説明

(3−硫黄原子置換フェニル)へテロアリール誘導体

【課題】広範囲の害虫に対して優れた防除効果を示す(3−硫黄原子置換フェニル)へテロアリール誘導体またはその塩を提供する。
【解決手段】下記の一般式(I)


(式中、R:アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基;A:ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、(ヒドロキシイミノ)メチル基、(アルコキシイミノ)メチル基、ヘテロアリール基、シアノ基;X:ハロゲン原子;m:0乃至3;n:0又は1;Q:へテロアリール基)
で表される(3−硫黄原子置換フェニル)へテロアリール誘導体またはその塩。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の一般式(I)
【化1】


[式中、
は、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C−Cシクロアルキル基及びシアノ基からなる群から選択される1−7個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cアルケニル基(当該置換基は、ハロゲン原子及びシアノ基からなる群から選択される1−7個の置換基である。)又はC−Cシクロアルキル基を表し、
Aは、ハロゲン原子、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ヒドロキシル基、シアノ基及びハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cアルケニル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cアルキニル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−6個の置換基である。)、式−C(Y)=NOR(式中、Rは、水素原子又はC−Cアルキル基を表し、Yは、水素原子又はアミノ基を表す。)で表される基、置換されていてもよく、一部が飽和されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選択される1−3個のヘテロ原子を含有する5−6員環へテロアリール基(当該置換基は、ハロゲン原子、C−Cアルキル基及びC−Cアルコキシ基からなる群から選択される1〜3個の置換基である。)又はシアノ基を表し、
Xは、mが2又は3の整数を表す場合、同一又は異なってもよく、ハロゲン原子を表し、
mは、0乃至3の整数を表し、
nは、0又は1の整数を表し、
Qは、下記の一般式(Q−1)−(Q−13):
【化2】


