説明

ゴムをゴム消費装置に給送する方法及びゴムをゴム消費装置に給送する設備

【課題】タイヤ製造において、ゴムのストリップをゴム供給装置からゴム消費装置まで連続して移動させる方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法では、ゴム供給装置(12)からゴム消費装置(14)へのゴムのストリップ(M)の連続移動中、消費装置への到達前に、残留分(R)と呼ばれる一部分をゴムストリップから連続的に取り出す。ゴムストリップを連続して切断することによって残留分を取り出す。供給装置(12)は、ゴムストリップを貯蔵する上流側貯蔵手段(16)を有し、これからゴムストリップを押出し機に向かって移動させ、供給装置は、残留分(R)を貯蔵する下流側貯蔵手段(40)を更に有する。上流側貯蔵手段上のゴムストリップ(M)を使用し尽くした後、上流側貯蔵手段と下流側貯蔵手段を交換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴムをゴム消費装置に給送する方法及びゴムをゴム消費装置に給送する設備に関する。
【0002】
本発明は、特に、タイヤ製造において使用されるゴム押出し品を生産する押出し機へのゴムの給送に利用される。
【背景技術】
【0003】
技術の現状において、ゴムを少なくとも1つのゴム消費装置に給送する方法であって、ゴムのストリップをゴム供給装置から第1の消費装置まで連続的に移動させる形式の方法が既に知られている。
【0004】
上述の特定の用途では、押出し機は、第1のゴム消費装置を構成する。押出し機にゴムストリップが給送される。ゴムのストリップの幅を押出し機の送出し量にマッチさせる必要がある。
【0005】
或る特定の状況では、小型押出し機、特に押出しゴムを毎分3kg(3kg/分)未満の量で送り出す押出し機を用いることが望ましい。かかる送出し量は、かかる押出し機が小型であることによってメリットが得られるとすれば申し分のないものである。
【0006】
ゴムのストリップの生産を最適化することにより、比較的幅が広いストリップ、典型的には、幅が800ミリメートル(mm)〜1000mmのストリップが製作されることになる。したがって、形状寸法が大きすぎ、しかも上述した形式の比較的幅の広いゴムのストリップを直接消費することができる押出し機を用いない場合、ストリップは、複数のスライスの状態にスライスされ、これらの幅の各々は、押出し量の少ない押出し機に適合する。したがって、これにより、スライスされたゴムストリップの中間貯蔵及び(又は)取扱いを含む費用のかかるスライス作業は、一般に、ゴムを消費する前提条件とは異なる前提条件で行われる。
【0007】
本発明の目的は、種々の押出し量の押出し機、特に押出し量が少ない押出し機を使用できるようにする一方で、ゴムのストリップを給送するためにゴムのストリップをスライスする作業をできるだけ多く制限することにある。
【発明の開示】
【0008】
この目的のため、本発明は、ゴムを少なくとも1つのゴム消費装置に給送する方法であって、上述した形式の方法において、かかる連続移動中、消費装置への到達前に、残留分と呼ばれる一部分をゴムのストリップから連続して取り出す方法を提供する。
【0009】
適当な量の残留分を取り出すことにより、第1の消費装置に給送されるゴムのストリップは、その押出し量がどれほどであれ、かかる押出し量にマッチさせられる。かくして、本発明により、ゴムが消費されるということを前提にして、消費装置が低いゴム消費容量を備えているときはゴムのストリップ全体の漸増部分を構成し又はこれとは逆に、消費装置が高いゴム消費容量を備えている場合には漸減部分を構成する残留分をゴムストリップ全体から取り出すことができる。
【0010】
かくして、比較的幅の広いゴムのストリップの場合、低くても高くても十分さは同程度の消費容量を有する消費装置への給送を行うことができ、他方、低消費容量型装置では、ゴムを消費するという前提から離れてゴムのストリップをスライスする必要性を回避し、スライスされたゴムの中間貯蔵を回避し、しかも、最初のゴムのストリップのスライスを取扱う作業を回避することができる。
【0011】
オプションとしての本発明の方法の他の特徴は、次の通りである。
