説明

遮水シートの接合方法

【課題】 異なる材質からなる2枚の遮水シートの端部間を強固に接合可能な遮水シートの接合方法を提供する。
【解決手段】 一方の遮水シート1の端部に、一方の遮水シート1と同一材質からなる孔無し接合片3と孔付き接合片4とを重ね合わせてなる一方の接合部材2を設け、他方の遮水シート11の端部に、他方の遮水シート11と同一材質からなる孔無し接合片13と孔付き接合片14とを重ね合わせてなる他方の接合部材12を一体に設け、両接合部材2、12を、一方の接合部材2の孔無し接合片3、他方の接合部材12の孔付き接合片14、一方の接合部材2の孔付き接合片4、他方の接合部材12の孔無し接合片13の順に重ねあわせ、この状態で、一方の接合部材2の孔無し接合片3と孔付き接合片4との間、及び他方の接合部材12の孔無し接合片13と孔付き接合片14との間を、それらの間に介在している孔付き接合片4、14の孔を介してそれぞれ一体に接合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遮水シートの接合方法に関し、特に、異なる材質からなる2枚の遮水シートの端部間を接合するのに有効な遮水シートの接合方法に関する。
【背景技術】
【0002】
廃棄物処分場や貯水槽等の遮水対象物の遮水に使用される遮水シートには種々のタイプのものがあり、例えば、熱可塑性遮水シート(ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリオレフィン系、ウレタン系)、アスファルト系遮水シート等があり、遮水対象物の種類に応じて適宜の遮水シートが使用されている。
【0003】
上記のような各種の遮水シートを用いて遮水対象物を遮水する場合、通常、複数枚の遮水シートを遮水対象物の表面に敷設し、隣接する遮水シートの端部間を接着剤、熱融着等の接合手段によって一体に接合することにより、遮水対象物の表面の全体を覆う複数枚の遮水シートからなる遮水層を形成している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数枚の遮水シートによって遮水対象物の表面を被覆する遮水層を形成する場合、複数枚の遮水シートに同一材質のものを使用する場合には問題はないが、異なる材質のものを使用する場合には、隣接する遮水シート間の接合強度が小さくなり、使用中に剥離等の問題が生じることになり、長期に亘って安定した遮水性能を発揮することができない。
【0005】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、異なる材質の遮水シート同士を接合する場合に、十分な接合強度が得られ、使用中に剥離等が生じることがなく長期に亘って安定した遮水性能を発揮することができる遮水シートの接合方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、異なる材質からなる2枚の遮水シートの端部間を接合するための遮水シートの接合方法であって、一方の遮水シートの端部に、該一方の遮水シートと同一材質からなる孔無し接合片と孔付き接合片とを重ね合わせてなる一方の接合部材を一体に設け、他方の遮水シートの端部に、該他方の遮水シートと同一材質からなる孔無し接合片と孔付き接合片とを重ね合わせてなる他方の接合部材を一体に設け、
前記一方の接合部材と前記他方の接合部材とを、一方の接合部材の孔無し接合片、他方の接合部材の孔付き接合片、一方の接合部材の孔付き接合片、他方の接合部材の孔無し接合片の順に重ね合わせ、この状態で、前記一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間、及び前記他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を、それらの間に介在している孔付き接合片の孔を介してそれぞれ一体に接合することを特徴とする。
【0007】
本発明による遮水シートの接合方法によれば、一方の遮水シートの一方の接合部材と他方の遮水シートの他方の接合部材とを、一方の接合部材の孔無し接合片、他方の接合部材の孔付き接合片、一方の接合部材の孔付き接合片、他方の接合部材の孔無し接合片の順に重ね合わせ、この状態で、一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間、及び他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を、それらの間に介在している孔付き接合片の孔を介してそれぞれ一体に接合することにより、一方の遮水シートと他方の遮水シートとを一方の接合部材と他方の接合部材とを介して一体に接合することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の遮水シートの接合方法であって、前記一方の接合部材の孔付き接合片及び前記他方の接合部材の孔付き接合片に、表裏面間を貫通する孔をそれぞれ複数箇所に設け、前記他方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して前記一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を一体に接合し、前記一方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して前記他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を一体に接合することを特徴とする。