[式中、
は、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子、C−Cアルコキシ基、C−Cアルキルチオ基及びシアノ基からなる群から選択される1−9個の置換基である。)、置換されてもよいC−C10アリール基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である)、シアノ基および置換されてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)からなる群から選択される1−5個の置換基である。]又は置換されていてもよく、ベンゼン環と縮環してもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選択される1−3個のヘテロ原子を含有する5−6員環へテロアリール基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)及び置換されてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)からなる群から選択される1−3個の置換基である。]を表し、
−Z18は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、置換されてもよいアミノ基(当該置換基は、C−Cアルキル基、C−Cシクロアルキル基及びC−Cアルキルカルボニル基からなる群から選択される1−2個の置換基である)、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−9個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cアルキルチオ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)、置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−6個の置換基である。)又は置換されていてもよいフェニル基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−9個の置換基である。)及び置換されていてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)からなる群から選択される1〜5個の置換基である。]を表し、
は、酸素原子(−O−)、式−N(R)−基(式中、Rは、前記と同意義を表す。)で表される基又は硫黄原子(−S−)を表し、
、B、D、D及びDは、それぞれ独立して、式=N−又は=CH−で表される基を表す。]を表す。]
で表される(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項2】
が、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、1−7個のハロゲン原子、1個のC−Cシクロアルキル基又は1個のシアノ基である。)、置換されていてもよいC−Cアルケニル基(当該置換基は、1−2個のハロゲン原子又は1個のシアノ基である。)又はC−Cシクロアルキル基であり、
Aが、ハロゲン原子、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、1個のヒドロキシル基、1個のシアノ基又は1−5個のハロゲン原子である。)、置換されていてもよいC−Cアルケニル基(当該置換基は、1個のフッ素原子又は塩素原子である。)、置換されていてもよいC−Cアルキニル基(当該置換基は、1個のフッ素原子又は塩素原子である。)、置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基(当該置換基は、1個のフッ素原子又は塩素原子である。)、式−C(Y)=NOR(式中、Rは、水素原子又はC−Cアルキル基であり、Yは、水素原子又はアミノ基である。)で表される基、置換されていてもよく、一部が飽和されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選択される1−3個のヘテロ原子を含有する5−6員環へテロアリール基(当該置換基は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C−Cアルキル基及びC−Cアルコキシ基からなる群から選択される1〜2個の置換基である。)又はシアノ基であり、
Xが、フッ素原子又は塩素原子であり、
mが、0乃至2の整数であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、式(Q−1)、(Q−3)、(Q−4)、(Q−5)又は(Q−12)で表される基であり、
が、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、1−9個のフッ素原子又は1個の塩素原子である。)、置換されてもよいC−C10アリール基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である)、シアノ基および置換されてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)からなる群から選択される1−5個の置換基である。]又は置換されていてもよく、ベンゼン環と縮環してもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選択される1−3個のヘテロ原子を含有する5−6員環へテロアリール基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)及び置換されてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)からなる群から選択される1−3個の置換基である。]であり、
、Z、Z−Z、Z15又はZ16が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、アミノ基、メチルアミノ基、メチルカルボニルアミノ基、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、1−9個のフッ素原子又は1個の塩素原子である。)、置換されていてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、1−7個のフッ素原子又は1個の塩素原子である。)、置換されていてもよいC−Cアルキルチオ基(当該置換基は、1−7個のフッ素原子又は1個の塩素原子である。)、置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基(当該置換基は、1個のフッ素原子又は塩素原子である。)又は置換されていてもよいフェニル基[当該置換基は、ハロゲン原子、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)及び置換されていてもよいC−Cアルコキシ基(当該置換基は、ハロゲン原子からなる群から選択される1−7個の置換基である。)からなる群から選択される1〜3個の置換基である。]であり、
が、酸素原子(−O−)、式−N(R)−基(式中、Rは、前記と同意義を表す。)で表される基又は硫黄原子(−S−)であり、
又はBが、式=N−又は=CH−で表される基である、請求項1記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項3】
が、置換されていてもよいC−Cアルキル基(当該置換基は、1−5個のフッ素原子、1個の塩素原子、1個のC−Cシクロアルキル基又は1個のシアノ基である。)、C−Cアルケニル基又はC−Cシクロアルキル基であり、
Aが、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、C−Cアルキル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、3−フルオロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、ヒドロキシルメチル基、1−ヒドロキシルエチル基、2−ヒドロキシルエチル基、シアノメチル基、2−シアノエチル基、C−Cアルケニル基、2−クロロ−2−プロペニル基、3−クロロ−2−プロペニル基、C−Cアルキニル基、3−クロロ−2−プロピニル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、フルオロシクロプロピル基、ジフルオロシクロプロピル基、クロロシクロプロピル基、ジクロロシクロプロピル基、(ヒドロキシイミノ)メチル基、(メトキシイミノ)メチル基、(エトキシイミノ)メチル基、アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル基、フリル基、チエニル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロオキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、ジヒドロチアジアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基又はシアノ基であり、
Xが、フッ素原子又は塩素原子であり、
mが、0乃至2の整数であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、式(Q−1)、(Q−3)、(Q−4)又は(Q−5)で表される基であり、
が、メチル基、エチル基、プロピル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、フェニル基、フルオロフェニル基、クロロフェニル基、メチルフェニル基、メトキシフェニル基、ピリジル基、クロロピリジル基、メチルピリジル基、トリフルオロメチルピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、メチルピリミジニル基又はクロロピリミジニル基であり、
