説明

静止用機械式ディスクブレーキ

【課題】キャリパボデイの外部から視覚により、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔が所定以上に拡がったことを容易に確認し、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を基準値寸法に補正することができる。
【解決手段】キャリパボデイ1に組み付けたアジャストボルト3を回動することによりディスクロータ4の側面と摩擦パッド5、6との間の制動間隔7、8を調整可能としたアジャスト機構10と、アジャストボルト3の回動を行うための静止用機械式レバー18と、この静止用機械式レバー18を牽引すると制動される静止用機械式機構を備えた静止用機械式ディスクブレーキに於いて、制動時に、ディスクロータと摩擦パッドとの制動間隔が所定以上に広がったことを判断できるインジケータ機構をキャリパボデイ1及び静止用機械式レバー18に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静止用機械式ディスクブレーキに関するものである。
【背景技術】
【0002】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−206576号公報
【0004】
従来より特許文献1に示す如く、キャリパボデイに組み付けた静止用機械式レバーをブレーキワイヤ等を介して回動することにより、アジャストボルトを介して制動するとともに制動の解除により、静止用機械式レバーとキャリパボデイ間に復元縮設しているリターンスプリングの復元力で静止用機械式レバーが復元し、アジャストボルトを介して摩擦パッドによる、ディスクロータの挟持を解除する静止用機械式ディスクブレーキが知られている。
【0005】
そして、一定期間の使用により摩擦パッドのライニングが摩耗し、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔が基準値以上となった場合には、ロックナットを解除し、アジャストボルトを回動して摩擦パットをディスクロータ側に押圧し、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を基準値以内の寸法に補正する事が行われている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の静止用機械式ディスクブレーキは、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を基準値以内の寸法に補正する時期を確認する事が困難なものであった。そのため、一定の走行距離毎に摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を基準値以内の寸法に補正したり、自動車の使用者の申告によって補正を行う等の方法が用いられていた。しかしながら、これらの方法は摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を知る上で正確なものではなかった。
【0007】
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、キャリパボデイの外部から視覚により、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔の調整時期を容易に確認し、必要とされる時期に摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を基準値以内の寸法に補正し、車両の正確なブレーキ制動を可能にするとともに調整が必要ない時期に不要な調整作業を行ったり、調整が必要な時期を見過ごしたりする事を防止しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上述の如き課題を解決するため、キャリパボデイに組み付けたアジャストボルトを回動することによりディスクロータの側面と摩擦パッドとの間の制動間隔を調整可能としたアジャスト機構と、アジャストボルトに一体に形成したピストンの回動を行うための静止用機械式レバーと、この静止用機械式レバーを牽引すると制動される静止用機械式機構を備えた静止用機械式ディスクブレーキを前提技術とするものである。
【0009】
そして、制動時に、ディスクロータと摩擦パッドとの制動間隔が所定以上に拡がったことを判断できるインジケータ機構をキャリパボデイ及び静止用機械式レバーに設けたものである。このように、制動時に、ディスクロータと摩擦パッドとの制動間隔が所定以上に拡がったことを判断できるインジケータ機構を備えたものであるから、最適の時期にアジャスト機構を調整する事が可能となるものである。
【0010】
