説明

ポップコーン製造装置

【課題】短時間で品質の安定したポップコーンが製造できるポップコーン製造装置を提供する。
【解決手段】周囲の少なくとも一部に透明板4aが設けられた製造室4を有するケース2と、ハンドル操作により上面が開口した水平位置より任意な角度回転自在な熱伝導性の高い金属よりなるケトル6bと、ケトル6bが均等に加熱できるようにケトル6bの底部に配置された複数の電気ヒータ8と、ハンドル操作によりケトル6bの開口部を開閉する蓋体15と、温度検出手段11が検出した温度情報を基にケトル6bの温度が設定値となるように電気ヒータ8を制御する温度調節手段と、オイルをケトル6b内へ散布するオイル散布手段20と、電動機13により回転されてケトル6b内を攪拌する攪拌手段12とから構成したもので、短時間で品質の安定したポップコーンが製造できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、短時間で安定した品質のポップコーンが製造できるポップコーン製造装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来この種のポップコーン製造装置としては、例えば特許文献1や2に記載されたものが公知である。特許文献1に記載されたポップコーン製造装置は、外箱内に設置したガスコンロの上方に、上面が開口したフライパンを設けて、外箱の上部に設置した投入口よりフライパン内にポップコーンの素が投入できるようになっている。
またフライパン内には、攪拌用モータにより回転される攪拌ブラシが設けられていて、フライパン内のポップコーンの素を攪拌できるようになっており、フライパン内ではじけたポップコーンは、反射板に当たった後シュート上に落下して、シュートによりトレイ内に回収されるように構成されている。
また特許文献2に記載されたポップコーン自動販売機は、積層状態でストッカ内に収容されたポップコーン入り袋を、選択ボタンの操作で動作する突き出し装置により1袋づつ突き出して、搬送装置により電子レンジまで搬送し、電子レンジで加熱した後袋押し出し装置により販売機外へ押し出すように構成されている。
【特許文献1】特開平10−313844号公報
【特許文献2】実用新案登録第304107号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし前記特許文献1に記載されたポップコーン製造装置のように、ガスコンロにより加熱されたフライパン内にポップコーンの素を投入して、ポップコーンの素を加熱するようにしたものでは、フライパンの加熱温度の管理が難しいため、品質の均一なポップコーンが得られないと共に、ポップコーンの素は、使用食材の種類や産地等のレシピによって加熱する温度等の条件が異なるため、ガスコンロでは、ポップコーンの素に合わせた条件の細い設定が難しい等の問題がある。
また火気を使用するため、ポップコーンの製造中は、絶えず火気を監視しなければならず、製造装置より離れられない等の問題もある。
【0004】
一方特許文献2に記載されたポップコーン自動販売機では、予め袋詰めされたポップコーンの素を電子レンジで加熱するため、遊園地等の人が集まる場所での実演販売に適さないと共に、袋詰めされた状態で加熱されたポップコーンは、袋を開けてみないと品質が確認できないため、未発泡のポップコーンの素が含まれた品質の悪いポップコーンが消費者に渡ってしまう問題がある。
またストッカや突き出し装置、搬送装置等の多くの装置を組み合わせて構成されているため、装置が複雑かつ高価となる上、メンテナンスにも手間がかかる等の問題がある。
【0005】
本発明は係る問題を改善するためになされたもので、短時間で品質の安定したポップコーンが製造できるポップコーン製造装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のポップコーン製造装置は、周囲の少なくとも一部に透明板が設けられた製造室を有するケースと、製造室内に設置され、かつハンドル操作により上面が開口した水平位置より任意な角度回転自在な熱伝導性の高い金属よりなるケトルと、ケトルが均等に加熱できるようにケトルの底部に配置された複数の電気ヒータと、ケトルの上方に上下動自在に設けられ、かつハンドル操作によりケトルの開口部を開閉する蓋体と、ケトルに設けられた温度検出手段が検出した温度情報を基にケトルの温度が設定値となるように電気ヒータを制御する温度調節手段と、オイルポンプによりオイルタンク内より吸い上げたオイルをケトル内へ散布するオイル散布手段と、ケトルの中心部に設けられ、かつ電動機により回転される攪拌手段とから構成したものである。
【0007】
前記構成により、ケトル内にポップコーンの素を投入するだけでポップコーンが自動的に製造できる上、ケースの外部からハンドル操作で蓋体の開閉やケトルの回転が行えるため、高温のケトルに誤って触れる虞がなく、これによって遊園地等の人が集まる場所での実演販売に好適であると共に、未発泡のポップコーンの素が含まれた品質の悪いポップコーンが消費者に渡る心配もない。
