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Fターム[4K062CA03]の内容

金属の防食及び鉱皮の抑制 (5,647) | 防錆、防食条件 (616) | PH (77)

Fターム[4K062CA03]に分類される特許

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【課題】金属の防食性能に優れ、かつリン化合物および亜鉛化合物の使用量を低減することが可能な水系金属防食剤を提供する。
【解決手段】オルトリン酸およびその塩のうち少なくとも1つと、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸およびその塩のうち少なくとも1つと、下記式(1)に示す有機リン酸およびその塩のうち少なくとも1つと、亜鉛塩と、を含む水系金属防食剤である。


(式中、R,Rは、それぞれ独立して、H基、OH基、COOH基、または炭素数1〜4のアルキル基を示し、R,Rのうち少なくとも1つはCOOH基である。) (もっと読む)


【課題】主として過熱器や蒸気タービンを有するボイラや、該ボイラと処理水とが混合する前記のボイラにおいて、りん酸塩を多量に添加したり、Na/PO4のモル比を3より大きくすることなく、ボイラ水のpHをより効率的に維持し、ボイラ缶内だけでなく給復水も含めたボイラ全系を防食できる防食剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるアミン化合物を含むボイラ用防食剤、及び脱酸素剤と、前記一般式(1)で表されるアミン化合物を含むボイラ用防食剤である。
NH2−(CH2m−O−(CH2n−OH (1)
(式中、m及びnは、それぞれ独立に1〜3の整数を示す。) (もっと読む)


【課題】蒸気ボイラにおけるスケールの発生を抑制しながら、ボイラ水の化学的酸素要求量を排出水の環境基準の一つである30mg/L以下に抑制する。
【解決手段】軟水化装置52により硬度が5mgCaCO/L以下に制御された給水を給水経路41を通じて蒸気ボイラ20へ供給しながら、かつ、ボイラ水の一部をブロー経路26から適宜廃棄しながら、蒸気ボイラ20においてボイラ水を加熱し、蒸気を生成する。また、薬剤供給装置60から給水に対し、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ金属水酸化物およびスケール抑制剤としてのエチレンジアミン四酢酸を含む薬剤水溶液を、スケール抑制剤の濃度が給水の硬度に対して少なくとも1.5モル当量倍になるよう供給する。ボイラ水は、ブロー経路26からのボイラ水の廃棄を制御することで、スケール抑制剤の濃度が40mgEDTA/L以下になるよう濃縮倍率を制御する。 (もっと読む)


【課題】冷却水系など水系に接する銅管等の銅系部材に対し、少量の薬剤の添加で、銅系部材表面に孔食の抑制に有効な耐食性及び耐久性に優れる皮膜を形成し、これにより、孔食の発生を確実に抑制して、機器の安定稼動の維持と寿命延長などを図る。
【解決手段】銅系部材と接する水系に添加することにより、該銅系部材表面に耐食性及び耐久性に優れる皮膜を形成する。孔食抑制剤は、1位と3位が窒素原子で、2位、4位及び5位が炭素原子で構成された含窒素不飽和5員環であって、該含窒素不飽和5員環の2位の炭素原子に疎水基が置換している化合物を含む。 (もっと読む)


【課題】基礎処理工程によって防食効果の高い防食皮膜を形成することができる冷却水系の処理方法を提供する。
【解決手段】冷却水系の起動時に該水系にリン酸塩及び亜鉛化合物を添加して該冷却水系の金属部材表面に初期防食皮膜を形成する基礎処理工程を行う冷却水系の処理方法において、該基礎処理工程において、全リン酸濃度70〜120mgPO/L、亜鉛濃度10〜30mgZn/L、カルシウム硬度25〜75mgCaCO/L、pH6.0以上7.0未満とした条件下に5〜36時間維持して前期基礎処理工程を行った後、pHを7.0〜7.5としてさらに基礎処理を行う。 (もっと読む)


【課題】イオン交換樹脂を用いなくても、長期間に渡って液体の交換を不要にする液質調整剤を提供する。
【解決手段】反応セル(液質調整剤)80は、反応物質11と、前記反応物質を包含する刺激応答性ゲル83と、前記反応物質11及び前記刺激応答性ゲル83を封入するカプセル12と、液体の性質の変化に応答して前記反応物質を前記液体中の物質と反応させるために前記刺激応答性ゲル83に設けられた開閉部84と、を有する。一つの例として、液体のpH値が一定の値よりも低くなったときに、刺激応答性ゲルは収縮してカプセル内で反応物質に到達する経路85を形成する。 (もっと読む)


【課題】腐食抑制剤システム、特にアルカリ条件(特に食品および製薬の産業における)下におけるアルミニウムまたは着色金属およびその合金の表面用洗浄・腐食抑制組成物を提供する。
【解決手段】表面用洗浄・腐食抑制組成物は、一般式