又はZの一方、Z又はZの一方、Z又はZが、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C−Cアルキル基、フルオロメチル基、クロロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、3−フルオロプロピル基、2,3,3−トリフルオロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、4−フルオロブチル基、ノナフルオロブチル基、メトキシ基、エトキシ基、フルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、フルオロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、ペンタフルオロエチルチオ基、シクロプロピル基、シクロブチル基、フェニル基又はフッ素原子、塩素原子、メチル基、トリフルオロメチル基及びメトキシ基からなる群から選択される1−2個の置換基で置換されたフェニル基であり、Z又はZの一方、又はZ又はZの一方が、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C−Cアルキル基、フルオロメチル基、クロロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、3−フルオロプロピル基、2,3,3−トリフルオロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、4−フルオロブチル基、ノナフルオロブチル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、フェニル基又はフッ素原子、塩素原子、メチル基、トリフルオロメチル基及びメトキシ基からなる群から選択される1−2個の置換基で置換されたフェニル基である、請求項1記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項4】
が、エチル基、プロピル基、ブチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、3−フルオロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、4−フルオロブチル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シアノメチル基、2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペン−1−イル基又はシクロペンチル基であり、
Aが、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、シアノメチル基、2−プロペニル基、エチニル基、1−プロピニル基、シクロプロピル基、(ヒドロキシイミノ)メチル基、(メトキシイミノ)メチル基、(エトキシイミノ)メチル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロオキサジアゾリル基、チアジアゾリル基又はシアノ基であり、
Xが、フッ素原子又は塩素原子であり、
mが、0乃至2の整数であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、式(Q−1)、(Q−3)、(Q−4)又は(Q−5)で表される基であり、
が、メチル基、エチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、フェニル基、クロロフェニル基、ピリジル基、クロロピリジル基、ピラジニル基又はピリミジニル基であり、
又はZの一方、Z又はZの一方、Z又はZが、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、シクロプロピル基、クロロフェニル基、(トリフルオロメチル)フェニル基又は(トリフルオロメトキシ)フェニル基であり、Z又はZの一方、又はZ又はZの一方が水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、シクロプロピル基、クロロフェニル基、(トリフルオロメチル)フェニル基又は(トリフルオロメトキシ)フェニル基である、請求項1記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項5】
が、エチル基、プロピル基、ブチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、シクロプロピルメチル基又は2−プロペニル基であり、
Aが、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、ジフルオロメチル基、2−プロペニル基、エチニル基、シクロプロピル基、(ヒドロキシイミノ)メチル基、(メトキシイミノ)メチル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロオキサジアゾリル基又はシアノ基であり、
Xが、フッ素原子又は塩素原子であり、
mが、0又は1の整数であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、式(Q−1)、(Q−3)又は(Q−4)で表される基であり、
が、メチル基、エチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、フェニル基、クロロフェニル基、ピリジル基、クロロピリジル基、ピラジニル基又はピリミジニル基であり、
又はZの一方、Z又はZの一方又はZが、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、シクロプロピル基、クロロフェニル基、(トリフルオロメチル)フェニル基又は(トリフルオロメトキシ)フェニル基であり、Z又はZの一方、又はZ又はZの一方が、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、シクロプロピル基、クロロフェニル基、(トリフルオロメチル)フェニル基又は(トリフルオロメトキシ)フェニル基である、請求項1記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項6】
が、プロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル基又はシクロプロピルメチル基であり、
Aが、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、ジフルオロメチル基、シクロプロピル基、2−プロペニル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロオキサジアゾリル基又はシアノ基であり、
Xが、フッ素原子であり、
mが、0又は1の整数であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、式(Q−3)又は(Q−4)で表される基であり、
は、メチル基、エチル基、ピリジル基、クロロピリジル基又はピリミジニル基であり、
又はZの一方又はZが、水素原子、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ジフルオロメトキシ基、ジフルオロメチルチオ基又は2,2,2−トリフルオロエチルチオ基であり、Z又はZの一方が、水素原子、メチル基又はエチル基である、請求項1記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項7】
3−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]フェニル}−5−(トリフルオロメチル)イソオキサゾール、
2−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]−4−[5−(トリフルオロメチル)イソオキサゾール−3−イル]ベンゾニトリル、
1−メチル−2−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール、
1−メチル−2−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール
1−メチル−2−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]フェニル}−4−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]−1H−イミダゾール、
5−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]フェニル}−1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
2−[5−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾ−ル−1−イル]ピリジン及び
3−メチル−2−{4−メチル−3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)チオ]フェニル}−6−(トリフルオロメチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンから選択される、請求項1記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩。
【請求項8】
請求項1乃至7記載の(3−硫黄原子置換フェニル)ヘテロアリール誘導体又はその塩を有効成分として含有する農薬組成物。

【公開番号】特開2008−308448(P2008−308448A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−158405(P2007−158405)
【出願日】平成19年6月15日(2007.6.15)
【出願人】(303020956)三共アグロ株式会社 (70)
【Fターム(参考)】