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Fターム[2G052EB11]の内容

Fターム[2G052EB11]に分類される特許

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【課題】真空中で水分やアルコールなど揮発成分を含む試料を分析する場合、試料を冷却し揮発成分を凍結させて揮発成分の蒸散を防ぎ分析を行う方法が知られている。試料を試料ホルダに固定し、試料ホルダを搬送させて真空中に搬送する場合、搬送部の試料ホルダと接触する領域の近傍では搬送部の温度が低下し、搬送部に霜状固体が付着する。この霜状固体が試料に再付着する現象が発生し、試料表面が汚染されるという課題がある。
【解決手段】搬送部としてトランスファーロッド41を用い、試料ホルダ14と接触する領域を、断熱性の高い断熱部43で構成する。断熱部43を設けることでトランスファーロッド41の低温化を抑制し、霜状固体の付着を防ぐ。または、トランスファーロッド41にヒーターを巻きつけて昇温可能とする。霜状固体が付着した場合にトランスファーロッド41を加熱することで霜状固体の除去が可能となる。 (もっと読む)


【課題】分析前処理が不要であり、エアロゾル混合ガス中の全粒子、多環芳香族炭化水素の量だけでなく、その種類も把握できるサンプリング方法を提供する。
【解決手段】粒子を含んだエアロゾル混合ガスsgを希釈し、希釈後のエアロゾル混合ガスagから粒子およびガスを捕集して分析するサンプリング方法において、希釈後のエアロゾル混合ガスagを石英フィルタからなる粒子画分捕集用フィルタ3mに通して全粒子を捕集すると共に、粒子除去後のガスmgを吸着剤を有するガス画分捕集部材5mに通して全ガス(除粒子)中の多環芳香族炭化水素を捕集する方法である。 (もっと読む)


【課題】バーミキュライト中の角閃石系石綿の含有量を、これまでの検出限界値を超える極く微量まで正確に、かつ短時間で効率よく定量できる方法を提供する。
【解決手段】バーミキュライトを、90℃以上に加熱した酸水溶液で酸処理した後、固液分離し、固形分について角閃石系石綿を定量することを特徴とするバーミキュライト中の角閃石系石綿の定量方法。 (もっと読む)


【課題】電子部品等の接合に用いるはんだ材料の機械的特性等を評価するための所望の金属組織を有する微小なはんだ試験片の作製方法およびはんだ試験片を提供する。
【解決手段】所望の金属組織を有する微小なはんだ試験片の作製方法は、割型に形成された試験片形状の空間内ではんだ材料を加熱溶融する工程2と、所定の冷却速度が得られる冷却方法を選定する工程3aと、前記選定された冷却方法によりはんだ材料を前記試験片形状の空間内で冷却凝固する工程3bと、試験片が所定の金属組織で作製されていることを評価する金属組織検査工程とを備えている。はんだ試験片の作製方法で得られた金属組織と冷却速度のデータを蓄積利用することにより、新規のはんだ材料の開発が容易になった。また、得られた微小な試験片を用いて機械的特性試験をすることにより、実際のはんだ接合領域と同等な機械的特性を確実に得ることが可能となった。 (もっと読む)


【課題】所望の位置に所望の孔径の孔部を有したマイクログリッドの製造方法を提供する。
【解決手段】電子顕微鏡による観察の際に試料支持用として用いられる、グリッドメッシュ10と、グリッドメッシュ上に設けられた、孔部を有する薄膜20と、を備えたマイクログリッド1の製造方法である。液滴吐出法を用いて、基板30に対して所定の位置に所定の吐出量の液体50aを吐出して、基板30上に液体50aからなる液滴50を配置する工程と、基板30上に配置された液滴50間に薄膜材料20aを配する工程と、薄膜材料20aおよび液滴50を乾燥し、液滴50を蒸発により除去してこれと対応する位置に孔部21を有した薄膜20を形成する工程と、基板30から薄膜20を剥離させる工程と、基板30から剥離した薄膜20をグリッドメッシュ10上に設ける工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、クリプトスポリジウム等の水系感染微生物を、短時間かつ高効率で、大量の試料水中から分離・濃縮するための、水中微生物の分離濃縮方法を提供する。
【解決手段】
試料水に、塩化カルシウム溶液と、炭酸水素ナトリウム溶液とを添加し分散させる第1工程と、炭酸カルシウム粒子を析出させるために、第1工程後の試料水に水酸化ナトリウム溶液を添加する第2工程と、炭酸カルシウム粒子を凝集沈殿分離させるために、さらに塩化第二鉄を添加し攪拌する第3工程と、第3工程後の試料水から上澄み液を取り除き、得られた凝集沈殿物を酸により溶解させ濃縮試料水として回収する第4工程とを含むこととした。 (もっと読む)