・残留分は、ゴムのストリップから残留分用ストリップを連続して切り取ることにより取り出される。
・残留分ストリップは、ゴムのストリップの幅の1/2〜9/10の幅を有する。
・第1の消費装置は、押出し機である。
・供給装置は、上流側ゴム貯蔵手段を有し、ゴムのストリップは、上流側ゴム貯蔵手段から各消費装置に向かって移動させられる。
【0012】
本発明の方法の別のオプションとしての特徴によれば、残留分は、下流側貯蔵手段内に貯蔵される。
【0013】
有利には、上流側貯蔵手段と下流側貯蔵手段は、上流側貯蔵手段のゴムのストリップが使用し尽くされた後、相互に交換される。
【0014】
かくして、第1の消費装置に給送されるゴムのストリップが完全に使用し尽くされると、上流側貯蔵手段と下流側貯蔵手段を相互に交換して残留分を収容している貯蔵手段が、今度はゴム供給装置になるようにする。相互交換作業は、最初のストリップの幅及び消費装置の消費量が所与の場合、できるだけ多く実施されるのが良い。
【0015】
さらに、最後の残留分に相当する最後の給送ストリップを消費装置に直接給送することができ、かくして、生産を中断しないで貯蔵手段を同時に再充填することができる。
【0016】
特許請求の範囲に記載されていない本発明の具体化例では、第2のゴム消費装置に残留分を給送する。
【0017】
ゴムのストリップが、2つの消費装置への給送に適した幅を備えている場合、第1の消費装置に給送されたストリップの幅は、第1の消費装置の消費容量に合わされ、残留分の幅は、第2の消費装置の消費容量に合わされる。これにより、残留分を貯蔵する必要が回避される。
【0018】
切断されたストリップの幅を適当な手段の支援により調節し、それにより、リアルタイムで消費装置への給送量を調節することが可能であり、このことは、消費装置が下流側の製作プロセスと関連した変化に適合することが必要な場合、特に有利なことがある。
【0019】
本発明は又、ゴムを少なくとも1つのゴム消費装置に給送する設備であって、ゴムのストリップをゴム供給装置から第1の消費装置まで連続的に移動させる手段を有する形式の設備において、この設備は、残留分と呼ばれる一部分をゴムのストリップから連続して取り出す取出し手段を有し、取出し手段は、第1の消費装置から見て上流側に配置されていることを特徴とする設備を提供する。
【0020】
かかる設備により、残留分を第1の消費装置に給送されたゴムのストリップが第1の消費装置に合わされるような仕方で取り出すことが可能である。
【0021】
本発明の設備のオプションとしての特徴は、次の通りである。
・取出し手段は、ゴムのストリップから取り出されたストリップを連続的に切り取る手段を有する。
・設備は、切断手段をゴムのストリップの長手方向縁部に対して横断方向に自動的に位置決めする手段を有する。かかる手段は、有利であり、その理由は、かかる手段により、漸変幅の残留分ストリップ及び消費装置に給送される幅が一定のストリップを使用することができるからである。かくして、かかる設備は、ゴムのストリップが不規則な長手方向縁部を備えている場合、有利である。
・第1の消費装置は、押出し機である。
・押出し機は、直径が90mm未満の押出し機ウォームスクリューを有し、押出し機は、必要に応じて、3kg/分未満の押出し機ゴム送出し量を提供する。
・設備は、上流側ゴム貯蔵手段を更に有し、ゴムのストリップは、上流側ゴム貯蔵手段から各消費装置に向かって移動させられる。
・供給装置は、残留分を貯蔵する下流側貯蔵手段を更に有する。
・設備は、上流側貯蔵手段と下流側貯蔵手段を相互に交換する相互交換手段を更に有する。
・相互交換手段は、軸線回りに回転運動可能な可動支持体を有し、上流側貯蔵手段及び下流側貯蔵手段は、可動支持体によって支持される。かかる交換手段は、有効であり、構成するのが容易である。
【0022】
特許請求の範囲に記載されていない設備の実施形態では、設備は、残留分が供給される第2のゴム消費装置を有する。
【0023】
本発明の設備の別のオプションとしての特徴によれば、設備は、残留分の幅を調節することにより少なくとも第1の消費装置への給送量を調節する調節手段を有する。
【0024】
