テフロン型被覆は約315.5℃(600°F)で燃え始めるか、熔け始めるのが典型的である。
【0007】
光ファイバーケーブルはマルチプルストランドのアラミドファイバー又はケブラー(商標)(KEVLARTM)型ファイバーの捲き付け又は半織り(semi woven)単一層を使うのが典型的である。光ファイバーを保持する約1.59mm(16分の1インチ)直径コアバッファーチューブ上のこの織り又は捲き付けが、長手方向の約13.8
kgm(100フットポンド)強の張力緩和を提供する張力緩和システムとして作用し、該バッファーチューブ内に含まれた壊れ易いファイバーからの負荷軽減を行う。この張力緩和機構は、光ファイバーに加えられる過剰な長手方向変形から該光ファイバーが損傷する恐れ無しに該光ケーブルを導管システムを通して引くことを可能にする。
【0008】
典型的に、デュプレックスマルチモードファイバーケーブルは、中にガラス光ファイバーを含む約1.59mm(16分の1インチ)直径バッファーチューブを使い、このチューブはテフロン(商標)(TEFLONTM)又は同様な透明プラスチック製であるのが典型的である。このチューブの直径は最小であるが、なおデュプレックスカラーコードのファイバーを含むのに充分であり、4本までの個別ファイバーを含んでもよい。
【0009】
典型的デュプレックスマルチモード又はシングルモードファイバーケーブルはそれぞれ50μm及び62.5μm又は9μm直径のファイバー上にカラー被覆を使う。このカラー被覆は、今度は、最高活動動作温度90℃(200°F)に同様に定格化されたクリアコートポリイミドコーティングでカバーされている。このベースとなるガラスの径は次いでコートされ、コアガラスファイバーが直径50μmであるか62.5μmであるかに関係なく光学ガラスの各ストランドの全体直径を125μmに持って行く。これは50μmマルチモードファイバーについて該ガラス上への12.5/2μm=6.25μmの追加強化に帰着する。それに比べて、シングルモードファイバーの低減された全体直径は直径で9μmに過ぎず、従って物理的損傷に対する影響を著しく受けやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】米国特許仮出願公開第60/886,905号明細書、2007年1月26日
【特許文献2】米国特許本出願公開第12/021,076号明細書、“NETWORKED COMMUNICATIONS SYSTEM AND SEGMENT ADDRESSABLE COMMUNICATIONS ASSEMBLY BOX、CABLE AND CONTROLLER”、2008年1月28日出願
【発明の概要】
【0011】
1実施例では、本通信ケーブルとその製法は、現在の90℃(200°F)プレナム/ライザー定格のケーブルより遙かに高い温度範囲に亘り動作するよう設計された高温デュプレックス光ファイバーシステムを提供する。本通信ケーブルとその製法に組み入れられた実施例は、従来の62.5μmファイバーより高い温度でより大きい力に、又シングルモード9μmファイバーより著しく大きい力に、耐えることが出来るデュプレックス50μm×125μmマルチモード光ファイバーケーブルを提供する。多段階でのこの光ファイバーケーブルの製作はコアバッファーチューブ設計が強度が必要でない時スペースを最小化する製品だけで簡単なバッファーチューブを実現することを可能にする。
【0012】
もう1つの実施例では、本通信ケーブルとその製法はケブラー(商標)/アラミド2重バイアス織りの簡単なデュプレックスファイバー被覆ケーブルを提供し、そしてもう1つの方法として全てがケブラー(商標)/アラミド全体強化を有する同じベースバッファーチューブ部品を備える、個別バッファーチューブ付きの24以上の対の多チャンネルケーブルを提供する。
【0013】
本通信ケーブルとその製法の好ましい実施例では、対高温復元力及び高い対機械的損傷復元力がマルチモード光ファイバーシステムの設計により与えられる。分配システムのこの典型的な長さ制限は、メディア変換器を通して長さ約914.4m(3000フィート)までのファイバーセクションを更に接続することにより大幅に克服され、それにより制
限無き、すなわち無限長さが達成されることを可能にする。
【0014】
本通信ケーブルとその製法のもう1つの実施例では、個別ファイバーは光伝搬性を著しく減ずることなく小半径曲げに耐える高温シリコンベースガラスを含む。曲げ半径の減少に対する復元力は、何等かの他のファイバーで同量の損失によりあらかじめ達成された小径曲げの標準数より5から10倍大きいターンの大きさであり、これもまたケーブルの効率を著しく高め、マルチモードケーブルにとって、一般に約914.4m(3000フィート)であるどんな歴史的なメートル(フィート)長さ限界にも挑戦さえするものである。
