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Fターム[2G040BA24]の内容

Fターム[2G040BA24]に分類される特許

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【課題】媒質の熱物性値の検出の精度を向上させることができる検出器を提供する。
【解決手段】通電により発熱するヒータ300と、ヒータ300を支持する支持部500を有し、ヒータ300と媒質との熱交換により、前記媒質の熱物性値を検出する検出器において、支持部500に設けられた空洞部600にヒータ300を配置した架橋構造を有し、通電開始後熱平衡状態に達するまでの間に検出を行う。 (もっと読む)


【課題】液体収容容器内に収容される液体のレベルの検知結果に基づいて静止状態を判定し、より正確な濃度異常の判定を行うことができる液体状態検知装置を提供する。
【解決手段】通電開始後および一定時間後に測定した発熱抵抗体の電圧値の差分値ΔVmnあるいはその濃度換算値Cnを閾値と比較し、尿素水溶液の異常状態の検出を行う(S51,S52,S71)。異常状態であればレベルの検知結果に基づく静止状態判定を行い(S61,72,81)、静止状態になければ静止状態よりカウンタの加算値を減らす。これにより、尿素水溶液の揺れ等の影響で異常状態が一時的に検出されても、直ちに報知(S66,77,86)を行わず、異常状態と判定するまでに行う異常状態の検出機会を増やすことで異常状態の判定の信頼性を高めている。 (もっと読む)


【課題】液体の温度検知と濃度検知とを発熱抵抗体を有する一つの素子で行え、また、液体凍結時におけるその素子の破損防止機能を有した液体状態検知センサを提供する。
【解決手段】発熱抵抗体への通電開始後に取得した発熱抵抗体の抵抗値に対応する電圧値に基づき尿素水溶液の温度情報を求め(S1〜S6)、凍結温度以下なら通電を停止して発熱抵抗体の損傷を防止する(S7:YES,S8)。凍結温度より高ければ(S7:NO)、700msec後に発熱抵抗体の抵抗値に対応した電圧値を取得し(S10,S11)、先に取得した電圧値と差分値ΔVから尿素水溶液の尿素濃度を求める。このとき、先に得た尿素水溶液の温度情報を用いて補正を行うことで、より正確な尿素濃度の検知を行う(S13〜S18)。 (もっと読む)


【課題】 気泡を検出する際に遮光の必要がなく、且つ外来ノイズの影響を受けないようにする。
【解決手段】 分注装置の気泡混入判定部21を、検体11が流通される液通路35を有するヒータハウジング31と、ヒータ32と、温度センサ33とから構成する。ヒータハウジング31を、吸引プローブ(図示せず)に接続されたエアチューブ16の途中に設ける。ヒータ32及び温度センサ33を、ハウジング31の液通路35と外側面との間に設ける。温度センサ33からの温度信号に基づき、液通路35内を流通される検体11が一定温度に保たれるようにヒータ32の温度を制御する。ヒータ32の消費電力を検出して、検体11中に気泡29となる空気が混入しているか否かを判定する。これにより、遮光の必要がなく、且つ外来ノイズの影響を受けて気泡29を誤検出するおそれがなくなる。 (もっと読む)


【課題】生体内物質を検査する場合、従来は病院等にある大がかりな装置を利用し、時間と手間をかけることが多かった。それを簡便にする一つの手法に免疫クロマトグラフ法などが有るが、主に色の変化を判断するものが多く、判断する人の個人差や見落としなどが生じ、明確な判断自体が難しいことが問題であるとともに、定量的な判断も難しかった。本発明では、簡単な装置および操作で、検出判断に人的な誤差が含まれない明確な結果が得られ、かつ定量も可能な熱化学検査装置を提供する。
【解決手段】サーモモジュールを用いた熱センサと、熱センサの下面に接する温度安定化部材と、熱センサを内包する保護カバーと、液体が通過する流路と流路の途中には検出用試薬を配置した反応部を備える反応チップを有し、反応チップは前記反応部近傍にて熱センサの上部と接している熱化学検査装置。 (もっと読む)


【課題】 流体試料中の被測定物質を同時に測定でき、容易に定性分析することができると共に被測定物質の励起エネルギー間の測定誤差を減少させることができる検出方法及び当該検出方法を用いたマイクロ化学システムを提供する。
【解決手段】 検出光光源16からCW発振された波長780nmの検出光を微細流路1内の被測定物質に照射し、波長がそれぞれ658nm及び532nmである励起光を周波数がそれぞれ1kHz、及び1.2kHzであるDuty50%の複数の点滅励起光に変調して微細流路1内の被測定物質に照射し、照射された点滅励起光に起因して形成された熱レンズにより屈折した検出光を点滅励起光の周波数成分毎に同時に検出し、検出された検出光の信号をPD21からIVアンプ22を介して信号処理装置としてのPC24に導いた。PC24ではFFT処理を行い、各周波数成分毎に信号強度を測定した。 (もっと読む)


