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Fターム[2G085EA07]の内容

粒子加速器 (3,302) | 材料、電気回路、製造方法、検査、用途 (362) | 用途 (168) | 医療用(放射線照射) (132)

Fターム[2G085EA07]に分類される特許

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【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療を可能とする程の十分なエネルギーを有するまで加速可能となるような高磁場を形成することができるコイルシステムや、これを組み込んだ粒子加速器を提供する。
【解決手段】コイルユニット1にあって、酸化物超電導導体を巻いて成る環状のコイル(主コイル3,補正コイル4,6)が複数軸方向に並べられたコイルユニット2を、互いに向き合った状態で2組備えており、一方のコイルユニット2における各コイルと、他方のコイルユニット2における対応するコイルを鏡面対称に配置する。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療を可能とする程の十分なエネルギーを有するまで加速可能となるような高磁場を形成することができ、しかも磁場の高さが調整可能であるコイルシステムや、これを組み込んだ粒子加速器を提供する。
【解決手段】酸化物超電導導体を巻いて成る環状のコイルが複数軸方向に並べられたコイルユニット2を、互いに向き合った状態で2組備えており、一方のコイルユニット2における各コイルと、他方のコイルユニット2における対応するコイルが、鏡面対称に配置されていると共に、各コイルの電流値を制御する制御装置を備えており、制御装置がコイルの電流値を変更することで、各コイルユニットにより形成される磁場を変化させる。 (もっと読む)


【課題】ブリスタリングが発生し難い肉厚であっても十分な強度を有するターゲット及びそれを備えるターゲット装置を提供する。
【解決手段】ターゲット装置5は、陽子線Lの照射を受けて中性子を発生する物質からなる、固体状で且つ板状のターゲット10と、陽子線Lが通過する真空領域を形成するフランジ付き短管13と、ターゲット10に対してフランジ付き短管13とは反対側に位置すると共にターゲット10に接する冷却板15とを備える。ターゲット10の周辺部10aは、フランジ付き短管13とる冷却板15とによって挟持されている。ターゲット10は、ターゲット10の周辺部10aよりも内側において、陽子線Lの照射側に向けて突出した部分10bを有している。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高いビームの位置ずれ検出を行うと共に、一部のビーム位置モニタが故障でもビームの位置ずれ検出を可能とする。
【解決手段】シンクロトロンから複数の照射室にビームを導入する複数の照射コース毎に、それぞれビームの位置ずれを検出するビーム位置モニタを設置する粒子線治療装置のビーム位置ずれ検出装置であって、各照射コース毎にビーム位置モニタを複数個設置し、各照射コースの各ビーム位置モニタ毎にビームの位置ずれを測定しビームの位置ずれを判定し、各照射コースの複数のビーム位置モニタの判定結果を基に該当照射コースのビームの位置ずれを判定する。 (もっと読む)


【課題】周辺ノイズを抑制して監視対象部位の部分放電を高感度に検出する加速器装置を得る。
【解決手段】高電圧発生部及び高電圧印加部を有する加速器装置において、高電圧発生部又は高電圧印加部に対向させてアレイアンテナを設け、前記アレイアンテナで高電圧発生部又は高電圧印加部での絶縁異常により発生する部分放電に伴う電磁波を検出して異常検出を行なうようにした。アレイアンテナは複数のパッチアンテナで構成したパッチアレイアンテナである。 (もっと読む)


【課題】短い工数で安価に製造可能でかつ形状、寸法精度の高い構造の荷電粒子加速器の変動磁場近傍に設置される薄肉構造の直線状の真空ダクトあるいは偏向角を備えた偏向ダクトの提供を目的とする。
【解決手段】複数の直管状のユニット真空ダクト75を直線状に接合して所定の長さの真空ダクト70となるよう形成されており、前記ユニット真空ダクト75の端部には、弾性変形可能なユニット真空ダクト75の外側に向かって形成された円弧状端部74が設けられ、この円弧状端部74が互いにつき合わされて接合されている。 (もっと読む)


