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Fターム[4K029FA05]の内容

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Fターム[4K029FA05]に分類される特許

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本発明は、基材(100)の表面に、特に鍛造用の型の表面に、表面コーティングを形成するためのコーティング系(1)に関し、ここで、コーティング系は、(VMeα(Nβの組成の少なくとも1つの表面コーティングを含み、式中、コーティングに存在する原子V、Me、M、Xに対して、(a+b+c+d)=α、α=100%であり、コーティングに存在する原子N、C、Oに対して、(u+v+w)=β、β=100%であり、コーティングにおける全原子の合計(α+β)=100原子%であり、ここで、40≦α≦80原子%であり、Meは、化学元素の周期律表のZr、Hf、Nb、Ta、Mo、W、Ni、Cu、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Smからなる化学元素の群からの少なくとも1種の元素であり、Mは、Ti、Crからなる化学元素の群からの少なくとも1種の元素であり、Xは、化学元素の周期律表のS、Se、Si、Bからなる化学元素の群からの少なくとも1種の元素であり、式中、0≦u≦100、0≦v≦100、及び0≦w≦80である。本発明によれば、50≦a≦99、1≦b≦50、0≦c≦50、及び0≦d≦20である。
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【課題】帯電防止性および耐久性の良好な反射防止層を形成できる光学物品を提供する。
【解決手段】プラスチックレンズ基材1と、この基材1の上にハードコート層2を介して形成された透光性の反射防止層3とを有し、反射防止層3の1つの層32の表面33がシリサイド化されているレンズ10を提供する。このレンズサンプルは、シート抵抗が従来のサンプルに比較し、3桁〜6桁(103〜106)程度小さくなり、光吸収損失の大幅な増加もなく、優れた耐薬品性および耐湿性を備えている。 (もっと読む)


【課題】 従来の硬質皮膜であるTiN皮膜やTiAlN皮膜よりも耐摩耗性に優れた硬質皮膜およびその形成用スパッタリングターゲット材を提供する。
【解決手段】[1](Zr1-a-b ,Hfa ,Mb )(C1-x x )からなる硬質皮膜(但し、MはW,Moの1種以上)であって、0≦1−a−b、0≦a、0.03≦b≦0.35、0≦x≦1を満たすことを特徴とする硬質皮膜、[2](Zr1-a-b-c ,Hfa ,Mb ,Dc )(C1-x x )からなる硬質皮膜(但し、DはSi,Bの1種以上)であって、0≦1−a−b、0≦a、0.03≦b≦0.35、0.03≦c≦0.3、0≦x≦1を満たすことを特徴とする硬質皮膜等。なお、上記式において、aはHfの原子比、bはMの原子比、cはDの原子比、xはNの原子比を示すものである。 (もっと読む)


【課題】摩耗性や耐焼付き性を向上させるために硬度を高めた硬質皮膜を被覆する場合であっても、鉄基合金基材表面に窒化層を形成した基材と硬質皮膜との密着性を優れたものとした硬質皮膜被覆部材、およびこのような硬質皮膜被覆部材を有する治工具を提供する。
【解決手段】本発明の硬質皮膜被覆部材は、鉄基合金基材表面に窒化層を形成した後に、PVD法によって窒化膜、炭化膜または炭窒化膜を窒化層上に形成した硬質皮膜被覆部材であって、前記窒化層中のFe−N化合物におけるX線回折のピークを、基材表面を基準として入射角θ−回折角2θの条件で測定したときに、ε相(Fe2-3N)の(101)のピークに対するγ’相(Fe4N)の(111)のピーク強度比が、60%以下である。 (もっと読む)


【課題】従来の機械部材は耐摩耗性、耐焼き付き性及び耐腐蝕性に劣る欠点があった。
【解決手段】本発明の窒素含有Cr被膜においては、窒素を含有するCr膜中に100原子当たり 50〜99のクロム 原子及び50〜1 の窒素原子を含むCrXY 結晶を点在せしめる。また、機械部材、特に自動2輪車、自動3輪車、自動4輪車等の摩擦摩耗部品の表面に被膜を設ける。 (もっと読む)


