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Fターム[2B003DD06]の内容

人工魚礁 (1,771) | 材質 (494) | 石、砂 (50)

Fターム[2B003DD06]に分類される特許

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【課題】 長期に亘って栄養成分を放出することができ、一定量の水棲生物を安定的に定着させることができる水中設置構造物を提供する。
【解決手段】 水棲生物の増殖を目的として水中に設置される水中設置構造物において、水中に設置される基体11と、この基体11に設けられ、周囲の水よりも比重の大きい栄養成分を密閉状態で収容する収容部111と、収容部111に設けられ、前記栄養成分が放出される放出部113と、前記栄養成分の表面を乱したり前記栄養成分を攪拌したりする水流の発生を抑制する水流抑制部14とを有する。前記水流抑制部の表面又は水流抑制部14の内側領域に、前記水棲生物の繁殖と定着を促進するための生物担持体16を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】簡易に製作でき、小型船を含む漁船或いは作業船により少人数で設置できると共に、回収や再設置で基質更新や除掃など人為的な管理が可能であり、引揚げて定量調査が可能であり、且つ、太い網地に着生・生育しやすいコンブ類や他の海藻を着生・生育させることができる、網袋を用いた石詰め藻場礁を提供する。
【解決手段】網袋2と、網袋2内に詰めた石材3と、石材3を詰めた網袋2の外周を締め付け、又は、網袋2を引張して緊張させるロープ4を備え、海底の凹凸に追従し変形して馴染む性質を有し、且つ、反転により着生面の基質更新が容易に行なえる、網袋を用いた石詰め藻場礁であって、更に、網袋2の上面、上下面、上下面及び側面、側周面、その他の所定面、又は、全周面に張設され、目的海藻の種別に対応させて網袋2の網地と異なる網地の太さ又は目相に形成された網体5を備える。 (もっと読む)


【課題】海中で一人の潜水士でも容易に、かつ現場の地形などに応じて臨機応変に組立てることができ、しかも魚介類が警戒せず、また藻や海藻が育ち易い構造を実現する。
【解決手段】漁礁ブロックは、多角形の基盤を底面に有しているので、水平方向に連結した状態では、海底でも安定し易い。また、その中央に立つセンター凸部の上面中央には、上下方向の連結手段を備えているので、段状に拡張できる。そして、前記基盤の各辺には、隣接する基盤同士を連結するための連結手段を有しており、基盤の形状的に尖っていて強度の弱い、各辺間の角部を無くしてある。従って、水平方向に多数連結した際に、角部を無くすことで、魚介類が上下動するための貫通孔が形成される。漁礁ブロックを海底に設置し組立てた際に、要所を海底に固定するためのアンカーを備えている。 (もっと読む)


【課題】
近年、特に北日本の日本海側沿岸地域では、海藻が減少して海底の岩場等がむき出しになる所謂磯焼けが問題となっている。この原因のひとつとして、河川の護岸、堤防等の整備によって山林から河川を経由して流入する落葉、枝葉、倒木等の植物性の栄養源の不足が挙げられている。
【解決手段】
少なくとも間伐材を含む木質を原料とする木材チップを主材料として含む林産物や穀類副産物などの植物性材料の混合物と、貝類又は頭足類に由来する材料を除く水産物材料を混成したものを結着剤により結着固化して形成したされてなる水産資源賦活用構造体を用いるという簡便な方法によって、安価に非常に海藻類の定着が容易く海藻自身の養殖漁業として有効であり、さらに漁業資源の賦活に寄与する水産資源賦活用構造体を得ることが出来、以って産業に多大なる貢献をする事が出来るものである。 (もっと読む)


【課題】 湖、川、海等に設置することによって、水中に集積しているヘドロの除去目的が達成されると同時に、消波目的と漁礁目的、更には、堤防的目的とが果たされるようにした新規のヘドロ除去方法の提供を図る。
【解決手段】 ヘドロ収容用構築体を水底上に設置すると共に、その水面上に露出させた部分から、水底より採取したヘドロを流入させることによって、当該ヘドロ収容用構築体内に対するヘドロの集積を図り、更に、当該ヘドロ収容用構築体を、漁礁として或いは堤防として機能させるようにしたヘドロ除去方法。 (もっと読む)


【課題】受圧構造物として用いた場合は、客土や種子等よりなる植生基材の保持が確実に行え、またサンゴや海藻類の増養殖のために用いた場合は、サンゴ幼生や海藻類の着床及び増養殖が確実に行えるような構造物を提供する。
【解決手段】縦方向のリブ2aと横方向のリブ2bよりなり、矩形の開口3を縦横に多数形成したFRP製の格子状構造物よりなる盤体2の下面を除く全面、すなわち上面、四囲の側面及び開口3を形成する四面に図2に示すように樹脂製の接着剤入りの珪砂4を吹き付けて固着し、表面を粗目とする。 (もっと読む)


