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Fターム[4E067AA05]の内容

圧接、拡散接合 (9,095) | 接合母材の材料 (2,078) | 金属 (1,688) | アルミニウム又はその合金 (630)

Fターム[4E067AA05]に分類される特許

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【課題】少なくとも3枚の金属板部材を積み重ねて回転ツールで摩擦点接合する方法及びその装置において、金属板部材に摩擦熱を段階的に入力して安定した品質の摩擦点接合を行う。
【解決手段】回転ツール10に、先端の突出部11と、該突出部11よりも径の大きい第1ショルダー部12と、該第1ショルダー部12よりも径が大きく回転軸心方向に相対移動可能に配置された第2ショルダー部13とを設ける。金属板部材W1,W2,W3を、この回転ツール10に対向して配置された受け具20で受けると共に、回転する回転ツール10で押圧し、突出部11及び第1ショルダー部12を押し込む。突出部11が第3金属板部材W1の領域に達した状態で、第2ショルダー部13を相対移動させて第1金属板部材W1を押圧し、金属板部材W1,W2,W3の接合部位を摩擦熱で軟化させ、塑性流動させて接合する。 (もっと読む)


【課題】溶接プロセス時にクラックを形成することを防ぐ又は減少させるように、二つの素材を一体に溶接させる方法を提供する。
【解決手段】
二つのアルミニウム金属素材を一体に溶接する。まず、各素材(1)に部位(2)を用意するが、この用意には摩擦かくはん接合プロセスのような表面処理が含まれ、外面から素材内まで延びる領域(3)が、この領域の外側の素材の結晶粒の構造と比べて、より細かい結晶粒の構造を有するようにする。次に、電子ビーム溶接のような融接プロセスを用いてこれら素材を一体に溶接させ、部位(2)を結合する。上記素材の用意では、素材内に延びる領域(3)の深さは、融接プロセス時に溶融される材料の深さを超える。
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【課題】 第1金属部材と、開口部が設けられた第2金属部材とを、第1金属部材に貫通穴が設けられた状態で摩擦接合させるとともに、第1金属部材と第2金属部材とが異種の材質であっても高い接合強度を得ることができる摩擦接合方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 先端部中央に穴開け加工部4aが設けられ、回転しつつ第1金属部材W1を押圧する回転ツール4を準備するとともに、回転ツールの4対向位置に受け具5を準備し、受け具で第2金属部材N1を支持し、第1金属部材W1と第2金属部材N2とを重ね、回転ツール4を回転させつつ受け具5側に移動させ、第1金属部材W1に穴開け加工部4aから当接させ、更に押圧し、第1金属部材W1に貫通穴W1bを開けると共に、回転ツール4の回転および押圧によって第1金属部材W1を摩擦熱で軟化させて塑性流動を生じさせ、第1金属部材W1と第2金属部材N1とを摩擦接合させる。 (もっと読む)


【課題】複数の金属板部材を積み重ね、該積み重ねた金属板部材を第1及び第2回転ツール10,20で狭持して摩擦点接合する方法及びその装置において、第1及び第2回転ツール10,20の軸心のぶれを防いで、安定した接合品質を得る。
【解決手段】第1回転ツール20を第1突出部23の先端面が第1先端面21と同一平面内にあるか又は第1先端面21よりも後退した状態で、その接合軸X回りに回転させ、その第1先端面21で積み重ねた金属板部材W1,W2,W3を受けると共に、上記第2回転ツール10をその接合軸X回りに回転させながら、その第2先端面11から突出した第2突出部12を第1金属板部材W1に押し込む。その後、第1回転ツール20の第1突出部23を第1先端面21よりも前進させて第3金属板部材W3に押し込み、両回転ツール10,20の摩擦熱によって接合部位を軟化させ、塑性流動させて接合する。 (もっと読む)


【課題】 被接合材を削り取ってしまうことなく摩擦撹拌接合する摩擦撹拌接合工具を提供すること。
【解決手段】 被接合材200同士を突き合わせた接合部に撹拌ピン4を回転させながら挿入し、そのまま接合部に沿って移動させることにより、摩擦熱によって摩擦撹拌して当該接合部を接合するためのものであって、撹拌ピン4は接合部を押圧する円柱状のピンツール2,3に対して同軸に設けられ、そのピンツール2,3は被接合材を押圧するショルダ5,6の周囲に曲面が形成された摩擦撹拌接合工具1。 (もっと読む)


【課題】 2つの部材の突き合わせ部の隙間が大きくても良好な接合ができるようにする。
【解決手段】 2つの部材10、20の突き合わせ部に沿って切削工具60で切削する。切削によって生じた隙間40に補填材30を挿入し、凸部12、22をローラ70で押し、凸部12、22をかしめて補填材30を固定する。次に回転工具80で凸部12、22、補填材30を摩擦攪拌接合する。切削しないで、溶接して補填材を隙間に埋めてもよい。また、切削して、2つの部材を近接させて、摩擦攪拌接合してもよい。 (もっと読む)


