説明

シリカ含有ゲル組成物と抗炎症剤、保水剤並びに化粧料

【課題】
医療や化粧料等としてのシリカ利用拡大を可能とし、これまで全く予期できなかった安定なシリカ・コロイド粘性流体の新しい構成を可能とし、これまでの知見からは全く予想することもできない抗炎症性、保湿性、化粧料としての有用性を実現する。
【解決手段】
(A)球状シリカと(B)油脂およびシリコン油のうちの少なくとも1種である分散媒との混合物に、(C)水および有機ヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が配合されているシリカ含有ゲル組成物とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘稠ゼリー状のシリカ含有ゲル組成物とこれを有効成分とする抗炎症剤、保水剤並びに化粧料に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シリカ(SiO2)は、地殼の約60%を占める珪素酸化物であって、封止材料用フィラー材、アンチブロッキング材、精密樹脂成形用フィラー材、ワックス用フィラー、焼結セラミックス用原料等として様々な工業用途に用いられている。また、シリカは、洗浄剤、そして歯科用材料等の生活や医療用用途において、また化粧料成分として生活において有用なものとされている。
【0003】
しかしながら、シリカは、人の皮膚や毛髪、爪の健康のための重要な要素であっても、医療や化粧料等としての利用拡大はあまり進展していない。その背景には、従来、シリカは粘稠なゼリー状の組成物を構成することが難しいとされていることがある。シリカ粒子を安定なコロイド粘性流体とするための手段が見出されていないことがその理由である。このため、従来では、シリカは医療用、化粧料等に利用される場合には補助成分としてクリームやローション等に添加されるにとどまっている。
【0004】
そして、シリカは、または、乾燥用あるいはベビーパウダー等に粉体状として応用されるにとどまっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、以上のとおりの背景から、医療や化粧料等としてのシリカの利用拡大を可能とし、安定なシリカ・コロイド粘性流体の構成を可能とする新しい技術的方策を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決する手段として以下のことを特徴としている。
【0007】
すなわち、(A)球状シリカと(B)油脂およびシリコン油のうちの少なくとも1種である分散媒との混合物に、(C)水および有機ヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が配合されているシリカ含有ゲル組成物である。
【0008】
ここで、(A)球状シリカと(B)少なくとも1種の油脂である分散媒との質量比は1:10〜10:1の範囲内であって、その合計量に対して0.5〜5質量%の範囲内の割合の(C)水および有機ヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が配合されていることが好ましい。
【0009】
また、以下のことも好ましい。
【0010】
(A)球状シリカの体積平均粒径は1μm未満であって、真球度は0.5以上である。
【0011】
分散媒の油脂は、植物種子油である。
【0012】
有機ヒドロキシ化合物は、炭素数1〜3の低分子アルコールまたはヒドロキシカルボン酸のうちの少なくとも1種である。
【0013】
そして、本発明は、以上いずれかのシリカ含有ゲル組成物を有効成分とすることを特徴とする抗炎症剤、皮膚保湿剤、並びに化粧料をも提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、医療や化粧料等としてのシリカ利用拡大を可能とし、これまで全く予期できなかった安定なシリカ・コロイド粘性流体の新しい構成を可能とする。
【0015】
また、本発明によれば、これまでの知見からは全く予想することもできない抗炎症性、保湿性、化粧料としての有用性を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明のゲル組成物の光学顕微鏡写真(×1200)を例示したものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の安定なシリカ・コロイド粘性流体としてのゼリー状のシリカ含有ゲル組成物は、(A)球状シリカとその分散媒としての(B)油脂およびシリコン油の少なくとも1種との混合物に対し、(C)水および有機ヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が添加配合されていることを必須としている。ここで、前記成分(C)は安定剤と呼ぶこともできる。
【0018】
