説明

CB1拮抗剤としてのピペラジンの使用

CB受容体は脳における最も豊富な神経調節受容体の1つであり、そして海馬、皮質、小脳、および脳幹神経節において高レベルで発現される。式(I)の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、またはエステルは、メタボリックシンドロームおよび肥満、神経炎症性障害、認知障害および精神病、嗜好行動(例えば喫煙中止)、胃腸障害、および心臓血管状態のようなCB受容体により媒介される疾患または状態を治療する場合に有用である。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I):
【化167】

[式中:
Arは未置換のアリールまたは未置換のヘテロアリールであり;
Arはアリールまたはヘテロアリールであり、ここでArの該アリールまたはヘテロアリールはYから独立して選択される2つ以上の基で置換されており;
nおよびmは独立して0または1であるが;
ただし、Arがピリジンまたはピリミジンである場合は、該ピリジンまたはピリミジンの窒素はピペラジン環への結合点に関してパラ位にはなく;
Aは−C(O)−、−S(O)−、−C(=N−OR)−、および−(C(R−よりなる群から選択され、ここでqは1、2、または3であり;
Bは−N(R)−、−C(O)−、および−(C(R−よりなる群から選択され、ここでrは1または2であるが、
ただし、Bが−C(O)−である場合は、Aは−C(O)−または−(C(R−であり;
XはH、アルキル、−C(O)N(R、−S−アルキル、−S(O)−アルキル、−S(O)−シクロアルキル、−S(O)−ヘテロシクロアルキル、−S(O)−アリール、−S(O)−ヘテロアリール、シクロアルキル、ベンゾ縮合シクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル−、ヘテロシクロアルキル、−C(R)=C(R)−アリール、−C(R)=C(R)−ヘテロアリール、−OR、−O−アルキレン−O−アルキル、−S−アリール、−N(R、−NR、−N(R、−(C(R−ヘテロアリール、−C(O)−O−アルキル、−O−アリール、−O−ヘテロアリール、−C(O)−アリール、−C(O)−ヘテロアリール、−N=O、−C(S−アルキル)=N−S(O)−アリール、−C(N(R)=N−S(O)−アリール、および−(C(R−アリール(ただしsは0、1、または2である)よりなる群から選択され;
ここでXの該−(C(R−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(R)=C(R)−アリールのアリール部分、該−C(R)=C(R)−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−S−アリールのアリール部分、該−S(O)−アリールのアリール部分、該−S(O)−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−O−アリールのアリール部分、該−O−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(O)−アリールのアリール部分、該−C(O)−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−(C(R−アリールのアリール部分、該−C(S−アルキル)=N−S(O)−アリールのアリール部分、該−C(N(R)=N−S(O)−アリールのアリール部分、該ベンゾ縮合シクロアルキルのベンゾ部分、該ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルのベンゾ部分、および該ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルのベンゾ部分は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており、そして、
ここでXの該シクロアルキル、該−S(O)−シクロアルキルのシクロアルキル部分、該ヘテロシクロアルキル、該ベンゾ縮合シクロアルキルのシクロアルキル部分、該ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキルのヘテロシクロアルキル部分、および該ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルのヘテロシクロアルケニル部分は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており;
各Rは独立してアルキル、ハロアルキル、−アルキレン−N(R、−アルキレン−NR、−アルキレン−OR、アルキレン−N、−アルキレン−CN、およびアルキレン−O−S(O)−アルキルよりなる群から選択されるか;または、
同じ環炭素原子に結合している2つのR基がカルボニル基を形成し;
pは0、1、2、3、または4であり;
各Rは独立してH、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクロアルキルであり、
ここでRの該アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルの各々は未置換であるか、または場合によりYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており;
各Rは独立してH、アルキル、未置換のアリール、1つ以上のY基で置換されたアリール、−OR、−アルキレン−O−アルキル、および−アルキレン−OHよりなる群から選択され;
各Rは独立してH、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、−C(O)O−アルキル、−C(O)O−アリール、−C(O)O−ヘテロアリール、−C(O)O−シクロアルキル、−C(O)O−ヘテロシクロアルキル、−C(O)−アルキル、−C(O)−アリール、−C(O)−ヘテロアリール、−C(O)−シクロアルキル、−C(O)−ヘテロシクロアルキル、−S(O)アルキル、−S(O)アリール、−S(O)ヘテロアリール、−S(O)シクロアルキル、および−S(O)ヘテロシクロアルキルよりなる群から選択され;
ここでRの該アリール、該−C(O)O−アリールのアリール部分、該−C(O)−アリールのアリール部分、該−S(O)アリールのアリール部分の各々、およびRの各ヘテロアリール、該−C(O)O−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(O)−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−S(O)ヘテロアリールのヘテロアリール部分は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており;
