説明

PLL回路

【課題】差動入力型VCO回路の利点である同相ノイズに強く、さらに入力電圧範囲がシングル入力より広いPLL回路を提供する。
【解決手段】差動入力型VCO回路とループフィルタ回路と位相検出回路とを備え、半導体集積回路に設けられるPLL回路であって、差動入力型VCO回路に位相検出した信号を供給する位相検出回路と、位相検出回路の出力と差動入力型VCO回路の一方の差動入力を接続し、位相検出回路の出力とグランド間に設けたループフィルタ回路と、差動入力型VCO回路の他方の差動入力に位相検出回路と略同じバイアス電圧を供給するダミー出力用バイアス回路と、を具備する半導体集積回路に設けられるPLL回路である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICチップ(半導体集積回路)に設けられるPLL回路の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯機器等は基板の小型化と高機能化が進み、それにともない搭載するICチップや外付け部品なども多くなり、部品をレイアウトする設計時間が増加する傾向にある。そのためICチップの外付け部品をできるだけ少なくしたいう要求が強まっている。特にPLL(Phase Locked Loop)回路にはループフィルタなどのローパスフィルタがあるため、PLL回路を構成する容量素子や抵抗素子をICチップに設けられず外付け部品とすることがある。
【0003】
一般的なPLL回路を図4に示す。図4のようなPLL回路の位相検出回路は、抵抗素子41〜44、スイッチ45、46から構成されている。ループフィルタ回路はICチップ外に抵抗素子47、容量素子48、49を備え、ICチップの外付け端子として端子410、411を備えている。
【0004】
さらにVCO(Voltage Controlled Oscillator)回路412を備えている。本回路はリファレンス信号(基準周波数)またはリファレンス信号を含む信号を信号入力端子413から入力し、基準電圧信号(直流電圧)を基準信号端子414から入力する。そしてスイッチ45、46はVCO回路412の出力信号を分周したクロックで連続的にオン/オフを繰り返している。またVCO回路412は差動入力型を採用している。このような差動構成とすることで、ノイズに強い特性を得ることができる。
【0005】
しかし、ループフィルタは差動出力であるため2個の容量素子48、49、1個の抵抗素子47が全て外付けとなり、2個の外付け用の端子410、411を必要とすることとなる。そこで、従来技術に示す外付け部品3個(容量素子2個、抵抗素子1個)のうち、抵抗素子47をICチップへ内蔵し、容量素子2個をICチップへ内蔵せず外付けとする提案がされている。
【0006】
また、特許文献1によれば、大電流動作をする送信側電力増幅器による起ち上がり時のグランド、電源に対する変動や、アンテナから輻射された電磁波により受ける電磁界干渉など外乱からのノイズの影響についての対策が提案されている。つまり、動作環境により電圧制御発振器の発振キャリアが強い影響を受けた外乱からの同相ノイズに対してその影響をキャンセルする提案である。
【0007】
特許文献2によれば、低電圧電源で動作し、高い周波数の出力を生成するために、VCOの制御電圧に対する周波数変化の感度を高くする必要がある場合に、制御電圧にノイズが混入した場合の影響を抑制する提案がされている。
【特許文献1】特開2000−332602号公報
【特許文献2】特開平09−83357号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、抵抗素子をICチップに内蔵して外付け部品点数を削減する場合に、ICチップに設けられたループフィルタ回路の端子と容量素子の一方は接続される。また、容量素子の他方を利用者が用意する基板に配線されたグランド(GND)線と接続しなければならない。つまり図4に示した差動接続ではなくシングル接続となってしまう。
【0009】
ところが差動入力型のVCO回路には同相ノイズに強く、入力電圧範囲がシングル接続の入力より広いという利点があるのでこの利点を最大限利用した回路が必要である。
特許文献1によれば、入出力を差動信号で受け渡すことが可能なチャージポンプ、ループフィルタ、電圧制御発振器によりPLL回路を構成し、従来のグランド電位に対する電圧信号での情報の受け渡しに対して、差動信号にて受け渡すことができ、グランドや電源の電位変化に伴うノイズや、アンテナの輻射電磁波による電磁界干渉に対する同相のノイズの影響をキャンセルすることを可能となる。
【0010】
特許文献2によれば、ノイズに強く、感度の高いVCOを用いることができ、位相比較出力中のノイズの同相成分が、平衡信号の形式とされているため取り除かれ、ノイズに強い構成にできる。また、高感度のVCOを用いることができ、低電源電圧に適したPLL回路を構成できる。
【0011】
