説明

電気車の電力変換装置

【課題】 電気車の回生ブレーキで蓄積したエネルギーを有効に利用でき、また電気2重層コンデンサに印加する電圧を制御し、寿命の影響を低減できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】 直流電力を入力として、VVVF制御した交流電力を出力するVVVFインバータと、CVCFを電気車の補助機器へ供給するCVCFインバータとを備えた電力変換装置において、D/Dコンバータと、電気2重層コンデンサと、電気車が回生ブレーキ動作となる時はVVVFインバータにて交流電力から直流電力へ変換し、D/Dコンバータを介して電気2重層コンデンサへ電力を蓄積させる回生電力蓄積制御手段と、電気車の力行時又は停車時の所定のタイミングにて電気2重層コンデンサの直流電力をVVVFインバータ又はCVCFインバータへ出力する蓄積電力出力制御手段とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気車の回生エネルギーを利用することが可能な、電気車の電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電気車では回生ブレーキをかけた時に交流電動機から回生電力が得られ、同じ電気車の電源装置への電力として、また架線を介して他の力行車の電力として消費されるが、必ずしも、電源の消費量は大きくなく、他の力行車が全エネルギーを消費するとは限らない。このため、他の力行車がいない場合は回生する電力量を低減させ、機械的な摩擦ブレーキ力を大きくして制動をかけなければならず、エネルギーを有効的に利用できない場合があった。また、他の力行車が期待できない場合はブレーキチョッパシステムの抵抗を利用して熱へ変換する場合もあった。
【0003】
このように従来の電気車の電力変換装置では、回生電力を得られるシステムにもかかわらず、他の力行車の条件や路線条件によっては十分な消費エネルギーが得られないことから、回生ブレーキ量を低減させたり熱へエネルギーを変換させたりして、無駄に消費させ有効に利用されていないことがあることから、この回生エネルギーを電気2重層コンデンサなどで蓄積し、有効利用する方法が特開2003−199204号公報(特許文献1)に報告されている。
【0004】
この電気2重層コンデンサはEDLC(Electric Double−Layer Capacitor)と呼ばれ非常に大容量で、近年注目を集めている。ただし、この電気2重層コンデンサは大容量である反面、規程範囲の電圧で利用した場合も電圧条件により、寿命が変化するなどデメリットもある。
【特許文献1】特開2003−199204号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明では、電気車の回生ブレーキで蓄積したエネルギーを有効に利用し、さらに、電気2重層コンデンサに印加する電圧を制御し、寿命の影響を低減できる電気車の電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、直流電力を入力として、可変電圧、可変周波数制御した交流電力を出力するVVVFインバータと、固定周波数固定電圧を電気車の補助機器へ供給するCVCFインバータとを備えた電気車の電力変換装置において、D/Dコンバータと、電気2重層コンデンサと、電気車が回生ブレーキ動作となる時は、前記VVVFインバータにて交流電力から直流電力へ変換し、前記D/Dコンバータを介して電気2重層コンデンサへ電力を蓄積させる回生電力蓄積制御手段と、電気車の力行時又は停車時の所定のタイミングにて、前記電気2重層コンデンサの直流電力を前記VVVFインバータ又はCVCFインバータへ出力する蓄積電力出力制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気車の電力変換装置において、前記蓄積電力出力制御手段は、電気車の運転信号から、力行中又は停止中を判定し、前記D/Dコンバータの電圧をCVCFインバータの電圧より高く制御することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1に記載の電気車の電力変換装置において、前記蓄積電力出力制御手段は、電気車の運転台の信号から力行を判定し、前記VVVFインバータをその最大出力のタイミングで動作させ、前記D/DコンバータのVVVFインバータ側の電圧を架線電圧より高く制御することを特徴とするものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1に記載の電気車の電力変換装置において、前記蓄積電力出力制御手段は、電気車の運転台の信号から力行を判定し、架線電圧が所定値以下となるタイミングで前記VVVFインバータを動作させ、前記D/DコンバータのVVVFインバータ側の電圧を架線電圧より高く制御することを特徴とするものである。
【0010】
