説明

電子機器

【課題】 使用状態に応じてタッチパネルの感度を調整することができる電子機器を提供する。
【解決手段】 車両内に装着して使用、又は該車両から取り外して携帯用として使用可能な電子機器であって、電子機器に係る種々の操作を行う操作部と、車両の走行情報を取得する車速信号取得部と、制御部と、を備え、制御部は、車速信号取得部により車両の走行情報が取得されたか否かに基づき、操作部の操作感度を調整する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両内に載置された装着部に装着されることで車載用として用いられ、また装着部から取外され携帯用としても用いられる電子機器に関するものであり、タッチパネルを備えた電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話、携帯用電子機器やナビゲーション機器などタッチパネルを備えた電子機器が増えてきている。
【0003】
タッチパネルを備えた電子機器は、自動車等に設置された装着部(スタンド)に装着された状態で車載用として使用されたり、または、装着部から取外されユーザにより携帯されて使用されたりするものである。
【0004】
このようなタッチパネルを備えた電子機器として、下記の特許文献1(特開2010−257012号公報)には、アプリケーション状態が閲覧用途時にタッチパネルの感度を上げ、この閲覧用途時にユーザの指の接近を検知するとタッチパネルの感度を通常値に戻す(通常モードに戻す)情報端末装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−257012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電子機器を車載用として使用する場合、視線を車両進行方向前方から逸らして表示部(タッチパネル)へ向けることは前方不注意で事故発生の原因となりうる行為となる。そのため、視線を逸らす時間を極力短くするために、運転中のユーザが操作を行う場合には、タッチパネルの感度を上げることで短時間の操作(短押し)でも操作入力が行えるようにすることが望ましい。また、携帯して使用する時においては、電子機器を使用していない状況下(電子機器をカバン等に格納した状態)で、カバン内において電子機器の表示部(タッチパネル)にカバン内に格納された他の格納物(例えば、携帯電話)が触れてしまいユーザの意に反する誤操作入力が起こる恐れがある。そのため、タッチパネルの感度を下げることで短時間の操作(カバン内にある他の格納物との短時間の接触)では操作入力が行えないようにすることが望ましい。
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に開示された情報端末装置では、アプリケーション状態とユーザの指の接近に基づきタッチパネルの感度を調整するものであり、情報端末装置を車載用として使用している状態(車載使用時)か、または携帯用として使用している状態(携帯使用時)かに基づきタッチパネルの感度を自動調整するということはない。そのため、情報端末装置を携帯使用時において情報端末装置をカバン内に格納しているような状況で、カバン内に格納された他の格納物が情報端末装置に接触することで、ユーザが気づかないうちに誤操作入力が起こる恐れがある。また車載使用時に、タッチパネルの感度が高く設定されないためユーザが操作入力に時間を取られ進行方向前方から視線を逸らす時間が長くなり事故を起こす危険性が増大してしまうという問題が発生する。
【0008】
本発明は、上記の問題点を解消するものであり、電子機器の使用状態(電子機器を車載用として使用する場合、または携帯用として使用する場合)に応じてタッチパネルの感度を調整することができる電子機器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、車両内に装着して使用、又は該車両から取り外して携帯用として使用可能な電子機器であって、前記電子機器に係る種々の操作を行う操作部と、
前記車両に装着されたか否かを判定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記車両に装着されたか否かに基づき、前記操作部の操作感度を調整することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、前記制御部は、前記車両に装着された場合は前記操作部の操作感度を上げ、前記車両に装着されていない場合は前記操作部の操作感度を下げることを特徴とする。
【0011】
また、請求項3に係る発明は、前記操作部はタッチパネルであることを特徴とする。
【0012】
また、請求項4に係る発明は、前記タッチパネルは、抵抗膜方式、又は静電容量方式のタッチパネルであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明においては、電子機器を車載使用時はタッチパネルの感度を上げ、携帯使用時にはタッチパネルの感度を下げる調整を行うことで、操作入力に時間がかかり前方不注意で事故を起こす危険性を低減させることができる。さらに電子機器をカバン内に格納しているような状況で、カバン内に格納された他の格納物が情報端末装置に接触することで起こる誤操作入力の可能性を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例に係るタッチパネル搭載ナビゲーション装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示すナビゲーション装置の動作説明を行うためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのナビゲーション装置を例示するものであって、本発明をこのナビゲーション装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の電子機器にも等しく適応し得るものである。