【課題】金属層の引張り応力の増大による不具合を防止することが可能な銅蒸着基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】銅蒸着基材100は、絶縁層1上に、密着強化層3を介して銅からなる金属層2が形成された構成を有する。金属層2は、真空蒸着によって形成され、複数の銅粒子により構成される。金属層2を構成する全ての銅粒子の表面積の合計に対して、40nm以上100nm以下の粒径を有する銅粒子の表面積の合計の比率は、7%以上である。 (もっと読む)


【課題】アスペクト比が高くて幅が狭い凹状フィーチャーに誘電層を形成するための新規方法を提供する。
【解決手段】間隙に流動性重合膜をプラズマ強化化学気相成長(PECVD)法によって形成した後で、当該膜を誘電材料に変換するためのインサイチュ(in−situ)処理を実行することを含む。インサイチュ処理は、純粋な熱処理プロセスまたはプラズマ処理プロセス。堆積−インサイチュ処理−堆積−インサイチュ処理というプロセスを実行して、間隙に誘電層を形成する。この一連の手順は、間隙をボトムアップ式に充填するべく必要なだけ繰り返される。エクサイチュ処理後プロセスは、間隙の充填が完了した後で実行される。特定の実施形態によると、誘電率が3.0未満の膜が形成される。上記プロセスは、フロントエンドおよびバックエンドの間隙充填に利用可能である。 (もっと読む)


【課題】 真空チャンバ内に浮遊する粒子の観察窓への付着を防止でき、真空チャンバ内の広範囲を連続観察が可能な観察窓を有する真空処理装置を提供する。
【解決手段】 真空処理装置の観察窓2は、真空チャンバ壁1aに取り付けられ外壁接続部分21と外壁接続部分21に連通する筒状体10と、筒状体10の内部に軸方向を一致させて挿着したハニカム構造柱状体11と、筒状体10の外側端部に組み込まれた窓材12で構成されている。外壁接続部分21は可撓管なので、筒状体を真空チャンバ壁1aの法線方向で前記法線を中心に0°として−45°以上から45°以下の範囲に傾けることができる。ハニカム構造柱状体長さに対するハニカム断面最長対角線長さの比は0.085以下が好ましい。ハニカム構造柱状体のハニカム断面最長対角線長さは10mm以上、ハニカム構造柱状体長さは1000mm以下が好ましい。 (もっと読む)


【課題】プラズマ生成部で発生するプラズマ光が被処理物に照射されるのを防止し、被処理物の変質等を防止する。
【解決手段】吹出しノズル20の内部の吹出し路21のプラズマ導入口21aをプラズマ生成部10の放電空間12に連ね、吹出し口21eを処理空間8に臨ませる。処理ガスを放電空間12に導入してプラズマ化し、吹出し路21を経て、吹出し口21eから吹出し、処理空間8の被処理物90に接触させる。吹出し路21内には、ガス流通を許容するようにして遮光部材23を設ける。遮光部材23によって、プラズマ導入口21aから吹出し口21eへ向かう光を遮る。 (もっと読む)


【課題】 ビフェニルテトラカルボン酸系のポリイミドフィルム表面に金属薄膜を形成した金属薄膜積層ポリイミドフィルムを加熱条件下あるいは加湿条件下に置いた後でも剥離強度の低下が少ないポリイミドフィルムの表面処理方法、および金属薄膜を有するポリイミドフィルムを提供する。
【解決手段】 ビフェニルテトラカルボン酸成分を有するポリイミドフィルムの表面を過マンガン酸カリウムおよび/または過マンガン酸ナトリウムと水酸化カリウムおよび/または水酸化ナトリウムとを含む溶液で処理した後、酸処理することによって金属との接着力を改善する表面処理方法。 (もっと読む)