請求項5の発明は、直流電力を入力として、可変電圧、可変周波数制御した交流電力を出力するVVVFインバータと、固定周波数固定電圧を電気車の補助機器へ供給するCVCFインバータとを備えた電気車の電力変換装置において、D/Dコンバータと、電気2重層コンデンサと、当該電気2重層コンデンサに並列にリアクトルを介して接続された燃料電池と、電気車が回生ブレーキ動作となる時は、前記VVVFインバータにて交流電力から直流電力へ変換し前記D/Dコンバータを介して電気2重層コンデンサと燃料電池へ電力を蓄積させる回生電力蓄積制御手段と、電気車の力行時又は停車時の所定のタイミングにて、前記電気2重層コンデンサと燃料電池の直流電力を前記VVVFインバータ又はCVCFインバータへ出力する蓄積電力出力制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、電気車の回生ブレーキで蓄積したエネルギーを、力行、停止時のCVCFインバータ、VVVFインバータへ供給するようにD/Dコンバータを動作させ、電気2重層コンデンサに印加する電圧を低く制御し、寿命の影響を低減させ、電気車の回生エネルギーを有効に利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
【0013】
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態の主回路図である。本実施の形態は、例として、直流電車を例に構成を説明する。直流電車の場合、直流電源1の直流が架線2を介してパンタグラフ3で集電される。パンタグラフ3には、高速度遮断器4、充電抵抗5、充電抵抗投入用接触器6、接触器7、入力フィルタ回路としてのフィルタリアクトル8及びフィルタコンデンサ9とが接続されている。フィルタコンデンサ9には、電圧検出器32と3相の可変電圧可変周波数(VVVF)インバータ10が接続されている。このVVVFインバータ10には、駆動モータ11として誘導電動機が接続されている。
電気車の場合、このVVVFインバータシステムの他に空調装置、蛍光灯などの電源を供給するシステムが必要になる。その電源システムとして、パンタグラフ3から接触器21、充電抵抗22、充電抵抗短絡用の半導体スイッチ23が接続され、さらに入力のフィルタ回路として、フィルタリアクトル24とこれに直列に接続された逆流防止用のブロッキングダイオード25、及びフィルタコンデンサ27が接続されている。フィルタコンデンサ27には、電圧検出器35と3相の固定電圧固定周波数(CVCF)インバータ28が接続されている。このCVCFインバータ28には、ACフィルタ29、トランス30が接続され、空調装置、蛍光灯などの電源負荷が接続されている。
【0014】
このVVVFインバータ10、CVCFインバータ28のシステムと並列にEDLC(電気の重層コンデンサ)を適用したシステムとして、接触器12、入力フィルタ回路であるD/Dコンバータ用フィルタリアクトル13とD/Dコンバータ用フィルタコンデンサ14が接続され、さらにこのフィルタコンデンサ14に電圧検出器33とD/Dコンバータ15が接続されている。このD/Dコンバータ15には、接触器16とEDLC17が接続されている。このとき、EDLC17に蓄積したエネルギーをD/Dコンバータ15からダイオード26を介してCVCFインバータ28へ供給できるように接続されている。
【0015】
図2はD/Dコンバータ15の詳細を示した図である。半導体素子40、41を直列に接続し、この接続点にリアクトル42を接続し、そこから出力するようにしてある。図1に示すようにしてこのリアクトル42と接触器16、EDLC17とが接続されている。このときのD/Dコンバータ15の制御は、電圧検出器33が検出するD/Dコンバータ15の電圧と、電圧検出器34が検出するEDLC17の電圧とに基づいて行う。図2に示したように、D/Dコンバータ15の制御例としては、検出したD/Dコンバータ15のフィルコンデンサ電圧VD/Dcを係数倍し、制御判定項107により、規準となるCVCFインバータ28のフィルタコンデンサ電圧Vcvcf、又は、VVVFインバータ10のフィルタコンデンサ電圧Vvvvfを選択し、加算回路102にてその偏差を求め、EDLC17から供給される電圧Vedlcを加算回路104にて補正し、PWM制御回路105にてPWM出力し、制御を行う。
【0016】
図3に本実施の形態での運転モード判定について詳説する。運転モード判定制御項201にて、運転台からの例えばノッチ信号を入力した場合は力行モードと判定し、ブレーキ指令が入力された場合は回生ブレーキモードと判定し、ノッチ信号、ブレーキ信号が入力されず、力行モードでなく、回生ブレーキモードでもない場合を惰行モードと判定する。この判定した結果から、図2の制御判定項107にて、力行及び惰行を判定し、電圧指令選択項106にて指令値をCVCFインバータ28の電圧であるVcvcfを指令し、EDLC17に蓄えた電力をCVCFインバータ28へ供給するようにD/Dコンバータ15を動作させる。なお、図1の接触器21をオフさせると、EDLC17の電力をCVCFインバータ28へより確実に供給することができる。これにより、回生時には、VVVFインバータ10からの回生エネルギーをD/Dコンバータ15を介してEDLC17へ蓄え、力行時又は停止時に、EDLC17に蓄えたエネルギーをVVVFインバータ10又はCVCFインバータ28へ供給できる。
