マルチキャリア無線システムに追加的な逆方向リンクキャリア設定
【課題】本発明は、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置が提供される。信号チャンネルは逆方向リンク電力制御ビットと確認指標を送るために現存順方向リンク上で設定される。本発明の一態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。
【解決手段】マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置が提供される。信号チャンネルは逆方向リンク電力制御ビットと確認指標を送るために現存順方向リンク上で設定される。本発明の一態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集積マルチキャリアシステムに関し、より詳細には多重逆方向リンクをマルチキャリア無線システムに確かで速かに設定するための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
セルラ通信分野において、該当技術分野の当業者は1G、2G及び3Gという用語をよく使用する。前記用語は使用されるセルラ技術の世代を意味する。1Gは第1世代、2Gは第2世代、そして3Gは第3世代を示す。
【0003】
1Gはアンプス(AMPS:Advanced Mobile Phone Service)電話システムで知られたアナログ電話システムを示す。2Gは符号分割多重接続(CDMAOne)、移動通信世界化システム(GSM:Global System for Mobile communication)及び時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)を含む全世界を通じて一般に使用されるデジタルセルラシステムを示すものとしてよく使用される。2Gシステムは1Gシステムに比べて密集された領域で多数の使用者を支援することができる。
【0004】
3Gは、一般に現在使用されるデジタルセルラシステムを示す。このような3G通信システムは一部重要な差異があるが、お互いに対して概念的に類似である。
【0005】
図1を参照すると、無線通信ネットワーク構造1を示す。加入者はネットワークサービスに接続するために移動局(2、MS:mobile station)を利用する。移動局2は、ハンドセルラ電話機、車に設置された通信装置のような携帯通信装置であるか、または固定された通信装置であることができる。
【0006】
移動局2のための電磁波がnode Bとも言及される基地局送受信機(3、BTS:Base Transceiver System)によって送信される。基地局送受信機3はアンテナと電波を送受信するための設備のような無線装置らを含んで構成される。基地局制御機(4、BSC)は、一つまたはその以上の基地局送受信機から送信を受信する。基地局制御機4は基地局送受信機と移動通信交換器(5、MSC:Mobile Switching Center)または、内部IPネットワークとメッセージを交換することで、それぞれの基地局3からの無線送信の制御と管理を提供する。基地局送受信機3と基地局制御機4は基地局(6、BS)の一部である。
【0007】
基地局6は回線交換核心網(7、CSCN:Circuit Switched Core Network)及びパケット交換核心網(8、PSCN:Packet Switched Core Network)とメッセージを交換して、これらにデータを送る。回線交換核心網7は既存の音声通話を提供して、パケット交換核心網8はインターネットアプリケーションとマルチメディアサービスを提供する。
【0008】
回線交換核心網7の移動通信交換器5部分は、移動局2に、そして前記移動局からの従来音声通話のための交換を提供して、このような能力を支援するために情報を保存することができる。移動通信交換器5は一つ以上の基地局6だけでなく、例えば公衆電話交換網(PSCN:Public Switched Telephone Network)(図示せず)または総合情報通信網(ISDN:Integrated Services Digital Network)(図示せず)のようなその他の公衆網に連結されることができる。訪問者位置登録機(9、VLR:Visitor Location Register)は訪問加入者に、または前記訪問加入者からの音声通話を処理するための情報を検索するのに利用される。訪問者位置登録機9は、移動通信交換器5内に存在することができるし、一つ以上の移動通信交換器を扱うことができる。
【0009】
使用者識別子(user identity)は、例えば装置一連番号、移動電話番号、プロファイル情報、現在位置及び認証期間などの加入者情報と共に記録目的のために回線交換核心網7のホーム位置登録機(10、HLR:Home Location Register)に割り当てされる。認証局(11、AC:Authentication Center)は、移動局2と関連される認証情報を管理する。認証局11はホーム位置登録機10内に存在することができるし、一つ以上のホーム位置登録機を管理することができる。移動通信交換器5とホーム位置登録機10/認証局11との間のインターフェースはIS−41標準インターフェース18である。
【0010】
パケット交換核心網8のパケットデータサービスノード(12、PDSN:Packet Data Service Node)部分は、移動局内外へのパケットデータトラフィックのための経路設定を提供する。パケットデータサービスノードは、移動局2へのリンク階層セッション(link layer session)を設定、維持終結しながら一つ以上の基地局6と一つ以上のパケット交換核心網8と連結することができる。
【0011】
認証権限検証アカウンティング管理(13、AAA:Authentication Authorization Accounting)サーバーは、パケットデータトラフィックと関連されるインターネットプロトコル認証機能、権限検証機能及びアカウンティング管理機能を提供する。ホームエージェント(14、HA:Home Agent)は移動局2のIP登録の認証を提供して、パケット交換核心網8の外部エージェント(15、FA:Foreign Agent)内外へのパケットデータを切り替えて、認証権限検証アカウンティング管理13から使用者のための提供情報を受信する。ホームエージェント14はパケットデータサービスノード12への保安通信を設定、維持及び終了することもでき、流動IP住所を割り当てることもできる。パケットデータサービスノード12は、インターネットIPネットワークを通じて認証権限検証アカウンティング管理13、ホームエージェント14及びインターネット16と通信する。
【0012】
特に、周波数分割多重接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)及び符号分割多重接続(CDMA)のような多くの類型の多重接続方式がある。周波数分割多重接続において、使用者通信は周波数、例えば30KHzチャンネルを利用することで区別される。時分割多元接続において、使用者通信は周波数及び時間、例えば6タイムスロット(timeslot)を有する30KHzチャンネルを利用することで区別される。符号分割多重接続において、使用者通信はデジタルコードで区別される。
【0013】
符号分割多重接続において、すべての使用者は例えば1.25MHzのような同一スペクトラム上にある。それぞれの使用者は、固有のデジタルコード識別子を有して、デジタルコードは干渉を防止するために使用者を区別する。
【0014】
符号分割多重接続信号は、一つのビットの情報を伝達するために多いチップらを利用する。それぞれの使用者は固有なチップパターンを有して、これはコードチャンネルに必須である。ビットを回復するために、多い数のチップらが使用者の既存のチップパターンによって統合される。他の使用者のコードパターンは任意で現われて自己消滅(self canceling)方式で統合されるので、使用者の好適なコードパターンによって形成されたビットデコーディング決定を撹乱しない。
【0015】
入力データは、高速拡散符号(fast spreading sequence)と混合されて、拡散データストリーム(spread data stream)として送信される。受信機は元データを抽出するために同一な拡散符号を利用する。図2Aは拡散及び逆拡散処理を示す。図2Bに示すように、多重拡散符号らは固有で安定したチャンネルを形成するために混合することができる。
【0016】
直交符号(Walsh Code)は拡散符号の一種である。それぞれの直交符号(Walsh Code)は64チップ長さを有して、他のすべての直交符号(Walsh Code)らに対して正確に直交する。コードは生成しやすくてROMに保存するのに充分に小さい。
【0017】
短いPNコードは拡散符号の他の類型である。短いPNコードは2個のPN符号(I及びQ)で構成されて、これらそれぞれは32,768チップ長さであって、類似な方式で生成されるが異なるように入力された15−ビットシフトレジスターである。2個の符号は情報をI及びQ位相チャンネルにスクランブルする。
【0018】
長いPNコードは拡散符号のまた他の類型である。長いPNコードは42−ビットレジスターで生成されて周期が40日以上であるか、またはチップ長さが約4X1013である。長さによって、長いPNコードは端末内のROMに保存されることができないので、チップバイチップ(chip−by−chip)で生成される。
【0019】
それぞれの移動局2はその信号を長いPNコード及び固有オフセットでコーディング、または32ビット及び10ビット長いPNコード装置一連番号を利用して計算された共用の長いコードマスクはシステムによって設定される。共用長いコードマスクは固有シフトを形成する。個人用長いコードマスクはプライバシーを改善するのに使用されることができる。64チップのような短い期間の間に集積される場合に、多様な長さのPNコードオフセットを有した移動局2は実質的に直交で現われる。
【0020】
CDMA通信は順方向チャンネル及び逆方向チャンネルを利用する。順方向チャンネルは基地局送受信機3から移動局2への信号のために利用されて、逆方向チャンネルは移動局から基地局送受信機への信号のために利用される。
【0021】
順方向チャンネルはその特定割り当てされた直交符号(Walsh Code)とセクターのための所定のPNオフセットを利用して、一使用者は同時に多重チャンネル類型を有することができる。順方向チャンネルは、そのCDMA RFキャリア周波数、セクターの固有な短いコードPNオフセット及び使用者の固有な直交符号(Walsh Code)によって識別される。CDMA順方向チャンネルはパイロットチャンネル、同期チャンネル、呼び出しチャンネル及びトラフィックチャンネルを含む。
【0022】
パイロットチャンネルは文字ストリームを含まない“構造的ビーコン(structural beacon)”であるが、ハンドオフ中に測定装置としてシステム獲得のために使用されるタイミングシーケンスである。パイロットチャンネルは直交符号(Walsh Code)0を利用する。
【0023】
同期チャンネルはシステム獲得中に移動局2によって利用される媒介変数情報とシステム識別のデータストリームを伝達する。同期チャンネルは直交符号(Walsh Code)32を利用する。
【0024】
容量の要求事項によって1から7までの呼び出しチャンネルがあり得る。呼び出しチャンネルはページ、システム媒介変数情報及び呼接続手順(call setup order)を伝達する。呼び出しチャンネルは直交符号(Walsh Code)1ないし7を利用する。
【0025】
トラフィックチャンネルは呼トラフィックを伝達するために個別使用者に割り当てされる。トラフィックチャンネルはノイズによって制限されて全体容量を受ける任意の残余直交符号(Walsh Code)を利用する。
【0026】
逆方向チャンネルは移動局2から基地局送受信機3への信号のために利用されて移動局に特定な長いPN符号のオフセットと直交符号(Walsh Code)を利用して、一使用者は同時に多くの類型のチャンネルを送ることができる。逆方向チャンネルはCDMA RFキャリア周波数及び個別移動局2の固有な長いPNオフセットによって識別される。逆方向チャンネルはトラフィックチャンネルと接続チャンネルを含む。
【0027】
個個の使用者は基地局送受信機3にトラフィックを送るための実際通話中にトラフィックチャンネルを利用する。逆方向トラフィックチャンネルは基本的に使用者特定共用または個人用長いコードマスクであり、CDMA端末と同じ数の数多くの逆方向トラフィックチャンネルがある。
【0028】
まだ通話が連結されない移動局2は登録要求事項、呼設定要求事項、呼び出し回答、順序回答及び他の信号発生情報を送るために接続チャンネルを利用する。接続チャンネルは基本的に基地局送受信機3のセクターに固有な共用長いコードオフセットである。接続チャンネルは呼び出しチャンネルと連結されて、それぞれの呼び出しチャンネルは最大32接続チャンネルを有する。
【0029】
CDMA通信は数多くの長所を提供する。このような長所らのうちで一部は可変速度ボコーディング及びマルチプレッシング(variable rate vocoding and multiplexing)、順方向電力制御、レイク(rake)受信機の利用及びソフトハンドオフ(soft hand off)である。
【0030】
CDMAは可変速度ボコーダーの利用が通話を圧縮して、ビット率を低めて容量を大きく増加するようにする。可変速度ボコーディングは通話中に最大ビット率、通話停止中に低いデータ送信率、増加された容量及び自然な音を提供する。マルチプレッシングは音声、信号及び使用者の副次的なデータがCDMAフレーム内で混合するようにする。
【0031】
順方向電力制御を利用することで、基地局送受信機3は個別使用者の順方向基底帯域チップストリームの強度を連続的に減らしてくれる。特定移動局2が順方向リンクでエラーを経験する場合に、より多いエネルギーが要求されてエネルギーの迅速な増幅が提供されて、以後にエネルギーがもう一度減少される。
【0032】
逆方向電力制御は基地局送受信機3ですべての端末信号水準を等化するためにタンデム(tandem)で3個の方法を利用する。逆方向開放ルーフ電力制御は受信された基地局送受信機3信号(AGC)を基礎にして電力をあげるか、または下る移動局2を特徴とする。逆方向閉鎖ルーフ電力制御は秒当たり800回の速度で1dbによって電力をあげるか、または低める基地局送受信機3を特徴とする。逆方向外部ルーフ電力制御は基地局制御機4が移動局2を聞く前方エラー修正(FEC)を有する場合に基地局送受信機3設定値を調節する基地局制御機4を特徴とする。
【0033】
基地局送受信機3による閉鎖ルーフ電力制御と受信機(AGC)から開放ルーフ電力制御の混合された效果を含む移動局2送信機(TXPO)の実際RF電力出力は、一般的に+23dbmである移動局の最大電力を超過することができない。逆方向電力制御は、公式“TXPO=−(RXdbm)−C+TXGA”に沿って遂行されて、ここで“TXGA”は通話の開始以来に基地局送受信機3からのすべての閉鎖ルーフ電力制御命令の和であって、“C”は800MHZシステムの場合+73であって、1900MHZシステムの場合+76である。
【0034】
レイク(rake)受信機を使用することは移動局2にとって毎フレームごとに3個のトラフィック相関器(traffic correlator)はレイクフィンガー(RAKE finger)の混合された出力を利用するようにする。それぞれのレイクフィンガーは特定PNオフセットと直交符号(Walsh Code)を独立的に復旧することができる。フィンガーは多様な基地局送受信機3の目標化された、または遅延された多重経路反射であることができるし、検索器(searcher)はパイロット信号を連続的に確認する。
【0035】
移動局2はソフトハンドオフを駆動する。移動局2は利用可能なパイロット信号を連続的に確認して、現在見るパイロット信号に関して基地局送受信機3に報告する。基地局送受信機3は最大6個のセクターまで割り当てて、移動局2はこれによってそのフィンガーらを割り当てる。すべてのメッセージは黙音(muting)なしに共存挿入によって発送される。通信リンクの個別終了はフレームバイフレーム基本上の最適の構成を選択して、ハンドオフは使用者に透過される。
【0036】
同期式広帯域CDMA(cdma2000)システムは3世代広帯域であり、拡散スペクトラム無線インターフェースシステムはインターネット及びイントラネット接続、マルチメディアアプリケーション、高速商業取り引き及び遠隔測定のようなデータ能力を容易にするようにCDMA技術の改善したサービス潜在力を利用する。他の3世代システムの焦点でもあるcdma2000の焦点は、有限な量の無線スペクトラム可用度の制限を乗り越えるための無線送信設計とネットワーク経済性である。
【0037】
図3はcdma2000無線ネットワークのためのデータリンクプロトコル構造階層20を示す。データリンクプロトコル構造階層20は上部階層60、リンク階層30及び物理階層21を含む。
【0038】
上部階層60は3個の副階層(sublayer)らを含んで、前記副階層ではデータサービス副階層61、音声サービス副階層62及び信号方式サービス副階層63がある。データサービス61は移動最終使用者のために任意の形態のデータを送って、IPサービスのようなパケットデータアプリケーション、非同期ファックスとB−ISDNエミュレーションサービスのようなサーキットデータアプリケーション及びSMSを含む。音声サービス62はPSTN接続、移動対移動間の音声サービス、及びインターネット電話を含む。信号方式63は移動稼動のすべての面を制御する。
【0039】
信号方式サービス副階層63は移動局2と基地局6との間に交換されるすべてのメッセージを処理する。これらメッセージは呼設定及び解除、ハンドオフ、特徴稼動、システム構成、登録及び認証のような機能らを制御する。
【0040】
移動局2において、信号方式サービス副階層63は呼処理状態、特に移動局2初期化状態、移動局2遊休状態、システム接続状態及びトラフィックチャンネル状態に移動局2制御を維持することにも責任がある。
【0041】
リンク階層30はリンク接続制御副階層32と媒体接続制御副階層31に細分される。リンク階層30はデータ送信サービスのためのプロトコルサポート及び制御メカニズムを提供して上部階層60のデータ送信要求を物理階層21の所定の能力及び特徴でマッピングするのに必要な機能を遂行する。リンク階層30は上部階層60と物理階層21との間のインターフェースとして見なされることができる。
【0042】
媒体接続制御副階層31とリンク接続制御副階層32の分離は広範囲上部階層60サービスを支援する必要と広い性能範囲、特に1.2Kbpsから2Mbps以上にわたった高效率の短い待機時間データサービスを提供するための要請によって誘発される。他の同期は回線の高いサービス品質(QoS)送信と、収容可能な遅延及び/またはデータビット誤り率(BER)に対する制限のようなパケットデータサービスと、多様なサービス品質要求事項を有する進歩されたマルチメディアサービス個別サービスのための増加する要求を支援するための需要である。
【0043】
リンク接続制御副階層32は点対点構造無線通信リンク42を通じて信頼性ある伝達送信制御機能を提供するのが要請される。リンク接続制御副階層32は上部階層エンタイトルらの間の点対点構造通信チャンネルを管理して、広帯域の多様な端−対−端の信頼可能なリンク階層30プロトコルを支援するためにフレームワークを提供する。
【0044】
リンク接続制御副階層32は信号方式メッセージの正確な伝達を提供する。機能は回答が要求される伝達保証(assured delivery)、回答が要求されない伝達非保証(unassured delivery)、重複メッセージ探知、メッセージを個別移動局2に伝達するための住所制御、物理階層を通じて送るために好適な大きさの断片でのメッセージ分割、受信されたメッセージの再組み立てと確認及びグローバルチャレンジ認証である。
【0045】
