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Fターム[2C057AQ02]の内容

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【課題】複数の圧電体薄膜を積層して形成される積層体における膜の密着性を高めて剥離を防止し、耐久性、信頼性の高い圧電体素子を提供する。
【解決手段】圧電体素子(10)は、基板(12)上に、第1の電極(14)が形成され、その上に第1の圧電体膜(16)が形成される。さらに第1の圧電体膜(16)の上に金属酸化物膜(18)が積層され、金属酸化物膜(18)の上に金属膜(20)が積層して形成される。金属膜(20)の上に第2の圧電体膜(22)が形成され、その上に第2の電極(24)が積層して形成される。金属酸化物膜(18)と金属膜(20)を積層してなる中間層(26)の厚みと応力値の積が100N/m未満であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】強誘電体層中の金属原子がシリコン層に拡散することを抑制または防止して、小型化および特性の向上を図ることができる構造のシリコン装置を提供する。
【解決手段】シリコン装置としてのインクジェットプリンタヘッド1は、シリコン基板2と、シリコン基板2上に形成された酸化シリコン層5Bと、酸化シリコン層5B上に形成された拡散防止膜70と、拡散防止膜70上に設けられた圧電素子6とを含む。シリコン基板2にはインク溜まりとしての加圧室62が形成されており、その天面部の薄いシリコン層5Aと酸化シリコン層5Bとが振動膜5を構成している。圧電素子6は、拡散防止膜70に接する下部電極7と、下部電極7上に設けられた圧電体層8と、圧電体層8上に設けられた上部電極9とを含む。拡散防止膜70は、圧電体層8中の金属原子の拡散を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】記録媒体が傾いたとしても記録媒体上に形成された画像に白い筋状の印字むらが生じるのを防止でき、高画質な画像を得られるインクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】インクジェットヘッドは、記録媒体の搬送方向と直交する方向に配列された複数のノズル列を有する。各ノズル列は、記録媒体に向けてインクを吐出する複数のノズルを含む。ノズルは、記録媒体の搬送方向と直交する方向に一定のピッチで並んでいるとともに、ノズル列毎に記録媒体の搬送方向に互いに間隔を存して配置されている。各ノズル列の一端に位置された少なくとも一つのノズルは、当該ノズルに対し一定のピッチで並んだノズルの配列方向に最も近接された他のノズルよりも記録媒体の搬送方向に沿う上流側に設けられている。各ノズル列の他端に位置された少なくとも一つのノズルは、当該ノズルに対し一定のピッチで並んだノズルの配列方向に最も近接された他のノズルよりも記録媒体の搬送方向に沿う下流側に設けられている。 (もっと読む)


【課題】製造工程において受けたダメージを回復して変位量の均一性や信頼性の良好な圧電素子を提供する。
【解決手段】
本発明にかかる圧電素子の製造方法は、基体側の上方に第1電極を形成する工程と、前記第1電極の上方に圧電体層を形成する工程と、前記圧電体層の上方に第2電極を形成する工程と、前記第2電極および前記圧電体層の少なくとも一部をパターニングして、前記第1電極、前記圧電体層、および前記第2電極を有するキャパシタ構造部を形成する工程と、前記キャパシタ構造部の少なくとも一部を被覆する保護膜を形成する工程と、第1のアニールを行う工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ノズルプレートの割れや変形といった機械的な異常を検知し得る、液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び液体吐出ヘッドの異常検知方法を提供する。
【解決手段】液体を吐出させるためのノズル開口(18)が形成されるノズルプレート(16)と、少なくとも、ノズル開口と連通するノズル(26)が形成され、ノズルプレートがノズルに位置を合わせて接合される流路プレート(24)と、を備え、ノズルプレートは、ノズルプレートの機械的な異常を検知するための検知素子(20,22)が設けられる。 (もっと読む)


【課題】ノズル密度を高くし、噴射率を大きくすることのできるインクジェットプリントヘッドの提供。
【解決手段】ノズルのアレイと、印刷流体の滴をノズルから放出する蒸気気泡を核形成するために印刷流体を加熱するように構成された対応する加熱体とを備えたインクジェットプリントヘッド。駆動回路は、加熱体にエネルギーを供給する電気駆動パルスを生成し、また、駆動パルスの電力を調整して蒸気気泡の核形成時間を変化させるように構成されている。気泡を生成するために使用されるパルスの電力を変化させることにより、プリントヘッドは、正規印刷の間、効果的に生成された微小な気泡を使用して動作することができ、或いはデキャップしたノズルを復旧する必要がある場合、大型でエネルギーの大きい気泡を使用して、短時間の間、動作することができる。 (もっと読む)