【課題】日本の河川の急流である条件下で、アユの育成に必要不可欠の良質な餌となる藻類を、確実に着生且つ生育することが出来るアユ用藻類着生基盤を提供する。
【解決手段】SiO:63.9〜78.3%(重量%、以下同じ)、Al:11.6〜14.2%、Fe:3.60〜4.40%、MgO:1.52〜1.86%、CaO:1.73〜2.13%、KO:2.70〜3.32%、P:0.054〜0.068%を主成分とし、残部に他の微量元素を含有してなる、多孔質性を有する広域変成岩と、骨材とに、植物活性剤及び固化材を加え、これらを混合して均質化を図ると共に任意形状に固化させてなる藻類着生基盤を、河川内に固定的に敷設することで、藻類着生基盤上に藻類を着生且つ育成して、この藻類をアユの餌とすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】サンゴに穿孔して棲息する小動物のすみかを提供することによって、人工護岸等で破壊された海域においてサンゴ礁の成長を待たずに生態系の復元を促進する。
【解決手段】サンゴ又は貝殻を由来とする骨材と軽焼マグネシアを微細な泡と共に配合し成型することによって、図1のようなイシサンゴ同様の多孔質を形成してなることを特徴とする人工サンゴ石である。このように、本発明の人工サンゴ石は、イシサンゴ同様の多孔質を形成してなるため、底生生物(ベントス:benthos)が多孔質中に潜り込んで棲息することができる。しかも、ポルトランドセメント系のコンクリートと違って、軽焼マグネシアは海洋汚染の恐れがなく、かつ天然のサンゴや貝殻を由来とする骨材を使用するので、底生生物の棲息に支障を来す恐れは無い。 (もっと読む)


【課題】若布や昆布などの海洋植物の胞子や根株を直接植栽することができ、海洋植物の生長にともない分解していくコンクリートブロックを提供する。
【解決手段】腐葉土と水を攪拌し、セメント、砂、小石、肥料を配合、混練し、ブロック作成用の型枠に流し込み、その際、胞子や根株を植栽する穴空けて乾燥させ、海洋植物の生長に合わせて適度に分解できるように硬度の調整を図ったコンクリートブロック。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、高強度で良好な安定性を有する造粒物を海底堆積土から効率よく製造する技術を提供することである。
【解決手段】ペーパースラッジ焼却灰と石膏を併用することによって、海底堆積土から効率的に造粒物を製造することができる。本発明の造粒物は、適度な強度と粒径を有し、水中においてその強度を維持するため、人工干潟の造成や護岸、土壌流出の抑制といった用途に好適に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】海藻や海草などの水生植物が容易に摂取できる溶解性鉄を長期間にわたって水中に供給することができ、しかも大量且つ安価に入手可能な資材を用いることで、凡用的な利用が可能であり、湖沼や海域などの広い水域に適用可能な鉄分の供給方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグとフルボ酸を含む浚渫土、好ましくはフルボ酸含有量が0.002質量%以上の浚渫土を混合した混合物を水中に設置する。製鋼スラグから溶出する鉄分(二価鉄)と浚渫土中に含まれるフルボ酸が結合してフルボ酸鉄が生成し、このフルボ酸鉄を水中に長期間にわたって供給することができる。 (もっと読む)


【課題】可溶性アルカリ分が溶出するおそれがなく、海藻種子・胞子の定着率が高まり、海藻の仮根や根が定着しやすい藻礁用の海藻定着基盤。
【解決手段】陶磁器粉砕物、碍子粉砕物、耐火レンガ類粉砕物、天然火成岩粉砕物の中のいずれか一種または複数種の粒径5μ以上で300μ未満のもの10〜27重量%と、粒径300〜1000μのもの63〜70重量%及び天然ガラス質鉱物の粒径50μ以下のもの10〜20重量%とを混合し、所定量の水分及び有機バインダーを加えて混練し、混練物を所定の形状に成形した後、有機バインダーが粘着力を有している湿潤状態の間に、粒径が300μを超えない大きさで所定の粒径範囲に整粒されているセラミック粒子を混練物の表面全体に振りかけてまぶし、セラミック粒子が表面全体にまぶされた混練物を乾燥させ、1000〜1500℃で焼成した多孔質焼結体からなる藻礁用の海藻定着基盤。 (もっと読む)