ここでRの該シクロアルキル、該−C(O)O−シクロアルキルのシクロアルキル部分、該−C(O)−シクロアルキルのシクロアルキル部分、該−S(O)シクロアルキルのシクロアルキル部分の各々は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか、または、
2つのR基はそれらが結合している窒素と一緒になってヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Rは独立してH、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、−S(O)−アルキル、−S(O)−アリール、−S(O)−ヘテロアリール、−S(O)−シクロアルキル、−S(O)−ヘテロシクロアルキル、−C(O)−N(R、−C(O)−アルキル、−C(O)−アリール、−C(O)−ヘテロアリール、−C(O)−シクロアルキル、−C(O)−ヘテロシクロアルキル、−C(O)O−アルキル、−C(O)O−アリール、−C(O)O−ヘテロアリール、−C(O)O−シクロアルキル、−C(O)O−ヘテロシクロアルキル、および−アルキレン−OHよりなる群から選択され、
ここでRの該アリール、該−S(O)−アリールのアリール部分、該−C(O)−アリールのアリール部分、および該−C(O)O−アリールのアリール部分、ならびにRの各該ヘテロアリール、該−S(O)−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(O)−ヘテロアリールのヘテロアリール部分、および該−C(O)O−ヘテロアリールのヘテロアリール部分は未置換であるか、またはZから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか、または、
2つのR基はそれらが結合している窒素と一緒になってヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Yは独立してハロ、−CN、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、−アルキレン−アリール、ヘテロアリール、−O−アルキル、−O−ハロアルキル、−O−アリール、−O−ヘテロアリール、−O−シクロアルキル、−O−ヘテロシクロアルキル、−S−アリール、−S−アルキル、−S−ハロアルキル、−S−ヘテロアリール、−S−シクロアルキル、−S−ヘテロシクロアルキル、−S(O)−アルキル、−S(O)−シクロアルキル、−S(O)−ヘテロシクロアルキル、−S(O)−アリール、−S(O)−ヘテロアリール、−アルキレン−CN、−C(O)−アルキル、−C(O)−アリール、−C(O)−ハロアルキル、−C(O)−ヘテロアリール、−C(O)−シクロアルキル、−C(O)−ヘテロシクロアルキル、−C(O)O−アルキル、−C(O)O−アリール、−C(O)O−ハロアルキル、−C(O)O−ヘテロアリール、−C(O)O−シクロアルキル、−C(O)O−ヘテロシクロアルキル、−N(R)C(O)−アルキル、−N(R)C(O)−N(R、−OH、−アルキレン−OH、−アルキレン−C(O)−O−アルキル、−O−アルキレン−アリール、−N(R、−C(O)N(R、−S(O)N(R、−O−Q−L−R、−O−Q−CN、−O−Q−C(O)N(R、−O−Q−S(O)N(R、−O−Q−OC(O)N(R、および−O−Q−N(R)C(O)N(Rよりなる群から選択され;
ここでYの各該アリール、各−アルキレン−アリール、各ヘテロアリール、該−O−アリールの各アリール部分、該−O−ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−S−アリールの各アリール部分、該−S−ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−S(O)−アリールの各アリール部分、該−S(O)−ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−C(O)−アリールの各アリール部分、該−C(O)−ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−C(O)O−アリールの各アリール部分、および該−C(O)O−ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分は未置換であるか、またはZから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか;または、
2つのY基は−O−CH−O−基を形成し;
各Yは独立して、アルキル、ハロ、ハロアルキル、アリール、−アルキレン−アリール、−アルキレン−OH、−CN、−OH、−O−アルキル、−C(O)−アルキル、−S(O)−シクロアルキル、−アルキレン−N(R、−C(O)−アルキレン−N(R、−C(O)−O−アルキル、−C(O)−アリール、−C(O)−ハロアルキル、および−C(O)N(Rよりなる群から選択され、
ここでYの各該アリール、該−C(O)−アリールのアリール部分、および該−アルキレン−アリール、−アルキレン−OHのアルキレン部分は未置換であるか、またはZから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか;または、
2つのY基は−O−CHCH−O−基を形成するか;または、
シクロアルキル、ベンゾ縮合シクロアルキル、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロシクロアルキル環の同じ環炭素原子に結合している該Y置換基のうち2つが、それらが両方とも結合している環炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;
各−Q−は−アルキレン−、−アルケニレン−、−アルキニレン−、−シクロアルキレン−、−ヘテロシクロアルキレン−、−アルキレン−シクロアルキレン−、−シクロアルキレン−アルキレン−、−シクロアルキレン−アルキレン−シクロアルキレン−から独立して選択される2価のラジカルであり、
ここで該Qのアルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、およびヘテロシクロアルキレン部分は場合により下記:
【化168】

