説明

スタチン及び抗鼓腸薬を含む低コレステロール化用組成物

本発明はスタチンと抗鼓腸薬とを含む低コレステロール比のための組成物に関する。具体的には、本発明の組成物は、遊離型又は医薬として受容される塩及び水和物のいずれかのアトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン及びシンバスタチンからなる群から選択されるスタチンと、シメチコン及びジメチコンからなる群から選択される抗鼓腸薬とを含む。スタチンと抗鼓腸薬の組合せはスタチンにより生じる鼓腸の予防及び制御に有用である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタチンと抗鼓腸薬(antiflatulent agents)とを含む低コレステロール化用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
スタチンは、コレステロール合成における重要な酵素であるヒドロキシメチルグルタリル‐CoA還元酵素の阻害薬であり、直接的にコレステロールレベルを低下させる。これらの化合物は、安全にして有効なコレステロール低下剤であることが知られており、したがって冠血管心臓疾患の治療並びに重症の心臓血管の病気の有病率及び死亡率の減少に重要な治療上の寄与をしている。
【0003】
一般的に医薬に使用されているスタチンは、アトルバスタチン(USP 5273995)、セリバスタチン(USP 5177080)、フルバスタチン(USP 4739073)、ロバスタチン(USP 4231938)、プラバスタチン(USP 4346227)、ロスバスタチン(USP RE 37314)及びシンバスタチン(USP 4444784)である。これらは遊離型で又は医薬として受容されるその塩、一般的にはアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩、無水物又は水和物として使用することができるが、通常はナトリウム塩又はカルシウム塩を使用することが好ましい。例えば、臨床実務において、アトルバスタチンはナトリウム塩(2:1)三水和物塩として使用され、セリバスタチン、フルバスタチン及びプラバスタチンはナトリウム塩として、ロスバスタチンはナトリウム塩として、そしてロバスタチン及びシンバスタチンは遊離型で使用されている。より最近の化合物であるピタバスタチン(EP 304063)は、現在ヨーロッパにおいて第3相開発段階にある。
【0004】
WO 03/074034は、抗高コレステロール血症薬、例えば、スタチンの除放性医薬組成物を記述している。シンバスタチンを含有する安定な錠剤がWO 03/086387に記述されている。
【0005】
スタチンの最も重要で頻度の高い副作用に鼓腸があり(Bakker−Arkema et al,Atherosclerosis 2000 Mar,149(1),123−9[PubMed 10704623];Black et al,Arch Intern Med 1998 Mar 23,158(6),577−84[PubMed 9521221];Posvar et al,J clin Pharmacol 1996 Aug,36(8),728−31[PubMed 8877677];Boccuzzi et al,Am J Cardiol 1991 Nov 1,68(11),1127−31[PubMed 1951069];Zeller et al,Drug Intell Clin Pharm 1988 Jul−Aug,22(7−8),542−5[PubMed 3046888])、これが不快の原因となり、そしてスタチンによる脂質低下療法の目的である冠血管心臓疾患の症状とその症状が似ているために症状を混同する可能性がある。
【0006】
鼓腸を減らすことができる物質の中に、消泡作用を持つ抗鼓腸薬がある。例えば、シメチコン及びジメチコンは、腸ガスの貯留(flatulence)及び鼓腸(meteorism)を治療するために使用され成功している。適当な保健衛生的/栄養学的対策、例えば炭酸飲料及び腸ガスができ易い食品を避けるなどがさらに採られるならば、これらの化合物は有効である。例えば、WO 95/01780には、ファモチジンのようなH拮抗薬、アルギン酸塩及び任意に抗鼓腸用量のシメチコンを含む医薬組成物が記述されている。
【0007】
シメチコン、吸着剤及び任意に活性物質の流動混合物である圧縮固形投与製剤を形成するための組成物がEP−A 1297825に記述されている。
【0008】
