説明

TFTアレイ検査装置

【課題】光学的検査と電気的検査とを行う基板アレイ検査装置において、装置構成を小型化し、検査のスループットを向上させる。
【解決手段】TFTアレイ検査装置1は、電子線走査によって得られる二次電子を検出するメインチャンバー20と、メインチャンバーとの間で基板2を搬出入するロードロックチャンバー10と、基板の搬送方向と直交する方向の幅のライン状画像を撮像するライン撮像手段40と、電気的検査画像を形成する検査画像形成手段52と、光学画像を形成する光学画像形成手段41と、検査画像および光学画像を用いて基板検出を行う基板検査手段60とを備え、ライン撮像手段を、基板の搬送路上で、ロードロックチャンバーとメインチャンバーの境界近傍に配置する。メインチャンバーへの基板の搬入時に基板の光学画像を取得することで、光学画像を取得するスペースを不要として小型化し、検査のスループットを向上させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はTFTアレイ基板の検査に使用するTFTアレイ検査装置に関し、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどに使われる基板検査装置に適用する他、走査型電子顕微鏡、非破壊検査装置、EBテスター、トランジスタ検査装置等に適用することができる。
【背景技術】
【0002】
TFTアレイ基板の電気的検査において、非接触で試料の電位を測定する技術として電位コントラストを用いた検査方法が知られている。この電位コントラストによれば、試料に電子線を照射することにより試料表面から放出される2次電子のエネルギーを測定することにより試料の電位を測定することができる。
【0003】
このTFTアレイ検査装置では、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどに使われるTFTアレイ基板に所定パターンの検査信号を印加して所定に電位状態とし、この基板に電子線を照射してTFT基板から発生する2次電子を検出し、2次電子から得られる信号によりTFT基板に所定の電圧が印加されているかを測定し、その測定結果に基づいて短絡等の欠陥セルの判別を行う。このようなTFTアレイ検査装置として、例えば、特許文献1が知られている。
【0004】
また、TFTアレイ検査装置では、上記した電気的検査の他に、基板上に形成されたアレイを光学的に観察する外観検査を行って、アレーパターンの欠陥を光学的に検査することが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−228431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来行われる基板アレイ検査において、光学的検査は大気中で行われ、電気的検査は真空中で行われる。このように光学的検査と電気的検査は検査環境が異なるため、両検査を行うには、独立した光学的検査装置と電気的検査装置とをそれぞれ用意し、一つの複合装置として構成する場合であっても、単に両検査装置を並置する構成としている。
【0007】
このように、異なる機能を備えた独立した検査装置を並置する構成では、単に検査装置を並べるだけであるため、全体の装置構成が大型化するという問題がある他、真空状態や大気状態など各検査チャンバー内の検査環境に合わせる必要があるため、基板アレイ検査のスループットが低下するという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は上記課題を解決して、光学的検査と電気的検査とを行う基板アレイ検査装置において、装置構成を小型化することを目的とする。
【0009】
また、光学的検査と電気的検査とを行う基板アレイ検査装置において、基板アレイ検査のスループットを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のTFTアレイ検査装置は、電気的検査を行うメインチャンバーに対して基板を搬入する移動時に基板の光学画像を取得する構成とすることによって、光学的検査を行うために要するスペースを不要として装置構成を小型化すると共に、基板の搬入と同時に光学画像を取得することによって、光学的画像のみを取得するための時間を不要として基板アレイ検査のスループットを向上させることができる。
【0011】
本発明のTFTアレイ検査装置は、電子線を基板に走査して得られる二次電子を検出することによりTFTアレイを検査するTFTアレイ検査装置であり、基板に電子線を走査し、この電子線走査によって得られる二次電子を検出するメインチャンバーと、メインチャンバーとの間で基板の搬出入を行うロードロックチャンバーと、基板の搬送方向と直交する方向の幅に相当するライン状画像を撮像するライン撮像手段と、二次電子から電気的検査画像を形成する検査画像形成手段と、ライン状画像から光学画像を形成する光学画像形成手段と、検査画像および光学画像を用いて基板検出を行う基板検査手段とを備える。
【0012】
ライン撮像手段は、基板の搬送路上に配置し、ロードロックチャンバーのメインチャンバー側、又はメインチャンバーのロードロックチャンバー側に配置する。
【0013】
ライン撮像手段をメインチャンバー又はロードロックチャンバー内において、基板の搬送路上に配置することによって、基板の移動と共に基板面を撮像することができる。
【0014】