およびZから独立して選択される1〜3つの基で置換されており、
ここでtは0、1、2、または3であり;
各Lは独立して−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−OS(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、および−OC(O)−よりなる群から選択され;
各Rは独立してH、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、未置換のアリール、Zから独立して選択される1つ以上の基で置換されたアリール、未置換のヘテロアリール、Zから独立して選択される1つ以上の基で置換されたヘテロアリール、シクロアルキル、−アルキレン−OH、−アルキレン−O−アルキル、−アルキレン−O−アリール、−アルキレン−OC(O)−アルキル、−アルキレン−OC(O)−アリール、−アルキレン−OC(O)−ヘテロアリール、およびアルキレン−N(Rよりなる群から選択されるか、または、
2つのR基はそれらが結合している窒素と一緒になってヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Rは独立してH、アルキル、−N(R、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、置換されたアリール、ヘテロアリール、および置換されたヘテロアリールよりなる群から選択され、ここで該置換基は独立してZおよび−C(O)N(Rから選択され;
そして、
各Zは独立してアルキル、ハロ、ハロアルキル、−OH、−O−アルキル、および−CNよりなる群から選択されるが、
ただし、n=0、m=0、p=0、Arがアルコキシおよび−アルキレン−OHで置換されたフェニルである場合は、Xはアルキルではなく、
ただし、Xがアルキルであり、そしてm=n=0であるか、Xがアルキルまたは未置換のフェニルであり、そしてAが−(C(R−であり、そしてBが−(C(R−であり、そしてr+q≧1であり、そしてRおよびRが各々独立してHおよびアルキルから選択され、そしてArがハロゲン、アルキル、およびアルコキシから独立して選択される2つ以上の基で置換されたフェニルまたはヘテロアリールである場合は、p=2であり、そして同じ環炭素原子に結合している2つのR基はカルボニル基を形成する]の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、異性体、またはエステル。
【請求項2】
Arが未置換の(C−C10)アリールまたは未置換の(C−C10)ヘテロアリールであり;
Arは(C−C10)アリールまたは(C−C10)ヘテロアリールであり、ここでArの該(C−C10)アリールまたは(C−C10)ヘテロアリールはYから独立して選択される2つ以上の基で置換されているが;
ただし、Arがピリジンまたはピリミジンである場合は、該ピリジンまたはピリミジンの窒素はピペラジン環の結合点に関してパラ位にはなく;
nおよびmは独立して0または1であり;
Aは−C(O)−、−S(O)−、−C(=N−OR)−、および−(C(R−よりなる群から選択され、ここでqは1、2、または3であり;
Bは−N(R)−、−C(O)−、および−(C(R−よりなる群から選択され、ここでrは1または2であるが、
ただし、Bが−C(O)−である場合は、Aは−C(O)−または−(C(R−であり;
XはH、(C−C)アルキル、−S−(C−C)アルキル、−C(O)N(R、−S(O)−(C−C)アルキル、−S(O)−(C−C10)シクロアルキル、−S(O)−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−S(O)−(C−C10)アリール、−S(O)−(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)シクロアルキル、ベンゾ縮合(C−C10)シクロアルキル−、ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル、ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルケニル−、ヘテロシクロアルキル、−C(R)=C(R)−(C−C10)アリール、−C(R)=C(R)−(C−C10)ヘテロアリール、−OR、−O−(C−C)アルキレン−O−(C−C)アルキル、−S−(C−C10)アリール、−N(R、−NR、−N(R、−(C(R−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)−O−(C−C)アルキル、−O−(C−C10)アリール、−O−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)−(C−C10)アリール、−C(O)−(C−C10)ヘテロアリール、−N=O、−C(S−(C−C)アルキル)=N−S(O)−(C−C10)アリール、−C(N(R)=N−S(O)−(C−C10)アリール、および−(C(R−(C−C10)アリールただしsは0、1、または2であるものよりなる群から選択され;
ここでXの該−(C(R−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(R)=C(R)−(C−C10)アリールのアリール部分、該−C(R)=C(R)−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−S−(C−C10)アリールのアリール部分、該−S(O)−(C−C10)アリールのアリール部分、該−S(O)−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−O−(C−C10)アリールのアリール部分、該−O−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(O)−(C−C10)アリールのアリール部分、該−C(O)−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−(C(R−(C−C10)アリールのアリール部分、該−C(S−(C−C10)アルキル)=N−S(O)−(C−C10)アリールのアリール部分、該−C(N(R)=N−S(O)−(C−C10)アリーのアリール部分、該ベンゾ縮合(C−C10)シクロアルキル−のベンゾ部分、該ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル−のベンゾ部分、および該ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルケニルのベンゾ部分は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており、そして、
