説明

FABIインヒビターとしてのアクリルアミド誘導体

本発明は、部分的に、FAB I阻害特性を持つ化合物に関する。そのような化合物はまた、FAB Iに構造的または機能的のいずれかに類似する他の酵素、例えば、FAB Kなども阻害する。その記載した化合物と組成物は、細菌性感染症を治療するのに用いられる。また、記載した化合物は、該化合物を無生物の表面に適用することによって、無生物の表面を殺菌するために使用することもできる。また、明記した化合物を含む記載した組成物を含むキットも、この使用のための指示書とともに提供される。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化194】


(式I中、各存在が独立しており、
Aが、0個乃至2個のヘテロ原子を含む4員乃至7員の単環、0個乃至4個のヘテロ原子を含む8員乃至12員の双環、又は0個乃至6個のヘテロ原子を含む8員乃至12員の3環(前記の単環、双環又は3環が、独立して、事実上脂肪族環、芳香族環、ヘテロアリール環又は複素環であり、かつ前記の単環、双環又は3環が、C1−4アルキル、OR”(式中、R”は、H、アルキル、アラルキル、又はヘテロアラルキルである。)、CN、OCF、F、Cl、Br、Iからなる群から選ばれる一つ又はそれより多い基で任意に置換されており、前記のヘテロ原子がN、S、又はOから選ばれる。)であり、
R’がH又はアルキルであり、かつ
Rが、
【化195】


(式中、各存在は独立しており、Rが、H又はOHであり、Rが、OH又は−Arであり、かつRが、各々が独立して、H、カルボニル、スルホニル、又はアリールである)で表される基である。)で表される化合物及びその薬学的に受容される塩。
【請求項2】
Aが、
【化196】


(式中、各存在が独立しており、Rが、H、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルケニル、OR”(式中、R”が、H、アルキル、アラルキル、又はヘテロアラルキルである。)、CN、OCF、F、Cl、Br、Iであり、かつLの各々が独立しており、O、S又はNRである。)で表される基から選ばれる、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aが、
【化197】


から選ばれる、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
前記化合物が、
式Ia:
【化198】


(式中、R3が前記の定義と同じであり、かつAが、
【化199】


から選ばれる。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
前記化合物が、
式Ib:
【化200】

(式中、Aが
【化201】

から選ばれ、かつR及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項6】
前記化合物が、
式Ic:
【化202】


(式中、Aが
【化203】

であり、かつR及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項7】
前記化合物が、
式Id:
【化204】


(式中、R’及びRが前記の定義と同じであり、かつ
Aが
【化205】

から選ばれる。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項8】
前記化合物が、
式Ie:
【化206】


(式中、R’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項9】
前記化合物が、
式If:
【化207】


(式中、R’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項10】
前記化合物が、
式Ig:
【化208】


(式中、Aが、
【化209】

で表される基であり、かつR’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が、
式Ih:
【化210】


(式中、Aが、
【化211】

で表される基であり、かつR’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項12】
前記化合物が、
式Ii:
【化212】


(式中、R’及びRが前記の定義と同じであり、
Aが、
【化213】

(式中、Rが前記の定義と同じである。)で表される基である。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物が、
式Ij:
【化214】


(式中、R’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項14】
前記化合物が、
式Ik:
【化215】


(式中、Aが、
【化216】

で表される基であり、かつR’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項15】
前記化合物が、
式Il:
【化217】


(式中、R’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項16】
前記化合物が、
式Im:
【化218】


(式中、R’、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項17】
前記化合物が、
式In:
【化219】


(Aが、
【化220】

から選ばれ、かつR’、R、R及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項18】
前記化合物が、
式Io:
【化221】