また、ライン撮像手段をメインチャンバー又はロードロックチャンバー内において、ロードロックチャンバーのメインチャンバー側、又はメインチャンバーのロードロックチャンバー側に配置することによって、基板がロードロックチャンバーからメインチャンバーへ内に移動して時点で、基板全面を撮像することができる。
【0015】
ライン撮像手段は、ロードロックチャンバーからメインチャンバー内への搬送過程において、基板の移動に伴ってライン状画像を取得する。
【0016】
光学画像形成手段は、ライン撮像手段が取得したライン状画像を用いて基板全面の光学画像を形成する。本発明の基板アレイ検査装置において、基板全面の光学画像の取得は、光学画像を取得するための専用チャンバーを用意することなく、メインチャンバー又はロードロックチャンバー内にライン撮像手段を配置することで構成することができる。この構成によれば、ロードロックチャンバーからメインチャンバー内へ基板を搬送する移動動作を利用することによって基板全面の光学画像を取得することができるため、光学画像を取得するためのチャンバーを不要とすることができる。したがって、基板アレイ検査装置において、装置構成を大型化することなく光学的検査と電気的検査とを行うことができる。
【0017】
本発明の基板検査手段は、光学画像形成手段で形成した基板全面の光学画像に基づいて基板のアレイの光学的外観を検査することができる。
【0018】
また、本発明の基板検査手段は、光学画像形成手段で形成した基板全面の光学画像と検査画像形成手段で形成した基板の電気的検査画像とに基づいて基板のアレイの欠陥を検査することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明のTFTアレイ検査装置によれば、光学的検査と電気的検査とを行う基板アレイ検査装置において、装置構成を小型化することができる。
【0020】
また、本発明のTFTアレイ検査装置によれば、光学的検査と電気的検査とを行う基板アレイ検査装置において、基板アレイ検査のスループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明のTFTアレイ検査装置の構成を説明するための概略図である。
【図2】本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得を説明するための断面図である。
【図3】本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得を説明するための斜視図である。
【図4】本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得を説明するための平面図である。
【図5】本発明のTFTアレイ検査装置の他の構成例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明のTFTアレイ検査装置の構成を説明するための概略図である。
【0024】
図1において、TFTアレイ検査装置1は、基板2を搬出入するためのロードロックチャンバー10と、ロードロックチャンバー10から搬入された基板2を電気的に検査するメインチャンバー20の2つのチャンバーを備える。
【0025】
ロードロックチャンバー10は、大気側から搬送された基板をメインチャンバー20に搬入し、また、メインチャンバー20で検査が終了した基板を大気側に搬出するためのチャンバーであり、大気側との間にゲートバルブ31を備え、メインチャンバー20との間にゲートバルブ32を備える。また、ロードロックチャンバー10は、チャンバー内を真空排気する排気装置(図示していない)が接続されている。また、ロードロックチャンバー10内には、基板2を載置したパレット3を搬送するためのパレット搬送機構11が設けられている。
【0026】
メインチャンバー20は、基板2の電気的検査を行うチャンバーであり、電子線を基板2に向けて照射する電子線源50a,50bと、電子線照射によって基板2から放出される二次電子検出器51a,51bと、基板2をX方向,Y方向,Z方向に移動するXYZステージ21を備える。XYZステージ21による移動、および電子線源50から照射される電子線の偏向によって電子線を走査させることで、基板2の全面に対して電子線を照射する。
【0027】
検査画像形成手段52は、二次電子検出器51a,51bで検出した検出信号を入力して、基板2の電位状態に基づく電気的検査画像を形成する。また、メインチャンバー20には、基板2に検査信号を入力するプローバ(図示してない)が設けられる。プローバ(図示してない)は、プローブピンを基板の電極に接触させることによって、基板のTFTアレイに検査信号を入力して、基板のピクセル電極を所定の電位状態とする。電子線が照射されたピクセル電極は、ピクセルの電位状態に応じた二次電子を放出する。二次電子検出器51は放出された二次電子を検出して検出信号を出力する。検査画像形成手段52は、この検出信号に基づいてピクセルの電位状態を表す検査画像を形成する。メインチャンバー20内には、チャンバー内を真空排気する排気装置(図示していない)が接続されている。
【0028】
ロードロックチャンバー10あるいはメインチャンバー20の少なくとも何れか一方のチャンバー内において、パレット搬送機構11による基板の搬送路上であって、両チャンバーが隣接する境界の近傍にライン撮像手段40を配置する。ライン撮像手段40はライン状に撮像する撮像装置であり、例えば、複数のCCD素子をライン状に配列して構成することができる。
【0029】
