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Fターム[2D118AA11]の内容

護岸 (9,935) | 機能、目的 (1,868) | 防波、消波 (345)

Fターム[2D118AA11]に分類される特許

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【課題】従来の鋼製で水密性能を有する水門設備に比べて構造が簡単で、重量を軽減できる防波堤を提供する。
【解決手段】この防波堤は、構材の鋼管11,12,13,21,31,22,23をスリット状に配置した構造体からなる函体であり、半潜水状態で波の砕波・減衰と防塵を行うものである。函体の四角状の断面内には、鋼管間に配置される膜材50を備えるとともに、両外側には鋼製の砕波スクリーン60を備える。外洋側から港内へ進入する波は、函体の外洋側に配置されたスクリーン60で一次砕波される。そこを通過した波は、函体中間部に一定間隔で配置された帯状の繊維シート50a、50を通過する際に二次砕波され、更に港内側に配置されたスクリーン60にて三次砕波される。 (もっと読む)


【課題】従来の複数のケーソンなどの重力式構造物よりなる防波堤は、想定した設計外力を上回る波浪や津波が来襲した場合、防波堤全体、または重力式構造物が連続して破壊してしまい、背後域の防災施設としての機能が全く期待できなくなってしまうという欠点があった。
【解決手段】本発明の防波堤は、連続して配置した複数の普通函と補助函とよりなり、上記補助函は上記普通函間に配置され、上記補助函の安全性能は上記普通函の安全性能よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】防波堤や防潮堤として浅海域に構設され、海底に構築した基礎から立ち上げて鉄筋コンクリート製の分厚い帯状壁からなるエネルギ吸収型の防波壁構造を開発し、津波エネルギの減衰効果を増補する。
【解決手段】帯状壁1がコンクリート打設用の型枠内に配筋形成されて骨格要素となる鉄筋構造体を有するとともに、打設後のコンクリート壁体(1)の一部に規則又は不規則な間隔をおいて窓あき形成した複数の通孔部11を有し、少なくとも外洋側のコンクリート壁面12が通孔部11に向かって負勾配で臨むように斜面形成してなり、壁体部(1)で受け止めた波浪、潮流又は津波を通孔部11に誘導して受圧方向を分散させ、かつ、該通孔部11において乱流を生じさせるようにした防波壁構造Xである。 (もっと読む)


【課題】津波到達によるタンク本体の変形及びタンクの移動を抑止する。
【解決手段】タンク本体2を全周に亘って囲み、タンク本体2の側面とタンク本体2が載置される床板3とに固定される防波部材4とを備える。 (もっと読む)


【課題】津波等が作用した場合、構造的に弱点となる特定部位の基礎マウンドを安定させる防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、特に、堤頭部14の基礎マウンド2の全域、及び隣接する堤体12間の開口部における基礎マウンド2の露出面の全域をスラグ材10にて被覆するので、隣接する堤体12、12間の開口部や堤頭部14に非常に大きな流れが発生しても、当該部位の基礎マウンド2を安定させることができ、防波堤1全体を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】
今回の東日本大震災で判明したように、予想をはるかに超える大津波には、従来技術である止水壁の反力に頼る既設の防波堤は、津波被害防止にあまり役に立たなかった事実を踏まえ、今後は既設の防波堤活用を前提に、津波水流の一部緩和を目的とする装置を、短期に増加設置が可能な形の技術確立が課題。
【解決手段】
課題を解決する為に、パスカル原理を応用した本願発明の津波推力利用の津波水流衝撃力緩和装置は、具備された取水口3から噴射口4まで空洞で密閉状態を保つ取水口3から入坑した推力の高圧流体が、当該装置通過で進行方向を転換したその推力の高圧流体の流量分の全部が、津波水流本体に対して逆水流の形で噴射できる構造の、少ない費用で設置された当該装置1の後方は、その流量の二倍分が津波水流の衝撃力を緩和させる。 (もっと読む)


