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【課題】 張り・腰、ソフト感、ふくらみ感に優れ、かつ良好な滑脱抵抗力を具備する、仮撚捲縮糸使いの織物を提供する。
【解決手段】 合成繊維マルチフィラメント仮撚捲縮糸を用いてなる織物において、該合成繊維マルチフィラメント仮撚捲縮糸を構成するフィラメントが特定の断面特性を有し、カバーファクターが1000〜2500であり、縫目滑脱が2.0mm以下である織物。特に合成繊維マルチフィラメント仮撚捲縮糸は、製織前において、沸水処理後の伸長率が120%以上、トルクが100T/M以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、軽量で安定した織物強度物性と低通気性織物を得ることによりエアバッグに適した高密度織物を提供することにある。
【解決手段】 製織前の原糸の交絡度が10〜30コ/mであり、単糸繊度が6dtex以下であり、高密度織物の経糸および/または緯糸の分解糸交絡度が、8コ/m以下であり、20kPa差圧下における通気度が1 L/cm/min.以下であることを特徴とするエアバック用高密度織物。 (もっと読む)


【課題】艶消剤の練り込まれた芯鞘複合繊維をパイル繊維とするカットパイル布帛において、その芯鞘複合繊維の断面構造と、その練り込まれる艶消剤の適用方法を変え、パイル面の発色性を損なうことなく白ボケを解消する。
【解決手段】艶消剤含有率が0.1重量%未満のポリエステルを芯成分とし、艶消剤含有率が0.8重量%以上のポリエステルを鞘成分とし、芯成分が繊維軸芯11を構成し、鞘成分が繊維軸芯を被覆する鞘層12を構成している芯鞘複合ポリエステル繊維をカットパイルに用いる。芯鞘複合ポリエステル繊維の単繊維繊度は1.0〜5.5dtexにし、その横断面を内側に窪んだ凹部14と外側に突き出た凸部15が形成されている偏平断面にし、その横断面に占める鞘層の面積占有率を10〜50%とする。鞘層の厚みtと艶消剤含有率wとの積として示される艶消剤被覆量kを2.5〜5.5にするとよい。 (もっと読む)


【課題】所要の平面平滑性;コーティング膜厚;織布とシリコーンコーティングとの接着性を有し、シール材を塗布する場合に、コーティング材、シール材が剥がれにくく、強度が高く、目ズレが少なく、シール材を塗布する場合及びしない場合のいずれにも好適なエアバッグ用基布及びこの基布よりなるエアバッグを備えたエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】熱可塑性合成フィラメント糸の織布の表面にシリコーンコーティングを施してなるエアバッグ用基布において、該フィラメント糸の原糸強度が7.5cN/dtex以上であり、該フィラメント糸の繊度が280〜325dtexであり、織布のカバーファクターが1800〜2200であるエアバッグ用基布。このエアバッグ用基布は、収納スペースの小さいルーフサイドレールに収納される頭部保護用エアバッグ用基布として好適である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、二重袋織部、一重織部及び接合部の応力が集中する部分の気密化、並びにインフレーターガス導入部の耐熱性・気密性の向上を確保すると共に、塗工量の低減を図り、エアバッグのコンパクト化、低コスト化を実現することを課題とする。
【解決手段】エアバック作動時に膨張する,織物1a,1bから構成される二重袋織部1と、織物からなる一重織部2と、二重袋織部1と一重織部2との境界部に形成され,エアバック作動時に膨張しない,織物からなる接合部3とを備えたエアバッグ用基布であり、
前記二重袋織部1、一重織部2及び接合部3は各々織物の組織が異なり、かつ二重袋織部1、一重織部2及び接合部3の一部または数箇所が部分的に塗工用樹脂で厚塗りされていることを特徴とするエアバック用基布。 (もっと読む)


【課題】ソフトでシルキー調の風合いと低環境負荷性とを両立する、特に自動車内装表皮材を構成するのに好適なパイル繊維およびパイル布帛を提供する。
【解決手段】A成分が、99〜70重量%のポリトリメチレンテレフタレート重合体からなり、B成分が1〜30重量%のポリ乳酸重合体からなり、かつ、該A成分が鞘、B成分が芯に配されてなる芯鞘型複合繊維であって、該芯鞘型複合繊維の単糸繊度が5dtex以下であるパイル繊維。また、かかるパイル繊維を用いて構成されたパイル布帛。 (もっと読む)