本発明のライン撮像手段40は、パレット搬送機構11の搬送方向と交差する方向に配置すると共に、基板2の搬送方向と直交する方向の幅分のライン画像を取得する長さを有している。
【0030】
このライン撮像手段40をロードロックチャンバー10とメインチャンバー20とが隣接するゲートバルブ32の近傍に配置することによって、基板2の全面について光学画像を撮像することができる。ライン撮像手段40による撮像は、一ライン分のライン画像を取得するものであるが、撮像対象である基板が移動することによって、基板全面を撮像することができる。
【0031】
ロードロックチャンバー10からメインチャンバー20に基板2を搬入するときには、基板2の全面は、必ずロードロックチャンバー10とメインチャンバー20の境界部分を移動して通過する。本発明は、この基板2の移動を利用するものであり、ライン撮像手段40をロードロックチャンバー10とメインチャンバー20とが隣接するゲートバルブ32の近傍に配置することによって、基板2をロードロックチャンバー10からメインチャンバー20に搬入動作に伴って、ライン撮像手段40によって基板2の全面を撮像することができる。
【0032】
光学画像形成手段41は、ライン撮像手段40で撮像した撮像信号を入力して、基板2全面の光学画像を形成する。
【0033】
TFTアレイ検査装置1は基板検査手段60を備え、光学画像形成手段41で形成した基板2の光学画像と、検査画像形成手段52で形成した基板2の電気的検査を行うための検査画像とを入力し、これらの光学画像および検査画像を用いて基板のTFTアレイの欠陥検査を行う。
【0034】
なお、図1では、光学画像形成手段、検査画像形成手段、基板検査手段をそれぞれ個別の構成要素で示しているが、これらの構成要素は必ずしも個別に構成する必要はなく、光学画像形成手段と検査画像形成手段とを一つの画像形成手段で構成したり、光学画像形成手段と検査画像形成手段とを基板検査手段内に組み込む構成としたり、光学画像形成手段と検査画像形成手段と基板検査手段をTFTアレイ検査装置が備える制御回路内に組み込む構成とすることもできる。
【0035】
本発明のTFTアレイ検査装置の構成によれば、ロードロックチャンバー10からメインチャンバー20に基板2を搬入する搬送過程の間に基板2の光学画像を取得することによって、メインチャンバーでの電気的検査に先駆けて、光学画像を用いて光学的観察による外観検査によって欠陥箇所や汚染物質を検出したり、アレイ配列のパターンを光学的に検査することによってアレイ欠陥を検出することができる。
【0036】
図2〜図4を用いて、本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得について説明する。図2は本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得を説明するための断面図であり、図3は本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得を説明するための斜視図であり、図4は本発明のTFTアレイ検査装置による光学画像の取得を説明するための平面図である。
【0037】
図2(a),図3(a),図4(a)は、基板2がロードロックチャンバー10内に搬入された状態を示している。
【0038】
ロードロックチャンバー10内を大気圧状態とした後、ゲートバルブ31を開放し、このゲートバルブ31を通してパレット3上に載置された状態の基板2をロードロックチャンバー10に搬入する。ロードロックチャンバー10内において、パレット3の搬送はパレット搬送機構11によって行われる。
【0039】
ロードロックチャンバー10内に基板2を搬入した後ゲートバルブ31を閉じ、図示していない排気装置によってロードロックチャンバー10内を真空排気する。ロードロックチャンバー10内を真空排気した後、ゲートバルブ32を開放して、ロードロックチャンバー10とメインチャンバー20とを連通させる。このとき、メインチャンバー20内は図示しない排気装置によって真空状態となっている。
【0040】
図2(b),図3(b),図4(b),(c)は、基板2がロードロックチャンバー10からメインチャンバー20内に搬送される状態を示している。
【0041】
ロードロックチャンバー10内のパレット3は、パレット搬送機構11によってメインチャンバー20に向けて搬送され、ゲートバルブ32を通過してメインチャンバー20内に搬入される。この搬送移動の過程において、パレット3に載置された基板2はゲートバルブ32の近傍に配置されたライン撮像手段40を通過する。ライン撮像手段40は、ロードロックチャンバー10あるいはメインチャンバー20の何れに配置してもよい。
【0042】
ライン撮像手段40が撮像するライン方向は、パレット搬送機構11の搬送方向と交差する方向に配置されているため、ライン撮像手段40はパレット搬送機構11によって搬送される基板2の幅分を撮像する。この撮像を、基板2が移動する搬送過程の間連続して続けることによって、基板2の全面を撮像することができる。図4(b)と図4(c)は、搬送過程を示している。図中において斜線で示した基板部分は、撮像された領域を示している。基板全面の撮像は、基板2がライン撮像手段40を通過して時点で完了する。
【0043】
光学画像形成手段41は、ライン撮像手段40で撮像された撮像信号を入力して基板の光学画像を形成する。
【0044】
図2(c),図4(d)は、基板2がメインチャンバー20内に搬入された状態を示している。
【0045】