【課題】ヘッドの小型化を図ることが難しい。
【解決手段】流路部材5は、個別液室6の入口側開口9が形成された第1面21と、ノズル配列方向の両端部に設けられ、第1面21よりも液体流入方向と反対方向に突出した第2面22と、第1面21と第2面22とを繋ぐ第3面23とを有し、第2面22から第3面23に跨る領域と共通液室部材20との間が封止部材である接着剤24により封止され、接着剤24により、流路部材5と共通液室部材20との間のノズル配列方向における共通液室10の壁面25が形成される。 (もっと読む)


【課題】膜内部の組成均一性が高く良好な強誘電体特性・圧電体特性を有する強誘電体膜を低コストで得ることが可能なインクジェット記録ヘッドの製造方法及び製造装置。
【解決手段】供給工程と搬送工程と位置出し工程と成膜工程と焼成工程と冷却工程とを具備し、一連の動作を所定回数実行することにより圧電体層を構成する所定厚さの強誘電体膜を形成するインクジェット記録ヘッドの製造方法において、成膜工程にて2種類以上の前駆体液をシリコンウェハ50に滴下して前駆体膜72を形成する方法であり、複数の前駆体液は単一のノズルから滴下し、複数の前駆体液送液ライン中には複数の前駆体液を任意の比率に混合可能な混合器を備え、成膜回数に応じてシリコンウェハ50に滴下する前駆体液の混合比を変化させつつ前駆体膜72を成膜する。その後の焼成工程を含めた一連の動作を所定回数実行して所定厚さの圧電体層を構成する。 (もっと読む)


【課題】高集積化に適用可能にポーリング処理を行うことができる。
【解決手段】個別電極14は、配線54及びダイシングライン51の領域に設けられているコンタクト52−2を介して導電性材料の個別液室基板12に電気的に接続されている。このため、この個別液室基板12と共通電極19との間にポーリング電圧を印加することで、各個別電極14と共通電極19との間にポーリング電圧を印加したことになる。そして、コンタクト52−2はダイシングライン51に設けられており、ダイシングライン51に沿ってダイシングを行って配線54とコンタクト52−2を電気的な接続を切断することで、個別液室基板12と各個別電極14とは互いに電気的に絶縁となる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でクロストークを抑制し、滴吐出性能を確保することができない。
【解決手段】複数の個別液室6の配列方向を短手方向、複数の個別液室6の配列方向と直交する方向を長手方向とするとき、短手方向の断面において、隣り合う個別液室6、6間の液室間隔壁30の隔壁面31と、個別液室6の振動板部材2に対向する対向面としての天面32とは、第1の傾斜面33、33で繋がれて、第1の傾斜面33は個別液室6の長手方向に沿って個別液室6のほぼ全域にわたって形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧電素子の変位効率の向上を図るとともに、製造コストの低減も図り得る液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】圧電材料で形成された同一厚さの複数枚のウエハーに、個別内部電極16または共通内部電極17のいずれか一方を形成して第1および第2のウエハーを形成する工程と、前記第1のウエハーと第2のウエハーとを交互に積層するとともに加圧して一体化し、その後焼成する工程と、積層された圧電材料を焼成により一体化した圧電材料層15を有するウエハーを、ダイシングテープに貼着して所定の大きさに切り分ける工程と、切り分けられた圧電材料層15の表面に個別内部電極16に接続される個別外部電極22と共通内部電極17に接続される共通外部電極23とを形成する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が小さく且つ歪量が高い液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び圧電素子を提供する。
【解決手段】ノズル開口21から液体を吐出する液体噴射ヘッドであって、弾性膜50上に、第1電極60と、圧電体層と、圧電体層上に設けられた第2電極と、を具備する圧電素子300を備え、圧電体層は、ビスマス、鉄、バリウム及びチタンを含むペロブスカイト構造の複合酸化物からなり、圧電体層の膜厚を620nm以上1520nm以下の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】隣接する集積回路のノズルの間のギャップによる垂直の縞を防止できるカートリッジユニットの提供。
【解決手段】インクジェットプリンタ用のカートリッジユニットは、ページ幅印字ヘッドアセンブリとを備え、ページ幅印字ヘッドアセンブリが、その長さに沿って延びる1つまたは複数の集積回路50を備え、集積回路50間に継手が形成され、各集積回路50には、その上に複数のノズル51が形成され、各ノズル51が、使用中にインク供給チャネルからインクを受け取り、通過する印刷媒体にインクを送るように配置され、集積回路50の1つの端に隣接する行の各ノズル51が、ある度合のノズルオーバーラップを継手で提供し、継手に跨るノズルピッチを維持するため、ノズル51の残りに関して垂直に変位される。 (もっと読む)


