説明

Fターム[4C082AC05]の内容

放射線治療装置 (15,937) | 放射線の種類 (1,317) | 特定放射線 (1,209) | 粒子線 (786) | 陽子、α線、荷電粒子線 (367)

Fターム[4C082AC05]に分類される特許

341 - 360 / 367


【課題】 粒子線のスキャニング照射を呼吸や心臓拍動によって腫瘍部が動くような場合に適用する際、腫瘍部に対して計画通りの線量(一様線量など)で照射できるようにした放射線照射方法を提供する。
【解決手段】 スキャニング照射において粒子線1は、3次元的に局所集中した線量分布をもつビームスポットとなって患者の腫瘍部2を塗りつぶすように照射される。各ビームスポット位置にあらかじめ計画された照射量を与えることで腫瘍部2に計画線量を与えることが出来る。各ビームスポット位置は水平と垂直の2台の走査電磁石4,5、エネルギ(レンジシフタ6等)により、照射量はオンラインモニタ7により制御される。他のビームスポット位置よりも例えば2倍〜100倍程度の非常に大きな照射量を計画されたビームスポット位置には、粒子線1を複数回に分けて照射することにより、腫瘍部の動きによる計画線量と照射線量の差を小さくする。 (もっと読む)


本発明によれば、医学的な放射治療又は放射診断用の患者テーブルが提案されている。患者テーブルはほぼ平らな支持面を有し、垂直な入射(15)で照射された支持面の単位面積あたり測定された面積比放射線吸収(F)が横線に沿って患者テーブル(1)の中央長手方面から両側縁(11)に向かって減少している。
(もっと読む)


【課題】 薄板状のリーフの駆動機構をコンパクトにできるとともに、メインテナンスなども簡単にできるマルチリーフコリメータを提供すること。
【解決手段】 マルチリーフコリメータ20のリーフ21の往復移動方向と同軸上に駆動機構30を設けるようにし、ひとつの駆動機構30の幅を超える例えば4枚のリーフ21ごとに、これらリーフ21の4台の駆動機構30をリーフ高さ方向に配置する。
これにより、薄いリーフ21に、これ以上の幅を持つ駆動機構30を設置しても1ユニットとしての駆動機構40の設置に必要な幅および高さのスペースを確保できるようにしている。 (もっと読む)


【課題】放射線療法での治療シノグラムにおいて、生理学的な又はその他の運動に起因する患者又は患者の部位のリアルタイムの修正動作を行う。
【解決手段】患者43の治療部位をあらわす予め計算された部分シノグラム41を、従来の法手法による治療計画ソフトウェア59から遅れることなく患者全体についての治療シノグラム57を得るように組み立てる。前記部分シノグラム41は、それらの対応する部位の表現の通り修正され、且つ実際の患者の特定の寸法に一致させるべく操作される。この構成されたシノグラムは、繰り返し最適化のために直接的に又はその出発点として使用されても良い。 (もっと読む)


【課題】 リーフを薄板状にして分解能を向上しながら駆動に必要な機器を削減し、駆動機構の簡素化やコスト低減などを図ることができ、高精度に照射野を形成することが容易にできるマルチリーフコリメータを提供すること。
【解決手段】 照射野22の形状に合わせて作ったならい部材31の外側面31aにバネ32aなどで構成した押し付け手段32を備えた各リーフ21の先端を押し付けることで簡単に照射野22を調整できるようにし、リーフ開放手段33で全てのリーフ21を一括して開放できるようにし、アクチュエータを極力削減して機構を簡素化するようにしている。 (もっと読む)


【課題】操作者の技量に関係なく常に十分な位置決め精度を確保する。
【解決手段】粒子線照射部4から患者8の患部へイオンビームを出射するために、患者ベッド59の位置決めを行うベッド位置決め装置において、粒子線照射部4からのビームラインmに沿ってX線を出射するX線放出装置26と、X線を入射して画像処理するX線透視画像撮影装置29と、その処理画像信号に基づき、患部の現在画像を表示するディスプレイ装置39Bと、患部について予め用意した基準X線画像を表示するディスプレイ装置39Aと、基準X線画像のうちアイソセンタを含む比較領域Aと、現在画像における比較領域B又は最終比較領域Bとの間のパターンマッチングを行い、照射時における患者ベッド59の位置決め用のデータを生成する位置決めデータ生成装置37とを有する。 (もっと読む)


放射線治療及び他の用途のための実時間でターゲットを追跡するシステムと方法が開示される。1つの実施形態において、方法は、患者体内にターゲットに関連する位置に埋め込まれたマーカーの位置情報を時刻tnにおいて収集するステップと、時刻tnにおいて収集された位置情報に基づいてターゲットの位置を示す客観的出力を供給するステップを含む。客観的出力は、位置情報が収集された時刻tnから1ミリ秒乃至2秒以内に、メモリ・デバイス、ユーザ・インタフェース、及び/又は放射線照射装置に供給される。本方法のこの実施形態は、少なくとも治療処置の一部の間に、10−200msの周期で客観的出力を供給するステップをさらに含むことができる。例えば、本方法は、イオン化放射線のビームを発生して、該ビームをマシーン・アイソセンターに向けるステップと、患者をイオン化放射線ビームで照射しながら、10−200ミリ秒ごとに、収集手続きと供給手続きを連続的に繰り返すステップをさらに含むことができる。 (もっと読む)