かかる調節手段により、ゴムのストリップの幅を第1の消費装置の消費量に合わせることができ、かかる消費量は、可変であるのが良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
純粋に非限定的な例として与えられ、添付の図面を参照して行われる以下の説明を読むと本発明の内容を一層良く理解できよう。
【0026】
図1は、本発明の実施形態を構成し、全体が符号10で示されたゴム給送設備を示している。設備10は、ゴム供給装置12及びゴムを消費するゴム消費装置14を有している。
【0027】
以下において、設備10の上流側手段と下流側手段は、供給装置12から消費装置14に向かって進むゴムの移動方向に関して区別される。
【0028】
本発明のこの実施形態では、ゴム供給装置12は、ゴムのストリップMが貯蔵される受流側ゴム貯蔵手段16、例えばパレットを有する。
【0029】
ゴムのストリップMは、以下に説明する手段により供給装置12から消費装置14に移動されるようになっている。
【0030】
図示の例では、ゴムのストリップMは、幅が約200mmであり、このゴムのストリップは、約10mmの平均厚さを有する。変形例では、ゴムのストリップの幅及び厚さは、これらとは異なっていても良い。具体的に言えば、ゴムのストリップの幅は、200mmよりも大きくても良く、800mmという大きな幅であっても良い。ゴムのストリップMは、長手方向に、上流側貯蔵手段16内では犂耕体(boustrophedon )のように前後に折り畳まれる。
【0031】
上流側貯蔵手段16は、ベース18上に支持され、このベースは、実質的に垂直の軸線Z回りに回転移動するよう設けられた第1の支持体を形成している。
【0032】
ゴムのストリップを消費装置14に向かって進めるために、設備10は、支持体22によって支持された変位手段20を有している。支持体22は、軸線Zと実質的に一致した軸線の垂直ポスト23によって支持されている。具体的に説明すると、変位手段20は、それぞれの互いに平行な回転軸線回りに回転するよう支持体22に取り付けられた2つの重ね合わされた駆動ローラ24から成っている。ゴムのストリップMは、ローラ24相互間を通ることにより駆動される。
【0033】
支持体22は、支持体22を通ってゴムのストリップMを案内するための案内手段26を更に支持している。
【0034】
一例を挙げると、案内手段26は、フェアリード28を形成する上流側案内部材、駆動ローラ24から見てそれぞれ上流側及び下流側で支持体22に回転可能に取り付けられた2つの案内ローラ29、及びプレート30,32により形成された2つの下流側案内部材を有している。
【0035】
押出し機により構成された消費装置14は、押出しウォームスクリューVを有している。図示の例では、ウォームスクリューVの直径は、90mm未満であり、したがって、押出し機は、ゴムを消費する比較的制限された容量を有し、ゴムを押し出す量は、3kg/分未満のままである。押出し機は、基準MCにより支持されたゴムストリップの残部を消費する。
【0036】
ゴムストリップMの幅を装置14の比較的僅かな消費容量に適合させるため、設備10は、ゴムストリップMの一部を連続的に取り出す手段34を有し、取り出された部分は、残留分Rと呼ばれている。これら取出し手段34は、消費装置14から見て上流側に配置されている。かくして、図示の例では、取出し手段34は、ゴムのストリップMから取り出されたストリップを連続的に切り取る切断手段36を有している。駆動ローラ24により支持されたこれら切断手段36は、駆動ローラ24のうちの一方により支持された少なくとも1つの回転刃又は鋏を形成するよう2つの駆動ローラ24により支持された2つの回転刃を有している。
【0037】
残留分ストリップRが切り取られる長手方向に対するゴムのストリップMの横方向位置が実質的に一定のままであるようにするために、設備10は、切断手段34をゴムのストリップMの長手方向縁部に対して横方向に自動的に位置決めする手段38を有している。
【0038】
かくして、図示の例では、横方向位置決め手段38は、支持体22とポスト23の頂端部との間に配置されている。
【0039】
