説明

HIVインテグラーゼ阻害薬

ピリドピラジン−およびピリミドピラジン−ジオン化合物は、HIVインテグラーゼの阻害薬およびHIV複製の阻害薬である。1実施形態において、ジヒドロキシピリジンカルボキサミド類は、式(I)のものである


(G、Q、結合a、R、RおよびRは本明細書で定義の通りである。]。その化合物は、HIVによる感染の予防および治療、ならびにAIDSの予防、発症遅延および治療において有用である。その化合物は、化合物自体として、または製薬上許容される塩の形態でHIV感染およびAIDSに対して使用される。その化合物およびそれの塩は、適宜に他の抗ウィルス薬、免役調節剤、抗生物質もしくはワクチンと組み合わせて、医薬組成物中の成分として用いることができる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式Iの化合物もしくは該化合物の製薬上許容される塩。
【化1】

[式中、
Gは、C−R、CH−R、NもしくはN−Rであり;
Qは、C−R、C−R、CH−RもしくはCH−Rであり;ただし、(i)GがC−Rの場合はQはC−Rであり、(ii)GがCH−Rの場合はQはCH−Rであり、(iii)GがNの場合はQはC−Rであり、(iv)GがN−Rの場合はQはCH−Rであり;
結合「a」は、GとQの間の単結合もしくは二重結合であり;ただし、(i)GがNもしくはC−Rの場合は結合「a」は二重結合であり、(ii)GがCH−RもしくはN−Rの場合は結合「a」は単結合であり;
は、
(1)H、
(2)ハロゲン、
(3)C1−6アルキル、
(4)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−6アルキレン−O−C1−6アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−OH、
(g)−HetDもしくは
(h)−N(R)−C1−6アルキレン−HetA
で置換されたC1−6アルキル、
(5)HetA、
(6)C(=O)−R
(7)C(=O)−アリールもしくは
(8)C(=O)−HetA
であり;
は、HもしくはC1−6アルキルであり;
は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−6アルキレン−O−C1−6アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−HetD、
(g)−N(R)−C1−6アルキレン−HetA
で置換されたC1−6アルキル、
(4)C(=O)−C1−6アルキル、
(5)COH、
(6)C(=O)−O−C1−6アルキル、
(7)C(=O)N(R)Rまたは
(8)C(=O)−HetF
であり;
は、
(1)H、
(2)C1−6アルキルまたは
(3)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−6アルキレン−O−C1−6アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−HetDもしくは
(g)−N(R)−C1−6アルキレン−HetA
で置換されたC1−6アルキル
であり;
は、
(1)H、
(2)C1−6アルキルまたは
(3)
(a)−COH、
(b)−C(=O)−O−C1−6アルキル、
(c)−C(=O)−C1−6アルキル、
(d)−N(R)R
(e)−C(=O)N(R)R
(f)−N(R)−C(=O)−R
(g)−N(R)−SO
(h)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(i)−HetF、
(j)−C(=O)−HetFもしくは
(k)−N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
で置換されたC1−6アルキル
であり;
あるいはRおよびRが、それぞれが結合している炭素原子およびそれらの間にある縮合環N原子とともに、前記式Iの化合物が、下記式IaもしくはIbの化合物となるように環を形成しており;
【化2】

