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Fターム[2G043KA01]の内容

Fターム[2G043KA01]に分類される特許

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【課題】本発明は、プラズモン励起センサ表面上に存在する媒体として水より屈折率の小さい媒体を採用することにより測定装置の小型化を可能とするとともに、さらなる高感度な測定をも可能とする、SPFSに基づくアッセイ法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のアッセイ法は、工程(a):透明誘電体基板と、金属薄膜と、リガント等とからなるプラズモン励起センサに検体を接触させる工程;工程(b):工程(a)を経て得られたプラズモン励起センサに、リガンドと蛍光分子とからなるコンジュゲートを反応させる工程;工程(c):工程(b)を経て得られたプラズモン励起センサに、屈折率が水より小さい媒体を流しつつ接触させた状態で、前記透明誘電体基板の、前記金属薄膜とは反対側の表面から、プリズムを経由してレーザ光を照射し、励起された前記蛍光分子から発光された蛍光量を測定する工程;および、工程(d):工程(c)で得られた測定結果から、検体中に含まれるアナライトの量を算出する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】光の照射に起因する分析対象の変化を利用して分析する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、光の照射に起因する試料の光学的な特性変化に基づいて分析を行う光分析装置を提供する。光分析装置10は、試料に特定の光を照射して光学的な特性変化を生じさせる光照射部52,53と、特性変化の前における試料の画像データである基準画像データIaと、特性変化の後における試料の画像データである照射後画像データIbと、を取得する画像データ取得部20,60と、基準画像データと照射後画像データの差に基づいて分析を行う分析部60と、を備える。 (もっと読む)


【課題】固体浸レンズが対向する被検査対象面から給電可能な検査装置を提供すること。
【解決手段】検査装置は、被検査対象21に対向する対向面11aを有する固体浸レンズ11と、少なくとも固体浸レンズ11の対向面11aにおいて少なくとも被検査対象と対向する領域に形成され、被検査対象21に給電するための導電膜12と、固体浸レンズ11を保持するための給電経路17を形成したレンズホルダ14と、を備える。 (もっと読む)


【課題】植物の研究により一層適するように改善した、機械的に複雑でなく、植物全体の測定に適する汎用型の測定装置を提供する。
【解決手段】測定チャンバKを取り囲む耐光性のハウジング10と前記測定チャンバ内を見る高感度カメラ40とを備え、物体の生物発光、化学発光または蛍光の測定ための測定装置であって、前記測定チャンバK内に、回転ディスク20を配置するための回転シャフト24が縦方向に延在し、第1の動作状態において、前記カメラ40の視線が実質的に横方向を向くことを特徴とする測定装置。 (もっと読む)


【課題】表面増強ラマン分光法における測定値のばらつきを抑えることが可能な分析装置及び分析方法を提供すること。
【解決手段】検体と、磁性粒子及び金属ナノ粒子からなる標識粒子を含む試薬とを分注した反応容器に集磁処理を行なって、検体内の測定対象物と試薬との複合体が凝集した凝集体を生成する集磁部材31と、レーザ光源が出射したレーザ光を凝集体に照射することによって発生するラマン散乱光を分光して測光する測光ユニット33とを備え、測光ユニットが測光した表面増強されたラマン散乱光をもとに検体を分析する分析装置1及び分析方法。分析装置1は、凝集体に照射されるレーザ光の単位時間、単位面積当たりのエネルギー量を0.001〜0.005mW/μmに抑制する。 (もっと読む)


ナノ粒子の蛍光シグナルを安定化するための組成物及びその使用方法の実施態様が開示される。いくつかの実施態様において、組成物は7から10のpHを有し、ホウ酸塩、タンパク質及び/又はタンパク質加水分解物、アミン、防腐剤及び非イオン性界面活性剤を含む。特定の実施態様において、アミンはN−エタノール置換アミン(例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン又はその組み合わせ)である。いくつかの実施態様において、蛍光粒子溶液(例えば量子ドット溶液又は陽子ドットコンジュゲート溶液)は、組成物で希釈され、4℃で保存される。ある実施態様では、希釈された蛍光粒子の蛍光強度は4℃で少なくとも1ヵ月又は3ヵ月の保存後、実質的に同じままである。特定の実施態様において、希釈された量子ドットコンジュゲートは、ハイブリダイズされたプローブ又はタンパク質抗原を検出するために用いられる。 (もっと読む)