ここでXの該(C−C10)シクロアルキル、該−S(O)−(C−C10)シクロアルキルのシクロアルキル部分、該(C−C10)ヘテロシクロアルキル、該ベンゾ縮合(C−C10)シクロアルキル−のシクロアルキル部分、該ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル−のヘテロシクロアルキル部分、および該ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルケニル−のヘテロシクロアルケニル部分は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており;
各Rは独立して(C−C)アルキル、(C−C)ハロアルキル、−(C−C)アルキレン−N(R、−(C−C)アルキレン−NR、−(C−C)アルキレン−OR、(C−C)アルキレン−N、−(C−C)アルキレン−CN、および(C−C)アルキレン−O−S(O)−(C−C)アルキルよりなる群から選択されるか;または、
同じ環炭素原子に結合している2つのR基がカルボニル基を形成し;
pは0、1、2、3、または4であり;
各Rは独立してH、(C−C)アルキル、(C−C10)アリール、(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)シクロアルキル、または(C−C10)ヘテロシクロアルキルであり、
ここでRの該(C−C10)アリール、(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)シクロアルキル、および(C−C10)ヘテロシクロアルキルは未置換であるか、または場合によりYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており;
各Rは独立してH、(C−C)アルキル、未置換の(C−C10)アリール、Yから独立して選択される1つ以上の基で置換された(C−C10)アリール、−OR、−(C−C)アルキレン−O−(C−C)アルキル、および−(C−C)アルキレン−OHよりなる群から選択され;
各Rは独立してH、(C−C)アルキル、(C−C10)アリール、(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)シクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−C(O)O−(C−C)アルキル、−C(O)O−(C−C10)アリール、−C(O)O−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)O−(C−C10)シクロアルキル、−C(O)O−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−C(O)−(C−C)アルキル、−C(O)−(C−C10)アリール、−C(O)−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)−(C−C10)シクロアルキル、−C(O)−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−S(O)(C−C)アルキル、−S(O)(C−C10)アリール、−S(O)(C−C10)ヘテロアリール、−S(O)(C−C10)シクロアルキル、および−S(O)(C−C10)ヘテロシクロアルキルよりなる群から選択され;
ここでRの該(C−C10)アリール、該−C(O)O−(C−C10)アリールのアリール部分、該−C(O)−(C−C10)アリールのアリール部分、該−S(O)(C−C10)アリールのアリール部分の各々、およびRの各(C−C10)ヘテロアリール、該−C(O)O−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(O)−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−S(O)(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されており;
ここでRの該(C−C10)シクロアルキル、該−C(O)O−(C−C10)シクロアルキルのシクロアルキル部分、該−C(O)−(C−C10)シクロアルキルのシクロアルキル部分、該−S(O)(C−C10)シクロアルキルのシクロアルキル部分の各々は未置換であるか、またはYから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか、または、
2つのR基はそれらが結合している窒素と一緒になって(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルケニル、またはベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Rは独立してH、(C−C)アルキル、(C−C10)アリール、(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)シクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−S(O)−(C−C)アルキル、−S(O)−(C−C10)アリール、−S(O)−(C−C10)ヘテロアリール、−S(O)−(C−C10)シクロアルキル、−S(O)−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−C(O)−N(R、−C(O)−(C−C)アルキル、−C(O)−(C−C10)アリール、−C(O)−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)−(C−C10)シクロアルキル、−C(O)−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−C(O)O−(C−C10)アルキル、−C(O)O−(C−C10)アリール、−C(O)O−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)O−(C−C10)シクロアルキル、−C(O)O−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、および−(C−C)アルキレン−OHよりなる群から選択され、
