説明

Fターム[2G050EC06]の内容

Fターム[2G050EC06]に分類される特許

21 - 40 / 79


【課題】マグネシウム合金材の耐食性を短時間で評価可能なマグネシウム合金材の耐食性の評価方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金材に塩水噴霧や塩水浸漬といった腐食進行処理を行った後、当該マグネシウム合金材における交流インピーダンス法により腐食反応抵抗を測定する。この測定値と、上記処理前におけるマグネシウム合金材の腐食反応抵抗値(初期値)との大小を比較して、耐食性を評価する。腐食進行処理の処理時間が10分以下であるときの上記測定値が、初期値の2倍以上であるとき、当該マグネシウム合金材が耐食性に優れると評価することができる。このように10分程度といった非常に短時間でマグネシウム合金材の耐食性を定量的に評価できる。 (もっと読む)


【課題】環境の温度変化に伴うアノード側の残余電流の変化を考慮して、腐食に伴って金属内部へ侵入する水素量を正確に計測する。
【解決手段】被検体の片面を腐食環境に暴露し腐食反応により発生する水素の侵入面とし、該被検体の他面を水素検出面とし、該水素検出面側の電位を−0.1〜+0.3V vs SCEに保持した状態で該検出面に拡散してくる水素の流束をアノード電流として測定するに際し、該被検体の水素検出面側に、複数のセル群で構成された電気化学セルを配置し、該セル群のうち少なくとも一つのセルを残余電流を補正するための基準セルとし、該基準セルの水素侵入面側に対応する箇所には腐食環境との接触を遮断する保護膜を設け、該基準セル以外のセルで検出したアノード電流値を、該基準セルで検出した残余電流値により補正し、この補正したアノード電流値に基づいて腐食面側からの侵入水素量を算出する。 (もっと読む)


【課題】使用途中に析出物が生成された耐熱鋼の状態を評価する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】検査対象の耐熱鋼に生成した微細析出物を検出し、検出した微細析出物の面積率を算出し、算出した微細析出物の面積率の値を、予め作成された脆化指標と耐熱鋼に生成した微細析出物の面積率との相関を表すマスターカーブと照合して、算出した微細析出物の面積率に対する脆化指標を読み取ることで脆化度合いを評価する耐熱鋼の脆化評価方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、実使用条件下の塗膜欠陥部等に起因して生ずる腐食現象を精度良く簡便に再現して、耐食性または耐腐食疲労性の評価を行なうことが可能な塗装用鋼材の耐食性評価方法または耐腐食疲労性評価方法を提供することを目的とする。
【解決手段】塗装用鋼材1表面に塗装前処理および塗装を施すことなく、所定の透水孔2aと所定の耐久性を有した樹脂シート2を所定の密着力で密着させ試験片とし、次いで、この試験片を腐食環境に供して耐食性を評価すること、または、この試験片を腐食環境に供した後あるいは供しながら応力を付与し、耐腐食疲労性を評価することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】土壌環境と鋼材の腐食特性の明確な相関を示す要因が見出されておらず、促進試験等、実験室レベルでの腐食評価方法が確立されていない。
【解決手段】模擬土壌を用いた鋼材の土壌腐食試験方法において、前記模擬土壌が水に対して不溶であり、酸およびアルカリに対しても難溶性である性質を有する粒状物から構成され、さらに前記模擬土壌中の水分含有量を調整してpF値を任意の値に設定することを特徴とする鋼材の土壌腐食試験方法。 (もっと読む)


【課題】実際の自動車における穴あき腐食の現象を的確にシミュレートできる表面処理鋼板の穴あき腐食性評価方法を提供する。
【解決手段】2枚の表面処理鋼板を、幅Wが20〜60mm、長さLが60mm以上の重なり部を形成するように重ね合わせ、前記重なり部の外周部より10mm以上入った領域において、長さL方向に沿って30〜60mmの間隔Dで少なくとも2箇所スポット溶接を行った後、化成処理および電着塗装を施して作製した試験片に対し、予め2枚の鋼板および2枚の亜鉛めっき鋼板を用いて上記と同様に作製した試験片に腐食試験を行って求めた鋼と亜鉛めっきの腐食速度の比が55〜98となる条件で腐食試験を実施する。 (もっと読む)


【課題】ウィスカの発生及び成長を促進して評価時間を短縮できるウィスカ評価方法及びウィスカ評価用試験装置を提供する。
【解決手段】ウィスカ評価方法は、評価対象である試料を試験槽内に配置する工程と、前記試験槽内を所定の酸素量、100℃以上の設定温度、及び所定の設定湿度に調整する槽内環境調整工程と、前記試験槽内を前記所定の酸素量、前記設定温度及び前記設定湿度に所定時間維持して、前記試料にウィスカを発生させる環境維持工程と、を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】対象とする電動機を特定の雰囲気状態とすることなく、簡易に絶縁劣化を診断する。
【解決手段】電動機の絶縁劣化を診断する絶縁劣化診断方法である。回転子及び固定子の少なくとも一方に付着しているダストを採取するダスト採取ステップS1と、ダスト採取ステップS1で採取したダスト中に存在する絶縁物材料の割合を推定する絶縁物比率取得ステップS2と、上記絶縁物比率取得ステップS2で推定した絶縁物材料の割合に基づき絶縁劣化を判断する劣化判断ステップS3と、を備える。 (もっと読む)