リピトール(カルシウム2:1三水和物としてアトルバスタチン)のようなスタチンを含有するある種の市販製品、及びプラバスタチン(WO 03/057195)のようなスタチンを含有する製剤(WO 2004/021972)は、既に抗泡剤、すなわちシメチコンの乳剤を使用して製剤化されている。しかし、この化合物の比率は非常に低く、そしてそれは単に医薬担体として働くだけである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
発明の目的
本発明の目的は、抗泡作用によりスタチンにより生じる鼓腸を軽減することを目的に、スタチンと活性成分の比率における抗鼓腸薬とを含む低コレステロール化組成物を提供することである。
【0010】
スタチンと抗鼓腸薬の組合せは、スタチンにより生じる鼓腸の予防と制御に有用である。これにより、患者が治療をより遵守し、また冠血管心臓疾患と鼓腸はいずれも胸部と腹部の障害を伴っているため、症状のより適切な臨床上の理解が可能となる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
発明の要約
本発明は、スタチンと活性成分として適する比率の抗鼓腸薬とを含む医薬組成物に関する。
【0012】
本発明の組成物は、好ましくは遊離型又は医薬として受容されるその塩及び水和物のいずれかである、アトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン及びシンバスタチンからなる群から選択されるスタチンと、好ましくはシメチコン及びジメチコンからなる群から選択される抗鼓腸薬とを含む。
【0013】
本発明の組成物は経口で投与することができ、錠剤(特にコーティングされた錠剤)、カプセル、シロップ、溶液、粉末、顆粒、乳剤などの固形又は液状組成物の製剤であることが好ましい。
【0014】
錠剤が好ましく、特にコーティングされた錠剤が好ましい。
【0015】
スタチンは、錠剤中に0.1から100mg/錠の量で存在することができる。これに対して、抗鼓腸薬は錠剤の中に25から250mg/錠の比率で存在することができる。
【0016】
この発明の組成物は、さらに、医薬品製造に一般的に使用される希釈剤、結合剤、崩壊剤及び滑沢剤、並びにそれらの混合物からなる群から選択されるほかの成分を含む。その他の医薬用賦形剤、例えば抗酸化剤及び湿潤剤を任意に加えることができる。
【0017】
スタチンは光に感受性があるので、組成物、例えば錠剤をセルロース又アクリル誘導体、並びに可塑剤及び不透明化剤からなるコーティングで保護をするのが簡便である。任意に、種々の着色剤を加えることも可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
発明の詳細な説明
本発明は、スタチンと活性成分として適する比率の抗鼓腸薬とを含む医薬組成物に関する。
【0019】
活性成分として適する比率の抗鼓腸薬とは、当該物質の抗鼓腸量、すなわち、抗鼓腸作用を有効に提供する量のことである。同様に、本発明の医薬組成物は、投与により有効なコレステロール低下作用を示す量の少なくとも一つのスタチンを含む。
【0020】
本発明の一態様によると、抗鼓腸薬の有効用量はスタチンの量に依存する。したがって、一態様によると、スタチンに対する抗鼓腸薬の重量比は、少なくとも0.25、好ましくは少なくとも0.50、0.75又は1.00であり、特に少なくとも1.25又は1.50である。この比は投与される相対的量であるか、あるいは−スタチン及び抗鼓腸薬は一緒に製剤化されるので−製剤中に存在する相対的量である。スタチンに対する抗鼓腸薬の最大比は特に限定されていない。しかし、抗鼓腸薬の量は製剤の総重量のある一定の比率を超えないのが得策であると考えられる。製剤の50重量%まで及び特に30重量%までの比率が得策であろう。
【0021】
本発明の組成物は、好ましくは遊離型又は医薬として受容されるその塩及び水和物のいずれかである、アトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン及びシンバスタチンからなる群から選択されるスタチンと、好ましくはシメチコン及びジメチコンからなる群から選択される抗鼓腸薬とを含む。
【0022】
好ましくは、アトルバスタチンはカルシウム(2:1)三水和物として、セリバスタチン、フルバスタチン、及びプラバスタチンはナトリウム塩として、ロスバスタチンはカルシウム塩として、そしてロバスタチン及びシンバスタチンは遊離型で使用される。
【0023】
本発明の組成物は経口で投与することができ、好ましくは錠剤(特にコーティングされた錠剤)、カプセル、粉末、顆粒などの固形組成物の形態で又はシロップ、溶液、乳剤などの液状組成物の形態であることが好ましい。固形組成物、とりわけ錠剤が好ましく、コーティングされた錠剤が特に好ましい。抗鼓腸薬に対するスタチンの相対的量に関して既に示した比はこれらの剤形のいずれに対しても適用される。
【0024】