kは1もしくは2に等しい整数であり;
は、HもしくはC1−6アルキルであり;
は、Tで置換されたC1−6アルキルであり;Tは、
(A)アリールまたは独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5員もしくは6員のヘテロ芳香族環に縮合したアリール[前記アリールもしくは縮合アリールは、それぞれが独立に
(1)−OH、−O−C1−6アルキル、−O−C1−6ハロアルキル、−CN、−NO、−N(R)R、−C(=O)N(R)R、−C(=O)R、−CO、−S(O)(nは0もしくは1もしくは2に等しい整数である。)、−SON(R)R、−N(R)C(=O)R、−N(R)CO、−N(R)SO、−N(R)SON(R)R、−OC(=O)N(R)Rもしくは−N(R)C(=O)N(R)Rで置換されていても良い−C1−6アルキル、
(2)−O−C1−6アルキル、
(3)−C1−6ハロアルキル、
(4)−O−C1−6ハロアルキル、
(5)−OH、
(6)ハロ、
(7)−CN、
(8)−NO
(9)−N(R)R
(10)−C(=O)N(R)R
(11)−C(=O)R
(12)−CO
(13)−SR
(14)−S(=O)R
(15)−SO
(16)−SON(R)R
(17)−N(R)SO
(18)−N(R)SON(R)R
(19)−N(R)C(=O)R
(20)−N(R)C(=O)−C(=O)N(R)R
(21)−N(R)CO
(22)フェニル、
(23)ベンジル、
(24)−HetB、
(25)−C(=O)−HetBもしくは
(26)−HetC
である1〜5個の置換基で置換されていても良い。]、または
(B)独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員ヘテロ芳香族環[前記ヘテロ芳香族環は、
(i)それぞれが独立にハロゲン、−C1−6アルキル、−C1−6ハロアルキル、−O−C1−6アルキル、−O−C1−6ハロアルキルもしくはヒドロキシである1〜4個の置換基で置換されていても良く;
(ii)それぞれが独立にアリールもしくはアリールで置換された−C1−6アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良い。]
であり;
は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)N(R)R
(4)N(R)−CO
(5)N(R)−SO
(6)N(R)−C(=O)−R
(7)N(R)−C(=O)−N(R)R
(8)N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(9)HetF、
(10)N(R)−C(=O)−HetFもしくは
(11)N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
は、H、C1−6アルキルもしくはUで置換されたC1−6アルキルであり;Uは独立に、Tと同じ定義を有し;
各R10は独立に、HもしくはC1−6アルキルであり;
各HetAは独立に、
(A)独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環[前記ヘテロ芳香族環は、該環中の炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記ヘテロ芳香族環は、
(i)それぞれが独立に−C1−4アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
(ii)アリールもしくは−C1−4アルキレン−アリールで置換されていても良い。];または
(B)独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する9員もしくは10員の芳香族ヘテロ二環式縮合環系[前記縮合環系は、5員環もしくは別の6員環と縮合している6員環からなり;その各環は炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合した前記縮合環系の前記環は、少なくとも前記ヘテロ原子のうちの1個を有し;前記縮合環系は、
(i)それぞれが独立に−C1−4アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
(ii)アリールもしくは−C1−4アルキレン−アリールで置換されていても良い。]
であり;
各HetBは独立に、C4−7アザシクロアルキルもしくはC3−6ジアザシクロアルキルであり;それらのいずれも、それぞれがオキソもしくはC1−6アルキルである1〜4個の置換基で置換されていても良く;
各HetCは独立に、独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環は、それぞれが独立にハロ、−C1−6アルキル、−C1−6ハロアルキル、−O−C1−6アルキル、−O−C1−6ハロアルキルもしくはヒドロキシである1〜4個の置換基で置換されていても良く;または
