説明

カプセル化した顔料を有する化粧品組成物および使用方法

【課題】より光沢のあるそしてより自然に見える顔料入り化粧品組成物の提供。
【解決手段】化粧品上許容できる媒体、活性成分および複数のカプセル化した顔料粒子からなり、該粒子は、二酸化珪素を含むカプセル化剤と該カプセル化剤内に入れられた顔料からなり、該カプセル化剤は約1.4から約1.6の屈折率を示す顔料入り化粧品組成物。カプセル化した顔料は、約10ミクロン以下の厚さを有し、カプセル化剤は、カプセル化した顔料粒子の全重量の約1重量%から約20重量%の量で用いられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カプセル化した顔料を有する化粧品組成物に関する。本発明は、さらに局所の表面に美容の効果を付与する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧品組成物は、通常、化粧品が元来もつ視覚上の外観を改善するため、および/または局所への適用に特別な外観をあたえるために、マスキング剤として顔料を用いる。
【0003】
顔料入り化粧品組成物は、しばしば、皮膚に光沢のない不自然な外観をあたえる。光沢のない不自然な外観は、顔料と皮膚との間の屈折性の差から生ずる。顔料は、通常、2より大きい屈折率を示す。一方、皮膚は、典型的に、約1.4から1.5の屈折率を示す。
【0004】
より光沢のあるそしてより自然に見える外観を形成するために化粧品の製造に使用される手段の1つは、顔料の代わりにパールエッセンスを配合することである。しかし、パールエッセンスは、比較的高価でありしかもしばしば皮膚の不自然な外観をもたらす。従って、それらの使用を最低にすることが望ましい。
【0005】
より光沢があり、すなわち光をより通過させ、そしてより自然に見える視覚上の外観をあたえる顔料入り化粧品組成物を有することが望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
より光沢のあるそしてより自然に見える顔料入り化粧品組成物を提供するのが本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のこれらの目的および他の目的によれば、顔料入り化粧品組成物が提供される。組成物は、化粧品上許容できる媒体、活性成分および複数のカプセル化した顔料粒子を有する。粒子は、カプセル化剤およびカプセル化剤内に封じ込められた顔料からなる。カプセル化剤は、二酸化珪素(シリカ)を有しそして約1.4から約1.6の屈折率を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
より光沢のあるそしてより自然に見える顔料入り化粧品組成物を得ることができることが驚くべきことに見いだされた。さらに、局所の表面に美容の効果をあたえる方法があることが驚くべきことに見いだされた。
【0009】
化粧品組成物は、そのなかに複数のカプセル化した顔料粒子を有して、化粧品それ自体に関しておよび/または局所の表面への局所的適用にあたり色彩の視覚的効果を与える。視覚的効果は、カプセル化した顔料粒子を有しない組成物に比べて、より光沢がありそしてより自然に見えることである。
【0010】
カプセル化した顔料粒子は、カプセル化剤およびカプセル化剤内に封じ込められた顔料粒子からなる。カプセル化剤は、本質的に、顔料粒子の全表面を覆い、被覆または重ねた層の形をとる。
【0011】
カプセル化した顔料粒子は、それらが顔料粒子単独(カプセル化なし)よりも異なる屈折性を有するため、より光沢のあるしかもより自然に見える視覚上の外観をあたえる。カプセル化剤に大量に存在する材料である二酸化珪素は、約1.4から約1.6の屈折率を示し、それは、皮膚の屈折率とほぼ同じである。
【0012】
組成物は、そのなかに1つ以上の顔料を有する。有用な顔料は、化粧品の業界で周知の任意のものを含む。有用な顔料の例は、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化クロム、青色第二鉄、カーボンブラック、雲母、マンガンバイオレット、ウルトラマリンおよびこれらの組み合わせを含む。顔料は、球状が好ましいが、任意の形状のものでよい。好ましい平均粒子サイズは、約10ミクロン以下であり、そしてより好ましいサイズは、約1ミクロン以下である。