【実施例】
【0016】
図1は、本発明の一実施例に係るタッチパネル搭載ナビゲーション装置100の構成を説明するためのブロック図である。
【0017】
ナビゲーション装置100は、移動体である車両に搭載され(実際には、車両内のダッシュボード上等に載置された取り付けスタンドに対し装着され)、又は車両から持ち出されて(取り付けスタンドから取り外され)ユーザにより携帯されて使用されるものである。その具体的な機能としては、現在位置を検出して地図画像とともに現在位置を表示部に表示し、またはユーザにより目的地が指定されている場合は現在位置から指定された目的地までの経路を探索してユーザに案内することを主たる機能としている。
<ナビゲーション装置100の構成>
ナビゲーション装置100は、制御部1、現在位置検出部2、車速信号取得部3、地図データ記憶部4、操作部5、表示部6及び音声出力部7を含むよう構成される。
【0018】
制御部1は、CPU1a、ROM1b及びRAM1cから構成されており、ROM1b及び/又はRAM1cに記憶された制御プログラムをCPU1aが実行することにより、ナビゲーション装置100の統括制御を行う。
【0019】
なお、制御部1は、ナビゲーション装置100の使用状態(取り付けスタンドに装着された状態で車載用として使用されている状態「以下、車載使用時」か、または車両から持ち出され携帯用として使用されている状態「以下、携帯使用時」か)を判定し、該判定結果に基づき、操作部6であるタッチパネルの感度調整を行う感度調整手段としても機能する。なお、制御部1による使用状態の判定方法、及びタッチパネルの感度調整については後述する。
【0020】
現在位置検出部2は、地球上空を周回している複数のGPS衛星からの信号を所定の時間間隔で受信するGPS受信部であり、現在位置検出部2は、GPS衛星より受信した信号を制御部1へと出力する。現在位置検出部2からの信号を受けた制御部1は、信号に含まれている時刻情報及び衛星位置情報に基づいて現在位置を算出する。
【0021】
なお、現在位置検出部2に、GPS受信部とは別でジャイロセンサや加速度センサ等の自律航法センサを設けることができ、トンネルや山間部等GPS衛生からの信号を受信不可能な地点(エリア)においては、自律航法センサからの出力に基づき現在位置を算出することができる。また、GPS衛星からの信号に基づき算出した現在位置をジャイロセンサや加速度センサからの出力に基づき補正することでより正確な現在位置の算出を行うことができる。
【0022】
車速信号取得部3は、車両に搭載された車速センサからの車速信号を取得するための手段であり、取得した車速信号を制御部1へ出力する。そして制御部1は、車速信号を取得するとナビゲーション装置100が車載使用時であると判定する。
【0023】
なお、ナビゲーション装置100の装置電源がONの状態で、上述した車速信号を取得することができない場合、制御部1は、ナビゲーション装置100が携帯使用時であると判定を行う。但し、信号待ちの状態(赤信号で停車中の状態)では、車載使用時であっても車速信号を取得することはできないため、制御部1は、ナビゲーション装置100の装置電源がONの状態で所定時間以上車速信号が取得できないときは携帯使用状態である判定を行う。逆にナビゲーション装置100の装置電源がONの状態で所定時間間隔で車速信号を取得できる場合は、車載使用時である判定を行うことができる。
【0024】
また、使用状態を判定する他の方法として、ユーザが操作部5を介して直接使用状態の設定入力を行うこともできる。また、スタンドまたは装置の何れかに着脱検出スイッチを設け、スタンドに装置が装着されると前記スイッチが押下され、信号が発生し、この信号に基づき装着判定を行なうこともできる。
【0025】
地図データ記憶部4は、誘導画面の表示や経路探索などに必要となる地図データベースが格納されている記憶媒体(例えば、HDD、DVD)であり、地図データベースには、道路、施設(駐車場や店舗など)、背景等の情報を含む地図データ、地図データに基づいて地図や誘導画面を描画する際に参照される描画パラメータ、各種検索にて参照される索引データ、経路誘導用やその他の用途の音声の生成に使用される音声データ等が含まれている。そして、制御部1は、実行する動作に必要なデータを地図データベースから部分的に取り出して参照する。
【0026】
操作部5は、ナビゲーション装置100の各種操作、例えば、経路探索のための出発地、目的地、経由地等の経路探索条件の入力に用いられる手段であり、例えば、ナビゲーション装置100の筐体面に設けられたハードキー(スイッチ)や表示部6の前面に設けられたタッチパネル等から構成される。
【0027】
