説明

ベルトスリーブの加硫装置

【課題】ベルトスリーブを均一に加圧することができ、端部の厚み変化を小さくして、エンド屑の発生を防ぐことができるようにする。
【解決手段】ケーシング1内に筒状のジャケット2を設けて形成され、未加硫のベルトスリーブ3を装着した成形型4をジャケット2の内周に配置すると共にジャケット2を内方へ膨張させることによって、ベルトスリーブ3をジャケット2で加圧して加硫を行なうベルトスリーブの加硫装置に関する。ジャケット2を、ベルトスリーブ3の外周面に当接する本体部2aと、ケーシング1に固定される固定部2bと、本体部2aと固定部2bの間の可撓性のある連結部2cとから形成する。ジャケット2の内周に配置された成形型4のベルトスリーブ3の端面に当接させて、ベルトスリーブ3より外周に張り出すように設置され、ジャケット2を膨張させる際にジャケット2の本体部2aの端部の位置を規制する端部押さえ具5を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、伝動ベルトなどの製造に用いられるベルトスリーブを加硫するための装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ローエッジベルト、リブドベルト、歯付ベルトなどの伝動ベルトを製造する方法の一つとして、次のような方法がある。まず、成形型の外周に、未加硫のゴムシートや心線を巻き付けることによって、円筒状に未加硫のベルトスリーブを作製する。次に成形型の外周のこのベルトスリーブを加熱・加圧して加硫することによって、加硫ベルトスリーブを作製する。次にこの筒状に成形した加硫ベルトスリーブを成形型から外し、加硫ベルトスリーブを輪切りするように切断することによって、伝動ベルトを得ることができるものである。
【0003】
そして上記のように成形型の外周に装着した未加硫のベルトスリーブを加硫するにあたっては、例えば特許文献1のように、ケーシング内に筒状のジャケットを膨張・収縮自在に装着して形成される加硫装置を用いて行なうことができる。
【0004】
図5はこのような加硫装置の一例を示すものであり、ゴムなどの弾性材料で円筒状に形成されるジャケット2をケーシング1内に配置して設け、ジャケット2の上下両端をケーシング1のフランジ11に気密的に固定してある。ケーシング1とジャケット2の間にジャケット室12が形成されるものであり、ジャケット室12内には加熱缶13が配置してある。14はジャケット室12に高圧エアーを供給するエアー供給路であり、このようにジャケット室12内に高圧エアーを供給することによって、ジャケット2を内方へ膨らませて膨張させることができるようになっている。また15は加熱缶13に蒸気を供給する蒸気供給路であり、このように加熱缶13に蒸気を供給することによってジャケット室12内を加熱することができるようになっている。
【0005】
そして、円柱形に形成される成形型4の外周に未加硫のゴムシート17や心線18を巻き付けて未加硫のベルトスリーブ3を作製し、このようにベルトスリーブ3を外周に装着した成形型4を図5(a)のようにジャケット2の内周に差し入れて配置する。次に、加熱缶13によってジャケット室12内を加熱しつつ、エアー供給路14からジャケット室12内に高圧エアーを供給してジャケット2を内方へ膨らませて膨張させる。このようにジャケット2を内方へ膨張させることによって、図5(b)に示すように、成形型4に装着したベルトスリーブ3の外周をジャケット2で押圧することができるものであり、加熱缶13で加熱しつつこのように加圧することにより、ベルトスリーブ3を加硫することができるものである。
【特許文献1】特許第4063961号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように加硫装置のジャケット2を内方へ膨張させるにあたって、ジャケット2はケーシング1のフランジ11に結合されている端部の部分で屈曲することによって膨張し、ベルトスリーブ3の外周面に沿ってジャケット2を密着させて加圧することができるものである。
【0007】
このとき、ジャケット2の端部は規制されずに比較的自由に屈曲変形するため、図5(b)に示すように、ジャケット2のベルトスリーブ3に密着する部分の端部の箇所において屈曲が大きく生じることがある。ジャケット2の屈曲変形の自由度は下端部よりも上端部のほうが大きいので、このジャケット2の端部での大きな屈曲は、ジャケット2の上端部においてより発生し易い。
【0008】
