遊技機及びシミュレーションプログラム
【課題】容易に設計可能であるとともに、オブジェクトと視点位置との衝突を防止することができる遊技機及びシミュレーションプログラムを提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機には、仮想空間内のうち、視点位置が配置可能な視点位置配置領域と、その視点位置配置領域とは別であり、オブジェクトが配置可能なオブジェクト配置領域とが設定されている。パチンコ遊技機は、抽出された乱数値に基づいて、設定された視点位置配置領域内に視点位置を移動可能に決定するとともに、設定されたオブジェクト配置領域内にオブジェクトの位置を決定する。
【解決手段】パチンコ遊技機には、仮想空間内のうち、視点位置が配置可能な視点位置配置領域と、その視点位置配置領域とは別であり、オブジェクトが配置可能なオブジェクト配置領域とが設定されている。パチンコ遊技機は、抽出された乱数値に基づいて、設定された視点位置配置領域内に視点位置を移動可能に決定するとともに、設定されたオブジェクト配置領域内にオブジェクトの位置を決定する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技に関する画像を表示する表示手段と、
仮想空間内に配置される複数種類のオブジェクトが記憶されたオブジェクト記憶手段と、
前記オブジェクト記憶手段に記憶された複数種類のオブジェクトのうち、前記仮想空間内に配置されるオブジェクトの種類、当該オブジェクトの位置を決定するオブジェクト決定手段と、
仮想空間内に配置された視点位置を移動可能に決定する視点位置決定手段と、
前記オブジェクト決定手段によって前記仮想空間内に配置されると決定されたオブジェクトと、前記視点位置決定手段によって決定された視点位置との前記仮想空間内における位置関係を所定の時間毎に算出することによって、前記視点位置から見た立体画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段によって生成される立体画像を前記表示手段に表示させる制御を行う画像表示制御手段と、を備えた遊技機であって、
所定の乱数値を抽出する乱数抽出手段と、
前記仮想空間内のうち、視点位置が配置可能な視点位置配置領域が設定された視点位置配置設定手段と、
前記仮想空間内のうち、前記視点位置配置領域とは別であり、オブジェクトが配置可能なオブジェクト配置領域が設定されたオブジェクト配置設定手段と、を備え、
前記視点位置決定手段は、前記乱数抽出手段によって抽出された乱数値に基づいて、前記視点位置配置設定手段によって設定された視点位置配置領域内に前記視点位置を移動可能に決定する機能を有し、
前記オブジェクト決定手段は、前記オブジェクト配置設定手段によって設定されたオブジェクト配置領域内に前記オブジェクトの位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記視点位置配置設定手段には、前記オブジェクト配置領域とは別であり、視点位置が配置可能な前記視点位置配置領域が複数設定されたことを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項2に記載の遊技機において、
前記視点位置配置設定手段には、第1の視点位置配置領域と、当該第1の視点位置配置領域に隣接する第2の視点位置配置領域とが設定されており、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置配置設定手段に設定された前記第1の視点位置配置領域と前記第2の視点位置配置領域とが隣接する隣接位置に視点位置を決定した場合には、前記第1の視点位置配置領域から前記第2の視点位置配置領域に、又は、前記第2の視点位置配置領域から前記第1の視点位置配置領域に配置を変更させる視点位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項3に記載の遊技機において、
遊技球が転動可能な遊技領域における始動領域を遊技球が通過したことを条件として、遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させるか否かを判定する大当り判定手段を備え、
前記視点位置決定手段は、前記大当り判定手段によって大当り遊技状態に移行されると判定された場合には、前記大当り判定手段によって大当り遊技状態に移行されないと判定された場合と比べて高い確率で、前記隣接位置に配置を変更させる視点位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項4に記載の遊技機において、
遊技球が転動可能な遊技領域における始動領域を遊技球が通過したことを条件として、識別情報の可変表示を行う可変表示手段と、
前記可変表示手段の表示制御を行う可変表示制御手段と、を備え、
前記画像表示制御手段は、前記可変表示制御手段によって表示制御される前記識別情報の可変表示中において、前記視点位置決定手段によって決定された視点位置からの画像を表示させる制御を行う機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項6】
請求項1から5に記載の遊技機において、
前記視点位置決定手段によって決定された視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至るか否かを判定する視点位置判定手段を備え、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至る位置からの新たな視点位置を、前記乱数抽出手段によって再度抽出された乱数値に基づいて決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項7】