媒体接続制御副階層31は複雑なマルチメディア、それぞれの能動サービスのためのサービス品質管理能力を備えた3世代無線システムのマルチサービス能力を容易にする。媒体接続制御副階層31はパケットデータ及びサーキットデータサービスの接続を制御するための手続きを物理階層21に提供して、これは一つの使用者から多くのサービスらの間の競合制御だけではなく、無線システムの競争使用者らの間の競合制御を含む。媒体接続制御副階層31は論理チャンネルと物理階層との間のマッピングを遂行して、多くのソースから一つの物理チャンネルでデータを多重送信して、最高水準の信頼性のために無線リンクプロトコル33を利用して無線リンク階層を通じてよほど信頼可能な送信を提供する。信号無線バーストプロトコル(35、SRBP:Signaling Radio Burst Protocol)は信号メッセージのための非連結性プロトコルを提供する個体である。マルチプレッシング及びサービス品質制御部34は競争サービスからの衝突する要求事項と接続要求事項の好適な優先権を仲栽することで、折衷されたサービス品質水準の規約の責任を負う。
【0046】
物理階層21は大気を通じて送信されたデータのコーディングと変造の責任を負う。物理階層21はデータが移動無線チャンネルを通じて信頼性があるように送信されるようにいっそう高い階層らからデジタルデータを調整する。
【0047】
物理階層21は媒体接続制御副階層31が多くの送信チャンネルを通じて伝達する使用者データ及び信号を物理チャンネルにマッピングして情報を無線インターフェースを通じて送る。送信方向において、物理階層21によって遂行される機能はチャンネルコーディング、インターリビング(interleaving)、スクラムブルリング、拡散及び変造を含む。受信方向において、機能は送信されたデータを受信機で復旧するために逆順に提示される。
【0048】
図4は、呼処理の概観を示す。呼を処理することは、パイロット及び同期チャンネル処理、呼び出しチャンネル処理、接続チャンネル処理及びトラフィックチャンネル処理を含む。
【0049】
パイロット及び同期チャンネル処理は移動局2の初期化状態でCDMAシステムと同調して獲得するために前記パイロット及び同期チャンネルを処理する移動局2を示す。呼び出しチャンネル処理は遊休状態で基地局6からオーバーヘッド及び移動主導型メッセージを受信するために順方向共通制御チャンネル(F−CCCH)または呼び出しチャンネルを監視する移動局2を示す。接続チャンネル処理はシステム接続状態で拡張接近チャンネルまたは接続チャンネル上で基地局6にメッセージを送る移動局2を示して、前記基地局6は順方向共通制御チャンネルまたは呼び出しチャンネル上の移動局に回答して、これらチャンネルらをいつも聞き取る。トラフィックチャンネル処理はトラフィックチャンネル状態で移動局2制御の専用順方向及び逆方向トラフィックチャンネルを利用して通信する基地局6と移動局2を示して、専用順方向及び逆方向トラフィックチャンネルは音声とデータのような使用者情報を運搬する。
【0050】
図5は移動局2の初期化状態を示す。初期化状態はシステム決定副状態、パイロットチャンネル獲得、同期チャンネル獲得、時間変更副状態及び移動局遊休状態を含む。
【0051】
システム決定は移動局2がサービスを得るためのシステムを決定する工程である。前記工程はアナログ対デジタル、セルラ対PCS、及びAキャリア対Bキャリアのような決定を含むことができる。カスタム選択工程は、システム決定を制御することができる。リダイレックション工程を利用するサービス提供者はシステム決定を制御することもできる。移動局2がシステムを選択した以後に、前記システム内のチャンネルがサービスを探索するように決定しなければならない。一般に、移動局2はチャンネルを選択するために優先順位チャンネルリストを利用する。
【0052】
パイロットチャンネルの獲得は移動局2が利用可能なパイロット信号を探索することで、システムタイミングに関する情報をまず獲得する工程である。パイロットチャンネルは情報を含まないが、移動局2はパイロットチャンネルと相関されることで、その自分のタイミングを割り当てることができる。相関関係が完了すると、移動局2は同期チャンネルと同調化されて、そのタイミングをさらに詳細化するために同期チャンネルメッセージを読める。移動局2は他のチャンネルまたは他のシステムを選択するために失敗を宣言して、システム決定に復帰する前に一つのパイロットチャンネルで最大15秒間探索することが許容される。探索手続きは標準化されないし、システムを得るための時間は実行に依存する。
【0053】
図6はシステム接続状態を示す。システム接続工程の第1段階は移動局2が初期電力水準及び電力漸進増加のような正確な接続チャンネル媒介変数を利用することを保障するようにオーバーヘッド情報をアップデートする。移動局2は接続チャンネルを任意に選択して、基地局6または他の移動局との調整なしに送る。
【0054】
マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34は送信機能と受信機能すべてを有する。送信機能はデータサービス61、信号サービス63または音声サービス62のような多くのソースから情報を混合して、送信のためのPDCHCF SDUs及び物理階層SDUsを形成する。受信機能は物理階層21とPDCHCF SDUsに含まれた情報を分離して、前記情報をデータサービス61、信号サービス63または音声サービス62のような正確な個体に向けるようにする。
【0055】
マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34は物理階層21と時間同期しい作動する。物理階層21が非零フレームオフセット(non−zero frame offset)に送って、前記マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34はシステム時間から好適なフレームオフセットで物理階層による送信のために物理階層SDUsを伝達する。
【0056】
マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34は、プリミティブ(primitive)の物理−チャンネル特定サービスインターフェースセットを利用して物理階層21SDUを物理階層に伝達する。物理階層21は物理チャンネル特定受信表示サービスインターフェース作動を利用して物理階層SDUをマルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34に伝達する。
【0057】
信号無線バーストプロトコル35は同期チャンネル、順方向共通制御チャンネル、放送制御チャンネル、呼び出しチャンネル及び接続チャンネル手続きを含む。
【0058】
リンク接続制御副階層32は層3 60にサービスを提供する。SDUsは層3 60とリンク接続制御副階層32の間に通過される。リンク接続制御副階層32は、リンク接続制御PDUsへのSDUsの好適なカプセル化を提供して、これらは分化及び再組み立てを受けてカプセル化されたPDU断片として媒体接続制御副階層31に送信される。
【0059】
リンク接続制御副階層32内での処理は順に進行されて、処理個体らは部分形成されたリンク接続制御PDUをよく設定された手順でお互いに対して通過させる。SDUs及びPDUsは物理チャンネルの無線特性を認識するための上部階層を要しなくても処理されて機能経路に沿って送信される。しかし、上部階層は物理チャンネルの無線特性を認識することができるし、特定PDUsの送信のための所定の物理チャンネルを利用するために層2 30を指向させることができる。
【0060】
1xEV−DOシステムはパケットデータサービスのために最適化されてデータのみのための、またはデータに最適化された一つの1.25MHzキャリアを特徴とする。併せて、最大データ送信率は順方向リンクで2.4Mbpsまたは3.072Mbpsであって、逆方向リンクで153.6Kbpsまたは1.8432Mbpsである。また、1xEV−DOは区別される周波数帯域を提供して1xシステムとの通信網連動を提供する。図7は1xのためのcdma2000と1xEV−DOの比較を示す。
【0061】
cdma2000システムにおいて、音声とデータが実在的に614.4kbpsと307.2kbpsの最大データ送信率で共に送信される併行サービスがある。移動局2は音声通話のために移動通信交換器5と通信して、データ通話のためにパケットデータサービスノード12と通信する。CDMA2000はワルシ−コード区別された順方向トラフィックチャンネルを有する多様な電力の固定送信率を特徴とする。
【0062】
1xEV−DOシステムにおいて、最大データ送信率は2.4Mbpsまたは3.072Mbpsであって、回線交換核心網7との通信が存在しない。1xEV−DOは同期化された一つの順方向チャンネルを有する可変送信率及び固定された電力を特徴とする。
【0063】
図8は1xEV−DO構造順方向リンクスロット構造を示す。1xEV−DOシステムにおいて、フレームは600スロット/秒である16個のスロットらを含んで構成されて、26.67msまたは32,768チップを有する。一つのスロットは長さが1.6667msであり2048チップを有する。制御/トラフィックチャンネルは一つのスロットに1600チップを有して、パイロットチャンネルは一つのスロットに192チップを有して、媒体接続制御チャンネルは一つのスロットに256チップを有する。1xEV−DOシステムはより簡便で迅速なチャンネル評価及び時間同期化を容易にする。
【0064】
図9は1xEV−DOシステムデフォルトプロトコル構造を示す。図10は1xEV−DOシステム非−デフォルトプロトコル構造を示す。
【0065】
1xEV−DOシステムのセッションと関連される情報は移動局2によって使用されるプロトコル集合、接続端末(AT)、及び基地局6、または接続網(AN)、待機リンクを通じて、ユニキャスト接続端末識別子(UATI)、待機リンクを通じて接続端末及び接続網によって使用されるプロトコルの構成及び現在接続端末位置の評価を含む。
【0066】
応用階層は最高の努力を提供して、ここでメッセージが一応送信されると信頼性あるように伝達して、メッセージは一度以上再送信されることができる。スチーム階層は一つの接続端末2に対して最大4(デフォルト)、または244(非−デフォルト)応用スチームを多重化する能力を提供する。
【0067】
セッション階層はセッションが有用であることを保障してセッションの終了を管理して、初期ユニキャスト接続端末識別子割り当てのための手続きを特定して、接続端末住所を維持してセッション中に使用されるプロトコル及びこれらプロトコルのための構造媒介変数を折衷して提供する。
【0068】
図11は1xEV−DOセッションの設定を示す。図11に示すように、セッションを設定することは住所設定、連結設定、セッション設定及び交換キーを含む。
【0069】
住所設定はユニキャスト接続端末識別子及びサブネットマスクを割り当てる住所管理プロトコルを示す。連結設定は無線リンクを設定する連結階層プロトコルを示す。セッション構成はすべてのプロトコルを構成するセッション構成プロトコルを示す。交換キーは認証のためのキーを設定する保安階層のキー交換プロトコルを示す。
【0070】
セッションは接続端末2とRNCとの間の論理通信リンクを示して、これは54時間のデフォルトを有して時間に開放された状態である。セッションはPPPセッションも活性化されるまで持続する。セッション情報は接続網6のRNCによって制御されて持続する。
【0071】
連結が開放される場合に、接続端末2は順方向トラフィックチャンネルに割り当てされることができるし、逆方向トラフィックチャンネル及び逆方向電力制御チャンネルに割り当てされる。1xEV−DOシステムには2個の連結状態があり、これは閉鎖連結と開放連結である。
【0072】
閉鎖連結は接続端末2がどのような専用待機リンク資源にも割り当てされないし、接続端末と接続網6との間の通信が接続チャンネルと制御チャンネルを通じて遂行される状態を意味する。開放連結は接続端末2が順方向トラフィックチャンネルに割り当てされることができるし、逆方向電力制御チャンネル及び逆方向トラフィックチャンネルに割り当てされて接続端末2と接続網6との間の通信がこれら割り当てされたチャンネルだけでなく、制御チャンネルを通じて遂行される状態を示す。
【0073】
連結階層は開放連結と閉鎖連結及び通信を設定するネットワークの初期認識を管理する。併せて、連結階層は開放連結と閉鎖連結すべての場合に大略的な接続端末2位置を維持して、開放連結が存在する場合に接続端末2と接続網6との間の無線リンクを管理する。また、連結階層は開放連結と閉鎖連結すべての場合に監督を遂行して、セッション階層から受信された送信データを優先順位を付けてカプセル化して、優先順位データを保安階層にポウォディングして前記保安階層から受信されたデータを逆カプセル化しながらこれをセッション階層にポウォディングする。
【0074】
図12は連結階層プロトコルを示す。図12に示すように、プロトコルは初期化状態、遊休状態及び連結された状態を含む。
【0075】
初期化状態において、接続端末2は接続網6を獲得して初期化状態プロトコルを活性化する。遊休状態において、閉鎖連結が稼動されて遊休状態プロトコルが活性化される。連結された状態において、開放連結が稼動されて連結された状態プロトコルが活性化される。
【0076】
初期化状態プロトコルは接続網6を獲得することと関連される活動を遂行する。遊休状態プロトコルは、ルート更新プロトコルを利用して接続端末位置を追跡することのように接続網6を獲得したが、開放連結を具備しない接続端末2と関連される活動を遂行する。連結状態プロトコルは接続端末と接続網6との間の無線リンクを管理して、閉鎖連結につながる手続きを管理することのように開放連結を具備する接続端末2と関連される活動を遂行する。ルート更新プロトコルは接続端末2位置を追跡することと接続端末と接続網6との間の無線リンクを維持することと関連される活動を遂行する。オーバーヘッドメッセージプロトコルは速い構成(Quick Config)、セクター媒介変数及び接続媒介変数のような必須媒介変数を制御チャンネルを通じて放送する。パケット統合プロトコル(packet consolidation protocol)はパケットに割り当てされた優先順位と目標チャンネルの関数として送信のためのパケットを統合して優先順位を決定するだけでなく、受信機にパケット逆多重化を提供する。
【0077】
保安階層はキー交換機能、認証機能及び暗号機能を含む。キー交換機能はトラフィックを認証するために接続端末2と接続網6とに後に追う手続きを提供する。認証機能は認証及び暗号化のための保安キーを交換するために接続端末2と接続網6に後に追う手続きを提供する。保安キーはトラフィックを暗号化するために接続端末2と接続網6とに後に追う手続きを提供する。
【0078】
1xEV−DO順方向リンクは電力制御とソフトハンドオフが支援されない点を特徴とする。接続網6は一定な電力で送って接続端末2は順方向リンクで可変送信率を要求する。時分割多元通信(TDM)で多様な使用者がお互いに異なる時間で送ることができるので、一つの使用者を目的にして多様な基地局6らからダイバーシチ送信を具現することは難解である。
【0079】
媒体接続制御階層において、より高い階層らから発信された2種類のメッセージが物理階層を経って送信されて、詳細には使用者データメッセージと信号メッセージである。2個のプロトコルは前記2種類のメッセージを処理するために使用されて、詳細には使用者データメッセージのための順方向トラフィックチャンネル媒体接続制御プロトコルと信号メッセージのための制御チャンネル媒体接続制御プロトコルである。
【0080】
物理階層21は1.2288Mcpsの分散速度を特徴として、フレームは16スロット及び26.67msを含んで、1.67msのスロットと2048チップが存在する。順方向リンクチャンネルはパイロットチャンネル、順方向トラフィックチャンネルまたは制御チャンネル及び媒体接続制御チャンネルを含む。
【0081】
パイロットチャンネルはすべての“0”情報ビットとスロットのための192チップを具備したW0を有する直交符号(Walsh Code)分散を含むという点でcdma2000パイロットチャンネルと類似である。
【0082】
順方向トラフィックチャンネルは、データ送信率が38.4kbpsから2.4576Mbpsに変化するか、または4.8kbpsから4.9152Mbpsに変化することを特徴とする。物理階層パケットは1ないし16スロットで送信されることができるし、送信スロットは一つ以上のスロットが割り当てされる場合に4−スロットインターレーシング(4−slot interlacing)を利用する。割り当てされたスロットすべてが送信される前に逆方向リンクACKチャンネルに肯定確認回答(ACK)が受信されると、残ったスロットが送信されないであろう。
【0083】
制御チャンネルはcdma2000の呼び出しチャンネル及び同期チャンネルと類似である。制御チャンネルは256スロットの期間または426.67ms、1024ビット物理階層パケット長さまたは128、256、512及び1024ビットと、38.4kbpsのデータ送信率または76.8kbpsまたは19.2kbps、38.4kbpsまたは76.8kbpsを特徴とする。
【0084】
媒体接続制御チャンネルは逆方向活動(RA:reverse activity)チャンネル、逆方向電力制御チャンネル、DRCLockチャンネル、ARQチャンネル及びパイロットチャンネルを提供する。
【0085】
逆方向活動チャンネルは現在活動のその通信可能区域(coverage area)内のすべての接続端末を逆方向リンクに通知する接続網6によって使用されて、MACインデックス4を具備したMACチャンネルである。RAチャンネルは逆方向活動ビット(RAB)を運ぶ。
【0086】
接続網6は接続端末2の逆方向リンク送信の出力制御のために逆方向電力制御(RPC)チャンネルを使用する。逆方向電力制御ビットはRPCチャンネルを通じて送信される。
【0087】
DRCLockチャンネルはDRCが順方向送信のための接続端末2をスケジューリングしないし、セクターが所定の接続端末のためのDRCを聞くことができなかったら接続端末がDRCを通じてサービスをずっと要請する状況を防止する。接続端末2のためのDRCLockビット設定されたら、接続端末はDRCをセクターに送ることを中断する。
【0088】
ARQチャンネルは逆方向リンクハイブリッド−ARQ(H−ARQ)を支援して、接続網6が物理階層パケットを解決したら残余サブパケットが送信されない。H−ARQは接続網6が以前スロットに送信されたパケットを成功的に受信するかの可否を示す。
【0089】
肯定/不正確認回答は接続端末2がデータの一部を受信して、検査和(checksum)を確認することを容易にする。図13は順方向リンクでの肯定/不正確認回答作動を示す。
【0090】
1xEV−DO逆方向リンクは接続網6が逆方向電力制御を利用することで逆方向リンクを制御することができるということと一つ以上の接続網がソフトハンドオフを通じて接続端末2の通信を受信することができるということを特徴とする。併せて、逆方向リンクにTDMがないし、これは長いPNコードを利用して直交符号(Walsh Code)によってチャンネル化される。
【0091】
逆方向リンクにおいて、2個のMAC階層プロトコルは、二つの類型のメッセージを処理するのに使用される。逆方向トラフィックチャンネルMACプロトコルは使用者データメッセージを処理するのに使用されて、接続チャンネルMACプロトコルは信号メッセージを処理するのに使用される。
【0092】
逆方向トラフィックチャンネルMACプロトコルを使用する場合に、接続網6が接続端末2に情報を提供して、前記情報は放送逆方向送信率制限、ユニケスト逆方向送信率制限、逆方向活動ビット、転移確率マトリックス及び送信率媒介変数である。逆方向リンクチャンネルは逆方向トラフィックチャンネルと接続チャンネルを含む。
【0093】
逆方向トラフィックチャンネルはデータチャンネル、パイロットチャンネル、MACチャンネル及びACKチャンネルを含む。主パイロットチャンネルと補助パイロットチャンネルが提供されることができる。
【0094】