また、インジケータ機構は、キャリパボデイの外面に任意のアジャスト位置に境界表示を表示する。そして、静止用機械式レバーのキャリパボデイ側の端部に、静止用機械式レバーと連動する対応表示を、前記境界表示と調整間隔を介して静止用機械式レバーに形成する。このように構成する事により、制動時に対応表示と前記境界表示の位置を確認し、対応表示が前記境界表示を越えたり、対応表示と前記境界表示とが予め定めた間隔よりも小さなものと成ったときに、ディスクロータと摩擦パッドとの制動間隔が所定以上に拡がったことを判断できるものと成る。
【0011】
上記の境界表示は、キャリパボデイの外面に確認マークまたは指示針により形成したものであっても良い。
【0012】
また、上記の対応表示は、静止用機械式レバーのキャリパボデイ側の端部に、確認マークまたは指示針により形成したものであっても良い。
【発明の効果】
【0013】
本発明は上述の如く構成したものであるから、キャリパボデイの外部から視覚により、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔の調整時期を容易に確認し、必要とされる時期に摩擦パッドとディスクロータとの制動間隔を基準値寸法に補正し、車両の正確なブレーキ制動を可能にするとともに調整が必要ない時期に不要な調整作業を行ったり、調整が必要な時期を見過ごしたりする事を防止することができる。また、摩擦パットの交換時期も容易に知る事ができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【実施例】
【0015】
本発明の実施例を図1に於いて説明すると、(1)キャリパボデイであって、作用部(2)側に組み付けたアジャストボルト(3)を回動することによりディスクロータ(4)の側面と摩擦パッド(5)(6)との間の制動間隔(7)(8)を調整可能としたアジャスト機構(10)と、アジャストボルト(3)に一体に形成したピストン(20)の回動を行うための静止用機械式レバー(18)と、この静止用機械式レバー(18)を牽引すると制動される静止用機械式機構を備えた静止用機械式ディスクブレーキを前提技術とするものである。
【0016】
本実施例1について更に詳細に説明すると、図2に示す如く、前記キャリパボデイ(1)はディスクロータ(4)の両側に配設された作用部(2)及び反作用部(11)と、この作用部(2)と反作用部(11)とをディスクロータ(4)を介して連結したブリッジ部(12)とから成るものである。そして上記ディスクロータ(4)の作用部(2)側の内部には、図2に示す如くシリンダ孔(13)を形成している。
【0017】
そして、このシリンダ孔(13)の作用部(2)側の開口部(14)内に、内周螺溝を形成した筒状のスリーブナット(15)を挿入して固定配置している。そしてこのスリーブナット(15)には、前記内周螺溝に螺合可能な外周螺溝を形成した筒状のねじ部材(16)を、スリーブナット(15)の内周螺溝に螺合させて配置している。また、このねじ部材(16)の一端(17)をスリーブナット(15)から外方に突出して配置している。
【0018】
そしてこのねじ部材(16)の一端(17)には、静止用機械式レバー(18)を前記ねじ部材(16)と一体に回動可能となるよう組み付けるとともに、このねじ部材(16)にアジャストボルト(3)を挿通配置している。即ち、このねじ部材(16)に内周螺溝を形成し、この内周螺溝にアジャストボルト(3)の外周面に形成した外周螺溝を螺合することにより、ねじ部材(16)とアジャストボルト(3)とを組み付けている。
【0019】
また前記アジャストボルト(3)は、作用部(2)側の摩擦パッド(5)を押圧するためのピストン(20)をアジャストボルト(3)の一部として一体に形成するとともに、ピストン(20)の配置側とは反対側の基端部(21)を、ねじ部材(16)から外方に突出配置している。上記の如くアジャストボルト(3)をピストン(20)の一部として一体に形成することにより、アジャストボルト(3)とピストン(20)とを別個に形成して組み付けた従来品よりも、部品点数を少なくして静止用機械式ディスクブレーキの構成を簡易なものとすることができ、製造コストを低廉なものとすることが可能となる。
【0020】
そして、このアジャストボルト(3)の基端部(21)側にロックナット(22)を螺合してねじ部材(16)及び静止用機械式レバー(18)を締め付けることにより、アジャストボルト(3)、ねじ部材(16)、及び静止用機械式レバー(18)が一体に回動可能となるよう連結固定している。尚、前記静止用機械式レバー(18)の先端にはブレーキワイヤ(23)の一端を接続するとともに、このブレーキワイヤ(23)の他端に、運転者が操作するブレーキペダルやブレーキレバーなどのブレーキ操作子を連結している。
【0021】