そしてこのようにジャケット2が部分的に大きく屈曲すると、図5(b)に示すように、この大きく屈曲した部分でベルトスリーブ3が局所的に強く押圧され、ベルトスリーブ3の端部の厚みが薄くなる。ベルトスリーブ3の端部の厚みが薄くなって規格から外れると、伝動ベルトの製造に使用することができなくなり、ベルトスリーブ3の端部をエンド屑として廃棄する必要が生じる。しかもジャケット2が部分的に大きく屈曲する箇所は、ベルトスリーブ3の端縁から2cm程度の位置であることが多く、2cm幅以上で端部をエンド屑として廃棄しなければならないものであった。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ベルトスリーブを均一に加圧することができ、端部の厚み変化を小さくして、エンド屑の発生を防ぐことができるベルトスリーブの加硫装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るベルトスリーブの加硫装置は、ケーシング1内に筒状のジャケット2を膨張・収縮自在に装着して形成され、外周面に未加硫のベルトスリーブ3を装着した成形型4をジャケット2の内周に配置すると共にジャケット2をその内方へ膨張させることによって、ベルトスリーブ3の外周面をジャケット2で加圧して加硫を行なうようにしたベルトスリーブの加硫装置であって、ジャケット2を、ベルトスリーブ3の外周面に当接する本体部2aと、ケーシング1に固定される両端部の固定部2bと、本体部2aと固定部2bの間の可撓性のある連結部2cとから形成し、ジャケット2の内周に配置された成形型4のベルトスリーブ3の少なくとも一方の端面に当接させて、ベルトスリーブ3より外周に張り出すように設置され、ジャケット2を内方へ膨張させる際にジャケット2の本体部2aの端部の位置を規制する端部押さえ具5を備えて成ることを特徴とするものである。
【0011】
この発明によれば、端部押さえ具5を設置した状態でジャケット2を膨張させると、ジャケット2は連結部2cが容易に屈曲変形することによって内方へ膨張すると共に本体部2aの端部がベルトスリーブ3の端部と一致するように端部押さえ具5で位置規制され、ベルトスリーブ3の外周面の全面に本体部2aを密着させることができるものであり、ベルトスリーブ3を本体部2aで均一に加圧することができるものであって、ベルトスリーブ3の端部の厚み変化を小さくして、エンド屑の発生を防ぐことができるものである。
【0012】
また発明において、ジャケット2の連結部2cは、外側ほど広がるテーパ筒状に形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
このように連結部2cをテーパ筒状に形成することによって、ジャケット2を膨張させる際に連結部2cはより容易に屈曲変形するものであり、本体部2aの変形をより小さくして、本体部2aによるベルトスリーブ3の加圧をより均一に行なうことができるものである。
【0014】
また本発明において、ジャケット2の連結部2cには、周方向に沿った溝6が複数列形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、ジャケット2を膨張させる際に連結部2cはより容易に屈曲変形するものであり、本体部2aの変形をより小さくして、本体部2aによるベルトスリーブ3の加圧をより均一に行なうことができるものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、ジャケット2を、ベルトスリーブ3の外周面に当接する本体部2aと、ケーシング1に固定される両端部の固定部2bと、本体部2aと固定部2bの間の可撓性のある連結部2cとから形成し、ジャケット2の内周に配置された成形型4のベルトスリーブ3の少なくとも一方の端面に当接させて、ベルトスリーブ3より外周に張り出すように設置され、ジャケット2を内方へ膨張させる際にジャケット2の本体部2aの端部の位置を規制する端部押さえ具5を備えるので、端部押さえ具5を設置した状態でジャケット2を膨張させると、ジャケット2は連結部2cが容易に屈曲変形することによって内方へ膨張すると共に本体部2aの端部がベルトスリーブ3の端部と一致するように端部押さえ具5で位置規制され、ベルトスリーブ3の外周面の全面に本体部2aを密着させることができるものであり、ベルトスリーブ3を本体部2aで均一に加圧することができるものであって、ベルトスリーブ3の端部の厚み変化を小さくして、エンド屑の発生を防ぐことができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
【0018】
図2は本発明の加硫装置の一例を示すものであり、ケーシング1は円筒状の内筒1aと外筒1bとを同心円状に配置すると共にその上下にリング状円板の上フランジ21と下フランジ22を取り付けて形成されるものである。すなわち、内筒1aと外筒1bを上フランジ21と下フランジ22の間に配置し、内筒1aと外筒1bの各上端を上フランジ21の下面に、内筒1aと外筒1bの各下端を下フランジ22の上面に気密的に結合するようにしてあり、内筒1aと外筒1bの間に密閉された加熱室23を形成するようにしてある。この加熱室23には熱媒流路24が接続してあり、水蒸気などの熱媒を熱媒流路24を通して加熱室23内に供給することによって、ケーシング1を加熱して温度上昇させることができるようにしてある。
【0019】
ケーシング1は上記のように全体として上下に開口する筒状に形成されるものであり、ケーシング1の内周に筒状のジャケット2を配置して取り付けてある。
【0020】