(式中、R’、及びRが前記の定義と同じである。)で表される化合物である、請求項2記載の化合物。
【請求項19】
前記化合物が、以下の化合物から選ばれる、請求項1記載の化合物。
(E)−3−(7,7−ジメチル−8−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5−オキサ−1,9−ジアザ−ベンゾシクロヘプテン−3−イル)−N−(3−メトキシ−2−プロポキシ−ベンジル)−N−メチルアクリルアミド;
(E)−3−(7,7−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5−オキサ−1,9−ジアザ−ベンゾシクロヘプテン−3−イル)−N−メチル−N−(3−メチル−ベンゾフラン−2−イルメチル)アクリルアミド;
3−(7,7−ジメチル−8−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5−オキサ−1,9−ジアザ−ベンゾシクロヘプテン−3−イル)−N−メチル−N−[1−(R)−(3−メチル−ベンゾフラン−2−イル)−エチル]アクリルアミド;
(E)−3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−メチル−N−(3−メチルベンゾフラン−2−イルメチル)アクリルアミド;
(E)−3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−メチル−N−(3−メチルベンゾフラン−2−イルメチル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−7−{2−[メチル−(3−メチルベンゾフラン−2−イルメチル)カルバモイル]ビニル}−1,2,3,5−テトラヒドロピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−4−カルボン酸 tert−ブチルエステル;
(E)−3−(4−アセチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−メチル−N−(3−メチルベンゾフラン−2−イルメチル)アクリルアミド 塩酸塩;
N−メチル−N−(3−メチル−ベンゾフラン−2−イルメチル)−3−(5,7,8,9−テトラヒドロ−6−オキサ−1,9−ジアザ−ベンゾシクロヘプテン−3−イル)−アクリルアミド;
N−メチル−N−(1−メチル−1H−インドール−2−イルメチル)−3−(5,7,8,9−テトラヒドロ−6−オキサ−1,9−ジアザ−ベンゾシクロヘプテン−3−イル)−アクリルアミド;
N−メチル−N−(3−メチル−ベンゾフラン−2−イルメチル)−3−(4−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−アクリルアミド 二塩酸塩;
N−メチル−N−(1−メチル−1H−インドール−2−イルメチル)−3−(4−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−アクリルアミド 二塩酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)−3−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリド[2,3−b]アゼピン−3−イル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)−3−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリド[2,3−b]アゼピン−3−イル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−tert−ブチル 7−(3−(((1,2−ジヒドロアセナフチレン−5−イル)メチル)(メチル)アミノ)−3−オキソ−1−プロペニル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−4(5H)−カルボキシラート;
(S,E)−3−(3−ベンジル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド トリフルオロ酢酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)−3−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)−3−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−3−(3,3−ジメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)−3−(4−(メチルスルホニル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−3−(3−スピロシクロペンチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド トリフルオロ酢酸塩;
(E)−N−メチル−3−((S)−3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−((3−メチル−3a,7a−ジヒドロベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド トリフルオロ酢酸塩;
(R,E)−N−メチル−3−(3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド トリフルオロ酢酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)−3−(4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)アクリルアミド;
(E)−N−メチル−N−((3−メチル−1H−インドール−2−イル)メチル)−3−(1,2,3,5−テトラヒドロピリド[2,3−e][1,4]オキサゼピン−7−イル)アクリルアミド;
(E)−3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)−N−メチル−N−((3−メチル−1H−インドール−2−イル)メチル)アクリルアミド;
(R,E)−(3,3−ジメチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロピリド[3,2−b][1,4]オキサゼピン−8−イル)−N−(1−(3−エチルベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−メチルアクリルアミド;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)−3−(4−オキソ−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロピリド[2,3−b][1,5]ジアゾシン−8−イル)アクリルアミド ジ−メタンスルホン酸塩;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)−3−(4−オキソ−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロピリド[2,3−b][1,5]ジアゾシン−8−イル)アクリルアミド ジ−メタンスルホン酸塩;
(R,E)−3−(3,3−ジメチル−2−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロピリド[2,3−e][1,4]オキサゼピン−7−イル)−N−(1−(3−メトキシ−2−プロポキシフェニル)エチル)−N−メチルアクリルアミド;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)−3−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]ジアゼピン−8−イル)アクリルアミド;