【0009】
本発明による遮水シートの接合方法によれば、他方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間が一体に接合され、一方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間が一体に接合されることになる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の遮水シートの接合方法であって、前記一方の接合部材の孔付き接合片の各孔と、前記他方の接合部材の孔付き接合片の各孔とを、互いに重ならない位置にそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明による遮水シートの接合方法によれば、一方の接合部材と他方の接合部材とを接合する際に、一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片の孔以外の部分との間が他方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して接合され、他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片の孔以外の部分との間が一方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して接合されることになる。
【発明の効果】
【0012】
以上、説明したように、本発明の遮水シートの接合方法によれば、異なる材質の2枚の遮水シートを接合する場合に、一方の遮水シートに設けられる一方の遮水シートと同一材質からなる一方の接合部材と、他方の遮水シートに設けられる他方の遮水シートと同一材質からなる他方の接合部材とを接合することにより、異なる材質の2枚の遮水シートを一体に接合することができる。
この場合、一方の接合部材と他方の接合部材とは、一方の接合部材の孔無し接合片、他方の接合部材の孔付き接合片、一方の接合部材の孔付き接合片、他方の接合部材の孔無し接合片の順に積層し、この状態で、一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を他方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して接合し、他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を一方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して接合しているので、一方の接合部材と他方の接合部材とを強固に接合することができ、異なる材質からなる一方の遮水シートと他方の遮水シートとを両接合部材を介して強固に接合することができる。従って、異なる材質からなる一方の遮水シートと他方の遮水シートとの接合部から剥がれが生じるようなことはなく、長期的に安定した遮水性能を発揮することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3には、本発明による遮水シートの接合方法の一実施の形態が示されていて、図1は一方の遮水シートの概略図、図2は他方の遮水シートの概略図、図3は一方の遮水シートと他方の遮水シートとの接合方法を示す説明図である。
【0014】
すなわち、本実施の形態に示す遮水シートの接合方法は、廃棄物処分場、貯水槽等の遮水対象物を遮水する際に使用される遮水シートの接合方法であって、異なる材質からなる2枚の遮水シートの端部間を接合するのに有効なものであって、異なる材質の一方の遮水シート1の端部に一方の接合部材2を一体に設け、他方の遮水シート11の端部に他方の接合部材12を一体に設け、この一方の接合部材2と他方の接合部材12とを介して一方の遮水シート1と他方の遮水シート11の端部間を一体に接合するように構成したものである。
【0015】
本発明による遮水シートの接合方法を適用可能な遮水シートとしては、特に制限はなく、熱可塑性遮水シート(ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリオレフィン系、ウレタン系)、アスファルト系遮水シート等が挙げられる。
【0016】
図1に示すように、一方の接合部材2は、一方の遮水シート1と同一材質からなる長尺シート状の2枚の接合片3、4からなるものであって、2枚の接合片3、4を重ね合わせて、両接合片3、4の一方の長辺側の縁部を一方の遮水シート1の端部に接着剤、熱融着等の接合手段により一体に接合し、両接合片3、4の他方の長辺側を一方の長辺側に対して開閉可能に構成したものである。
【0017】
