説明

Fターム[2G001JA04]の内容

Fターム[2G001JA04]に分類される特許

1 - 20 / 69


【課題】 連続した波長を有する白色X線から、設定した波長範囲の多波長X線を容易に選択して取り出すことができるX線分光システムを提供する。
【解決手段】 白色X線が入射されるX線導波路と、前記X線導波路から出射した回折角の異なる回折X線を分離して、前記回折X線から設定した波長範囲の多波長X線を選択して取り出すためのX線選択手段とを具備するX線分光システムであって、前記X線導波路がコアとクラッドを有し、前記コアは屈折率実部の異なる複数の物質を含む基本構造が周期的に配されている周期性構造体で形成されており、前記クラッドと前記コアとの界面における前記X線の全反射臨界角が、前記コアの周期性構造体の基本構造の周期性に対応するブラッグ角よりも大きいことを特徴とするX線分光システム。 (もっと読む)


【課題】開口部の側壁で反射されて放射線検出手段に向かう放射線の発生を抑える。
【解決手段】開口部Apの側壁は、遮蔽板75を平面視した場合において開口部Apが四角形状を有するように当該四角形の各辺に対応する4つの面を有している。しかも、開口部Apの側壁が有する面のうち少なくとも一つの面Sal、Sbl、Sbr、Scr等は、遮蔽板75の一方主面75aに対して斜めに傾いている。その結果、開口部Apの側壁で反射されて、遮蔽板75の他方主面75b側に設けられた放射線検出手段に向かう放射線の発生を抑えることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線の検出強度や分解能を向上させることができるX線分析装置を提供する。
【解決手段】 X線分析装置1は、試料Sに照射するためのX線を出射するX線管3と、X線の照射によって試料Sから放出された蛍光X線を一端5aから他端5bに伝播するキャピラリー管5を複数含むキャピラリー管集合体4と、キャピラリー管5の他端5bから出射された蛍光X線を検出するX線検出器6と、を備えている。キャピラリー管集合体4は、キャピラリー管5の一端5aの集合によって形成された一端面4aを有し、当該一端面4aは、試料Sが膜状に配置される試料配置面となっている。 (もっと読む)


【課題】 10μm以下のビームサイズの入射X線を使用したX線反射率法で微小領域の膜厚を計測するには、入射角を変えながら、X線の焦点位置、試料表面、回転軸の関係を1μm以下の精度で維持、制御する必要がある。
【解決手段】 本発明は、X線レンズを振幅分割ビームスプリッターと集光光学系として用いることにある。X線レンズで屈折されたX線は、焦点位置で10μm以下に集光するような角度分布を与える。薄膜積層体を焦点位置に配置し、鏡面反射されたX線を物体波、X線レンズを透過したX線を参照波として薄膜積層体下流に配置したX線レンズで重ね合わせ干渉させる。光路差と薄膜積層体中で生じた位相差を反映した干渉縞の間隔および位置から反射X線の位相を解析し、微小領域の膜厚を計測、検査することを特徴とする薄膜積層体検査方法 (もっと読む)


【課題】作業効率に優れ、かつ安全に試料測定を行える蛍光X線分析装置及び蛍光X線分析方法を提供する。
【解決手段】試料S上の照射ポイントP1に放射線を照射する放射線源2と、X線検出器3と、試料と放射線源及びX線検出器とを相対的に移動可能な移動機構8と、筐体10と、筐体の内外に試料を出入りさせる開口10aを開閉する扉20と、照射ポイントの高さを測定可能な高さ測定機構7と、測定した照射ポイントの高さに基づいて試料と、放射線源及びX線検出器との距離を調整する移動機構制御部9と、照射ポイントに可視光レーザを照射するレーザ部7と、扉が開状態の時、レーザ部を作動させて可視光レーザを照射させると共に、扉が閉状態の時、レーザ部を停止させるレーザ部作動制御部9と、扉が開状態の時、高さ測定機構を作動させて照射ポイントの高さを測定させる高さ測定機構作動制御部9と、を備えた蛍光X線分析装置100である。 (もっと読む)