【0015】
本通信ケーブルとその製法についてここで説明される種々の実施例は、プレナム又はライザー定格ケーブルとして公知の従来の商用ケーブルの繰り返される歴史的故障の上に出願人の経験から得られたものである。ケーブルの熱定格の対するこの古い分類は、火災が何等かの範囲を脅かす時建物通信システム内で繰り返し有効でないと示されて来て、それによりこれらの種類のケーブルにより提供されるどんな通信経路も切断して来た。これは歴史的に光ファイバーケーブルをそれらの銅の競争相手より遙かに故障し勝ちにさせた。通信は生命を救い、火災の様な脅威の事件時に通信が保持されるどんな時も、生命の消失はより減じられるでしょう。出願人は解決策がこれらのケーブルで使われるガラスで始まり、そして悪評ながらこの種の高温度ガラスとそれに付随する高コストが普通の解決策を殆ど高価で手が届かない又は達成不可能としていることを推測した。従って出願人はシリコンガラスと外側シリコンゴム被覆との新しい、独特な混合を創り、基礎製品直径を好ましい内径の50μmガラスファイバーに減じた。より小さい直径及びなお厚い外側コーティングと組み合わせたこの新しい高温ガラスは、好ましい125μmのマルチモードファイバー用の適格直径となお等しくしながら、これらの種類のファイバー用の機械的損傷に対する加えられた引っ張り抵抗及び側方衝撃抵抗を提供する。
【0016】
これら2本のファイバー、又は対の光ファイバーは次いで250μm厚さの壁を有する耐熱シリコーン1.5mm直径チューブ内に含まれるのが好ましい。この好ましい構成は次いで機械的保護を要しない高温度に曝される小さな限られたスペース内で使用するためのバッファーチューブ“ミニマルチモードファイバー”設計となる。
【0017】
本通信ケーブルとその製法についてのもう1つの実施例では、縦横織りのアラミド又はケブラー(商標)型ファイバーの単層を使う代わりに、保護される光ファイバー対及びシリコーンゴムバッファーチューブの長手方向力又は抗張力を高めるために反対方向の2重層が選ばれた。この実施例では、これらのアラミド/ケブラー(商標)材料の2重反対層は、ここの設計で説明される様に、デュプレックス設計に於ける様にシングルシリコーンゴムバッファーチューブに個々に付けられるか、或いは24対に於ける様にマルチプルシリコーンゴムバッファーチューブの周りを束ねるか、何れでもよいが、それらに限定されない。該24対設計のこの様な場合、更にケーブルのコア部に於いてアラミド/ケブラー(商標)の束ねられたコアを含むことが、このマルチペアケーブル設計の長手方向力の扱い能力を大いに増やす。
【0018】
本通信ケーブルとその製法の好ましい実施例では、最終の熱的及び機械的保護層はケーブルの外側被覆上へのシリコーンゴムの独特な塗布である。この外側ジャケットは約1mmの厚さで、全体外径は3.2mmである。被覆は、アラミド/ケブラー(商標)ファイバー上に締まり填めを提供する仕方で形成され、塗布され、それにより、高熱状況で可燃性物質又は空気の循環を促進する何等かのエアーポケットが形成されることを取り除く。
【0019】
ここで開示される実施例は、現在の光ファイバーケーブルの制限とコストを克服する、一方光ファイバーに典型的に付随する熱的損傷に対する抵抗の著しい増加を提供する。加
えて、本発明の実施例は新しい自明でないケーブル被覆物、長手方向強度部材、バッファーチューブ部品の高温取扱い能力の増強そして改良した高温光学ガラスを提供する。
【0020】
出願人は種々の標準のプラスチック、熱的に向上したプラスチック及びテフロン(商標)の交換物としてシリコーンゴム材料の使用を提供し、該材料は通信ケーブルの熱的な生き残りの可能性を著しく高める。加えて、出願人は高温での熱的損傷に対して著しく抵抗力を高める改良したシリカ/シリコーンの混合品の使用法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
本発明を図解する実施例が、引用によりここに組み入れられる添付図面を参照して下記で詳細に説明される。
【図1】本発明の実施例の通信ケーブルの断面図を示す図解である。
【図2】本発明のもう1つの実施例の通信ケーブルの断面図を示す図解である。
【図3】本発明のなおもう1つの実施例の通信ケーブルの断面図を示す図解である。
【図4】本発明の実施例のマルチファイバースプライストレイの側面図である。
【実施例1】
【0022】
本通信ケーブルとその製法の好ましい実施例では、約426.7℃(800°F)を越える範囲の温度に耐えることが出来る高温度用光学ガラスが提供される。好ましくは、2本の50μm×125μmマルチモードファイバーは双方共カラーコートされ、そして同様に高温ポリイミドプラスチックで機械的に保護されており、全体直径を125μmにさせ、そして容易な極性識別用に無色及び青色のバッファーカラーに別れている。カッド設計ではグループ分けする追加的な黄及び赤のカラーが更に容易な識別用に使われる。
