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Fターム[4M113AD36]の内容

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【課題】超電導機器に電力を供給することができる低熱伝導性でコンパクトな単一の電流リードを提供する。
【解決手段】基板上に中間層を介して積層された超電導層及び安定化層を備えたテープ状のReBaCu系酸化物超電導線材A及びBを電気的絶縁テープを介して、その基板面を外側にして電流リード支持体10の外周に同方向に無誘導巻きされるように巻回し、超電導線材Aの両端末を電流端子11a及び11bの半円板状の部分に半田接続し、同様に超電導線材Bの両端末を電流端子11c及び11dの半円板状の部分に半田接続して酸化物超電導電流リード20を形成することにより、単一の電流リードで電力を供給することができ、熱伝導量を低減させることができる上、コンパクトで、自己磁界による超電導特性の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】中心周波数と帯域幅を独立して制御可能な超伝導フィルタ装置を提供する。
【解決手段】高周波電気信号に対するフィルタ特性を有する超伝導フィルタ装置(10)は、第1の主面と第2の主面を有する誘電体基板(11)と、前記誘電体基板の前記第1の主面に形成され、超伝導体材料を含む共振器パターン(12)と、前記誘電体基板の前記第2の主面に形成され、開口(14a)を有するグランド層(14)と、前記第1の主面側で、前記共振器パターンから離間して配置され、前記フィルタ特性を調整する第1の調整部材(20,23)と、前記第2の主面側で、前記グランド層の開口位置に設けられ、前記フィルタ特性を調整する第2の調整部材(25,26)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】いわゆる光からγ線までの波長領域の光子及び荷電粒子などの広い意味での放射線に対して、エネルギー高分解能でかつ撮像を可能とする高感度の放射線センサーシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】X線などの放射線を単結晶基板に吸収させ、あるいは放射線が光である場合には基板の表面に設けた光吸収体に吸収させ、放射線のエネルギーを熱非平衡フォノンに変換し、それらのフォノンを複数の超伝導直列接合に吸収させて信号を発生させる。各信号の大きさあるいは信号の時間差を利用して放射線の入射位置を測定出来る。また、その位置分解能を利用して信号の大きさの入射位置依存性を補正して放射線のエネルギーあるいはパワーを高精度に測定することも可能にする。 (もっと読む)


【課題】原子の閉じ込めをより効率的に行えるようにする。
【解決手段】凸部102を備える基板101と、凸部102を含めた基板101の表面に形成され超伝導体薄膜103と、凸部102の上に形成されることで超伝導体薄膜103に形成された段差部104と、超伝導体薄膜103の段差部104に形成された開口部105と、超伝導体薄膜103の開口部105が形成されている部分の凸部102が除去された除去領域106とを備えている。超伝導体薄膜103の段差部104に形成された開口部105においては、開口部105の縁の部分に、3次元的な構造のループ回路が形成された状態となっている。 (もっと読む)


【課題】プロセス条件やニオブ電極の接続具合、すなわちパターンに依存しない、ジョセフソン接合を備えた電子デバイスの形成方法、およびその方法で形成された信頼度の高いジョセフソン接合を備えた電子デバイスを提供する。
【解決手段】ニオブ膜、ニオブ配線中の水素を放出させて十分低い濃度にするか、もしくはジョセフソン接合電極ニオブからの水素移動を抑制し、一定の水素濃度を保てるようにすることで設計値どおりの接合特性を実現する。 (もっと読む)


【課題】
高性能なSIS素子などを提供する。
【解決手段】
本発明のひとつの側面は、基板と、前記基板上に形成され、下部電極と、上部電極と、前記上部電極と前記下部電極とに挟まれて形成されたバリア層とを有するSIS三層膜と、前記基板上に形成され、前記下部電極と電気的に接続され、前記下部電極と異なる材料のグランドプレーンとを備え、前記SIS三層膜は、前記基板上に形成されたバッファ層又は前記基板の上に接して形成されていることを特徴とするSIS素子にある。本構成によれば、SIS三層膜は、基板上に形成されたバッファ層又は基板の上に接して形成されているため、高品質なSIS接合が実現でき、高性能なSIS素子が得られる。 (もっと読む)


【課題】高い臨界面電流を実現できる超伝導酸化物薄膜、および大きな耐電力性を持った超伝導部材の提供。
【解決手段】サファイアR面基板上に形成された、酸化物からなるバッファ層と、さらにその上に形成された超電導超伝導層とを具備してなる超電導超伝導部材であって、前記酸化物の酸素原子同士の最近接酸素間の距離と、酸化物の粒塊の粒径が特定された超電導超伝導部材とその製造方法。この超伝導部材は超伝導フィルターの部材として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】超伝導フィルタデバイスにおいて、伝送特性を劣化させることなく、超伝導フィルタデバイスの電極と金属パッケージの同軸コネクタの中心導体とを良好にはんだ接合できるようにする。
【解決手段】超伝導フィルタデバイス1を、基板3上に形成された超伝導配線4と、超伝導配線4の入出力線4Aの端部に形成された電極6Aと、超伝導配線4の入出力線4Aの端部近傍の表面及び側面が覆われるように形成された保護膜9とを備えるものとし、超伝導配線4を、インピーダンス整合を取るために保護膜9に覆われた部分に幅が異なる部分4Xを有するものとする。 (もっと読む)