【課題】X線の被検知物による吸収情報と位相情報とを、分離して独立した情報として取得するX線装置を提供する。
【解決手段】X線装置であって、X線発生手段から発生したX線を空間的に分割する分割素子と、分割素子により分割され、被検知物を透過したX線の位相変化によるX線の位置変化量を、X線または光の強度変化量に換えて、X線または光の強度を検出する検出手段と、検出手段から得られたX線または光の強度から被検知物の吸収情報であるX線透過率像と、位相情報であるX線微分位相像またはX線位相シフト像を演算する演算手段と、を有し、分割素子は、X線を分割することにより検出手段において2以上の幅を有するX線を照射する構成を備え、演算手段は、検出手段におけるX線の位置変化量とX線または光の強度変化量との相関関係が2以上の幅を有するX線間で異なることに基づいて演算する構成を備えている。 (もっと読む)


【課題】 X線の吸収効果を考慮した被検知物の位相変化に関する像を得ることのできるX線撮像装置および撮像方法を提供する。
【解決手段】 X線を空間的に分割する分割素子と、遮蔽素子を複数有する遮蔽手段を有する。また、第1の検出画素と第2の検出画素を含む画素群を複数有する検出手段を有する。第1の検出画素で検出されるX線は前記遮蔽素子によりX線の一部が遮蔽されるように構成されている。第1の検出画素と隣り合う第2の検出画素で検出されるX線は遮蔽素子によりX線が遮蔽されないように構成されている。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の内部状態を効率良く非破壊検査する検査線発生装置を提供する。
【解決手段】フェムト秒レーザパルスを発生するフェムト秒レーザ発生装置1aと、該フェムト秒レーザ発生装置1aから入射したフェムト秒レーザパルスを第1の方向あるいは第2の方向に択一的に出射する可動ミラー1bと、該可動ミラー1bによって第1の方向に出射したフェムト秒レーザパルスをテラヘルツ光に変換し、検査線として外部に出射する光伝導アンテナ1jと、上記可動ミラー1bによって第2の方向に出射したフェムト秒レーザパルスに基づいて所定元素のイオン線を発生するイオン線発生器1nと、該電子線発生器1nから入射したイオン線に基づいて中性子線を発生し、検査線として外部に出射する中性子線発生器1sとを具備する検査線発生装置により、効率的な非破壊検査が可能となる。 (もっと読む)


【課題】試料が搭載される基板(基材)の元素と、試料に含まれる元素が同一でも、安定して、微小部分の成分計測が可能な微小部X線計測装置を提供する。
【解決手段】X線発生装置と、放出されるX線を50μm径以下の断面積に収束照射するX線光学素子と、蛍光X線を検出するX線検出器と、光学像を撮像可能な光学顕微鏡と画像認識機能を備え、試料を二次元で移動して位置決めが可能で、かつ、高さ方向にその位置調整が可能な試料相対移動機構とを備え、試料の特定位置における蛍光X線計測が可能であり、かつ、基材の上に置かれた測定試料からの蛍光X線も計測可能な微小部X線計測装置では、X線の照射位置と前記X線検出器との間の蛍光X線の光路を蛍光X線の減衰を抑制する構造(真空又はヘリウム置換)とし、かつ、基材上の測定試料が基材と同一の金属元素を含んでも、測定試料の同一の金属元素の含有が判定可能なデータ処理機能を備えたデータ処理部を備えている。 (もっと読む)


【課題】取得画像に対する散乱X線の影響を軽減することが可能となるX線撮像装置およびX線撮像方法の提供を目的とする。
【解決手段】X線を空間的に分割する分割素子103と、分割後被検知物104を透過したX線の強度を検出する検出手段105と、分割素子・被検知物・検出手段のいずれかを移動させる移動手段106〜108と、X線の走査速度と検出手段の画像取得速度とを同期させる露光制御手段109とを用いて、被検知物の微分位相像または位相像を演算するX線撮像装置。 (もっと読む)