【課題】
複数の治療室有する粒子線照射装置において、治療室のコース切替時の初期化励磁に掛かる時間を短縮し、高い治療スループットの粒子線照射装置を提供する。
【解決手段】
荷電粒子ビームを入射,加速,出射する加速器11と、複数の治療室2A,2B,2Cのそれぞれに設置する照射装置24A,24B,24Cと、加速器から出射した荷電粒子ビームを照射装置に輸送するビーム輸送装置3とを備え、ビーム輸送装置3がいずれか一つの照射装置に荷電粒子ビームを輸送するように、荷電粒子ビームのビーム軌道を切り替える切替電磁石7A,7Bを有し、加速器が荷電粒子ビームを出射しているときに、荷電粒子ビームを第1照射装置に輸送するように切替電磁石を制御し、加速器が荷電粒子ビームを入射及び加速しているときに、他の照射装置につながる他の切替電磁石を励磁し、その後に減磁する制御を行う制御装置40を備えることで、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロン等の荷電粒子ビーム加速器において、荷電粒子ビーム軌道に偏向電磁石と真空容器のアライメント回数を少なくすることが可能な電磁石構造を提供する。
【解決手段】偏向電磁石4の磁極ギャップ間に設置の真空ダクト20を偏向電磁石4の端面4Eで、真空ダクト20と一体化された支持板22を位置決め部材23で所定位置に固定保持することにより、真空ダクト20が偏向電磁石4にアライメントされることにより、サイトにおける荷電粒子ビーム加速器のアライメント回数が低減される。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロン内の蓄積ビームを効率良く出射・利用でき、かつ照射線量の平坦度を担保することができる荷電粒子ビーム照射システムおよび荷電粒子ビーム出射方法を提供する。
【解決手段】シンクロトロン13の運転サイクルにおける出射制御期間の直前にシンクロトロン内を13周回しているイオンビームの蓄積ビーム電荷量Qm0を測定する計測手段15と、イオンビームの蓄積量の測定結果Qm0に基づいてイオンビームの全量が予め設定した出射制御時間Texの終了に合わせて出射し終わるようにイオンビームの出射を制御するビーム出射制御手段20,24,28,29とを設ける。照射装置がRMW32を備える場合、蓄積ビーム電荷量の基準値に対する測定値の割合Qm0/Qs0と、出射制御時間Texに対する実際のビーム出射時間の割合Tb/Taに応じて出射用高周波電圧の振幅値を制御する。 (もっと読む)


【課題】電磁石励磁電源の出力電流の微調整や出力値を定数倍する際、励磁電源に入力される電流パターンデータの変更を、電源を停止することなく行う。
【解決手段】電流パターン制御装置20からの信号を入力する電流パターン発生器1の出力する信号を基に、制御される電源本体10の電流パターンデータが、基準データメモリ部5に格納されている基準データと、定数レジスタ4に格納されている所定の定数が読み出され乗算されることによって作成される。 (もっと読む)


【課題】冷却水の滞留を抑えてターゲットの排熱効率を容易に向上できるターゲット装置を提供する。
【解決手段】固体状のターゲット10に接する冷却板15を備えるターゲット装置であり、冷却板15には、ターゲット10に接して流動する冷却水Wが通過する螺旋溝17が形成されている。螺旋溝17は、隣接して並んでおり、冷却板15は、隣接する一対の螺旋溝17を区画する隔壁部28を有する。隔壁部28は、ターゲット10に近い側の方がターゲット10から遠い側よりも薄くなっている。したがって、螺旋溝17を流動する冷却水Wがターゲット10に接する接触面積が拡がる。さらに、ターゲット10に近接して対面する隔壁部28の先端29bは狭くなるため、冷却水Wがターゲット10との隙間Sに進入して滞留する虞が少なくなる。 (もっと読む)


【課題】ダイポールモードの共振安定性を向上させるとともに、製造容易な加速管を提供する。
【解決手段】アイリスを設けたディスクを設けることによって複数のセルを結合した、ディスクロード型加速管において、アイリスの形状をレーストラック形状(2つの半円を直線でつないだ形状)などの扁平な形状とする。これにより、2つのダイポールモードの縮退が解け、サプレッサーなどの追加のアイリスを設けなくても、ビーム偏向方向が安定した荷電粒子加速が可能となる。また、単一のアイリスを設ければよいだけなので、製造も容易となる。 (もっと読む)


本発明は、癌腫瘍の多軸荷電粒子照射治療の一部として使用される荷電粒子ビーム加速方法及び装置を有する。加速器は、方向転換磁石、エッジ・フォーカス磁石、磁場収束磁石、及び抽出の利点を有するシンクロトロン、及び、シンクロトロンの全体のサイズを最小にし、厳しく制御された陽子ビームを供給し、必要な磁場のサイズを直接低減し、必要な動作電力を直接低減し、及びシンクロトロンから陽子を抽出する処理中であってもシンクロトロンにおける陽子の連続的な加速を可能にし、抽出された荷電粒子ビームのエネルギー及び強度を独立して制御する制御要素を備えている。 (もっと読む)


【課題】小型で簡素なイオンビーム伝送システムを実現する。
【解決手段】イオンビーム照射ヘッド7内に、高強度レーザー光4aを照射してイオン2を発生させるテープターゲット3と、イオン発生位置の直後に位置するように設置され、テープターゲットから発生したイオンをコリメートしてヘッド外に発出させるキャピラリー基盤1を設けるように構成する。 (もっと読む)