【課題】 液体性状検出素子を備える液体状態検知センサにおいて、組み立て上の問題がなく、構造が複雑とならないセンサを提供する。
【解決手段】 液体状態検知センサ100は、尿素水溶液中の尿素の濃度を検出するセラミックヒータ(液体状態検出素子)110と、液体流通孔135、136が形成されると共に、セラミックヒータ110の先端部の径方向周囲を覆うプロテクタ130とを有する。そして、セラミックヒータ110を保持すると共に、内部電極20の先端部21に装着されるホルダ120の外面と、外筒電極10と内部電極20との間に介在するゴムブッシュ80の内面との間で挟み込まれて固定(支持)される鍔部131を、プロテクタ130に形成している。これにより、プロテクタ130を内部電極20等に固定するための接着工程やネジ止め工程が不要となり、組み立てが容易となり、構造が単純化する。 (もっと読む)


【課題】 高融点のソルダーペーストについて、有機溶媒へのフラックスの溶出を容易にし、フラックス含有量を正確に測定する分析方法を提供する。
【手段】 有機溶媒中でソルダーペーストを加熱溶融してフラックスを溶出させ、分離したメタル量に基づいてフラック含有量を測定する方法において、ソルダーペーストのハンダ金属と合金を形成して融点を下げる金属成分をソルダーペーストに添加して加熱溶融することを特徴とし、または、ソルダーペーストの融点よりも高い沸点を有する有機溶媒を用いてソルダーペーストを加熱溶融することを特徴とする高融点ソルダーペーストのフラックス含有量の分析方法。 (もっと読む)


【課題】容器内部の液体種別を、容器の材質によらず、容器外部から迅速に判別できる技術を提供する。
【解決手段】アルミニウム製等導電性の容器201の外壁には可撓性のプラスチックフィルム202が該容器201に接触する態様で設けられ、このプラスチックフィルム202には電気抵抗素子からなる熱源203および温度センサ204が設けられている。熱源203がOFFの状態で容器201の表面温度を測定し、熱源203をたとえば2秒間ONにする。次に、たとえば0.5秒後の容器201の表面温度を測定し、先の測定結果との差を求める。その差が閾値より小さければ容器内液体は安全な水を主成分とする液体であると判断でき、青ランプを点灯する。差が閾値以上である場合には容器内液体は安全な水を主成分とする液体とは判断できないので、異常を示す赤ランプを点灯する。 (もっと読む)


本発明は、温度θの流体が流れる反応器(R)のファウリングを測定する方法に係り、反応器はファウリング測定システムを含み、そして上述の詳細な説明に記載したような工程を含んでいる。
(選択図なし) (もっと読む)


【課題】 液体に溶けている物質の濃度を大きな装置を用いることなく正確に検出できる、濃度検出装置および濃度検出方法を提供する。
【解決手段】 濃度検出装置200は、メタノール水溶液を冷却するペルチェ素子202、冷却されるメタノール水溶液の温度を検出する水溶液温度センサ208、およびペルチェ素子202の温度を検出するペルチェ温度センサ210を含む。水溶液温度センサ208の検出結果とペルチェ温度センサ210の検出結果とに基づいて、メタノール水溶液の凝固点が検出され、検出された凝固点に基づいてメタノール水溶液のメタノール濃度が検出される。 (もっと読む)


【課題】熱レンズ顕微鏡には、5ナノメーター以下の小さいタンパク質が検知できない、マイクロ流路を流れる試料総量の1%以下しか検知できない、という課題がある。
【解決手段】流路の周囲に電極を備えたマイクロ流路内で、タンパク質だけが加熱される交流電圧を印加してタンパク質試料の周囲に温水塊を励起し、周囲の水より低い誘電率の温水塊を誘電泳動力で集束することと、周囲の水より小さい屈折率の温水塊を熱レンズ顕微鏡で検知することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 精度の高いTLM出力値を取得することができるマイクロ化学システム及びそのTLM出力算出方法を提供する。
【解決手段】 マイクロ化学システム1は、試料が流れる深さtの流路を有するマイクロ化学チップと、開口数NAの対物レンズ10を介して試料に励起光を照射する励起光源13と、対物レンズ10を介して励起光と同軸的に試料に検出光を照射する検出光源14と、熱レンズ12が形成される前後で検出光が試料を透過したときの透過光を受光するPDとを備える。マイクロ化学システム1でPDの受光量に基づいてTLM出力を算出する際、深さt(μm)が75≦t≦300の範囲、開口数NAが0.04≦NA≦0.1の範囲、対物レンズ10の励起光及び検出光についての色収差df(nm)が100≦df≦250の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】 試料中における光熱効果による特性変化の測定を,試料の吸収分光特性の測定も含めて簡易な構成により高感度かつ低ノイズで測定できること。
【解決手段】 相互に波長帯が異なる2つの励起光B3a,B3bに対しチョッパ2により試料5への照射前に相互に逆位相の強度変調を施し,試料5を透過した測定光B1を検出するとともに,その検出信号から信号処理装置21により励起光の強度変調周期と同周期成分を抽出する。2つの励起光の強度バランスを,いずれの励起光の照射中でもセル15や溶媒の温度に変化が生じないように設定しておく。測定光B1の検出は,例えば,試料5を透過した測定光B1に所定の参照光B2を干渉させその干渉光の強度を検出する光干渉法に基づき行う。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ正確に、測定対象物質の飽和蒸気圧を測定する方法を提供する。
【解決手段】ステップ1〜4を含む測定対象物質jの温度T℃における飽和蒸気圧PTjの測定方法。
ステップ1:基準物質i及びjをガスクロマトグラフ装置に導入し、得られたクロマトグラムからそれぞれの重量及びピーク面積の関係を表す換算係数fを求めるステップ。
ステップ2:気液平衡状態のiの気相部をガスクロマトグラフ装置に導入し、得られたクロマトグラムからピーク面積Aとiの飽和蒸気圧Pとの比を求めるステップ。
ステップ3:T℃における気液平衡状態のjの気相部をステップ2と同一体積でガスクロマトグラフ装置に導入し、得られたクロマトグラムからピーク面積ATjを求めるステップ。
ステップ4:換算係数f、AとPとの比、ATj、iの分子量Mwi、及びjの分子量MwjからPTjを求めるステップ。 (もっと読む)