【課題】撮像対象被検体の任意の指定された特定領域のみ高い空間分解能で撮像可能であるとともに、簡便に高精度で画像合成が可能な産業用X線CT装置および撮像方法を提供することにある。
【解決手段】制御手段20は、X線焦点サイズ調整手段9と検出器ピクセル積算処理手段5とを制御して、被検体全体を粗い空間分解能で撮像した画像と、前記被検体の一部に指定された領域に対して、細かい分解能で撮像した画像を得る。合成画像作成手段4Aは、全体領域の粗い画像データの中に特定の指定領域の細かい画像データを組み込み合成させて一体画像データを合成する。 (もっと読む)


【課題】試料の内部構造を破壊することなく分析する。
【解決手段】干渉性X線が発せられるX線源と、前記X線源からのX線をコリメートするX線コリメータと、X線を吸収又は反射する材料により形成されており、前記X線の可干渉となる位置に設けられた参照穴及びX線透過窓とを有し、前記コリメートされたX線が照射されるX線吸収部と、前記X線透過窓を透過したX線が照射される位置に設置される試料と、前記試料により生じる散乱X線と、前記参照穴を通過したX線との干渉により生じたホログラムを検出する検出器と、前記検出器により得られた前記ホログラムに基づき前記試料の内部構造のイメージ画像を得るためフーリエ変換を行う処理部と、を有し、前記試料は、前記X線吸収部に対し相対的に移動させることができるものであることを特徴とするX線分析装置により上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】複数のエネルギー帯のX線を用いて測定対象の成分を計測できるとともに、測定対象に応じて識別すべきエネルギー帯を容易に変更できるX線成分計測装置を提供する。
【解決手段】X線発生器10から照射されたX線は、計測対象30を透過して、X線検出器20に入射する。X線検出器20は、量子計数方式の検出器であって、予め設定された2個以上のしきい値で区切られたエネルギー帯のX線量子数を計数する。X線検出器20により計数されたX線量子数に基づいて3種類以上の成分比を算出することができる。しきい値は、測定対象に応じて変更でき、しきい値を3個以上にとると、4種類以上の成分比を算出することができる。 (もっと読む)


【課題】 特許文献1に記載された手法と比較して、検出器の画素サイズに対しX線の移動量検出範囲が十分に取れるX線撮像装置等を提供する。
【解決手段】 本発明のX線撮像装置は、X線を空間的に線状に分割する分割素子を有する。また、分割素子により分割され、被検知物により位置が変化したX線の一部を遮蔽する遮蔽手段を有する。この遮蔽手段は、X線を透過する領域とX線を遮蔽する遮蔽素子を備えた領域とを有する。X線を透過する領域と遮蔽素子を備えた領域との境界線が前記線状に分割されたX線を横切るように斜めに配されて構成されている。 (もっと読む)


【課題】小型・高密度化するパワーモジュールのような機器内部の絶縁欠陥発生箇所の詳細な位置検出および欠陥状態の判別をすることで欠陥発生要因の特定を行うことのできる被測定物の欠陥検出装置と方法を提供する。
【解決手段】被測定物に対して試験電圧を印加し、ビーム状のX線を照射して部分放電を測定して欠陥位置を検出する際に、照射範囲の透過画像を観測できるようにし、全体透過画像と対応させてX線照射位置を確認することで、照射位置を正確に制御することができ、欠陥検出時に欠陥を可視化することで、欠陥の正確な位置を特定することができる。さらに、部分放電波形の測定による欠陥状態の判別結果と合わせて、欠陥発生要因を特定する。 (もっと読む)