表示部6は、制御部1による制御に基づき、車両の現在位置、地図画像、案内経路等が表示される手段、操作部5を用いた作業に必要な操作画像(操作アイコン)が表示される手段である。
【0028】
音声出力部7は、制御部1による制御に基づき、経路案内情報に係る音声情報等が出力される手段であり、例えばスピーカーである。
<制御部1による、タッチパネルの感度調整について>
ここで、制御部1により実行されるタッチパネルの感度調整について詳細に説明を行う。なお、以下に説明を行う感度調整は、上述したとおり、ROM1b及び/又はRAM1cに記憶された制御プログラムのうち、感度調整プログラムに基づきCPU1aが実行することにより実現されるものである。
【0029】
本実施例において、制御部1は、ナビゲーション装置100が車載使用時にはタッチパネルの感度を上げる(高くする)調整を行い、またナビゲーション装置100が携帯使用時にはタッチパネルの感度を下げる(低くする)調整を行う。
【0030】
タッチパネルには、抵抗膜方式や静電容量方式等、種々の方式を用いたものがあるが、本実施例においては、抵抗膜方式と静電容量方式とを例に以下説明を行うものとする。
<抵抗膜方式について>
抵抗膜方式を用いたタッチパネルは、上部基板層と下部基板層との間にスペーサーによる空気層を有した構成となっており、ユーザにより押下されることで上部基板層と下部基板層の表面に形成された透明導電性膜が物理的に接触する。これにより発生した電気信号を制御部1が検知することで接触位置を判定する構造となっている。
【0031】
なお、抵抗膜方式では、押下された際に発生する電気信号の値(以下、抵抗値)がユーザによる押下の強弱及び/又は押下時間の長短に関わらず一定の値であるため、制御部1は、該抵抗値に基づきタッチパネルが押下されたか否かの二者択一の判定しか行うことができない。
【0032】
そこで、抵抗膜方式を用いた場合のタッチパネルの感度調整としては、ユーザにより押下された際に発生する抵抗値を制御部1が検知するまでの時間(押下を受け付けるまでの待ち時間(msオーダ)を可変させることで感度調整を行うものとする。具体的には、ユーザにより押下された際、制御部1が押下されたと判定するまでの時間を短く設定すれば(例えば、20ms)、ユーザは、軽い操作(短押し)で入力ができるので、感覚的にタッチパネルの感度が高いように感じることができる。逆に、制御部1が押下されたと判定するまでの時間を長く設定すると(例えば、50ms)、ユーザは、押下した状態をしばらく維持しないと(長押し)入力を行うことができないため感覚的にタッチパネルの感度が低いように感じる。
【0033】
このように、抵抗膜式を採用した場合の感度調整として、本願発明においては、制御部1が押下されたか否かを判定するまでの時間を調整することで達成することができる。
【0034】
なお、上述した制御部1による判定時間は、ROM1b、又はRAM1cに記憶されているものとする。
<静電容量方式について>
静電容量方式を用いたタッチパネルとは、操作体(以下、指)がタッチパネルに接触又は接近した際に、接触部分又は接近部分で変化する静電容量を制御部1が検知することで押下された指の位置を特定するものであり、このような検知機能を実現するために、静電容量方式のタッチパネルでは、格子状のパターンを持つ電極(以下、電極パターン)が配線されている。この電極パターンは、例えば、表示部6の長手方向(以下、X方向)に伸びた複数の列電極と、X方向に直交するY方向に伸びた複数の行電極とで構成され、また、列電極と行電極とは、誘電体を挟んで空間的に隔てられた位置に配線される。そのため、列電極及び行電極により等価的にコンデンサが形成される。そして、列電極と行電極との間で静電容量が変化すると、静電容量が変化した位置をユーザが押下した位置として特定することができる。
【0035】
このような、静電容量方式を用いたタッチパネルの感度調整について以下説明を行う。
【0036】
ROM1b、又はRAM1cには、制御部1が静電容量の変化を判定するための閾値が予め記憶されており、制御部1は、ユーザが指をタッチパネルに接触又は接近した際に変化する静電容量の変化量が予め記憶された閾値に達したときユーザにより押下されたと判定するものである。したがって、静電容量方式を用いたタッチパネルの感度調整としては、制御部1が押下されたと判定するための閾値を変更することで実現することができる。すなわち、閾値を低く設定すれば、静電容量の変化量が小さくても押下されたと判定できるため、ユーザは軽い操作(短押し)で入力を行うことができ、感覚的にタッチパネルの感度が高いように感じることができる。逆に、閾値を高く設定すれば、静電容量の変化が大きくならないと押下されたと判定できないため、ユーザは、押下した状態をしばらく維持しないと(長押し)入力ができないため、感覚的にタッチパネルの感度が低いように感じる。
【0037】
なお、上述した閾値は、車載使用時用と、携帯使用時用の閾値を夫々設けておく必要があり、これら閾値は、ROM1b、又はRAM1cに記憶されているものとする。
【0038】
また、以下の説明では、タッチパネルを抵抗膜方式、又は静電容量方式の何れかに特定する説明は行わず、単にタッチパネルとした説明を行う。
【0039】
またタッチパネルの感度調整についても、上記説明したような具体的な調整方法については説明を省略し、ナビゲーション装置100の使用状態に基づきタッチパネルの感度を上げる/下げるといった簡易的な表現を用いて説明を行うものとする。