各HetDは独立に、少なくとも1個の炭素原子および独立に1〜4個のN原子、0〜2個のO原子および0〜2個のS原子から選択される合計1〜4個のヘテロ原子を有する4〜7員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も、酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環はベンゼン環に縮合していても良く;前記複素環は、前記環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環は、
(i)それぞれが独立に−C1−4アルキル、−C1−4アルキレン−N(R)Rもしくは−C(=O)ORである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
(ii)アリール、−C1−4アルキレン−アリール、HetEもしくは−C1−4アルキレン−HetEで置換されていても良く;HetEは、(i)独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環もしくは(ii)少なくとも1個の炭素原子および独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員の飽和複素環であり;
各HetFは独立に、1もしくは2個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子を有する4〜7員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環は該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環は、それぞれが独立に−C1−6アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
各アリールは独立に、フェニルもしくはナフチルであり;
各Rは独立に、HもしくはC1−6アルキルであり;
各Rは独立に、HもしくはC1−6アルキルである。]
【請求項2】
が、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−6アルキレン−O−C1−6アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−HetDもしくは
(g)−N(R)−C1−6アルキレン−HetA
で置換されたC1−6アルキル、または
(4)C(=O)−C1−6アルキル
であり;
が、
(1)H、
(2)C1−6アルキルまたは
(3)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−6アルキレン−O−C1−6アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−HetDもしくは
(g)−N(R)−C1−6アルキレン−HetA
で置換されたC1−6アルキル
であり;
およびRがそれぞれ独立に、HもしくはC1−6アルキルである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項3】
が、
(1)H、
(2)ハロゲン、
(3)C1−4アルキル、
(4)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−3アルキレン−O−C1−4アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−OH、
(g)−HetDもしくは
(h)−N(R)−C1−3アルキレン−HetA
で置換されたC1−4アルキル、
(5)HetA、
(6)C(=O)−R
(7)C(=O)−アリールもしくは
(8)C(=O)−HetA
であり;
が、HもしくはC1−4アルキルであり;
が、
(1)H、
(2)C1−4アルキル、
(3)C(=O)−C1−4アルキル、
(4)COH、
(5)C(=O)−O−C1−4アルキル、
(6)C(=O)N(R)Rもしくは
(7)C(=O)−HetF
であり;
が、
(1)H、
(2)C1−4アルキルもしくは
(3)
(a)−N(R)R
(b)−N(R)−C(=O)−R
(c)−N(R)−SO
(d)−N(R)−C1−3アルキレン−O−C1−4アルキル、
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−HetDもしくは
(g)−N(R)−C1−3アルキレン−HetA
で置換されたC1−4アルキル
であり;
が、
(1)H、
(2)C1−4アルキルもしくは
(3)
(a)−COH、
(b)−C(=O)−O−C1−4アルキル、
(c)−N(R)R
(d)−C(=O)N(R)R
(e)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(f)−HetF、
(g)−C(=O)−HetFもしくは
(h)−N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
で置換されたC1−4アルキル
であり;
あるいはRおよびRが、それぞれが結合している炭素原子およびそれらの間にある縮合環N原子とともに、前記式Iの化合物が下記の式IaもしくはIbの化合物:
【化3】