【課題】 水中に鉄イオンを短時間で効率良く溶出させることができ、水質の浄化と水産資源の育成及び増加を図れるようにする。
【解決手段】 水中に浸漬して鉄イオンを溶出させることによって、水質の浄化と水産資源の育成及び増加を図るようにした水質浄化及び水産資源育成用の固形物であって、前記水質浄化及び水産資源育成用の固形物は、鉄又は鉄酸化物若しくは鉄化合物が主成分である物質と炭素材料との混合物をセメントで所望の形状に成形固化することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグ等を核部とし、表層を釉薬部で被覆した水浄化材を用いて岩礁用ブロックを形成して海洋生物を育成し、同時に水浄化材により直接的に海洋水を浄化すること。
【解決手段】鉄鋼スラグと窯業用粘土の粉末を混練して造粒したものを焼成して核部を形成し、この核部に釉薬部を塗布し焼成して水浄化材を構成し、この水浄化材をセメントに混ぜて岩礁用ブロックを構成し、この岩礁用ブロックの外周面に水浄化材の一部を露出せしめたものを海底の上に沈める。岩礁用ブロックは、すべての外周面に、水浄化材の一部を露出する例、略立方体をなし、正面側と背面側に、水浄化材の一部を露出せしめ、その他の面を粗面部とする例、コンクリート製の岩礁用容器に、露出孔部を有する蓋部を被せ、岩礁用容器に収納した水浄化材の一部を露出孔部から露出する例がある。 (もっと読む)


【課題】藻場礁における海藻類の繁茂を促進するとともに、沿岸海域に発生する磯焼けを広範囲に抑制する。
【解決手段】藻場礁は、海中に設置され、磯焼け現象を抑制するとともに、海藻類を繁茂させるためのものであって、収容空間Sを囲むように設けられ、その内外で海水が流通可能に構成された枠体2と、収容空間S内に詰め込まれるとともに、海水が流通可能な隙間を有するように配置される複数の石材4と、石材4間の隙間を通って流通する海水の流れが当たるように収容空間S内に石材4に対して水平方向に隣接して収容され、フミン質を放出可能なフミン質供給体6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】
地球環境の変化と乱獲によって枯渇した漁業資源の復活には、豊かな海藻と稚魚・幼魚の成長を助ける大規模な漁礁が必要である。一方、竹害で壊死した森林は漁業資源枯渇の遠因でもあり、竹林の拡大を阻止し漁業資源の復活を課題とする。
【解決手段】
大量の廃竹材が、竹材を直立方向に活用した立て形漁礁として活用される事によって、小空間と自然素材からなる固体が海面近くに出現し、小魚や微生物の住処が出現し、浅海環境の竹材に海藻が繁茂し、微生物が増殖し、食物連鎖が完成して漁業資源が復活する。
竹害から開放された森林は、光合成を活発化させて蘇り、やがて海に栄養塩を供給する事によって漁業資源復活の遠因となる。 (もっと読む)


【課題】日照が妨げられず、中詰め材同士の間に隙間が生じず中詰め材が内部で動かないようにした沈着基質ユニット並びにこれを用いた浮遊幼生育成用構造物を提供する。
【解決手段】浮遊幼生を沈着させる基質として用いる沈着基質ユニット(1)において、所定の大きさの網目をもつネットを袋状に形成した可撓性のある袋網(2)と、
前記網目から脱落しない大きさの無機固体物の集合体からなる、前記袋網に充填された中詰め材(3,31)と、前記袋網の内部における前記中詰め材の移動を阻止するべく該袋網を締め付ける締付手段と、を備え、前記締付手段が、前記袋網の外面を周回させるとともに該袋網の内部を貫通させてかつ緊張させたロープである。 (もっと読む)


【課題】かん水に含まれるかん水砂を有効利用できる、環境改善用材料、沿岸域における環境修復材料、人工干潟、人工干潟造成方法、土層改善材料、農作物栽培土壌、農作物栽培土壌造成方法、および、農作物生産方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る人工干潟造成用材料1は、地下水層から産出されるかん水に含まれるかん水砂を含んでおり、本発明に係る人工干潟2は、上記人工干潟造成用材料1を用いて造成されている。また、本発明に係る土層改善材料は、かん水砂を含んでおり、本発明に係る畑は、上記土層改善材料を用いて造成される。そして、本発明に係る農作物生産方法では、上記土層改善材料を客土として農作物の栽培に用いる。 (もっと読む)


【課題】充分な強度を有し、且つ低コストで製造し得ると共に、海藻類等に対する栄養の供給源となり得る磯根設置用浚渫土ブロックを提供すること。
【解決手段】少なくとも粗骨材と細骨材とをセメントに配合して得られるセメント組成物に、更に水を加えて、目的とする形状に成形し、固化せしめてなる磯根設置用浚渫土ブロックにおいて、かかる細骨材の少なくとも一部として、浚渫土に対して製紙スラッジ焼却灰を主成分とする凝集固化剤を混合して、反応・形成されたフロックを、脱水して得られる浚渫土固形物を用いて、目的とする磯根設置用浚渫土ブロックを形成した。 (もっと読む)


【課題】マウンド魚礁の特徴を効果的に改善可能なマウンド魚礁構造物及びその構築方法を提供する。
【解決手段】このマウンド魚礁構造物10は、湧昇流を発生させるために海底面Gにマウンド状に構築されるものであって、両端に形成された略円錐状部11,12と、略円錐状部の間に、斜面15,16を有する略三角形状断面に形成されたマウンド部13と、を備え、マウンド部の構成材料は略円錐状部の構成材料と性質が異なる。 (もっと読む)


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