【0023】
図1−3で示す様に、第1ステップでは、熱的取扱い特性を高めるために2本から4本までの光ファイバーが高温保護シリコーンゴムバッファーチューブ内に置かれるのが好ましい。図1に示す様に、このシリコーンゴムバッファーチューブは外径で約1mmであるのが好ましい。
【0024】
図1では、その熱的及び機械的に向上しているこの段階の製品特性は、温度が高いが機械的破損が著しく少ない機器内部での使用に好適な、ミニエムエムデュプレックス又はカッド光ファイバー設計と呼ばれる別の製品規定で今は使用されてもよい。
【0025】
第2ステップでは、反対方向に織られた2重層のアラミド又はケブラー(商標)タイプ材料が付けられるが、該材料はさもないと内部の繊細なガラスファイバーを損傷させる力を防ぐ高い抗張力を提供する。これらの織られたストランドの個々のマルチストランド特性は顕著な長手方向力取扱い能力を付加する。もしシングルバッファーチューブだけがグループ分けに使われるなら、これは図2に示す様にデュプレックス又はカッドケーブル設計となるよう差し向けられる。
【0026】
もしシングルデュプレックスミニバッファーチューブが同じ全体ケーブル設計内で多重チャンネルにグループ分けされる必要があれば、図3に示す様に、該アラミド/ケブラー(商標)の2重の反対織り層は緩衝されるべきデュプレックス光ファイバーラインの全体グループ上に置かれてもよい。1つの外側保護ケーシング内のデュプレックスラインをこの個別グループ分けする理由は個別対の容易な接続を実現することである。同様に、もし多重チャンネルが接合される又は結合される必要があるなら、図4に示す様に熱的結合用
に共通のレース型スプライストレイが使われてもよい。
【0027】
図2−3に示す様に、第3ステップでは、ここで説明される外側保護被覆がアラミド/ケブラー(商標)保護抗張力部材上に付けられるが、該被覆は高い耐高熱シリコーンゴムのなおもう1つの厳重な被覆物を提供する。
【0028】
好ましい実施例では、アラミド/ケブラー(商標)織り糸の2重層を有するケーブルの公称最大引張荷重は、設置時450Nと定格付けされ、そして200Nの現実のサービス時定格を有しており、長い被懸垂使用を支える。
【0029】
図3に示す様に、もう1つの実施例では、追加の3.5mmアラミド/ケブラー(商標)コードはマルチペアケーブルの中央内に置かれ、なお大きい耐荷力用に実質的により大きい抗張力能力を提供する。この中央強化コードは各ケーブル端部で固定されてもよく、それにより該ケーブルに加えられた何等かの長手方向応力が中の繊細なガラスファイバーへ影響することを避ける。
【0030】
張力緩和システム(エスアールエス)内で使用されるアラミド/ケブラー(商標)材料はまた、普通より高い耐熱性であり、本通信ケーブルとその製法の中のどの1つの部品もケーブル全体の生存能力を減退させないことを将来に亘り保証する。
【0031】
本通信ケーブルとその製法の実施例では、図2に示す完全組立済み通信ケーブルは公称直径で約3mmである。図3に示す実施例では、同様な完全組立通信ケーブルの全体直径は9mmである。マルチペアケーブル内の対の多少によりケーブル直径は比例的に変わる。
【0032】
図1に示す実施例では、マルチペアテルコ(Telco)型ケーブルは、仮に各デュプレックスバッファーチューブ内の対が現在の2本の光ファイバーから4本の光ファイバーへ増加されても、全体直径は変化しない。
【0033】
図1−3で示す通信ケーブルの最小曲げ半径は、設置時又は搭載時、何れのケーブルパッケージングでも公称直径の15倍と定格化され、サービス時は何れのケーブルでも公称直径の10倍と定格化される。
【0034】
パッケージングの高温光学ガラス及び屈折率調整用コーティングの構成は4mm弱のコアの周りの100ターンで1.5dB以下の標準損失比を示すのが好ましい。
【0035】
図1−3に示す実施例で完成品の動作温度は−65℃(−85°F)から+250℃(+482°F)であり、一方非動作貯蔵温度は−40℃(−40°F)から+70℃(+158°F)である。
【0036】
ファイバーの物理的圧力を加えられない高温度定格は、一旦約648.9℃(1200°F)を含む温度まで熱が加えられた場合、光ケーブルに運動が加えられない限り、動作をし続ける。
【0037】
ガラス及び付随する屈折率調整用コーティングの光学的性質は1300nmの公称動作周波数では1.5dB/km以下を提供するのが好ましい。
【0038】
前記で詳述した説明は、本発明を実施する少数の実施例についてであり、範囲を限定するよう意図されてない。当業者は詳細に説明されたものより他の分野で本発明を実施するため使われる方法と変種を直ちに実現するであろう。下記請求項はより特定的に開示され