また、前記ピストン(20)の先端面(24)には、平面円形で断面コ字型の嵌合凹部(25)を凹設している。そして、ピストン(20)側の摩擦パッド(5)の裏板(26)には前記嵌合凹部(25)に嵌合可能な円筒状の嵌合突部(27)を形成しており、この嵌合突部(27)を嵌合凹部(25)にCクリップ等の連結具を介して、ピストン(20)と摩擦パッド(5)を分離困難な状態で互いに独立して回動可能に接続する。また、キャリパボデイ(1)の反作用部(11)に設置した摩擦パッド(6)も裏板(28)に嵌合突部(29)を形成し、キャリパボデイ(1)の嵌合凹部(31)にCクリップ等の連結具を介して、分離困難な状態で互いに独立して回動可能に接続する。また、摩擦パッド(5)(6)は全体形状を円板形状としている。そのため、ディスクロータ(4)への摩擦パッド(5)(6)の組み付け方向を考慮する必要がないことから組み付け性の向上を図ることができる。
【0022】
また、静止用機械式レバー(18)のキャリパボデイ(1)側には指示針等の対応表示(32)を固定突出するとともにキャリパボデイ(1)の表面には対応表示(32)に対応する境界表示(33)を突設し、この対応表示(32)と境界表示(33)とにより確認手段(34)構成している。そして、静止用機械式レバー(18)の対応表示(32)とキャリパボデイ(1)の境界表示(33)とにより、静止用機械式ディスクブレーキの作動時における静止用機械式レバー(18)の移動位置を視覚によって確認可能としている。例えば、静止用機械式レバー(18)の制動時に対応表示(32)が境界表示(33)を越えて回動した場合、摩擦パット(5)(6)が摩耗しディスクロータ(4)と摩擦パット(5)(6)との制動間隔(7)(8)が所定以上に拡がったと目視により判断でき、ディスクロータ(4)の側面と摩擦パット(5)(6)との制動間隔(7)(8)を、ロックナット(22)を緩め、アジャストボルト(3)をキャリパボデイ(1)内で進めることにより、摩擦パット(5)(6)を押動し、制動間隔(7)(8)を調整可能としている。
【0023】
また、キャリパボデイ(1)には、静止用機械式レバー(18)と一定の間隔を介して保持腕(35)を突出し、この保持腕(35)と静止用機械式レバー(18)との間にリターンスプリング(36)を縮設している。そして、このリターンスプリング(36)は、一端を静止用機械式レバー(18)に押圧当接するとともに他端を、キャリパボデイ(1)に設けた挿入凹部(37)に押圧挿入している。また、挿入凹部(37)の軸心には挿通孔(38)を貫通形成し、一端を静止用機械式レバー(18)に固定したブレーキワイヤ(23)を貫通するとともにこのブレーキワイヤ(23)は、リターンスプリング(36)の軸方向に貫通している。また、リターンスプリング(36)の挿入凹部(37)への押圧挿入は、離脱したりする事のない程度のバネ荷重を以て行われる。また、挿入凹部(37)の開口縁は面取りを行い、リターンスプリング(36)の挿入凹部(37)への組み付け時に、リターンスプリング(36)が鋭角な開口縁に引っ掛かったりすることがないように構成している。
【0024】
上記の如く構成したものにおいて静止用機械式ディスクブレーキの制動を行う場合には、運転者が操作するブレーキペダルやブレーキレバーなどのブレーキ操作子により、ブレーキワイヤ(23)を牽引することによって、静止用機械式レバー(18)がリターンスプリング(36)の復元力に抗して一方向に回動する。そしてこの静止用機械式レバー(18)の回動に伴って静止用機械式レバー(18)と一体に回動するよう組み付けたアジャストボルト(3)とねじ部材(16)とが、静止用機械式レバー(18)と同一方向に回動する。これにより、スリーブナット(15)の内周螺溝によってアジャストボルト(3)がねじ部材(16)とともにディスクロータ(4)側に送り出されるため、このアジャストボルト(3)と一体に形成したピストン(20)、及びこのピストン(20)の先端に接続した作用部(2)側の摩擦パッド(5)もディスクロータ(4)側に回動しながら摺動するものとなる。
【0025】
そして、上記の如く摩擦パッド(5)がディスクロータ(4)側に摺動することにより、摩擦パッド(5)の表面がディスクロータ(4)の表面に面接触するものとなる。また、前記作用部(2)側の摩擦パッド(5)の移動に伴う反力によってキャリパボデイ(1)が前記ピストン(20)の移動方向とは反対方向に移動し、このキャリパボデイ(1)の移動によって反作用部(11)側の摩擦パッド(6)がディスクロータ(4)側に移動してディスクロータ(4)の反作用部(11)側の側面に圧接されるものとなる。これにより、図1に示す如く作用部(2)側及び反作用部(11)側にそれぞれ設けた一対の摩擦パッド(5)(6)がディスクロータ(4)の両面に圧接して静止用機械式ディスクブレーキによる制動が行われる。
【0026】
次に制動の解除について以下に説明すると、まずブレーキワイヤ(23)の牽引を運転者のブレーキ操作子の操作等によって解除することにより、静止用機械式レバー(18)とキャリパボデイ(1)の間に縮設介挿したリターンスプリング(36)の復元力により、制動開始前の元位置に復元させる。これにより、アジャストボルト(3)及びピストン(20)がねじ部材(16)とともに制動時とは反対方向に回動してディスクロータ(4)の離反方向に摺動する。この時、ピストン(20)を摩擦パッド(5)(6)とは独立して回動可能としているためピストン(20)を容易に逆方向に回動させることが可能となる。
