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Fターム[5G321DD02]の内容

Fターム[5G321DD02]に分類される特許

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【課題】超電導臨界電流密度Jc値を向上しつつ、伸線加工中の断線率の低減を図る。
【解決手段】Ta不純物が、2500ppm以下に管理されたNbTi合金において、Ti濃度が48.5wt%以上49.8wt%以下である。前記NbTi合金を用いて、Nbバリア層を安定化銅との間に設けた超電導用NbTi線材において、前記NbTi合金のTi濃度が、48.5wt%以上49.8wt%以下でであり、磁場4T〜8Tで用いられる超電導用NbTi線材。 (もっと読む)


【課題】従来よりも低温での熱処理により得られ、しかも高臨界電流密度を有する超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物1を含ませることで、従来よりも低温での熱処理により得られ、高臨界電流密度を有する超電導線材10及びその製造方法を提供することができる。Mg(B1−x・・・(1)(ただし、式(1)中、xは0<x<1を満たす数であり、yは2.1≦yを満たす数である。) (もっと読む)


【課題】長尺で、高臨界電流密度のMgB2超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明は、超電導線の製造方法であって、マグネシウムまたはマグネシウム合金と、MgBX(X=4,7,12)で表されるホウ化マグネシウムとを、熱処理を行うことにより反応させる。超電導線材は、MgBX(X=4,7,12)で表されるホウ化マグネシウムが一部に含まれることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い輸送臨界電流密度(Jc)を有し、長尺線材にしたときのJcの均質性に優れる超電導線材、及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の超電導線材の製造方法は、第1のワイヤーと第2のワイヤーを撚り合わせ、導体を生成し、該導体を金属管に充填する工程を備える。また、他の本発明の超電導線材の製造方法は、第1のワイヤーと第2のワイヤーを撚り合わせ、導体を生成し、該導体を金属製のシートで包み込む工程を備える。長尺均質性に優れ、かつ高いJcを有する超電導線材を安定に作製することができる。特に、MgB2超電導線材の製造方法として好適である。 (もっと読む)


【課題】MgB2超電導多芯線材に組み込む単芯線材をPIT法で作製した場合であっても、各フィラメントの形状・寸法の不均一性が抑制された多芯線材を具現化することができるMgB2超電導多芯線材の製造方法およびそれによるMgB2超電導多芯線材を提供する。
【解決手段】本発明に係るMgB2超電導多芯線材の製造方法は、所望する最終フィラメント径の1.01倍以上1.2倍以下のフィラメント径を有する単芯線材を用意する単芯線材製造工程と、複数本の前記単芯線材が所望の配置となるように撚り合わされた複合線材を形成する撚線工程と、前記複合線材の外周に安定化材となるアルミニウム、アルミニウム合金、銅または銅合金をコンフォーム押出により被覆して被覆線材を形成する安定化材被覆工程と、前記被覆線材に対して600℃以上の温度で加圧焼成することによって少なくとも前記安定化材の含浸を行う加圧熱処理工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】超電導特性の高性能化と線材長尺化とを合わせて具現化することができるMgB2超電導線材の製造方法およびそれによるMgB2超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明に係るMgB2超電導線材の製造方法は、金属パイプに原料粉末を充填した後に伸線加工するMgB2超電導線材の製造方法であって、脂肪酸金属塩または前記脂肪酸金属塩と脂肪酸との混合物を前記原料粉末に添加することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導特性の高い超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導コア部と、超電導コア部を覆う良導体である安定化層と、超電導コア部、安定化層の間に設けられ、反応を防止するバリア層を有する超電導線材の製造方法であって、前記超電導コア部は、二ホウ化マグネシウムよりなり、ホウ素の粉末と、マグネシウム材とを管に挿入し、管ごと伸線加工を施し、その後熱処理を施すことにより製造することを特徴とする。マグネシウム材の形状は、板材,テープ,シート,箔などのいずれの形を採用してもよい。 (もっと読む)


常伝導金属で取り囲まれた超電導芯線を含んでなる2つの超伝導体、特に二ホウ化マグネシウム超伝導体、の間の接続構造を製作する方法であって、マグネシウムとホウ素とからなる物質混合物にマグネシウムの溶融温度を低下させる物質を添加し、前記芯線の露出端部を前記物質混合物と接触させて、該物質混合物を前記低下させられた溶融温度に相当する反応温度においてその場で反応させて二ホウ化マグネシウムを生成させる方法である。 (もっと読む)