【課題】機械的強度を低下させることなく、接合面に生ずる引張、及び圧縮応力を軽減することが可能な炭化タングステン基超硬合金接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金から構成された第一の板状部材2と、オーステナイト相の冷却によってマルテンサイト変態、ベイナイト変態、及びパーライト変態の三つの相変態のうちの少なくとも一つの相変態を起こし得る金属体から構成された第二の板状部材3とを、第二の板状部材3がオーステナイト変態を起こす温度以上に加熱した状態で積層して接合し、次に、上述した三つの相変態のうちの少なくとも一つの相変態を開始する温度まで降温することにより、その接合面4に生ずる引張、及び圧縮応力が1500MPa以下となるように相変態を起こさせて炭化タングステン基超硬合金接合体1を得る炭化タングステン基超硬合金接合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 (1)接合時間が短縮でき、(2)接合部周囲の精密加工部の劣化がなく、(3)精密部品のアセンブリ後の接合が可能となり、(4)小型化した気化器を実現でき、しかも、(5)接合による機械的強度低下がなく、長寿命の気化器となり、(6)接合部への熱負荷により割れなどの欠陥を生じない、長寿命の気化器となり、(7)気化器を高温化でき、気化器をより高温域で使用可能となることからタールなどが生成しなくなり、長寿命で画期的な燃料気化器を提供する。
【解決手段】 気化器本体を熱伝導の良い金属で成形した各部品を接合して形成する構成とし、少なくとも気化器通常使用温度が300℃を超える部位の接合個所aは、金属の溶融を伴わない固相接合若しくは摩擦撹拌接合により接合した構成とした燃料気化器。 (もっと読む)


【課題】 接合ツールの磨耗を低減することができるスポット接合用摩擦撹拌接合装置を提供する。
【解決手段】 被接合物3に形成される被接合部分3aに接合ツール4を没入させる前に、被接合部分3aにレーザ光を照射させて、被接合部分3aを軟化温度に達するまで加熱させる。これによってツール没入直後の摩擦接触によってする被接合部分3aの加熱を、レーザ光による加熱で置き換えることができる。接合ツール4が被接合部分3aに接触する段階では、既に被接合部分3aは高温に加熱されて軟化している。したがって被接合部分から接合ツール4に与えられる抵抗力および衝撃力を小さくすることができる。このようにして接合ツール4、特に先端のピン部6にとって磨耗損失の点で最も過酷な接合初期の摩擦発熱過程をレーザ加熱で置き換えることで、接合ツール4に生じる磨耗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、良好な接合面が得られ、且つコストアップににつながらない金属部材の接合方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 摩擦撹拌接合法で2つの金属製被接合部材11を接合する接合方法において、2つの被接合部材11間にインサート材12を挟むと共に、このインサート材の一部を被接合部材11から突出させ、この突出部18を摩擦撹拌の際に流動化させて被接合部材11に被せるようにしたことを特徴とする。具体的には、回転工具を回転させ、被接合部材11と突出部18を備えるインサート材12との境界面となる挟み部13にピンを食い込ませながら、回転工具の当り面19をインサート材12と被接合部材11とに当接させ、挟み部13に沿って送り速度Fで送ることにより被接合部材11同士を接合する加工であるといえる。 (もっと読む)


【課題】 組み立て作業性の向上を図りつつ、十分な剛性を担保することができる鉄道車両構体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 鉄道車両構体1では、ドア側接合片10aと窓側接合片12aとが突き合わされた状態でドアブロック10と窓ブロック12とが接合されている。これにより、各接合片10a,12aを、ドアブロック10と窓ブロック12との接合部分に延在する縦骨としてそのまま機能させることができるため、鉄道車両構体1の組み立て作業性を良好なものにしつつ、上下方向における剛性を十分に担保できる。また、鉄道車両構体1では、ドアブロック10によってドア部14及び戸袋25a,25bがユニット化され、窓ブロック12によって窓部26がユニット化されている。従って、ドアブロック10及び窓ブロック12の配置数を増減させることで様々なタイプの側構体4を容易に作製できる。 (もっと読む)


【課題】接合する部材と干渉することを回避することが可能であり、部材の肉厚を減少させることを回避することも可能である摩擦撹拌接合装置を提供する。
【解決手段】摩擦撹拌接合装置10は、位置決め固定された第1アーム12と、該第1アーム12に対して接近又は離間するように変位する第2アーム14と、該第2アーム14を変位させるためのロッド20及び変位回転モータ24と、第2アーム14の先端部に配設された摩擦撹拌接合用工具18とを有する。この摩擦撹拌接合装置10においては、摩擦撹拌接合用工具18が、変位回転モータ24から離間した位置に配設される。 (もっと読む)