【0013】
顔料は、組成物の全重量の1重量%から約25重量%の量で、そして好ましくは組成物の全重量の約1重量%から約15重量%の量で組成物中に存在する。
【0014】
カプセル化剤は、顔料を封じ込めるかまたはカプセル化する包みまたは被覆に関する。カプセル化剤は、顔料と、より大きな組成物との間の直接的な連絡または接触を実質的に防ぐ。カプセル化剤は、実質的に二酸化珪素からなるが、少量すなわち10重量%(全組成物の重量に基づいて)より少ない他の物質も、望ましい度合いの屈折性すなわち約1.4から約1.6の屈折率が維持される限り、可能である。
【0015】
もしカプセル化剤の平均の厚さが余りに薄いと、粒子のいくらかの領域は、露出されたままでありカプセル化されない。もしカプセル化剤の平均の厚さが余りに厚いと、顔料の色は薄くなりそして皮膚の被覆は欠陥を生ずる。
【0016】
顔料粒子をカプセル化するのに使用されるカプセル化剤の量は、機能的に、皮膚の屈折率すなわち約1.4と1.6との間に近い屈折率を本発明のカプセル化した顔料粒子にもたらす量のカプセル化剤である。典型的に、使用されるカプセル化剤は、カプセル化した顔料粒子の全重量の約1重量%から約20重量%、好ましくは約3重量%から約12重量%である。
【0017】
カプセル化した顔料粒子は、より光を通しそして自然に見せる外観を有するので、それらは、従来の化粧品組成物にしばしば見いだされる高価なパールエッセンスを、全部または一部置き換えることができる。
【0018】
顔料は、当業者により周知の任意の手段により二酸化珪素(シリカ)によりカプセル化される。例えば、ゾル−ゲルのガラスの方法が使用されて、芯の顔料粒子上にシリカの被覆をもたらす。この方法では、シリカの前駆物質は、一連の加水分解および重合反応で反応してコロイド状の懸濁物またはゾルを形成し、それは次に顔料の芯上に沈殿して芯の顔料粒子上にシリカの薄いフィルム被覆をもたらす。BrinkerおよびScherer、The Physics and Chemistry of Sol−Gel Processing(1990)参照。米国特許3410708、3437502、3591398および4199370も挙げることができ、それらは、一般に業界でゾル−ゲル法として知られている、水性の珪酸ナトリウムの使用およびpH調節によりシリカの被覆を付与する方法を開示している。上記の文献および特許は、本明細書で参考として引用される。
【0019】
活性成分は、局所の表面に美容、機能的および/または医学的な効果を与えるか、またはその審美的な外観を改善する任意の化合物の形をとることができる。代表的な化合物は、以下のものであるがこれらに限定されない。麻酔薬、抗アレルギー薬、抗かび薬、抗菌薬、抗炎症薬、防腐剤、清涼剤、バリヤー剤、植物抽出物、キレート剤、脱色剤、洗浄剤/クレンザー、しわ隠し剤、エモリエント、剥離剤、フィルム形成剤、固定剤、香料、湿潤剤、昆虫忌避剤、潤滑剤、モイスチャライザー、薬剤、着色剤、保存料、皮膚保護剤、皮膚浸透増強剤、安定剤、サンスクリーン剤、表面活性剤、濃厚化剤、ビタミンおよびこれらの任意の組み合わせ。
【0020】
組成物は、局所の表面に美容/機能的/医学的な効果(包括して美容効果とする)をあたえるのに十分な量で活性成分を有する。量は、望まれる効果のタイプおよび活性成分の性質に応じてかなり変化する。活性成分は、典型的に、局所組成物の全重量に基づいて、約0.001重量%から約95重量%、より典型的には約0.001重量%から約50重量%、そして最も典型的には約0.001重量%から約25重量%で存在する。
【0021】
組成物は、当業者に周知の任意の製品の形をとることができる。有用な製品の形は、溶液、ローション、ペースト、しまっていない粉末、プレスした粉末、クリーム、スティック、ゲル、ムース、マスク、ビードおよびポマードを含む。組成物は、水性でも非水性でもよい。組成物は、溶液、分散物、懸濁物またはエマルションの形をとることができる。エマルションは、例えば、油/水、水/油、珪素/水、水/珪素、ワックス/水または水/ワックスである。
