説明

ピボット装置およびその製造方法

【課題】取付対象物に対する被支持体の姿勢保持力を確実に高めることができるピボット装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】頭部10、軸部11および取付部12が一体的に連設されてなるピボット8と、このピボット8の頭部10をミラーアッセンブリ3の球面座7に押し付け状態に保持するホルダ9とを備えるピボット装置2において、ホルダ9を、ピボット8の軸部11を取り囲む方向に閉じた閉断面構造のドーナツ円盤状部材で構成する。このピボット装置2は、予め射出成形により作製されたピボット8に対しホルダ9に対応するキャビティ25を形成する固定金型21および分割可動金型24を組む工程と、キャビティ25内に溶融状態の樹脂材料27を注入する工程とを含む製造方法により作製される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車両に対しミラーアッセンブリを傾動可能に支持するピボット装置およびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、車両にピボット装置を介してミラーアッセンブリを取り付けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。ピボット装置を用いることにより、ミラーアッセンブリを傾動させることができるので、適正なミラー角度を容易に得ることができる。
【0003】
【特許文献1】特開2005−59775号公報
【0004】
図6には、従来のピボット装置を用いたミラーアッセンブリの支持構造を説明する側面図(a)、(a)のX部拡大要部断面図(b)および(a)のY−Y矢視図(c)がそれぞれ示されている。
【0005】
図6に示されるミラーアッセンブリ支持構造においては、図示されない車両に設けられたミラー取付用ステー51にピボット装置52を介してミラーアッセンブリ53が取り付けられている。
【0006】
ミラーアッセンブリ53は、ハウジング54と、このハウジング54の正面側に組み付けられるミラー55とより構成されている。
ハウジング54の背面における中央部には、有底の丸穴56が設けられ、この丸穴56の底面の中心部には、球面座57が形成されている。
【0007】
ピボット装置52は、ピボット58とホルダ59とを備えている。
ピボット58は、球面座57に摺動可能に接触する球状の頭部60と、この頭部60に一体的に連設される軸部61と、この軸部61に一体的に連設される取付部62とより構成されている。
ホルダ59は、丸穴56に若干の隙間を持って嵌まり込む輪郭形状とされている。このホルダ59においては、その中心部が軸部61よりも大径の円状に刳り抜かれて円状刳り抜き部63が形成されるとともに、この円状刳り抜き部63から外方に向かってその一部分が切り欠かれることで開口部64が形成されている。
【0008】
開口部64は、軸部61を受け入れ可能な大きさとされており、この開口部64を通してホルダ59を軸部61に対し遊びを持って嵌め付けたり外したりすることができるようになっている。
円状刳り抜き部63には、頭部60を押え付ける球面状の押え付け面65が形成されるとともに、ピボット58に対しミラーアッセンブリ53が所定角度傾いたときに軸部61に接触してそれ以上の傾動を規制する円錐面状のストッパ面66が形成されている。
【0009】
このピボット装置52においては、ホルダ59を貫通する所要のビス67を丸穴56の底部にねじ込むことにより、押え付け面65と球面座57とで頭部60を挟み付けて、頭部60を球面座57に押し付け状態に保持することができるようになっている。
ホルダ59の保持力は、ビス67のねじ込み量の増加または減少により、それぞれ増加または減少される。すなわち、ビス67は、ホルダ59の保持力を増減させる保持力増減手段として機能する。
また、このピボット装置52においては、ミラー取付用ステー51を挟み込んだ状態で取付部62と係合する押え部材68が設けられ、この押え部材68を貫通する所要のキャップボルト69を取付部62にねじ込むことにより、取付部62と押え部材68とでミラー取付用ステー51を強固に挟み付けて、取付部62がミラー取付用ステー51に固定されるようになっている。
【0010】
例えば、過酷な作業条件下で使用されることの多い油圧ショベル等の建設車両にミラーアッセンブリ53を装備する場合、走行時や作業時の車体振動等によってミラーアッセンブリ53のミラー角度が不意に変化するおそれがある。このような事態を未然に防ぐためには、ミラーアッセンブリ53の姿勢保持力を高める必要があり、この姿勢保持力を高めるための有効な手段の一つとして、ビス67のねじ込み量を増やすことでホルダ59の保持力を増加させることにより、頭部60と球面座57との間の摺動トルクを高めるという手法がある。
【0011】
ところで、ホルダ59には開口部64が設けられているから、ホルダ59は軸部61を取り囲む方向の一部分が途切れた開断面構造であると言える。