となるように環を形成しており;
kが、1もしくは2に等しい整数であり;
が、HもしくはC1−4アルキルであり;
が、H、C1−4アルキルもしくはTで置換されたC1−4アルキルであり;Tが、フェニル、ナフチル、キノリニルもしくはイソキノリニルであり;そのフェニル、ナフチル、キノリニルもしくはイソキノリニルが、それぞれが独立にハロ、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−C1−4フルオロアルキル、−SO−C1−4アルキル、−C(=O)−NH(−C1−4アルキル)もしくは−C(=O)−N(−C1−4アルキル)もしくはHetCである1〜3個の置換基で置換されていても良く;
が、
(1)H、
(2)C1−4アルキル、
(3)N(R)R
(4)N(R)−CO
(5)N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(6)HetFもしくは
(7)N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
が、H、C1−4アルキルもしくはUで置換されたC1−4アルキルであり;Uが、フェニル、ナフチル、キノリニルもしくはイソキノリニルであり;前記フェニル、ナフチル、キノリニルもしくはイソキノリニルが、それぞれが独立にハロ、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−C1−4フルオロアルキル、−SO−C1−4アルキル、−C(=O)−NH(−C1−4アルキル)、−C(=O)−N(−C1−4アルキル)もしくはHetCである1〜3個の置換基で置換されていても良く;
各R10が独立に、HもしくはC1−4アルキルであり;
HetAが、
(A)独立に0〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環[前記ヘテロ芳香族環は、該環中の炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記ヘテロ芳香族環は、
(i)それぞれが独立に−C1−3アルキルである1個もしくは2個置換基で置換されていても良く;
(ii)フェニルもしくは−CH−フェニルで置換されていても良い。];または
(B)独立に1〜4個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜4個のヘテロ原子を有する9員もしくは10員芳香族ヘテロ二環式縮合環系[前記縮合環系は、5員環もしくは別の6員環と縮合した6員環からなり、それらの環のいずれも炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合した前記縮合環系の前記環は、前記ヘテロ原子のうちの少なくとも1個を含み;前記縮合環系は、
(i)それぞれが独立に−C1−3アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
(ii)フェニルもしくは−CH−フェニルで置換されていても良い。]
であり;
各HetCが、独立に1〜4個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環が、該環中の炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記ヘテロ芳香族環が、それぞれが独立に−C1−4アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
HetDが、独立に1〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環がベンゼン環と縮合していても良く;前記複素環が該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環が、
(i)−C1−4アルキル、−(CH1−2−NH(−C1−4アルキル)、−(CH1−2−N(−C1−4アルキル)もしくは−C(=O)O−C1−4アルキルで置換されていても良く;
(ii)フェニル、−CH−フェニル、HetEもしくは−(CH1−2−HetEで置換されていても良く;HetEが、(i)独立に0〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環または(ii)独立に1〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員飽和複素環であり;
各HetFが独立に、ピロリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニルおよび4−メチルピペラジニルからなる群から選択される複素環であり;前記複素環が、該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;
各Rが独立に、HもしくはC1−4アルキルであり;
が、HもしくはC1−4アルキルである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項4】
が、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)塩素、
(4)臭素、
(5)CH−N(R)R
(6)CH(CH)−N(R)R
(7)CH−N(R)−C(=O)−R
(8)CH(CH)−N(R)−C(=O)−R
(9)CH−N(R)−SO
(10)CH(CH)−N(R)−SO
(11)CH−N(R)−C1−3アルキレン−O−C1−3アルキル、
(12)CH(CH)−N(R)−C1−3アルキレン−O−C1−3アルキル、
(13)CH−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(14)CH(CH)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(15)CHOH、
(16)CH(CH)OH、
(17)CH−HetD、
(18)CH(CH)−HetD、
(19)CH−N(R)−CH−HetA、
(20)CH(CH)−N(R)−CH−HetA、
(21)HetAもしくは
(22)C(=O)−R
であり;
が、HもしくはC1−3アルキルであり;
が、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)C(=O)−C1−3アルキル、
(4)COH、
(5)C(=O)−O−C1−3アルキルもしくは
(6)C(=O)N(R)R
であり;
が、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)CH−N(R)R
(4)CH(CH)−N(R)R
(5)CH−N(R)−C(=O)−R
(6)CH(CH)−N(R)−C(=O)−R
(7)CH−HetDもしくは
(8)CH(CH)−HetD
であり;
が、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)CHCOH、
(4)CHC(=O)−O−C1−4アルキル、
(5)(CH1−2N(R)R
(6)CHC(=O)N(R)R
(7)(CH1−2N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(8)(CH1−2−HetF、
(9)CHC(=O)−HetFもしくは
(10)(CH1−2N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
あるいはRおよびRが、それぞれが結合している炭素原子およびそれらの間にある縮合環N原子とともに、前記式Iの化合物が、下記式Ia1もしくはIb1の化合物:
【化4】

