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国際特許分類[G01N23/223]の内容

国際特許分類[G01N23/223]に分類される特許

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【課題】良好な分析感度を有し、且つ、分析結果のバラツキが少なく、蛍光X線分析に用いるのに好適な固体試料が容易に得られる蛍光X線分析用試料作製器具を提供する。
【解決手段】試料原料収容孔11が形成された金枠12と、金枠収容孔14が形成された金枠収容板15と、金枠収容板15を載置するための基台13と、金枠収容板15に収容された金枠12を挟むように金枠収容板15に対向した位置に配置されて金枠12を加圧するための加圧盤16とを有する試料成型治具10と、金枠12を含む金枠収容板15を載置するための土台21と、土台21に対向する位置に配置されて土台21に載置された金枠収容板15を保持するための保持部材22と、保持部材22で土台21に保持された金枠収容板15から成型された固体試料を押し出すための試料押出手段23が形成されたレバー24とを有するオーバーフロー除去治具20とを備えるものである。 (もっと読む)


【課題】作業効率に優れ、かつ安全に試料測定を行える蛍光X線分析装置及び蛍光X線分析方法を提供する。
【解決手段】試料S上の照射ポイントP1に放射線を照射する放射線源2と、X線検出器3と、試料と放射線源及びX線検出器とを相対的に移動可能な移動機構8と、筐体10と、筐体の内外に試料を出入りさせる開口10aを開閉する扉20と、照射ポイントの高さを測定可能な高さ測定機構7と、測定した照射ポイントの高さに基づいて試料と、放射線源及びX線検出器との距離を調整する移動機構制御部9と、照射ポイントに可視光レーザを照射するレーザ部7と、扉が開状態の時、レーザ部を作動させて可視光レーザを照射させると共に、扉が閉状態の時、レーザ部を停止させるレーザ部作動制御部9と、扉が開状態の時、高さ測定機構を作動させて照射ポイントの高さを測定させる高さ測定機構作動制御部9と、を備えた蛍光X線分析装置100である。 (もっと読む)


【課題】結晶構造を有する試料から発生する散乱線および不純線を抑制し、回折X線を回避することができるX線分析装置および方法を提供する。
【解決手段】X線分析装置は、試料Sを試料の所定点周りに360°回転させながら1次X線2を照射させて取得した回折パターンを記憶する制御手段15と、試料SのR−θ座標において試料の測定面上に位置することができる試料の平行移動範囲の上下限値のθ座標を、演算および/または記憶する演算記憶手段17と、演算および/または記憶されたθ座標の上下限値、および回折パターンに基づいて、隣り合う間隔がθ座標の上下限値範囲内の角度であって、回折X線を回避できる回避角度を選択するための選択手段とを備え、制御手段15が試料の測定点の座標に応じて、回避角度の中から測定点の座標に最も近い回避角度を読み出して、読み出した回避角度に試料を設定する。 (もっと読む)


【課題】止め代なしで平坦に薄片状の試料を固定することができる試料固定方法、蛍光X線検出方法、試料固定具及び蛍光X線検出装置を提供する。
【解決手段】筒状部材11の開口端にX線透過シート14を張設してオーリング(第1の嵌合部材)12で固定し、X線透過シート14に薄片状の試料Sを重ねて配置する。更に、X線透過シート15を、試料S及びX線透過シート14に重ねて筒状部材11の開口端に張設し、オーリング(第2の嵌合部材)13で固定する。試料Sは、X線透過シート14及びX線透過シート15の間に挟まれて固定される。止め代なしで平坦に試料Sが固定され、X線透過シート以外に支持物は無い。X線透過シート15を透過してX線が試料Sへ照射され、試料Sで発生した蛍光X線が検出される。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線二次元分析のための、空間分解能の高いX線用二次元分光素子及び二次元分布測定装置を提供する。
【解決手段】X線用二次元分光素子は分光素子を二次元に配置し、1つの面がX線入射面、他方の面がX線出射面となり、内面にX線分光用多層膜をもつ複数のセルがX線入射面からX線出射面に延びているので、X線入射面から入射した二次元X線の回折X線が入射X線の位置分解能を保ったままX線出射面から出射し、高い空間分解能の二次元分布画像を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】石灰中の強熱減量の含有率を短時間で精度よく求めることができるX線分析方法およびその装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線分析方法は、強熱減量の含有率が既知の石灰からなる標準試料Sに1次X線2を照射し、前記標準試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、検出したコンプトン散乱線6の強度と強熱減量の含有率との相関を示す強熱減量の検量線を作成し、石灰からなる未知試料Sに1次X線2を照射し、前記未知試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、前記強熱減量の検量線を用いて前記未知試料S中の強熱減量の含有率を求める。 (もっと読む)