本発明のこの実施形態では、設備10は、残留分Rを貯蔵する下流側貯蔵手段40を有している。一例を挙げると、これら下流側手段40は、ベース18により支持されたパレット42から成る。かくして、ベース18は、上流側貯蔵手段12と下流側貯蔵手段40を交換する手段43となる。
【0040】
好ましくは、設備10は、残留分Rを形成するゴムのストリップの幅を調節することにより消費装置14への給送量を調節する手段44を更に有している。
【0041】
消費装置14と給送設備10との間に、ストリップの可変長さMCの補償ループ46を形成することが可能である。ループ46の長さの変化は、この変化を連続的に検出する検出手段48、例えば、ループの長さの変化につれて変化する傾斜角θを提供する首振りフィーラによって検出でき、変形例では、これは、ループの長さの極値を検出する手段48A,48Bを用いて実施しても良い。図1では、連続した線で引かれたループ46は、その最小長さ形態にあり、これに対し、破線では、その最大長さ形態にある。
【0042】
ループに接触するしないにかかわらず、長さの変化を検出する他形式の手段48を利用することができる。
【0043】
設備10は、ゴムを消費装置14に給送する方法を具体化するのに役立ち、本発明と関連したこの方法の主要な特徴を以下に説明する。
【0044】
消費装置14にゴムを供給するため、ゴムのストリップMを変位手段20の支援により、供給装置12から消費装置14に向かって連続的に移動させる。
【0045】
この連続変位中、消費装置14に到達する前に、残留分Rを手段34の支援により連続的に取り出す。
【0046】
図示の例では、残留分Rを取り出すのに、ゴムのストリップMを形成しているストリップを連続的に切断する。残留分ストリップは、好ましくは、ゴムのストリップの幅の1/2〜9/10の幅を備える。
【0047】
残留分Rを取り出しているときに、これを手段40内に貯蔵する。上流側貯蔵手段12のゴムのストリップMを使用し尽くした後、上流側手段12を下流側貯蔵手段40と交換し、この下流側貯蔵手段は、その結果、上流側貯蔵手段になる。次に、最初のゴムのストリップMと同様、残留分Rを供給装置12から消費装置14に連続的に移動させ、新たな残留分が、この変位中、上述したやり方と類似したやり方で取り出される。
【0048】
移動速度をループの長さの変化の関数として調節する。連続検出手段48により、この速度を連続的に調節することができる。ループの長さの極値を検出する手段48A,48Bは、変位手段20を停止させ又は始動させることにより調節を行うのに役立つ。
【0049】
図2は、特許請求の範囲に記載されていない実施形態を構成する設備10を示している。図2では、図1の要素に類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
【0050】
この実施形態では、設備10は、2つのゴム消費装置、即ち、上述したような第1の装置14及び例えば押出し機により第1の装置14のように構成された第2の装置14Aを有している。
【0051】
第2の消費装置14Aに残留分Rを給送する。必要に応じて、手段44を利用して残留分Rの幅を調節することにより2つの消費装置14A,14Bの給送量を同一であるように調節する。第1の消費装置14及び第2の消費装置14が、ゴム押出し量が互いに異なる2つの押出し機によって形成されている場合、手段44を利用して給送量を調節することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の実施形態を構成するゴム給送設備の概略立面図である。
【図2】特許請求の範囲に記載されていない設備の第2の実施形態を構成するゴム給送設備の概略立面図である。
【符号の説明】
【0053】
10 ゴム給送設備
12 ゴム供給装置
14 ゴム消費装置
16 上流側貯蔵手段
18 ベース
20 変位手段
22 支持体
23 ポスト又は支柱
26 案内手段
29 案内ローラ
38 位置決め手段
40 下流側貯蔵手段
46 補償ループ
48 検出手段
M ゴムのストリップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴムを少なくとも1つのゴム消費装置(14)に給送する方法であって、ゴムのストリップ(M)をゴム供給装置(12)から前記第1の消費装置(14)まで連続的に移動させる形式の方法において、前記連続移動中、前記消費装置(14)への到達前に、残留分(R)と呼ばれる一部分を前記ゴムのストリップ(M)から連続して取り出して下流側貯蔵手段(40)内に貯蔵し、前記供給装置(14)は、ゴムを貯蔵する上流側貯蔵手段(16)を有し、前記ゴムのストリップ(M)は、前記上流側貯蔵手段から各前記消費装置(14)に向かって移動させられ、前記上流側貯蔵手段(16)と前記下流側貯蔵手段(40)は、前記上流側貯蔵手段(16)の前記ゴムのストリップ(M)が使用し尽くされた後、相互に交換される、方法。
【請求項2】
前記残留分(R)は、前記ゴムのストリップ(M)から残留分用ストリップを連続して切り取ることにより取り出される、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記残留分ストリップ(R)は、前記ゴムのストリップの幅の1/2〜9/10の幅を有する、請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
前記第1の消費装置(14)は、押出し機である、請求項1〜3のうちいずれか一に記載の方法。
【請求項5】
ゴムを少なくとも1つのゴム消費装置(14)に給送する設備(10)であって、ゴムのストリップ(M)をゴム供給装置(12)から第1の前記消費装置(14)まで連続的に移動させる手段を有する形式の設備において、前記設備は、残留分と呼ばれる一部分を前記ゴムのストリップ(M)から連続して取り出す取出し手段(24)を有し、前記取出し手段(24)は、前記第1の消費装置(14)から見て上流側に配置され、前記設備は、上流側ゴム貯蔵手段(16)を更に有し、前記ゴムのストリップ(M)は、前記上流側ゴム貯蔵手段から各前記消費装置(14)に向かって移動させられるようになっており、前記供給装置(12)は、前記残留分を貯蔵する下流側貯蔵手段(40)を更に有し、前記設備は、前記上流側貯蔵手段(16)と前記下流側貯蔵手段(40)を相互に交換する相互交換手段(43)を更に有する、設備(10)。
【請求項6】
前記取出し手段(24)は、前記ゴムのストリップ(M)から取り出されたストリップを連続的に切り取る手段(34)を有する、請求項5記載の設備(10)。
【請求項7】
切断手段(34)を前記ゴムのストリップ(M)の長手方向縁部に対して横断方向に自動的に位置決めする手段(38)を有する、請求項5又は6記載の設備(10)。
【請求項8】
前記第1の消費装置(14)は、押出し機である、請求項5〜7のうちいずれか一に記載の設備(10)。
【請求項9】
前記押出し機(14)は、直径が90mm未満の押出し機ウォームスクリュー(V)を有し、前記押出し機(14)は、必要に応じて、3kg/分未満の押出し機ゴム送出し量を提供する、請求項8記載の設備(10)。
【請求項10】
前記相互交換手段(43)は、軸線(Z)回りに回転運動可能な可動支持体(18)を有し、前記上流側貯蔵手段(16)及び前記下流側貯蔵手段(40)は、前記可動支持体(18)によって支持されている、請求項5〜9のうちいずれか一に記載の設備(10)。
【請求項11】
前記残留分(R)の幅を調節することにより少なくとも前記第1の消費装置(14)への給送量を調節する手段(44)を有する、請求項5〜10のうちいずれか一に記載の設備(10)。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−183900(P2008−183900A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−342028(P2007−342028)
【出願日】平成19年12月28日(2007.12.28)
【出願人】(599093568)ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン (552)
【出願人】(508032479)ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム (499)
【Fターム(参考)】