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Fターム[2G041GA29]の内容

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Fターム[2G041GA29]に分類される特許

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【課題】広い質量電荷比に渡るイオンに対して高感度化とハイスループット化を実現する飛行時間型質量分析装置を提供すること。
【解決手段】イオン輸送部10は、イオン源50で生成されたイオンの少なくとも一部を蓄積し、蓄積したイオンを光軸140(z軸)の方向に排出する衝突室(イオン蓄積部)54と、衝突室(イオン蓄積部)54から排出されたイオンが通過する時の電位が一定である定常電位領域56と、定常電位領域56を通過したイオンが入射する時の定常電位領域56との電位差がイオンの質量電荷比が大きいほど大きくなるように電位が時間的に変化する変動電位領域57と、を含む。飛行時間型質量分析部60は、イオン輸送部10を介して輸送されたイオンを所定の加速タイミングで光軸141(x軸)の方向に加速して検出器160に導く。 (もっと読む)


複数の等時性イオン振動の周波数測定を伴う静電捕捉型質量分析計向けの装置41および作動方法が提供される。処理能力および空間電荷能力を改善するため、捕捉器は実質的に一Z方向に拡張され、再生された二次元場を形成する。捕捉器のZ拡張を目的とする複数の形状が提供される。静電捕捉器を多重化することによって、分析の処理能力が改善される。イオンパケットの短縮、および像電流信号のウェーブレットフィット分析または飛行時間型検出器を用いた振動ごとのイオンの小部分の抽出のどちらかによって、周波数分析が加速される。静電捕捉器へイオンを最適に注入するため、複数のパルス変換器が提案される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は,適切にキャリブレーションを行うことができ,測定誤差を少なくできる多重周回飛行時間型質量分析計を用いた質量分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は,質量電荷比が既に知られているイオンの複数種類の周回時における飛行時間や,周回前の飛行時間に基づくキャリブレーション用定数を用いることで,適切にキャリブレーションを行うことができ,これにより測定誤差を少なくできる質量分析方法を提供することができるという知見に基づく。 (もっと読む)


【課題】 従来技術に比べ、小型・簡便な構成で耐久性と分解能を両立する。
【解決手段】 電子又はイオンを通過させる細孔を有するロッド電極を含む多重極ロッド電極を有するリニアイオントラップ部と、前記リニアイオントラップ部内のイオンを前記多重極ロッド電極の軸方向に移動させる機構と、前記リニアイオントラップ部から質量選択的に排出されるイオンを検出する検出器とを有することを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】多様な試料を扱う分析においても、装置周囲に付着した不純物の影響を排除し、精度のよい分析を行うことができる分析方法を提供する。
【解決手段】試料ホルダーを備えた真空チャンバー内の固体試料配置部15に測定すべき固体試料16を配置し、該固体試料をスパッタリングして固体試料16の構成成分を元素分析する分析方法において、測定すべき固体試料16に含まれる元素以外の成分からなるターゲット材を前記真空チャンバー内に配置し、前記真空チャンバーの内壁であって前記固体試料載置部15の近傍の領域に前記ターゲット材のスパッタリングによる被膜を形成した後、前記固体試料載置部15に前記固体試料16を配置して前記元素分析を行う。 (もっと読む)


【課題】ESIイオン源において噴霧口近傍での電場強度を高めるとともに、生成された微細帯電液滴やイオンをイオン取り込み口まで移動させる効率を高めることで検出感度の向上を図る。
【解決手段】イオン化プローブ10のノズル11の先端に設けられた電極12の周囲を包囲するように、円筒部131と円板部132が一体化されたカバー電極13を設け、円板部132にあって中心軸Cと同軸の開口133を通して液体試料を噴霧する。カバー電極13の電位をイオン取り込み口と同じ接地電位とすることで、カバー電極13とイオン取り込み口21との間の空間をほぼ一様にゼロ電位とし、カバー電極13で囲まれる空間と噴霧口113付近に強い電場を形成する。これにより、帯電液滴の生成効率が上がるとともに、帯電液滴やイオンの移動に対する電場の悪影響がなくなるので、効率よく微細帯電液滴やイオンがイオン取り込み口まで輸送される。 (もっと読む)


【課題】衝突冷却と高周波電場を利用してイオンを収束させつつ後段へ輸送するイオンガイドにおいてイオン輸送効率を高める。
【解決手段】イオンが通過する輸送領域を領域長L1である前半の領域#1と領域長L2である後半の領域#2とに分割し、領域毎に直流電場強度を設定できるようにする。領域#1を通過する間にイオンの衝突冷却が十分に行われ、領域#1の終点付近でイオンがイオン光軸C近傍に十分に収束するように、領域#1には適度にイオンを加速する直流電場を形成する。一方、領域#2には、収束したイオンを発散させずに出射面まで移動させるように、領域#1に比べて小さな直流電場を形成する。これにより、イオンは滞留することなく十分に収束した状態で輸送されるため、高い輸送効率が達成される。 (もっと読む)