【課題】縦割れ遮熱コーティングを試験片へ加工中に割れや欠けが発生しにくい縦割れコーティングの試験片製造方法を提供する。
【解決手段】基材の表面にボンドコート層とトップコート層とからなるコーティング層を形成して試験片基材を作成する過程と、ボンドコート層または、トップコート層形成を形成した後に試験片基材を熱処理する過程と、被検査面を形成する過程と、被検査面が形成された試験片基材の基材を溶解除去する過程と、を備え、前記トップコート層が、縦割れを含まない遮熱コーティング層と縦割れ遮熱コーティング層との2層以上の積層構造であることを特徴とする試験片の製造方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】センサ部を保護し、センサ部付近の粗大な空隙を回避して、鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋の腐食環境を正確に検出することを可能とし、さらにセンサ部の設置作業を容易にし、作業工程の短縮化を図る。
【解決手段】コンクリート、モルタル若しくはペーストで第1の直径を有する円筒形に成形された第1のセメント硬化体10と、第1のセメント硬化体10の側面に設置され、鉄筋を腐食させる腐食因子のコンクリートへの浸透状態を検出し、腐食因子の浸透状態を示すデータを出力するセンサ部11と、センサ部11が出力したデータを無線送信するRFIDタグ12と、第1のセメント硬化体10、センサ部11およびRFIDタグ12を、コンクリート、モルタル若しくはペーストで被覆し、第1のセメント硬化体10の直径よりも大きい第2の直径を有する円筒形に成形された第2のセメント硬化体14と、を備える。 (もっと読む)


【課題】金属材料中に含まれる非金属介在物について、短時間且つ低コストで安定した評価を行うことができる介在物評価方法を提供する。
【解決手段】水素を侵入させた金属材料製の引張試験片に対して引張試験を行い、水素の影響を受けた非金属介在物を起点とする破壊を引張試験片に生じさせる。次に、引張試験片の危険体積中に存在する破壊の起点となった非金属介在物の種類を同定するとともに寸法を測定する。この非金属介在物の寸法は、引張試験の引張軸方向の投影面積の平方根とする。この投影面積の平方根を極値統計法で解析して、金属材料中に存在する非金属介在物のうち最大の非金属介在物の寸法を予測する。 (もっと読む)


本発明は、自動車車体などのコーティングされた金属基材を腐食試験するのに適した耐食性評価装置に関する。耐食性評価装置には、電解液を含むチャンバが設けられ、この電解液に、試験されている保護コーティングでコーティングされたアノードおよびカソードが暴露される。これらのコーティングは、予測可能で反復可能な方法で、下にある金属基材の腐食を加速する微小な穴などの所定の標準的な欠陥が設けられる。コーティングされたカソード/アノードペアは、開始期間へと暴露され、その後、回復期間が間に置かれた所定の期間にわたって、一連の所定のDC電圧が続く。次に、収集されたインピーダンスデータを用いて、カソード/アノードペア上に塗布されたコーティングの耐食性能を得る。前述の評価装置は、腐食を試験するために必要な時間を数日(40日以上)から数日(約2日)まで実質的に低減する。
(もっと読む)


【課題】土木用有機被覆鋼材の実海洋環境における腐食挙動を再現する腐食促進試験条件を明らかにし、被覆層の剥離の進展に伴って生じる剥離した被覆層下の鋼材腐食速度の分布から鋼材腐食量の分布を予測する、土木用有機被覆鋼材の腐食促進試験方法および腐食量予測方法を提供する。
【解決手段】既知の板厚の鋼材をめっき処理を施さずに部分的に有機被覆した部分有機被覆鋼材を用い、塩水噴霧過程、乾燥過程および湿潤過程を1サイクルとして複数サイクル曝露した後に、有機被覆を施さなかった鋼材露出部の錆を取り除き、被覆層端部からの被覆層下の平均錆浸入距離と鋼材露出部の平均板厚減少量を測定した際に、前記鋼材露出部の平均板厚減少量に対する前記被覆層端部からの被覆層下の平均錆浸入距離の比が5以上80以下であることを特徴とする土木用有機被覆鋼材の腐食促進試験方法。 (もっと読む)