このため、押え付け面65から頭部60に作用する押付力の一部が、開口部64を図6(c)において白抜き矢印で示される方向に広げる拡開力に変換され、この拡開力によって開口部64が広げられてしまうことになる。
したがって、従来のピボット装置52では、摺動トルクを高めようと思ってビス67のねじ込み量を増やしていっても、開口部64が広がって押え付け面65から頭部60に作用する押付力が減殺されてしまうため、思うように摺動トルクを高めることができず、ミラーアッセンブリ53の姿勢保持力を確実に高めることができないという問題点がある。
なお、丸穴56に対するホルダ59のはめあいをきつくすることにより、つまり丸穴56の内径寸法とホルダ59の外法寸法とのクリアランスを小さくすることにより、ビス67のねじ込みに伴う開口部64の広がりを抑えて上記の問題点の解決を図ることも考えられるが、丸穴56に対するホルダ59のはめあいをきつくしてしまうと、組立性が悪くなるという新たな問題を生じてしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、取付対象物に対する被支持体の姿勢保持力を確実に高めることができるピボット装置およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記目的を達成するために、第1発明によるピボット装置は、
被支持体に形成された球面座に摺動可能に接触する球状の頭部と、この頭部に一体的に連設される軸部と、この軸部に一体的に連設され、取付対象物に固定される取付部とより構成されるピボットと、
このピボットの頭部を押え付ける押え付け面を有し、そのピボットの頭部を前記被支持体の球面座に押し付け状態に保持するホルダと、
このホルダの保持力を増減させる保持力増減手段と
を備えるピボット装置において、
前記ホルダを、前記ピボットの軸部を取り囲む方向に閉じた閉断面部材で構成したことを特徴とするものである。
【0014】
第1発明において、前記被支持体は、前記球面座を背面側に有するハウジングと、このハウジングの正面側に組み付けられるミラーとより構成されるミラーアッセンブリであり、前記取付対象物は、車両に設けられたミラー取付用ステーであるものとすることができる(第2発明)。
【0015】
次に、第3発明によるピボット装置の製造方法は、
第1発明に係るピボット装置の製造方法であって、
予め射出成形により作製された前記ピボットに対し前記ホルダに対応するキャビティを形成する金型を組む工程と、
前記キャビティ内に溶融状態の樹脂材料を注入する工程と
を含むことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明のピボット装置によれば、ホルダが、ピボットの軸部を取り囲む方向に閉じた閉断面部材で構成されるので、ホルダの押え付け面からの押付力の全てをピボットの頭部に作用させることができる。したがって、保持力増減手段の操作にてホルダの保持力を増加させることにより、ピボットの頭部とハウジングの球面座との間の摺動トルクをそのホルダの保持力の増加に応じて増加させることができるので、取付対象物に対する被支持体の姿勢保持力を確実に高めることができる。
【0017】
また、本発明のピボット装置の製造方法によれば、ピボットと閉断面部材で構成されるホルダとが組み合わされてユニット化されたピボット装置を容易に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
次に、本発明によるピボット装置およびその製造方法の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0019】
図1には、本発明の一実施形態に係るピボット装置を用いたミラーアッセンブリの支持構造を説明する側面図(a)、(a)のA部拡大要部断面図(b)および(a)のB−B矢視図(c)がそれぞれ示されている。
【0020】
図1に示されるミラーアッセンブリ支持構造においては、図示されない例えば油圧ショベル等の建設車両に設けられたミラー取付用ステー1にピボット装置2を介してミラーアッセンブリ3が取り付けられている。
ミラー取付用ステー1が本発明の「取付対象物」に相当し、ミラーアッセンブリ3が本発明の「被支持体」に相当する。
【0021】
ミラーアッセンブリ3は、ハウジング4と、このハウジング4の正面側に組み付けられるミラー5とより構成されている。
ハウジング4の背面における中央部には、有底の丸穴6が設けられ、この丸穴6の底面の中心部には、球面座7が形成されている。
【0022】
ピボット装置2は、ピボット8とホルダ9とを備えている。
ピボット8およびホルダ9はいずれも樹脂材料で構成されており、互いに同種の樹脂材料を用いてもよく、互いに異なる樹脂材料を用いてもよい。