【課題】四重極質量分析装置におけるスペクトル信号補正方法に関し、スキャンサイクル中に適宜ノイズを測定し、データ処理に反映させることを目的としている。
【解決手段】分子、原子等の粒子をイオン化し、イオン化した粒子を4重極マスフィルタを通したものを検出器で検出し、検出した信号をコンピュータで演算処理し、MSスペクトルを得るようにした四重極質量分析装置において、MSスペクトル採取におけるサイクル中に、ノイズを検出する工程を設け、MSスペクトル採取におけるイオン検出信号と、前記検出されたノイズとを比較してスペクトル補正を行なうように構成する。 (もっと読む)


【課題】真空度の悪い雰囲気および/または活性ガスの雰囲気においても、荷電粒子の平均自由行程を正確かつ簡便に測定可能な平均自由行程を測定する装置、真空計、および平均自由行程を測定する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る装置1007は、雰囲気ガスから真空的に隔離されたフィラメント111と、真空紫外光330を透過させるUV透明型真空隔壁700と、雰囲気ガス内に設置され真空紫外光330を受けて光電子340を放出する光/電子変換電極610とを有した真空紫外光源600を備える。また、装置1007は、真空紫外光源600からの飛行距離が0以上の距離である荷電粒子の第1の荷電粒子数を検出する第1のコレクタと、上記距離よりも長い距離の荷電粒子の第2の荷電粒子数を検出する第2のコレクタとを備える。上記装置1007の制御部1000は、第1、第2の荷電粒子数の比率から平均自由行程を算出する。 (もっと読む)


【課題】噴霧効率を維持しつつ、塩の析出を低減すること。
【解決手段】一端部に噴霧口(12b)が形成された筒状の外筒(12)と、前記外筒(12)の内部に同軸に配置され且つ前記外筒(12)との間で噴霧用のガスが流れるガス流路(R1)が形成される筒状の中筒(13)と、中筒(13)の内部に同軸に配置され且つ中筒(13)との間に隙間をあけて配置された筒状の内筒(14)と、内筒(14)の内部に形成されて噴霧口(12b)に搬送されて噴霧される液体試料が流れる試料流路(R3)と、中筒(13)の先端と外筒(12)との間のガス出口(24)に近づくに連れて、断面積が小さくなるように形成されたガス流路(R1)と、試料流路(R3)の一端に形成され且つガス出口(24)と噴霧口(12b)との間に配置された試料出口(25)と、を備えたことを特徴とする噴霧器(3)。 (もっと読む)


【課題】デッドボリュームによる分離の悪化を抑制しつつ汎用性と噴霧効率を向上させること。
【解決手段】一端部に噴霧口(12b)が形成された筒状の外筒(12)と、前記外筒(12)の内部に同軸に配置され且つ前記外筒(12)との間で噴霧用のガスが流れるガス流路(R1)が形成される筒状の中筒(13)と、前記中筒(13)の内部に同軸に配置され且つ前記中筒(13)との間に隙間をあけて配置された筒状の内筒(14)と、前記内筒(14)の内部に形成され前記噴霧口(12b)に搬送されて噴霧される液体試料が流れる試料流路(R3)と、前記試料流路(R3)に支持されて前記液体試料に含まれる成分を分離する分離媒体(26)と、を備えた噴霧器(3)。 (もっと読む)


【課題】イオン発生時やイオントラップへのイオン導入時ではなくイオントラップにイオンを導入した後にイオン数の調整を可能とすることで、イオントラップ内の空間電荷効果の影響を低減して分析性能を高める。
【解決手段】イオントラップ2内にイオンを捕捉した後に、ソレノイドコイル26に電流を供給して直流磁場Bを形成すると共に捕捉用高周波電場を解除し、エンドキャップ電極22、24には反対極性の電圧を印加する。捕捉されていたイオンのほぼ半数は磁力線に沿って入口側エンドキャップ電極22に向かい消滅する。残りの約半数のイオンは磁力線に沿って出口側エンドキャップ電極24に向かい、電場により反射される。反射されたイオンが入口側エンドキャップ電極22に到達する前に直流磁場Bを解除して捕捉用電場を復活させることにより、イオンを約半分に減らすことができる。この操作の繰り返しによりさらにイオン数を減らすこともできる。 (もっと読む)


