説明

X線検査装置

【課題】包材の外形を精度良く推定できるX線検査装置を提供する。
【解決手段】取得部は、基準画像として、輝度毎データから例えばジッパー等の開閉部902の画像を取得する。基準画像とは、X線透過画像において映り易い画像(一の領域の厚さよりも厚い他の領域の画像を含む)である。推定部は、取得部により取得された開閉部902の画像に係る基準データに基づいて、包材903の外形およびシール部904を推定する。判定部は、推定部により推定された包材903の外形に係る外形データに基づいて内容物901の噛み込みを判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検査物にX線を照射し、被検査物内の異物を検出するX線検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、被検査物内の異物を検出するためにX線検査装置等が使用されている。これらのX線検査装置に関して、日々研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、X線検査装置が開示されている。このX線検査装置は、非透明の包装材に内容物が収容された少なくとも一辺にシール部を有する被検査物の検査をするX線検査装置であって、被検査物の製品サイズ及びシール部のシール幅の位置と長さを特定する識別子を付与した被検査物の外形画像とともに、少なくとも製品サイズ及びシール部のシール幅を設定する設定項目を識別子と対応付けさせて表示器の一画面上に表示制御する表示制御手段を備える。
【0004】
また、特許文献2においても、X線検査装置が開示されている。このX線検査装置は、収容体に内容物が収容された被検査物にX線を照射し、このX線の照射に伴うX線透過量に基づいて被検査物の検査を行うX線検査装置であって、内容物が存在する領域以外の所定領域を不存在領域として設定する不存在領域設定手段と、不存在領域設定手段から設定された不存在領域内に不用物が存在するか否かにより欠陥の有無を判別する欠陥判別手段とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−91015号公報
【特許文献2】特開2005−127962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来のX線検査装置においては、包装材によってはX線透過画像に映り難いものがあるので、欠品検査等を的確に行うことができないことがある。また、上記従来のX線検査装置は、X線透過画像から被検査物を包装する包材の外形を推定するものではない。
【0007】
本発明の目的は、包材の外形を精度良く推定できるX線検査装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)一の局面に従うX線検査装置は、X線源から照射されるX線を用いて、包材により包装された被検査物を検査するX線検査装置であって、X線源から照射され、被検査物を透過したX線を検出して検出データを生成する検出器と、包材の外形を推定する基準となる基準画像を検出データから取得する取得部と、基準画像に基づいて、包材の外形を推定する推定部と、を備えたものである。
【0009】
一の局面に従うX線検査装置においては、被検査物を透過したX線が検出器により検出され、当該検出器により検出データが生成される。包材の外形を推定する基準となる基準画像が検出データから取得部により取得される。そして、取得された基準画像に基づいて、上記包材の外形が推定部により推定される。
【0010】
この場合、包材の材質によって、X線透過画像において当該包材の外形を直接的に把握できないことがあっても、上記基準画像に基づいて包材の外形を高精度で推定することができる。これにより、推定された包材の外形および基準画像に基づいて、包材に対する被検査物の噛み込み等の不具合を確実に認識できる。したがって、製品不良の発生を防止できる。
【0011】
(2)X線検査装置は、推定部により推定された包材の外形に基づいて、被検査物の噛み込みを判定する判定部をさらに備えてもよい。
【0012】
この場合、精度良く推定された包材の外形に基づいてシール幅(シール噛み)が分かる。そして、シール幅に対する被検査物の侵入の有無に基づいて、判定部により当該被検査物の噛み込みが判定される。これにより、製品不良の発生を確実に防止できる。
【0013】
(3)基準画像は、一の領域の厚さよりも厚い他の領域の画像であることが好ましい。この場合、包材によっては、袋部分の厚さよりも厚いジッパーまたはトレー等が設けられていることがあり、当該ジッパーまたはトレー等は相当厚さを有するので、X線透過画像に映り易い。したがって、ジッパーまたはトレー等の画像を取得することによって、既知のシール幅を勘案して、包材の外形を高精度で推定できる。
【0014】
(4)推定部は、基準画像に対する近似線を演算することで包材の外形を推定してもよい。この場合、包材の材質によっては、X線透過画像において、完全とはいかないまでも、不完全な状態で包材の外形が出現することがある。よって、当該不完全な状態の包材の外形を近似線により近似することで、当該包材の外形を推定できる。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係るX線検査装置によれば、基準画像に基づいて包材の外形を高精度で推定することができる。これにより、推定された包材の外形および基準画像に基づいて、包材に対する被検査物の噛み込み等の不具合を確実に認識できる。したがって、製品不良の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施形態に係るX線検査装置の一例を示す模式的外観図である。