用いられる樹脂材料の種類としては、特に限定されるものではないが、例えば6−ナイロンや6,6−ナイロンが好ましく、特に好ましくは6−ナイロンや6,6−ナイロンにガラス繊維を混合して強度を高めた強化樹脂材料が用いられる。
【0023】
ピボット8は、球面座7に摺動可能に接触する球状の頭部10と、この頭部10に一体的に連設される軸部11と、この軸部11に一体的に連設される取付部12とより構成されている。
ホルダ9は、軸部11を取り囲む方向に閉じた閉断面構造のドーナツ円盤状部材で構成され、丸穴6に若干の隙間を持って嵌まり込む外径寸法に設定されている。このホルダ9の中心部には、軸部11の外径よりも大きな内径の丸孔部13が形成されている。
なお、ホルダ9の構成部材としては、ドーナツ円盤状部材に限定されるものではなく、例えば、丸孔部13に相当する孔部を有して軸部11を取り囲む方向に閉じた閉断面構造の多角形板状部材を用いてもよい。
【0024】
丸孔部13には、頭部10を押え付ける球面状の押え付け面15が形成されるとともに、ピボット8に対しミラーアッセンブリ3が所定角度傾いたときに軸部11に接触してそれ以上の傾動を規制する円錐面状のストッパ面16が形成されている。
【0025】
このピボット装置2においては、ホルダ9を貫通する所要のビス17を丸穴6の底部にねじ込むことにより、押え付け面15と球面座7とで頭部10を挟み付けて、頭部10を球面座7に押し付け状態に保持することができるようになっている。
ホルダ9の保持力は、ビス17のねじ込み量の増加または減少により、それぞれ増加または減少される。すなわち、ビス17は、ホルダ9の保持力を増減させる保持力増減手段として機能する。
また、このピボット装置2においては、ミラー取付用ステー1を挟み込んだ状態で取付部12と係合する押え部材18が設けられ、この押え部材18を貫通する所要のキャップボルト19を取付部12にねじ込むことにより、取付部12と押え部材18とでミラー取付用ステー1を強固に挟み付けて、取付部12がミラー取付用ステー1に固定されるようになっている。
【0026】
以上に述べたように構成されるピボット装置2によれば、ホルダ9が軸部11を取り囲む方向に閉じた閉断面構造のドーナツ円盤状部材で構成されるので、押え付け面15からの押付力の全てを頭部10に作用させることができる。したがって、ビス17のねじ込み量を増加させるビス締め込み操作にてホルダ9の保持力を増加させることにより、頭部10と球面座7との間の摺動トルクをそのホルダ9の保持力の増加に応じて増加させることができるので、ミラー取付用ステー1に対するミラーアッセンブリ3の姿勢保持力を確実に高めることができる。
また、頭部10と球面座7との摺動部の全域がホルダ9によって覆われるので、ゴミ等の異物が該摺動部に侵入するのを防ぐことができる。
さらに、開口部64が設けられている従来のホルダ59と比べて形状がシンプルで見栄えが良いという利点がある。
【0027】
次に、ピボット装置2を製造するピボット装置製造機20の概略構成について図2および図3を用いて以下に説明する。
【0028】
ピボット装置製造機20は、図3に示されるように、ピボット8における頭部10の先端側略半分程度が嵌まり込む窪み部21aを有する固定金型21と、この固定金型21に対向配置される可動金型22と、窪み部21aに頭部10を嵌め込んだ状態で固定金型21に対しピボット8の姿勢を保持するピボット保持部材23とを備えている。
【0029】
可動金型22は、図2に示されるように、固定金型21に押し付け保持されているピボット8の軸中心点Oの回りに120°ずつ位相をずらせて配置される3つの分割可動金型24より構成されている。
各分割可動金型24は、図示されないカムやリンク、アクチュエータ等より構成される可動金型駆動手段の駆動により、図3において記号Lが付された一点鎖線で示される軌跡ラインに沿って成形位置と退避位置との間を往復運動されるようになっている。
各分割可動金型24を軌跡ラインLに沿って成形位置と退避位置との間を往復移動させることにより、各分割可動金型24を、ピボット8や成形品(ホルダ9)、ピボット保持部材23等に干渉させることなく固定金型21に対し進退させることができる。
【0030】
ここで、分割可動金型24の成形位置とは、固定金型21およびその固定金型21に押し付け保持されているピボット8の頭部10との間に成形品であるホルダ9が丁度嵌まり込む空間25(以下、「キャビティ25」という)を形成する図3において実線で示される状態位置のことである。
一方、分割可動金型24の退避位置とは、ホルダ9の成形後におけるピボット装置2の取り出しに支障のない図3において二点鎖線で示される状態位置である。
【0031】
このピボット装置製造機20によるピボット装置2の製造について図4および図5の製造工程説明図を用いて説明する。
【0032】
まず、図4(a)に示されるように、各分割可動金型24を退避位置に位置させた状態において、予め射出成形にて作製しておいたピボット8を、固定金型21とピボット保持部材23との間に、その頭部10が窪み部21aに嵌め込まれた状態で保持されるようにセットする。