【解決手段】本願発明は、界面を形成する共鳴媒質(61)および非共鳴媒質を含むサンプル(805)中に誘導された共鳴非線形光信号を検出するための方法および装置に関する。本装置は、第1の所定の角振動数ωにて励起するためのポンプビームと呼ばれる共鳴媒質の少なくとも1つの第1の励起光ビームの放射源(801)と、1以上の前記ビームとサンプルとの相互作用から生じた非線形光信号を検出するための第1の光検出モジュール(803)と、1以上の前記入射励起ビームと実質的に同じ位置にて、前記反射された励起ビームが前記横断界面を妨害するように配置された1以上の前記励起ビームの反射手段(813)と、1以上の前記反射励起ビームとサンプルとの相互作用から生じた非線形光信号を検出するための第2の光検出モジュール(806)と、共鳴媒質の振動共鳴もしくは電子共鳴の指標である検出信号の差の計算を含み、前記第1および第2の検出モジュールによって検出された光信号を処理するための処理モジュール(830)と、を含む。前記ポンプビームは、光軸に沿ってサンプルに入射することにより、共鳴媒質と非共鳴媒質との横断界面の所定位置にてサンプルを妨害する。 (もっと読む)


【解決手段】本願発明は、界面(43)を形成する共鳴媒質(41)および非共鳴媒質(42)を含むサンプル(105)中に誘導された共鳴非線形光信号を検出するための方法および装置(100)に関する。本装置は、第1の所定の角振動数ωにて前記サンプルの共鳴媒質を励起するためのポンプビームと呼ばれる少なくとも1つの第1の励起ビームの放射源(101)と、サンプルに入射する前記励起ビームの光軸に関して少なくとも2つの対称な方向(ベクトルk,ベクトルk’)において、前記ポンプビームとサンプルの共鳴媒質−非共鳴媒質間の軸方向界面との相互作用から生じた非線形光信号を検出するための光検出モジュール(106)と、検出された信号(IFwd(ベクトルk),IFwd(ベクトルk’))を処理することにより、前記検出信号間の差を得ることを可能とする処理装置(125)と、を含む。得られた信号の差は、サンプルの共鳴媒質の振動共鳴または電子共鳴の指標となる。 (もっと読む)


2次元または3次元の物体位置調整のための高解像度顕微鏡および方法は、以下の方法ステップa)からo)の少なくとも1つを含む。a)アナモルフィックレンズ、好ましくは結像中の円柱レンズを使用して、オリエンテーションおよび形状により、結像された粒子または分子の垂直(Z)ポジションが検出されること、b)検出ビーム経路内で、異なった光学的経路長を備えた少なくとも2つの検出部分ビーム経路が分割され、検出器上でずらして検出されること、c)活性化または切り替えを、多光子励起プロセス、好ましくは2光子励起によって行うこと、d)点スキャンニングの活性化または切り替えを行うこと、e)ラインスキャニングの活性化または切り替えを行うこと、f)試料の励起および試料光の検出を広視野モードで行うこと、g)手動または自動であらかじめ定められた試料範囲が活性化されるまたは切り替えられること、h)活性化または切り替えをAOTFまたはSLMまたはDMDによって行うこと、i)スペクトル分割要素、好ましくは格子によってレーザパルスが活性化または切り替えのためにスペクトル分割されること、j)SLMまたはDMDがビーム路内の格子の後ろで、分割されたレーザパルス部分の制御された選択を行うこと、k)レーザ広視野励起は、SLMまたはDMDによってもたらされること、l)ROIがSLMまたはDMDによって選択されること、m)多光子切り替えまたは活性化をマイクロレンズアレイ、好ましくは円柱レンズアレイによって行うこと、n)切り替えおよび/または励起をラインスキャナによって行うこと、o)ライン検出を、空間分解センサによって行い、その際それぞれ複数のセンサから成る、少なくとも2つのセンサ列を備えたスリット絞りの調整によって、試料光に照らされること。 (もっと読む)