ここでRの該(C−C10)アリール、該−S(O)−(C−C10)アリールのアリール部分、該−C(O)−(C−C10)アリールのアリール部分、および該−C(O)O−(C−C10)アリールのアリール部分、およびRの各該(C−C10)ヘテロアリール、該−S(O)−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、該−C(O)−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分、および該−C(O)O−(C−C10)ヘテロアリールのヘテロアリール部分は未置換であるか、またはZから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか、または、
2つのR基はそれらが結合している窒素と一緒になって(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルケニル、またはベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Yは独立してハロ、−CN、(C−C)アルキル、(C−C)ハロアルキル、(C−C10)シクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルケニル、ベンジル、(C−C10)アリール、(C−C10)ヘテロアリール、−O−(C−C)アルキル、−O−(C−C)ハロアルキル、−O−(C−C10)アリール、−O−(C−C10)ヘテロアリール、−O−(C−C10)シクロアルキル、−O−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−S−(C−C10)アリール、−S−(C−C)アルキル、−S−(C−C)ハロアルキル、−S−(C−C10)ヘテロアリール、−S−(C−C10)シクロアルキル、−S−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−S(O)−(C−C)アルキル、−S(O)−(C−C10)シクロアルキル、−S(O)−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−S(O)−(C−C10)アリール、−S(O)−(C−C10)ヘテロアリール、−(C−C)アルキレン−CN、−C(O)−(C−C)アルキル、−C(O)−(C−C10)アリール、−C(O)−(C−C)ハロアルキル、−C(O)−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)−(C−C10)シクロアルキル、−C(O)−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−C(O)O−(C−C)アルキル、−C(O)O−(C−C10)アリール、−C(O)O−(C−C)ハロアルキル、−C(O)O−(C−C10)ヘテロアリール、−C(O)O−(C−C10)シクロアルキル、−C(O)O−(C−C10)ヘテロシクロアルキル、−N(R)C(O)−(C−C)アルキル、−N(R)C(O)−N(R、−OH、−(C−C)アルキレン−OH、−(C−C)アルキレン−C(O)−O−(C−C)アルキル、−O−(C−C)アルキレン−(C−C10)アリール、−N(R、−C(O)N(R、−S(O)N(R、−O−Q−L−R、−O−Q−CN、−O−Q−C(O)N(R、−O−Q−S(O)N(R、−O−Q−OC(O)N(R、および−O−Q−N(R)C(O)N(Rよりなる群から選択され;
ここでYの各ベンジル、各(C−C10)アリール、各(C−C10)ヘテロアリール、該−O−(C−C10)アリールの各アリール部分、該−O−(C−C10)ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−S−(C−C10)アリールの各アリール部分、該−S−(C−C10)ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−S(O)−(C−C10)アリールの各アリール部分、該−S(O)−(C−C10)ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−C(O)−(C−C10)アリールの各アリール部分、該−C(O)−(C−C10)ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分、該−C(O)O−(C−C10)アリールの各アリール部分、および該−C(O)O−(C−C10)ヘテロアリールの各ヘテロアリール部分は未置換であるか、またはZから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか;または、
2つのY基は−O−CH−O−基を形成し;
各Yは独立して、アルキル、ハロ、ハロアルキル、アリール、−アルキレン−アリール、−アルキレン−OH、−CN、−OH、−O−アルキル、−C(O)−アルキル、−S(O)−シクロアルキル、−アルキレン−N(R、−C(O)−アルキレン−N(R、−C(O)−O−アルキル、−C(O)−アリール、−C(O)−ハロアルキル、および−C(O)N(Rよりなる群から選択され、
ここでYの該アリール、該−C(O)−アリールのアリール部分、および該−アルキレン−アリール、−アルキレン−OHのアルキレン部分は未置換であるか、またはZから独立して選択される1つ以上の基で置換されているか;または、
2つのY基は−O−CHCH−O−基を形成するか;または、
(C−C10)シクロアルキル−、ベンゾ縮合(C−C10)シクロアルキル−、ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル−、ベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルケニル−、または(C−C10)ヘテロシクロアルキル環の同じ環炭素原子に結合している該Y置換基のうち2つが、それらが両方とも結合している環炭素原子と一緒になってカルボニル基を形成し;
各−Q−は−(C−C)アルキレン−、−(C−C)アルケニレン−、−(C−C)アルキニレン−、−(C−C10)シクロアルキレン−、−(C−C10)ヘテロシクロアルキレン−、−(C−C)アルキレン−(C−C10)シクロアルキレン−、−(C−C)シクロアルキレン−(C−C)アルキレン−、−(C−C)シクロアルキレン−(C−C)アルキレン−(C−C)シクロアルキレン−から独立して選択される2価のラジカルであり、
ここで該Qのアルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、およびヘテロシクロアルキレン部分は場合により下記:
【化169】