[式中、Zは−O−Mまたは


のいずれかである。]で示される少なくとも一種のアルキレンオキシ−アルキルホスフェートジエステルまたはトリエステルを含有する。 (もっと読む)


【課題】ボイラにおいて、リン酸塩を所定の濃度よりも多く添加したり、Na/PO4のモル比を3.0よりも高くしたりすることなく、ボイラ水のpHをより効率的に維持することや、ボイラ缶内だけでなく、給復水も含めたボイラ全系を防食できる薬剤を提供する。
【解決手段】ジエタノールアミンを含む防食剤であって、さらにヒドラジン、1−アミノピロリジン、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン、アスコルビン酸(塩)等の脱酸素剤、及び他の中和性アミンからなる防食剤を含めることができ、主として過熱器や蒸気タービンを有するボイラ水に添加するボイラ用防食剤である。 (もっと読む)


【課題】ボイラ水の電気伝導率及びPアルカリ度の過剰な上昇を抑制して、アルカリ腐食の発生を防止することができるボイラ水系の水処理方法を提供する。
【解決手段】軟水を給水とするボイラ水系の水処理する際に、先ず、ボイラ水におけるPアルカリ度の上限値を設定する(ステップS1)。次に、給水のMアルカリ度に基づいて、ボイラ水におけるPアルカリ度の上限値を算出する(ステップS2)。その後、算出されたPアルカリ度の上限値とボイラのブロー率とから、ボイラ水のPアルカリ度を算出する(ステップS3)。そして、算出したPアルカリ度と設定したPアルカリ度の上限値との差(算出値−上限値)を求め、その値に応じて添加量を調節しながら、水系に、有機酸及びその塩並びに糖類及びその誘導体からなる群から選択された少なくとも1種の化合物を添加する(ステップS4)。 (もっと読む)


【課題】長期にわたって防錆効果が持続され、鉄製部品の取扱い時に換気などの手間を要しない防錆剤を提供する。
【解決手段】強アルカリ電解水にアミン系水溶性防錆剤およびオレイン酸塩を添加した防錆剤とする。強アルカリ電解水のPHは13.1以上であることが好ましい。また、アミン系水溶性防錆剤の量は20wt%以上であり50wt%以下であることが好ましい。さらに、オレイン酸塩の量は5wt%以上であり7wt%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 発生した蒸気の復水がボイラ給水として再利用されるとともに、復水系やボイラ装置内の腐食が防止されることにより、ボイラ装置内でスライムが発生しやすい状況が形成されている場合であっても、スライムによる障害が発生するのを容易に防止する。
【解決手段】 給水タンク3に、補給水W1と、負荷側で使用された発生蒸気Sの復水W3とを受け入れて、これらをボイラ給水W2として使用しているボイラ装置1の運転方法であって、ボイラ装置1内に、アミン系復水処理剤F、又はヒドラジン以外の防食剤K、又はアミン系復水処理剤F及びヒドラジン以外の防食剤Kの何れかが注入されている場合に、給水タンク3内の水温を、微生物の繁殖を抑制する温度以上となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】各種金属の腐食を抑制するとともに、チアゾール二量体(DM)の析出の抑制とゴムの劣化を抑制する。
【解決手段】1.0〜5.0質量%の脂肪族二塩基酸と、金属リン換算で0.05〜0.5質量%のリン酸と、0.1〜0.3質量%のチアゾール類と、を含み、水酸化ナトリウムにてpH値を7.0〜8.0に調整した。脂肪族二塩基酸とリン酸によって金属の腐食を抑制でき、チアゾール類と水酸化ナトリウムとによってDMの析出とゴムの劣化を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 揮発性物質によりボイラ水のpHを調整する場合に、ボイラ水中に微量の硬度成分が持ち込まれても、蒸発管への腐食を抑制しつつ、蒸発管へのスケールの付着を直ちに抑制できるドラムボイラの腐食及びスケール抑制方法を提供する。
【解決手段】 揮発性物質を主体としたボイラ薬剤の添加により、ボイラ水のpHを調整して、ドラムボイラに対する腐食の抑制とスケール付着の抑制を図るドラムボイラの腐食及びスケール付着の抑制方法であって、ボイラ水中のリン酸イオン濃度を、このボイラ水1リッターに対して、0.1mg未満の値に維持するように、リン酸塩をボイラ薬剤として添加する。添加されたリン酸塩により、硬度成分によるスケールの付着を抑制できるとともに、このリン酸塩がハイドアウトに伴う腐食を生じさせるのも抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】中和性アミン及び皮膜形成アミンを併用し、ボイラ装置の回収部における腐食を効果的且つ簡便に抑制できる腐食抑制方法及び腐食抑制装置を提供すること
【解決手段】腐食抑制装置20は、中和性アミンと炭素数10以上24以下の長鎖脂肪族アミンとを一定比率でボイラ装置60に添加する添加部30と、ボイラ63で生成される蒸気の凝縮水のpH及び/又は電気伝導率を検出する検出部40と、この検出部40による検出結果に基づいて、中和性アミン及び長鎖脂肪族アミンの添加量を調節するよう添加部30を制御する制御部50と、を備える。 (もっと読む)