【解決手段】 複数の金属板を互いに積層加工する方法が開示されており、前記方法は、(a)露出した表面を有する第1及び第2の概ね平坦な金属板を、互いに間隔を空けた平行な関係に配置する段階と、(b)前記間隔を空けて配置した両板を決まった位置に固定する段階と、(c)前記第1の板の前記露出した表面に対して、発射体を、前記第1及び第2の板の間にスポット衝突を作り出し、前記両板の間の前記発射体の衝突した点に冶金学的溶接を作り出せるだけの速度で押し出す段階と、で構成されている。
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【課題】
チタンアルミ金属間化合物製部材の精密機械加工性を改善し、これによって、チタンアルミ金属間化合物の軽量であり、且つ、高強度、高弾性率の特性を活かした精密機械装置の部材の提供を可能ならしめることにある。
【解決手段】
中央先端の凹部に、精密加工が可能で、且つ、熱膨張率が基体11を構成するチタンアルミ金属間化合物よりも大きい金属体12としてのTiをインサート13としてCuメッキ層を介して固相結合によって一体化したものである。そして、その金属体12に精密ネジ孔14を形成して目的の部材とする。 (もっと読む)


【課題】 当接部の隅部における切欠きを低減し、切欠きによる応力集中の発生を防止し得る摩擦撹拌接合法とその装置及び裏当て具を提供する。
【解決手段】 プローブの回転半径rと長さhを、プローブの回転により形成される軟化撹拌部の、接合面におけるプローブの軸中心からの幅wが、プローブの軸中心から被接合材の当接部の隅部側面までの距離xと同じになるように設定し、裏当て具を、上記ツールの移動方向に沿って被接合材の当接部の隅部側面に密着して保持せしめた状態で、被接合材の当接部を隅部に切欠きとなる非接合部がない状態に接合するようにした。 (もっと読む)


【課題】 両面ともに平坦で、内部に微小な細径管路を有する薄肉軽量なロールボンドパネルを、圧着防止剤を用いることなく、かつ膨管工程を実施することなく簡易に製造しうる方法を提供する。
【解決手段】 互いに圧着接合すべき2枚の金属板1A、1Bの接合面に予め所定パターンに管路形成用溝4、4を形成したのち、これら両金属板1A、1Bを熱間圧延によって圧着接合することにより、内部に上記溝4、4が狭窄されて縮小された細径管路2を残存形成させる。 (もっと読む)


【課題】 ボビンツール型回転工具に関する種々の欠点の解消を図った摩擦攪拌接合方法とその装置を提供する。
【解決手段】 母材接合部の表裏両面側から裏面押圧部材1と表面押圧部材2を摺動回転させながら加熱を行うとともに、少なくとも一の押圧部材とともに回転する攪拌部材3により攪拌させながら両押圧部材と攪拌部材からなる回転工具を所定方向に移動させて行う摩擦攪拌接合方法において、 両押圧部材との間隔を可変に構成された裏面押圧部材と表面押圧部材により母材接合部の表裏両面に倣いながら摩擦荷重制御を行うとともに、接合完了時に、工具荷重制御から工具位置制御に切り替えて、攪拌部材を回転軸方向に移動させた後若しくは移動途中に攪拌部材を回転させるか若しくは攪拌部材を回転軸方向に移動させ攪拌部材の移動に同期して裏面押圧部材と表面押圧部材が母材押圧面より離間させる。 (もっと読む)


【課題】 棒状部材と板状部材との重ね継手の製作に際し、接合線の延長や部材の大型化を行うことなく、継手強度の向上を図る。
【解決手段】 金属棒状部材Aの外周面に金属板状部材Bを重ね合わせて摩擦撹拌接合するに際し、接合用ツール10のプローブ11を、その先端部が前記板状部材Bを厚さ方向に貫通して棒状部材A内に達する深さに挿入するとともに、プローブ11の先端面12が棒状部材Aと板状部材Bとに跨る状態に位置決めするものとし、このプローブの挿入状態において、接合用ツール10を回転させつつ前記棒状部材Aの長さ方向に相対移動させることにより、両部材A、Bを摩擦撹拌接合する。例えば、前記プローブ11を、その先端面12外周縁の一側部Y1が前記面接触領域の接触界面からはみ出して板状部材B内に臨む状態に位置決めする。 (もっと読む)


【課題】 優れた接合強度を有し、接合面によってそれぞれの接合材のチタンアルミ金属間化合物と銅合金の特性が失われることのない接合法を提供する。
【解決手段】 チタンアルミ金属間化合物と銅合金をHIPのような熱間加圧によって固相接合するもので、接合面にチタンアルミ金属間化合物の熱膨張率(11〜12×10−6/℃)と銅合金の熱膨張率(15〜20×10−6/℃)差から界面に生じる熱応力を緩和するためのインサート金属として30μmを超え、1000μm以下の銅を挿入する。 (もっと読む)


【課題】 組み立て作業性の向上を図りつつ、十分な剛性を担保することができる鉄道車両構体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 鉄道車両構体1では、周縁部から車両内面側に向けて突出する第1の接合片18bを有する第1の外板パネル18と、周縁部から車両内面側に向けて突出する第2の接合片20aを有する第2の外板パネル20とが、第1及び第2の接合片18b,20aが突き合わされた状態で接合され、その突き合わせ接合部分は、内側溶接部W1、外側溶接部W2及び中間連結部W3によって溶接されている。これにより、互いに突き合わされて接合された接合片18b,20aを外板パネル18,20同士の接合部分に延在する骨部材としてそのまま機能させることができ、鉄道車両構体1の組み立て作業性を良好なものとしつつ、剛性を十分に担保することができる。 (もっと読む)


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