本発明は、気相からの堆積により、特にPVD(物理蒸着)又は反応性PVD法に従って気相からの物理的な堆積により、基材コンポーネントの表面処理及び/又はコーティングするための機構に関する。複数の基材キャリアと複数のコーティング及び/又は処理ユニット、例えば、蒸発器の源、陰極、ターゲット、マグネトロン、フィラメント陰極、及びエッチング陽極などは、真空にすることができる堆積又は処理チャンバー内に配置されている。システムのより経済的な利用のために、設備に1つのバッチで導入される基材コンポーネントを、異なる処理(例えば、コーティングや、表面処理など)にかけることができるように、モジュール方式で装備することができる。さらに、本発明は、基材コンポーネントの表面処理及び/又はコーティングするための新たな方法を提供し、この方法を使用することにより、PVD(物理蒸着)又は反応性PVD法によるコーティング設備が大幅にコスト効率よく操作させることができる。それは、以下の方法の工程を特徴とする:a)基材コンポーネントのための所望のコーティング又は処置プログラムに従って、堆積又は処理チャンバー内に、モジュールから、コーティング及び/又は処置ユニット(蒸発器、陰極、ターゲット、マグネトロン、フィラメント陰極、及び腐食性の陽極など)及び遮蔽素子を作り上げ、b)同じ処理を受けることになる基材コンポーネントを基材キャリアに設置し、c)堆積または処理チャンバーを閉じ、d)1つのバッチで、基材キャリア上にグループで結合される基材コンポーネントに対する個々の処理又はコーティングプログラムを実行する。
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【課題】アルミニウムが有する特長(優れた導電性・加工性・軽量性・リサイクル性等)を損なうことなく外部環境に対する耐食性・耐久性を付与するとともに内部における局部電池腐食を抑制することにより、電気化学的に厳しい環境下においても電極材料として有用な優れた耐食性と耐久性とを併せ持つアルミニウム材料を提供する。
【解決手段】アルミニウム材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材1の外層に防食層3と導電層5とが形成されたアルミニウム材料であって、前記基材1と前記防食層3との間にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなり平均厚さが10nm以上200nm以下の接着層2が形成され、前記防食層3は、その自然電位が前記接着層2の自然電位よりも-0.1V乃至1.2V大きく、かつ大気中で不動態被膜を形成しやすい材料である。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムが有する特長(優れた導電性・加工性・軽量性・リサイクル性等)を損なうことなく電極材料として好適に利用可能となる、錫とアルミニウムとの密着性に優れかつ耐食性に優れた錫被覆アルミニウム材料を提供する。
【解決手段】錫被覆アルミニウム材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材1の外層に、防食層3と、錫または錫合金からなる電気接点層4とが形成された錫被覆アルミニウム材料10であって、前記防食層3が、チタン、クロム、ニオブから選ばれる1種または前記選ばれる1種を主成分とする合金からなる層である。 (もっと読む)


【課題】 絶縁性膜の生成時において、当該絶縁性膜が陽極の表面に付着するのを防止し、ひいてはプラズマの安定化を図る。
【解決手段】 本発明に係るイオンプレーティング方式の成膜装置10によれば、陰極としてのフィラメント40と陽極としてのアノード42との間にプラズマが発生する。そして、このプラズマによって、膜材料をイオン化し、イオン化された膜材料を被処理物28,28,…の表面に照射することで、当該被処理物28,28,…の表面にcBN膜等の絶縁性膜を形成する。このとき、フィラメント40については、積極的に加熱されるので、当該フィラメント40の表面には絶縁性膜は付着しない。一方、アノード42についても、その表面に当該絶縁性膜が付着するのを防止し得る程度に、自己加熱させる。これにより、これら両者間に発生するプラズマの安定化が図られる。 (もっと読む)