しかしシングル接続できないため外付け部品点数の削減はできない。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、実績のある差動入力型VCO回路を変更しないで、差動入力型VCO回路の利点である同相ノイズに強く、さらに入力電圧範囲がシングル入力より広いPLL回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の態様のひとつである差動入力型VCO回路とループフィルタ回路と位相検出回路とを備え、半導体集積回路に設けられるPLL回路であって、
上記差動入力型VCO回路に位相検出した信号を供給する上記位相検出回路と、上記位相検出回路の出力と上記差動入力型VCO回路の一方の差動入力を接続し、上記位相検出回路の出力とグランド間に上記ループフィルタ回路と、
上記差動入力型VCO回路の他方の差動入力に上記位相検出回路と略同じバイアス電圧を供給するダミー出力用バイアス回路と、を具備する構成とする。
【0013】
好ましくは、上記ループフィルタ回路を構成する上記抵抗素子を上記半導体集積回路に内蔵し、上記第1容量素子と上記第2容量素子は外付けとし、
上記抵抗素子と第1容量素子を直列接続し、第2容量素子は上記直列接続した回路と並列に、上記差動入力型VCO回路の差動入力の一方とグランド間にシングル接続する構成とする。
【0014】
好ましくは、上記位相検出回路はギルバートセル方式であってもよい。
上記構成により、シングル接続でも同相ノイズに強く、入力電圧範囲がシングル入力より広いPLL回路が構成できる。また、外付け部品を削減できる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、位相検出回路とループフィルタ回路の構成にすることにより、ループフィルタ回路の外付け部品を削減することができる。また、従来より実績のある差動入力型VCO回路を変更しないで同相ノイズに強く、入力電圧範囲がシングル接続より広いPLL回路が構成できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
(実施例1)
図1に示す回路は本発明の原理を示す回路である。本回路は位相検出回路(ギルバートセルなど)とループフィルタ回路とVCO回路22から構成されている。検波部は、入力部、ギルバートセル部、出力部から構成される。
【0017】
入力部は電流源1、抵抗素子2、3、トランジスタ4、5(Pチャネル例えばPMOS:P-channel Metal-Oxide Semiconductor)、トランジスタ6、7(Nチャネル例えばNMOS:N-channel Metal-Oxide Semiconductor)から構成される。そして入力部の接続は、電流源1に電源電圧(VDD)を接続され、電流源1の他方とは抵抗素子2、3が接続される。抵抗素子2の他方はトランジスタ4のソースに接続される。また、抵抗素子3とトランジスタ5のソースと接続される。トランジスタ4のドレインはトランジスタ6のゲートとドレインに接続される。またトランジスタ5のドレインはトランジスタ7のゲートとドレインに接続される。トランジスタ6、7のソースはグランド(GND)に接続する。
【0018】
トランジスタ4のゲートにはリファレンス信号(基準周波数信号)を含む信号(入力信号)が入力される。また、トランジスタ5のゲートには信号の基準電圧信号(REF信号:直流基準電圧)が入力される。
【0019】
ギルバートセル部は、トランジスタ(Pチャネル例えばPMOS:P-channel Metal-Oxide Semiconductor)8、9、トランジスタ(Nチャネル例えばNMOS:N-channel Metal-Oxide Semiconductor)10、11、12、13、14、15、ダミー出力用バイアス回路16から構成される。トランジスタ14のゲートはトランジスタ6のゲートに接続されカレントミラー回路を構成する。また、トランジスタ15のゲートはトランジスタ7のゲートに接続されカレントミラー回路を構成している。トランジスタ14、15のソースはグランド(GND)に接地されている。トランジスタ8のゲートはドレインに接続されている。トランジスタ9のゲートはドレインに接続されている。トランジスタ8、9のソースは電源電圧(VDD)に接続されている。
【0020】
次に、トランジスタ10のソースとトランジスタ8のドレインとトランジスタ12のソースが接続されている。トランジスタ11のソースとトランジスタ9のドレインとトランジスタ13のソースは接続されている。
【0021】
トランジスタ10のゲートとトランジスタ13のゲートは接続されVCO回路22に接続されている(CK)。トランジスタ11のゲートとトランジスタ12のゲートは接続されVCO回路22に接続されている(XCK:CKの反転出力)。図1に示すCK信号およびXCK信号は、VCO回路22の出力を分周して生成したクロックで連続的なON/OFFを繰り返している。
【0022】
そして、入力部から入力したリファレンス信号(基準周波数の信号)とVCO回路22から入力されたCKとXCKとで位相比較され、その結果を出力部に転送する。
ここで、本回路は低電圧で動作させるため、折り返しをトランジスタ6、7、14、15を用いて行っている。供給電圧(VDD)に余裕があれば特に折り返す必要はない。
【0023】