逆方向送信率指標(RRI)は毎26.67msまたは毎16スロットごとに接続網6に送信されてデータ送信率を3−ビットRRIフィールドまたはデータチャンネルのペイロード大きさで示す。RRIは現在送信のサブパケットIDを送ることができるし、6ビットのRRI記号を含むが、特に4ビットはペイロード指標のためであって、2ビットはサブパケット指標のためである。
【0095】
接続端末2は順方向トラフィックチャンネルに送信された物理階層パケットが成功的に受信されたかの可否を接続網6に知らせるためにACKチャンネルを利用する。詳細には、ACKビットが0に設定されたことはCRC成功(OK)を示してACKビットが1に設定されたことはCRC失敗を示す。図14は逆方向リンクでのACKチャンネルの利用を示す。
【0096】
MACチャンネルはRRIチャンネル、DRCチャンネル及びDSCチャンネルをさらに含む。接続チャンネルはパイロットチャンネルとデータチャンネルを含む。
【0097】
従来のシステムは、例えばFDDのように一つのRL及び一つのFLを有する独立的な単一−キャリアシステムの傾向がある。すでに設定された一つ以上のRL及び一つのFLが存在する場合に、既存の方法は追加RLを設定する場合に多くの短所を有する。
【0098】
新しいRLキャリアは隣近キャリアまたは非隣近キャリアであることができる。接続プロブを利用してRLを単一−キャリアシステムに設定するのに使用される既存の方法が使用されることができる。しかし、すこし長い遅延が個個の新しいRLキャリアに対して発生するであろう。併せて、追加的なRLキャリアの初期送信電力を決定するための既存の方法は正確な送信電力の評価のみを提供して、正確度の水準は不確実である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0099】
したがって、送信電力水準を迅速で信頼性あるように正確な水準にあげることができるマルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置が必要である。本発明はこのような要求に焦点を合わせる。
【課題を解決するための手段】
【0100】
本発明の特徴及び長所は下に説明されて、部分的に明確に記述されるか、または本発明の実施例によって得られることができる。本発明の目的とその他の長所は明細書と特許請求範囲だけではなく、添付した図面に記載した構造によって具現されて達成されることができる。
【0101】
本発明は、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置を提供することを目的とする。詳細には、本発明は送信電力水準を正確な水準で迅速で確かに到ることができる、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置を提供することを目的とする。
【0102】
本発明の一態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法はネットワークから第1順方向リンクキャリアを通じてデータを受信することで、ネットワークと第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークに送る段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信して第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連がある。
【0103】
前記方法は調整された電力水準を利用して指標をネットワークに送る段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整されることができる。指標を送るための初期送信電力は一つ以上の逆方向リンク負荷によって決定されてチャンネル相関関係は第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間に評価することも可能である。
【0104】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことができる。方法は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信する段階を含むことができるし、前記通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示す。
【0105】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることができる。第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。
【0106】
方法はネットワークから電力調整信号を受信して調整された電力水準で他の指標を送る段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。方法はネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含むことができる。望ましくは、方法は確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含む。
【0107】
本発明の他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法は第1順方向リンクキャリアを通じてデータを移動端末に送ることで移動端末との第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末から受信する段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送信して第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連がある。
【0108】
方法は移動端末から指標を受信する段階をさらに含むことができるし、前記指標は調整された電力水準で受信されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことができる。
【0109】
方法は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送信する段階をさらに含むことができるし、前記通知信号は第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示す。通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに送信されることができる。
【0110】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。方法は電力調整信号を移動端末に送信して調整された電力水準で他の指標を受信する段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。
【0111】
方法は移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含むことができる。方法は確認信号が移動端末に送信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含むことができる。
【0112】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法はネットワークから第1順方向リンクキャリアを通じてデータを受信することでネットワークと第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークに送る段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階、第2逆方向リンクのためのチャンネル品質指標をネットワークに送信する段階、及び第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される。
【0113】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第1逆方向リンクキャリアを通じて送信されることができる。第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて送信されることができる。
【0114】
方法は調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送る段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。他の指標を送るための初期送信電力は一つ以上の逆方向リンク負荷によって決定されて、チャンネル相関関係は第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間に評価することができる。望ましくは、逆方向リンク電力制御情報は測定された信号を移動端末から受信された指標の雑音比(noise ratio)及び所定の値と比べることによってネットワークによって決定されて、前記所定の値はネットワークが零率逆方向送信率指標を検出するか、または逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連されるか、またはネットワークが移動端末から受信された逆方向トラフィックチャンネルをデコーディングする場合に調整される。
【0115】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法は第1順方向リンクキャリアを通じてデータを移動端末に送ることで移動端末との第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末から受信する段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階、第2逆方向リンクのためのチャンネル品質指標を移動端末から受信する段階及び第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて送る段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連がある。
【0116】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質は、第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることができる。第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることもできる。
【0117】
方法は調整された電力水準で移動端末から他の指標を受信する段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。逆方向リンク電力制御情報は測定された信号を移動端末から所定の値で受信された他の指標の雑音比と比べることで決定されることもでき、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、前記逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて、移動端末から受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされる。
【0118】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。方法はネットワークと移動端末との間に多数の順方向リンクキャリアを設定する段階とネットワークと移動端末との間に多数の逆方向リンクキャリアを設定する段階を含んで、それぞれの逆方向リンクキャリアは多くの順方向リンクキャリアらのうちで該当するキャリアと関連されて、一つ以上の順方向リンクキャリアは多数の逆方向リンクキャリアのうちで該当するキャリアと関連される制御データを多数の逆方向キャリア中の一つ以上の非該当キャリアに提供しながら一つ以上の逆方向リンクキャリアは多数の順方向リンクキャリアのうちで該当キャリアと関連される制御データを多数の順方向キャリア中の一つ以上の非該当キャリアに提供することを特徴とする。
【0119】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための移動端末が提供される。移動端末はネットワークにデータを送受信するように構成された送受信装置と、使用者インターフェース情報を表示するように構成されたディスプレイ装置と、使用者データを入力するように構成された入力装置と、及び第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信するために前記送受信装置を制御することでネットワークとの第1通信リンクを設定するように構成されて、第1逆方向リンクキャリアを通じてデータをネットワークに送るために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために前記送受信装置を制御するように構成された処理装置を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される。
【0120】
処理装置は調整された電力水準を利用して、指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加構成されることができるし、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に反応して所定のステップ大きさによって調整される。処理装置は一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係評価に回答して指標を送るための初期送信電力を決定するように追加構成されることもできる。
【0121】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことができる。処理装置は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信するために送受信装置を制御するように追加構成されることもでき、通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示す。
【0122】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることができる。第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。
【0123】
処理装置はネットワークから電力調整信号を受信して、他の指標を調整された電力水準で送るために送受信装置を制御するように構成されることができるし、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。処理装置はネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されることもできる。
【0124】
処理装置は確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加構成されることができる。処理装置は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加構成されることもできる。
【0125】
処理装置は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第1逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加構成されることができる。処理装置は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第2逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加構成されることもできる。望ましくは、処理装置は調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。
【0126】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するためのネットワークが提供される。ネットワークはデータを移動端末に送るように構成された送信機と、移動端末からデータを受信するように構成された受信機と、及びデータを第1順方向リンクキャリアを通じて移動端末に送るように送受信機を制御することで移動端末との第1通信リンクを設定するように構成されて、第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信するために受信機を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御して、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御するように構成される制御機を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される。
【0127】
制御機は移動ネットワークから指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されることができるし、前記指標は調整された電力水準で受信されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むこともできる。
【0128】
制御機は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送るために送信機を制御するように追加構成されることができるし、前記通知信号は第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示す。通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることができる。
【0129】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。制御機は電力調整信号を移動端末に送るために送信機を制御して調整された電力水準で他の指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されることができるし、電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。
【0130】
制御機は移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信するために受信機を制御するように追加構成されることができる。制御機は確認信号が移動ネットワークに送信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信するために受信機を制御するように構成されることもできる。
【0131】
制御機は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を移動ネットワークから受信するために受信機を制御するように追加構成されることができる。第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることもできる。
【0132】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることができる。制御機は調整された電力水準で移動ネットワークから他の指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されることができるし、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。望ましくは、制御機は測定された信号を移動端末から所定の値に受信された他の指標の雑音比と比べることで逆方向リンク電力制御情報を決定するように構成されて、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて移動ネットワークから受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされる。