前記成分(A)(B)の混合物に対して成分(C)が添加配合されていることが必須であって、成分(A)(B)(C)の同時攪拌混合物でも、成分(A)(C)の攪拌混合物に成分(B)が添加されたものでもないことが重要である。
【0019】
本発明において初めて、シリカ・コロイド粒子の表面に(C)成分を安定剤として吸着させることでゼータ電位の絶対値を増大させてコロイド粒子を安定させることが可能になったものと推察される。
【0020】
(A)球状シリカについては、真球状や楕円球状等の各種円球状のものを使用することができる。より好ましくは真球度0.5以上のシリカが考慮される。
【0021】
また、体積平均粒径として、5μm以下、さらには1μm未満であることが好ましい。より好ましくは0.02μm〜0.8μmの範囲である。
【0022】
このような球状シリカについては合成シリカが考慮される。あるいは天然シリカであってよい。
【0023】
(B)分散媒としての油脂は、脂肪酸とグリセリンとの化合物であるトリグリセリドを示すものである。これらについては、植物油あるいは魚油として常温(約10℃〜28℃)で液状のものが好適に考慮される。たとえば、大豆油、ひまわり油、米胚芽油、ベニバナ油、コーン油、オリーブオイル、ピーナッツオイル、キャノーラ油、セサミオイル等の植物種子油が好ましいものとして例示される。
【0024】
また、本発明においてシリコン油、つまり(−Si−O−)n骨格をもつものも有効である。
【0025】
以上のものは2種以上用いてもよい。
【0026】
従来、シリカのゲル状物として検討されたことのある灯油、スクワラン等の炭化水素は本発明には有効でなく、使用できない。
【0027】
また、安定剤と呼ぶこともできる成分(C)の水については脱イオン水であることが好ましい。有機ヒドロキシ化合物については、アルコールやフェノール類、ヒドロキシカルボン酸等が考慮される。なかでも、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等の炭素数1〜3の低分子アルコールが好ましい。また乳酸等の低分子ヒドロキシカルボン酸も好ましいものとして例示される。
【0028】
水、そして有機ヒドロキシ化合物は、2種以上のものであってもよい。本発明のシリカ含有ゲル組成物においては、前記の成分(A)球状シリカと(B)分散媒との質量比は1:10〜10:1の範囲内であることが好ましい。なかでも1:3〜3:1の範囲内がより好ましい。成分(A)球状シリカと(B)分散媒との混合物は、攪拌による分散混合物であるが、これに対し、成分(C)は、成分(A)(B)の混合物の合計質量の0.5〜5質量%相当の割合において添加配合することが好ましい。0.5%未満ではゲル化が難しくなる傾向にあり、5%を超える場合にも相分離によってゲル化が難しくなりやすい。
【0029】
本発明のシリカ含有ゲル組成物は、ゼリー状ゲルとして医療用、化粧用等として好適な使用が可能である。たとえば、乾燥肌の身体に使用すると雰囲気水分を取り込み肌の保湿性を向上させる。また、肌表面からの水分の蒸散を抑えることになる。
【0030】
皮膚や爪の炎症を抑える外用抗炎症剤としても有用である。たとえば、食肉加工作業者において発生する「肉まけ」と呼ばれる手足の爪の変色、変形、皮膚のかぶれによるかゆみや痛み等を治療、予防するという優れた作用効果を奏する。抗菌作用についても考慮される。
【0031】
化粧料として、保湿性、抗炎症性等を発現させるものとして有用でもある。
【0032】
特に本発明のゲル組成物においては、植物種子油、水やエタノール等の天然物由来成分、そして医療、化粧料に用いられている成分との組成物とすることにより、より安全性についての信頼性の高いものを提供することが可能となる。このことも本発明の大きな特徴である。
【0033】
もちろん、本発明のシリカ・ゲル組成物においては、その目的、用途に対応し、ゲル構成とその作用効果を損なわない範囲内において、化粧品、医薬部外品、医薬品などに一般に用いられる各種成分、たとえば高級脂肪酸、高級アルコール、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子などの高分子、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮蔽剤、保湿剤、香料、pH調整剤などを補助的に配合することができる。その他、ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、美白剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分などを配合することができる。
【0034】
高級脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)などが挙げられる。
【0035】
高級アルコールの具体例としては、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコールなどが挙げられる。