【課題】従来の欠点を克服した超電導素子及び超電導素子を作成するプロセスを提供する。
【解決手段】理論密度の値の少なくとも85%に等しい密度を有する超電導材料を含む溝によって形成された少なくとも1つの超電導軌道を含む、非超電導材料で作られた剛体の支持材を含む超電導素子、及び該素子を作成するプロセスについて説明する。本発明はまた、超電導素子の考えられる用途にも関し、上記超電導素子を含む超電導デバイスにも関する。 (もっと読む)


【課題】ホウ化マグネシウム超伝導体の微細パターンの作製方法において、超伝導特性の劣化を抑制すること。
【解決手段】結晶基板101の上に、電子線レジストからなる微細パターン102を形成する(図1(a))。次に、微細パターン102の上に、室温においてアモルファス状炭素103及びアモルファス状珪素104を蒸着する(図1(b))。その後、電子線レジストの微細パターン102をリフトオフして、炭素および珪素からなる微細パターン106を形成する(図1(c))。次に、微細パターン106を設けた基板101の上にホウ化マグネシウム105を蒸着する(図1(e))。ここで、蒸着時の基板温度は280℃であることが好ましい。最後に、ホウ化マグネシウム105が形成された基板101の超音波洗浄を行うことにより微細パターン106をリフトオフして、ホウ化マグネシウム105の微細パターンを得る(図1(f))。 (もっと読む)


【課題】小径の超電導素線材を作業効率よく製造することができる超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る超電導線材の製造方法は、第1の金属材料からなるコア材10に、第2の金属材料を圧延し、焼鈍熱処理を施して形成された金属薄膜テープを所定の巻き数で巻き合わせて、コア材10の長手方向にロールフォーミング成形可能な径を有する第1の線材を作製する線材作製工程と、第1の線材を切断して、複数本の第2の線材を形成する切断工程と、複数本の第2の線材をマルチ用ビレット70に充填してマルチビレット65を作製する充填工程と、マルチビレット65を押出して押出材を作製する押出工程と、押出材を引抜加工して引抜材を作製する引抜工程と、引抜材に熱処理を施して超電導線材を作製する熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】ペロブスカイト型銅酸化物に代わる新しい化合物組成からなる超伝導体を見出す
こと。
【解決手段】化学式A(TM)Pn[ただし、Aは、1族元素、2族元素又は3族元
素(Sc,Y及び希土類金属元素)から選ばれる少なくとも1種、TMは、Fe,Ru,
Os,Ni,Pd,Ptの遷移金属元素から選ばれる少なくとも1種、Pnは、15族元
素(プニコゲン元素)から選ばれる少なくとも1種である。]で表され、(TM)Pn層
とA元素からなる金属層とが交互に重なる無限層結晶構造を有する化合物からなることを
特徴とする超伝導体。 (もっと読む)


【課題】高銅比の下、フィラメント径が20μm 以下でありながら、健全性に優れたNbTi系超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のNbTi系超電導線材は、銅マトリクスに多数のNbTi合金フィラメントが埋設されたものである。その銅比(銅マトリクスの横断面積/全てのNbTi合金フィラメントの総横断面積)が10〜30、前記NbTi合金フィラメント径が3〜20μm であり、線材の横断面において全てのフィラメントを内側に含み、かつ半径が最小の外接円に囲まれたフィラメント集合部が線材の横断面中心を中心として0.4D(D:線材直径)を直径とする基準円の領域内に同心状に配置される。前記フィラメント集合部は銅比を0.9〜1.3程度とするのがよい。 (もっと読む)