となるような環を形成しており;
が、HもしくはC1−3アルキルであり;
が、H、C1−3アルキルもしくはCH−Tであり;Tが、それぞれが独立にハロ、−C1−3アルキル、−O−C1−3アルキル、−C1−3フルオロアルキル、−SO−C1−3アルキル、−C(=O)−NH(−C1−3アルキル)、−C(=O)−N(−C1−3アルキル)もしくはHetCである1〜3個の置換基で置換されていても良いフェニルであり;
が、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)N(R)R
(4)N(R)−C(=O)−O−C1−4アルキル、
(5)N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(6)HetFもしくは
(7)N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
が、H、C1−3アルキルもしくはCH−Uであり;Uが、それぞれが独立にハロ、−C1−3アルキル、−O−C1−3アルキル、−C1−3フルオロアルキル、−SO−C1−3アルキル、−C(=O)−NH(−C1−3アルキル)、−C(=O)−N(−C1−3アルキル)もしくはHetCである1〜3個の置換基で置換されていても良いフェニルであり;
各Rが独立に、HもしくはC1−3アルキルであり;
が、HもしくはC1−3アルキルである請求項3に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項5】
が、
(1)H、
(2)CH
(3)塩素、
(4)臭素、
(5)CH−NH(CH)、
(6)CH−N(CH
(7)CH(CH)−NH(CH)、
(8)CH(CH)−N(CH
(9)CH(CH)−NH(CH(CH)、
(10)CH−NH−C(=O)CH
(11)CH−N(CH)−C(=O)CH
(12)CH(CH)−NH−C(=O)CH
(13)CH(CH)−N(CH)−C(=O)CH
(14)CH−NH−SOCH
(15)CH−N(CH)−SOCH
(16)CH(CH)−NH−SOCH
(17)CH(CH)−N(CH)−SOCH
(18)CH−NH−(CH−OCH
(19)CH−N(CH)−(CH−OCH
(20)CH(CH)−NH−(CH−OCH
(21)CH(CH)−N(CH)−(CH−OCH
(22)CH−NH−C(=O)−C(=O)−N(CH
(23)CH−N(CH)−C(=O)−C(=O)−N(CH
(24)CH(CH)−NH−C(=O)−C(=O)−N(CH
(25)CH(CH)−N(CH)−C(=O)−C(=O)−N(CH
(26)CHOH、
(27)CH(CH)OH、
(28)CH−HetD、
(29)CH(CH)−HetD、
(30)CH−NH−CH−HetA、
(31)CH−N(CH)−CH−HetA、
(32)CH(CH)−NH−CH−HetA、
(33)CH(CH)−N(CH)−CH−HetA、
(34)HetAもしくは
(35)C(=O)−CH
であり;
が、HもしくはCHであり;
が、
(1)H、
(2)CH
(3)C(=O)−CH
(4)COH、
(5)C(=O)−O−CH
(6)C(=O)N(H)CHもしくは
(7)C(=O)N(CH
であり;
が、
(1)H、
(2)CH
(3)CH−NH(CH)、
(4)CH(CH)−NH(CH)、
(5)CH−N(CH
(6)CH(CH)−N(CH
(7)CH−N(CH)−C(=O)−CH
(8)CH(CH)−N(CH)−C(=O)−CHもしくは
(9)CH−HetD
であり;
が、
(1)H、
(2)CH
(3)CHCOH、
(4)CHCOCH
(5)CHCOCHCH
(6)(CH1−2N(H)CH
(7)(CH1−2N(CH
(8)CHC(=O)N(H)CH
(9)CHC(=O)N(CHもしくは
(10)(CH1−2−HetF
であり;
あるいはRおよびRが、それぞれが結合している炭素原子およびそれらの間にある縮合環N原子とともに、前記式Iの化合物が式Ia1もしくはIb1の化合物となるような環を形成しており;
が、HもしくはCHであり;
が、CH−Tであり;Tが、それぞれが独立に塩素、臭素、フッ素、CH、OCH、CF、SOCH、C(=O)NH(CH、C(=O)N(CHもしくはオキサジアゾリルである1〜3個の置換基で置換されていても良いフェニルであり;
が、
(1)H、
(2)CH
(3)N(H)CH
(4)N(CH
(5)N(CH)−C(=O)−O−C1−4アルキル、
(6)N(CH)−C(=O)−C(=O)−N(H)CH
(7)N(CH)−C(=O)−C(=O)−N(CH
(8)HetFもしくは
(9)N(CH)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
が、H、CHもしくはCH−Uであり;Uが、それぞれが独立に塩素、臭素、フッ素、CH、OCH、CF、SOCH、C(=O)NH(CH、C(=O)N(CHもしくはオキサジアゾリルである1〜3個の置換基で置換されていても良いフェニルであり;
HetAが、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニルおよびピリドイミダゾリルからなる群から選択されるヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環が、該環中の炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記ヘテロ芳香族環が、メチルもしくはフェニルで置換されていても良く;
HetDが、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニルおよび(ベンゼン環と縮合した)ピペリジニルからなる群から選択される複素環であり;前記複素環が、該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;
HetFが、ピロリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニルおよび4−メチルピペラジニルからなる群から選択される複素環であり;前記複素環が、該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合している請求項4に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項6】
下記式IIaもしくはIIbの化合物である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【化5】