【課題】津波のエネルギーを効果的に低減させることが目的である。
【解決手段】津波Tが来ると、浮部材150が上昇し、岸側に流されて移動する。これに伴い連結線材140が伸張し、且つ岸側に移動し、全体が岸側に向かって湾曲する(伸び上がる)。また、津波Tの位置エネルギーが連結線材140のばね応力とが釣り合った状態となる。これによって、水平状態のプレート110及び浮部材150が傾く。また、津波Tの圧力でプレート110がアール状に湾曲しブラインド状且つ袋状に膨らむように変形する。そして、傾いたプレート110の下面(板面)110Aと浮部材150の下面(板面)150Aとによって、岸側への津波Tの進入が抑制されると共に、津波Tの流速が低減する。したがって、津波Tのエネルギーが効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】従来の防波堤用構造物は、コンクリートケーソンの曳航に手間が掛かるとともに、設置工事についても大量の中詰材が必要となり、工期も長く費用もかかるという課題があり、本発明により従来の防波堤と同等の耐滑動性および耐転倒性を有し、短工期で構築できる防波堤用構造物を提供する。
【解決手段】プレキャストコンクリートで作製された防波堤用構造物10であって、水底または地面に設けられた基礎マウンドの頂部に接地する基礎部12と、基礎部から略直立し、防波面を有する本体部14と、基礎部および防波面に対し略直角に設けられた控え壁16と、を有し、本体部の頂部または基礎部から、水底または地面に対してグラウンドアンカー4を挿通可能とすることにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】風波に対する安定性だけでなく、津波に対しても高い安定性を有する離岸堤を提供する。
【解決手段】海底Gの上に、或いは、海底Gに形成された基礎マウンド2の上に、多数の消波ブロック3を、沖側及び岸側に法面4a,4bがそれぞれ形成されるように積み上げることによって構築される離岸堤1であって、岸側法先部に配置される消波ブロック3aが、固定手段によって、岸側へ移動しないように固定され、固定手段として、根固めブロック6と鋼管杭5が使用され、根固めブロック6は、岸側法先部の各消波ブロック3aの岸側にそれぞれ近接して配置され、鋼管杭5は、下部が海底に埋設された状態で根固めブロック6の岸側にそれぞれ近接して配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】波浪等の海象の影響を小さく抑えて、防波堤、岸壁、護岸等の海洋構造物を効率的に構築することを可能にする海洋構造物の施工方法及び海洋構造物を提供する。
【解決手段】少なくとも側壁版で囲まれた内部空間を備えて上下に積層配置される上段型枠4と下段型枠1を製作する型枠製作工程と、下端20aを海底S1に着底させて立設した複数の支持柱20に、海面S2よりも上方に配した状態で上段型枠4と下段型枠1を昇降可能に支持させる型枠支持工程と、下段型枠1を海底S1に降下させ、下段型枠1の内部空間H1にコンクリート2を打設して下部構造を形成する下部構造形成工程と、上段型枠4を降下させて下部構造の上に積層配置するとともに、上段型枠4の内部空間H2にコンクリートを打設して、下部構造と一体化した上部構造を形成する上部構造形成工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】 地震、大津波などにより生じる巨大水圧に耐え得る構造物又は堤防などの構築を課題とする。
【解決手段】
鋼材の中間部へ所定の長さに亘り鋼板を周繞設置し、前記鋼材の外面と鋼板の内面との間へ、コンクリートを打設してなる鋼コンクリート杭の複数本を、所定間隔で幅方向に数本打設し、長さ方向に所定数打設すると共に、前記鋼コンクリート杭の頭部を緊結し、前記鋼コンクリート杭に近接して鋼格子を敷設したことを特徴とする杭枠構造体により上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、緊急時に最低限必要とされる真水を発電所敷地内に貯蔵する手段を提案する。
【解決手段】本発明は、海岸近くに建設された原子力発電所の周囲に設けられるの堤防であって、当該外壁を水密性とし、内部を空洞とし真水を貯蔵した津波防止用の堤防である。内部を複数に区画し、一部が損壊しても使用可能とするとともに、廃棄すべき水の一時貯留場所ともなるようにした。本来必要とする津波防止用の堤防内部を利用することで必要な真水の貯蔵場所を確保した。 (もっと読む)


【課題】津波を完全に防ぐためには、防波堤は巨大な構造物となり、景観面でも、技術面でも、経済面でも実現が困難である。津波を完全に防ぐのではなく、津波を和らげる防波構造を提供する。
【解決手段】陸側の防波堤の海側に、陸側の防波堤から一定の距離だけ離間させ陸側の防波堤よりも高さの低い海側の防波堤を設置する。海側の防波堤の下部には、海側の防波堤を乗り越えてきた海水を海側へ環流するための穴を設ける。 (もっと読む)


【課題】津波の水平方向エネルギーあるいは水流を変流し、湾内あるいは海岸線に達する以前に分散させる防波堤を提供する。
【解決手段】人工島4の形状は外洋(津波の接近方向)に向かって凸であり、下部よりも上部の水平断面積が小さい。防波堤全体は湾口部に設置されるものであり、人工島4の下部は海底と強固に結合していることが必要である。外洋に突出して設けられた人工島4で津波1の水流を二分し、引き続く雁行堤5によって水流方向を海岸線3と並行するように近づける。これによって湾口部に向かう津波1の水平方向エネルギーは分散され過流を形成して源弱する。 (もっと読む)


