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本発明は、腐食防止金属コーティングを有する金属ストリップを製造する方法に関し、方法は、金属ストリップを、2から8重量%のアルミニウム、0から5重量%のマグネシウム、および0.3重量%以下の合金元素を含み、残部は亜鉛および不可避の不純物を含み、350から700℃の温度で維持された溶融金属浴に浸漬することと、被覆金属ストリップを、ストリップの両面にノズルがガスを噴霧することによって乾燥することと、コーティングの完全な凝固まで、制御された方法でコーティングを冷却し、前記冷却は、乾燥後の温度とコーティングの凝固開始との間で15℃/s未満の速度で行われ、次いで、コーティングの凝固の開始と終了との間で15℃/s以上の速度で行われることとからなるステップを含む。本発明は、また、前記方法を使用することによって得ることが可能な金属ストリップ、および前記ストリップの変形によって得られた金属部品に関する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Zn系溶融めっき鋼材において、めっき成分が2%以上のAl濃度においても裸耐食性と塗装後の耐食性を高いレベルで両立した高耐食性溶融Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】めっき層中にAlを2〜12%、好ましくは2〜6%、Mgを0.6〜4%、Caを0.06%以上で、かつMgはAlの80%以内、CaはMgの3%以上10%以内の割合の濃度で含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなる合金めっき層を有することを特徴とする高耐食性溶融Zn系合金めっき鋼材。さらに、Cr、Mn、Co、Ni、Cuから選ばれる1種ないし2種以上を合計で0.02〜3%、Ti、V、Nb、W、Zr、Mo、La、Ce、Hf、Yから選ばれる1種ないし2種以上を合計で0.02〜0.5%含有しても良い。 (もっと読む)


【課題】耐食性(特に耐白錆性)に優れたクロメートフリー被覆溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】溶融亜鉛めっき層およびクロメートフリー皮膜を有するクロメートフリー被覆溶融亜鉛めっき鋼板であって、溶融亜鉛めっき層について、高周波グロー放電発光分光分析による深さ方向のAl濃度プロファイルを測定したとき、溶融亜鉛めっき層の最表面から深さ20nmの領域にAl量の最大ピークを有しており、溶融亜鉛めっき層の最表面から深さ20nmの位置におけるAlおよびOは、Al:2.5質量%以上、およびO:2.0質量%以上を満足している。 (もっと読む)


液体金属により固体基体の表面を濡らす方法であって、高エネルギービームにより前記表面を活性化することと、活性化状態で液体金属を表面に導入することと、を含み、前記表面の温度が前記液体金属の融点よりも高いことを特徴とする液体金属により固体基体の表面を濡らす方法。
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【課題】溶融アルミニウムめっき鋼板表面の全面にわたって、めっきむらが無く、プレス後にスパングルの浮き出しが発生しない優れた外観を得ることができる溶融アルミニウムめっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:3〜15質量%を含み残部はAlと不可避的不純物からなる溶融アルミニウムめっきを施した鋼板表面のスパングル径を0.1mm〜10mmに調整した後、スキンパス圧延機のNo.1スタンドのロール粗度Ra1:0.1μm〜0.5μmとしてスキンパス圧延した後に、No.2スタンドのロール粗度Ra2:1.5μm〜4.0μmとしてスキンパス圧延を行うことを特徴とする、表面が梨肌模様の溶融アルミニウムめっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 フェライト組織を主相とした高強度複合組織合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形後の外観不良を改善し、自動車用外板として使用可能な高強度複合組織合金化溶融亜鉛めっき用鋼板及び亜鉛めっき鋼板の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.02〜0.3%、Si:0.1〜2.0%、Mn:1.0%未満、Cr:1.0超〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.014%以下、N:0.001〜0.008%、を含有し、且つ、2.5≦1.5Mn%+Cr%、4.1−2.3Mn%−1.2Cr%≦Si%を満足し、残部Feおよび不可避不純物からなることを特徴とする溶融亜鉛めっき用鋼板であり、必要に応じて、さらに、Co:0.01〜1%、Mo:0.01〜1.5%の一種または二種以上を含有させる。 (もっと読む)


【課題】アルミめっき浴中のSi%などの操業条件が変化しても安定してめっき表面の模様の発生を抑制し、良好な外観を有する溶融アルミめっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】連続式溶融アルミめっきラインにおいて、SiおよびCaを含有する溶融アルミめっき浴から引き上げられる鋼板のめっき付着量を調整した後、めっき層の初晶温度から共晶温度までの冷却速度CRが下記(A)式を満足することを特徴とする、良好な外観を有する溶融アルミめっき鋼板の製造方法。0.9×CRpre≦CR≦1.1×CRpre・・・(A)ここに、CRpre=f(Si%、Ca%)=4.9×10-3×LS×(659.05e−0.0096Si%+500Ca%-577)CRpre:プレAJC設定冷却速度(℃/sec)LS:ラインスピード(mpm)Si%:めっき浴中Si濃度(質量%)Ca%:めっき浴中Ca濃度(質量%) (もっと読む)