【0022】
組成物は、種々の化粧品上許容できる媒体または担体を使用できる。有用な媒体は、水、低級アルコール、多価アルコール、脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族エーテル、脂肪族エステル、C10−C24アルカン、揮発性物および非揮発性物並びに線状および環状のシリコーン、鉱油、他の炭化水素例えばイソパラフィン、並びにこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0023】
本発明の他の面では、組成物は、任意の局所の表面に適用されて、それに所望の美容の効果を与えることができる。有用な局所の表面は、皮膚、髪、唇および爪を含む。組成物は、しばしば、および/または必要または望まれる限り、適用できる。例えば、組成物は、1日限り、1週間以上または2週間以上、1日あたり1回以上適用される。
【0024】
以下は、本発明の例である。以下において特に指示されていない限り、すべての部、%および割合は重量による。
【実施例1】
【0025】
(液状のメーキャップ、水中油)
A相:63.2%の脱ミネラル水、0.7%の珪酸アルミニウムマグネシウム、0.1%のキサンタンガム、0.3%のメチルパラベン、0.1%のテトラナトリウムEDTA、7.0%のブチレングリコール。
B相:7.0%の二酸化チタン(シリカ中にカプセル化)、1.0%の酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化)、0.5%のコスメチック・レッド・オキシド(シリカ中にカプセル化)、0.1%の酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化)、2.0%のシリカ2−20ミクロスフェアMee5。
C相:1.0%のステアレス−21、4.0%のパルミチン酸エチルヘキシル、0.5%のステアレス−2、0.5%のモノステアリン酸グリセリル、7.0%の鉱油、5.0%のフェニルトリメチコン。
以上で100%とする。
(方法)
1.70℃でホモゲナイザー中でA相を予備混合する。
2.B相を加え、高速度でホモゲナイザー中に混合する。
3.C相を予備混合し、70℃に加熱する。
4.70℃でホモゲナイザー中でA,B相にC相を加える。
5.30℃に冷やす。
(用法)
指先で平均に塗布して欠点をカバーし、皮膚の色調を一様にすると、自然の仕上げをえる。
【実施例2】
【0026】
(液状のメーキャップ、シリコーン中水)
A相:1.0%のセチルジメチコンコポリオール、5.0%のフェニルトリメチコン、20.0%のシクロメチコンペンタマー、1.0%のPEG/PPG−18/18ジメチコン。
B相:8.0%の二酸化チタン(シリカ中にカプセル化)、1.4%の酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化)、0.4%の酸化鉄レッド(シリカ中にカプセル化)、0.2%の酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化)、1.0%のナイロン粉末、球状。
C相:59.5%の脱ミネラル水、2.0%のブチレングリコール、1.0%の塩化ナトリウム、0.2%のメチルパラベン、0.3%のイミダゾリジニル尿素。
以上で100%とする。
(方法)
1.室温でホモゲナイザーでA相を予備混合する。
2.B相を加えそして高速度でホモゲナイザーで混合する。
3.C相を予備混合しそして加熱して固体を溶解しそして室温に冷却する。
4.ホモゲナイザーでA,B相にC相を加える。
(用法)
指先により平均に塗布して欠点をカバーし、皮膚の色調を一様にすると、自然の仕上げをえる。
【実施例3】
【0027】
(クリームからパウダーファンデーション)
A相:45.2%の鉱油、14.0%のジイソプロピルジメレート、8.0%のカルナウバワックス、5.0%のみつろう、3.0%のトリベヘン酸グリセリル、6.0%のエチルヘキシルメトキシシンナメート、2.0%のセチルリシノレエート、0.2%のプロピルパラベン。