<タッチパネルの感度を調整する理由>
まず、車載使用時においてタッチパネルの感度を上げる調整を行う理由について説明を行う。
【0040】
運転中のユーザ(ドライバー)がナビゲーション装置100に対し操作指示を入力する際、表示部6の前面に配設されたタッチパネルを押下することで操作入力を行う場合、視線を車両進行方向前方から逸らして表示部6へ向けることは前方不注意で事故発生の原因となりうる行為となるため視線を逸らす時間は極力短くするのが望ましい。そのため、運転中のユーザが操作を行う場合には、タッチパネルの感度を上げることで短時間の操作(短押し)でも操作入力が行えるようにするため車載使用時にはタッチパネルの感度を上げる調整を行うものとする。
【0041】
次に、携帯使用時においてタッチパネルの感度を下げる調整を行う理由について説明する。
【0042】
携帯使用時において、ナビゲーション装置100を使用していない状況下(ナビゲーション装置100をカバン等に格納した状態)では、カバン内においてナビゲーション装置100の表示部6にカバン内に格納された他の格納物(例えば、携帯電話)が触れてしまいユーザの意に反する誤操作入力が起こる恐れがある。そこで、タッチパネルの感度を下げることで短時間の操作(カバン内にある他の格納物との短時間の接触)では操作入力が行えないようにするため携帯使用時にはタッチパネルの感度を下げるものとする。
<制御部1による使用状態判定処理、及びタッチパネルの感度調整処理についての動作説明>
次に、ナビゲーション装置100の制御部1における使用状態判定処理、及び判定した使用状態に基づくタッチパネルの感度調整処理について図2に示すフローチャートに従って説明を行う。
【0043】
図2のフローチャートに示す動作は、ナビゲーション装置100の電源がONされた時点で開始される。ナビゲーション装置100の電源は、車両のACC電源がONされるとともにONされ、また携帯使用時においては、ナビゲーション装置100に設けられた電源ボタンをユーザが操作することで電源がONされる。
【0044】
なお、ナビゲーション装置100は、車載使用時には車両バッテリより電源供給を受け、また携帯使用時にはナビゲーション装置100に内蔵された内蔵電池(図示せず)より電源供給を受ける。
【0045】
また、車両のACC電源ONにともないナビゲーション装置100の電源がONされた状態で、ナビゲーション装置100を取り付けスタンドから取り外した場合には、勿論のことながら上述したようなユーザによる電源ON操作は必要ない。
【0046】
図2のフローチャートの処理として、まず、制御部1は、車速信号を取得できているか否かを判定し(ステップS101)、車速信号を取得できた場合はナビゲーション装置100が車載使用時であると判定し(ステップS101のYES)、次の処理においてタッチパネルの感度を上げる調整を行う(ステップS102)。
【0047】
逆に、ステップS101の処理で、車速信号を取得できない場合は携帯使用時であると判定し(ステップS101のNO)、タッチパネルの感度を下げる調整を行う。
【0048】
なお、本実施例において、タッチパネルは表示部6の前面に配設されているものとして説明を行ったが、これに限るものではなく、ナビゲーション装置100の筐体の前面部に静電容量センサを設けたような場合も適用される。
【符号の説明】
【0049】
100・・・ナビゲーション装置
1・・・・・制御部
1a・・・・CPU
1b・・・・ROM
1c・・・・RAM
2・・・・・現在位置検出部
3・・・・・車速信号取得部
4・・・・・地図データ記憶部
5・・・・・操作部
6・・・・・表示部
7・・・・・音声出力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両内に装着して使用、又は該車両から取り外して携帯用として使用可能な電子機器であって、
前記電子機器に係る種々の操作を行う操作部と、
前記車両に装着されたか否かを判定する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記車両に装着されたか否かに基づき、前記操作部の操作感度を調整することを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記制御部は、前記車両に装着された場合は前記操作部の操作感度を上げ、前記車両に装着されていない場合は前記操作部の操作感度を下げることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記操作部はタッチパネルであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記タッチパネルは、抵抗膜方式、又は静電容量方式のタッチパネルであることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−247839(P2012−247839A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−117027(P2011−117027)
【出願日】平成23年5月25日(2011.5.25)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】