また複数の電熱ヒータにより均一に加熱されたケトルによりポップコーンの素を加熱すると同時に、攪拌手段によりケトル内を攪拌するため、ポップコーンの製造に熟練してない人でも、短時間で品質の安定したポップコーンが容易に得られるようになる。
【0008】
本発明のポップコーン製造装置は、ケトルをアルミニウムにより形成し、かつケトルの内面にメタルコートによる表面処理を施したものである。
【0009】
前記構成により、熱伝導率の高いアルミニウムにより形成されたケトルを使用したことにより、短時間でケトル全体を均一に加熱することができるため、調理時間の大幅な短縮化が図れ、これによって生産効率が格段に向上すると共に、ケトルの内面が汚れたり焦げ付きを起こしても、表面がメタルコートにより表面処理されているため、へら等で簡単に清掃できる上、ケトルの表面がへら等で傷つく心配もない。
【0010】
本発明のポップコーン製造装置は、温度検出手段をK熱電対センサにより形成したものである。
【0011】
前記構成により、検出精度の高いK熱電対よりなる温度検出手段により検出し、検出値を基に電熱ヒータを制御することにより安定した温度制御が可能となるため、使用食材のレシピによって加熱温度が変わる場合でも、温度調節手段により加熱温度を調節だけでレシピに合った温度設定が容易に行えるようになる。
【0012】
本発明のポップコーン製造装置は、ケースを、ケトルが設けられた製造室と、蓋体の開閉手段が設けられた機械室と、オイルタンクが設けられたタンク室及び操作盤に複数分割して、各室及び操作盤をユニット化したものである。
【0013】
前記構成により、各ユニットを組み合わせることにより多様な仕様やデザインに対応することができる上、ユニット毎に清掃や修理等が行えるため、メンテナンスも容易である。
【発明の効果】
【0014】
本発明のポップコーン製造装置によれば、ケトル内にポップコーンの素を投入するだけでポップコーンが自動的に製造できる上、ケースの外部からハンドル操作で蓋体の開閉やケトルの回転が行えるため、高温のケトルに誤って触れる虞がなく、これによって遊園地等の人が集まる場所での実演販売に好適である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1はポップコーン製造装置の正面図、図2は同側面図、図3は同後面図、図4は製造手段の一部切欠正面図、図5は図4のA−A線に沿う断面図、図6は製造手段の拡大断面図、図7はケトルの底面図、図8は作用説明図である。
【0016】
ポップコーン製造装置の本体1に遊園地等の人が集まる場所での実演販売が可能なように角箱状のケース2を有している。
ケース2は全体がステンレスのような腐食しにくい金属板により形成されていて、上段が機械室3に、中段が製造室4に、そして下段がタン室5となっていて、それぞれの室3,4,5はユニット化されていると共に、機械室3の全面には、メンテナンスの際に開放する開閉自在な扉3aが、また後面には副操作盤9が設けられている。
中段の製造室4は、前面と左右側面に耐熱ガラスにより形成された透明板4aが嵌着されており、後面には、ポリカーボネート樹脂よりなるスライド扉4bが上下方向に開閉自在に設けられていて、スライド扉4bの下部には開閉ハンドル4cが取り付けられている。
機械室3と製造室4の間は金属板よりなる隔壁3bにより区割りされていて、この隔壁3bの下面に、製造室4内に設けられた製造手段6を支持する支柱6aの上端が固着されている。
【0017】
製造手段6は図4及び図6に示すように、上面が開口したほぼ皿状のケトル6bを有している。
ケトル6bは、全体がアルミニウムのような熱伝導率の高い金属によりダイカスト成形されていて、少なくとも内面がメタルコート(銀含浸酸化皮膜または銀含浸陽極酸化皮膜)により表面が処理されている。
ケトル6bの底面には、図7に示すように複数、例えば6本の電気ヒータ8が取り付けられており、これら電気ヒータ8は、ケトル6bの底面を均一に加熱できるように、4本がケトル6b底面の周辺側にほぼ口字形に配置され、残りの2本は、4本の電気ヒータ8の対角線上に、平行配置されていると共に、各電気ヒータ8は並列に接続されていて、主操作盤10に設けられた温度調節手段(図示せず)により温度制御できるようになっている。
【0018】
また電気ヒータ8によるケトル6bの加熱状態は、ケトル6bの底面に設けられた複数の温度検出手段11により逐次検出されている。
温度検出手段11は、検出精度の高い例えばK熱電対が使用されていて、温度検出手段11により検出されたケトル6b底面の温度情報は、主操作盤10へ送られるようになっている。
主操作盤10に設けられた温度調節手段は、予め設定された温度と、温度検出手段11により送られてきた検出温度情報を比較して、ケトル6b底面の温度が設定温度となるように電気ヒータ8へ供給する電力をオン、オフすることにより、ケトル6bの温度制御を行うようになっている。
【0019】