B相:5.0%のナイロン粉末(極小)、2.0%の雲母、6.6%の二酸化チタン(シリカ中にカプセル化)、2.0%の酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化)、0.7%の酸化鉄レッド(シリカ中にカプセル化)、0.3%の酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化)。
以上で100%とする。
(方法)
1.70℃でプロペラミキサーでA相を予備混合する。
2.B相を加え、高速度でホモゲナイザーで混合する。
3.60−70℃でパンに注ぎ、室温に冷却する。
(用法)
スポンジまたは指先で平均に塗布して欠点をカバーし、皮膚の色調を一様にすると、自然の仕上げをえる。
【実施例4】
【0028】
(プレスしたフェースパウダー)
A相:27.17%のタルク、10.0%のステアリン酸亜鉛、10.0%のカオリン、7.5%の珪酸カルシウム、3.0%のとうもろこし澱粉、15.0%の雲母、0.2%
のプロピルパラベン、11.0%の二酸化チタン(シリカ中にカプセル化)、3.5%の酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化)、0.86%の酸化鉄レッド(シリカ中にカプセル化)、0.42%の酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化)。
B相:1.0%のジメチコン50Cst、1.0%のソルビタンセスキオレエート、3.5%のスクアラン。
以上で100%とする。
(方法)
1.ミクロ粉砕器を使用してA相を予め砕く。
2.リボンブレンダーを用いてA相にB相を徐々に添加する。
3.パンでプレスする。
(用法)
自然の仕上げのためにスポンジアプリケーターを使用して平均に塗布する。
【実施例5】
【0029】
(スティックファンデーション)
A相:28.0%のフェニルトリメチコン、25.0%のエチルヘキサン酸C12−15アルキル、12.8%のポリエチレンワックス−180cps、20.00%のアルミニウム澱粉オクテニルサクシネート、3.0%の雲母。
B相:8.8%の二酸化チタンジメチコン(シリカ中にカプセル化)、1.8%の酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化)、0.4%の酸化鉄レッド(シリカ中にカプセル化)、0.2%の酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化)。
以上で100%とする。
(方法)
1.80−90℃でプロペラミキサーでA相を予備混合する。
2.B相を加え、高速度でホモゲナイザーで混合する。
3.パンに60−70℃で注ぎ、室温に冷却する。
(用法)
軽く塗りつけ、次に指先で十分にブレンドして欠点をカバーし、皮膚の色調を一様にすると、自然の仕上げをえる。
【実施例6】
【0030】
(クリームスフレメーキャップ、水中油)
A相:46.8%の脱イオン水、0.8%の珪酸アルミニウムマグネシウム、0.2%のキサンタンガム、0.3%のメチルパラベン、1.0%のトリエタノールアミン99%、10.0%のブチレングリコール。
B相:6.5%の二酸化チタン(シリカ中にカプセル化)、1.0%の酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化)、0.3%のコスメチック・レッド・オキシド(シリカ中にカプセル化)、0.3%の酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化)。
C相:7.5%のパルミチン酸エチルヘキシル、12.0%の鉱油、2.20%のステアリン酸、2.00%のPEG−40ステアレート、1.5%のステアレス−2、5.0%のキャンデリラワックス、2.5%のモノステアリン酸グリセリル、0.1%のエチルパラベン。
以上で100%とする。
(方法)
1.70℃でホモゲナイザーでA相を予備混合する。
2.B相を加え、高速度でホモゲナイザーで混合する。
3.C相を予備混合し、70℃に加熱する。
4.70℃でホモゲナイザーでA,B相にC相を加える。