【図2】本実施形態に係るX線検査装置の内部構造の一例を示す模式図である。
【図3】X線検査装置において画像処理に関わる構成部を示すブロック図である。
【図4】被検査物の噛み込み検査について説明するための模式図である。
【図5】他例に係る被検査物の噛み込み検査について説明するための模式図である。
【図6】他例に係る被検査物の噛み込み検査について説明するための模式図である。
【図7】他例に係る被検査物の噛み込み検査について説明するための模式図である。
【図8】外形推定結果の表示例を示す模式図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態に係るX線検査装置について図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は本実施形態に係るX線検査装置100の一例を示す模式的外観図であり、図2は本実施形態に係るX線検査装置100の内部構造の一例を示す模式図である。
【0019】
図1に示すように、X線検査装置100には、その内部にX線検査室300が形成されている。このX線検査室300内にはX線照射装置200が内蔵されている。X線検査室300を貫通するように、ベルトコンベア800が設けられている。
【0020】
X線検査室300の開口部からのX線の漏洩を防止するX線漏洩防止カーテン500が設けられている。また、X線検査装置100には、作業者が操作するためのタッチパネル形式の入力表示部MTが設けられている。作業者は、入力表示部MTを操作することによりX線検査装置100を駆動させる。
【0021】
作業者はベルトコンベア800上に被検査物900(図2)を載置する。被検査物900は包材および当該包材により包装された内容物を含む。本実施形態では、ベルトコンベア800上に載置された被検査物900について、内容物が包材のシール部に噛み込んでいるか否かについての検査(以下、噛み込み検査と呼ぶ)が行われる。詳細については後述する。
【0022】
図2に示すように、X線検査室300は、X線照射装置200、ラインセンサ220、X線漏洩防止カーテン500、およびベルトコンベア800を主として備える。X線漏洩防止カーテン500は、X線検査室300の入口側のX線漏洩防止カーテン510および出口側のX線漏洩防止カーテン520により構成される。
【0023】
ベルトコンベア800は、無端状のベルトが一対のローラに巻回されて構成されている。シンチレータおよびフォトダイオード素子からなり、X線を検出するラインセンサ220が上記ベルトコンベア800の内側に設けられている。なお、ラインセンサ220はX線を検出する複数の検出素子を含む。
【0024】
図2において、ベルトコンベア800上に被検査物900が載置される。そして、ベルトコンベア800が駆動されると、被検査物900は矢印d1の方向に沿って搬送される。搬送中の被検査物900は、まず、X線漏洩防止カーテン510を通過して、X線検査室300内に移動する。
【0025】
次いで、搬送中の被検査物900に対して、X線照射装置200からX線210が照射される。そして、被検査物900を透過したX線210がラインセンサ220に入射される。
【0026】
ラインセンサ220は、入射されたX線210に基づいて検出データを生成する。ラインセンサ220により生成された検出データに基づいて噛み込み検査が行われる。
【0027】
噛み込み検査が行われた被検査物900は、ベルトコンベア800により継続的に搬送されることによって、X線漏洩防止カーテン520を通過した後、X線検査室300外に移動する。その後、被検査物900は次工程へと搬送される。
【0028】
図3はX線検査装置100において画像処理に関わる構成部を示すブロック図であり、図4は被検査物900の噛み込み検査について説明するための模式図である。
【0029】
図3に示すように、本実施形態に係るX線検査装置100は、画像処理に関わる構成部として、上述のラインセンサ220、A/Dコンバータ230、検出処理部FSおよび上述の入力表示部MTを備える。
【0030】
検出処理部FSは、輝度毎データ取得部240、合算部250、取得部260、推定部270、記憶部271、判定部280および表示データ作成部290を含む。これら検出処理部FSの各構成部は、CPU(中央演算処理装置)がRAM(Random Access Memory)またはROM(Read-Only Memory)に格納されている処理プログラムを実行することによって機能的に実現される。このような処理プログラムは、当該処理プログラムが記録されたCD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体からインストールすることが可能であるし、ネットワークを介してサーバからダウンロードすることも可能である。なお、記憶部271は、後述の取得部260による基準画像の選定のための外形データを予め記憶している。以下、噛み込み検査について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0031】
図3において、最初に、被検査物900を透過したX線210がラインセンサ220に入射され、当該ラインセンサ220によりX線210に基づいてアナログデータである検出データKDaが生成される。検出データKDaは、A/Dコンバータ230によりデジタルデータである検出データKDdに変換される。