【課題】エアバッグ用織物に求められる優れた低通気性と、収納時のコンパクト性とを兼ね備え、しかも経済性にも優れたエアバッグ用織物とそれからなるエアバッグ、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】タテ糸およびヨコ糸が合成繊維フィラメントからなる織物であって、合成繊維フィラメントの単繊維繊度が1〜4dtexであり、タテ糸の織密度がヨコ糸の織密度よりも大きいことを特徴とするエアバッグ用織物。 (もっと読む)


【課題】本発明は、エアバッグ及びエアベルトに好適に使用可能な高密度織物に関し、機械的強度、難燃性、柔軟性を同時に満足する高密度織物、及び、該織物を製造するのに好適な難燃性極細繊維の提供を課題とする。
【解決手段】2官能性リン化合物がリン量で0.1〜1.5重量%共重合され、固有粘度が0.7〜1.2、単糸繊度が0.05〜1dtex、強度が4.5〜8cN/dtexであることを特徴とする難燃性極細ポリエステル繊維を少なくとも一部に用い、縦方向及び緯方向強力の双方が200〜400N/cm、厚みが0.13〜0.3mmである高密度織物。 (もっと読む)


【課題】 自動車の乗員保護システムのエアバッグ、エアバッグのための布地およびエアバッグのための織布を製造する方法の提供。
【解決手段】
織布層を、完全にまたは部分的に、モノフィラメントまたはモノフィラメント状経糸で織る。自動車の乗員保護システムのエアバッグのための織布を製造する方法において、第1経糸(24)と、第1フィラメント(61)および第2フィラメント(62)を有するハイブリッドヤーンからなり経糸群の選択された範囲(ZK)に設けた第2経糸(26)とを有するヤーン品質の異なる経糸(24,26)から経糸群を調製する工程、少なくとも1つの緯糸品質を有する布地を織る工程,第2フィラメントが、そのフィラメント構造を喪失し、非晶質物質となり、第1フィラメントを相互に結合するよう、布地を熱的、機械的または化学的に処理する工程を特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】剥離強度に優れたエアバッグ用コート布帛とその製造方法を提供すること。
【解決手段】織物の経緯方向ともに破断伸度が25%以上、織物から解反した経糸のクリンプ率が5〜8%、緯糸のクリンプ率が3〜5%であるカバーファクターが1800〜2400の織物に、シリコーン系コート剤が10〜50g/m2塗布されてなり、織物の経糸及び/又は緯糸が直交する糸に多く囲まれる割合であるt/Tが30%以上であること剥離強度に優れたエアバッグ用コート布帛。 (もっと読む)


【課題】薄塗りであっても難燃性と剥離強度に優れ、エアバッグをコンパクトにでき、車内デザインの制約を少なくできるエアバッグ用コート布帛を得る。
【解決手段】銅化合物及びカリウム化合物が含まれている酸化防止剤を含む合成繊維基布に、アルミニウム化合物を含有するシリコーン系コート剤が10〜50g/m2塗布されてなり、剥離強度が500回以上であり、FMVSS302水平法による燃焼性が80mm/min以下である難燃性と剥離強度に優れたエアバッグ用コート布帛。 (もっと読む)


【課題】機械的特性に優れ、低通気性または非通気性であり、かつコンパクト性、収納性に優れたエアバッグ用ノンコート織物を提供する。
【解決手段】フィラメントの断面形状が扁平率1.5〜8、沸騰水収縮率が5〜10%の範囲内にある扁平断面マルチフィラメント糸条を経糸および緯糸として用いた織物であって、該織物の断面において、織物を構成する経糸および緯糸のフィラメントの長軸a方向が織物の水平方向となす角度(θ)の余弦(hi)の総和平均で表した水平度指数(HI)が0.85〜1.0となるようにフィラメントの扁平断面の長軸aが織物の水平方向に配列しており、かつ該織物の分解糸条の残留沸騰水収縮率が0.5〜3.0%の範囲内にあるエアバッグ用ノンコート織物。インフレータブルカーテンエアバッグ用として好適なエアバッグ用ノンコート織物、エアバッグ用コート織物を得ることができる。 (もっと読む)


一対のファブリック層と、それぞれのファブリック層の表面の上へ被覆材を押し出すことによって施される、ファブリック層の上の熱可塑性被覆材とを備えたエアバッグ。エアバッグを封止するのに縫われた継ぎ目が使用されないように、被覆材は、加熱される際にエアバッグを封止するように構成される。被覆材のファブリック層への接着を助けるために、ファブリック層の表面と被覆材との間に下塗り材が施されてもよい。エアバッグは、また、熱融着された熱可塑性の被覆組成物によって形成される内側の継ぎ目を含むことができる。
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【課題】ソフトな表面タッチおよび優れた外観を有している撥水性立毛布帛およびその製造方法および繊維製品を提供する。
【解決手段】糸条の段階で撥水加工が施された撥水性糸条を立毛糸用糸条として、立毛布帛を製編織する。 (もっと読む)