ジャケット2は本体部2aと連結部2cと固定部2bからなるものであり、ゴムなどの弾性材料で一体に成形して形成されるものである。本体部2bは円筒状に形成されるものであり、本体部2aの上下両端の開口にそれぞれ連結部2cが延出してある。上の連結部2cは上方へ向けて直径が広がるように、下の連結部2cは下方へ向けて直径が広がるように、テーパを有する円錐台形の筒状に形成されるものである。また固定部2bは、上の連結部2cの上端部の全周、及び下の連結部2cの下端部の全周に、それぞれ外方へ張り出すように設けて形成されるものである。
【0021】
ここでジャケット2において、連結部2cの厚みを本体部2aよりも薄く形成するなどして、連結部2cは本体部2aよりも可撓性のあって容易に伸縮や屈曲変形するように形成してある。このとき、連結部2cを上記のように外側ほど広がるテーパ筒状に形成し、また連結部2cに周方向に沿った溝6を複数列形成することによって、連結部2cがより容易に伸縮や屈曲変形するようにしてある。また、本体部2aの円筒の軸方向の長さ寸法は、加硫成形するベルトスリーブ3の円筒の軸方向の長さ寸法とほぼ同じになるように、設定されるものである。
【0022】
このジャケット2は上下の固定部2bによってケーシング1に取り付けるようにしてある。すなわち、上端の固定部2bを上フランジ21の内周部に沿って全周に配置すると共に、上フランジ21の上面に取着した円環状の押さえ固定具26の嵌合凹部27内に固定部2bを嵌合することによって、ケーシング1の上端の開口の全周にこの固定部2bを気密的に固定する。また下端の固定部2bを下フランジ22の内周部に沿って全周に配置すると共に、下フランジ22の下面に取着した円環状の押さえ固定具26の嵌合凹部27内に固定部2bを嵌合することによって、ケーシング1の下端の開口の全周にこの固定部2bを気密的に固定する。このようにジャケット2の上下両端の開口部の固定部2bをケーシング1の上下両端の開口部に固定することによって、ジャケット2をケーシング1の内周に取り付けることができるものであり、ジャケット2とケーシング1の内筒1aの間に密閉された環状のジャケット室31を形成することができるものである。このジャケット室31には加圧流路32が接続してあり、高圧エアーなどの高圧流体を加圧流路32を通してジャケット室31内に供給することによって、ジャケット室31内を高圧状態にしてジャケット2を内方へ膨張させることができるようにしてある。
【0023】
次に、上記の加硫装置を用いたベルトスリーブ3の加硫成形について説明する。ベルトスリーブ3は既述のように、円柱形に形成される成形型4の外周に未加硫のゴムシートや心線を巻き付けることによって作製されるものである。このとき、円柱形の成形型4の軸方向の寸法と、成形型4の外周に巻き付けて作製されるベルトスリーブ3の軸方向の寸法はほぼ等しくなるように設定されるものであり、成形型4の端面とベルトスリーブ3の端面とが面一になるように、成形型4の外周にベルトスリーブ3が装着されるものである。
【0024】
ここで、加硫装置は図3に示すように、設置台28の上に載置することによって設置してある。設置台28には型置き台29が上方へ突出して設けてあり、この型置き台29がケーシング1の下端開口からジャケット2の下端部の内周に差し込まれるように、加硫装置を設置台28の上に載置するものである。この型置き台29は、直径が成形型4の外周のベルトスリーブ3の外径よりも大きい円柱状に形成されるものである。このように型置き台29がジャケット2の下端部の内周に差し込まれると、ジャケット2の本体部2aの下端が型置き台29の上面に載置され、下の連結部2cは型置き台29の上面の外周部に沿うように変形される。
【0025】
そして図4に示すように、上記のように未加硫のベルトスリーブ3を巻き付けた成形型4を軸方向を上下にした姿勢で、ケーシング1の上端開口からジャケット2の内周に差し込み、型置き台29の上面に成形型4を載置してセットする。このように成形型4をその下端面を型置き台29の上面に載置すると、成形型4の外周に装着されたベルトスリーブ3の下側の端面が型置き台29の上面に当接される。
【0026】
次に、端部押さえ具5をケーシング1の上端開口からジャケット2の内周に差し込み、成形型4の上端面に端部押さえ具5を載置する。この端部押さえ具5は、直径が成形型4の外周のベルトスリーブ3の外径よりも大きい円板乃至リング状に形成されるものであり、外周の全周に立上げ片34が設けてある。このように成形型4の上端面に端部押さえ具5を載置すると、成形型4の上端においてベルトスリーブ3の上端面に端部押さえ具5の下面が当接する。またジャケット2は本体部2aの上端が端部押さえ具5の下面に当接し、上の連結部2cは端部押え具5の下面の外周部に沿うように変形される。
【0027】