【課題】使用中に親水化層が剥れにくく、液体の充填及び抱き込み泡の取り除きが容易な液体吐出ヘッド、並びにこのヘッドの製造方法でありノズル毎に吐出特性にばらつきが小さく、薄く均一な親水化層を形成できる液体吐出ヘッドの製造方法を提供すること。
【解決手段】液体を吐出する液体吐出口、および該液体吐出口に連通する液体流路を有するノズル層を有する液体吐出ヘッドであって、該ノズル層は2層で構成され、該2層のうちの液体流路側の層である第1層は、酸により成膜する樹脂を含む樹脂組成物の硬化物であって、かつ、もう一方の層である第2層と比較して水の静的接触角が小さいことを特徴とする液体吐出ヘッド、及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】インクの温度をより正確かつ追従性良く検出する。
【解決手段】液体を吐出するためのノズルと、温度を検出するためのダイオードと、を有するノズルプレートを備えた液体吐出装置において、前記ノズルプレートは半導体で形成され、前記ダイオードは前記ノズルプレートに所定物質を添加することにより生成されたP型半導体およびN型半導体で形成される構成とした。また、上記ダイオードにおける電圧降下に応じて温度を検出する温度検出部と、温度検出部により検出された温度に基づいて上記液体の吐出を制御する吐出制御部とを備える構成とした。 (もっと読む)


【課題】貫通孔の側壁を平坦に加工することのできる液体吐出装置の流路板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の流路板の製造方法は、面方位が{110}であるシリコン基板の一方の面と他方の面とを貫通する貫通孔と、前記一方の面側に形成され前記貫通孔と接続する流路と、を備えた液体吐出装置の流路板の製造方法であって、前記シリコン基板の前記一方の面上に第1マスクを形成し、前記第1マスク上に第2マスクを形成するマスク形成工程と、前記第2マスクを介して少なくとも一部にドライエッチングを含むエッチングを行い、前記貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記第2マスクを除去した後、前記第1マスクを介して前記貫通孔に対して結晶異方性エッチングを行い、前記貫通孔の側壁面を、前記シリコン基板の面方位{111}の面で構成するように前記貫通孔の側壁を加工する側壁加工工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エッチングのばらつきによらず安定して基板を切断することができるシリコンウェハーのブレイクパターン、シリコンウェハー、および、シリコン基板を提供する。
【解決手段】表面を(110)面39としたシリコンウェハー38に、(110)面39に直交する第1の(111)面42の面方向に切断予定線を設定し、該切断予定線上に貫通孔40を複数列設し、貫通孔40は、第1の(111)面42と、第1の(111)面42と交差する第2の(111)面43と、第2の(111)面43と第1の(111)面42とに交差する第3の(111)面44と、を有し、第2の(111)面43と第3の(111)面44の端縁との交差点を、隣り合う貫通孔40に最も近接する点とし、第1の(111)面42に直交する方向における交差点の位置を、隣り合う貫通孔40の当該交差点に近接する側の相対する第1の(111)面42の間に設定した。 (もっと読む)


【課題】 電気配線基板の配線保護信頼性が高い液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】 電気配線基板の配線上部を、第一の接着剤層、第一の保護フィルム層、第二の接着剤層、第二の保護フィルム層からなる積層体で保護する。 (もっと読む)


【課題】クラックの発生を抑制することのできるサポートプレート、液滴吐出ヘッド、液体カートリッジおよびインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】接着部材を介してウエハの面に密着し、ウエハをサポートするサポートプレート10であって、ウエハの面に密着させる範囲内に、凹部および貫通孔のうち少なくとも一方の略長方形状の複数のパターンを備え、パターンは、ウエハの中心に密着する当該サポートプレート10の中心点とパターンの対角線の交点とを通る直線と、当該パターンの長手方向の直線とがなす角のうち小さい角の角度が45度以上となるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】ノズルを高精度な形状に形成可能な液滴吐出ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】液滴吐出ヘッドの製造方法は、シリコン基板30にノズルとなる凹部6cをエッチングによって形成する工程と、凹部6cの内壁にシリコン酸化膜34を形成する工程と、シリコン基板30の凹部6cが形成されている面30aの反対面30bからシリコン基板30を薄板化することによって、凹部6cを貫通孔に形成する工程と、を有する。凹部6cを貫通孔に形成する工程は、シリコン酸化物用スラリーLを用いたCMP法によって、シリコン酸化膜34を研磨することを含む。 (もっと読む)


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