【課題】 スパッタリング法などの真空成膜法により樹脂フィルムに金属膜を成膜する際に、樹脂フィルムのシワの発生を抑制することができ、実質的にシワのない金属積層樹脂フィルム基板を製造する方法を提供する。
【解決手段】 樹脂フィルム上に真空成膜法により金属膜を形成する際に、内部に温度120〜300℃の温媒を循環させたキャンロール4に樹脂フィルムFの裏面を接触させながら、樹脂フィルムFの表面に金属膜を成膜する。樹脂フィルムFは150℃以上のガラス転移点を有するものが好ましく、特にポリイミドフィルムが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、VNの特性とTiAlNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、VNからなるA層と、Ti1-xAlxN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


本発明は、ターゲットとして実施され、アーク蒸発ソースの一部である第1の電極を有する真空処理システム内でワークピースを表面処理する方法であって、第1の電極によって、アーク電流を用いてアークを動作させ、ターゲットから、ワークピース上に少なくとも部分的に、かつ断続的に堆積させる材料を蒸発させ、ワークピースホルダとして実施され、ワークピースと共にバイアス電極を構成する第2の電極を有し、電圧供給部によって、バイアス電極にアーク電流と整合するようにバイアス電圧を印加し、したがって本質的に、表面上に材料が正味で蓄積されない方法に関する。
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【課題】DLC被膜と基材との密着性向上を図り、DLC被膜が基材から不所望に剥離することを防止でき、耐摩耗性の向上を図り、エンジンの運転開始初期状態等での表面損傷を防止して、焼き付き防止を図れるだけでなく、その後の潤滑状態を良好にして、十分な耐久性の確保を図れるロッカアームアッシーを提供する。
【解決手段】DLC被膜12を軸基材8に施し、このDLC被膜12は、sp2-及びsp3-交雑炭素を含むアモルファス炭化水素を有する最外層の表面層と、この表面層よりも内側で且つ軸基材8に臨み、少なくともクロムを含有する下地層と、これら表面層と下地層との間に介在され、クロムと炭化タングステンとを含むクロム-炭化タングステン層とを有し、前記クロム-炭化タングステン層の炭化タングステンの含有量が、前記下地層側から前記表面層側に向かって増加する傾斜構造を有する。 (もっと読む)


【課題】基材と密着性に優れる中間層と、耐摩耗性に優れる表面層であるDLC層とを備え、DLC層最下部と中間層との間でも剥離を生じることがなく、耐摩耗性にも優れる硬質多層膜成形体、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】超硬合金材料または鉄系材料からなる基材の表面に多層の膜を形成してなる硬質多層膜成形体1であって、上記多層の膜は、(1)この多層の表面層5として形成される、炭素供給源として固体ターゲットのグラファイトのみを使用し、水素混入量を抑えて成膜したDLCを主体とする膜と、(2)この表面層5と基材2との間に形成される、少なくともクロムまたはタングステンを主体とする中間層3と、(3)この中間層3と表面層5との間に形成される炭素を主体とする応力緩和層4とからなり、応力緩和層4は、その硬度が中間層3側から表面層5側へ連続的または段階的に上昇する傾斜層である。 (もっと読む)


【課題】高速摺動下においても高負荷に耐え得る実質的に水素を含有しない低クロム含有DLC(ダイヤモンド状炭素)膜および実質的に水素を含有しない低クロム含有DLC膜を成膜した摺動部品を提供する。
【解決手段】DLC膜中のCr含有量をX(at%)、DLC膜の表面硬さをビッカース硬さでY(Hv)とした場合、式0.5≦X≦0.7、300≦Y<500およびY<−869X+1043の各式を満足する領域の範囲内にある実質的に水素を含有しない低クロム含有DLC膜とする。また、DLC膜と母材との間に、Crのみから成る第1の層およびCrとCとから成る第2の層を成膜した摺動部品とする。 (もっと読む)


201 - 220 / 656