説明

エリスロポエチンポリペプチド及びそれらの使用

本発明は、特にヒト対象における治療的又は予防的処置のためのEPOポリペプチド及びそれらの使用に関する。本発明はまた、前記ポリペプチドをコードする核酸、このような核酸を含むベクター及びそれらを含有する組換え細胞に関する。本発明はさらに、このようなポリペプチドを産生する方法、並びに任意のサンプル中のこれらポリペプチドを検出し、又は投薬する方法及びツールを開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳動物において実質的にヘマトクリットレベルを増加させることなく、前記哺乳動物、特にヒトにおける組織保護活性を有する単離エリスロポエチン変異ポリペプチド。
【請求項2】
a)アミノ酸56から193までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
b)アミノ酸1から27までの欠失及びアミノ酸56から193までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
c)配列番号13に示された配列を含むポリペプチド又は;
d)配列番号13のアミノ酸28から55に示された配列を含むポリペプチド又は;
e)
【化1】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
f)
【化2】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
g)84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加N−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)、d)、e)又はf)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項3】
a)アミノ酸56から193までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドからなるポリペプチド又は;
b)アミノ酸1から27までの欠失及びアミノ酸56から193までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドからなるポリペプチド又は;
c)配列番号13に示された配列からなるポリペプチド又は;
d)配列番号13のアミノ酸28から55に示された配列からなるポリペプチド又は;
e)
【化3】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
f)
【化4】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
g)84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)、d)、e)又はf)とはまったく異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
h)a)、b)、c)、d)、e)、f)又はg)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドを含むポリペプチド又は;
i)a)、b)、c)、d)、e)、f)又はg)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドからなるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項4】
a)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から82(グルタミン酸)までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
b)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から82(グルタミン酸)までの少なくとも1つの欠失及びアミノ酸1から27までの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
c)配列番号4に示された配列を含むポリペプチド又は;
d)配列番号4のアミノ酸28から164に示された配列を含むポリペプチド又は;
e)
【化5】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
f)
【化6】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
g)84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)、d)、e)又はf)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項5】
a)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から82(グルタミン酸)までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
b)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から82(グルタミン酸)までの少なくとも1つの欠失及びアミノ酸1から27までの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
c)配列番号4に示された配列からなるポリペプチド又は;
d)配列番号4のアミノ酸28から164に示された配列からなるポリペプチド又は;
e)
【化7】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とは異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
f)
【化8】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
g)84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)、d)、又はe)とは異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
h)a)、b)、c)、d)、e)、f)又はg)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドを含むポリペプチド又は;
i)a)、b)、c)、d)、e)、f)又はg)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドからなるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項6】
a)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から142(グルタミン)までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
b)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から142(グルタミン)までの少なくとも1つの欠失及びアミノ酸1から27までの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
c)配列番号6に示された配列を含むポリペプチド又は;
d)配列番号6のアミノ酸28から104に示された配列を含むポリペプチド又は;
e)
【化9】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
f)
【化10】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
g)84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)、d)、e)又はf)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項7】
a)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から142(グルタミン)までの少なくとも1つの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドからなるポリペプチド又は;
b)配列番号3のアミノ酸54(トレオニン)から142(グルタミン)までの少なくとも1つの欠失及びアミノ酸1から27までの欠失により、配列番号3に示された配列とは異なるポリペプチドからなるポリペプチド又は;
c)配列番号6に示された配列からなるポリペプチド又は;
d)配列番号6のアミノ酸28から104に示された配列からなるポリペプチド又は;
e)
【化11】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とは異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
f)
【化12】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドからなるポリペプチドであって、前記変異の位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド又は;
g)84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)、d)、e)又はf)とは異なるポリペプチドを含むポリペプチドであって、前記位置が、配列番号3のアミノ酸の位置に関して規定されるポリペプチド;
h)a)、b)、c)、d)、e)、f)又はg)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドを含むポリペプチド又は;
i)a)、b)、c)、d)、e)、f)又はg)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドからなるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項8】
a)配列番号8に示された配列を含むポリペプチド又は;
b)配列番号8と少なくとも75%のアミノ酸配列同一性を有する配列を含むポリペプチド
からなる群から選択される単離ポリペプチド。
【請求項9】
a)配列番号9に示された配列を含むポリペプチド又は;
b)配列番号9のアミノ酸28から154に示された配列を含むポリペプチド又は;
c)
【化13】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)又はb)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
d)
【化14】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)又はb)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチド又は;
e)57位、78位、79位、80位、82位、84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)又はd)とはまったく異なるポリペプチドを含むポリペプチド;
f)a)、b)、c)、d)又はe)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドを含むポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項10】
a)配列番号8からなるポリペプチド又は;
b)配列番号8と少なくとも75%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドからなるポリペプチド
からなる群から選択される請求項8に記載のポリペプチド。
【請求項11】
a)配列番号9からなるポリペプチド又は;
b)配列番号9のアミノ酸28から154に示された配列からなるポリペプチド又は;
c)
【化15】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)又はb)とは異なるポリペプチドからなるポリペプチド又は;
d)
【化16】