出力部はトランジスタ17、19、(Pチャネル例えばPMOS:P-channel Metal-Oxide Semiconductor)抵抗素子19、20、抵抗素子21から構成される。トランジスタ17と抵抗素子18が電源電圧(VDD)とグランド(GND)間に直列に接続される。そして、トランジスタ17のゲートからギルバートセル部のトランジスタ9のドレインに接続されてカレントミラーバイアス電圧(ギルバートセル部用)を供給する。
【0024】
また、トランジスタ19と抵抗素子20が電源電圧(VDD)とグランド(GND)間に直列に接続される。そして、トランジスタ19のゲートからダミー出力用バイアス回路16に接続されてカレントミラーバイアス電圧(ダミー出力用バイアス回路16用)を供給する。ダミー出力用バイアス回路16については後述する。
【0025】
なお本回路は低電圧で動作させるため出力部も折り返しをしている。供給電圧(VDD)に余裕があれば特に折り返す必要はない。
ループフィルタ部は端子23、24、外付け容量素子25(第1容量素子)、26(第2容量素子)から構成される。抵抗素子21はICチップに内蔵する構成である。外付け容量素子25、26は利用者が用意した基板に配線されたグランド(GND)と接続されている。ここでグランドはICチップ内のグランドと接続することで同電位となる。ループフィルタ部の後段にVCO回路22が接続される。ループフィルタ部は、出力部から出力された位相比較結果が入力され、VCO回路22の制御電圧を出力する。
【0026】
ここではVCO回路22の詳細な説明はしないが、差動入力型のVCO回路22である。ところがループフィルタ回路をシングル接続しているため、VCO回路22の入力部を構成する差動回路のトランジスタのゲートに、ギルバートセル部用の出力部の出力からループフィルタ回路部を介して接続する。また、VCO回路22の入力部を構成する他方の差動回路のトランジスタのゲートには、ダミー出力用バイアス回路16用の出力部のトランジスタ19と抵抗素子20を接続する。
【0027】
次に、ダミー出力用バイアス回路16は、上記説明した入力部、ギルバートセル部、出力部の消費電流と略同じ電流を消費する回路を構成する。
上記のように、位相検出回路をギルバートセル部のシングル出力とし、ループフィルタ回路をシングル接続する。一方、VCO回路22の差動入力には、ループフィルタ回路の出力とダミー出力用バイアス回路16のダミー電圧を生成する回路の出力を接続することで、外付け部品を削減でき、差動入力型のVCO回路の利点である同相ノイズに強く、入力範囲をシングル接続よりも広くできる。
(実施例2)
次に、実施例1で説明したダミー出力用バイアス回路16についてさらに詳細な構成を説明する。図2に示すダミー出力用バイアス回路16は、電流源201とトランジスタ(NMOS)202とトランジスタ(PMOS)203、204、トランジスタ(NMOS)205、206、207、208、209、2010から構成される。トランジスタ209、2010のゲートはトランジスタ202のゲートに接続される。また、トランジスタ209、2010のソースはグランド(GND)に接地されている。トランジスタ203のゲートはドレインに接続されている。トランジスタ204のゲートはドレインに接続されている。トランジスタ203、204のソースは電源電圧(VDD)に接続されている。
【0028】
次に、トランジスタ205のソースとトランジスタ203のドレインとトランジスタ207のソースが接続されている。トランジスタ206のソースとトランジスタ204のドレインとトランジスタ208のソースは接続されている。そしてトランジスタ19を介してVCO回路22の入力に接続される。
【0029】
トランジスタ205のゲートとトランジスタ208のゲートは接続されVCO回路22に接続されている(CK)。トランジスタ206のゲートとトランジスタ207のゲートは接続されVCO回路22に接続されている(XCK)。図1に示すCK信号およびXCK信号は、VCO回路22の出力を分周して生成したクロックで連続的にON/OFFを繰り返している。
【0030】
上記ダミー出力用バイアス回路16は、電流源201とトランジスタ202か構成される回路と、実施例1で説明したギルバートセル部と同じ回路から構成されている。
電流源201の電流I2は、電流源1の電流I1と異なり変動のない一定な電流を出力する。電流源1の電流I1は入力信号と関連して変化する。しかし電流源201の出力電流I2は、トランジスタ205、208とトランジスタ206、207をCKとXCKで切替えても、入力電流はトランジスタ202を介して供給されるため電流に変化が生じない。
【0031】
また、トランジスタ6と7をそれぞれサイズをM=1とするとダミー出力用バイアス回路16のトランジスタ202のサイズはM=2とする。またトランジスタ209、2010はサイズをそれぞれM=1にする。つまりトランジスタ14、15もサイズはM=1である。また、トランジスタ8〜13を有するギルバートセル部とトランジスタ203〜208を有するギルバートセル部のサイズと構成は同じである。
【0032】
このように、ループフィルタ部の出力とダミー電圧を生成する回路の出力を接続することで、外付け部品を削減でき、差動入力型のVCO回路の利点である同相ノイズに強く、入力範囲がシングル接続よりも広くなる。