【0027】
このリターンスプリング(36)の復元は、リターンスプリング(36)が、一端を静止用機械式レバー(18)に押圧当接するとともにリターンスプリング(36)の他端をキャリパボデイ(1)の保持腕(35)に設けた挿入凹部(37)に押圧挿入した状態で行われる。そのため、リターンスプリング(36)が位置を移動したりブレを生じる事が無く、定位置での位置決めが確実に行われるためにリターンスプリング(36)の荷重が安定し、軸心を貫通しているブレーキワイヤ(23)との干渉を生じる事もない。
【0028】
そして、上記の如くピストン(20)をディスクロータ(4)の離反方向に摺動させることにより、このピストン(20)に接続した摩擦パッド(5)(6)を強制的にディスクロータ(4)の離反方向に摺動させることが可能となる。そのため、制動の解除時に摩擦パッド(5)(6)がディスクロータ(4)側に引き摺られるという問題が生じにくいものとなる。また、前記作用部(2)側の摩擦パッド(5)の移動に伴う反力によって、キャリパボデイ(1)が移動して反作用部(11)側の摩擦パッド(6)が反ディスクロータ(4)側に移動する。これにより、作用部(2)側及び反作用部(11)側の摩擦パッド(5)(6)が反ディスクロータ(4)側に移動するため静止用機械式ディスクブレーキの制動を円滑に解除することができる。
【0029】
そして、一定期間の使用により摩擦パッド(5)(6)が摩耗し、静止用機械式ディスクブレーキの非作動時に於ける制動間隔(7)(8)が拡大した場合には、この拡大した制動間隔(7)(8)の分だけ、静止用機械式レバー(18)の制動時にアジャストボルト(3)がディスクロータ(4)に送り込まれる。そのため、静止用機械式レバー(18)の制動時に対応表示(32)が境界表示(33)を越えて回動した場合には、摩擦パット(5)(6)が摩耗しディスクロータ(4)と摩擦パット(5)(6)とが対向する制動間隔(7)(8)が所定以上に拡がったと判断でき、ディスクロータ(4)の側面と摩擦パット(5)(6)との制動間隔(7)(8)を、ロックナット(22)を緩め、アジャストボルト(3)をキャリパボデイ(1)内で進めることにより、摩擦パット(5)(6)を押動し、制動間隔(7)(8)を調整可能とする。尚、上記実施例では、確認手段(34)として静止用機械式レバー(18)に指示針等の対応表示(32)を設け、キャリパボデイ(1)に確認マーク等の境界表示(33)を設けたが、これを逆にし、静止用機械式レバー(18)に確認マーク等の境界表示を設け、キャリパボデイ(1)に指示針等の対応表示を設けるものとしても良い。
【符号の説明】
【0030】
1 キャリパボデイ
3 アジャストボルト
4 ディスクロータ
5 摩擦パッド
6 摩擦パッド
7 制動間隔
8 制動間隔
10 アジャスト機構
18 静止用機械式レバー
32 対応表示
33 境界表示

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャリパボデイに組み付けたアジャストボルトを回動することによりディスクロータの側面と摩擦パッドとの間の制動間隔を調整可能としたアジャスト機構と、アジャストボルトに一体に形成したピストンの回動を行うための静止用機械式レバーと、この静止用機械式レバーを牽引すると制動される静止用機械式機構を備えた静止用機械式ディスクブレーキに於いて、制動時に、ディスクロータと摩擦パッドとの制動間隔が所定以上に拡がったことを判断できるインジケータ機構をキャリパボデイ及び静止用機械式レバーに設けた事を特徴とする静止用機械式ディスクブレーキ。
【請求項2】
インジケータ機構は、キャリパボデイの外面に任意のアジャスト位置に境界表示を表示するとともに静止用機械式レバーのキャリパボデイ側の端部に、静止用機械式レバーと連動する対応表示を、前記境界表示と調整間隔を介して静止用機械式レバーに形成する事により、制動時に対応表示と前記境界表示の位置を確認する事によって、ディスクロータと摩擦パッドとの制動間隔が所定以上に拡がったことを判断できるようにした事を特徴とする請求項1の静止用機械式ディスクブレーキ。
【請求項3】
境界表示は、キャリパボデイの外面に確認マークまたは指示針により形成した事を特徴とする請求項2の静止用機械式ディスクブレーキ。
【請求項4】
対応表示は、静止用機械式レバーのキャリパボデイ側の端部に、確認マークまたは指示針により形成した事を特徴とする請求項2の静止用機械式ディスクブレーキ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2013−87838(P2013−87838A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−227814(P2011−227814)
【出願日】平成23年10月17日(2011.10.17)
【出願人】(000226677)日信工業株式会社 (840)
【出願人】(000010076)ヤマハ発動機株式会社 (3,045)
【Fターム(参考)】