スタチンは、0.1から100mg/錠の量で錠剤中に存在することができる。したがって、400mgの重量の標準的錠剤の場合に、スタチンの比率は0.025から25%の範囲であり得る。通常、錠剤当たりのスタチンの量は、0.1,2.5,5,10,20,40及び80mgであり得る。したがって、400mgの標準的錠剤に対して、スタチンの比率はそれぞれ0.025%,0.625%,1.25%,2.5%,5%,10%及び20%であり得る。同様の比率を他の組成物に適用する。
【0025】
次に、抗鼓腸薬は、25から250mg/錠の量で錠剤中に存在することができる。したがって、400mgの標準的錠剤に対して、抗鼓腸薬の比率は6.25%から62.5%の範囲であり得る。同様な比率は他の組成物に適用され、したがってそれらを少なくとも組成物の6.25重量%、好ましくは10重量%超、特に好ましくは20重量%超含有する。
【0026】
コーティングされた錠剤はコアと被膜を含む。この場合に、コアはスタチン及び抗鼓腸薬の両者を含むことが好ましい。
【0027】
本発明の錠剤における好ましい希釈剤は、微結晶セルロース及びその誘導体、例えば微結晶セルロース及びコロイド二酸化珪素の混合物であるProsolvTM、乳糖、マンニトール、リン酸カルシウム、澱粉などである。好ましくは、微結晶セルロースはAvicelTM PH102及びProsolvTMである。
【0028】
本発明の錠剤中の好ましい結合剤は、澱粉、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、セルロース誘導体(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)などである。
【0029】
本発明の錠剤中の好ましい崩壊剤は、コロイド二酸化珪素、クロスカルメロース、ポリビニルピロリドン、澱粉及び予めゼラチン化したその誘導体、例えば澱粉グリコール酸ナトリウムであるPrimojelTMなどである。好ましくは、AerosilTM,AcdisolTM及びポリビニルピロリドンが使用される。
【0030】
本発明の錠剤中の好ましい滑沢剤は、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ステアリルフマール酸ナトリウム、高分子量ポリエチレングリコール(4000〜8000)、例えばPEG 8000などである。好ましくは、ステアリルフマール酸ナトリウム、タルク及びステアリン酸マグネシウムが使用される。
【0031】
抗酸化剤(例えばブチル化ヒドロキシアニソール、アスコルビン酸又はグルコノラクトンなど)、及び湿潤剤(例えばラウリル硫酸ナトリウムなど)のようなその他の医薬賦形剤を、任意に添加することができる。
【0032】
本発明の錠剤は、遮光コーティングを施すことが好ましい。コーティングは、セルロース誘導体(例えばヒドロキシプロピルメチルセルロースナトリウム(HPMC))、アクリルポリマー、可塑剤(例えばクエン酸ジエチル)、不透明化剤(例えば二酸化チタン)、タルク及びステアリン酸により形成される層からなることが好ましい。それらは錠剤に色を付けるために任意に色素を含むことができる。色素として、酸化鉄(III)誘導体が好ましい。
【0033】
抗鼓腸薬を含有するスタチンコアを調製する方法は、予備圧縮、すなわち混合物の予備的圧縮、次いで篩過(sieving)、そして最終的な圧縮によることができる。それはまた、水性アルコール溶媒を使用する湿式顆粒法によっても得ることができる。これらは、医薬品製造において標準的方法である。
【0034】
しかし、出願者らは、本発明の錠剤は直接圧縮、すなわち、全ての成分を直接圧縮することにより有利に調製できることを発見した。したがって、液体であるシメチコンは吸着物質、例えばProsolvTM、マンニトール、無水コロイドシリカ(二酸化珪素)又はラクトースに吸着された形態で取り入れられる。次いで、それを篩過し、他の成分と混合して、最終的混合物を得る。この直接打錠の方法は、コストがより低くそして製造をスケールアップし易いので、通常の予備圧縮法よりも好ましい。
【0035】
本発明の錠剤の溶解性は、抗鼓腸薬の存在により影響を受けない。このため、図1は、抗鼓腸薬、つまりシメチコンを含有する実施例4の新しい錠剤の溶解プロフィールは、抗鼓腸薬を含有しない通常の錠剤の溶解プロフィールと差がないことを示している。したがって、いずれの製剤の薬物動態にも有意の相違はないので、スタチンを服用している患者の治療を本発明の錠剤に容易に置き換えることができる。
【0036】
本発明は以下の実施例によってさらに説明されるが、それによって制限されるものではない。
【実施例1】
【0037】
40mgのアトルバスタチン(カルシウム三水和物)及び115mgのシメチコンを含有する400mg錠剤