【課題】 布帛の発色性、ソフト性に優れ、且つ高い強度を有するカーシート用ポリエステル芯鞘複合繊維を提供する。
【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートを芯部に配し、ポリトリメチレンテレフタレートを鞘部に配した、長手方向に同心円芯鞘断面形状を有する複合繊維であって、芯部に配するポリエチレンテレフタレートの極限粘度に対し、鞘部に配するポリトリメチレンテレフタレートの極限粘度が高く、且つその差が0.4〜1.0であり、更に下記(A)〜(C)を満足することを特徴とするポリエステル芯鞘複合繊維。(A)単糸繊度が0.7〜2.1dtexである。(B)収縮応力曲線において60℃から80℃までの1℃あたりの熱応力上昇値の平均が0.008〜0.02cN/dtex・℃である。(C)沸水収縮率が9.5〜13.0%である。 (もっと読む)


本発明は、安全エアバッグ用コーティング織布または編布、並びにそれらの製造方法に関する。特に、本発明は、サイジング処理工程または洗浄工程を含まない方法を用いて得られ、かつ表面に予め定められた量の潤滑組成物を有する糸から製造された安全エアバッグ用コーティング織布または編布に関する。本発明は、さらに、上記のコーティング織布または編布からなる安全エアバッグに加え、安全エアバッグ用コーティング織布または編布の製造に関する前記糸の使用方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、糸、繊維およびフィラメントのサイジング組成物に関する。特に、本発明はサイジング工程または洗浄工程を含まない方法によって製織可能で、表面の少なくとも一部に前記組成物を含む糸、繊維およびフィラメントに関する。また、本発明は、前記糸、繊維およびフィラメントを製造する方法に関する。さらに、本発明は乾燥織機を用いた方法のようにサイジング工程または洗浄工程を含まない方法によって、前記糸、繊維またはフィラメントから製造される布に関する。その上、本発明は前記糸、繊維またはフィラメントの使用方法と、その結果として製造される安全エアバッグ用織布または編布に関するものでもある。 (もっと読む)


【課題】収納性に優れ、かつ必要な基布強力を有するエアバッグ基布用織物の製造方法を提供する。
【解決手段】原糸強度が7.0cN/dtex〜12cN/dtexの繊維糸条A及び原糸強度が15cN/dtex以上の高強度繊維糸条Bを原糸として用い、前記繊維糸条Aの沸水収縮率が高強度繊維糸条Bの沸水収縮率より6%以上大きく、繊維糸条Aを用いて製織するに際し、経糸および/または緯糸の少なくとも一部に高強度繊維糸条Bを混用して製織する工程、熱水にて収縮加工を行う工程、並びに乾燥仕上げを行う工程を有し、得られたエアバッグ用基布中の繊維糸条のクリンプ率が特定の関係を満足することを特徴とするエアバッグ用基布の製造方法。 (もっと読む)


【課題】収納性に優れ、かつ必要な基布強力と耐熱性を有するエアバッグ基布用織物を提供する。
【解決手段】織物からなるエアバッグ用基布であって、基布が、ポリアミド繊維からなる繊維糸条Aと、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、アラミド繊維、及び全芳香族ポリエステル繊維からなる群から選ばれる少なくとも一種の繊維から選択された原糸強度が15cN/dtex以上の高強度繊維糸条Bとの交織織物であり、高強度繊維糸条Bの基布中の混率が1〜20%であり、基布収納性が1400cm以下であり、引張強度が経緯それぞれともに以下の(式1)を満足することを特徴とするエアバッグ用基布。
y≧―1.1x+734――――(式1)
〔但し、xは温度(K)であり、y:引張強度(N/cm)である。x=298、373、423、473の4つの温度条件において計算し、4つの温度条件においてすべてyが(式1)を満足する。〕 (もっと読む)


【課題】極めて防炎性に優れた防炎性ポリエステル織物およびその製造方法および防炎性繊維製品を提供する。
【解決手段】防炎剤をポリエステルポリマー中に含み、その繊維表面に油剤が付着した防炎性ポリエステル繊維糸条を経糸および/または緯糸に配して織物を製織し、後加工により該織物に防炎剤が付与したのち、洗浄することにより該織物に付着した油剤量(残油率)を0.50重量%以下とする。 (もっと読む)


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