【請求項7】
下記式IIIaもしくはIIIbの化合物である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【化6】

【請求項8】
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
6−アセチル−2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−ピリジン−3−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
7−アセチル−2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−(1−ヒドロキシエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−(1−モルホリン−4−イルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
N−{1−[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−7−イル]エチル}N−メチルアセトアミド;
N−{1−[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−7−イル]エチル}N−メチルメタンスルホンアミド;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−(1−ピロリジン−1−イルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
N−{1−[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−7−イル]エチル}−N,N′,N′−トリメチルエタンジアミド;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−[1−(メチルアミノ)エチル]−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
7−ブロモ−2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
7−[1−(ジメチルアミノ)エチル]−2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−{1−[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−{1−[(2−メトキシエチル)アミノ]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−[1−(イソプロピルアミノ)エチル]−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−7−{1−[(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]エチル}−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−(モルホリン−4−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−[(メチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−(ピペリジン−1−イルメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
6−[(ジメチルアミノ)メチル]−2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−メチル−3,4,6,7−テトラヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−メチル−7−(1−モルホリン−4−イルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−メチル−7−(1−ピロリジン−1−イルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−6−[1−(メチルアミノ)エチル]−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;
6−[1−(ジメチルアミノ)エチル]−2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−1,8−ジオン;および
N−{[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−c]ピリミジン−6−イル]メチル}−N−メチルアセトアミド
からなる群から選択される化合物である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項9】
シスtert−ブチル[7−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−4,6−ジオキソ−2,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−2−イル]メチルカーバメート;
トランスtert−ブチル[7−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−4,6−ジオキソ−2,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−2−イル]メチルカーバメート;
2,7−ビス(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−2−(メチルアミノ)−8,8a−ジヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−4,6(2H,7H)−ジオン;
シス2−(ジメチルアミノ)−7−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−8,8a−ジヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−4,6(2H,7H)−ジオン;
シスN−[7−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−4,6−ジオキソ−2,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−2−イル]−N,N′,N′−トリメチルエタンジアミド;
トランスN−[7−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−4,6−ジオキソ−2,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−2−イル]−N,N′,N′−トリメチルエタンジアミド;
N−[7−(3−クロロ−4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−4,6−ジオキソ−2,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−3,7,8b−トリアザアセナフチレン−2−イル]−N,N′,N′−トリメチルエタンジアミド;
[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4−イル]酢酸;
[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4−イル]酢酸エチル;
2−[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4−イル]−N−メチルアセトアミド;
2−[2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−4−イル]−N,N−ジメチルアセトアミド;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−4−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(3−クロロ−4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(4−フルオロ−3−メチルベンジル)−9−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,8−ジオン;
2−(3−クロロ−4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−N,N−ジメチル−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−6−カルボキサミド;および
2−(3−クロロ−4−フルオロベンジル)−9−ヒドロキシ−1,8−ジオキソ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−6−カルボン酸
からなる群から選択される化合物である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項10】
前記化合物が下記式IVの化合物である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【化7】

[式中、
は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)塩素、
(4)臭素、
(5)CH−N(R)R
(6)CH(CH)−N(R)R
(7)CH−N(R)−C(=O)−R
(8)CH(CH)−N(R)−C(=O)−R
(9)CH−N(R)−SO
(10)CH(CH)−N(R)−SO
(11)CH−N(R)−C2−3アルキレン−O−C1−3アルキル、
(12)CH(CH)−N(R)−C2−3アルキレン−O−C1−3アルキル、
(13)CH−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(14)CH(CH)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(15)CH−OH、
(16)CH(CH)−OH、
(17)CH−HetD、
(18)CH(CH)−HetD、
(19)CH−N(R)−CH−HetA、
(20)CH(CH)−N(R)−CH−HetA、
(21)HetAもしくは
(22)C(=O)−R
であり;
は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)C(=O)−C1−3アルキル、
(4)COH、
(5)C(=O)−O−C1−3アルキルもしくは
(6)C(=O)N(R)R
であり;
は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)CHCOH、
(4)CHC(=O)−O−C1−4アルキル、
(5)(CH1−2N(R)R
(6)CHC(=O)N(R)R
(7)(CH1−2N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(8)(CH1−2−HetF、
(9)CHC(=O)−HetFもしくは
(10)(CH1−2N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
Tは、
【化8】