一方の接合部材2の一方の接合片3は、長尺シート状の孔無し接合片3に形成され、他方の接合片4は、複数箇所に表裏面間を貫通する孔5が設けられる長尺シート状の孔付き接合片4に形成され、孔付き接合片4の複数の孔5を介して後述する他方の接合部材12の孔無し接合片13と孔付き接合片14とが、接着剤、熱融着等の接合手段によって一体に接合される。
【0018】
一方の接合部材2の孔無し接合片3及び孔付き接合片4は、それぞれ一方の遮水シート1の1/2の厚みに形成され、一方の遮水シート1の端部の全長に行き渡る長さに形成され、一方の遮水シート1の端部の全長に亘って一体に接合されている。
【0019】
一方の接合部材2の孔付き接合片4の各孔5は、一方の接合部材2の両接合片3、4と後述する他方の接合部材12の両接合片13、14とを重ね合わせたときに、他方の接合部材12の孔付き接合片14の各孔15と重ならない位置に設けられている。
【0020】
孔付き接合片4の各孔5の形状、大きさは、特に制限されるものではなく、半円形、円形、楕円形、三角形、四角形、六角形、星形、十字形等の任意の形状、又はそれらの任意の形状を組み合わせた形状とすることができる(本実施の形態においては円形状としている。)。
【0021】
複数の孔5の数、配列は、特に制限はなく、孔付き接合片4の全体に亘って規則正しく設けてもよいし、孔付き接合片4の全体に亘ってランダムに設けてもよい。要は、後述する他方の接合部材12の孔付き接合片14と孔無し接合片13とを所定の強度で接合できる数、配列であればよい。本実施の形態においては、孔付き接合片4の長手方向に沿って所定の間隔ごとに複数の孔5を複数段に配置し、かつ各段の複数の孔5が孔付き接合片4の長手方向に対して所定の角度(約45°)で傾斜する仮想線上に位置するように、孔付き接合片4の全体に亘って複数の孔5を配列している。
【0022】
図2に示すように、他方の接合部材12は、一方の接合部材2と同様に、他方の遮水シート11と同一材質からなる長尺シート状の2枚の接合片13、14からなるものであって、2枚の接合片13、14を重ね合わせて、両接合片13、14の一方の長辺側の縁部を他方の遮水シート11の端部に接着剤、熱融着等の接合手段により一体に接合し、両接合片13、14の他方の長辺側を一方の長辺側に対して開閉可能に構成したものである。
【0023】
他方の接合部材12の一方の接合片13は、長尺シート状の孔無し接合片13に形成され、他方の接合片14は、複数箇所に表裏面間を貫通する孔15が設けられる長尺シート状の孔付き接合片14に形成され、孔付き接合片14の複数の孔15を介して前述した一方の接合部材2の孔無し接合片3と孔付き接合片4とが、接着剤、熱融着等の接合手段によって一体に接合される。
【0024】
他方の接合部材12の孔無し接合片13及び孔付き接合片14は、それぞれ他方の遮水シート11の1/2の厚みに形成され、他方の遮水シート11の端部の全長に行き渡る長さに形成され、他方の遮水シート11の端部の全長に亘って一体に接合されている。
【0025】
他方の接合部材12の孔付き接合片14の各孔15は、一方の接合部材2の両接合片3、4と他方の接合部材12の両接合片13、14とを重ね合わせたときに、一方の接合部材2の孔付き接合片4の各孔5と重ならない位置に設けられ、これにより、他方の接合部材12の孔無し接合片13と孔付き接合片14の孔15以外の部分との間が一方の接合部材2の孔付き接合片4の各孔5を介して一体に接合される。
【0026】
孔付き接合片14の各孔15の形状は、特に制限されるものではなく、半円形、円形、楕円形、三角形、四角形、六角形、星形、十字形等の任意の形状、又はそれらの任意の形状を組み合わせた形状とすることができる(本実施の形態においては円形状としている。)。
【0027】
複数の孔15の数、配列は、特に制限はなく、孔付き接合片14の全体に亘って規則正しく設けてもよいし、孔付き接合片14の全体に亘ってランダムに設けてもよい。要は、前述した一方の接合部材2の孔付き接合片4と孔無し接合片3とを所定の強度で接合できる数、配列であればよい。本実施の形態においては、孔付き接合片14の長手方向に沿って所定の間隔ごとに複数の孔15を複数段に配置し、かつ各段の複数の孔15が孔付き接合片14の長手方向に対して所定の角度(約45°)で傾斜する仮想線上に位置するように、孔付き接合片14の全体に亘って複数の孔15を配列している。
【0028】
そして、上記のような構成の一方の遮水シート1と他方の遮水シート11の端部間を一体に接合するには、図3に示すように、一方の遮水シート1の一方の接合部材2と他方の遮水シート11の他方の接合部材12とを、一方の接合部材2の孔無し接合片3、他方の接合部材12の孔付き接合片14、一方の接合部材2の孔付き接合片4、他方の接合部材12の孔無し接合片13の順に重ね合わせる。
【0029】
そして、一方の接合部材2の孔無し接合片3と孔付き接合片4とを、それらの間に介在している他方の接合部材12の孔付き接合片14の複数の孔15を介して接着剤、熱融着等の接合手段によって一体に接合し、他方の接合部材12の孔無し接合片13と孔付き接合片14とを、それらの間に介在している一方の接合部材2の孔付き接合片4の複数の孔5を介して接着剤、熱融着等の接合手段によって一体に接合する。