基板2を載置するパレット3がメインチャンバー20内に搬入し、XYZステージ21上に載置した後ゲートバルブ32を閉じる。メインチャンバー20内において、基板2の電気的検査が行われる。
【0046】
基板2のアレイには、基板検査手段60から所定の信号パターンの検査信号が印加されて所定の電位状態が形成される。この所定の電位状態の基板2に、電子線源50a,50bから電子線を照射して基板上を走査し、電子線照射によって放出される二次電子を二次電子検出器51a,51bで検出する。電子線走査は、照射した電子線の偏向とXYZステージ21の移動とによって行うことができる。
【0047】
検査画像形成手段52は、二次電子検出器51a,51bで検出した検出信号を入力して検査画像を形成する。
【0048】
本発明のTFTアレイ検査装置によれば、ロードロックチャンバーあるいはメインチャンバーにおいて基板の搬送路上にライン撮像手段を配置することよって、専用のチャンバーを必要とすることなく基板全面を撮像することができ、また、基板が移動する間に撮像を行うことができるため、基板を撮像するためのみの時間を省くことができ、検査のタクト時間を短縮することができる。
【0049】
図5は本発明のTFTアレイ検査装置の他の構成例を説明するための図である。図5に示す構成例は、ライン撮像手段40をメインチャンバー20内に配置する構成例である。なお、図5では、光学画像形成手段41,検査画像形成手段52,基板検査手段60等は省略している。
【0050】
図5において、TFTアレイ検査装置1は、基板2を搬出入するためのロードロックチャンバー10と、ロードロックチャンバー10から搬入された基板2を電気的に検査するメインチャンバー20の2つのチャンバーを備え、メインチャンバー20内のロードロックチャンバー10側に、ライン撮像手段40を配置する。
【0051】
ライン撮像手段40をメインチャンバー20内に配置する構成においても、図1で示した構成と同様に、ロードロックチャンバー10からメインチャンバー20内に基板2が搬入する搬送過程中に基板2の全面を撮像し、基板の光学画像を取得することができる。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明は、基板の欠陥の有無検出、欠陥種の検出の他、検出した欠陥を修復するリペア装置に適用することができる。
【符号の説明】
【0053】
1 TFTアレイ検査装置
2 基板
3 パレット
10 ロードロックチャンバー
11 パレット搬送機構
20 メインチャンバー
21 ステージ
31 ゲートバルブ
32 ゲートバルブ
40 ライン撮像手段
41 光学画像形成手段
50,50a,50b 電子線源
51,51a,51b 二次電子検出器
52 検査画像形成手段
60 基板検査手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子線を基板に走査して得られる二次電子を検出することによりTFTアレイを検査するTFTアレイ検査装置において、
基板に電子線を走査し、当該電子線走査によって得られる二次電子を検出するメインチャンバーと
前記メインチャンバーとの間で基板の搬出入を行うロードロックチャンバーと、
前記基板の搬送方向と直交する方向の幅に相当するライン状画像を撮像するライン撮像手段と、
前記二次電子から電気的検査画像を形成する検査画像形成手段と、
前記ライン状画像から光学画像を形成する光学画像形成手段と、
前記検査画像および/又は光学画像を用いて基板検出を行う基板検査手段とを備え、
前記ライン撮像手段は、前記メインチャンバー又は前記ロードロックチャンバー内において、前記基板の搬送路上に配置することを特徴とする、TFTアレイ検査装置。
【請求項2】
前記ライン撮像手段は、ロードロックチャンバーのメインチャンバー側、又はメインチャンバーのロードロックチャンバー側に配置することを特徴とする、請求項1に記載のTFTアレイ検査装置。
【請求項3】
前記光学画像形成手段は、ロードロックチャンバーからメインチャンバー内に基板を搬送する搬送過程でライン状画像を撮像し、
前記光学画像形成手段は、前記ライン撮像手段が撮像したライン状画像を用いて基板全面の光学画像を形成することを特徴とする、請求項1又は2に記載のTFTアレイ検査装置。
【請求項4】
前記基板検査手段は、前記光学画像形成手段で形成した基板全面の光学画像に基づいて基板のアレイの光学的外観を検査することを特徴とする、請求項3に記載のTFTアレイ検査装置。
【請求項5】
前記基板検査手段は、前記光学画像形成手段で形成した基板全面の光学画像と前記検査画像形成手段で形成した基板の電気的検査画像とに基づいて基板のアレイの欠陥を検査することを特徴とする、請求項3に記載のTFTアレイ検査装置。

【図1】
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【図2】
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【図5】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−47770(P2011−47770A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−195847(P2009−195847)
【出願日】平成21年8月26日(2009.8.26)
【出願人】(000001993)株式会社島津製作所 (3,708)
【Fターム(参考)】