【課題】バルクレベルで超伝導状態となる新規な材料系を提供する。
【解決手段】超伝導薄膜101は、アモルファス状態の炭素よりなる基質111と、基質111の中に局所的に形成されたsp2混成軌道による結合(sp2結合)の部分からなる微細な複数のナノグラファイト(超伝導領域)112と、基質111の中に局所的に形成されたsp3混成軌道による結合(sp3結合)の部分からなる微細な複数のナノダイアモンド113とを備える。隣り合うナノグラファイト112は、超伝導近接効果を示す距離離間して形成されている。 (もっと読む)


【課題】これまで多くの超伝導化合物が見いだされているが、これらはいずれも可視光域
で不透明で、透明な超伝導体は実現していない。
【解決手段】化学式[Ca24Al2864]4+・2[xO2−+2yA+2{1−(x+2y
)}e] (A=OH、O、Oのいずれか1種以上、0≦x+2y≦0.5)で示
され、超伝導電気伝導を示し、かつ膜厚40ナノメートルを基準として、JIS R16
35で規定される方法により測定した可視光透過率が80%以上であるマイエナイト型結
晶構造を有する化合物からなることを特徴とする超伝導化合物薄膜。化学式が[Ca24
2864]4+・2[xO2−+2yA] (2番目の大括弧は、ケージ中のアニオンを示す
。また、A=OH、O、Oのいずれか1種以上:0≦x≦1、y=1−x)で示
される薄膜中のアニオンの1/2以上を還元処理により電子に置換することにより作成で
きる。 (もっと読む)


【課題】配線が配置された基板表面近傍においても、原子の強い閉じ込めを安定した状態でできるようにする。
【解決手段】まず、冷却部171により、原子捕捉素子を上記Tc以下まで冷却し、次に、レーザ照射部162からのレーザ照射により、加熱領域152を加熱して上記Tc以上にまで昇温し、当該部分を常伝導状態とする。次に、原子を捕捉しているQMT173を、原子捕捉素子の捕捉領域151の上に移動させ、この状態で、端子131及び端子132の間に電流を流して超伝導開回路103に電流が流れた状態とし、加えて、外部磁場発生部160より磁場161を発生させて捕捉領域151に外部からバイアス磁場が印加された状態とする。次に、レーザ照射部162からのレーザ照射を停止し、加熱領域152の加熱状態を停止し、超伝導閉回路102の全体が超伝導(超伝導閉回路)にされた状態とする。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度であり、かつ、クラックの生じない高温超電導酸化物(RE)Ba2Cu3O7 (RE = Y, Nd, Sm, Eu, Gd, Dy, Ho, Er, Yb)(以下 (RE)BCO 薄膜と略称)の薄膜及びその作製方法を提供する。
【解決手段】
バッファ層を有するサファイア単結晶基板のバッファ層上に、1%以上の空孔を導入した高温超電導酸化物 (RE)BCO 薄膜を、間に (RE)BCO 薄膜とは異なるRE’を選んだ (RE’)Ba2Cu3O7の中間層薄膜を介して設けた多層構造の(RE)BCO 薄膜及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】時間分解能が高い中性子検出装置を提供する。
【解決手段】基板と、この基板の表面に設けられた超伝導材料で構成されるストリップラインと、このストリップラインの両端にそれぞれ設けられた電極部とを有する中性子検出素子2と、中性子検出素子2のストリップラインの抵抗値の変化を表す信号を出力する検出回路3と、所定の目標バイアス電流を中性子検出素子2に供給する電源4と、中性子検出素子2の目標バイアス電流での抵抗−温度特性における、温度変化に対する抵抗変化が最も大きい温度領域内の温度を目標温度として、中性子検出素子2の温度制御を行う温度制御装置5と、を有する。 (もっと読む)


【課題】超伝導物質である二硼化マグネシウムを用い、電流電圧特性としてRSJ特性を有する積層型の積層型超伝導接合を提供する。
【解決手段】積層型超伝導接合は、サファイアからなる基板1上に形成された二硼化マグネシウム(MgB)層からなる下部電極2と、下部電極2上に形成された窒化アルミニウム(AlN)層からなる絶縁層3と、絶縁層3上に形成されたアルミニウム(Al)層からなる導体層4と、導体層4上に形成された二硼化マグネシウム(MgB)層からなる上部電極5とを備える。積層型超伝導接合は、その電流電圧特性としてRSJ特性を備える。絶縁層3の膜厚が0.64nmであり、導体層4の膜厚が50nmである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ジョセフソン接合素子、その形成方法、および超電導接合回路に関し、IcRn積を向上することを目的とする。
【解決手段】ジョセフソン接合素子は、基板11上に形成された下部電極層12と、絶縁膜13と、下部電極層12の一端に形成された斜面を覆うバリア層14と、バリア層14を覆う上部電極層15を有し、超電導接合部16が形成される。下部電極層12及び上部電極層15は、(RE)1(AE)2Cu3yを主成分とする酸化物超電導材料からなり、元素REはY、La、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、およびLuからなる群のうち少なくとも1種、元素AEがBa、Sr、およびCaからなる群のうち少なくとも1種である。バリア層14は、元素RE、元素AE、Cu、及び酸素を含む材料からなり、この材料中のカチオンのうち、Cu含有量が35〜55原子%、かつ元素RE含有量が12〜30原子%の範囲に設定され、かつ下部電極層12及び上部電極層15の組成と異なる。 (もっと読む)