【0030】
この場合、一方の接合部材2は、孔無し接合片3と孔付き接合片4の孔5が設けられていない部分との間が他方の接合部材12の孔付き接合片14の複数の孔15を介して一体に接合され、他方の接合部材12は、孔無し接合片13と孔付き接合片14の孔15が設けられていない部分との間が一方の接合部材2の孔付き接合片4の複数の孔5を介して一体に接合される。
【0031】
このようにして、一方の遮水シート1に設けた一方の接合部材2と他方の遮水シート11に設けた他方の接合部材12とを一体に接合することにより、一方の遮水シート1の端部と他方の遮水シート11の端部との間が両接合部材2、12を介して一体に接合される。
【0032】
上記のように構成した本実施の形態による遮水シートの接合方法にあっては、異なる材質からなる一方の遮水シート1と他方の遮水シート11の端部間を接合する場合に、一方の遮水シート1側に設けた一方の接合部材2の孔無し接合片3と孔付き接合片4との間を、それらの間に介在させた他方の遮水シート11側に設けた他方の接合部材12の孔付き接合片14の複数の孔15を介して接合し、他方の遮水シート11側に設けた他方の接合部材12の孔無し接合片13と孔付き接合片14との間を、それらの間に介在させた一方の遮水シート11側に設けた一方の接合部材2の孔付き接合片4の複数の孔5を介して接合するようにしたので、一方の遮水シート1と他方の遮水シート11の端部間を直接に接合することなく、両遮水シート1、11の端部間を強固に接合することができる。
【0033】
従って、使用中に両遮水シート1、11の接合部に剥がれが生じるようなことはなく、廃棄物処分場、貯水槽等の遮水対象物に使用した場合に、長期的に安定した遮水性能を発揮することができ、廃棄物処分場から有害物質の漏出、水槽からの水漏れ等を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明による遮水シートの接合方法の一実施の形態を示した概略図であって、一方の遮水シートの全体を示した概略図である。
【図2】他方の遮水シートの全体を示した概略図である。
【図3】本発明による遮水シートの接合方法の手順を示した説明図である。
【符号の説明】
【0035】
1 一方の遮水シート
2 一方の接合部材
3 一方の接合片(孔無し接合片)
4 他方の接合片(孔付き接合片)
5 孔
11 他方の遮水シート
12 他方の接合部材
13 一方の接合片(孔無し接合片)
14 他方の接合片(孔付き接合片)
15 孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
異なる材質からなる2枚の遮水シートの端部間を接合するための遮水シートの接合方法であって、
一方の遮水シートの端部に、該一方の遮水シートと同一材質からなる孔無し接合片と孔付き接合片とを重ね合わせてなる一方の接合部材を一体に設け、
他方の遮水シートの端部に、該他方の遮水シートと同一材質からなる孔無し接合片と孔付き接合片とを重ね合わせてなる他方の接合部材を一体に設け、
前記一方の接合部材と前記他方の接合部材とを、一方の接合部材の孔無し接合片、他方の接合部材の孔付き接合片、一方の接合部材の孔付き接合片、他方の接合部材の孔無し接合片の順に重ね合わせ、
この状態で、前記一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間、及び前記他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を、それらの間に介在している孔付き接合片の孔を介してそれぞれ一体に接合することを特徴とする遮水シートの接合方法。
【請求項2】
前記一方の接合部材の孔付き接合片及び前記他方の接合部材の孔付き接合片に、表裏面間を貫通する孔をそれぞれ複数箇所に設け、
前記他方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して前記一方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を一体に接合し、
前記一方の接合部材の孔付き接合片の各孔を介して前記他方の接合部材の孔無し接合片と孔付き接合片との間を一体に接合することを特徴とする請求項1に記載の遮水シートの接合方法。
【請求項3】
前記一方の接合部材の孔付き接合片の各孔と、前記他方の接合部材の孔付き接合片の各孔とを、互いに重ならない位置にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項2に記載の遮水シートの接合方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−331198(P2007−331198A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−164790(P2006−164790)
【出願日】平成18年6月14日(2006.6.14)
【出願人】(000204099)太洋興業株式会社 (30)
【Fターム(参考)】