一方ケトル6b底面の中心部に設けられた取り付け座6cには、ギヤボックス6dが固着されていて、このギヤボックス6d内に、ケトル6bの中心部を上下方向に貫通する回転軸12aの下端が突出している。
回転軸12aは、ケトル6b内の中心部に設けられた攪拌手段12を構成するもので、上端部にアダプタ12bが固着されている。
アダプタ12bはケトル6b内の中心部に設けられた回転筒12cと回転軸12aを連結するもので、回転筒12cの下端部に複数の攪拌棒12dがケトル6bの内底面に近接するよう放射方向に突設されており、これら攪拌棒12dによりケトル6b内のポップコーンの素が攪拌されるようになっている。
回転筒12cは内部に設けられた圧縮ばね12eにより下方向へ付勢されていて、ケトル6bの内底面と攪拌棒12dの間に異物が咬み込まれたときのみ圧縮ばね12eが圧縮されて回転筒12cが上方へ逃げることにより、異物により攪拌手段12が破損するのを防止するようになっている。
【0020】
ギヤボックス6d内に突設された回転軸12aの下端には、ベルベルギヤ6eが固着されていて、このベルベルギヤ6eに駆動軸6fの一端に固着されたベルベルギヤ6gが噛合わされている。
駆動軸6fはギヤギヤボックス6dの一側面に固着された中空軸6h内に水平に支承されていて、他端側は支柱6aの下端部内に設置された攪拌用電動機13の回転軸13aに自在継手6jを介して接続されており、攪拌用電動機13により攪拌手段12の攪拌棒12が例えば50rpmで回転されるようになっている。
一端部がギヤボックス6dの側面に固着された中空軸6hの他端側は、支柱6aの下端側外周面に突設されたブッシュ6iに回転自在に支承されており、ブッシュ6iには、ケトル6bが水平位置になったときに中空軸6hを係止するデテント14が設けられている。
【0021】
また中空軸6hの外周面に突設されたフランジ6kの端面には、ブッシュ6i方向にストッパピン6mが突出されていて、ケトル6bが水平位置からほぼ120度回転された際に、ケトル6bの回転を停止させるようになっていると共に、ギヤボックス6dの他側面には、ハンドル軸6nの一端が中空軸6hの中心と同軸となるよう固着されている。
ハンドル軸6nの中間部は、ブラケット6pを介してケース2の内側に支持されたブッシュ6qに回転自在に支承されていて、このブッシュ6qと中空軸6hを支承するブッシュ6iによりケトル6bが回転自在に支承されており、ハンドル軸6nの他端は、ケース2の後面より外側へ突出されていて、先端部にケトル6bを回転させるケトル回転ハンドル6rが取り付けれていると共に、ケトル6bの底部は底部カバー6xにより覆われていて、電気ヒータ8やギヤボックス6dが露出しないようになっている。
【0022】
一方ケトル6bの上方には、ケトル6bの開口部を閉鎖する蓋体15が設けられている。
蓋体15はステンレス等の金属板によりテーパ状に形成されていて、中心部に昇降杆16aの下端が固着されている。
昇降杆16aは機械室3内に設けられた蓋開閉手段16を構成するもので、上端側は、隔壁3bを貫通して機械室3内へ突出されている。
機械室3内に設けられた蓋開閉手段16は、一端側が機械室3の側面より外側へ突出するハンドル軸16bを有していて、ハンドル軸16bの外側端部に蓋体15を開閉する蓋体開閉ハンドル16cが設けられている。
ハンドル軸16bは、機械室3内に設けられた軸受け16dと、機械室3の側面に設けられた軸受け16eにより水平に支承されており、ハンドル軸16bの他端側にレバー16fの一端が固着されている。
レバー16fの他端は、昇降杆16aの上端部に取り付けられたカラー16gにピン16hを介して結合されていて、蓋体回転ハンドル16cを回転することにより、蓋体15が図4に示す実線位置より仮想線で示す位置へ開放できるようになっている。
【0023】
またレース2の下部に設けられたタンク室4内には、ユニット化された主操作盤10と、オイルタンク17及び残りカスを収容するカス入れ18が設けられている。
オイルタンク17には、ポップコーンを加熱する際にケトル6b内面に散布するオイルが収容されていて、オイルタンク17内のオイルは、図示しないオイルポンプにより製造室3内に設けられたノズルよりなるオイル散布手段20に接続されている。
オイルノズル20は、ケトル6bの開口部に向けて突設されていて、蓋体15を開放した状態で副操作盤9に設けられたオイルポンプスイッチ9aを押すことにより、ケトル6b内面に一定量のオイルが散布できるようになっている。
カス入れ18は、製造室3の底部に設けられたトレー4aのカス落下口4b下方に位置していて、トレー4aに落下させたポップコーンより選り分けたカスがカス落下口4bカス入れ18内に落下できるようになっており、カス入れ18はケース2の後面側より引き出し自在となっていると共に、カス落下口4bには、ポップコーンが落下するのを防止する網体4cが設けられている。
なお主操作盤10には、ケトル6bの温度が異常に上昇したり、電気ヒータが断線した場合に警報を発する警報器(図示せず)が設けられている。