【課題】 めっき層中のFeとZnの合金相の未形成部分の占める面積が、鋼板全体の面積の10%未満であり、強度と成形性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。上記合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、連続式亜鉛めっき製造設備で製造するにあたり、設備改造や工程を加えることなく低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】 Cを0.05〜0.40質量%、Siを0.2〜3.0質量%、Mnを0.1〜2.5質量%含有し、残部をFeおよび不可避的不純物からなる鋼板の表面に、Fe濃度が7〜15質量%、Al濃度が0.01〜1質量%で、残部がZnと不可避的不純物からなるZn合金めっき層を有し、さらに、該めっき層中にAl酸化物、Si酸化物、Mn酸化物、及びそれらの複合酸化物から選ばれる一種以上の酸化物粒子を、単独または複合して含有することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】低降伏比型高強度溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板において、厳しい溶接条件であっても溶融金属脆化割れを安定して抑止できるものを提供する。
【解決手段】素地鋼板が、質量%でC:0.05〜0.25%、Si:1.5%以下、Mn:1〜2%、N:0.005%以下、Ti:3.43×N〜0.05%、B:0.0003〜0.01%、Cr:0.5〜2%、必要に応じてさらにNb:0.3%以下、V:1%以下、Mo:1%以下、Zr:1%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物、Mn+1.29Cr≧2.05である組成を有し、素地鋼板がフェライト相+5体積%以上のマルテンサイト相からなり、素地鋼板のMn偏析が、Mn最大濃度(質量%)/Mn最小濃度(質量%)≦2を満たす範囲である、引張強さ590MPa以上、降伏比0.7未満のZn−Al−Mg系めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、RoHS指令に従い、Pb含有量を0.1質量%以下、Cd含有量を0.01質量%以下に抑制した溶融亜鉛浴を用いた場合であっても、不めっき発生の少ない溶融亜鉛めっき材の製造方法およびこの方法により製造されためっき鋼管を提供することにある。
【解決手段】 フラックス処理を施した被めっき材を、加熱溶融した溶融亜鉛浴に所定時間浸漬し、引き上げ後、冷却することにより、前記被めっき材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成してなる溶融亜鉛めっき材の製造方法において、前記溶融亜鉛浴は、Bi:0.4〜1.5質量%およびPb:0.1質量%以下を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】RoHS指令に従い、Pb含有量を0.1質量%以下、Cd含有量を0.01質量%以下に抑制した溶融亜鉛浴を用いた場合であっても、不めっき発生の少ない溶融亜鉛めっき材の製造方法およびこの方法により製造されためっき鋼管を提供する。
【解決手段】フラックス処理を施した被めっき材を、加熱溶融した溶融亜鉛浴に所定時間浸漬し、引き上げ後、冷却することにより、前記被めっき材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成してなる溶融亜鉛めっき材の製造方法において、前記溶融亜鉛浴は、Sb:0.1質量%以上、Bi:0.3質量%以上でかつ、これらSbおよびBiの合計で1.5質量%以下、ならびに、Pb:0.1質量%以下を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、RoHS指令に従い、Pb含有量を0.1質量%以下、Cd含有量を0.01質量%以下に抑制した溶融亜鉛浴を用いた場合であっても、不めっき発生の少ない溶融亜鉛めっき材の製造方法およびこの方法により製造されためっき鋼管を提供することにある。
【解決手段】 フラックス処理を施した被めっき材を、加熱溶融した溶融亜鉛浴に所定時間浸漬し、引き上げ後、冷却することにより、前記被めっき材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成してなる溶融亜鉛めっき材の製造方法において、前記溶融亜鉛浴は、Snを2.0〜2.4質量%およびPbを0.1質量%以下含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Ti添加IF鋼をめっき原板とするZn−Al−Mg系めっき鋼板において、厳しい溶接条件であっても溶融金属脆化割れが安定して抑止できるものを提供する。
【解決手段】質量%でAl:3〜22%、Mg:1〜10%、残部実質的にZnからなる溶融めっきを施しためっき鋼板において、素地鋼板を、質量%でC:0.01%未満、Si:1.5%以下、Mn:2%以下、P:0.15%以下、S:0.015%以下、N:0.005%以下、Ti:0.15%以下、B:0.0003〜0.01%、Cr:0.4〜3%、Nb:0.02〜0.15%であり、必要に応じてV:2%以下、Mo:2%以下、Zr:2%以下、Cu:1%以下、およびNi:1%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物、かつTi≧4×C+3.43×N+1.6×Sを満たす組成の鋼で構成したZn−Al−Mg系めっき鋼板。 (もっと読む)