一態様によれば、診断又は治療処置において解剖学的指針を術中に提供するシステムが開示される。一実施形態では、このシステムは、可視光線を放射するように構成された第1の光源と、近赤外線光線を放射するように構成された第2の光源と、第2の光源に光学的に結合されたハンドヘルドプローブと、可視光を検出するように構成された第2の撮像装置と、第1の所定の波長を有する近赤外線光を検出するように構成された第3の撮像装置と、第2の所定の波長を有する近赤外線光を検出するように構成された第4の撮像装置と、データの少なくとも1つの視覚表現を表示するディスプレイと、対象部位の少なくとも1つのリアルタイム積分視覚表現を生成し、診断又は治療処置中の指針としてディスプレイにリアルタイム視覚表現を表示するようにプログラムされたコントローラとを含む。 (もっと読む)


【課題】単純な製造プロセスで実現でき、強度の異なる2種類の波長の光が入射されても広い波長領域に感度を有する光電陰極を提供すること。
【解決手段】この光電陰極1は、第1の波長の光と、第1の波長より長い第2の波長の光であって、第1の波長の光の強度より低い強度を有する光とを検出する透過型光電陰極であって、第1及び第2の波長の光が、光入射側の面10aに入射するP型の半導体基板10と、第1及び第2の波長の光を吸収して光電子を生成するP型の光吸収層12と、光電子を加速するP型の電子放出層13と、電子放出層13上に積層されたN型のコンタクト層14と、半導体基板10の光入射側の面10a上及びコンタクト層14上のそれぞれに形成された裏面電極16及び表面電極15とを備え、半導体基板10上には光入射側の面10aに光吸収層12に向けて伸びる凹部18が形成されている。 (もっと読む)


【課題】多光子顕微鏡において、超短パルス光の繰り返し周波数を上げて試料の劣化を抑制するとともに、高画質の観察像を容易に安定して得る。
【解決手段】超小型レーザ11は、その共振器長が15cm以下であり、繰り返し周波数が1GHz以上で、パルス幅がフェムト秒単位の超短パルス光を射出する。超小型レーザ11から射出された超短パルス光は、ビーム調整部12により各種の調整が行われた後、ダイクロイックミラー13により反射され、ダイクロイックミラー14および対物レンズ15を介して試料2に照射される。超短パルス光を照射することにより試料2から発せられた観察光は、蛍光検出部16、蛍光検出部20、または、蛍光検出部22により検出される。本発明は、例えば、多光子顕微鏡に適用できる。 (もっと読む)