【課題】プラスチック素材に含有されるハロゲン化合物を、連続的に成分検査するには、前処理に時間を要する。
【解決手段】プラスチックを主成分とする試料を固着し、検査温度範囲でデカブロモジフェニルエーテルに対し不活性な試料保持部を保持する試料室20と、試料室20を載置する試料台11を上下動させるニードル13と、検査管10を介して試料室20を加熱する加熱ヒータ12と、加熱によって試料から発生するデカブロモジフェニルエーテルガスをキャリアガス18に還流しながら分析する分析装置15とで構成したプラスチックの成分検査装置1により、プラスチック素材中に含有するデカブロモジフェニルエーテルを短時間に連続して検査できるようにした。 (もっと読む)


容積が最大20mmのサンプリングチャンバを保持する光サンプリングセルと、光エミッタと、光受信器とを含む、ガス状化学物質を検出するためのセンサシステムが提供される。サンプリングセルは、光線が自由空間で単一のモノモード伝搬するよう適合される。このセンサシステムでは、干渉雑音を排除することにより高感度が得られる。 (もっと読む)


【課題】電量滴定法を利用した有機ハロゲン分析装置により吸着性有機ハロゲン量を測定する分析方法であって、分析装置の装置構成を簡素化でき、分析作業に要する時間を短縮でき、多数の試料を効率的に処理し得る吸着性有機ハロゲン分析方法を提供する。
【解決手段】吸着性有機ハロゲン分析方法においては、試料カラム(K)の吸着材(P)に吸着させた試料中の吸着性有機ハロゲン量を有機ハロゲン分析装置によって測定するに当たり、有機ハロゲン分析装置として、上端に試料投入口(10)が配置された縦型構造の反応管(1)と、当該反応管を加熱する電気炉(2)と、ハロゲン化水素を電量滴定する滴定セル(4)とを備えた装置を使用し、測定の際、試料カラム(K)から取り出した吸着材(P)を試料投入口(10)から自重で落下させる。 (もっと読む)


【課題】レチクルのような検査対象物の洗浄後にその検査面に残留する汚染を分析する際に、検査の信頼度を向上させることができる汚染分析装置及びその方法を提供する。
【解決手段】検査対象物の検査面に残留する汚染を分析する装置であって、前記検査対象物の検査面と液とを接触させて、サンプリング液を抽出するサンプリングモジュールと、前記サンプリング液から前記検査対象物の検査面に残留する汚染物質を分析する分析器とを備え、前記サンプリングモジュールは、前記検査対象物の検査面が収容可能な収容空間が形成された液槽と、前記液槽の収容空間に液を供給する液供給ノズルとを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、油の鹸化価・酸価の測定を容易に実施でき、かつ有害試薬を用いない方法を提供する。
【解決手段】水分に被測定油が懸濁した被測定試料から、超臨界流体を用いて被測定油のみを抽出し、抽出物を分取、或いは超臨界流体に溶解したままの状態で赤外線吸収を測定することにより、四塩化炭素の様な有害な試薬を用いず、かつ水による赤外線吸収の妨害なしに容易な鹸化価・酸価の迅速同時分析を可能とする。人体や環境に有害な試薬を用いることなく容易に圧延油等の管理を実施でき、鋼板汚れやメッキ不良等が減少し、かつ潤滑を適正に管理することにより摩擦・摩耗を抑制し省エネルギーを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の材料や部品から構成される物品の化学物質放散状態の模擬的評価と化学物質放散の相関関係の解明が可能な気体測定用装置を提供することを目的とする。
【解決手段】任意物体を放散源とする化学物質の放散機能と放散された化学物質の混合機能を有する装置であり、空洞型の複数の容器1、2、3に材料あるいは部品を設置し、各容器内で放散された化学物質を含む気体が混合器10を介して合成容器11に導入され、化学測定が可能な気体測定用装置ができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、シリコーン液入り電気機器の絶縁・冷却媒体として使用するシリコーン液に熱劣化によって生成される低分子量で低沸点の環状化合物をオンサイトで効率良く簡便に定量して予防保全を容易にする。
【解決手段】本発明のシリコーン液入り電気機器は、電気装置を内部に収容したタンクと、このタンク内に収容された電気装置を絶縁し冷却する絶縁冷却媒体のシリコーン液を有するシリコーン液入り電気機器において、タンク内のシリコーン液を採取するシリコーン液の採取配管と、この採取配管で採取されたシリコーン液を加熱してシリコーン液中に溶解している低分子量で低沸点の環状化合物を蒸発気化させるガス成分採取容器と、このガス成分採取容器で採取した環状化合物のガスを分析するガス分析装置を備えて構成した。 (もっと読む)