【課題】放電加工における被加工物の腐食を抑制することができる放電加工機および放電加工方法を提供する。
【解決手段】材料判別センサ25は被加工物1の金属材料の種類を判別するものである。液性測定センサ24は加工液60の液性を測定するものである。防食剤添加部50は、加工液60に複数の防食剤を互いに独立に添加することができるものである。加工液液性切替システム26は、材料判別センサ25によって判別された金属材料の種類の情報と、液性測定センサ24によって測定された加工液60の液性の情報とに基づいて、防食剤添加部50を制御するものである。 (もっと読む)


本発明は、腐蝕の形態に対する保護を提供する溶液に関する。そのような溶液は、冷却システム部品が熱試験されるか又はエンジンが貯蔵されるか及び/若しくは最終的車両若しくはエンジン構成に組み立てられるのに先だってならし運転される用途における使用を意図される。本発明は、濃縮物並びに濃縮物から作製される希薄溶液を含む。モノカルボン酸又はジカルボン酸と組み合わせた無機アンモニウム誘導体の相乗的組合せは、保護期間を劇的に増大することが証明され、その結果、組み立てに先だってエンジン部分が出荷され又は貯蔵されるときに、より長い期間の貯蔵を可能にする。記載された発明の使用は、金属表面の前処理を示し、たとえ液体が殆ど完全に除去されても保護を提供する。トリアゾール、ナイトレート、ナイトライト、シリケート、ボレート、モリブデート、ホスフェートのような他の伝統的防止剤若しくは有機防止剤又は有機芳香族酸塩及び脂肪族酸塩のようなより最近の防止剤を、場合により添加することができる。凝固点降下剤も同様に添加することができて、凍結保護に加えて、向上した蒸気相保護レベルを提供する。 (もっと読む)


プリント配線板及び類似する基材の金属表面を処理して、このような表面の間隙腐食耐性を高める方法を記載する。改良された有機はんだ付け性保護組成物は、エマルションポリマーと併用されて、化学反応を介して金属表面仕上げ上に変性ポリマーコーティングを提供し、前記表面の腐食保護効果を高める。 (もっと読む)


水性又は半水性ストリッピング組成物、クリーニング組成物、研磨剤ラッピング組成物、及び研磨剤スラリー組成物においてにおいて、フィルム形成性ポリマー状キレート化剤と一緒にベース金属と5、6、7、又は8員のキレート環を形成する腐食防止剤を使用する方法。 (もっと読む)


【課題】 pH調整剤を用いてボイラ装置に発生する腐食を抑制するにあたり、pH調整剤の使用量を適正化する。
【解決手段】 ボイラ装置1において、pH調整剤を用いてボイラ2における腐食を抑制する方法であって、一定時間毎に給水部3の給水路10における給水の全炭酸濃度を測定する測定工程と、この測定工程における測定結果に基づいて、その都度、pH調整剤の供給量を決定する供給量決定工程と、この供給量決定工程において決定された供給量に基づいて、給水部3に対してpH調整剤を供給するpH調整剤供給工程とを含み、前記測定工程における測定間隔が、全炭酸の測定値に応じて調節可能となっており、さらに前記供給量決定工程において、全炭酸を含む給水から熱分解により生成されるアルカリを考慮してボイラ2の腐食を抑制するのに最適な供給量を算出し、pH調整剤の供給量の無駄をなくすように、pH調整剤の供給量が調節可能となっている。 (もっと読む)


【課題】確実に赤さびの発生が防止され、かつブレーキ作動時にブレーキ性能に悪影響を及ぼさないディスクブレーキロータおよびこれに用いる防錆液を提供する。
【解決手段】ディスクブレーキロータの表面において少なくともブレーキパッドとの摩擦面に、強アルカリ電解水にアミン系水溶性防錆剤を付加した防錆液の被膜層を形成したことを特徴とするディスクブレーキロータとした。前記防錆液に適用される強アルカリ電解水のPHは13.1以上であることが望ましい。また、前記防錆液に添加されるアミン系水溶性防錆剤の量が20wt%以上であり50wt%以下であることが望ましい。 (もっと読む)


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