【課題】内視鏡に組み込んで生体内へ挿入可能な、紫外線レーザを用いるタイプのX線発生装置を用いた治療器を提供する。
【解決手段】紫外線レーザ発生装置51から放出される紫外線レーザを電子線放出素子20の紫外線レーザ受光面21に照射し、電子線放出素子において紫外線レーザ受光面と異なる電子線放出面23から放出される電子線を金属片25へ照射し、該金属片からX線を発生させるX線発生方法において、紫外線レーザとして、単位パルス強度を1000μジュール以下とし、単位パルスの幅を100ns以下のものを使用し紫外線レーザ受光面の物質の変性を防止し、かかるX線発生装置とともにX線照射部位から放出される各種の光を検出する検出器を備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】複数種類の計測方法を組み合わせることにより、検査可能な試料を制限することのない試料検査装置及び試料検査方法を提供する。
【解決手段】試料検査装置は、入射部11、反射光受光部12及び分析部13(エリプソメータ部)と、X線源21、蛍光X線検出部22及び分析部23(X線測定部)と、レーザ光源31、ビームスプリッタ34、ラマン散乱光検出部32及び分析部33(ラマン散乱光測定部)とを備える。試料6に応じた適切な手法を用いて試料の厚みの計測が可能である。またエリプソメトリ及び蛍光X線分析を組み合わせることにより、試料6の厚みと屈折率等の光学特性とを独立に計測することができる。また試料6が多層試料である場合は、各層を適切な試料で検査することができる。 (もっと読む)


【課題】測定結果が迅速に得られるようにしながらも、信頼性の高い測定精度が得られるようにした固形燃料中の塩素含有量測定方法を提供する。
【解決手段】固形燃料を酸素ボンブ燃焼容器内で燃焼させ、燃焼により発生する塩化水素及び塩素を燃焼容器内に収容したアルカリ水溶液に吸収させ、その吸収液中の塩素量を蛍光X線で測定する。固形燃料は、廃プラスチック類、廃繊維類、及び古紙のうち、少なくともいずれか1つの物質から製造された燃料である。 (もっと読む)


【課題】銅を高濃度に含有する溶液であっても、蛍光X線分析装置によって正確に銅を定量することができる銅の定量方法を提供する。
【解決手段】銅を含有する硫酸酸性溶液を、吸湿性を有する吸湿性部材に滴下して蛍光X線分析装置を用いて銅を定量する分析方法であって、硫酸酸性溶液は、銅濃度が、硫酸酸性溶液を吸湿性部材に滴下して乾燥させたときに、吸湿性部材表面に銅化合物が析出しない濃度となるように希釈されている。硫酸酸性溶液中の銅濃度が、吸湿性部材の表面に銅化合物が析出しない濃度に調整されているので、吸湿性部材の表面に銅化合物が存在することに起因する測定誤差や析出した銅化合物の剥離等に起因する測定誤差の発生を防ぐことができる。吸湿性部材の表面に銅化合物が析出しないので、同一の吸湿性部材を繰り返し測定する場合において、定量される銅の測定値が変化することを防ぐことができる。 (もっと読む)


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