【0133】
本発明の追加的な特徴及び長所は下に説明されて、部分的には記載から明確であるか、または本発明の実施例によって学習されることができる。本発明の前述した一般的な記載と下の詳細な説明すべては例示的なものであり、て請求されたところのように本発明の追加的な説明を提供するためのものであることを主旨しなければならない。
【0134】
実施例は添付された図面を有する実施例の下の詳細な説明から当技術分野の当業者に明白であり、本発明は記載した特定実施例のみに限定されない。
【発明の効果】
【0135】
本発明は、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置に関する。本発明は、移動端末に関して説明されるが、本発明はマルチキャリア無線ネットワークに通信装置のための多重逆方向リンクを設定するためにはいつでも利用されることができる。
【0136】
本発明の方法によると、フィードバックチャンネルが先に順方向リンク(FL)に設定される。特に、信号チャンネルは逆方向リンク(RL)電力制御(RPC)ビットと逆方向リンク肯定/不正確認指標を送るために順方向リンクに設定される。順方向リンクにフィードバックチャンネルの設定は接続網6が確かで迅速な方式で逆方向リンクを設定することを容易にする。一つ以上の逆方向リンクが作動中であるマルチキャリアシステムにおいて、処理がより效率的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0137】
フィードバックチャンネルが一応設定されると、接続端末2は新しい逆方向リンクキャリア上の初期送信電力を決定しなければならない。移動端末2で利用可能な情報または情報の一部サブセットが利用されることができる。例えば、移動網6によって設定される逆方向活動ビット(RAB)を通じた逆方向リンク負荷及び相関関係は現存する逆方向リンクらの間で評価されて新しい逆方向リンクが利用されることができる。
【0138】
本発明は、順方向リンクにフィードバックチャンネルを設定するための方法を提供する。フィードバックチャンネルは新しい逆方向リンクチャンネルを支援するのに利用される専用順方向リンクであることができる。
【0139】
たとえ本発明が2個の周波数(f1及びf2)を有する2個のキャリアシステムに関して記述されたが、本発明が任意のマルチキャリアシステムに適用されることができることを主旨しなければならない。本発明の方法は単一キャリアシステムでのように順方向リンク(f1)と逆方向リンク(f1)がすべて設定されたことを仮定する。本発明の方法は新しいキャリア(f2)に逆方向リンクを設定することを目的とする。
【0140】
先ず、移動端末2は、例えばパイロット信号(f2)を利用してチャンネル品質情報(CQI)、またはデータ送信率制御(DRC)情報をFL(f2)を通じて測定する。CQI(f2)情報は現存RL(f1)を通じてAN6に以後送信される。
【0141】
CQI(f2)を受信する場合に、AN6はRLチャンネルの電力制御を開始する。AN6はRLパイロット(f2)のようなAT2のRL信号のためのRL(f2)モニタリングを開始してそのSNRを評価する。従来の方法でのように、このような測定されたパイロットSNRは通常的に内部ルーフ電力制御セットポイントで言及される限界SNRに対して比較されて、これはAN6によって要望される受信電力水準であって、エラー率によって変化されることができる。
【0142】
内部ルーフ電力制御セットポイントは多様な方法で決定されることができる。例えば、RRIを探知するのに十分なデフォルト値が最初に使用されることができる。
【0143】
外部ルーフ電力制御は零率RRIが探知される場合に始めることができる。外部ルーフ電力制御はセットポイントが到達されて第1DOWN命令が送信される場合に開始されることができる。また、外部ルーフ電力制御は第1RTCがデコーディングされる場合に開始されることができる。
【0144】
AN6はRPC(f2)命令を新しいキャリアFL(f2)上のAT2に送る。RPC(f2)に割り当てされて以後ACKチャンネルに割り当てされる電力はCQI(f2)によって決定される。
【0145】
AT2によるFL(f2)上でのチャンネル品質情報(CQI)またはデータ送信率制御(DRC)情報の測定はRPC(f2)命令がFL(f1)を通じて送信されたら先占(preempted)されることができる。また、測定はFL(f2)がどの方式でも活性化されない場合に先占されることができる。併せて、FL(f2)が活性化された場合でも、DRC(f2)は既に作動中ではなければならないし、測定は相変らず先占されることができる。
【0146】
RPC(f2)フィードバックチャンネルが設定された場合に、AT2は初期送信動力(f2)からRL(f2)の送信を開始することができる。信号は、例えば逆方向送信率指標(RRI)チャンネルであることができる。パイロットのようなRL信号の電力はRPC(f2)フィードバックによって制御された直ちに電力であることができる。
【0147】
AT2はAN6からの反応を基礎にしてRTC送信時点を認知する。AN6は上部階層RTC ACKメッセージを主なまたは新しいFLキャリアのように既に設定された現存FLを通じて送ることができる。AN6はPHY階層ACKを送ることができる。
【0148】
PHY階層ACKはRRIをモニタリングすることで誘発されることができるし、これはACKが送信されるまで初期送信のための零率として限定されることができるか、または望ましくはRPCの第1DOWN命令が送信される場合にパイロット電力をモニタリングすることで誘発されることができる。RRI検出ACK/NAK検出のような任意の検出でのエラーは確認されなければならない。
【0149】
本発明の方法は、向上した信頼性と速度を有する新しいRLキャリア設定を提供する。
【0150】
ACKチャンネルが前述したところと異なるように使用されたら、AN6とAT2とはACK/NAKチャンネル(f2)のような追加的なフィードバックチャンネルを利用することができる。先ず、AT2がNAKを受信したら、ATは送信電力をより高めることを決定することができる。
【0151】
例えば、NAK(f2)が受信される場合に、AT2は例えば2dBのようなより大きいステップ大きさを利用して電力を増加させる。このような作業はAT2が第1ACKを受信した以後に停止されることができる。代案として、RPC(f2)命令は第1ACKがAN6からAT2によって受信されるまで、例えば2dBのようなより大きいステップ大きさを先ず利用することができる。
【0152】
AT2はRLパイロット(f2)のみを先に送ることができる。正常な作動は第1RPC(f2)DOWN命令が受信される場合に始める。
【0153】
AT2は“疑似−プロブ(pseudo probe)”をすべてのRLインターフェース上のRLトラフィックを通じて、または平行ARQチャンネルを通じて送ることができる。NxEV−DOの場合に、疑似−プロブはRRIであることがある。これはセットポイントをより速かに設定することを手伝ってくれる。
【0154】
パケット送信を開始する前に、RTCが安定したのが保障されることができる。安定した状態は第1DOWN命令または第1ACKが送信される場合に限定されることができる。ACKは安定した状態を示すために少なくとも最初に使用されることもできる。
【0155】
本発明によると、RPCチャンネルは新しいRL上での送信前に先に設定される。新しいRLのRPCチャンネルは復旧されたFLキャリア上で設定される。代案として、新しいRLのRPCはFLアンカーキャリア上で設定されることができる。
【0156】
図15A及び図15Bは、本発明による第1方法を示す。図16A及び図16Bは、本発明による第2方法を示す。
【0157】
図15A及び図15Bに示すように、AT2は新しいFL_bのチャンネル品質情報を測定する。以後DRC_bは現存RL_aを通じてAN6に送信される。AN6はRPC_b命令を新しいキャリアFL_b上のAT2に以後送る。
【0158】
図16A及び図16Bに示すように、AN6はRPC_b命令は現存キャリアFL_a上のAT2に送る。新しいFL_bのチャンネル品質情報を測定するか、またはDRC_bをAN6に送る必要がない。
【0159】
図15A及び図15Bと図16A及び図16Bに示すように、RPC_bフィードバックチャンネルが設定されると、AT2は初期送信電力(b)でRL_bパイロット及びRRIの送信を開始することができる。rpc_bまたはRL_b上のRRIによる第1down命令は正確に検出される。AN6はrpc_bのための外部ルーフセットポイントを調整するためにRRIエラーを利用することができる。FL_b上のPHY ACKまたはRTCACKのうちで一つはAT2へのRL_bの獲得を示すのに利用される。
【0160】
図17は、本発明の一実施例による移動局(MS)または接続端末100のブロックダイアグラムを示す。AT100は処理器(110、またはデジタル信呼処理器)、RFモジュール135、電力管理モジュール105、アンテナ140、バッテリー155、ディスプレイ115、キーパッド120、メモリー130、SIMカード125(選択事項であることがある)、スピーカー145及びマイクロホン150を含む。
【0161】
使用者は、例えばキーパッド120を押すか、またはマイクロホン150を利用した音声活性によって電話番号のような命令情報を入力する。マイクロ処理器110は、例えば電話番号をダイヤルを回して電話することのように好適な機能を遂行するために命令情報を受信して処理する。作動データは機能を遂行するために加入者認証モジュール(125、SIM:Subscriber Identity Module)カードまたはメモリーモジュール130から検索されることができる。併せて、処理器110は使用者の参照及び便宜のためにディスプレイ115に命令及び作動情報を表示することができる。
【0162】
処理器110は、例えば音声通信データを含む無線信号を送ることで通信を開始するためにRFモジュール135に命令情報を提供する。RFモジュール135は無線信号を送受信するために送信機と受信機を含む。アンテナ140は無線信号の送受信を容易にする。無線信号を受信する場合に、RFモジュール135は処理器110が処理するようにするために信号を基底帯域周波数にポウォディングして変換する。処理された信号は、例えばスピーカー145を通じて出力される、聞くことができるかまたは可読可能な情報に変換されるであろう。処理器110はcdma2000または1xEV−DOシステムに関する多様な処理を遂行するために必要なプロトコル及び機能らを含む。
【0163】
処理器110は多重逆方向リンクをマルチキャリア無線ネットワークに設定するための本明細書に開示された方法を遂行するように構成される。処理器は図15A、15B、16A及び16Bに示すようにDRC_b及びRPC_bを送ってFL_a及びFL_bを受信するためにRFモジュール135を生成して制御する。
【0164】
本発明は、cdma2000、1xEV−DO及びcdma2000NxEV−DOを参照して記載したが、本発明は他の適用可能な通信システムにも適用可能である。
【0165】
本発明は、本発明の思想または本質的な特性を脱しなくても多くの形態で具現されることができるところのように、前記実施例らは前述したところによって限定されないし、記載した特許請求範囲の思想及び範囲内で広く具現されて、それによって本発明は添付された請求項及び同等物だけでなく、多くの変形及び改造も本発明の範囲に属することを主旨しなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0166】
前述した実施例及び長所は単に例示的なものであり、本発明を制限しない。本内容はその他の種類の装置にも適用されることができる。本発明の記載は説明のためのものであり、請求項の範囲を制限するためのものではない。多くの代案、改造及び変形が本技術分野の当業者に明白であろう。請求項において、機能式請求項は言及された機能を遂行することのように本明細書に記載された構造と対応物だけではなく、対応構造を含むためである。
【図面の簡単な説明】
【0167】
【図1】無線通信ネットワーク構造を示す。
【図2A】CDMA拡散及び逆拡散過程を示す。
【図2B】多重拡散シーケンスを利用したCDMA拡散及び逆拡散過程を示す。
【図3】cdma2000無線ネットワーク用データリンクプロトコル構造を示す。
【図4】cdma2000呼処理を示す。
【図5】cdma2000初期化状態を示す。
【図6】cdma2000システム接続状態を示す。
【図7】1xのためのcdma2000と1xEV−DOのためのcdma2000の比較を示す。
【図8】1xEV−DO無線ネットワークのためのネットワーク構造層を示す。
【図9】1xEV−DOデフォルトプロトコル構造を示す。
【図10】1xEV−DO非デフォルトプロトコル構造を示す。
【図11】1xEV−DOセッション設定を示す。
【図12】1xEV−DO連結層プロトコルを示す。
【図13】1xEV−DO肯定/不正確認回答作動を示す。
【図14】1xEV−DO逆方向リンク確認チャンネルを示す。
【図15A】A及びBは、本発明の一実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図15B】A及びBは、本発明の一実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図16A】A及びBは、本発明の一実施例による本発明の他の実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図16B】A及びBは、本発明の一実施例による本発明の他の実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図17】本発明の一実施例による移動局または接続端末のブロックダイアグラムを示す。
【符号の説明】
【0168】
100 AT
105 電力管理モジュール
110 処理器
115 ディスプレイ
120 キーパッド
125 SIMカード
130 メモリー
135 RFモジュール
140 アンテナ
145 スピーカー
150 マイクロホン
155 バッテリー
【技術分野】
【0001】
本発明は、集積マルチキャリアシステムに関し、より詳細には多重逆方向リンクをマルチキャリア無線システムに確かで速かに設定するための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
セルラ通信分野において、該当技術分野の当業者は1G、2G及び3Gという用語をよく使用する。前記用語は使用されるセルラ技術の世代を意味する。1Gは第1世代、2Gは第2世代、そして3Gは第3世代を示す。
【0003】
1Gはアンプス(AMPS:Advanced Mobile Phone Service)電話システムで知られたアナログ電話システムを示す。2Gは符号分割多重接続(CDMAOne)、移動通信世界化システム(GSM:Global System for Mobile communication)及び時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)を含む全世界を通じて一般に使用されるデジタルセルラシステムを示すものとしてよく使用される。2Gシステムは1Gシステムに比べて密集された領域で多数の使用者を支援することができる。
【0004】
3Gは、一般に現在使用されるデジタルセルラシステムを示す。このような3G通信システムは一部重要な差異があるが、お互いに対して概念的に類似である。
【0005】
図1を参照すると、無線通信ネットワーク構造1を示す。加入者はネットワークサービスに接続するために移動局(2、MS:mobile station)を利用する。移動局2は、ハンドセルラ電話機、車に設置された通信装置のような携帯通信装置であるか、または固定された通信装置であることができる。
【0006】
移動局2のための電磁波がnode Bとも言及される基地局送受信機(3、BTS:Base Transceiver System)によって送信される。基地局送受信機3はアンテナと電波を送受信するための設備のような無線装置らを含んで構成される。基地局制御機(4、BSC)は、一つまたはその以上の基地局送受信機から送信を受信する。基地局制御機4は基地局送受信機と移動通信交換器(5、MSC:Mobile Switching Center)または、内部IPネットワークとメッセージを交換することで、それぞれの基地局3からの無線送信の制御と管理を提供する。基地局送受信機3と基地局制御機4は基地局(6、BS)の一部である。
【0007】
基地局6は回線交換核心網(7、CSCN:Circuit Switched Core Network)及びパケット交換核心網(8、PSCN:Packet Switched Core Network)とメッセージを交換して、これらにデータを送る。回線交換核心網7は既存の音声通話を提供して、パケット交換核心網8はインターネットアプリケーションとマルチメディアサービスを提供する。
【0008】
回線交換核心網7の移動通信交換器5部分は、移動局2に、そして前記移動局からの従来音声通話のための交換を提供して、このような能力を支援するために情報を保存することができる。移動通信交換器5は一つ以上の基地局6だけでなく、例えば公衆電話交換網(PSCN:Public Switched Telephone Network)(図示せず)または総合情報通信網(ISDN:Integrated Services Digital Network)(図示せず)のようなその他の公衆網に連結されることができる。訪問者位置登録機(9、VLR:Visitor Location Register)は訪問加入者に、または前記訪問加入者からの音声通話を処理するための情報を検索するのに利用される。訪問者位置登録機9は、移動通信交換器5内に存在することができるし、一つ以上の移動通信交換器を扱うことができる。
【0009】
使用者識別子(user identity)は、例えば装置一連番号、移動電話番号、プロファイル情報、現在位置及び認証期間などの加入者情報と共に記録目的のために回線交換核心網7のホーム位置登録機(10、HLR:Home Location Register)に割り当てされる。認証局(11、AC:Authentication Center)は、移動局2と関連される認証情報を管理する。認証局11はホーム位置登録機10内に存在することができるし、一つ以上のホーム位置登録機を管理することができる。移動通信交換器5とホーム位置登録機10/認証局11との間のインターフェースはIS−41標準インターフェース18である。
【0010】
パケット交換核心網8のパケットデータサービスノード(12、PDSN:Packet Data Service Node)部分は、移動局内外へのパケットデータトラフィックのための経路設定を提供する。パケットデータサービスノードは、移動局2へのリンク階層セッション(link layer session)を設定、維持終結しながら一つ以上の基地局6と一つ以上のパケット交換核心網8と連結することができる。
【0011】
認証権限検証アカウンティング管理(13、AAA:Authentication Authorization Accounting)サーバーは、パケットデータトラフィックと関連されるインターネットプロトコル認証機能、権限検証機能及びアカウンティング管理機能を提供する。ホームエージェント(14、HA:Home Agent)は移動局2のIP登録の認証を提供して、パケット交換核心網8の外部エージェント(15、FA:Foreign Agent)内外へのパケットデータを切り替えて、認証権限検証アカウンティング管理13から使用者のための提供情報を受信する。ホームエージェント14はパケットデータサービスノード12への保安通信を設定、維持及び終了することもでき、流動IP住所を割り当てることもできる。パケットデータサービスノード12は、インターネットIPネットワークを通じて認証権限検証アカウンティング管理13、ホームエージェント14及びインターネット16と通信する。
【0012】