【課題】短時間で干渉性のX線を試料に位置合わせ可能な試料分析装置を提供する。
【解決手段】X線光軸と試料1との位置合わせ時、分光器11により、干渉性のX線または干渉性のX線の光軸と一致させた光軸を有するX線から、試料測定時よりも長い波長のX線を抽出して照射し、分析対象の試料1へのX線の照射位置に開口部14hを有し照射位置外に照射されるX線を吸収するX線吸収層14cが形成された試料保持部14により、照射位置外に照射されるX線を吸収し、検出器15により、試料保持部14に保持される試料1に照射したX線の透過X線強度を検出する。 (もっと読む)


コンピュータ断層撮影の方法、画像システム、コンピュータ読み出し可能な媒体は、放射線検出器(204)を、中心にある横断方向の視野を持ち、中心に置かれた検出器配置を持つ位置から第1オフセット位置(212)へ横方向に移動させるステップ;放射線源(202)によって第1放射線を発し、その第1放射線を放射線検出器(204)で検出し、その第1放射線を示す投影データを取得するステップ;支持部を回転軸(214)の周りで180°回転させるステップ;放射線源によって第2放射線を発し、その第2放射線を放射線検出器(204)で検出し、その第2放射線を示す投影データを取得するステップ;放射線検出器(204)を第1オフセット位置から第2オフセット位置(226)へ、反対方向にその第1移動(a)の長さの2倍横方向に移動させるステップ;放射線源(202)によって第3放射線を発し、その第3放射線を放射線検出器(204)で検出し、その第3放射線を示す投影データを取得するステップ;支持部を回転軸(214)の周りで180°回転させるステップ;及び放射線源(202)によって第4放射線を発し、その第4放射線を放射線検出器(204)で検出し、その第4放射線を示す投影データを取得するステップ;を提供する。

(もっと読む)


【課題】
被検査物の転倒を強制的に防止するX線異物検査装置を提供する。
【解決手段】
本発明に係るX線異物検出装置100は、被検査物S用の搬入口8及び搬出口9を有する検査室1と、検査室1内にX線を照射してX線照射領域Rを形成するX線照射器2と、検査室1を挟むようにX線照射器2と対向して配置され、X線を検出するX線検出器3と、X線照射領域Rを横切るようにして、搬入口8から搬出口9まで被検査物Sを搬送する搬送手段4と、複数の短冊部材12からなり、X線照射領域Rの搬入口8側及び搬出口9側に設けられたX線漏洩防止ノレン5と、被検査物Sの搬送路の上方に配設され、短冊部材12の間を抜けて被検査物Sの搬送方向に伸延する案内部材6と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】マイクロリトグラフィーのための物体の検査を可能にし、短い全長を有する反射型顕微鏡を提供する。
【解決手段】物体平面内での物体を検査する反射型X線顕微鏡であって、物体は、波長<100nm、特に、<30nmの光線で照明され、像平面に拡大して結像され、第1鏡と第2鏡とを含み、物体平面から像平面までの光路内に配置される第1副系とを備える。反射型X線顕微鏡が光路内で第1副系に後置されて少なくとも第3鏡を有する第2副系を含むことにより特徴付けられる。 (もっと読む)


【課題】ハードウエアの追加を伴わない簡単な構成で、X線照射の絞りを変更するためのX線遮蔽板の位置ずれを検知する。
【解決手段】設定されているものと異なる絞り孔4a〜4dの選択が指示されると、制御部10は現在の絞り孔に応じた数のパルス信号をパルスモータに送ってX線遮蔽板4をホームポジションP2に戻し、その後、センサ13により原点位置P1に来たことが検出されるまでパルス信号を計数しつつパルスモータを駆動する。その計数値と規定数との差が許容値以下であるか否かを判定し、許容値を超えている場合、ホームポジションが適切でなく元のX線遮蔽板4の位置が異常であると判断して表示部12にエラー表示を行う。また、絞り孔の変更がない場合でも規定回数毎に同様の異常検知を実行することで、絞り孔の位置がずれた状態で取得された可能性のある信頼性のないデータの棄却を可能とする。 (もっと読む)


1 - 20 / 69