複数の標的イオン特性および電荷減少量が受信される。複数の標的イオン特性のそれぞれの特性に対応する試料のイオン化分子の一部が、第1の位置から第2の位置に伝送され、複数の選択されたイオン化分子を産生する。試薬イオンが、選択されたイオン化分子の荷電状態を減少させるために、第2の位置に伝送される。選択されたイオン化分子の荷電状態減少は、荷電状態減少量で停止され、第2の位置に複数のパーキングした標的イオンを産生する。標的イオン特性は、移動度または質量電荷比を含むことができる。検体定量情報は、複数の標準物質について標的イオンパーキングを行い、キャリブレーション関数を生み出し、試料について標的イオンパーキングを行い、試料中の検体の濃度を決定するためにキャリブレーション関数を用いることにより得ることができる。
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【課題】 試料を高効率かつ長時間安定にイオン化するコロナ放電を用いたイオン源を提供する。
【解決手段】 高電圧を印加することにより針電極先端に生成するコロナ放電において、該コロナ放電の領域から試料ガス中の中性分子が移動する方向と、放電により生じたイオンの引き出し方向が異なる構成とすることにより、イオン生成効率を向上させると共に安定な放電を長時間持続させる。 (もっと読む)


【課題】レーザ共鳴イオン化質量分析装置において、分析目的のガス以外のガスのイオンが検出信号に影響するのを軽減する。
【解決手段】イオン化室に導入したカバーガスとタグガスの混合ガスにイオン引出し電極8112a,8112bの間においてレーザビーム83を照射してタグガスを共鳴励起・イオン化するときに、レーザ光の散乱により放出される光電子等によってカバーガスが非共鳴反応によりイオン化されることにより制御電極の間の広い範囲で生成され、分析目的のタグガスイオンは、照射されるレーザビームに沿って生成されることに着目し、イオン引出し電極8112bにおけるイオン引き出し窓8112b1をレーザビームの通路に沿ったスリット形状とすることにより、カバーガスイオンが引き出されるのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】サンプルに対し略垂直上方からレーザ光を照射することにより、発生・収集されるイオン量を増加させるとともに収集されたイオンを無駄なく質量分析器に輸送することでイオンの利用効率を高め、最終的に分析感度を改善する。
【解決手段】サンプルプレート3表面に直交する中心軸Cに沿って、イオンレンズ5、6などのイオン輸送光学系、イオントラップ7、検出部9などの質量分離・検出部を配置し、イオン光軸と中心軸Cとを一致させる。レーザ光源10、レンズ12、13、14を含むレーザ照射部10は中心軸C上で、サンプルSから最も離れた部位である検出部9よりもさらに離れた位置に配置され、レーザ光の光軸と中心軸Cとも一致させる。長焦点のレンズ14から出て徐々に光束径が絞られるレーザ光は出射口75、入射口74などを通過し、遮られることなくサンプルSに当たる。また、サンプルSから放出されたイオンは屈曲されることなくイオントラップ7に導入され質量分析に供される。 (もっと読む)


【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】 二次イオン収率を低下させることなく試料の損傷を改善することができる質量分析器を提供する。
【解決手段】 二次イオンおよび後からイオン化された中性の二次粒子を分析するための質量分析器において、試料を照射することで二次粒子を発生させるための一次イオンビームを作り出すイオン源と、二次粒子の質量分析のための分析ユニットとを設け、一次イオンを構成する原子1個あたりの運動エネルギーを20eV以下の領域で制御できる機能を装備させる。前記一次イオンとして、気体原子がファンデルワールス力で凝集したガスクラスターイオンを用いるとよい。 (もっと読む)


【課題】待機状態から分析を開始するに際し、リング電極へ印加する矩形波電圧の振幅の僅かな変動を防止することにより、イオントラップからのイオン排出の時間ドリフトを軽減する。
【解決手段】或る分析終了時から次の分析までの待機期間中に、待機時周波数決定部72は、予め温度制御用データ記憶部73に格納されているデータを参照して、次に実行する分析の分析条件に対応した安定温度を求め、その安定温度を維持する駆動パルスの周波数f1を算出する。制御部7の制御の下に、タイミング信号発生部6は周波数f1の駆動パルスを生成してスイッチング素子43、44を交互にオンするように駆動する。このスイッチング動作により主電源部4の温度は次の分析時の安定温度に近い状態に維持されるため、次の分析が開始されても温度の変化は殆ど生じず、温度変化に起因するイオン排出の時間ドリフトは軽減される。 (もっと読む)


【課題】従来のイオントラップでは、十分な擬電位ポテンシャルを確保しつつCIDに十分な運動エネルギーをプリカーサイオンに与えるような駆動条件を設定した場合、低m/zのプロダクトイオンが安定捕捉領域を外れて観測できなくなる。
【解決手段】プリカーサイオンの選別を行う際には、リング電極31に高周波高電圧を印加し、エンドキャップ電極32、33に共鳴励振用の交流電圧を印加する。それに引き続くCID時には、リング電極31ではなくエンドキャップ電極32、32に高周波高電圧を印加することで、プリカーサイオンと開裂により生成されたプロダクトイオンとを捕捉する。その際には、イオン選別時の高周波高電圧よりも周波数を高くするとともに振幅も大きくし、q値を小さくする一方、擬電位ポテンシャルを大きくする。これにより、低m/zのプロダクトイオンが良好に捕捉され、そうしたイオンも観測できるようになる。 (もっと読む)


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