【0024】
次に前記構成されたポップコーン製造装置の作用を説明する。
ポップコーンを製造するに当たっては、まず副操作盤9に設けられたケトルヒータスイッチ6aを操作してケトル6bの底部に設けられた電気ヒータ8に通電し、ケトル6bを底部側より加熱する。
その後ケトル6bの温度が設定値に達したのを確認したら、攪拌機スイッチ9bを操作して攪拌手段12を駆動する電動機13を回転させると同時に、オイルポンプスイッチ9cを1回押して、オイル散布手段20よりケトル6b内面にオイルを散布したら、ケトル6b内にポップコーンの素を投入した後蓋体開閉ハンドル16cを操作して、ケトル6bの開口部を蓋体15で閉鎖する。
その後ケース2後面のスライド扉4bを閉鎖して、所定時間、例えば3分が経過すると、ケトル6b内ではじけたポップコーンが蓋体15を押し上げてケトル6b内よりトレー4a上に自然落下する。
【0025】
ポップコーンの素がはじける音がしなくなったら、蓋体開閉ハンドル16cにより蓋体15を開放した後、スライド扉4bを閉じた状態でケトル回転ハンドル6rを回転して、ケトル6bを水平位置からほぼ110度傾斜させ、ケトル6b内のポップコーンをトレー4a上に強制落下させる。
ケトル6b内の全てのポップコーンがトレー4a上に落下したのを確認したら、ケトル6bを元の水平位置へ戻した後、スライド扉4bを上方へ開放して、ポップコーンをケース2内より取り出すもので、熱伝導率の高いアルミニウムにより形成されたケトル6bの底面を複数の電熱ヒータ8が均等に加熱することから、短時間で品質の安定したポップコーンが得られるようになる。
【0026】
またケトル6bの温度を、精度の高いK熱電対よりなる温度検出手段9により検出し、検出値を基に電熱ヒータ8を制御するようにしたことにより、安定した温度制御が可能となるため、使用食材のレシピによって加熱温度が変わる場合でも、主操作盤10に設けられた温度調節手段により加熱温度を調節だけでレシピに合った温度設定ができるためポップコーンの製造に熟練しない人であっても、常に品質の良好なるポップコーンが容易に製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の後面図である。
【図4】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の製造手段を示す一部切欠側面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の製造手段を示す拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の製造手段を構成するケトルの底面図である。
【図8】本発明の実施の形態になるポップコーン製造装置の作用説明図である。
【符号の説明】
【0028】
2 ケース
3 機械室
4 製造室
6b ケトル
8 電気ヒータ
11 温度検出手段
12 攪拌手段
13 電動機
15 蓋体
17 オイルタンク
20 オイル散布手段


【特許請求の範囲】
【請求項1】
周囲の少なくとも一部に透明板が設けられた製造室を有するケースと、前記製造室内に設置され、かつハンドル操作により上面が開口した水平位置より任意な角度回転自在な熱伝導性の高い金属よりなるケトルと、前記ケトルが均等に加熱できるように前記ケトルの底部に配置された複数の電気ヒータと、前記ケトルの上方に上下動自在に設けられ、かつハンドル操作により前記ケトルの開口部を開閉する蓋体と、前記ケトルに設けられた温度検出手段が検出した温度情報を基に前記ケトルの温度が設定値となるように前記電気ヒータを制御する温度調節手段と、オイルポンプによりオイルタンク内より吸い上げたオイルを前記ケトル内へ散布するオイル散布手段と、ケトルの中心部に設けられ、かつ電動機により回転される攪拌手段とを具備したことを特徴とするポップコーン製造装置。
【請求項2】
前記ケトルをアルミニウムにより形成し、かつ前記ケトルの内面にメタルコートによる表面処理を施してなる請求項1に記載のポップコーン製造装置。
【請求項3】
前記温度検出手段を、K熱電対センサにより形成してなる請求項1または2に記載のポップコーン製造装置。
【請求項4】
前記ケースを、ケトルが設けられた前記製造室と、前記蓋体の開閉手段が設けられた機械室と、前記オイルタンクが設けられたタンク室及び前記操作盤に複数分割して、各室及び操作盤をユニット化してなる請求項1ないし3の何れかに記載のポップコーン製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−81587(P2006−81587A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−266620(P2004−266620)
【出願日】平成16年9月14日(2004.9.14)
【出願人】(504348644)株式会社 イズム (1)
【Fターム(参考)】