からなる群から選択される1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ又は10の変異により、a)又はb)とはまったく異なるポリペプチドからなるポリペプチド又は;
e)57位、78位、79位、80位、82位、84位、96位、113位、115位、116位又は141位に少なくとも1つの追加のN−結合グリコシル化部位を含むことにより、a)、b)、c)又はd)とは異なるポリペプチドからなるポリペプチド;
f)a)、b)、c)、d)又はe)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドを含むポリペプチド又は;
g)a)、b)、c)、d)又はe)のポリペプチドと少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドからなるポリペプチド
からなる群から選択される請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項12】
追加のアミノ酸ドメインに作動可能に結合した請求項1から11までのいずれか一項に記載のポリペプチドを含む融合タンパク質。
【請求項13】
前記ポリペプチドが、GST配列、Hisタグ配列、多量体化ドメイン、免疫グロブリン分子の定常領域又はヒト柔毛膜性生殖腺刺激ホルモン(hCG)などのヘテロ二量体タンパク質ホルモンに作動可能に結合した請求項12に記載の融合タンパク質。
【請求項14】
請求項1から13までのいずれか一項に記載のポリペプチドをコードする単離核酸分子。
【請求項15】
cDNA分子である請求項14に記載の単離核酸分子。
【請求項16】
【化17】