請求項1から5に記載の遊技機において、
前記視点位置決定手段によって決定された視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至るか否かを判定する視点位置判定手段を備え、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至る位置からの新たな視点位置として、当該視点位置配置領域の境界に至ると判定された位置で停止させる視点位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項8】
請求項1から5に記載の遊技機において、
前記視点位置決定手段によって決定された視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至るか否かを判定する視点位置判定手段と、
前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至ると判定された位置に至るまでの複数の視点位置に基づいて、当該視点位置配置領域の境界に至ると判定された位置に至るまでの視点位置の移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出手段と、を備え、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至る位置からの新たな視点位置を、前記移動ベクトル算出手段によって算出された前記視点位置の移動ベクトルに基づいて決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項9】
遊技に関する画像の表示制御を行う表示制御処理と、
仮想空間内に配置される複数種類のオブジェクトのうち、前記仮想空間内に配置されるオブジェクトの種類、当該オブジェクトの位置を決定するオブジェクト決定処理と、
仮想空間内に配置された視点位置を移動可能に決定する視点位置決定処理と、
前記オブジェクト決定処理において前記仮想空間内に配置されると決定されたオブジェクトと、前記視点位置決定処理において決定された視点位置との前記仮想空間内における位置関係を所定の時間毎に算出することによって、前記視点位置から見た立体画像を生成する画像生成処理と、
前記表示制御処理において、前記画像生成処理において生成される立体画像を表示させる制御を行う画像表示制御処理と、をコンピュータに実行させるシミュレーションプログラムであって、
前記視点位置決定処理において、前記仮想空間内のうち視点位置が配置可能な視点位置配置領域内に前記視点位置を移動可能に決定する処理と、
前記オブジェクト決定処理において、前記仮想空間内のうち、前記視点位置配置領域とは別であり、オブジェクトが配置可能なオブジェクト配置領域内に前記オブジェクトの位置を決定する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。
【請求項1】
遊技に関する画像を表示する表示手段と、
仮想空間内に配置される複数種類のオブジェクトが記憶されたオブジェクト記憶手段と、
前記オブジェクト記憶手段に記憶された複数種類のオブジェクトのうち、前記仮想空間内に配置されるオブジェクトの種類、当該オブジェクトの位置を決定するオブジェクト決定手段と、
仮想空間内に配置された視点位置を移動可能に決定する視点位置決定手段と、
前記オブジェクト決定手段によって前記仮想空間内に配置されると決定されたオブジェクトと、前記視点位置決定手段によって決定された視点位置との前記仮想空間内における位置関係を所定の時間毎に算出することによって、前記視点位置から見た立体画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段によって生成される立体画像を前記表示手段に表示させる制御を行う画像表示制御手段と、を備えた遊技機であって、
所定の乱数値を抽出する乱数抽出手段と、
前記仮想空間内のうち、視点位置が配置可能な視点位置配置領域が設定された視点位置配置設定手段と、
前記仮想空間内のうち、前記視点位置配置領域とは別であり、オブジェクトが配置可能なオブジェクト配置領域が設定されたオブジェクト配置設定手段と、を備え、
前記視点位置決定手段は、前記乱数抽出手段によって抽出された乱数値に基づいて、前記視点位置配置設定手段によって設定された視点位置配置領域内に前記視点位置を移動可能に決定する機能を有し、
前記オブジェクト決定手段は、前記オブジェクト配置設定手段によって設定されたオブジェクト配置領域内に前記オブジェクトの位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記視点位置配置設定手段には、前記オブジェクト配置領域とは別であり、視点位置が配置可能な前記視点位置配置領域が複数設定されたことを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項2に記載の遊技機において、
前記視点位置配置設定手段には、第1の視点位置配置領域と、当該第1の視点位置配置領域に隣接する第2の視点位置配置領域とが設定されており、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置配置設定手段に設定された前記第1の視点位置配置領域と前記第2の視点位置配置領域とが隣接する隣接位置に視点位置を決定した場合には、前記第1の視点位置配置領域から前記第2の視点位置配置領域に、又は、前記第2の視点位置配置領域から前記第1の視点位置配置領域に配置を変更させる視点位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項3に記載の遊技機において、