アトルバスタチン(カルシウム三水和物) 40mg
シメチコン 115mg
無水コロイドシリカ 10mg
クロスカルメロースナトリウム 10mg
ステアリルフマール酸ナトリウム 15mg
微結晶セルロース Avicel PH102 q.s. 400mg
【実施例2】
【0038】
20mgのシンバスタチン及び125mgのシメチコンを含有する400mg錠剤

シンバスタチン 20mg
シメチコン 125mg
ポリビニルピロリドン 15mg
クロスカルメロースナトリウム 5mg
ステアリルフマール酸ナトリウム 15mg
ラウリル硫酸ナトリウム 4mg
ブチル化ヒドロキシアニソール 5mg
ラクトース q.s. 400mg
【実施例3】
【0039】
10mgのプラバスタチンナトリウム及び125mgのシメチコンを含有する400mg錠剤

プラバスタチンナトリウム 10mg
シメチコン 125mg
PrimojelTM 20mg
タルク 12mg
ステアリン酸マグネシウム 4mg
ProsolvTM q.s. 400mg
【実施例4】
【0040】
40mgのシンバスタチン及び125mgのシメチコンを含有する400mg錠剤

シンバスタチン 40mg
シメチコン 125mg
PrimojelTM 16mg
二酸化珪素 43mg
タルク 12mg
ステアリン酸マグネシウム 4mg
ラクトース(直接打錠) q.s. 400mg
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】図1は、シンバスタチンとシメチコンとを含む実施例4の錠剤、並びにシメチコンを含有しない同種の錠剤のインビトロ溶解プロフィール(平均値)を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタチンと、活性成分として適する比率の抗鼓腸薬とを含む医薬組成物。
【請求項2】
前記スタチンが、アトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン及びシンバスタチン並びにその医薬として受容される塩及び水和物からなる群から選択される請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記スタチンが、シンバスタチン又はその医薬として受容される塩である請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記抗鼓腸薬が、シメチコン及びジメチコンからなる群から選択される請求項1から3のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記抗鼓腸薬がシメチコンである請求項4に記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記組成物が錠剤、カプセル、シロップ、溶液、粉末、顆粒又は乳剤である先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項7】
前記錠剤がコーティングされた錠剤である請求項6に記載の医薬組成物。
【請求項8】
前記コーティングされた錠剤がコア及びコーティングを含み、該コアがスタチン及び抗鼓腸薬を含有する請求項7に記載の医薬組成物。
【請求項9】
スタチンに対する抗鼓腸薬の重量比が少なくとも0.25である先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項10】
スタチンに対する抗鼓腸薬の重量比が少なくとも1.50である先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項11】
シンバスタチンが錠剤当たり2.5から100mgの量で存在する請求項6又は7に記載の医薬組成物。
【請求項12】
シンバスタチンが錠剤当たり5から80mgの量で存在する請求項11に記載の医薬組成物。
【請求項13】
シメチコンが錠剤当たり25から250mgの量で存在する請求項6又は7に記載の医薬組成物。
【請求項14】
シメチコンが錠剤当たり125mgの量で存在する請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項15】
1以上の希釈剤と、1以上の結合剤と、1以上の崩壊剤と、1以上の滑沢剤とをさらに含む、先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項16】
前記希釈剤が、微結晶セルロース及びその誘導体、ラクトース、マンニトール、リン酸カルシウム、澱粉並びにそれらの混合物からなる群から選択される請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項17】
前記結合剤が、澱粉、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、セルロース誘導体およびそれらの混合物からなる群から選択される請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項18】
前記崩壊剤が、コロイド二酸化珪素、クロスカルメロース、1aポリビニルピロリドン、澱粉及び予めゼラチン化したその誘導体並びにそれらの混合物からなる群から選択される請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項19】
前記滑沢剤が、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ステアリルフマール酸ナトリウム、PEG 8000及びそれらの混合物からなる群から選択される請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項20】
1以上の抗酸化剤と、1以上の湿潤剤をさらに含む先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項21】
前記錠剤の前記コーティングが、セルロース誘導体又は医薬として受容されるその塩、アクリルポリマー、トリエチルクエン酸、二酸化チタン及び1以上の滑沢剤を含有する請求項7に記載の医薬組成物。
【請求項22】
前記セルロース誘導体が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである請求項21に記載の医薬組成物。
【請求項23】
1又はそれ以上の着色剤をさらに含む先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物。
【請求項24】
組成物の成分を直接圧縮することにより先行請求項のいずれか一つに記載の医薬組成物を調製する方法。

【図1】
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【公表番号】特表2007−520514(P2007−520514A)
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551796(P2006−551796)
【出願日】平成17年2月2日(2005.2.2)
【国際出願番号】PCT/EP2005/001038
【国際公開番号】WO2005/074915
【国際公開日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願人】(501108452)フエルレル インターナショナル,ソシエダッド アノニマ (39)
【Fターム(参考)】