特に、周波数分割多重接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)及び符号分割多重接続(CDMA)のような多くの類型の多重接続方式がある。周波数分割多重接続において、使用者通信は周波数、例えば30KHzチャンネルを利用することで区別される。時分割多元接続において、使用者通信は周波数及び時間、例えば6タイムスロット(timeslot)を有する30KHzチャンネルを利用することで区別される。符号分割多重接続において、使用者通信はデジタルコードで区別される。
【0013】
符号分割多重接続において、すべての使用者は例えば1.25MHzのような同一スペクトラム上にある。それぞれの使用者は、固有のデジタルコード識別子を有して、デジタルコードは干渉を防止するために使用者を区別する。
【0014】
符号分割多重接続信号は、一つのビットの情報を伝達するために多いチップらを利用する。それぞれの使用者は固有なチップパターンを有して、これはコードチャンネルに必須である。ビットを回復するために、多い数のチップらが使用者の既存のチップパターンによって統合される。他の使用者のコードパターンは任意で現われて自己消滅(self canceling)方式で統合されるので、使用者の好適なコードパターンによって形成されたビットデコーディング決定を撹乱しない。
【0015】
入力データは、高速拡散符号(fast spreading sequence)と混合されて、拡散データストリーム(spread data stream)として送信される。受信機は元データを抽出するために同一な拡散符号を利用する。図2Aは拡散及び逆拡散処理を示す。図2Bに示すように、多重拡散符号らは固有で安定したチャンネルを形成するために混合することができる。
【0016】
直交符号(Walsh Code)は拡散符号の一種である。それぞれの直交符号(Walsh Code)は64チップ長さを有して、他のすべての直交符号(Walsh Code)らに対して正確に直交する。コードは生成しやすくてROMに保存するのに充分に小さい。
【0017】
短いPNコードは拡散符号の他の類型である。短いPNコードは2個のPN符号(I及びQ)で構成されて、これらそれぞれは32,768チップ長さであって、類似な方式で生成されるが異なるように入力された15−ビットシフトレジスターである。2個の符号は情報をI及びQ位相チャンネルにスクランブルする。
【0018】
長いPNコードは拡散符号のまた他の類型である。長いPNコードは42−ビットレジスターで生成されて周期が40日以上であるか、またはチップ長さが約4X1013である。長さによって、長いPNコードは端末内のROMに保存されることができないので、チップバイチップ(chip−by−chip)で生成される。
【0019】
それぞれの移動局2はその信号を長いPNコード及び固有オフセットでコーディング、または32ビット及び10ビット長いPNコード装置一連番号を利用して計算された共用の長いコードマスクはシステムによって設定される。共用長いコードマスクは固有シフトを形成する。個人用長いコードマスクはプライバシーを改善するのに使用されることができる。64チップのような短い期間の間に集積される場合に、多様な長さのPNコードオフセットを有した移動局2は実質的に直交で現われる。
【0020】
CDMA通信は順方向チャンネル及び逆方向チャンネルを利用する。順方向チャンネルは基地局送受信機3から移動局2への信号のために利用されて、逆方向チャンネルは移動局から基地局送受信機への信号のために利用される。
【0021】
順方向チャンネルはその特定割り当てされた直交符号(Walsh Code)とセクターのための所定のPNオフセットを利用して、一使用者は同時に多重チャンネル類型を有することができる。順方向チャンネルは、そのCDMA RFキャリア周波数、セクターの固有な短いコードPNオフセット及び使用者の固有な直交符号(Walsh Code)によって識別される。CDMA順方向チャンネルはパイロットチャンネル、同期チャンネル、呼び出しチャンネル及びトラフィックチャンネルを含む。
【0022】
パイロットチャンネルは文字ストリームを含まない“構造的ビーコン(structural beacon)”であるが、ハンドオフ中に測定装置としてシステム獲得のために使用されるタイミングシーケンスである。パイロットチャンネルは直交符号(Walsh Code)0を利用する。
【0023】
同期チャンネルはシステム獲得中に移動局2によって利用される媒介変数情報とシステム識別のデータストリームを伝達する。同期チャンネルは直交符号(Walsh Code)32を利用する。
【0024】
容量の要求事項によって1から7までの呼び出しチャンネルがあり得る。呼び出しチャンネルはページ、システム媒介変数情報及び呼接続手順(call setup order)を伝達する。呼び出しチャンネルは直交符号(Walsh Code)1ないし7を利用する。
【0025】
トラフィックチャンネルは呼トラフィックを伝達するために個別使用者に割り当てされる。トラフィックチャンネルはノイズによって制限されて全体容量を受ける任意の残余直交符号(Walsh Code)を利用する。
【0026】
逆方向チャンネルは移動局2から基地局送受信機3への信号のために利用されて移動局に特定な長いPN符号のオフセットと直交符号(Walsh Code)を利用して、一使用者は同時に多くの類型のチャンネルを送ることができる。逆方向チャンネルはCDMA RFキャリア周波数及び個別移動局2の固有な長いPNオフセットによって識別される。逆方向チャンネルはトラフィックチャンネルと接続チャンネルを含む。
【0027】
個個の使用者は基地局送受信機3にトラフィックを送るための実際通話中にトラフィックチャンネルを利用する。逆方向トラフィックチャンネルは基本的に使用者特定共用または個人用長いコードマスクであり、CDMA端末と同じ数の数多くの逆方向トラフィックチャンネルがある。
【0028】
まだ通話が連結されない移動局2は登録要求事項、呼設定要求事項、呼び出し回答、順序回答及び他の信号発生情報を送るために接続チャンネルを利用する。接続チャンネルは基本的に基地局送受信機3のセクターに固有な共用長いコードオフセットである。接続チャンネルは呼び出しチャンネルと連結されて、それぞれの呼び出しチャンネルは最大32接続チャンネルを有する。
【0029】
CDMA通信は数多くの長所を提供する。このような長所らのうちで一部は可変速度ボコーディング及びマルチプレッシング(variable rate vocoding and multiplexing)、順方向電力制御、レイク(rake)受信機の利用及びソフトハンドオフ(soft hand off)である。
【0030】
CDMAは可変速度ボコーダーの利用が通話を圧縮して、ビット率を低めて容量を大きく増加するようにする。可変速度ボコーディングは通話中に最大ビット率、通話停止中に低いデータ送信率、増加された容量及び自然な音を提供する。マルチプレッシングは音声、信号及び使用者の副次的なデータがCDMAフレーム内で混合するようにする。
【0031】
順方向電力制御を利用することで、基地局送受信機3は個別使用者の順方向基底帯域チップストリームの強度を連続的に減らしてくれる。特定移動局2が順方向リンクでエラーを経験する場合に、より多いエネルギーが要求されてエネルギーの迅速な増幅が提供されて、以後にエネルギーがもう一度減少される。
【0032】
逆方向電力制御は基地局送受信機3ですべての端末信号水準を等化するためにタンデム(tandem)で3個の方法を利用する。逆方向開放ルーフ電力制御は受信された基地局送受信機3信号(AGC)を基礎にして電力をあげるか、または下る移動局2を特徴とする。逆方向閉鎖ルーフ電力制御は秒当たり800回の速度で1dbによって電力をあげるか、または低める基地局送受信機3を特徴とする。逆方向外部ルーフ電力制御は基地局制御機4が移動局2を聞く前方エラー修正(FEC)を有する場合に基地局送受信機3設定値を調節する基地局制御機4を特徴とする。
【0033】
基地局送受信機3による閉鎖ルーフ電力制御と受信機(AGC)から開放ルーフ電力制御の混合された效果を含む移動局2送信機(TXPO)の実際RF電力出力は、一般的に+23dbmである移動局の最大電力を超過することができない。逆方向電力制御は、公式“TXPO=−(RXdbm)−C+TXGA”に沿って遂行されて、ここで“TXGA”は通話の開始以来に基地局送受信機3からのすべての閉鎖ルーフ電力制御命令の和であって、“C”は800MHZシステムの場合+73であって、1900MHZシステムの場合+76である。
【0034】
レイク(rake)受信機を使用することは移動局2にとって毎フレームごとに3個のトラフィック相関器(traffic correlator)はレイクフィンガー(RAKE finger)の混合された出力を利用するようにする。それぞれのレイクフィンガーは特定PNオフセットと直交符号(Walsh Code)を独立的に復旧することができる。フィンガーは多様な基地局送受信機3の目標化された、または遅延された多重経路反射であることができるし、検索器(searcher)はパイロット信号を連続的に確認する。
【0035】
移動局2はソフトハンドオフを駆動する。移動局2は利用可能なパイロット信号を連続的に確認して、現在見るパイロット信号に関して基地局送受信機3に報告する。基地局送受信機3は最大6個のセクターまで割り当てて、移動局2はこれによってそのフィンガーらを割り当てる。すべてのメッセージは黙音(muting)なしに共存挿入によって発送される。通信リンクの個別終了はフレームバイフレーム基本上の最適の構成を選択して、ハンドオフは使用者に透過される。
【0036】
同期式広帯域CDMA(cdma2000)システムは3世代広帯域であり、拡散スペクトラム無線インターフェースシステムはインターネット及びイントラネット接続、マルチメディアアプリケーション、高速商業取り引き及び遠隔測定のようなデータ能力を容易にするようにCDMA技術の改善したサービス潜在力を利用する。他の3世代システムの焦点でもあるcdma2000の焦点は、有限な量の無線スペクトラム可用度の制限を乗り越えるための無線送信設計とネットワーク経済性である。
【0037】
図3はcdma2000無線ネットワークのためのデータリンクプロトコル構造階層20を示す。データリンクプロトコル構造階層20は上部階層60、リンク階層30及び物理階層21を含む。
【0038】
上部階層60は3個の副階層(sublayer)らを含んで、前記副階層ではデータサービス副階層61、音声サービス副階層62及び信号方式サービス副階層63がある。データサービス61は移動最終使用者のために任意の形態のデータを送って、IPサービスのようなパケットデータアプリケーション、非同期ファックスとB−ISDNエミュレーションサービスのようなサーキットデータアプリケーション及びSMSを含む。音声サービス62はPSTN接続、移動対移動間の音声サービス、及びインターネット電話を含む。信号方式63は移動稼動のすべての面を制御する。
【0039】
信号方式サービス副階層63は移動局2と基地局6との間に交換されるすべてのメッセージを処理する。これらメッセージは呼設定及び解除、ハンドオフ、特徴稼動、システム構成、登録及び認証のような機能らを制御する。
【0040】
移動局2において、信号方式サービス副階層63は呼処理状態、特に移動局2初期化状態、移動局2遊休状態、システム接続状態及びトラフィックチャンネル状態に移動局2制御を維持することにも責任がある。
【0041】
リンク階層30はリンク接続制御副階層32と媒体接続制御副階層31に細分される。リンク階層30はデータ送信サービスのためのプロトコルサポート及び制御メカニズムを提供して上部階層60のデータ送信要求を物理階層21の所定の能力及び特徴でマッピングするのに必要な機能を遂行する。リンク階層30は上部階層60と物理階層21との間のインターフェースとして見なされることができる。
【0042】
媒体接続制御副階層31とリンク接続制御副階層32の分離は広範囲上部階層60サービスを支援する必要と広い性能範囲、特に1.2Kbpsから2Mbps以上にわたった高效率の短い待機時間データサービスを提供するための要請によって誘発される。他の同期は回線の高いサービス品質(QoS)送信と、収容可能な遅延及び/またはデータビット誤り率(BER)に対する制限のようなパケットデータサービスと、多様なサービス品質要求事項を有する進歩されたマルチメディアサービス個別サービスのための増加する要求を支援するための需要である。
【0043】
リンク接続制御副階層32は点対点構造無線通信リンク42を通じて信頼性ある伝達送信制御機能を提供するのが要請される。リンク接続制御副階層32は上部階層エンタイトルらの間の点対点構造通信チャンネルを管理して、広帯域の多様な端−対−端の信頼可能なリンク階層30プロトコルを支援するためにフレームワークを提供する。
【0044】
リンク接続制御副階層32は信号方式メッセージの正確な伝達を提供する。機能は回答が要求される伝達保証(assured delivery)、回答が要求されない伝達非保証(unassured delivery)、重複メッセージ探知、メッセージを個別移動局2に伝達するための住所制御、物理階層を通じて送るために好適な大きさの断片でのメッセージ分割、受信されたメッセージの再組み立てと確認及びグローバルチャレンジ認証である。
【0045】
媒体接続制御副階層31は複雑なマルチメディア、それぞれの能動サービスのためのサービス品質管理能力を備えた3世代無線システムのマルチサービス能力を容易にする。媒体接続制御副階層31はパケットデータ及びサーキットデータサービスの接続を制御するための手続きを物理階層21に提供して、これは一つの使用者から多くのサービスらの間の競合制御だけではなく、無線システムの競争使用者らの間の競合制御を含む。媒体接続制御副階層31は論理チャンネルと物理階層との間のマッピングを遂行して、多くのソースから一つの物理チャンネルでデータを多重送信して、最高水準の信頼性のために無線リンクプロトコル33を利用して無線リンク階層を通じてよほど信頼可能な送信を提供する。信号無線バーストプロトコル(35、SRBP:Signaling Radio Burst Protocol)は信号メッセージのための非連結性プロトコルを提供する個体である。マルチプレッシング及びサービス品質制御部34は競争サービスからの衝突する要求事項と接続要求事項の好適な優先権を仲栽することで、折衷されたサービス品質水準の規約の責任を負う。
【0046】
物理階層21は大気を通じて送信されたデータのコーディングと変造の責任を負う。物理階層21はデータが移動無線チャンネルを通じて信頼性があるように送信されるようにいっそう高い階層らからデジタルデータを調整する。
【0047】
物理階層21は媒体接続制御副階層31が多くの送信チャンネルを通じて伝達する使用者データ及び信号を物理チャンネルにマッピングして情報を無線インターフェースを通じて送る。送信方向において、物理階層21によって遂行される機能はチャンネルコーディング、インターリビング(interleaving)、スクラムブルリング、拡散及び変造を含む。受信方向において、機能は送信されたデータを受信機で復旧するために逆順に提示される。
【0048】
図4は、呼処理の概観を示す。呼を処理することは、パイロット及び同期チャンネル処理、呼び出しチャンネル処理、接続チャンネル処理及びトラフィックチャンネル処理を含む。
【0049】
パイロット及び同期チャンネル処理は移動局2の初期化状態でCDMAシステムと同調して獲得するために前記パイロット及び同期チャンネルを処理する移動局2を示す。呼び出しチャンネル処理は遊休状態で基地局6からオーバーヘッド及び移動主導型メッセージを受信するために順方向共通制御チャンネル(F−CCCH)または呼び出しチャンネルを監視する移動局2を示す。接続チャンネル処理はシステム接続状態で拡張接近チャンネルまたは接続チャンネル上で基地局6にメッセージを送る移動局2を示して、前記基地局6は順方向共通制御チャンネルまたは呼び出しチャンネル上の移動局に回答して、これらチャンネルらをいつも聞き取る。トラフィックチャンネル処理はトラフィックチャンネル状態で移動局2制御の専用順方向及び逆方向トラフィックチャンネルを利用して通信する基地局6と移動局2を示して、専用順方向及び逆方向トラフィックチャンネルは音声とデータのような使用者情報を運搬する。
【0050】
図5は移動局2の初期化状態を示す。初期化状態はシステム決定副状態、パイロットチャンネル獲得、同期チャンネル獲得、時間変更副状態及び移動局遊休状態を含む。
【0051】
システム決定は移動局2がサービスを得るためのシステムを決定する工程である。前記工程はアナログ対デジタル、セルラ対PCS、及びAキャリア対Bキャリアのような決定を含むことができる。カスタム選択工程は、システム決定を制御することができる。リダイレックション工程を利用するサービス提供者はシステム決定を制御することもできる。移動局2がシステムを選択した以後に、前記システム内のチャンネルがサービスを探索するように決定しなければならない。一般に、移動局2はチャンネルを選択するために優先順位チャンネルリストを利用する。
【0052】
パイロットチャンネルの獲得は移動局2が利用可能なパイロット信号を探索することで、システムタイミングに関する情報をまず獲得する工程である。パイロットチャンネルは情報を含まないが、移動局2はパイロットチャンネルと相関されることで、その自分のタイミングを割り当てることができる。相関関係が完了すると、移動局2は同期チャンネルと同調化されて、そのタイミングをさらに詳細化するために同期チャンネルメッセージを読める。移動局2は他のチャンネルまたは他のシステムを選択するために失敗を宣言して、システム決定に復帰する前に一つのパイロットチャンネルで最大15秒間探索することが許容される。探索手続きは標準化されないし、システムを得るための時間は実行に依存する。
【0053】
図6はシステム接続状態を示す。システム接続工程の第1段階は移動局2が初期電力水準及び電力漸進増加のような正確な接続チャンネル媒介変数を利用することを保障するようにオーバーヘッド情報をアップデートする。移動局2は接続チャンネルを任意に選択して、基地局6または他の移動局との調整なしに送る。
【0054】
マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34は送信機能と受信機能すべてを有する。送信機能はデータサービス61、信号サービス63または音声サービス62のような多くのソースから情報を混合して、送信のためのPDCHCF SDUs及び物理階層SDUsを形成する。受信機能は物理階層21とPDCHCF SDUsに含まれた情報を分離して、前記情報をデータサービス61、信号サービス63または音声サービス62のような正確な個体に向けるようにする。
【0055】
マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34は物理階層21と時間同期しい作動する。物理階層21が非零フレームオフセット(non−zero frame offset)に送って、前記マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34はシステム時間から好適なフレームオフセットで物理階層による送信のために物理階層SDUsを伝達する。
【0056】
マルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34は、プリミティブ(primitive)の物理−チャンネル特定サービスインターフェースセットを利用して物理階層21SDUを物理階層に伝達する。物理階層21は物理チャンネル特定受信表示サービスインターフェース作動を利用して物理階層SDUをマルチプレッシング及びサービス品質制御副階層34に伝達する。
【0057】
信号無線バーストプロトコル35は同期チャンネル、順方向共通制御チャンネル、放送制御チャンネル、呼び出しチャンネル及び接続チャンネル手続きを含む。
【0058】
リンク接続制御副階層32は層3 60にサービスを提供する。SDUsは層3 60とリンク接続制御副階層32の間に通過される。リンク接続制御副階層32は、リンク接続制御PDUsへのSDUsの好適なカプセル化を提供して、これらは分化及び再組み立てを受けてカプセル化されたPDU断片として媒体接続制御副階層31に送信される。