【課題】 生体・化学物質の反応を評価する手法として、反応熱の計測は直接的な使いやすい手法であるが、微量な試料に対応した反応熱分析装置が現在存在していない。多少試料を多く使えば反応熱を検出することは可能であるが、構造的に大きくなるとともに外部からの熱進入が問題となっている。
【解決手段】 サーモモジュールを用いたサンプル熱流センサとリファレンス熱流センサと、それぞれの片面に接する2つの反応容器と、反対面に接する第1のヒートシンクと、第1のヒートシンクの温度を測定する温度センサと、第1のヒートシンクの下面に接する精密温度制御用のペルチェ素子と、ペルチェ素子の下面に接する第2のヒートシンクと、2つの熱流センサを内包する断熱シールドを有しており、断熱シールド外部から間接的なエネルギー供給により、反応容器内部において所定の試薬を混合する混合装置を有する熱量計を提供する。 (もっと読む)


【課題】 試料中における光熱効果による特性変化を簡易な構成により高感度で測定でき,さらに振動等の外乱ノイズの影響を抑えることができること。
【解決手段】 試料5の両側に平行に対向配置された2つの高反射ミラー8,9により,試料5に照射された測定光を試料5に透過させつつミラー8,9相互間で一の軸に沿って多重反射させ,その2つの高反射ミラー8,9の少なくとも一方を透過した測定光の光強度を光検出器12又は13により検出する。さらに,光強度検出信号の変動を抑える方向に2つの高反射ミラー8,9の間隔をミラー変位機構10及び変位制御装置11により調節し,振動等の外乱ノイズの影響を抑える。 (もっと読む)


【課題】 断熱熱量計を用いて物質の熱安定性を評価する方法において、測定する物質によらずに、物質の熱安定性を正しく評価する方法を提供する。
【解決手段】 断熱熱量計を用いて物質の熱安定性を評価する方法において、球形部2および球形部に取り付けられた試料の導入管3から構成され、ハステロイ、チタン、ステンレス鋼などからなる金属製で、その表面が金メッキ処理された試料容器1を用いて行うことを特徴とし、このことによって、測定する物質によらずに、物質の熱安定性を正しく評価することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、金属融液などの高温液状物質の熱伝導度を精度良く測定することが可能であり、かつ耐久性を有するセンサーを提供することを課題とする。
【解決手段】 金属箔からなるセンサー部と該センサー部の両面を覆うように配置した絶縁性薄板とを有し、金属箔と絶縁性薄板との間に発生する隙間に無機微粉末が充填された構造を備えていることを特徴とする高温液状物質の熱伝導度測定用センサー。金属箔と絶縁性薄板を絶縁性厚板で保持した構造からなり、該絶縁性厚板は金属箔からなるセンサー部が前記絶縁性薄板を介して高温液状物質と接触するための開口部を備え、該開口部はセンサー部より大きく、熱伝導度測定を妨げない構造を備えていることを特徴とする請求項1記載の高温液状物質の熱伝導度測定用センサー。 (もっと読む)


【課題】 試料セルにおける容器部材及び封入される溶媒による発熱を極力防止することにより,高精度で試料分析を行うことが可能な光熱変換測定装置を提供すること。
【解決手段】 測定対象の試料が所定の試料セルに収容される場合に,フィルタ110aにより,励起光Eのうちの前記試料セル(容器,及び溶媒)における主な光の吸収波長帯の成分を除去若しくは減衰させた後に前記試料に照射し,特性変化(例えば,前記試料セルに照射される測定光の位相変化等)を測定する光熱変換測定装置である。 (もっと読む)


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