又はそれらの相補鎖若しくは縮重配列、或いは
【化18】


のポリペプチドをコードする核酸又は相補鎖からなる群から選択されるヌクレオチド配列を含むか、又はそれからなる請求項14又は15に記載の単離核酸分子。
【請求項17】
請求項14から16までのいずれか一項に記載の核酸分子を含むベクター。
【請求項18】
請求項14から16までのいずれか一項に記載の核酸分子又は請求項17に記載のベクターを含む組換え宿主細胞。
【請求項19】
原核細胞又は真核細胞である請求項18に記載の宿主細胞。
【請求項20】
請求項1から13までのいずれか一項に記載のポリペプチドを産生する方法であって、請求項18又は19に記載の組換え宿主細胞を核酸分子の発現を可能にする条件下で培養すること、及び産生されたポリペプチドを回収することを含む方法。
【請求項21】
活性な結合体又は複合体の形態である請求項1から13までのいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項22】
ペグ化された請求項21に記載のポリペプチド。
【請求項23】
請求項1から13までのいずれか一項に記載のポリペプチドに選択的に結合する抗体、又はその断片若しくは誘導体。
【請求項24】
モノクローナル抗体、又はその断片若しくは誘導体である請求項23に記載の抗体。
【請求項25】
ヒト若しくはヒト化抗体、又はその断片若しくは誘導体である請求項23又は24に記載の抗体。
【請求項26】
非相同部分に結合した請求項23から25までのいずれか一項に記載の抗体を含む免疫結合体。
【請求項27】
薬剤として使用するための、請求項1から13まで又は請求項21若しくは22のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項28】
請求項1から13まで又は請求項21若しくは22のいずれか一項に記載のポリペプチド、請求項14から16までのいずれか一項に記載の核酸分子、請求項17に記載のベクター、又は請求項18又は19に記載の細胞、及び薬学的に許容できる担体、賦形剤、又は安定化剤を含む医薬組成物。
【請求項29】
患者の障害症状、EPO発現又は活性の調節不全を含む障害を治療、予防又は改善する方法であって、請求項28に記載の医薬組成物を患者に投与することを含む方法。
【請求項30】
前記障害が、貧血、慢性腎不全患者の高血圧、小児透析患者、ヘマトクリット濃度不足に関連する疾患又は病態、化学療法治療に関係した障害、癌、循環器病、一次的神経系症状又は精神医学的症状を有する中枢神経系(CNS)疾患又は末梢神経系疾患からなる群から選択される患者の障害症状を治療、予防又は改善する方法であって、請求項1から13まで又は請求項21若しくは22のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項28に記載の医薬組成物の治療有効量を患者に投与することを含む方法。
【請求項31】
患者の障害、即ち貧血、慢性腎不全患者の高血圧、小児透析患者、ヘマトクリット濃度不足に関連する疾患又は病態、化学療法治療に関係した障害、癌、循環器病、一次的神経系症状又は精神医学的症状を有する中枢神経系(CNS)疾患又は末梢神経系疾患からなる群から選択される障害を治療するための薬剤の製造における、請求項1から13まで又は請求項21若しくは22のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項28に記載の医薬組成物の使用。
【請求項32】
前記障害が、貧血、癌、アルツハイマー病、パーキンソン病、リー病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、虚血性再灌流傷害、心筋梗塞からなる群から選択される請求項30又は31に記載の方法又は使用。
【請求項33】
前記障害が、慢性腎不全(CRF)に関連する貧血、ジドブジン治療HIV感染患者の貧血、化学療法又は放射線療法に対する癌患者の貧血、非骨髄性癌の進行に関連する貧血、ウィルス性感染(HIVなど)に関連する貧血及び慢性疾患の貧血からなる群から選択される貧血であるか、又は腎臓、前立腺、卵巣又は乳房の腺癌、リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫、中枢神経系に影響を及ぼす腫瘍からなる群から選択される癌である請求項32に記載の方法又は使用。
【請求項34】
薬剤として使用するための、請求項23から25までのいずれか一項に記載の抗体、又はその断片若しくは誘導体。
【請求項35】
請求項23から25までのいずれか一項に記載の抗体、又はその断片若しくは誘導体、及び薬学的に許容できる担体、賦形剤、又は安定化剤を含む医薬組成物。
【請求項36】
対象における癌の症状を治療、予防又は改善する方法であって、請求項23から25までのいずれか一項に記載の抗体、又はその断片若しくは誘導体の治療有効量を患者に投与することを含む方法。
【請求項37】
癌を治療するための薬剤の製造における、請求項23から25までのいずれか一項に記載の抗体、又はその断片若しくは誘導体の使用。
【請求項38】
請求項14から16までのいずれか一項に記載の核酸又はその相補鎖に選択的にハイブリダイズする核酸プローブ。
【請求項39】
請求項1から13までのいずれか一項に記載のEPOポリペプチドをコードする核酸分子の少なくとも1つの特有の断片を増幅させるために使用できる核酸プライマー。
【請求項40】
神経圧潰後、少なくとも約0.02msの複合性筋活動電位(CMAP)潜伏時間の減少を誘導する請求項1から13まで又は請求項21若しくは22のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項41】
ミエリン塩基性タンパク質(MBP)の産生を、好ましくは、少なくとも約5%刺激する請求項1から13まで、又は請求項21若しくは22、又は請求項40のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項42】
野生型EPOの血液栄養活性の50%未満を保持する請求項1から13まで又は請求項21若しくは22、又は請求項40若しくは41のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項43】
ベースラインのヘマトクリット濃度と比較して、ヘマトクリット濃度を約10%未満増加させる請求項1から13まで、又は請求項21若しくは22、又は請求項40から42までのいずれか一項に記載のポリペプチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図10】
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【図9】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2009−517009(P2009−517009A)
【公表日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−541750(P2008−541750)
【出願日】平成18年11月23日(2006.11.23)
【国際出願番号】PCT/EP2006/068859
【国際公開番号】WO2007/060213
【国際公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【出願人】(507399427)ラボラトワ セローノ エス.エイ. (2)
【Fターム(参考)】