であり;
、XおよびXはそれぞれ独立に、−H、ハロ、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−C1−4フルオロアルキル、−SO−C1−4アルキル、−C(=O)−NH(−C1−4アルキル)、−C(=O)−N(−C1−4アルキル)およびHetCからなる群から選択され;
は、−H、ハロ、−C1−4アルキルもしくは−C1−4フルオロアルキルであり;
HetAは、独立に0〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環は、該環中の炭素原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記ヘテロ芳香族環は、(i)それぞれが独立に−C1−3アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く、(ii)フェニルもしくは−CH−フェニルで置換されていても良く;
各HetCは独立に、独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環は、それぞれが独立に−C1−3アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
HetDは、独立に1〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環は該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環は−C1−3アルキルで置換されていても良く;
HetFは、1個もしくは2個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子を有する5員もしくは6員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環は、該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環は、それぞれが独立に−C1−4アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
各Rは独立に、HもしくはC1−3アルキルであり;
各Rは独立に、HもしくはC1−3アルキルである。]
【請求項11】
が、
(1)H、
(2)CH
(3)臭素、
(4)CH(CH)−N(R)R
(5)CH(CH)−N(R)−C(=O)−R
(6)CH(CH)−N(R)−SO
(7)CH(CH)−N(R)−C1−3アルキレン−O−C1−3アルキル、
(8)CH(CH)−N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(9)CH(CH)−OH、
(10)CH(CH)−HetD、
(11)CH(CH)−N(R)−CH−HetA、
(12)HetAもしくは
(13)C(=O)CH
であり;
が、
(1)H、
(2)CH
(3)C(=O)−CH
(4)COHもしくは
(5)C(=O)N(CH
であり;
が、
(1)H、
(2)CH
(3)CHCOH、
(4)CHCOCH
(5)CHCOCHCH
(6)(CH1−2N(H)CH
(7)(CH1−2N(CH
(8)CHC(=O)N(H)CH
(9)CHC(=O)N(CHもしくは
(10)(CH1−2−HetF
であり;
ただし、RおよびRのうちの少なくとも1個がHであり;
Tが、4−フルオロフェニル、4−フルオロ−3−メチルフェニルもしくは3−クロロ−4−フルオロフェニルであり;
HetAが、ピロリル、イミダゾリル、ピリジニル、ピリミジニルもしくはピラジニルであり;
HetDが、
【化9】

であり;
HetFが、
【化10】

であり;
が、HもしくはCHであり;
が、CHもしくはCH(CHである請求項10に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項12】
前記化合物が下記式Vの化合物である請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【化11】

[式中、
は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)CH−N(R)R
(4)CH(CH)−N(R)R
(5)CH−N(R)−C(=O)−R
(6)CH(CH)−N(R)−C(=O)−R
(7)CH−HetDもしくは
(8)CH(CH)−HetD
であり;
Tは、
【化12】

であり;
、XおよびXはそれぞれ独立に、−H、ハロ、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−C1−4フルオロアルキル、−SO−C1−4アルキル、−C(=O)−NH(−C1−4アルキル)、−C(=O)−N(−C1−4アルキル)およびHetCからなる群から選択され;
は、−H、ハロ、−C1−4アルキルもしくは−C1−4フルオロアルキルであり;
各HetCは独立に、独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環は、それぞれが独立に−C1−3アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
HetDは、独立に1〜3個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子から選択される合計1〜3個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環は該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環は−C1−3アルキルで置換されていても良く;
は、HもしくはC1−3アルキルであり;
は、HもしくはC1−3アルキルである。]
【請求項13】
が、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)CH−N(R)R
(4)CH(CH)−N(R)R
(5)CH−N(R)−C(=O)−R
(6)CH(CH)−N(R)−C(=O)−R
(7)CH−HetDもしくは
(8)CH(CH)−HetD
であり;
Tが、4−フルオロフェニル、4−フルオロ−3−メチルフェニルもしくは3−クロロ−4−フルオロフェニルであり;
HetDが、
【化13】