このように未加硫のベルトスリーブ3を装着した成形型4をジャケット2の内周にセットした状態で、熱媒流路24から熱媒を加熱室23内に供給してケーシング1を加熱し、ケーシング1の熱をジャケット2を通してベルトスリーブ3に作用させて加熱しながら、高圧流体を加圧流路32からジャケット室31内に供給してジャケット2を内方へ膨張させると、図1に示すように、ジャケット2の上の連結部2cは端部押え具5の下面の外周部から立上げ片34の外周に沿うように変形すると共に、ジャケット2の下の連結部2cは型置き台29の上面の外周部から外周面に沿うように変形し、ジャケット2の本体部2aで成形型4に装着したベルトスリーブ3の外周面を押圧して加圧することができるものである。そしてケーシング1の加熱室23で加熱しつつこのようにジャケット2で加圧することにより、ベルトスリーブ3を加硫することができるものである。
【0028】
このようにしてベルトスリーブ3を加硫した後、ジャケット2による加圧を解除し、ジャケット2内からベルトスリーブ3を成形型4と共に取り出す。そして加硫したベルトスリーブ3を成形型4から外した後、このベルトスリーブ3を輪切りするように切断することによって、伝動ベルトを得ることができるものである。
【0029】
ここで、上記の図1のようにジャケット2の本体部2aでベルトスリーブ3を加圧して加硫するにあたって、ベルトスリーブ3の上端側の端面は端部押さえ具5の下面に当接しており、ジャケット2の本体部2aの上端部も端部押さえ具5の下面に当接した位置に規制されているので、この状態でジャケット2を膨張させると、連結部2cが端部押さえ具5に沿って容易に屈曲変形した状態で本体部2aは内方へ膨張し、本体部2aの上端とベルトスリーブ3の上端とが一致した状態で、ベルトスリーブ3の外周面に本体部2aが密着する。またベルトスリーブ3の下端側の端面は型置き台29の上面に当接しており、ジャケット2の本体部2aの下端部も型置き台29の上面に当接した位置に規制されているので、連結部2cが型置き台29に沿って容易に屈曲変形した状態で本体部2aは内方へ膨張し、本体部2aの下端とベルトスリーブ3の上端とが一致した状態で、ベルトスリーブ3の外周面に本体部2aが密着する。このように、ジャケット2の本体部2aがベルトスリーブ3の筒軸方向の全長に亘って均一に密着した状態で、ベルトスリーブ3をジャケット2で加圧することができるものであり、ベルトスリーブ3を本体部2aで均一に加圧して加硫を行なうことができるものである。このため、ベルトスリーブ3の端部に厚みの変化が生じることを低減することができるものであり、厚みが規格範囲外の部分を切除することによって発生するエンド屑を低減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、加硫を行なっている状態を示す断面図である。
【図2】同上の加硫装置の断面図である。
【図3】同上の加硫装置を設置台に設置した状態の断面図である。
【図4】同上の加硫装置にベルトスリーブを装着した成形型をセットすると共に端部押え具をセットした状態の断面図である。
【図5】従来を示すものであり(a)(b)はそれぞれ一部の断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 ケーシング
2 ジャケット
3 ベルトスリーブ
4 成形型
5 端部押さえ具
6 溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーシング内に筒状のジャケットを膨張・収縮自在に装着して形成され、外周面に未加硫のベルトスリーブを装着した成形型をジャケットの内周に配置すると共にジャケットをその内方へ膨張させることによって、ベルトスリーブの外周面をジャケットで加圧して加硫を行なうようにしたベルトスリーブの加硫装置であって、ジャケットを、ベルトスリーブの外周面に当接する本体部と、ケーシングに固定される両端部の固定部と、本体部と固定部の間の可撓性のある連結部とから形成し、ジャケットの内周に配置された成形型のベルトスリーブの少なくとも一方の端面に当接させて、ベルトスリーブより外周に張り出すように設置され、ジャケットを内方へ膨張させる際にジャケットの本体部の端部の位置を規制する端部押さえ具を備えて成ることを特徴とするベルトスリーブの加硫装置。
【請求項2】
ジャケットの連結部は、外側ほど広がるテーパ筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のベルトスリーブの加硫装置。
【請求項3】
ジャケットの連結部には、周方向に沿った溝が複数列形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルトスリーブの加硫装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−23447(P2010−23447A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−190746(P2008−190746)
【出願日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【出願人】(000006068)三ツ星ベルト株式会社 (730)
【Fターム(参考)】