【課題】単一光子検出の際に、より高い量子効率が得られる超伝導光検出素子を提供する。
【解決手段】超伝導受光材料からなる細線(102)を、密に詰めるようにメアンダ形状で、結晶基板(101)の表面に配置するとともに、そのメアンダ形状の細線の隙間に対応する位置で、結晶基板の裏面あるいは絶縁膜を介した上層に、別のメアンダ形状の細線(103)を配置する。これにより、複数組のメアンダ形状の細線が互いにずらされて、ほぼ隙間のなく重ねて設置される。最初のメアンダ形状の細線(102)の隙間に照射された光子(104)は、次のメアンダ形状の細線(103)に照射されるため、すべての光子は必ずいずれかの細線に照射され、光照射域での光子の取りこぼしが無いので、量子効率が格段に向上する。 (もっと読む)


【課題】バンド間位相差ソリトンを発生させたり検出する際にも簡素な構成でその目的を達成でき、またバンド間位相差ソリトン検出時にも電流の影響を受けないで済むようにするための方法及び回路を提供する。
【解決手段】多バンド超伝導体線路10の一部の長さ部分を電流源12の発生する電流Ioが流れる閉回路の一部である閉回路線路部Rcとし、連続して伸びる線路部分を電流源12に関しては開回路となる開回路線路部Roとする。多バンド超伝導体線路10を臨界ソリトン温度以下の温度環境下におき、電流源12から閉回路線路部Rcに非平衡電流Ioを注入することでバンド間位相差ソリトンSoを発生させ、電流Ioとは分離した形で開回路線路部Roに送り出し、走行させる。開回路線路部Roにはジョセフソン接合15を設け、走行してきたバンド間位相差ソリトンSoをそこで消滅させ、その際に交流ジョセフソン効果により発生する電圧を電圧検出装置13で検出する。 (もっと読む)


【課題】絶縁バリア層の形成を不要とする、新規なジョセフソン接合及びジョセフソン接合デバイスを提供する。
【解決手段】ジョセフソン接合1は、超伝導体層2と超伝導体層2の中央部2C上に積層した強磁性層3とを備える。強磁性層3は導電性又は絶縁性の強磁性層とすることができ、絶縁層を介して積層される導電性強磁性層としてもよい。超伝導体層2を高温超伝導体層とすれば、大きなI積を有するジョセフソン接合1とすることができる。このジョセフソン接合1は、各種のジョセフソンデバイスの接合として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】サーマルサイクルによる破損がなく且つ外部接続用ケーブルを半田付けできる平面型SQUIDセンサを提供する。
【解決手段】外部接続半田付け用銅端子(2)、検出コイルパッド用銅端子(3)およびヒータ抵抗半田付け用銅端子(2a)を積層したポリイミド基板(1)の表面にNb薄膜検出コイル(4)をスパッタリングにより形成し、SQUIDチップ(5)をマウントし、超伝導ボンディング(6)およびAlボンディング(7)により接続する。
【効果】スパッタリングのプロセスに耐えられる。サーマルサイクルによる破損がない。モールド材とポリイミド基板(1)の熱膨張の違いによって割れることもない。外部接続用ケーブルを半田付けで接続することが出来る。ヒータ抵抗を半田付けでマウントできる。 (もっと読む)


【課題】ペロブスカイト型銅酸化物において、100Kを超える高温超電導体が見出され
ているが、まだ、室温超伝導体は見出されていない。
【解決手段】化学式LaFeOPh(Phは、P、As及びSbのうちの少なくとも1種
)で示され、ZrCuSiAs型(空間群P4/nmm)の結晶構造を有する化合物で超
伝導転移を見出した。LaFeOPhは、一般化学式LnMOPn(Mは遷移金属)で示
される遷移金属イオンを骨格構造に有する層状構造化合物群の一員である。ここで、Ln
は、Y及び希土類金属元素(La,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,
Ho,Er,Tm、Yb,Lu)の少なくとも一種であり、Mは,遷移金属元素(Fe,
Ru,Os)の少なくとも一種であり、Pnは、プニクタイド元素(N,P,As,Sb
)の少なくとも一種である。この化合物はFイオンの添加などにより、キャリア数を変化
させ、転移温度を制御できる。 (もっと読む)


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