【課題】 安全性を最優先したトータルシステムとしての原子力発電の建設がなされていない。
原発建設時の想定を超える規模の巨大地震とそれに伴う大津波により原発建屋とその付帯施設が被害を受け、水素爆発や放射能汚染の被害が発生した場合には早急にその冷却停止とその廃炉化の処理が求められるが、その経験がないだけにその対応に苦慮して工程計画通りには進まない。
これは原発建設のコストダウンを優先するあまり、想定する地震のマグニチュードと津波の高さの想定を低めに見積もる傾向にあり、建屋の建築強度や防潮堤の高さが十分でないためであり、ひとたび震災が起きた時の対策や設備の研究とその準備を怠ってきている。
【解決手段】 敷地の外周を取り巻く状態に堤防を建設して、地震や津波で被災した原発をこの内側に海水等を張って建屋施設全体を冠水して完全に冷却停止して解体した後、石棺をして水を抜いて土石で埋め立てて埋設する廃却処分方法と工程に関する。 (もっと読む)


【課題】津波のエネルギーを減衰させることにより、堤体の破壊を防止し、津波による沿岸の被害を最小限にするようにした防波堤を提供する。
【解決手段】堤体1の外海側面5には略三角形状の水平断面を有する主突条7を上下方向に多数形成し、各主突条は中央部7aが上下両端部7b、7cよりも内海側に位置するように湾曲していることを特徴とする防波堤。前記堤体の外海側面における主突条と主突条との間には、略三角形状の水平断面を有する補助突条9を上下方向に形成し、該補助突条の水平断面は該主突条の水平断面よりも小さい。前記主突条と補助突条とにおける稜部にはそれぞれステンレス鋼の表面板11、13を被覆する。 (もっと読む)


【課題】東北大震災級の巨大津波を阻止することのできる防波堤を提供する。
【解決手段】3重(列)に配置する事により津波の威力を弱める。第一波の2m〜3mの波に対しては、テトラポット状(円柱・角錐)の島状の防波堤にて弱める。次の第二波の6m〜7mの大波(射流)に対しては、第二列目の防波堤により、第一波の波を反射させ当てる事により弱める。さらに、第三波が第2防波堤を乗り越えても第三の防波堤により阻止する。全ての防波堤には、支持地盤までコンクリート杭、鋼管杭、サンドコンパクションパイルを打ち込み、堤防を横断する樋管水門は設けない。 (もっと読む)


【課題】 今までは考えられない大きな地震と、それによる津波の同時進行に依りその被害は人間社会を簡単に壊してしまいました、自然災害に人間が荷担して被害を想像を絶する状態にしました、これは今まで無くて助かっていただけで、今まで見てきた他国の状況を見ても、ここではそんな事はないと考えていただけでした、しかし起きた現実を目にして初めて現実を実感しました、今後どうするのか現実に即して色々考えなければならなくなり発想を変えてみないと処理ができない事がはっきりして来ました、立ち向かう方法を提供する。
【解決の手段】 今までだと常識はずれといわれる様な発想で考えたのがこの防潮堤です、津波に依り移動する漁船、車の様子や、漁船により壊されて家屋が流れ、自動車も流れの中に入り破壊作業を進める様子はやはり堤防で津波が止められていたらこんな事には成りませんでした、其処で考えるのは津波が陸の方に入ってこない方法を特徴とす防潮堤である。 (もっと読む)


【課題】津波のような高い波に対抗し得る高さや強度を保持する防波堤を容易に建造できるようにする。
【解決手段】防波堤1において、複数の中空パイプ6を中空部7において上下に伸延させた補強材8で上下に連結して構成体3を形成するとともに、複数の構成体3を左右に密着させて並設する構成とした。また、左右に並設した複数の構成体3の海側の側面を左右に伸延させた複数本の連結材5a、5eなどで上下に間隔をあけて連結したので、防波堤の強度を増大させることができるとともに消波作用も発揮することできる。さらに、連結材5a、5eなどを水平に対して傾斜させて海水の滞留を防ぎ、連結材の腐蝕を防止した。 (もっと読む)


【課題】防潮堤の下部を津波の来襲方向に突出させる事に依り、垂直の壁状の津波との衝突に際しても衝突時間巾を広げて衝突荷重の低減を図り、更に津波の持つ水平方向の運動エネルギーを、上方への位置エネルギーに替え、隣接するビルに大きな水平方向の衝突荷重を与えないようにする津波用防波堤を提供する。
【解決手段】1は海岸の高さ、2が防波堤の表面で、3は津波の襲来方向で、防波堤の面で、4の如く上向きに方向を変えさせられる。5の高さで、ほぼ3の方向の衝突速度を消失させる。6はそれに続く高層ビルの外壁である。若し津波が過渡的にそれより上方に吹き上げられたとしても、6の左側には、6に対抗する壁が存在しないので、定常的には水位は保てず崩落する。従って壁面6には、大きな動圧は掛らない。更に4の水流を発生させる反力としてダウンフォースが発生するので、津波の衝突荷重3により、ビルに加わる転倒モーメントを抑える事が出来る。 (もっと読む)


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