る本発明の多数の実施例を表明する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各々が少なくとも1つのコマンドコンソールへセグメント化されたケーブル組立体システムを通して信号情報を提供する1つ以上の自己給電衛星ユニットと、
無線式に及び該セグメント化されたケーブル組立体システムを経由して該少なくとも1つのコマンドコンソールから信号情報を受信し並びに信号情報をコマンドコンソールに中継する、中央ステーションと、を具備する、
狭帯域及び広帯域通信用のフォールトトレラント通信路を提供する通信システム。
【請求項2】
該セグメント化されたケーブル組立体システムがトランシーバー及び外部高利得アンテナを装備した制御器により作動する請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
該セグメント化されたケーブル組立体システムがリピーターを有する請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
該セグメント化されたケーブル組立体システムが超広帯域ラジオ及びアンテナを有する請求項1に記載の通信システム。
【請求項5】
1本以上の固定長ケーブルセグメントであって、各該セグメントが信号通信範囲を約914.4m(3000フィート)より著しく遠くへ延ばすためにリピーターシステムを有する接続箱にリンクされた該ケーブルセグメントを具備するケーブル組立体。
【請求項6】
該各セグメントが金属ケーシングとエーロゲル材料で捲かれたコア束とを有する請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項7】
該各セグメントが応力解除システムを有し、該各セグメントが約1179.3kg(2600ポンド)の長手方向力用に構成された請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項8】
該各セグメントが超広帯域、ワイファイ及び無線周波から成るグループから選択された信号を中継放送する請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項9】
該ケーブル組立体が垂直又は水平の拘束を有しない請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項10】
該各セグメントが現在のプレナム及びライザー配線標準を越える温度に耐える請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項11】
該接続箱がプラグイン回路基板を有する請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項12】
該接続箱が1以上の回路基板メディアコンバーターへの直接プラグイン用の接合光ファイバーチャンネルを引き込むためのレースウエイシステムを有する請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項13】
該接続箱が過熱及び故障を避けるために搭載CPUと共に動作可能な熱的冷却システムを有する請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項14】
該接続箱が別の制御器により制御される請求項5に記載のケーブル組立体。
【請求項15】
1本以上の固定長ケーブルセグメントであって、該各セグメントが現在のプレナム及びライザー配線標準を越える温度に耐えることが出来る該ケーブルセグメントを具備しており、該各セグメントが高いゲージの金属ケーシングと、耐熱エーロゲル材料で捲かれたコ
ア束と、を備えるケーブル組立体。
【請求項16】
該コア束が1以上の電力導体、1以上のマルチモード光ファイバーデータチャンネル、同軸ケーブル及び高応力ケーブルを有する請求項15に記載のケーブル組立体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2012−504787(P2012−504787A)
【公表日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−530590(P2011−530590)
【出願日】平成21年10月6日(2009.10.6)
【国際出願番号】PCT/IB2009/007304
【国際公開番号】WO2010/041148
【国際公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【出願人】(511087213)
【Fターム(参考)】