本発明は、癌腫瘍に対する荷電粒子照射治療と併用されるX線方法及び装置を有する。そのシステムは、陽子ビーム癌治療システムの陽子ビーム経路と実質的に同じ経路に位置し、長い寿命を有し、及び又は、患者の呼吸と同期するX線を使用する。そのシステムは、陽子ビーム経路に近接したところに配置されたX線発生源を叩く電子ビームを生成する。陽子ビーム経路の近傍にX線を発生することによって、実質的に陽子ビーム経路であるX線経路が生成される。そのシステムは、発生されたX線を用いて、癌腫瘍のまわりの局部的な体の組織範囲のX線画像を収集し、そのX線画像は、陽子ビーム経路に対する体の位置合わせを細かく調整すること、及び又は陽子ビーム経路を正確且つ精密に目標の腫瘍に制御すること、に使用できる。 (もっと読む)


本発明は、癌腫瘍の荷電粒子照射と併用する荷電粒子ビーム抽出方法及び装置を有する。そのシステムは、高周波空洞システムを使用して荷電粒子の流れのベータトロン振動を誘導する。荷電粒子の流れの十分な振幅変調によって、荷電粒子の流れは箔などの部材を叩く。箔は荷電粒子の流れのエネルギーを低下させ、シンクロトロン130内の荷電粒子の流れの曲率半径が十分に小さくし、エネルギーが低下した荷電粒子の流れを最初の荷電粒子の流れから物理的に分離することができる。次に、物理的に分離された荷電粒子の流れは、供給される磁場及び偏向器の使用によって、シンクロトロン130から取り除かれる。 (もっと読む)


本発明は、癌腫瘍の多軸荷電粒子照射治療と併用される荷電粒子ビーム入射方法及び装置を有する。陰イオン源は、陰イオン・ビーム源、真空システム、イオン・ビーム・フォーカス・レンズ、及び又は2連型加速器を備えている。陰イオン源は、陰イオン・ビームをフォーカスするために電場線を使用する。陰イオン源プラズマ室は磁性材料を有し、その磁性材料は高温プラズマ室及び低温プラズマ領域の間に磁場障壁を設ける。入射システム真空システム及びシンクロトロン真空システムは変換箔によって分離され、その変換箔において陰イオンが陽イオンに変換される。その箔は、入射システム真空室に高めの部分圧力及びシンクロトロン真空システムに低めの圧力を用意する真空管の端に貼付される。 (もっと読む)


【課題】
粒子線治療装置は、一般に前段加速器とシンクロトロンで構成される加速器システムと照射装置を設置した回転ガントリーで構成される。民間病院への普及に伴い、既存施設に隣接して粒子線治療システムを設置する際には、制限のある敷地面積に設置しなければならない。
【解決手段】
粒子線治療システムを構成要素である加速器システムにおいて、前段加速器をシンクロトロンの階下に設置し、加速器システムを設置する加速器室に隣接する壁面を利用して前段加速器から加速器室までビームを輸送する。これにより、敷地面積に対する加速器室の投影面積を削減可能となる。また、前段加速器からシンクロトロンまでビームを輸送する際の垂直輸送部には、ビーム輸送手段機器を架台に固定し、架台を壁面に据え付けることで、ビーム輸送手段機器の据え付け・調整作業を効率化できる。 (もっと読む)


【課題】小形化に適した構造で、小径で加速された高エネルギーの電子ビームの発生を可能にした、小径の電子ビームを発生する加速器を提供する。
【解決手段】本発明による小径の電子ビームを発生する加速器は、筒状の加速器である。熱電子源,収束電極,陽極電極からなる軸対称構造の電子銃部と前記電子銃部からの電子流の加速と事前のバンチ(変調)をする軸対称構造のプリバンチャ部を一体(A)に備えている。加速器は、前記プリバンチャ部で変調された電子流をさらにバンチし加速するための加速部の前段の軸対称構造のバンチャ部(B)と、バンチャ部(B)の出力をさらに加速する後段加速部(C)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】小型化を図ることを可能にした中性子線回転照射装置を提供する。
【解決手段】 中性子線回転照射装置1は、イオンビームが照射されて中性子を発生するターゲット7を有する中性子発生部2と、中性子を減速する減速材9と、中性子発生部2の出射側に設けられたコリメータ3と、イオンビームを偏向させるための2つの偏向電磁石4,5と、イオンビームを輸送するビームダクト6とを備える。ターゲット収容部10とビームダクト6Cとを連通する連通口10aは、ターゲット収容部10の頂部10bよりも低い位置に配置され、イオンビームのターゲット7への照射方向F1と中性子の取出方向F2とがなす角度αは90°である。 (もっと読む)


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