【課題】岩石や鉱物などの試料中の微量元素であるハフニウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、タンタル、タングステンなどを、効率的に濃縮するための前処理方法を提供することが本発明の課題である。
【解決手段】本発明により、微量元素の濃縮を行う対象である試料にチタン及びフッ化水素酸を添加し、前記試料を分解処理すると共に、チタンとフッ化水素酸からチタンのフロロ錯体を生成する工程、分解された前記試料に過塩素酸を添加し、加熱処理を行なって前記試料を乾固することにより、前記チタンのフロロ錯体を分解してチタン酸化物を生成する工程、及び;乾固した前記試料を鉱酸で溶解し、得られた溶液を遠心分離して沈殿を回収することにより、前記チタン酸化物と共沈する前記微量元素を得る工程:を有することを特徴とする、微量元素濃縮の前処理方法が提供された。 (もっと読む)


サンプルを処理するときに使用するための装置であって、上記装置は基板の表面に設けられた多数の変形可能なキャビティを有しており、キャビティの少なくとも一つはサンプルを受け入れるためのサンプルキャビティであり、多数の流路がキャビティを接続し、使用時に、サンプルを選択的に一つ以上の物質と結合させるように、キャビティを選択的に変形させるものである。
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【課題】レーザー捕捉顕微解剖技術の速度、精度、再現性を改良し、レーザー捕捉顕微解剖技術に含まれる汚染の量を減らすこと。
【解決手段】レーザー捕捉顕微解剖の試料を取得するシステム及び方法が開示されている。生物学的反応管の一体化部分は、基盤表面を有する転移フィルム担体;及び転移フィルム担体の基盤表面に結合したレーザー捕捉顕微解剖の転移フィルムを含む。このシステム及び方法により、迅速で正確なレーザー捕捉顕微解剖が可能となり同時に汚染を最小化できる。 (もっと読む)


【課題】路上走行等、ダイナミックな運転状況下での排出ガス中に含まれるPM質量の変化を連続的に測定すること。
【解決手段】
エンジン200が動的に運転されている所定期間において、排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集フィルタ41で捕集する粒子状物質捕集部1と、前記所定期間において、前記排出ガスに含まれる粒子状物質の質量を間接的に示唆する物性を連続測定する第2測定部22と、前記粒子状物質捕集部1で捕集した粒子状物質の質量測定結果と、前記第2測定部2による測定結果の前記所定期間に亘る時間積分値との相関を算定する相関算定部82と、その相関に基づいて、前記第2測定部2の測定結果を粒子状物質の質量の時系列変化に変換する変換部83と、を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】測定精度と信頼性がともに高いフィルタ燃焼法を利用しながら、エンジン200から排出されるPMの質量を従来に比べ飛躍的に短いサンプリング間隔で測定できる粒子状物質測定装置100を提供する。
【解決手段】
運転状態にあるエンジン200からの排出ガスを導入可能に構成した少なくとも3本の通過流路L11、L12、L13と、各通過流路L11、L12、L13にそれぞれ設けられて、通過した排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集する捕集フィルタF1、F2、F3と、各フィルタを、排出ガスが通過している捕集状態、捕集された粒子状物質が加熱されて気化乃至燃焼している加熱状態、冷却されている冷却状態の順にそれぞれ位相をずらせて遷移させる状態遷移機構6と、前記加熱状態にあるフィルタに連通し、前記粒子状物質が気化乃至燃焼して発生したガスを分析する分析部3と、を具備させた。 (もっと読む)


本発明は固相マイクロ抽出(SPME)に適した形状を有する中空針1に関するものである。中空針1は、先端5と、先端5から距離を置いて中空針内に備えられた吸着材2とを含んでいて、中空針の側壁の領域に形成された複数の側方穴4を具備することを特徴とし、前記領域は、吸着材2が備えられた場所と先端5との間に位置している。本発明は、中空針1を製造する方法に関するものでもある。更に本発明は、容器及び吸引手段と共同して上記中空針を用いる装置に関するものでもある。
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イオン移動度分光計は、その入口開口部(6)の外側に予備濃縮器(7)を有する。実質的にどのガスも反応領域(3)に入ることを許されていない第一段階の間に、被測定物蒸気が吸着される。次に、予備濃縮器(7)が働いて、被測定物分子を脱着させ、イオン移動度分光計ハウジング(1)の外側に、脱着分子の試料室を形成する。次に、圧力パルス発生器が瞬間的に働いて、ハウジング(1)内の圧力を低下させ、開口部(6)を通して脱着した試料室(9)から少量の被測定物分子を引き込む。装置が別の吸着段階に入った後で、脱着した試料室(9)の被測定物分子の濃度が、正確に分析できなくなるほど低くなるまで、この動作を繰り返す。
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