【0017】
(第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態は、VVVFインバータ10の最大出力のタイミングでD/Dコンバータ15を動作させる制御機構を特徴とする。図4は第2の実施の形態のVVVF最大出力検出項203の動作の説明図であり、図5は性能曲線である。前述の図3の運転モード判別項201にて力行モードを判定し、図4にあるようにVVVFインバータ10の最大出力検出項203により、図5にあるような性能曲線上からの最大出力の速度域を検出し、この領域にて動作させるようにD/Dコンバータ15を動作させる動作信号206を出力する。同時に、図2の制御判別項107にてVVVF指令値を電圧指令選択項106にて設定するようにし、VVVFインバータ10にてEDLC17の電力を消費するように動作させる。
【0018】
これにより、EDLC17がCVCFインバータ28にて消費できないエネルギーを蓄えても、VVVFインバータ10にて消費させることができ、また、最大出力で動作させることで、直流電源1の最大出力を制限することができる。
【0019】
(第3の実施の形態)本発明の第3の実施の形態は、架線電圧を監視し、所定値以下に低下したときにD/Dコンバータ15を動作させる制御機能を特徴とする。図6は第3の実施の形態におけるD/Dコンバータ15の動作の説明図である。上述の図3の運転モード判別項201にて力行指令を判定し、図6に示すように、架線電圧検出項205にてあらかじめ設定値を決め、例えば1300Vと設定すると、1300V以下になった場合に、D/Dコンバータ15を動作させる動作信号206を出力し、図2の制御判別項107にてVVVF指令値を電圧指令選択項106にて設定するようにし、VVVFインバータ10にて、EDLC17の電力を消費するように動作させる。
【0020】
これにより、架線電圧が低下した区間でのカ行をEDLC17の電力で補うことができ、回生蓄積電力の有効活用が図れる。
【0021】
(第4の実施の形態)図7は本発明の第4の実施の形態の電気車の電力変換装置の回路図である。直流電車を例に構成を説明する。直流電車の場合、直流電源1の直流が架線2を介してパンタグラフ3で集電される。パンタグラフ3には、高速度遮断器4、充電抵抗5、充電抵抗投入用接触器6、接触器7、入力フィルタ回路としてのフィルタリアクトル8及びフィルタコンデンサ9が接続されている。フィルタコンデンサ9には、電圧検出器32と3相のVVVFインバータ10が接続されている。このVVVFインバータ10には、駆動モータ11として誘導電動機が接続されている。
【0022】
電気車の場合、このVVVFインバータシステムの他に空調装置、蛍光灯などの電源を供給するシステムが必要になる。その電源システムとして、接触器12、入力フィルタ回路であるD/Dコンバータ用フィルタリアクトル13とD/Dコンバータ用フィルタコンデンサ14が接続されている。フィルタコンデンサ14には、電圧検出器33とD/Dコンバータ15が接続されている。D/Dコンバータ15には、接触器16とEDLC17が接続されている。また、D/Dコンバータ15の出力に突入電流防止用のリアクトル18と開放可能な接触器19、燃料電池システム20を接続されている。
【0023】
CVCFインバータシステムは上記フィルタリアクトル13と直列に逆流防止用のブロッキングダイオード26が接続され、またフィルタコンデンサ27が接続されている。フィルタコンデンサ27には、電圧検出器35と3相のCVCFインバータ28が接続されている。CVCFインバータ28には、ACフィルタ29、トランス30が接続され、空調装置、蛍光灯など電源負荷に接続されている。
【0024】
上記構成では、VVVFインバータ10が回生ブレーキ動作となると、EDLC17、燃料電池20に充電するモードでD/Dコンバータ15を動作させ、力行停止時はCVCFインバータ28の電源となるように、D/Dコンバータ15を動作させることで、VVVFインバータ10の回生ブレーキのエネルギーを有効に利用することが可能となる。なお、EDLC17、燃料電池20の電力が十分充電できていない場合は、架線2からの電力でCVCFインバータ28を動作させるので、EDLC17、燃料電池20の状態に関係なく、空調装置等負荷への電源は安定に供給できる。逆に、常に電力が貯蔵されるモードが継続する場合でも、CVCFインバータ28にて確実にEDLC17の電力が利用できるので、EDLC17に印加する電圧を低くすることができ、EDLC17の寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電気車の電力変換装置の回路図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるD/Dコンバータの説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における運転モード判別項の説明図。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるVVVF最大出力検出項の説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態における最大出力速度域検出の性能曲線。