【0036】
アニオン界面活性剤の具体例としては、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、スルホコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩などが挙げられる。
【0037】
カチオン界面活性剤の具体例としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムなどが挙げられる。
【0038】
両性界面活性剤の具体例としては、アルキルベタイン、アミドベタイン等のベタイン系界面活性剤などが挙げられる。
【0039】
非イオン界面活性剤の具体例としては、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体などが挙げられる。
【0040】
防腐剤の具体例としては、メチルパラベン、エチルパラベンなどが挙げられる。
【0041】
金属イオン封鎖剤の具体例としては、エチルジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩などが挙げられる。
【0042】
高分子の具体例としては、アラビアゴム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード、デキストラン、プルラン、カルボキシメチルデンプン、コラーゲン、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子などが挙げられる。
【0043】
増粘剤の具体例としては、カラギーナン、トラガカントガム、クインスシード、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー、グアーガム、キサンタンガム、ベントナイトなどが挙げられる。
【0044】
粉体成分の具体例としては、タルク、カオリン、雲母、ゼオライト、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末、無機白色顔料、無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ等のパール顔料、赤色201号、赤色202号等の有機顔料などが挙げられる。
【0045】
紫外線吸収剤の具体例としては、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンなどが挙げられる。
【0046】
紫外線遮蔽剤の具体例としては、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛などが挙げられる。
【0047】
保湿剤の具体例としては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、ソルビトール、ブドウ糖、果糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸、シクロデキストリンなどが挙げられる。
【0048】
本発明の組成物は、たとえば、水溶液、油剤、乳液、懸濁液等の液剤、ゲル、クリーム等の半固形剤、固形等の固形剤の形態で適用可能である。従来から公知の方法でこれらの形態に調製し、ローション剤、乳剤、ゲル剤、クリーム剤、軟膏、硬膏、ハップ剤などの種々の剤型とすることができ、これらを身体に塗布、貼付などにより適用することができる。特にこれら剤型の中で、ローション剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、硬膏剤、ハップ剤等が皮膚外用組成物に適している。
【0049】
本発明の組成物は、水や水性溶媒、たとえばアルコール等と水との混合物等の水系溶媒に分散されていることで、化粧品をはじめとする外用剤等として、実用的な技術としてより有効に展開される。
【0050】
そこで以下、実施例を示し、さらに詳しく説明する。もちろん本発明は以下の例によって限定されるものではない。
【実施例】
【0051】
<シリカ・ゲル組成物>
球状シリカとして、株式会社アドマテック製(真球度>0.7、比表面積<30m2/g、体積平均粒径0.5μm)を使用した。
【0052】
(1)この球状シリカ20gと分散媒20gを攪拌混合し、その後RO水0.8g(質量比2%相当)を添加して攪拌し、ゲル化有無について評価した。その結果、分散媒として、大豆油、ツバキ油、米胚芽油、ひまわり油、シリコン油、魚油のいずれの場合にも、均一混合された粘稠ゼリー状のゲル化物となることが確認された。図1は、大豆の場合のゲル組成物についての光学顕微鏡写真(×1200)である。
【0053】
一方、分散媒として、炭化水素類のうちの例として灯油、スクワランを用いた場合にはいずれもシリカとの分離が生じ,均一混合されたゲルは得られなかった。
【0054】