【0032】
検出データKDdの検出値に基づき輝度毎データ取得部240により輝度毎データLD1が取得される。輝度毎データLD1は画像の1ライン分に相当するものである。そして、合算部250により複数の輝度毎データLD1が合算されることにより、画像の全ライン分に相当する輝度毎データLD2が生成される。
【0033】
次に、図4に示すように、取得部260は、基準画像として、輝度毎データLD2から例えばジッパー等の開閉部902の画像を取得する。ここで、基準画像とは、X線透過画像において映り易い画像(一の領域の厚さよりも厚い他の領域の画像を含む)である。なお、図4では、包材903に包装された内容物901を単一物として図示したが、複数の内容物(例えば、ポテトチップス等)を包材903で包装してもよい。
【0034】
内容物901を包装する包材903は、透明色の薄いフィルムからなるので、X線透過画像に映り難い。その結果、包材903の外形を認識し難い。そこで、上述のように、相当厚さを有することによりX線透過画像に映り易い開閉部902の画像を選定する。
【0035】
次いで、推定部270は、取得部260により取得された開閉部902の画像に係る基準データSDに基づいて、包材903の外形およびシール部904を推定する。この場合、推定部270は、記憶部271に記憶されている、例えば開閉部902の端部からの間隔(設計値としての間隔)に基づいて、シール部904および包材903の外形を推定できる。
【0036】
続いて、判定部280は、推定部270により推定された包材903の外形に係る外形データGDに基づいて、内容物901の噛み込みを判定する。図4では、領域R1において内容物901の一部がシール部904内に浸入しているので、判定部280は、内容物901の一部がシール部904に噛み込まれている(噛み込み有り)と判定する。また、表示データ作成部290は、入力表示部MTに表示するための表示データを作成する。この場合、図4に示すような画像を入力表示部MTに表示してもよい。以下、被検査物900の他例について図面を参照しつつ説明する。
【0037】
図5、図6および図7は他例に係る被検査物の噛み込み検査について説明するための模式図である。
【0038】
図5(a)に示すように、被検査物900aは、各内容物901を収納するトレー905および包材903を含む。本例では、トレー905の外枠905bはX線透過画像に映り難いものであるが、内容物901を収納する収納面905aは、図5(b)の側面図に示すように、深さ、つまり厚さt1を有するので、X線透過画像に映り易い。
【0039】
したがって、取得部260(図3)は、基準画像として、トレー905の収納面905aの画像を取得する。そして、推定部270(図3)は、記憶部271(図3)に記憶されている、例えばトレー905の収納面905aからの間隔に基づいて、トレー905の外枠905bおよび包材903の外形を推定する。判定部280(図3)による処理は上述と同様である。
【0040】
また、図6に示すように、被検査物900bは、内容物(図示せず)および当該内容物を包装する包材903を含む。本例では、図4と同じように、透明色の薄いフィルムからなる包材903はX線透過画像に映り難い。したがって、取得部260は、基準画像として、包材903に設けられたレジマークRMの画像を取得する。この場合、レジマークRMにX線吸収率が高い塗布剤(インク)を塗布することで、当該レジマークRMの画像を取得できる。
【0041】
そして、推定部270は、記憶部271に記憶されている、例えばレジマークRMからの間隔に基づいて、シール部904および包材903の外形を推定する。判定部280による処理は上述と同様である。
【0042】
さらに、図7(a)に示すように、被検査物900cとして、内容物901を包装する包材の材質によっては、X線透過画像において完全とはいかないまでも、不完全な状態の外形(以下、概外形と呼ぶ)930が映るものがある。本例では、取得部260は、基準画像として、概外形930の画像を取得する。
【0043】
そして、図7(b)に示すように、推定部270は、取得部260により取得された概外形930に対する近似線NLを演算することで、包材903の外形を推定する。判定部280による処理は上述と同様である。
【0044】
図8は入力表示部MTにおける外形推定結果の表示例を示す模式図である。図8(a)に示すように、基準画像が例えば開閉部902である場合には、包材903の外形およびシール部904の推定画像が入力表示部MTの上方に表示される。また、左側、右側、上側および下側のシール部904のシール幅が、入力表示部MTの下方のボックス部B1〜B4にそれぞれ表示される。
【0045】
例えば右側のシール幅の設定変更を望む場合には、当該作業者は図8(a)の領域(右側のシール幅の付近領域)R2をタッチする。それにより、図8(b)に示すように、シール幅の変更を行うための入力部TKが表示される。作業者は入力部TKによりボックス部B2の値の変更を行うことができる。
【0046】
(本実施形態における効果)
本実施形態では、包材903の外形を推定する基準となる基準画像(開閉部902、トレー905の収納面905a、レジマークRMおよび概外形930の各画像)が輝度毎データLD2から取得部260により取得される。そして、取得された上記基準画像に基づいて、包材903の外形が推定部270により推定される。