MgSi粒子をコーティング微細構造中に有するAl−Zn−Si−Mg合金被覆ストリップを開示する。上記MgSi粒子の分布は、コーティングの表面が少量のMgSi粒子しか有さないかまたは少なくとも実質的にMgSi粒子を含まないような分布である。
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【課題】590MPa以上のTSを有し、かつ延性および伸びフランジ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.05〜0.3%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.5〜3.5%、P:0.003〜0.100%以下、S:0.02%以下、Al:0.010〜1.5%を含有し、SiとAlの添加量の合計が0.5〜2.5%であり、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、面積率で、20%以上のフェライト相と10%以下(0%を含む)のマルテンサイト相と10%以上60%以下の焼戻しマルテンサイトを有し、体積率で、3%以上10%以下の残留オーステナイト相を有し、かつ、残留オーステナイトの平均結晶粒径が2.0μm以下である。さらに、好ましくは、前記残留オーステナイト中の平均固溶C濃度が1%以上である。 (もっと読む)


【課題】RoHS指令に従い、Pb含有量を0.1質量%以下に抑制した溶融亜鉛浴を用いた場合であっても、不めっき発生の少ない溶融亜鉛めっき材の製造方法およびこの方法により製造されためっき鋼管を提供する。
【解決手段】フラックス処理を施した被めっき材を、加熱溶融した溶融亜鉛浴に所定時間浸漬し、引き上げ後、冷却することにより、前記被めっき材の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を形成してなる溶融亜鉛めっき材の製造方法において、前記溶融亜鉛浴は、Sb:0.1〜1.5質量%およびPb:0.1質量%以下を含有する組成。 (もっと読む)


本発明は、連続して移動する圧延された鋼ストリップのための溶融めっき装置を提供し、この溶融めっき装置において、ストリップは、ストリップ上に堆積させられるための金属、例えば亜鉛及びアルミニウムの溶融混合物を含むコーティングタンクにおいて浸漬される。溶融混合物は、前記コーティングタンクと準備装置との間を連続して循環させられ、この準備装置において、溶融混合物の温度が、鉄溶解度限界を低下させるために故意に低下させられ、準備装置の融解ゾーンにおける亜鉛−アルミニウムZn−Al合金を含む少なくとも1つのインゴットの融解を活性化させるように十分に高く、これにより、ストリップに堆積される溶融混合物を補償するように十分な量で、溶融混合物(Zn,Al)の付加的な供給を保証する。複数の実施形態によれば、装置は、熱的に最適化された溶融混合物循環回路を有する。
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本発明は連続的に走行する圧延鋼ストリップの浸漬亜鉛めっき方法であって、該ストリップを、該ストリップ上に堆積される金属、例えば亜鉛とアルミニウムとの液体混合物浴を含有するコーティング槽に浸漬して、前記のコーティング槽と調製装置との間を永続的に循環させ、該液体混合物の温度は、鉄の溶解閾値を下げるために自発的に低下し、且つ、前記の調製装置内で少なくとも1つのZn−Alインゴットの溶融を、ストリップ上への堆積によって消費された液体混合物を補償するために必要な量で行うために充分に高められている、浸漬亜鉛めっき方法について記載する。前記の方法は該液体混合物の循環路が熱的に最適化されるように実施される。
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【課題】 非常に経済・且つ便利に溶融金属にて発生するドロス問題を解決する。
【解決手段】 ノニルフェノールエトキシレート51.19〜91.19部、有機アミン3〜15部、リン酸0.3〜5部、フィチン酸0.5〜8部を主な構成成分及び重量分含有量とし、その中には適当量の香料エッセンスも含有できる、溶融金属の抗酸化還元剤及びその調製方法及び応用であり、溶融金属の抗酸化還元剤は水溶性の油状液体で、還元剤は引火点がなく溶融金属に添加される際に飛び散らず自動・快速に拡散され、溶融金属より軽いので流動液面全体に覆われて空気を隔絶し酸化を効果的に防ぎ、中に含有される活性物質と有機又は無機酸は金属ドロス内部の引力を分散・酸化し、金属ドロスの内部構造を破壊して有用な金属を還元させ、還元効率は約95%でコストパフォーマンスが高く、残留のドロスが少なく水に溶解でき、清潔で設備のメンテナンスも便利である。 (もっと読む)


金属基材、たとえば、スチール片をコーティングする方法を開示する。この方法は、ここで記載されるように、合金コントロール材料を基材上に蒸着または電着させ、基材を溶融コーティング材料浴に通して、溶着させた合金コントロール材料上にコーティング材料のコーティングを形成することを包含する。
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