およびZから独立して選択される1〜3つの基で置換されており、
ここでtは0、1、2、または3であり;
各Lは独立して−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−OS(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、および−OC(O)−よりなる群から選択され;
各Rは独立してH、(C−C)アルキル、(C−C)ハロアルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C10)シクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、未置換の(C−C10)アリール、Zから独立して選択される1つ以上の基で置換された(C−C10)アリール、未置換の(C−C10)ヘテロアリール、Zから独立して選択される1つ以上の基で置換された(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)シクロアルキル、−(C−C)アルキレン−OH、−(C−C)アルキレン−O−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキレン−O−(C−C10)アリール、−(C−C)アルキレン−OC(O)−(C−C10)アルキル、−(C−C)アルキレン−OC(O)−(C−C10)アリール、−(C−C)アルキレン−OC(O)−(C−C10)ヘテロアリール、および(C−C)アルキレン−N(Rよりなる群から選択されるか、または、
2つのR基はそれらが結合している窒素と一緒になって(C−C10)ヘテロアリール、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルケニル、またはベンゾ縮合(C−C10)ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Rは独立してH、(C−C)アルキル、−N(R、(C−C10)シクロアルキル、(C−C10)ヘテロシクロアルキル、(C−C10)アリール、置換された(C−C10)アリール、(C−C10)ヘテロアリール、および置換された(C−C10)ヘテロアリールよりなる群から選択され、ここで該置換基は独立してZおよび−C(O)N(Rから選択され;
そして、
各Zは独立して(C−C)アルキル、ハロ、(C−C)ハロアルキル、−OH、−O−(C−C)アルキル、および−CNよりなる群から選択される、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項3】
基の少なくとも1つがアルキルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項4】
基の少なくとも1つがハロである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項5】
基の少なくとも1つが−CNである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項6】
基の少なくとも1つが−OHである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項7】
基の少なくとも1つが−C(O)N(Rである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項8】
各Rが独立してHおよびアルキルから選択される、請求項7記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項9】
基の少なくとも1つが−S(O)N(Rである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項10】
基の少なくとも1つが−O−Q−L−Rである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項11】
−Q−が未置換の−アルキレン−である、請求項10記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項12】
−Q−が1〜3つのZ基で置換された−アルキレン−であり、ここで各Zは独立して−アルキルから選択される、請求項10記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項13】
Zがメチルである、請求項12記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項14】
が−O−である、請求項10記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項15】
が−OC(O)−である、請求項10記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項16】
が−C(O)O−である、請求項10記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項17】
が−C(O)−である、請求項10記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項18】
基の少なくとも1つが−O−Q−L−Rであり、ここで各RはH、アルキル、−N(R、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルから独立して選択される、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項19】
が−NHである、請求項18記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項20】
がテトラヒドロピランである、請求項18記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項21】
がメチルである、請求項18記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項22】
基の少なくとも1つが−O−CHCH−OHである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項23】
基の少なくとも1つが−O−CHCH−O−CHである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項24】
基の少なくとも1つが−O−CHCH(CH)−OHである、請求項20記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項25】
基の少なくとも1つが−O−CH−C(O)O−CH−CHである、請求項24記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項26】
ArおよびArがアリールである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項27】
Arがフェニルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項28】
Arがフェニルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項29】
ArおよびArの各々がフェニルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項30】
ArがYから各々独立して選択される2つの基で置換されたフェニルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項31】
Arが、ピペラジン環への結合点に関して、4位における1つのY基および2位における1つのY基で置換されたフェニルであり、その2つのY基は同じかまたは異なっていてよい、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項32】
Arがアリールであり、そしてArがヘテロアリールである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項33】
Arがフェニルであり、そしてArがピリジルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項34】
Arがヘテロアリールであり、そしてArがアリールである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項35】
Arがピリジルであり、そしてArがフェニルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項36】
ArおよびArの各々が独立してヘテロアリールである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項37】
Arがピリジルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項38】
Arがピリジルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項39】
ArおよびArの両方がピリジルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項40】
ArがYから独立して選択される2つの基で置換されたピリジルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項41】
Arが、ピペラジン環への結合点に関して、2位における1つのY基および4位における1つのY基で置換されたピリジルであり、そしてそのY基の各々は同じかまたは異なっていてよい、請求項40記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項42】
Arが下記:
【化170】