次いで、図4(b)に示されるように、各分割可動金型24を成型位置へと移動させるとともに、固定金型21に形成されている溶融樹脂注入口21bに射出ノズル26を接続する。
そして、図5(a)に示されるように、射出ノズル26からキャビティ25に向けて溶融状態の樹脂材料27を注入する。このとき、注入される樹脂材料27によって頭部10の一部が溶かされて樹脂材料27と頭部10とが溶融固着しないように、樹脂材料27をキャビティ25内に注入する際の温度条件や圧力条件等を制御する。
注入した樹脂材料27が固化した後、図5(b)に示されるように、各分割可動金型24を退避位置に移動させるとともに、ピボット8の固定金型21への保持状態を解除して、ピボット8の周りにホルダ9が成形されてなるピボット装置2を取り出す。
ところで、キャビティ25内に注入された樹脂材料27が固化する際の収縮作用等に起因して成形品であるホルダ9が頭部10に密着する場合がある。このような場合には、ホルダ9に対しハンマー等で衝撃を与えることにより、密着状態にある頭部10とホルダ9とを分離する分離工程を実施する。
【0033】
このピボット装置製造機20を用いたピボット装置2の製造方法によれば、ホルダ9と閉断面部材で構成されるピボット8とが組み合わされてユニット化されたピボット装置2を容易に得ることができる。
このユニット化されたピボット装置2によれば、ミラーアッセンブリ3に対する組立性の向上を図ることができるとともに、管理部品点数の減少を図ることができて部品管理が容易になるという利点がある。
【0034】
以上、本発明のピボット装置およびその製造方法について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明のピボット装置は、取付対象物に対する被支持体の姿勢保持力を確実に高めることができるという特性を有していることから、車両に対しミラーアッセンブリを傾動可能に支持する支持装置としての用途に好適に用いることができるほか、例えば車両の周囲を監視する監視カメラを車両に対し傾動可能に支持する支持装置としての用途にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施形態に係るピボット装置を用いたミラーアッセンブリの支持構造を説明する側面図(a)、(a)のA部拡大要部断面図(b)および(a)のB−B矢視図(c)
【図2】ピボット装置製造機の正面図
【図3】図2のC−C線断面図
【図4】ピボット装置の製造工程説明図(1)
【図5】ピボット装置の製造工程説明図(2)
【図6】従来のピボット装置を用いたミラーアッセンブリの支持構造を説明する側面図(a)、(a)のX部拡大要部断面図(b)および(a)のY−Y矢視図(c)
【符号の説明】
【0037】
1 ミラー取付用ステー(取付対象物)
2 ピボット装置
3 ミラーアッセンブリ(被支持体)
4 ハウジング
5 ミラー
7 球面座
8 ピボット
9 ホルダ
10 頭部
11 軸部
12 取付部
15 押え付け面
17 ビス(保持力増減手段)
20 ピボット装置製造機
21 固定金型
22 可動金型
24 分割可動金型
25 キャビティ
27 樹脂材料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被支持体に形成された球面座に摺動可能に接触する球状の頭部と、この頭部に一体的に連設される軸部と、この軸部に一体的に連設され、取付対象物に固定される取付部とより構成されるピボットと、
このピボットの頭部を押え付ける押え付け面を有し、そのピボットの頭部を前記被支持体の球面座に押し付け状態に保持するホルダと、
このホルダの保持力を増減させる保持力増減手段と
を備えるピボット装置において、
前記ホルダを、前記ピボットの軸部を取り囲む方向に閉じた閉断面部材で構成したことを特徴とするピボット装置。
【請求項2】
前記被支持体は、前記球面座を背面側に有するハウジングと、このハウジングの正面側に組み付けられるミラーとより構成されるミラーアッセンブリであり、
前記取付対象物は、車両に設けられたミラー取付用ステーである請求項1に記載のピボット装置。
【請求項3】
請求項1に記載のピボット装置の製造方法であって、
予め射出成形により作製された前記ピボットに対し前記ホルダに対応するキャビティを形成する金型を組む工程と、
前記キャビティ内に溶融状態の樹脂材料を注入する工程と
を含むことを特徴とするピボット装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−106858(P2010−106858A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−276240(P2008−276240)
【出願日】平成20年10月28日(2008.10.28)
【出願人】(391020355)大東プレス工業株式会社 (7)
【Fターム(参考)】