遊技球が転動可能な遊技領域における始動領域を遊技球が通過したことを条件として、遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させるか否かを判定する大当り判定手段を備え、
前記視点位置決定手段は、前記大当り判定手段によって大当り遊技状態に移行されると判定された場合には、前記大当り判定手段によって大当り遊技状態に移行されないと判定された場合と比べて高い確率で、前記隣接位置に配置を変更させる視点位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項4に記載の遊技機において、
遊技球が転動可能な遊技領域における始動領域を遊技球が通過したことを条件として、識別情報の可変表示を行う可変表示手段と、
前記可変表示手段の表示制御を行う可変表示制御手段と、を備え、
前記画像表示制御手段は、前記可変表示制御手段によって表示制御される前記識別情報の可変表示中において、前記視点位置決定手段によって決定された視点位置からの画像を表示させる制御を行う機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項6】
請求項1から5に記載の遊技機において、
前記視点位置決定手段によって決定された視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至るか否かを判定する視点位置判定手段を備え、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至る位置からの新たな視点位置を、前記乱数抽出手段によって再度抽出された乱数値に基づいて決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項7】
請求項1から5に記載の遊技機において、
前記視点位置決定手段によって決定された視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至るか否かを判定する視点位置判定手段を備え、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至る位置からの新たな視点位置として、当該視点位置配置領域の境界に至ると判定された位置で停止させる視点位置を決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項8】
請求項1から5に記載の遊技機において、
前記視点位置決定手段によって決定された視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至るか否かを判定する視点位置判定手段と、
前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至ると判定された位置に至るまでの複数の視点位置に基づいて、当該視点位置配置領域の境界に至ると判定された位置に至るまでの視点位置の移動ベクトルを算出する移動ベクトル算出手段と、を備え、
前記視点位置決定手段は、前記視点位置判定手段によって前記視点位置が前記視点位置配置領域の境界に至ると判定された場合には、当該視点位置配置領域の境界に至る位置からの新たな視点位置を、前記移動ベクトル算出手段によって算出された前記視点位置の移動ベクトルに基づいて決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項9】
遊技に関する画像の表示制御を行う表示制御処理と、
仮想空間内に配置される複数種類のオブジェクトのうち、前記仮想空間内に配置されるオブジェクトの種類、当該オブジェクトの位置を決定するオブジェクト決定処理と、
仮想空間内に配置された視点位置を移動可能に決定する視点位置決定処理と、
前記オブジェクト決定処理において前記仮想空間内に配置されると決定されたオブジェクトと、前記視点位置決定処理において決定された視点位置との前記仮想空間内における位置関係を所定の時間毎に算出することによって、前記視点位置から見た立体画像を生成する画像生成処理と、
前記表示制御処理において、前記画像生成処理において生成される立体画像を表示させる制御を行う画像表示制御処理と、をコンピュータに実行させるシミュレーションプログラムであって、
前記視点位置決定処理において、前記仮想空間内のうち視点位置が配置可能な視点位置配置領域内に前記視点位置を移動可能に決定する処理と、
前記オブジェクト決定処理において、前記仮想空間内のうち、前記視点位置配置領域とは別であり、オブジェクトが配置可能なオブジェクト配置領域内に前記オブジェクトの位置を決定する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【公開番号】特開2007−222592(P2007−222592A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−105917(P2006−105917)
【出願日】平成18年4月7日(2006.4.7)
【出願人】(598098526)アルゼ株式会社 (7,628)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年4月7日(2006.4.7)
【出願人】(598098526)アルゼ株式会社 (7,628)
【Fターム(参考)】
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