である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項43】
m=0であり、そしてn=0である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項44】
m=0であり、n=1であり、そしてBが−(C(R−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項45】
r=1である、請求項44記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項46】
各RがHおよび−アルキレン−OHから独立して選択される、請求項44記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項47】
各RがHおよび−(CH)−OHから独立して選択される、請求項44記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項48】
各RがHおよび−(CH−OHから独立して選択される、請求項44記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項49】
各RがHおよび−(CH−OHから独立して選択される、請求項44記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項50】
m=0であり、n=1であり、そしてBが−(C(R−であり、ここでr=1であり、そして各RがHおよび−アルキルから独立して選択される、請求項44記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項51】
各RがHおよびメチルから独立して選択される、請求項50記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項52】
各RがHおよびエチルから独立して選択される、請求項50記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項53】
m=1であり、n=0であり、そしてAが−(C(R−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項54】
各RがHおよびアルキルから独立して選択される、請求項53記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項55】
qが1であり、そして各RがHである、請求項53記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項56】
qが2であり、そして各RがHおよびアルキルから独立して選択される、請求項53記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項57】
m=1であり、n=0であり、そしてAが−C(O)−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項58】
m=1であり、n=0であり、そしてAが−S(O)−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項59】
m=1であり、n=1であり、そしてAが−(C(R−であり、そしてBが−(C(R−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項60】
q=1であり、そして各RがHである、請求項59記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項61】
別のそのような実施形態において、r=1であり、そして各Rが独立してH、アルキル、および−ORから選択され、ここで各Rは独立してHまたはアルキルから選択される、請求項59記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項62】
別のそのような実施形態において、m=1であり、n=1であり、そしてAは−CH−であり、そしてBは−C(CH)(OH)−である、請求項59記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項63】
m=1であり、n=1であり、そしてAは−CH−であり、そしてBは−CH(OH)−である、請求項59記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項64】
m=1であり、n=1であり、そしてAが−C(=N−OR)−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項65】
がHである、請求項64記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項66】
m=1であり、n=1であり、Aは−(C(R−であり、そしてBが−C(O)−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項67】
qが1である、請求項66記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項68】
がHである、請求項67記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項69】
m=1であり、n=1であり、Aが−C(O)−であり、そしてBが−(C(R−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項70】
各RがH、−OHおよび−アルキルから独立して選択される、請求項69記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項71】
rが1である、請求項69記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項72】
各Rがアルキルから独立して選択される基である、請求項71記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項73】
Bが−C(OH)(CH)−、−C(OH)(CHCH)−および−C(OH)H−から選択される、請求項71記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項74】
Bが−C(OH)(CH)−、および−C(OH)H−から選択される、請求項71記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項75】
m=1であり、n=1であり、そしてAが−C(O)−であり、そしてBが−N(R)−である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項76】
がHである、請求項75記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項77】
XがHである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項78】
m=n=0である、請求項77記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項79】
Xがアルキルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項80】
Xがシクロアルキルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項81】
Xがシクロプロピルである、請求項80記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項82】
Xが−(C(R−アリールであり、ここでXのアリール部分は未置換である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項83】
s=0である、請求項82記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項84】
s=1または2であり、そしてRがHまたはアルキルである、請求項82記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項85】
sが0であり、そしてXが−フェニルである、請求項82記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項86】
Xが−(C(R−アリールであり、ここでXのアリール部分はYから独立して選択される1つ以上の基で置換されている、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項87】
s=0であり、そしてXがYから独立して選択される1つ以上の基で置換された−フェニルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項88】
s=0であり、そしてXがアルキル、ハロアルキル、CN、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、−C(O)N(R、および−O−Q−Lから独立して選択される1つ以上の基で置換された−フェニルである、請求項87記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項89】
Xが−(C(R−ヘテロアリールであり、ここでXのヘテロアリール部分は未置換である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項90】
s=0である、請求項89記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項91】
s=1または2であり、そしてRがHまたはアルキルである、請求項89記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項92】
sが0であり、そしてXが−ピリジルである、請求項89記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項93】
Xが−(C(R−ヘテロアリールであり、ここでXのヘテロアリール部分はYから独立して選択される1つ以上の基で置換されている、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項94】
s=0である、請求項93記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項95】
s=1または2であり、そしてRがHまたはアルキルである、請求項93記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項96】
s=0であり、そしてXのヘテロアリール部分がYから独立して選択される1つ以上の基で置換された−ピリジルである、請求項93記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項97】
s=0であり、そしてXがアルキル、ハロアルキル、CN、ハロ、アルコキシ、ハロアルコキシ、−C(O)N(R、および−O−Q−Lから独立して選択される1つ以上の基で置換された−ピリジルである、請求項93記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項98】
p=0である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項99】
p=1であり、そしてRがアルキルである、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項100】
p=1であり、そしてRがメチルである、請求項99記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項101】
p=2である、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項102】
2つのR基が一緒になってカルボニル基を形成する、請求項101記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項103】
下記式(IA):
【化171】

