説明

β2アドレナリン作動性レセプターアゴニスト活性およびムスカリン性レセプターアンタゴニスト活性を有するビフェニル誘導体

【課題】本発明は、肺障害を治療するのに有用な新規ビフェニル誘導体を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題は、式Iのビフェニル誘導体、またはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物または立体異性体を提供することにより解決された。ここで、R、R、R、R、R、R、R、W、a、bおよびcは、本明細書中で定義したとおりである。本発明のビフェニル誘導体は、βアドレナリンレセプターアゴニスト活性およびムスカリンレセプターアンタゴニスト活性の両方を有し、このようなビフェニル誘導体は、肺障害(例えば、慢性閉塞性肺疾患および喘息)を治療するのに有用である。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬学的に受容可能なキャリアと、治療有効量のビフェニル−2−イルカルバミン酸1−[2−(2−クロロ−4−{[(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル)エチルアミノ]メチル}−5−メトキシフェニルカルバモイル)エチル]ピペリジン−4−イルエステル、あるいはその薬学的に受容可能な塩を含有する、薬学的組成物。
【請求項2】
前記組成物が、さらに、治療有効量のステロイド性抗炎症薬を含有する、請求項1に記載の薬学的組成物。
【請求項3】
医薬の製造のためのビフェニル−2−イルカルバミン酸1−[2−(2−クロロ−4−{[(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル)エチルアミノ]メチル}−5−メトキシフェニルカルバモイル)エチル]ピペリジン−4−イルエステル、あるいはその薬学的に受容可能な塩の使用。
【請求項4】
前記医薬が、肺障害を治療するためのものである、請求項3に記載の使用。
【請求項5】
肺障害を治療するための、ビフェニル−2−イルカルバミン酸1−[2−(2−クロロ−4−{[(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−5−イル)エチルアミノ]メチル}−5−メトキシフェニルカルバモイル)エチル]ピペリジン−4−イルエステル、あるいはその薬学的に受容可能な塩を含む組成物。
【請求項6】
前記肺障害が、慢性閉塞性肺疾患または喘息である、請求項4に記載の使用。
【請求項7】
前記肺障害が、慢性閉塞性肺疾患または喘息である、請求項5に記載の組成物。
【請求項8】
前記ステロイド性抗炎症薬がコルチコステロイドである、請求項2に記載の薬学的組成物。

【公開番号】特開2010−159291(P2010−159291A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−93582(P2010−93582)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【分割の表示】特願2006−503604(P2006−503604)の分割
【原出願日】平成16年2月13日(2004.2.13)
【出願人】(500154711)セラヴァンス, インコーポレーテッド (129)
【Fターム(参考)】