【課題】数km級の長尺のMgB2超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明のMgB2超電導線材は、中心のMgB2超電導体と、その外側の第1の金属層と、その外側の第2の金属層と、を有し、第1の金属層と第2の金属層の金属の結晶粒のサイズは、両者の界面に近づくに従って小さくなっている。第1及び第2の金属層の金属の結晶粒のサイズは、金属層の厚さ方向の中央部において、最大となる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、実用的な超電導線材とするために必要な、長尺線材化,高Jc化を、同時に達成することのできるMgB2超電導線材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明のMgB2 超電導線材の製造方法は、第1のMg一次粒子とB一次粒子とを混合し、第1のMg一次粒子の表面に、B一次粒子を付着・反応させ、第1のMg一次粒子の表面にMgB4又はMgB7を生成させ、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子と、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子より粒子径が大きい第2のMg一次粒子とを混合し、第2のMg一次粒子の表面に、表面にMgB4 又は
MgB7 が生成した第1のMg一次粒子を付着・反応させ、第2のMg一次粒子の表面にMgB2 を生成させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い銅比であっても、高い電界電流密度Jc、および高いフィラメント健全性(n値)を発揮できるようなNbTi系超電導線材を、軸直角断面形状に応じてその適切な構造を提供する。
【解決手段】NbTi系超電導線材として、Cuマトリクス中に複数本のNbTi合金フィラメントが配置され、軸直角断面が略円形状であるNbTi系超電導線材において、前記Cuマトリクスの断面積とNbTi合金フィラメントの総断面積の比(Cuマトリクスの断面積/NbTi合金フィラメントの総断面積)が5.0〜15.0未満の範囲であると共に、NbTi合金フィラメントの平均径dが30〜200μmであり、且つこのNbTiフィラメント平均径dに対するNbTi合金フィラメント相互の平均間隔Sの割合(S/d)が0.10〜0.40の範囲にあるものが例示される。 (もっと読む)


【課題】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末及びその製作方法を提供する。
【解決手段】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末(98)を製作する方法を提供する。本方法は、2ホウ化マグネシウム粉末を含む第1相の複数の粒子のうちの少なくとも1つの上に高分子前駆体をコートする工程を含み、該高分子前駆体は第2相を産生させる化学元素を含む。この第2相は、ホウ化物、窒化物、炭化物、酸化物、オキシホウ化物、オキシ窒化物、オキシ炭化物、あるいはこれらの組み合わせのうちの1つまたは幾つかを含む。本方法はさらに、該2ホウ化マグネシウム粉末の複数の粒子の少なくとも1つの上に第2相コーティングを形成する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】脆いCu−Ti化合物等を発生させることなく、超電導相内に効果的にTiを導入することによって超電導特性を有効に向上させることができるNbSn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNbSn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリクス部と、その外周または中心部に安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、TiまたはNbTi合金からなる芯材と、該芯材の周囲に配置されNbまたはNb基合金(但し、Tiを含まない)からなるバリア層とから構成されるTi系フィラメントが、前記超電導マトリクス部のCu−Sn基合金中に一本または複数本配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】(Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法ならびに超電導機器を提供する。
【解決手段】Bi2212とPb化合物とを含む原料粉末を金属パイプに充填し、原料粉末が充填された金属パイプを伸線加工してクラッド線を形成し、複数のクラッド線を束ねて伸線加工して多芯線を形成し、多芯線を熱処理してBi2212およびPb化合物から(Bi,Pb)2212を生成させ、熱処理がされた多芯線を圧延加工することによりテープ状の線材を形成し、線材を焼結して(Bi,Pb)2223を生成する工程を含み、線材を焼結する工程において、昇温中に(Bi,Pb)2212からPb化合物およびBi2212を生成させ、昇温中に形成されたPb化合物およびBi2212から再度(Bi,Pb)2212を生成させる超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】焼成時の雰囲気調整が容易で製造速度の大きな酸化物超電導線材の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1は、熱処理炉4と、この内部に配置された水平方向の回転軸に対して回転可能な円筒状の回転体5とを備え、回転体5の円筒体5aには多数の貫通孔5bが円筒体5aの全面に均一に形成されており、円筒体5aの一端側は蓋体により密封され、他端側は円筒体内部のガスを熱処理炉4外へ排出するためのガス排出管7が蓋体に接続されている。円筒体5aの外表面に離間して複数のガス供給管8が対称に配置されており、各ガス供給管8には多数のガス噴出孔が円筒体表面に向かって雰囲気ガスを噴出するように形成されている。YBCO超電導層の前駆体を成膜したテープ状線材6は、回転体5に巻回されて超電導体生成の熱処理が施される。 (もっと読む)


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