【0059】
リンク接続制御副階層32内での処理は順に進行されて、処理個体らは部分形成されたリンク接続制御PDUをよく設定された手順でお互いに対して通過させる。SDUs及びPDUsは物理チャンネルの無線特性を認識するための上部階層を要しなくても処理されて機能経路に沿って送信される。しかし、上部階層は物理チャンネルの無線特性を認識することができるし、特定PDUsの送信のための所定の物理チャンネルを利用するために層2 30を指向させることができる。
【0060】
1xEV−DOシステムはパケットデータサービスのために最適化されてデータのみのための、またはデータに最適化された一つの1.25MHzキャリアを特徴とする。併せて、最大データ送信率は順方向リンクで2.4Mbpsまたは3.072Mbpsであって、逆方向リンクで153.6Kbpsまたは1.8432Mbpsである。また、1xEV−DOは区別される周波数帯域を提供して1xシステムとの通信網連動を提供する。図7は1xのためのcdma2000と1xEV−DOの比較を示す。
【0061】
cdma2000システムにおいて、音声とデータが実在的に614.4kbpsと307.2kbpsの最大データ送信率で共に送信される併行サービスがある。移動局2は音声通話のために移動通信交換器5と通信して、データ通話のためにパケットデータサービスノード12と通信する。CDMA2000はワルシ−コード区別された順方向トラフィックチャンネルを有する多様な電力の固定送信率を特徴とする。
【0062】
1xEV−DOシステムにおいて、最大データ送信率は2.4Mbpsまたは3.072Mbpsであって、回線交換核心網7との通信が存在しない。1xEV−DOは同期化された一つの順方向チャンネルを有する可変送信率及び固定された電力を特徴とする。
【0063】
図8は1xEV−DO構造順方向リンクスロット構造を示す。1xEV−DOシステムにおいて、フレームは600スロット/秒である16個のスロットらを含んで構成されて、26.67msまたは32,768チップを有する。一つのスロットは長さが1.6667msであり2048チップを有する。制御/トラフィックチャンネルは一つのスロットに1600チップを有して、パイロットチャンネルは一つのスロットに192チップを有して、媒体接続制御チャンネルは一つのスロットに256チップを有する。1xEV−DOシステムはより簡便で迅速なチャンネル評価及び時間同期化を容易にする。
【0064】
図9は1xEV−DOシステムデフォルトプロトコル構造を示す。図10は1xEV−DOシステム非−デフォルトプロトコル構造を示す。
【0065】
1xEV−DOシステムのセッションと関連される情報は移動局2によって使用されるプロトコル集合、接続端末(AT)、及び基地局6、または接続網(AN)、待機リンクを通じて、ユニキャスト接続端末識別子(UATI)、待機リンクを通じて接続端末及び接続網によって使用されるプロトコルの構成及び現在接続端末位置の評価を含む。
【0066】
応用階層は最高の努力を提供して、ここでメッセージが一応送信されると信頼性あるように伝達して、メッセージは一度以上再送信されることができる。スチーム階層は一つの接続端末2に対して最大4(デフォルト)、または244(非−デフォルト)応用スチームを多重化する能力を提供する。
【0067】
セッション階層はセッションが有用であることを保障してセッションの終了を管理して、初期ユニキャスト接続端末識別子割り当てのための手続きを特定して、接続端末住所を維持してセッション中に使用されるプロトコル及びこれらプロトコルのための構造媒介変数を折衷して提供する。
【0068】
図11は1xEV−DOセッションの設定を示す。図11に示すように、セッションを設定することは住所設定、連結設定、セッション設定及び交換キーを含む。
【0069】
住所設定はユニキャスト接続端末識別子及びサブネットマスクを割り当てる住所管理プロトコルを示す。連結設定は無線リンクを設定する連結階層プロトコルを示す。セッション構成はすべてのプロトコルを構成するセッション構成プロトコルを示す。交換キーは認証のためのキーを設定する保安階層のキー交換プロトコルを示す。
【0070】
セッションは接続端末2とRNCとの間の論理通信リンクを示して、これは54時間のデフォルトを有して時間に開放された状態である。セッションはPPPセッションも活性化されるまで持続する。セッション情報は接続網6のRNCによって制御されて持続する。
【0071】
連結が開放される場合に、接続端末2は順方向トラフィックチャンネルに割り当てされることができるし、逆方向トラフィックチャンネル及び逆方向電力制御チャンネルに割り当てされる。1xEV−DOシステムには2個の連結状態があり、これは閉鎖連結と開放連結である。
【0072】
閉鎖連結は接続端末2がどのような専用待機リンク資源にも割り当てされないし、接続端末と接続網6との間の通信が接続チャンネルと制御チャンネルを通じて遂行される状態を意味する。開放連結は接続端末2が順方向トラフィックチャンネルに割り当てされることができるし、逆方向電力制御チャンネル及び逆方向トラフィックチャンネルに割り当てされて接続端末2と接続網6との間の通信がこれら割り当てされたチャンネルだけでなく、制御チャンネルを通じて遂行される状態を示す。
【0073】
連結階層は開放連結と閉鎖連結及び通信を設定するネットワークの初期認識を管理する。併せて、連結階層は開放連結と閉鎖連結すべての場合に大略的な接続端末2位置を維持して、開放連結が存在する場合に接続端末2と接続網6との間の無線リンクを管理する。また、連結階層は開放連結と閉鎖連結すべての場合に監督を遂行して、セッション階層から受信された送信データを優先順位を付けてカプセル化して、優先順位データを保安階層にポウォディングして前記保安階層から受信されたデータを逆カプセル化しながらこれをセッション階層にポウォディングする。
【0074】
図12は連結階層プロトコルを示す。図12に示すように、プロトコルは初期化状態、遊休状態及び連結された状態を含む。
【0075】
初期化状態において、接続端末2は接続網6を獲得して初期化状態プロトコルを活性化する。遊休状態において、閉鎖連結が稼動されて遊休状態プロトコルが活性化される。連結された状態において、開放連結が稼動されて連結された状態プロトコルが活性化される。
【0076】
初期化状態プロトコルは接続網6を獲得することと関連される活動を遂行する。遊休状態プロトコルは、ルート更新プロトコルを利用して接続端末位置を追跡することのように接続網6を獲得したが、開放連結を具備しない接続端末2と関連される活動を遂行する。連結状態プロトコルは接続端末と接続網6との間の無線リンクを管理して、閉鎖連結につながる手続きを管理することのように開放連結を具備する接続端末2と関連される活動を遂行する。ルート更新プロトコルは接続端末2位置を追跡することと接続端末と接続網6との間の無線リンクを維持することと関連される活動を遂行する。オーバーヘッドメッセージプロトコルは速い構成(Quick Config)、セクター媒介変数及び接続媒介変数のような必須媒介変数を制御チャンネルを通じて放送する。パケット統合プロトコル(packet consolidation protocol)はパケットに割り当てされた優先順位と目標チャンネルの関数として送信のためのパケットを統合して優先順位を決定するだけでなく、受信機にパケット逆多重化を提供する。
【0077】
保安階層はキー交換機能、認証機能及び暗号機能を含む。キー交換機能はトラフィックを認証するために接続端末2と接続網6とに後に追う手続きを提供する。認証機能は認証及び暗号化のための保安キーを交換するために接続端末2と接続網6に後に追う手続きを提供する。保安キーはトラフィックを暗号化するために接続端末2と接続網6とに後に追う手続きを提供する。
【0078】
1xEV−DO順方向リンクは電力制御とソフトハンドオフが支援されない点を特徴とする。接続網6は一定な電力で送って接続端末2は順方向リンクで可変送信率を要求する。時分割多元通信(TDM)で多様な使用者がお互いに異なる時間で送ることができるので、一つの使用者を目的にして多様な基地局6らからダイバーシチ送信を具現することは難解である。
【0079】
媒体接続制御階層において、より高い階層らから発信された2種類のメッセージが物理階層を経って送信されて、詳細には使用者データメッセージと信号メッセージである。2個のプロトコルは前記2種類のメッセージを処理するために使用されて、詳細には使用者データメッセージのための順方向トラフィックチャンネル媒体接続制御プロトコルと信号メッセージのための制御チャンネル媒体接続制御プロトコルである。
【0080】
物理階層21は1.2288Mcpsの分散速度を特徴として、フレームは16スロット及び26.67msを含んで、1.67msのスロットと2048チップが存在する。順方向リンクチャンネルはパイロットチャンネル、順方向トラフィックチャンネルまたは制御チャンネル及び媒体接続制御チャンネルを含む。
【0081】
パイロットチャンネルはすべての“0”情報ビットとスロットのための192チップを具備したW0を有する直交符号(Walsh Code)分散を含むという点でcdma2000パイロットチャンネルと類似である。
【0082】
順方向トラフィックチャンネルは、データ送信率が38.4kbpsから2.4576Mbpsに変化するか、または4.8kbpsから4.9152Mbpsに変化することを特徴とする。物理階層パケットは1ないし16スロットで送信されることができるし、送信スロットは一つ以上のスロットが割り当てされる場合に4−スロットインターレーシング(4−slot interlacing)を利用する。割り当てされたスロットすべてが送信される前に逆方向リンクACKチャンネルに肯定確認回答(ACK)が受信されると、残ったスロットが送信されないであろう。
【0083】
制御チャンネルはcdma2000の呼び出しチャンネル及び同期チャンネルと類似である。制御チャンネルは256スロットの期間または426.67ms、1024ビット物理階層パケット長さまたは128、256、512及び1024ビットと、38.4kbpsのデータ送信率または76.8kbpsまたは19.2kbps、38.4kbpsまたは76.8kbpsを特徴とする。
【0084】
媒体接続制御チャンネルは逆方向活動(RA:reverse activity)チャンネル、逆方向電力制御チャンネル、DRCLockチャンネル、ARQチャンネル及びパイロットチャンネルを提供する。
【0085】
逆方向活動チャンネルは現在活動のその通信可能区域(coverage area)内のすべての接続端末を逆方向リンクに通知する接続網6によって使用されて、MACインデックス4を具備したMACチャンネルである。RAチャンネルは逆方向活動ビット(RAB)を運ぶ。
【0086】
接続網6は接続端末2の逆方向リンク送信の出力制御のために逆方向電力制御(RPC)チャンネルを使用する。逆方向電力制御ビットはRPCチャンネルを通じて送信される。
【0087】
DRCLockチャンネルはDRCが順方向送信のための接続端末2をスケジューリングしないし、セクターが所定の接続端末のためのDRCを聞くことができなかったら接続端末がDRCを通じてサービスをずっと要請する状況を防止する。接続端末2のためのDRCLockビット設定されたら、接続端末はDRCをセクターに送ることを中断する。
【0088】
ARQチャンネルは逆方向リンクハイブリッド−ARQ(H−ARQ)を支援して、接続網6が物理階層パケットを解決したら残余サブパケットが送信されない。H−ARQは接続網6が以前スロットに送信されたパケットを成功的に受信するかの可否を示す。
【0089】
肯定/不正確認回答は接続端末2がデータの一部を受信して、検査和(checksum)を確認することを容易にする。図13は順方向リンクでの肯定/不正確認回答作動を示す。
【0090】
1xEV−DO逆方向リンクは接続網6が逆方向電力制御を利用することで逆方向リンクを制御することができるということと一つ以上の接続網がソフトハンドオフを通じて接続端末2の通信を受信することができるということを特徴とする。併せて、逆方向リンクにTDMがないし、これは長いPNコードを利用して直交符号(Walsh Code)によってチャンネル化される。
【0091】
逆方向リンクにおいて、2個のMAC階層プロトコルは、二つの類型のメッセージを処理するのに使用される。逆方向トラフィックチャンネルMACプロトコルは使用者データメッセージを処理するのに使用されて、接続チャンネルMACプロトコルは信号メッセージを処理するのに使用される。
【0092】
逆方向トラフィックチャンネルMACプロトコルを使用する場合に、接続網6が接続端末2に情報を提供して、前記情報は放送逆方向送信率制限、ユニケスト逆方向送信率制限、逆方向活動ビット、転移確率マトリックス及び送信率媒介変数である。逆方向リンクチャンネルは逆方向トラフィックチャンネルと接続チャンネルを含む。
【0093】
逆方向トラフィックチャンネルはデータチャンネル、パイロットチャンネル、MACチャンネル及びACKチャンネルを含む。主パイロットチャンネルと補助パイロットチャンネルが提供されることができる。
【0094】
逆方向送信率指標(RRI)は毎26.67msまたは毎16スロットごとに接続網6に送信されてデータ送信率を3−ビットRRIフィールドまたはデータチャンネルのペイロード大きさで示す。RRIは現在送信のサブパケットIDを送ることができるし、6ビットのRRI記号を含むが、特に4ビットはペイロード指標のためであって、2ビットはサブパケット指標のためである。
【0095】
接続端末2は順方向トラフィックチャンネルに送信された物理階層パケットが成功的に受信されたかの可否を接続網6に知らせるためにACKチャンネルを利用する。詳細には、ACKビットが0に設定されたことはCRC成功(OK)を示してACKビットが1に設定されたことはCRC失敗を示す。図14は逆方向リンクでのACKチャンネルの利用を示す。
【0096】
MACチャンネルはRRIチャンネル、DRCチャンネル及びDSCチャンネルをさらに含む。接続チャンネルはパイロットチャンネルとデータチャンネルを含む。
【0097】
従来のシステムは、例えばFDDのように一つのRL及び一つのFLを有する独立的な単一−キャリアシステムの傾向がある。すでに設定された一つ以上のRL及び一つのFLが存在する場合に、既存の方法は追加RLを設定する場合に多くの短所を有する。
【0098】
新しいRLキャリアは隣近キャリアまたは非隣近キャリアであることができる。接続プロブを利用してRLを単一−キャリアシステムに設定するのに使用される既存の方法が使用されることができる。しかし、すこし長い遅延が個個の新しいRLキャリアに対して発生するであろう。併せて、追加的なRLキャリアの初期送信電力を決定するための既存の方法は正確な送信電力の評価のみを提供して、正確度の水準は不確実である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0099】
したがって、送信電力水準を迅速で信頼性あるように正確な水準にあげることができるマルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置が必要である。本発明はこのような要求に焦点を合わせる。
【課題を解決するための手段】
【0100】
本発明の特徴及び長所は下に説明されて、部分的に明確に記述されるか、または本発明の実施例によって得られることができる。本発明の目的とその他の長所は明細書と特許請求範囲だけではなく、添付した図面に記載した構造によって具現されて達成されることができる。
【0101】
本発明は、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置を提供することを目的とする。詳細には、本発明は送信電力水準を正確な水準で迅速で確かに到ることができる、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置を提供することを目的とする。
【0102】
本発明の一態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法はネットワークから第1順方向リンクキャリアを通じてデータを受信することで、ネットワークと第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークに送る段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信して第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連がある。
【0103】
前記方法は調整された電力水準を利用して指標をネットワークに送る段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整されることができる。指標を送るための初期送信電力は一つ以上の逆方向リンク負荷によって決定されてチャンネル相関関係は第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間に評価することも可能である。
【0104】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことができる。方法は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信する段階を含むことができるし、前記通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示す。
【0105】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることができる。第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。
【0106】
方法はネットワークから電力調整信号を受信して調整された電力水準で他の指標を送る段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。方法はネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含むことができる。望ましくは、方法は確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含む。
【0107】
本発明の他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法は第1順方向リンクキャリアを通じてデータを移動端末に送ることで移動端末との第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末から受信する段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送信して第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連がある。
【0108】
方法は移動端末から指標を受信する段階をさらに含むことができるし、前記指標は調整された電力水準で受信されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことができる。
【0109】
方法は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送信する段階をさらに含むことができるし、前記通知信号は第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示す。通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに送信されることができる。
【0110】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。方法は電力調整信号を移動端末に送信して調整された電力水準で他の指標を受信する段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。