を有する、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項104】
下記式(IB):
【化172】

を有する、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項105】
下記式(IC):
【化173】

を有する、請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項106】
下記:
【化174】

【化175】

【化176】

【化177】

【化178】

【化179】

【化180】

【化181】

【化182】

から選択される化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体。
【請求項107】
少なくとも1つの請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体;および少なくとも1つの製薬上許容しうる担体を含む、組成物。
【請求項108】
少なくとも1つの請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体;および請求項1の化合物以外の少なくとも1つの追加的活性剤を含む、組成物。
【請求項109】
該少なくとも1つの追加的活性剤が中枢作用性薬剤および末梢作用性薬剤から選択される、請求項108記載の組成物。
【請求項110】
該少なくとも1つの追加的活性剤がヒスタミン−3受容体拮抗剤およびNPY5拮抗剤から選択される、請求項108記載の組成物。
【請求項111】
該少なくとも1つの追加的活性剤がミクロソームトリグリセリド転移蛋白(MTP)阻害剤から選択される、請求項108記載の組成物。
【請求項112】
少なくとも1つの請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体;および少なくとも1つのコレステロール低下化合物を含む、組成物。
【請求項113】
該少なくとも1つのコレステロール低下化合物が少なくとも1つのステロール吸収阻害剤または少なくとも1つの5α−スタノール吸収阻害剤である、請求項112記載の組成物。
【請求項114】
該少なくとも1つのコレステロール低下化合物が少なくとも1つの置換アゼチジノン化合物または置換β−ラクタム化合物もしくはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体である、請求項112記載の組成物。
【請求項115】
該少なくとも1つのコレステロール低下化合物がエゼチマイブ(ezetimibe)である、請求項112記載の組成物。
【請求項116】
有効量の請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体を、精神障害、不安、分裂病、うつ病、向精神薬乱用、薬物乱用、薬物依存、アルコール依存、ニコチン依存、神経障害、片頭痛、ストレス、癲癇、運動障害、パーキンソン病、健忘症、老人性認知症、アルツハイマー病、摂食障害、II型糖尿病、胃腸疾患、嘔吐、下痢、尿路障害、不妊障害、炎症、感染症、癌、神経炎症、アテローム性動脈硬化症、ギランバレー症候群、ウィルス性脳炎、脳血管罹患、および頭蓋外傷から選択される状態または疾患を治療、低減または改善することを必要としている患者に投与することを含む、それらを必要としている患者における治療、低減または改善の方法。
【請求項117】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体を、メタボリックシンドローム、肥満、胴囲、腹囲、II型糖尿病、インスリン抵抗性、肝リピドーシス、脂肪肝疾患、神経炎症性障害、認知障害、精神病、嗜好行動、胃腸障害、および心臓血管状態から選択される状態または疾患を治療、低減または改善することを必要としている患者に投与することを含む、それらを必要としている患者における治療、低減または改善の方法。
【請求項118】
該状態または疾患がメタボリックシンドローム、肥満、胴囲、腹囲、II型糖尿病、肝リピドーシス、および脂肪肝疾患から選択される、請求項117記載の方法。
【請求項119】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体を、身体状態の評点を低減する必要のある患者に投与することを含む、それを必要としている患者における身体状態の評点の低減の方法。
【請求項120】
有効量の請求項108〜115のいずれか1項に記載の組成物を、精神障害、不安、分裂病、うつ病、向精神薬乱用、薬物乱用、薬物依存、アルコール依存、ニコチン依存、神経障害、片頭痛、ストレス、癲癇、運動障害、パーキンソン病、健忘症、老人性認知症、アルツハイマー病、摂食障害、II型糖尿病、胃腸疾患、嘔吐、下痢、尿路障害、不妊障害、炎症、感染症、癌、神経炎症、アテローム性動脈硬化症、ギランバレー症候群、ウィルス性脳炎、脳血管罹患、および頭蓋外傷から選択される状態または疾患を治療、低減または改善することを必要としている患者に投与することを含む、それらを必要としている患者における治療、低減または改善の方法。
【請求項121】
有効量の請求項108〜115のいずれか1項に記載の組成物を、メタボリックシンドローム、肥満、胴囲、腹囲、II型糖尿病、インスリン抵抗性、肝リピドーシス、脂肪肝疾患、神経炎症性障害、認知障害、精神病、嗜好行動、胃腸障害、および心臓血管状態から選択される状態または疾患を治療、低減または改善することを必要としている患者に投与することを含む、それらを必要としている患者における治療、低減または改善の方法。
【請求項122】
有効量の請求項108〜115のいずれか1項に記載の組成物を、メタボリックシンドローム、肥満、胴囲、腹囲、II型糖尿病、肝リピドーシス、および脂肪肝疾患から選択される状態または疾患を治療、低減または改善することを必要としている患者に投与することを含む、治療、低減または改善の方法。
【請求項123】
有効量の請求項108〜115のいずれか1項に記載の組成物を、身体状態の評点を低減する必要のある患者に投与することを含む、それを必要としている患者における身体状態の評点の低減の方法。
【請求項124】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物またはその製薬上許容しうる塩、溶媒和物、エステル、または異性体を動物に投与することを含む、該動物のエネルギーを脂肪の蓄積から蛋白増大に向けて分配する方法。
【請求項125】
有効量の請求項108〜115のいずれか1項に記載の組成物を動物に投与することを含む、該動物のエネルギーを脂肪の蓄積から蛋白増大に向けて分配する方法。

【公表番号】特表2010−531360(P2010−531360A)
【公表日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−514782(P2010−514782)
【出願日】平成20年6月25日(2008.6.25)
【国際出願番号】PCT/US2008/007867
【国際公開番号】WO2009/005645
【国際公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【出願人】(510000976)インターベット インターナショナル ベー. フェー. (6)
【Fターム(参考)】