5.30℃に冷却する。
(用法)
指先にとり、平均にブレンドして欠点をカバーし、皮膚の色調を一様にすると自然の仕上げをえる。
【0031】
註:Titide二酸化物ジメチコン(シリカ中にカプセル化):DITTANY−TRI−77891。酸化鉄イェロー(シリカ中にカプセル化):DITTANY−Y−77492。酸化鉄レッド(シリカ中にカプセル化):DITTANY−R−77491。酸化鉄ブラック(シリカ中にカプセル化):DITTANY−B−77499。DITTANYは、US Cosmetics Corp.の商標である。
【0032】
前記の記述が本発明の説明に過ぎないことを理解すべきである。当業者は、種々の交替および改変を本発明を離れることなく考えだすことができる。従って、本発明は、請求の範囲に入るすべての交替、改変および変化を含むことを目的とする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧品上許容できる媒体、活性成分および複数のカプセル化した顔料粒子からなり、ただし該粒子は、二酸化珪素からなるカプセル化剤と該カプセル化剤内に封じ込められた顔料からなり、該カプセル化剤は約1.4から約1.6の屈折率を示すことを特徴とする顔料入り化粧品組成物。
【請求項2】
カプセル化した顔料が約10ミクロン以下の厚さを有する請求項1の組成物。
【請求項3】
カプセル化した顔料が約1ミクロン以下の厚さを有する請求項1の組成物。
【請求項4】
カプセル化剤が、カプセル化した顔料粒子の全重量の約1重量%から約20重量%である請求項1の組成物。
【請求項5】
カプセル化剤が、カプセル化した顔料粒子の全重量の約3重量%から約12重量%である請求項1の組成物。
【請求項6】
1つ以上のパールエッセンスをさらに含む請求項1の組成物。
【請求項7】
カプセル化した顔料粒子が、組成物の重量の約1重量%から約25重量%で存在する請求項1の組成物。
【請求項8】
カプセル化した顔料粒子が、組成物の重量の約1重量%から約15重量%で存在する請求項1の組成物。
【請求項9】
化粧品上許容できる媒体、活性成分および複数のカプセル化した顔料粒子からなる組成物を局所の表面に局所的に適用し、ただし該顔料粒子は、二酸化珪素からなるカプセル化剤と該カプセル化剤内に封じ込められた顔料とからなり、該カプセル化剤は、約1.4から約1.6の屈折率を示すことを特徴とする皮膚または唇に美容の効果を付与する方法。
【請求項10】
カプセル化した顔料が約10ミクロン以下の厚さを有する請求項9の方法。
【請求項11】
カプセル化した顔料が約1ミクロン以下の厚さを有する請求項9の方法。
【請求項12】
カプセル化剤が、カプセル化した顔料粒子の全重量の約1重量%から約20重量%である請求項9の方法。
【請求項13】
カプセル化剤が、カプセル化した顔料粒子の全重量の約3重量%から約12重量%である請求項9の方法。
【請求項14】
1つ以上のパールエッセンスをさらに含む請求項9の方法。
【請求項15】
カプセル化した顔料粒子が、組成物の重量の約1重量%から約25重量%で存在する請求項9の方法。
【請求項16】
カプセル化した顔料粒子が、組成物の重量の約1重量%から約15重量%で存在する請求項9の方法。
【請求項17】
活性成分をさらに含む請求項9の方法。
【請求項18】
局所の表面が、皮膚、爪、髪および唇からなる群から選ばれる請求項9の方法。
【請求項19】
局所の表面が皮膚である請求項18の方法。

【公表番号】特表2009−519335(P2009−519335A)
【公表日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−545588(P2008−545588)
【出願日】平成18年10月23日(2006.10.23)
【国際出願番号】PCT/US2006/041553
【国際公開番号】WO2007/070168
【国際公開日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【出願人】(399130393)エイボン プロダクツ インコーポレーテッド (75)
【Fターム(参考)】