【図6】本発明の第3の実施の形態の架線電圧検出項の説明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の電気車の電力変換装置の回路図。
【符号の説明】
【0026】
1 直流電源
2 架線
3 パンタグラフ
4 高速度遮断機
5 充電抵抗
6 充電抵抗投入用接触器
7 接触器
8 フィルタリアクトル
9 フィルタコンデンサ
10 VVVFインバータ
11 駆動モータ
12 接触器
13 D/Dコンバータ用フィルタリアクトル
14 D/Dコンバータ用フィルタコンデンサ
15 D/Dコンバータ
16 接触器
17 EDLC
18 リアクトル
19 接触器
20 燃料電池システム
21 接触器
22 充電抵抗
23 半導体スイッチ
24 フィルタリアクトル
25 ブロッキングダイオード
26 ダイオード
27 フィルタコンデンサ
28 CVCFインバータ
29 ACフィルタ
30 トランス
31〜36 電圧検出器
40,41 半導体素子
42 フィルタリアクトル
101 乗算回路
102 加算回路
103 PI制御項
104 加算回路
105 PWM制御回路
106 電圧指令選択項
107 制御判別項
201 運転モード判別項
203 最大出力検出項
205 架線電圧選択項
206 動作信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流電力を入力として、可変電圧、可変周波数制御した交流電力を出力するVVVFインバータと、固定周波数固定電圧を電気車の補助機器へ供給するCVCFインバータとを備えた電気車の電力変換装置において、
D/Dコンバータと、
電気2重層コンデンサと、
電気車が回生ブレーキ動作となる時は、前記VVVFインバータにて交流電力から直流電力へ変換し、前記D/Dコンバータを介して電気2重層コンデンサへ電力を蓄積させる回生電力蓄積制御手段と、
電気車の力行時又は停車時の所定のタイミングにて、前記電気2重層コンデンサの直流電力を前記VVVFインバータ又はCVCFインバータへ出力する蓄積電力出力制御手段とを備えたことを特徴とする電気車の電力変換装置。
【請求項2】
前記蓄積電力出力制御手段は、電気車の運転信号から、力行中又は停止中を判定し、前記D/Dコンバータの電圧をCVCFインバータの電圧より高く制御することを特徴とする請求項1に記載の電気車の電力変換装置。
【請求項3】
前記蓄積電力出力制御手段は、電気車の運転台の信号から力行を判定し、前記VVVFインバータをその最大出力のタイミングで動作させ、前記D/DコンバータのVVVFインバータ側の電圧を架線電圧より高く制御することを特徴とする請求項1に記載の電気車の電力変換装置。
【請求項4】
前記蓄積電力出力制御手段は、電気車の運転台の信号から力行を判定し、架線電圧が所定値以下となるタイミングで前記VVVFインバータを動作させ、前記D/DコンバータのVVVFインバータ側の電圧を架線電圧より高く制御することを特徴とする請求項1に記載の電気車の電力変換装置。
【請求項5】
直流電力を入力として、可変電圧、可変周波数制御した交流電力を出力するVVVFインバータと、固定周波数固定電圧を電気車の補助機器へ供給するCVCFインバータとを備えた電気車の電力変換装置において、
D/Dコンバータと、
電気2重層コンデンサと、
当該電気2重層コンデンサに並列にリアクトルを介して接続された燃料電池と、
電気車が回生ブレーキ動作となる時は、前記VVVFインバータにて交流電力から直流電力へ変換し前記D/Dコンバータを介して電気2重層コンデンサと燃料電池へ電力を蓄積させる回生電力蓄積制御手段と、
電気車の力行時又は停車時の所定のタイミングにて、前記電気2重層コンデンサと燃料電池の直流電力を前記VVVFインバータ又はCVCFインバータへ出力する蓄積電力出力制御手段とを備えたことを特徴とする電気車の電力変換装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2006−14489(P2006−14489A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−188067(P2004−188067)
【出願日】平成16年6月25日(2004.6.25)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】