(E)−N−メチル−3−(5−メチル−4−オキソ−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロピリド[2,3−b][1,5]ジアゾシン−8−イル)−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−N−(3−メトキシ−2−プロポキシベンジル)−N−メチル−3−(5−メチル−4−オキソ−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロピリド[2,3−b][1,5]ジアゾシン−8−イル)アクリルアミド;
(E)−N−メチル−3−(5−メチル−4−オキソ−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロピリド[2,3−b][1,5]ジアゾシン−8−イル)−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)アクリルアミド;
(E)−3−(5−ヒドロキシ−8−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリド[2,3−b]アゼピン−3−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド;
(E)−3−(1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロピリド[2,3−b][1,5]ジアゾシン−8−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド;
(E)−3−((E)−2,2−ジメチル−3−(メチルイミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)アクリルアミド 塩酸塩;
(E)−3−((E)−2,2−ジメチル−3−(メチルイミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)メチル)アクリルアミド;
(E)−N−((1,3−ジメチル−1H−インドール−2−イル)メチル)−N−メチル−3−(2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−e][1,4]ジアゼピン−7−イル)アクリルアミド;
(E)−N−メチル−N−((3−メチルベンゾフラン−2−イル)メチル)−3−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]ジアゼピン−8−イル)アクリルアミド;
(E)−N−((3,4−ジメチルチエノ[2,3−b]チオフェン−2−イル)メチル)−N−メチル−3−(8−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリド[2,3−b]アゼピン−3−イル)アクリルアミド;
(E)−N−((3−エチルベンゾフラン−2−イル)メチル)−N−メチル−3−(8−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ピリド[2,3−b]アゼピン−3−イル)アクリルアミド
【請求項20】
前記化合物が、約5μM若しくはそれ未満、約1μM若しくはそれ未満、約100nM若しくはそれ未満、約10nM若しくはそれ未満、又は約1nM若しくはそれ未満のKiでFabIを阻害する、請求項1記載の化合物。
【請求項21】
前記化合物が、約30μM若しくはそれ未満、約1μM若しくはそれ未満、約100nM若しくはそれ未満、又は約10nM若しくはそれ未満のIC50でFabIを阻害する、請求項1記載の化合物。
【請求項22】
前記化合物が、約32μg若しくはそれ未満、約16μg若しくはそれ未満、約8μg若しくはそれ未満、約4μg若しくはそれ未満、約2μg若しくはそれ未満、約1μg若しくはそれ未満、約0.5μg若しくはそれ未満、約0.25μg若しくはそれ未満、又は約0.125μg若しくはそれ未満のMICでFabIを阻害する、請求項1記載の化合物。
【請求項23】
請求項1−19の何れか一つに記載の化合物、及び薬学的に受容されるキャリヤー又は添加剤を含む薬学的組成物。
【請求項24】
前記組成物が、静脈内注射、注射による投与、局所投与、座剤又は全身性投与のうちの一つの投与ために製剤化されている、請求項23記載の薬学的組成物。
【請求項25】
前記組成物が、経口投与ために製剤化されている、請求項23記載の組成物。
【請求項26】
一緒に投与した場合、20錠で提供される化合物の量が、少なくともそのED50の投与量からそのED50の10倍以下の投与量を提供するように、前記組成物が錠剤に製剤化されている、請求項25記載の組成物。
【請求項27】
20ccボーラス注射で提供される化合物の量が、少なくともそのED50の投与量からそのED50の10倍以下の投与量を提供するように、前記組成物が非経口投与剤に製剤化されている、請求項25記載の組成物。
【請求項28】
1L(リットル)静脈内注射液で提供される化合物の量が、少なくともそのED50の投与量からそのED50の10倍以下の投与量を提供するように、前記組成物が静脈内注入液に製剤化されている、請求項24記載の組成物。
【請求項29】
細菌が関係する疾患に罹った被験体において、細菌のレベルを減らすための、請求項1の化合物を含む丸剤であって、前記の丸剤が、少なくとも約8時間、少なくとも約12時間、少なくとも約24時間、及び/又は少なくとも約1週間にわたり効果的な細菌処置を提供する丸剤。
【請求項30】
多数の丸剤を含む、細菌疾患の処置に十分な数の丸剤のパックであって、各丸剤が請求項1の化合物を含む丸剤のパック。
【請求項31】
前記のパックが、少なくとも5個の丸剤、少なくとも10個の丸剤、又は少なくとも20個の丸剤を含む、請求項30記載の丸剤パック。
【請求項32】
細菌疾患に罹った被験体を処置するための方法であって、請求項23の薬学的組成物を前記被験体に投与するステップを含む、方法。
【請求項33】
前記化合物が、哺乳動物のエノイル CoAヒドラターゼ(enoyl CoA hydratase)を阻害するIC50よりも、少なくとも1桁低いIC50で病原菌のFab I活性を阻害する、請求項32記載の方法。
【請求項34】
前記の哺乳動物がヒトである、請求項33記載の方法。
【請求項35】
不活発な表面を滅菌するための方法であって、請求項1−19の何れか一つの化合物を前記不活発な表面に投与するステップを含む、方法。
【請求項36】
請求項23の薬学的組成物及びその使用のための指示書を含むキット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公表番号】特表2010−501474(P2010−501474A)
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−519767(P2009−519767)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際出願番号】PCT/CA2007/001277
【国際公開番号】WO2008/009122
【国際公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願人】(508168192)アフィニウム ファーマシューティカルズ, インク. (2)
【氏名又は名称原語表記】AFFINIUM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】