【0111】
方法は移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含むことができる。方法は確認信号が移動端末に送信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含むことができる。
【0112】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法はネットワークから第1順方向リンクキャリアを通じてデータを受信することでネットワークと第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークに送る段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階、第2逆方向リンクのためのチャンネル品質指標をネットワークに送信する段階、及び第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される。
【0113】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第1逆方向リンクキャリアを通じて送信されることができる。第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて送信されることができる。
【0114】
方法は調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送る段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。他の指標を送るための初期送信電力は一つ以上の逆方向リンク負荷によって決定されて、チャンネル相関関係は第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間に評価することができる。望ましくは、逆方向リンク電力制御情報は測定された信号を移動端末から受信された指標の雑音比(noise ratio)及び所定の値と比べることによってネットワークによって決定されて、前記所定の値はネットワークが零率逆方向送信率指標を検出するか、または逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連されるか、またはネットワークが移動端末から受信された逆方向トラフィックチャンネルをデコーディングする場合に調整される。
【0115】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。前記方法は第1順方向リンクキャリアを通じてデータを移動端末に送ることで移動端末との第1通信リンクを設定してデータを第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末から受信する段階、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階、第2逆方向リンクのためのチャンネル品質指標を移動端末から受信する段階及び第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて送る段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連がある。
【0116】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質は、第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることができる。第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることもできる。
【0117】
方法は調整された電力水準で移動端末から他の指標を受信する段階をさらに含むことができるし、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。逆方向リンク電力制御情報は測定された信号を移動端末から所定の値で受信された他の指標の雑音比と比べることで決定されることもでき、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、前記逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて、移動端末から受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされる。
【0118】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法が提供される。方法はネットワークと移動端末との間に多数の順方向リンクキャリアを設定する段階とネットワークと移動端末との間に多数の逆方向リンクキャリアを設定する段階を含んで、それぞれの逆方向リンクキャリアは多くの順方向リンクキャリアらのうちで該当するキャリアと関連されて、一つ以上の順方向リンクキャリアは多数の逆方向リンクキャリアのうちで該当するキャリアと関連される制御データを多数の逆方向キャリア中の一つ以上の非該当キャリアに提供しながら一つ以上の逆方向リンクキャリアは多数の順方向リンクキャリアのうちで該当キャリアと関連される制御データを多数の順方向キャリア中の一つ以上の非該当キャリアに提供することを特徴とする。
【0119】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための移動端末が提供される。移動端末はネットワークにデータを送受信するように構成された送受信装置と、使用者インターフェース情報を表示するように構成されたディスプレイ装置と、使用者データを入力するように構成された入力装置と、及び第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信するために前記送受信装置を制御することでネットワークとの第1通信リンクを設定するように構成されて、第1逆方向リンクキャリアを通じてデータをネットワークに送るために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために前記送受信装置を制御するように構成された処理装置を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される。
【0120】
処理装置は調整された電力水準を利用して、指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加構成されることができるし、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に反応して所定のステップ大きさによって調整される。処理装置は一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係評価に回答して指標を送るための初期送信電力を決定するように追加構成されることもできる。
【0121】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことができる。処理装置は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信するために送受信装置を制御するように追加構成されることもでき、通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示す。
【0122】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることができる。第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。
【0123】
処理装置はネットワークから電力調整信号を受信して、他の指標を調整された電力水準で送るために送受信装置を制御するように構成されることができるし、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。処理装置はネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されることもできる。
【0124】
処理装置は確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加構成されることができる。処理装置は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加構成されることもできる。
【0125】
処理装置は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第1逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加構成されることができる。処理装置は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第2逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加構成されることもできる。望ましくは、処理装置は調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。
【0126】
本発明のまた他の態様において、マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するためのネットワークが提供される。ネットワークはデータを移動端末に送るように構成された送信機と、移動端末からデータを受信するように構成された受信機と、及びデータを第1順方向リンクキャリアを通じて移動端末に送るように送受信機を制御することで移動端末との第1通信リンクを設定するように構成されて、第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信するために受信機を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御して、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御するように構成される制御機を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される。
【0127】
制御機は移動ネットワークから指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されることができるし、前記指標は調整された電力水準で受信されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むこともできる。
【0128】
制御機は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送るために送信機を制御するように追加構成されることができるし、前記通知信号は第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示す。通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることができる。
【0129】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことができる。制御機は電力調整信号を移動端末に送るために送信機を制御して調整された電力水準で他の指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されることができるし、電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される。
【0130】
制御機は移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信するために受信機を制御するように追加構成されることができる。制御機は確認信号が移動ネットワークに送信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信するために受信機を制御するように構成されることもできる。
【0131】
制御機は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を移動ネットワークから受信するために受信機を制御するように追加構成されることができる。第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることもできる。
【0132】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることができる。制御機は調整された電力水準で移動ネットワークから他の指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されることができるし、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答して所定のステップ大きさによって調整される。望ましくは、制御機は測定された信号を移動端末から所定の値に受信された他の指標の雑音比と比べることで逆方向リンク電力制御情報を決定するように構成されて、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて移動ネットワークから受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされる。
【0133】
本発明の追加的な特徴及び長所は下に説明されて、部分的には記載から明確であるか、または本発明の実施例によって学習されることができる。本発明の前述した一般的な記載と下の詳細な説明すべては例示的なものであり、て請求されたところのように本発明の追加的な説明を提供するためのものであることを主旨しなければならない。
【0134】
実施例は添付された図面を有する実施例の下の詳細な説明から当技術分野の当業者に明白であり、本発明は記載した特定実施例のみに限定されない。
【発明の効果】
【0135】
本発明は、マルチキャリア無線ネットワークに多重逆方向リンクを確かで速かに設定するための方法及び装置に関する。本発明は、移動端末に関して説明されるが、本発明はマルチキャリア無線ネットワークに通信装置のための多重逆方向リンクを設定するためにはいつでも利用されることができる。
【0136】
本発明の方法によると、フィードバックチャンネルが先に順方向リンク(FL)に設定される。特に、信号チャンネルは逆方向リンク(RL)電力制御(RPC)ビットと逆方向リンク肯定/不正確認指標を送るために順方向リンクに設定される。順方向リンクにフィードバックチャンネルの設定は接続網6が確かで迅速な方式で逆方向リンクを設定することを容易にする。一つ以上の逆方向リンクが作動中であるマルチキャリアシステムにおいて、処理がより效率的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0137】
フィードバックチャンネルが一応設定されると、接続端末2は新しい逆方向リンクキャリア上の初期送信電力を決定しなければならない。移動端末2で利用可能な情報または情報の一部サブセットが利用されることができる。例えば、移動網6によって設定される逆方向活動ビット(RAB)を通じた逆方向リンク負荷及び相関関係は現存する逆方向リンクらの間で評価されて新しい逆方向リンクが利用されることができる。
【0138】
本発明は、順方向リンクにフィードバックチャンネルを設定するための方法を提供する。フィードバックチャンネルは新しい逆方向リンクチャンネルを支援するのに利用される専用順方向リンクであることができる。
【0139】
たとえ本発明が2個の周波数(f1及びf2)を有する2個のキャリアシステムに関して記述されたが、本発明が任意のマルチキャリアシステムに適用されることができることを主旨しなければならない。本発明の方法は単一キャリアシステムでのように順方向リンク(f1)と逆方向リンク(f1)がすべて設定されたことを仮定する。本発明の方法は新しいキャリア(f2)に逆方向リンクを設定することを目的とする。
【0140】
先ず、移動端末2は、例えばパイロット信号(f2)を利用してチャンネル品質情報(CQI)、またはデータ送信率制御(DRC)情報をFL(f2)を通じて測定する。CQI(f2)情報は現存RL(f1)を通じてAN6に以後送信される。
【0141】
CQI(f2)を受信する場合に、AN6はRLチャンネルの電力制御を開始する。AN6はRLパイロット(f2)のようなAT2のRL信号のためのRL(f2)モニタリングを開始してそのSNRを評価する。従来の方法でのように、このような測定されたパイロットSNRは通常的に内部ルーフ電力制御セットポイントで言及される限界SNRに対して比較されて、これはAN6によって要望される受信電力水準であって、エラー率によって変化されることができる。
【0142】
内部ルーフ電力制御セットポイントは多様な方法で決定されることができる。例えば、RRIを探知するのに十分なデフォルト値が最初に使用されることができる。
【0143】
外部ルーフ電力制御は零率RRIが探知される場合に始めることができる。外部ルーフ電力制御はセットポイントが到達されて第1DOWN命令が送信される場合に開始されることができる。また、外部ルーフ電力制御は第1RTCがデコーディングされる場合に開始されることができる。
【0144】
AN6はRPC(f2)命令を新しいキャリアFL(f2)上のAT2に送る。RPC(f2)に割り当てされて以後ACKチャンネルに割り当てされる電力はCQI(f2)によって決定される。
【0145】
AT2によるFL(f2)上でのチャンネル品質情報(CQI)またはデータ送信率制御(DRC)情報の測定はRPC(f2)命令がFL(f1)を通じて送信されたら先占(preempted)されることができる。また、測定はFL(f2)がどの方式でも活性化されない場合に先占されることができる。併せて、FL(f2)が活性化された場合でも、DRC(f2)は既に作動中ではなければならないし、測定は相変らず先占されることができる。
【0146】
RPC(f2)フィードバックチャンネルが設定された場合に、AT2は初期送信動力(f2)からRL(f2)の送信を開始することができる。信号は、例えば逆方向送信率指標(RRI)チャンネルであることができる。パイロットのようなRL信号の電力はRPC(f2)フィードバックによって制御された直ちに電力であることができる。
【0147】
AT2はAN6からの反応を基礎にしてRTC送信時点を認知する。AN6は上部階層RTC ACKメッセージを主なまたは新しいFLキャリアのように既に設定された現存FLを通じて送ることができる。AN6はPHY階層ACKを送ることができる。
【0148】
PHY階層ACKはRRIをモニタリングすることで誘発されることができるし、これはACKが送信されるまで初期送信のための零率として限定されることができるか、または望ましくはRPCの第1DOWN命令が送信される場合にパイロット電力をモニタリングすることで誘発されることができる。RRI検出ACK/NAK検出のような任意の検出でのエラーは確認されなければならない。
【0149】
本発明の方法は、向上した信頼性と速度を有する新しいRLキャリア設定を提供する。
【0150】
ACKチャンネルが前述したところと異なるように使用されたら、AN6とAT2とはACK/NAKチャンネル(f2)のような追加的なフィードバックチャンネルを利用することができる。先ず、AT2がNAKを受信したら、ATは送信電力をより高めることを決定することができる。
【0151】
例えば、NAK(f2)が受信される場合に、AT2は例えば2dBのようなより大きいステップ大きさを利用して電力を増加させる。このような作業はAT2が第1ACKを受信した以後に停止されることができる。代案として、RPC(f2)命令は第1ACKがAN6からAT2によって受信されるまで、例えば2dBのようなより大きいステップ大きさを先ず利用することができる。
【0152】
AT2はRLパイロット(f2)のみを先に送ることができる。正常な作動は第1RPC(f2)DOWN命令が受信される場合に始める。