【課題】実際の自動車ドア材の腐食に対して相関性が高い、表面処理鋼板の耐食性評価方法を提供する。
【解決手段】表面処理鋼板及び非表面処理鋼板にドロービード加工、平面摺動加工を付与する。次いで、前記表面処理鋼板に前記非表面処理鋼板を重ね合わせて鋼板合わせ部を形成する。次いで、前記鋼板合わせ部を形成した鋼板を試験片として腐食環境に供して耐食性を評価する。ここで、前記鋼板合わせ部は、前記表面処理鋼板に前記非表面処理鋼板を抵抗溶接で接合して形成することが好ましい。また、より実際の自動車構造を模擬するように、鋼板合わせ部を形成したのち、化成処理および電着塗装を施し試験片とし、この試験片に対して腐食環境に供して耐食性を評価することが好ましい。腐食試験は例えばSAE J2334 120サイクルで行うことができる。 (もっと読む)


【課題】鋼材の大気環境促進腐食試験試験方法を提供する。
【解決手段】腐食試験片の被試験面に予め付着させるさびとして、γ−FeOOH粒子および/またはFe粒子を総量で10g/m以上、100g/m以下付着した後に、試験片に連続的な温度変化を与え結露、乾燥を24Hrで1サイクルとし、複数サイクル繰り返して耐食性を評価することを特徴とする鋼材の大気環境促進腐食試験方法。 (もっと読む)


【課題】金属板の複数の測定点に対する腐食深さの測定作業を効率的に行い、かつ金属板に変形が生じている場合でも、変形の影響により金属板に対する厚さ検出の精度が低下することを防止する。
【解決手段】腐食深さ測定装置10では、金属板120の表側面における複数の測定点がレーザ光B1の反射点を順次通過し、かつ裏側面における測定点と一致する複数の対向点がレーザ光B2の反射点を順次通過するように、金属板120を保持したホルダ62をX方向又はY方向に沿って移動させる。これにより、レーザ変位センサ76により複数の測定点136までの距離を順次検出でき、かつレーザ変位センサ78により対向点までの距離を順次検出できるので、複数の測定点における金属板120の厚さを求めることができる。 (もっと読む)


【課題】容易かつ安価にクリープボイドによる鋼材の損傷を評価する高クロム鋼材の損傷評価方法を提供する。
【解決手段】クリープボイドを生じる所定の温度範囲及び所定の圧力範囲で使用される高クロム鋼材の損傷評価方法であって、高クロム鋼材外表面にレプリカ膜を作成し、レプリカ膜を高クロム鋼材外表面から剥離するレプリカ膜作成工程(S2)と、測定を行う所定面積内のレプリカ膜に転写されたM23(Mは金属元素、Cは炭素)で表される複数の粒界炭化物の大きさを測り、粒界炭化物のうち少なくとも最大のものを基準寸法と比較する粒界炭化物評価工程(S3)とを有する。 (もっと読む)


【課題】ワークの除給材に伴う容器蓋の開放時に、容器本体内の温度低下を抑制することができると共に容器本体内の温度低下を一定にすることができるワーク処理容器を提供すること。
【解決手段】内部に収容したワークWに対し加熱および加圧を行うワーク処理装置であって、容器本体21と容器本体21を開閉する容器蓋22とから成り、内部にワークWを収容する圧力容器11と、容器本体21の外周面に添設され、圧力容器11内を加熱する外部ヒータ12と、ワークWの除材から給材に至る容器蓋22の開放時に、容器蓋22に代わって容器本体21を閉塞し容器本体21内の温度を維持する容器閉塞機構14と、を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】腐食が比較的緩やかに進行する環境下で利用される電気電子機器の耐食性の評価に好適に利用することができる腐食試験方法を提供する。
【解決手段】この腐食試験方法は、二酸化珪素(SiO2)といった非金属かつ非電解質材料からなる粒状体の表面にNaClといった電解質が付着した電解質担持体を用意し、この電解質担持体を試料に振り掛けて、電解質担持体が接触した状態の試料を恒温恒湿状態に所定時間保持した後、試料の腐食状況を評価する。上記特定の電解質担持体を用いることで、塩水噴霧試験では、腐食による損傷が著しい部材、具体的には異種金属からなる部材に対して、耐食性を適切に評価することができる。 (もっと読む)


【課題】1回の試験で複数の繰返し速度についてのき裂進展状況を確認可能な疲労試験方法の提供。
【解決手段】条件1の繰返し速度f1=0.01Hzの場合、条件2の繰返し速度f2=1Hzと比較して、水素が疲労進展に及ぼす影響が大きい。結果として、疲労破面には、水素の影響が大きいエリア(繰返し速度f1で進展したエリア)と水素の影響が小さいエリア(繰返し速度f2で進展したエリア)が交互に出現し、両エリアは破面様相が異なるので境界線を視認可能となる。而して、各条件下で進展したき裂長さを各々特定することが可能であり、各条件に関する疲労き裂進展曲線を取得することができる。 (もっと読む)


21 - 40 / 79