【0047】
この場合、包材903の材質によって、X線透過画像において当該包材903の外形を直接的に把握できないことがあっても、上記基準画像に基づいて包材903の外形を高精度で推定することができる。これにより、推定された包材903の外形および基準画像に基づいて、包材903に対する被検査物900の噛み込み等の不具合を確実に認識できる。したがって、製品不良の発生を防止できる。
【0048】
また、本実施形態では、推定部270により精度良く推定された包材903の外形および記憶部271に記憶されているシール幅から、シール領域(シール噛み)が分かる。そして、当該シール領域に対する被検査物900の侵入の有無に基づいて、判定部280により当該被検査物900の噛み込みが判定される。これにより、製品不良の発生を確実に防止できる。
【0049】
また、袋部分の厚さよりも大きな厚さを有することでX線透過画像に映り易い開閉部902、トレー905の収納面905aまたはレジマークRMの画像を基準画像とすることで、包材903の外形を推定するための基準を確実に取得することができる。したがって、包材903の外形を確実かつ高精度で推定できる。
【0050】
また、包材903の材質によっては、X線透過画像において、完全とはいかないまでも、不完全な状態で包材903の外形(概外形930)が出現することがある。本実施形態では、当該概外形930を近似線NLにより近似することで、包材903の外形を推定できる。
【0051】
(請求項の各構成要素と上記実施形態の各部との対応関係)
上記実施形態においては、X線検査装置100がX線検査装置に相当し、X線照射装置200がX線源に相当し、包材903が包材に相当し、被検査物900、900a、900b、900cが被検査物に相当し、X線210がX線に相当し、検出データKDa、KDdおよび輝度毎データLD1、LD2が検出データに相当し、ラインセンサ220が検出器に相当し、開閉部902、収納面905a、レジマークRMおよび概外形930の各画像が基準画像に相当し、取得部260が取得部に相当し、推定部270が推定部に相当し、判定部280が判定部に相当し、近似線NLが近似線に相当する。
【0052】
(変形例)
なお、上記実施形態では、概外形930を近似線NLにより近似することで包材903の外形を推定することとしたが、これに限定されるものではなく、例えば包絡線等の他の線により包材903の外形を推定してもよい。
【0053】
また、上記実施形態では、基準画像として、開閉部902、収納面905a、レジマークRMおよび概外形930の各画像を用いることとしたが、その他の例として、以下のものが挙げられる。すなわち、包材903の各端部が例えばその中央付近でシールされることで重なり合って厚さが増す領域が存在することがある。厚さを増した領域はX線透過画像において映り易いので、当該領域の画像を基準画像とすることもできる。
【0054】
また、上記実施形態では、シール部904に対する内容物901の噛み込みについて検査することしたが、これに限定されるものではなく、破片等の異物がシール部904に混入しているか否かについても同様に検査することができる。
【0055】
さらに、本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
【符号の説明】
【0056】
100 X線検査装置
200 X線照射装置
210 X線
220 ラインセンサ
260 取得部
270 推定部
280 判定部
900、900a、900b、900c 被検査物
901 内容物
902 開閉部
903 包材
904 シール部
905 トレー
905a 収納面
930 概外形
KDa、KDd 検出データ
LD1、LD2 輝度毎データ
MT 入力表示部
NL 近似線
RM レジマーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
X線源から照射されるX線を用いて、包材により包装された被検査物を検査するX線検査装置であって、
前記X線源から照射され、前記被検査物を透過したX線を検出して検出データを生成する検出器と、
基準画像を前記検出データから取得する取得部と、
前記基準画像に基づいて、前記包材の外形を推定する推定部と、を備えたことを特徴とするX線検査装置。
【請求項2】
前記推定部により推定された前記包材の外形に基づいて、前記被検査物の噛み込みを判定する判定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
【請求項3】
前記基準画像は、一の領域の厚さよりも厚い他の領域の画像であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線検査装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記基準画像に対する近似線を演算することで前記包材の外形を推定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のX線検査装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−196796(P2011−196796A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−63131(P2010−63131)
【出願日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】