【課題】位置決めによる誤差の影響を小さくするためのマージンを簡便に設定することができる。
【解決手段】放射線を照射する標的となる患部領域を指定し、指定された患部領域に対応する照射パラメータを設定し、患部領域の位置ずれ量を入力し、患部領域、及び患部領域の位置を入力された位置ずれ量だけずらした第2患部領域に照射した場合の線量分布を設定されたパラメータを用いてそれぞれ計算し、計算された線量分布から所定の線量以上が照射される複数の領域を抽出し、抽出された複数の領域を包含するように照射領域を設定する。 (もっと読む)


【課題】運転効率を維持しつつ、システム構成を簡素化する。
【解決手段】荷電粒子ビームを発生する荷電粒子ビーム発生装置1と、荷電粒子ビームを照射する照射装置3A,3Bが配置された2つの治療室7A,7Bと、荷電粒子ビーム発生装置1から出射された荷電粒子ビームを、2つの治療室7A,7Bのうちの選択された1つの治療室の照射装置に輸送するビーム輸送系2と、2つの照射装置3A,3Bのうちの1つの照射装置における荷電粒子ビームのビーム状態を監視するビーム検出処理・制御装置66と、このビーム検出処理・制御装置のモニタ対象となる照射装置の切替えを行う切替装置70とを備え、切替装置70の切替え先が、ビーム輸送系2により荷電粒子ビームが輸送される選択された1つの治療室の照射装置となるように、切替装置70を制御する。 (もっと読む)


【課題】装置を低コストに抑え、かつ、レンジシフタ駆動音の低減を図ることが可能な粒子線照射装置を得る。
【解決手段】荷電粒子ビーム2を偏向させて、被照射体6の内部の照射領域7での平面方向の位置を制御する偏向電磁石1a,1bが設けられている。また、偏向された荷電粒子ビーム2を通過させることにより、被照射体6の内部の照射領域7での深さ方向の位置を制御する階段状に構成された階段状レンジシフタ3が設けられている。駆動装置により階段状レンジシフタ3をA方向に移動させることにより、レンジシフタの厚さの調整を行われ、当該厚さに基づいて、被照射体6の内部の照射領域7での深さ方向の位置が決定される。また、荷電粒子ビーム2の照射位置が正しく制御されているかを確認するための位置モニタ4および線量モニタ5が設けられている。 (もっと読む)


【課題】
荷電粒子ビームの損失を低減した荷電粒子ビーム装置とその運転方法を提供する。
【解決手段】
照射される荷電粒子ビームのエネルギー等の患者情報に基づき予め、演算装置131で各層の深さに応じて照射に適したビームエネルギーEiを求める。制御装置132は、周回する荷電粒子ビームをビームエネルギーEiまで加速するために、偏向電磁石146,4極電磁石145に電流を供給するように、高周波加速空胴147に電力を供給するように、加速器用電源装置165を制御する。本発明によれば、荷電粒子ビームの損失を少なくして、均一な照射野を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】照射対象でない治療室への誤ったビーム輸送を未然に防止し、安全性を向上する。
【解決手段】荷電粒子ビームを出射する荷電粒子ビーム発生装置1と、照射装置15A〜C,16を備えた複数の治療室2A〜C,3と、出射されたビームをビーム進行方向下流側へ輸送する1つの第1ビーム輸送系4と、これから分岐するように設けられビームを複数の治療室2A〜C,3のうち対応するものの照射装置15A〜C,16へそれぞれ輸送する複数の第2ビーム輸送系5A〜Dと、その分岐部にそれぞれ設けられ、第1ビーム輸送系4からのビームを偏向して対応する第2ビーム輸送系5A〜Dへ導入する複数の切替え電磁石6A〜Cと、切替え電磁石6A〜Cより下流側に設けられ、ビーム進行経路を遮断する第1シャッタ7A〜Dとを有する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビーム発生による粒子線治療装置において、照射対象でない治療室への誤ったビーム輸送を未然に防止し、安全性を向上をさせる装置を提供する。
【解決手段】荷電粒子ビームを出射する荷電粒子ビーム発生装置1と、照射装置15A〜C,16を備えた複数の治療室2A〜C,3と、出射されたビームをビーム進行方向下流側へ輸送する1つの第1ビーム輸送系4と、これから分岐するように設けられビームを複数の治療室2A〜C,3のうち対応するものの照射装置15A〜C,16へそれぞれ輸送する複数の第2ビーム輸送系5A〜Dと、その分岐部にそれぞれ設けられ、第1ビーム輸送系4からのビームを偏向して対応する第2ビーム輸送系5A〜Dへ導入する複数の切替え電磁石6A〜Cと、切替え電磁石6A〜Cより下流側に設けられ、ビーム進行経路を遮断する第1シャッタ7A〜Dとを有する。 (もっと読む)