(2)前記シリカ20gと大豆油20gを攪拌混合し、その後水などの各種の安定剤0.8gを添加して攪拌し、ゲル化の有無について評価した。その結果、RO水(伝導度2ppm)、水道水(伝導度37ppm)、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、乳酸、75%エタノール水溶液、20%酢酸水溶液についてゲル化を確認した。一方、アセトン、酢酸、DMF、アセトニトリルの各々については均一混合された、安定で粘稠なゲルは得られなかった。
【0055】
(3)比較のために、前記シリカ20gと大豆油20g、RO水0.8gを同時に攪拌混合したが、均一混合したゲルが得られず、部分的にシリカが凝集したゲル状態となった。また、シリカ20gとRO水の0.8gおよび10gの各々について攪拌混合し、次いで大豆油20gを添加攪拌したが、いずれの均一場合も混合したゲルが得られず、部分的にシリカが凝集したゲル状態となった。
【0056】
安定剤としての水を用いることなく、シリカ20gと大豆油20gを攪拌混合した場合には、べたついた状態となり、均一で良質な粘稠ゲルは得られなかった。これは、シリカ粒子間に油分を均一に保持できずに安定コロイドゲルを構成しないことによると考えられる。
<ボディクリーム調製>
前記球状シリカを用いて、以下のようにボディクリームを調製した。
【0057】
球状シリカと、大豆油、米胚芽油、ダイウイキョウ油からなる油脂(質量比1:1:1)とを質量比1:1にして攪拌混合した。得られた混合物に対し、質量比3%相当のRO水を、ニンジンエキス(0.5%相当)、アセチルグルコサミン(0.2%相当)とともに添加し、攪拌してシリカ・ゲル組成物を有効成分とするボディクリームを調製した。
<皮膚炎症:肉まけへの適用>
前記ボディクリームを、食肉加工作業に従事する作業者であって、手足いずれかの変色または変形、肌の変色、痛みまたはかゆみを覚える男性8名および女性5名に塗布適用したところ、いずれも変色、変形、痛み、かゆみが改善され、ボディクリームの継続使用が有効で、また必要であることが確認された。
<皮膚炎症:発疹、かゆみへの適用>
長年、ストレスによるものと診断された発疹(湿疹)、かゆみにステロイド剤を適用してきた被験者に対し、前記ボディクリームを1日に2〜3回塗布したところ、発疹患部は平らになり、かゆみも数日で消えたことが確認された。長年悩まされてきた発疹、かゆみは、長期適用の問題が懸念されているステロイド剤を使用することなく、その後もこのボディクリームの使用によって対処できることになった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)球状シリカと(B)油脂およびシリコン油のうちの少なくとも1種である分散媒との混合物に、(C)水および有機ヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が配合されていることを特徴とするシリカ含有ゲル組成物。
【請求項2】
(A)球状シリカと(B)少なくとも1種の油脂である分散媒との質量比は1:10〜10:1の範囲内であって、その合計量に対して0.5〜5質量%の範囲内の割合の(C)水および有機ヒドロキシ化合物のうちの少なくとも1種が配合されていることを特徴とする請求項1に記載のシリカ含有ゲル組成物。
【請求項3】
(A)球状シリカの体積平均粒径は、1μm未満であって、真球度は0.5以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のシリカゲル組成物。
【請求項4】
分散媒の油脂は、植物種子油であることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のシリカ含有ゲル組成物。
【請求項5】
有機ヒドロキシ化合物は、炭素数1〜3の低分子アルコールまたはヒドロキシカルボン酸のうちの少なくとも1種であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のシリカ含有ゲル組成物。
【請求項6】
請求項1から5のうちのいずれか一項に記載のシリカ含有ゲル組成物を有効成分とすることを特徴とする抗炎症剤。
【請求項7】
請求項1から5のいずれか一項に記載のシリカ含有ゲル組成物を有効成分とすることを特徴とする皮膚保湿剤。
【請求項8】
請求項1から5のうちのいずれか一項に記載のシリカ含有ゲル組成物を有効成分とすることを特徴とする化粧料。

【図1】
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【公開番号】特開2012−87107(P2012−87107A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−237351(P2010−237351)
【出願日】平成22年10月22日(2010.10.22)
【出願人】(310021386)ナチュラルインベンション株式会社 (4)
【Fターム(参考)】