であり;
が、HもしくはCHであり;
が、CHである請求項12に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項14】
前記化合物が下記式VIの化合物である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【化14】

[式中、
は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)N(R)R
(4)N(R)−C(=O)−O−C1−4アルキル、
(5)N(R)−C(=O)−C(=O)−N(R)R
(6)HetFもしくは
(7)N(R)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
は、HもしくはCH−Tであり;
Tは、
【化15】

であり;
、XおよびXはそれぞれ独立に、−H、ハロ、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−C1−4フルオロアルキル、−SO−C1−4アルキル、−C(=O)−NH(−C1−4アルキル)、−C(=O)−N(−C1−4アルキル)およびHetCからなる群から選択され;
は、−H、ハロ、−C1−4アルキルもしくは−C1−4フルオロアルキルであり;
各HetCは独立に、独立にN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員もしくは6員のヘテロ芳香族環であり;前記ヘテロ芳香族環は、それぞれが独立に−C1−3アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
HetFは、1個もしくは2個のN原子、0もしくは1個のO原子および0もしくは1個のS原子を有する5員もしくは6員の飽和複素環であり;いずれの環S原子も酸化されてSOもしくはSOとなっていても良く;前記複素環は、該環中のN原子を介して化合物の残りの部分に結合しており;前記複素環は、それぞれが独立に−C1−4アルキルである1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;
は、HもしくはC1−3アルキルであり;
は、HもしくはC1−3アルキルである。]
【請求項15】
が、
(1)N(H)CH
(2)N(CH
(3)N(CH)−C(=O)−O−C1−4アルキル、
(4)N(CH)−C(=O)−C(=O)−N(H)CHもしくは
(5)N(CH)−C(=O)−C(=O)−N(CH
(6)HetFもしくは
(7)N(CH)−C(=O)−C(=O)−HetF
であり;
が、HもしくはCH−Tであり;
Tが、4−フルオロフェニル、4−フルオロ−3−メチルフェニルもしくは3−クロロ−4−フルオロフェニルであり;
HetFが、
【化16】

である請求項14に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項16】
有効量の請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩、および製薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項17】
有効量の請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩を被験者に投与する段階を有する、処置を必要とする被験者でのHIVインテグラーゼの阻害方法。
【請求項18】
有効量の請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩を被験者に投与する段階を有する、処置を必要とする被験者でのHIVによる感染の予防もしくは治療またはAIDSの予防、治療もしくは発症遅延方法。
【請求項19】
処置を必要とする被験者でのHIVインテグラーゼ阻害における、請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩の使用。
【請求項20】
処置を必要とする被験者でのHIVによる感染の予防もしくは治療またはAIDSの予防、治療もしくは発症遅延における、請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩の使用。
【請求項21】
処置を必要とする被験者でのHIVインテグラーゼ阻害用の医薬の製造で使用される、請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項22】
処置を必要とする被験者でのHIVによる感染の予防もしくは治療またはAIDSの予防、治療もしくは発症遅延用の医薬の製造で使用される、請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項23】
(i)請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩、ならびに(ii)HIVプロテアーゼ阻害薬、非ヌクレオシドHIV逆転写酵素阻害薬およびヌクレオシドHIV逆転写酵素阻害薬からなる群から選択されるHIV感染/AIDS抗ウィルス薬である医薬組み合わせ剤であり、(i)の化合物またはそれの製薬上許容される塩および(ii)のHIV感染/AIDS抗ウィルス薬をそれぞれ、HIVインテグラーゼの阻害、HIVによる感染の治療もしくは予防またはAIDSの予防、治療もしくは発症遅延に有効な組み合わせとなる量で使用する医薬組み合わせ剤。

【公表番号】特表2007−528379(P2007−528379A)
【公表日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−502381(P2007−502381)
【出願日】平成17年3月1日(2005.3.1)
【国際出願番号】PCT/GB2005/000746
【国際公開番号】WO2005/087766
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(501209427)イステイチユート・デイ・リチエルケ・デイ・ビオロジア・モレコラーレ・ピ・アンジエレツテイ・エツセ・ピー・アー (90)
【Fターム(参考)】