密封小線源治療用刺入針の穴を介して被験者の体内に刺入することにより、被験者に送達することができる、造影マーカおよび/または例えば生体適合性担体中の薬剤のような治療、診断、もしくは予防薬を含む、可撓性または弾性密封小線源治療用ストランドを開発した。ストランドは、弛緩性、剛性、または可撓性のスペーサ材料の有無に関わらず、最高50cmまたはそれ以上のシードの鎖または連続配列として形成することができる。
(もっと読む)


本発明は、イオンビーム照射の間のターゲット容積(1)の三次元運動を補償するためのデバイス、方法に関する。このデバイスは、運動を検出するための標定および追跡システム(4)並びに、イオンビームの浸透の深さを調整するための深さモジュレータ(6)を含む。運動は、補償の目的のために、横方向の成分と縦方向の成分とにベクトル的に再分割される。横方向の成分は、1つの照射点から他の照射点まで、ラスタースキャンデバイス(3)の補助により補償され、一方縦方向の成分は、1つの照射点から他の照射点まで、深さモジュレータ(6)により、照射を行う前のターゲット容積の位置の変化を検出すること、これを参照テーブルとして運動測定、制御および読出しモジュール(SAMB)のメモリ中に記憶すること、並びにこれを、照射プロセスの間に真実の値に調整することに加えて、ターゲット容積を覆っている健康な組織の構造の変化を検出し、モデル化することにより、補償される。
(もっと読む)


【解決手段】
対象物(M)内の所定容積(T)の強度調整陽子治療用システムが開示され、a)ビーム強度に関して調整できる陽子ビーム(B)を発生させるための陽子源と;b)陽子ビーム(B)中の所望陽子エネルギーに陽子ビーム(B)中の陽子のエネルギーを弱めるために陽子ビーム(B)中に任意に配置できる分解器と;c)多数の陽子ビームを曲げ及び焦点合せ又はそのいずれか一方を行うユニットと;d)対象物(M)の所定容量(T)を貫通する陽子ビーム(B)用の出口を有するビームノズル(N)と;e)ノズル(N)の上流に配置されているビーム曲げ磁石(A3)と;f)陽子ビーム(B)がビーム曲げ磁石(A3)に入る前に陽子ビーム(B)を両方向T,U)に掃引するために前記ビーム曲げ磁石(A3)の上流に配置されている一対の掃引磁石(WT、WU)と;g)前記ビームノズル(N)は10乃至30cm2 の範囲における陽子ビーム(B)に実質的に垂直な横断面走査領域(SF)を定義しており、そしてh)前記掃引磁石(WT、WU)と前記ビーム曲げ磁石(A3)が完全な横断面走査領域(SF)上に平行なビーム配向を保証するように制御されることから成る。
(もっと読む)


粒子および波動のシミュレーションを行うための本システムおよび方法は、核スペクトルおよび全てのスペクトル放射輸送、量子粒子輸送、プラズマ輸送および帯電粒子輸送を伴う計算に関して有用である。本発明は、一般的な3次元問題に埋め込むための正確な変数を生成するメカニズムを提供し、一連の単純単一衝突相互作用有限要素を拡張して、複合多重衝突有限要素を構築することができる手段について説明する。 (もっと読む)


増殖性の組織異常によって引き起こされる疾病の治療において、患者へと投与される高度に原体照射的な電離放射線の線量を直接測定して制御するため、強度変調放射線治療(IMRT)の最中に患者の体構造について、高い時間および空間分解能でのMR画像化を実行するための装置およびプロセス。本発明は、オープンMRI(0015)、マルチリーフ・コリメータ(125)または補償フィルタをベースとするIMRT(020)投与、およびコバルト遠隔治療の技術を、位置合わせされてガントリー(025)へと取り付けられた単一のシステムへと組み合わせている。
(もっと読む)


【解決手段】 標的領域へのレーザー加速陽子放射線量を最適化する方法が開示されている。開示されている方法には、複数の変調連続エネルギー陽子ビームレットを提供する工程と、標的領域に前記複数の変調ビームレットを照射する工程とが含まれる。 (もっと読む)


本発明は照射−遮蔽の仕切り部材(71から78)で仕切られた多重治療室(61〜68)が配列された偏心ガントリー(100)を備える照射システム(1)に関する。可動回転ヘッド(120)はガントリー(100)に接続されて移動することができ、照射ビーム(110)を治療室(61〜68)内へ送達する。シミュレーターヘッド(200−1〜200−8)は好ましくは照射システムに併設されていて、各治療室(61〜68)でそれぞれ使用されることができる。この場合、最初の対象(40−1)が第1の部屋(61)で照射される間、治療準備手続が、これには対象(40−2〜40−8)の位置補正や照射シミュレーションを含むが、同時に他の対象(40−2〜40−8)に対して他の治療室(62〜68)で同時に受けさせることができる。 (もっと読む)


341 - 360 / 367