【課題】特殊光画像の照明不足を解消しノイズの少ないクリアな特殊光画像を取得できる光制御装置、制御装置、光学スコープ及び光走査型光学装置等の提供。
【解決手段】光制御装置は、光源からの光をスポット状に被検体に対して照射し、スポット状に照射された光であるスポット光を走査しながら、その戻り光を検出する光走査型光学装置に搭載される光制御装置であって、白色光光源からの白色光の波長帯域のうち特定の波長帯域内の光量を増加させる光量増加部と、特定の波長帯域の光量が増加された白色光である特定波長帯域増強白色光を、被検体に照射する光照射部と、特定波長帯域増強白色光の照射による、被検体からの戻り光を検出する光検出部103を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属薄膜表面が撥水処理されているプラズモン励起センサ、並びに、このセンサを用いる高感度な核酸検出装置及び核酸検出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のプラズモン励起センサは、透明平面基板の表面に金属薄膜が形成され、該金属薄膜の表面に、プローブ分子と消光状態の蛍光分子とからなる蛍光修飾プローブが配列され、該金属薄膜の表面が、表面処理によって対純水接触角90度以上の撥水性を有しており、本発明の核酸検出装置及び核酸検出方法は、前記プラズモン励起センサ上で前記蛍光修飾プローブと検体中のターゲット核酸との反応により形成される二本鎖の複合体を、プラズモン光によって励起された蛍光シグナルとして検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ICP発光分光分析装置において分析性能の大幅な低下を招くことなく定性分析の迅速化を達成可能とする。
【解決手段】シーケンシャル型分光器を具備するICP発光分光分析装置において、従来と同様のスリット幅を有する第1スリット開口と、その10倍以上のスリット幅を有する第2スリット開口とが波長分散方向に離間して設けられた出口スリット38と、出口スリット38を波長分散方向に移動させるスリット駆動手段と、スリット駆動手段を制御することにより、前記スリット開口の何れかを波長分散素子34から光検出器41に至る光の光軸90上に切替配置するスリット切替制御手段60とを設け、操作者から高速定性分析が指定されたときに、前記高速定性分析用スリット開口が光軸90上に配置されるよう前記スリット切替制御手段を制御する。 (もっと読む)


【課題】ラマン散乱スペクトルを測定する場合、炭素充填剤を含有する黒色プラスチックに強いレーザ光を照射すると、炭素充填剤の吸収による発熱でプラスチックが溶融し、ラマン散乱スペクトルが測定できないという問題がある。
【解決手段】この発明に係るプラスチックの識別装置は、搬送手段により搬送される破砕混合プラスチックにレーザ光を照射し、該破砕混合プラスチックからの反射光または散乱光を検出素子で検出し、その検出結果に基づいてプラスチックおよびその添加剤の種類を識別するプラスチックの識別装置において、上記破砕混合プラスチックの表面に液体を滴下するように構成したものである。 (もっと読む)


正常な皮膚と腫瘍の病変とを区別する際の使用のためのマイクロラマン分光計システムは、ガンを示すラマンスペクトルに関する特定の特性を検知する。899cm−1におけるピークおよび、1325cm−1から1330cm−1における高い強度領域は、腫瘍の存在を示す。分光計システムは、皮膚ガン検知と、病変の境界のマッピングとのために応用されてもよい。本明細書において記載されるガン検知方法は、95.8%の診断感度と、93.8%の特異度とを達成した。
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【課題】所望の被検出光を高感度かつ高SN比でヘテロダイン検出できる光検出装置および光検出方法、並びに、顕微鏡および内視鏡を提供する。
【解決手段】被検出光と時間的に干渉状態が安定しない局発光を発生する局発光発生手段10と、光電変換して前記局発光と前記被検出光とのビート信号を生成する光電変換手段20とを有し、光電変換手段20の出力に基づいて被検出光をヘテロダイン検出する。 (もっと読む)


【課題】炭素充填剤を含有する黒色プラスチックに強いレーザ光を照射すると、炭素充填剤の吸収による発熱でプラスチックが溶融し、ラマン散乱スペクトルが測定できない。
【解決手段】搬送手段により搬送される破砕混合プラスチックに同時に複数本のレーザ光を照射し、該破砕混合プラスチックからの反射光または散乱光を検出素子で検出し、その検出結果に基づいてプラスチックおよびその添加剤の種類を識別するプラスチックの識別装置において、上記複数本のレーザ光は、1本のレーザ光を複数本の光ファイバに入射して得られるようにした。 (もっと読む)


【課題】木材に含まれる環境汚染物質を同定、定量する。
【解決手段】環境に有害な薬剤や金属を含有するおそれのある木材にレーザー光を照射することにより、木材表面をプラズマ化し、そこから出る光(蛍光、りん光等)を集光して分光分析により分析することにより、クロム、ヒ素等環境に悪影響を与えるおそれのある物質を検出する。これにより有害物質を含む廃木材を適正に判別でき、廃木材を分別してリサイクル、廃棄または処理できる。 (もっと読む)


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