(実施例3)
次に、製造ばらつきがある場合においても製造ばらつきに依存しないダミー出力用バイアス回路16について説明する。実施例2で説明した入力部とギルバートセル部とほぼ同じ回路を配置したときに、製造ばらつきがあるとPLL回路は所望の周波数にロックすることができない。それはダミー出力用バイアス回路16のギルバートセル部のオフセットにより、ダミー出力用バイアス回路16の出力が矩形のリップル波形となってしまうためPLL回路が決められた周波数にロックできない。つまりトランジスタ205〜208(図2)がCKとXCKにより切替わる場合、通常は製造ばらつきがないため各トランジスタからは略同じ一定の電流が各トランジスタから流れる。しかし各トランジスタに製造ばらつきがあると各トランジスタがそれぞれ異なる電流になる。その結果、矩形のリップル波形となってしまう。
【0033】
そこで、実施例1のダミー出力用バイアス回路16を図3に示すように電流源301とトランジスタ(PMOS)303、トランジスタ(NMOS)302、304により構成する。電流源301の一方は電源電圧(VDD)と接続し、他方をトランジスタ302のゲートとソースに接続される。そして、トランジスタ304のゲートにも接続されている。また、トランジスタ303のソースは電源電圧(VDD)に接続される。ゲートとドレインはトランジスタ304のドレインに接続される。そして、その接続点からトランジスタ19のゲートに接続されている。トランジスタ302、304のソースはグランド(GND)に接続される。
【0034】
電流源1の出力電流I1はトランジスタ6と7ではそれぞれI1/2に分流される。また、トランジスタ8と9に流れる電流もそれぞれI1/2となる。よってトランジスタ17に流れる電流もI1/2となる。また電流源301の電流I2をI1と同じ電流とし、トランジスタ302のサイズをM=2として、トランジスタ304のサイズをM=1とすればトランジスタ19に供給されるI1/2=I2/2となる。このことから本例に示したダミー出力用バイアス回路でもよいことがわかる。
【0035】
このように、ループフィルタ部の出力とダミー電圧を生成する回路の出力を接続することで、外付け部品を削減でき、差動入力型のVCO回路の利点である同相ノイズに強く、入力範囲をシングル接続よりも広くできる。さらにICチップ内の部品点数を削減できる。
【0036】
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施例1のPLL回路を示す図である。
【図2】実施例2のPLL回路を示す図である。
【図3】実施例3のPLL回路を示す図である。
【図4】従来のPLL回路を示す図である。
【符号の説明】
【0038】
1…電流源
2、3、18、20、21…抵抗素子
4、5、8、9、17、19…Pチャンネルトランジスタ
6、7、10〜15…Nチャンネルトランジスタ
16…ダミー出力用バイアス回路
22…VCO回路
23、24…端子
25…第1容量素子
26…第2容量素子
201…電流源
203、204…Pチャンネルトランジスタ
202、205〜2010…Nチャンネルトランジスタ
301…電流源
303…Pチャンネルトランジスタ
302、204〜2010…Nチャンネルトランジスタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
差動入力型VCO回路とループフィルタ回路と位相検出回路とを備え、半導体集積回路に設けられるPLL回路であって、
前記差動入力型VCO回路に位相検出した信号を供給する前記位相検出回路と、
前記位相検出回路の出力と前記差動入力型VCO回路の一方の差動入力を接続し、前記位相検出回路の出力とグランド間に設けた前記ループフィルタ回路と、
前記差動入力型VCO回路の他方の差動入力に前記位相検出回路と略同じバイアス電圧を供給するダミー出力用バイアス回路と、
を具備することを特徴とする半導体集積回路に設けられるPLL回路。
【請求項2】
前記ループフィルタ回路を構成する前記抵抗素子を前記半導体集積回路に内蔵し、前記第1容量素子と前記第2容量素子は外付けし、
前記抵抗素子と第1容量素子を直列接続し、第2容量素子は前記直列接続した回路と並列に、前記差動入力型VCO回路の差動入力の一方とグランド間にシングル接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路に設けられるPLL回路。
【請求項3】
前記位相検出回路はギルバートセル方式であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路に設けられるPLL回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−288729(P2007−288729A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−116698(P2006−116698)
【出願日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【出願人】(000003218)株式会社豊田自動織機 (4,162)
【Fターム(参考)】