【0153】
AT2は“疑似−プロブ(pseudo probe)”をすべてのRLインターフェース上のRLトラフィックを通じて、または平行ARQチャンネルを通じて送ることができる。NxEV−DOの場合に、疑似−プロブはRRIであることがある。これはセットポイントをより速かに設定することを手伝ってくれる。
【0154】
パケット送信を開始する前に、RTCが安定したのが保障されることができる。安定した状態は第1DOWN命令または第1ACKが送信される場合に限定されることができる。ACKは安定した状態を示すために少なくとも最初に使用されることもできる。
【0155】
本発明によると、RPCチャンネルは新しいRL上での送信前に先に設定される。新しいRLのRPCチャンネルは復旧されたFLキャリア上で設定される。代案として、新しいRLのRPCはFLアンカーキャリア上で設定されることができる。
【0156】
図15A及び図15Bは、本発明による第1方法を示す。図16A及び図16Bは、本発明による第2方法を示す。
【0157】
図15A及び図15Bに示すように、AT2は新しいFL_bのチャンネル品質情報を測定する。以後DRC_bは現存RL_aを通じてAN6に送信される。AN6はRPC_b命令を新しいキャリアFL_b上のAT2に以後送る。
【0158】
図16A及び図16Bに示すように、AN6はRPC_b命令は現存キャリアFL_a上のAT2に送る。新しいFL_bのチャンネル品質情報を測定するか、またはDRC_bをAN6に送る必要がない。
【0159】
図15A及び図15Bと図16A及び図16Bに示すように、RPC_bフィードバックチャンネルが設定されると、AT2は初期送信電力(b)でRL_bパイロット及びRRIの送信を開始することができる。rpc_bまたはRL_b上のRRIによる第1down命令は正確に検出される。AN6はrpc_bのための外部ルーフセットポイントを調整するためにRRIエラーを利用することができる。FL_b上のPHY ACKまたはRTCACKのうちで一つはAT2へのRL_bの獲得を示すのに利用される。
【0160】
図17は、本発明の一実施例による移動局(MS)または接続端末100のブロックダイアグラムを示す。AT100は処理器(110、またはデジタル信呼処理器)、RFモジュール135、電力管理モジュール105、アンテナ140、バッテリー155、ディスプレイ115、キーパッド120、メモリー130、SIMカード125(選択事項であることがある)、スピーカー145及びマイクロホン150を含む。
【0161】
使用者は、例えばキーパッド120を押すか、またはマイクロホン150を利用した音声活性によって電話番号のような命令情報を入力する。マイクロ処理器110は、例えば電話番号をダイヤルを回して電話することのように好適な機能を遂行するために命令情報を受信して処理する。作動データは機能を遂行するために加入者認証モジュール(125、SIM:Subscriber Identity Module)カードまたはメモリーモジュール130から検索されることができる。併せて、処理器110は使用者の参照及び便宜のためにディスプレイ115に命令及び作動情報を表示することができる。
【0162】
処理器110は、例えば音声通信データを含む無線信号を送ることで通信を開始するためにRFモジュール135に命令情報を提供する。RFモジュール135は無線信号を送受信するために送信機と受信機を含む。アンテナ140は無線信号の送受信を容易にする。無線信号を受信する場合に、RFモジュール135は処理器110が処理するようにするために信号を基底帯域周波数にポウォディングして変換する。処理された信号は、例えばスピーカー145を通じて出力される、聞くことができるかまたは可読可能な情報に変換されるであろう。処理器110はcdma2000または1xEV−DOシステムに関する多様な処理を遂行するために必要なプロトコル及び機能らを含む。
【0163】
処理器110は多重逆方向リンクをマルチキャリア無線ネットワークに設定するための本明細書に開示された方法を遂行するように構成される。処理器は図15A、15B、16A及び16Bに示すようにDRC_b及びRPC_bを送ってFL_a及びFL_bを受信するためにRFモジュール135を生成して制御する。
【0164】
本発明は、cdma2000、1xEV−DO及びcdma2000NxEV−DOを参照して記載したが、本発明は他の適用可能な通信システムにも適用可能である。
【0165】
本発明は、本発明の思想または本質的な特性を脱しなくても多くの形態で具現されることができるところのように、前記実施例らは前述したところによって限定されないし、記載した特許請求範囲の思想及び範囲内で広く具現されて、それによって本発明は添付された請求項及び同等物だけでなく、多くの変形及び改造も本発明の範囲に属することを主旨しなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0166】
前述した実施例及び長所は単に例示的なものであり、本発明を制限しない。本内容はその他の種類の装置にも適用されることができる。本発明の記載は説明のためのものであり、請求項の範囲を制限するためのものではない。多くの代案、改造及び変形が本技術分野の当業者に明白であろう。請求項において、機能式請求項は言及された機能を遂行することのように本明細書に記載された構造と対応物だけではなく、対応構造を含むためである。
【図面の簡単な説明】
【0167】
【図1】無線通信ネットワーク構造を示す。
【図2A】CDMA拡散及び逆拡散過程を示す。
【図2B】多重拡散シーケンスを利用したCDMA拡散及び逆拡散過程を示す。
【図3】cdma2000無線ネットワーク用データリンクプロトコル構造を示す。
【図4】cdma2000呼処理を示す。
【図5】cdma2000初期化状態を示す。
【図6】cdma2000システム接続状態を示す。
【図7】1xのためのcdma2000と1xEV−DOのためのcdma2000の比較を示す。
【図8】1xEV−DO無線ネットワークのためのネットワーク構造層を示す。
【図9】1xEV−DOデフォルトプロトコル構造を示す。
【図10】1xEV−DO非デフォルトプロトコル構造を示す。
【図11】1xEV−DOセッション設定を示す。
【図12】1xEV−DO連結層プロトコルを示す。
【図13】1xEV−DO肯定/不正確認回答作動を示す。
【図14】1xEV−DO逆方向リンク確認チャンネルを示す。
【図15A】A及びBは、本発明の一実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図15B】A及びBは、本発明の一実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図16A】A及びBは、本発明の一実施例による本発明の他の実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図16B】A及びBは、本発明の一実施例による本発明の他の実施例による多重逆方向リンクを設定するための方法を示す。
【図17】本発明の一実施例による移動局または接続端末のブロックダイアグラムを示す。
【符号の説明】
【0168】
100 AT
105 電力管理モジュール
110 処理器
115 ディスプレイ
120 キーパッド
125 SIMカード
130 メモリー
135 RFモジュール
140 アンテナ
145 スピーカー
150 マイクロホン
155 バッテリー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信して第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークにデータを送信することで、ネットワークとの第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項2】
調整された電力水準を利用して指標をネットワークに送る段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答した所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項1に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項3】
指標を送るための初期送信電力は、一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係評価によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項4】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率の指標を含むことを特徴とする請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項5】
第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信する段階をさらに含んで、前記通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示す請求項1に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項6】
通知信号は、信号メッセージと物理階層メッセージとのうちで一つに受信されることを特徴とする請求項5に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項7】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項1に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項8】
ネットワークから電力調整信号を受信する段階と、及び
調整された電力水準で他の指標を送る段階を含んで、前記電力水準は所定のステップ大きさより大きいステップ大きさによって調整される請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項9】
ネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含む請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項10】
肯定確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含む請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項11】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じて移動端末でデータを送って、第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信することで移動端末との第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項12】
移動端末から指標を受信する段階をさらに含んで、前記指標は調整された電力水準で受信されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整される請求項11に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項13】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことを特徴とする請求項12に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項14】
第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送る段階をさらに含んで、前記通知信号は第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示す請求項11に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項15】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに送信されることを特徴とする請求項14に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項16】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項11に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項17】
電力調整信号を移動端末に送る段階と、及び
調整された電力水準で他の指標を受信する段階を含んで、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される請求項12に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項18】
移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含む請求項12に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項19】
確認信号が移動端末に送信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含む請求項19に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項20】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信して、第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークにデータを送ることでネットワークとの第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階と、
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標をネットワークに送る段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項21】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第1逆方向リンクキャリアを通じて送信されることを特徴とする請求項20に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項22】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第2逆方向リンクキャリアを通じて送信されることを特徴とする請求項20に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項23】
調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送る段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整される請求項20に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項24】
他の指標を送るための初期送信電力は、一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係の評価によって決定されることを特徴とする請求項23に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項25】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じてデータを移動端末に送って第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信することで移動端末との第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階と、
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を移動端末から受信する段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて送る段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項26】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項27】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項28】
調整された電力水準で移動端末から他の指標を受信する段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に反応する所定のステップ段階によって調整される請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項29】
逆方向リンク電力制御情報は、測定された信号を所定の値に移動端末から受信された他の指標の雑音比と比べることで決定されて、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、前記逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて、移動端末から受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされることを特徴とする請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項30】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための方法において、
ネットワークと移動端末との間に多数の順方向リンクキャリアを設定する段階と、及び
ネットワークと移動端末との間に多数の逆方向リンクキャリアを設定する段階を含んで、それぞれの逆方向リンクキャリアは多数の順方向リンクキャリアのうちで相応する一つと関連されて、
一つ以上の順方向リンクキャリアは相応する一つの逆方向リンクキャリアと関連される制御データを一つ以上の非該当逆方向リンクキャリアに提供して、
一つ以上の逆方向リンクキャリアは相応する一つの順方向リンクキャリアと関連される制御データを一つ以上の非該当順方向リンクキャリアに提供することを特徴とする逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項31】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための移動端末において、
ネットワークにデータを送信してネットワークからデータを受信するように構成された送受信装置と、
使用者インターフェース情報を表示するように構成されたディスプレイ装置と、
使用者データを入力するように構成された入力装置と、及び
第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信するために前記送受信装置を制御することでネットワークとの第1通信リンクを設定するように構成されて、第1逆方向リンクキャリアを通じてデータをネットワークに送るために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために送受信装置を制御するように構成された処理装置を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される移動端末。
【請求項32】
処理装置は調整された電力水準を利用して指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項33】
処理装置は一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係の評価に反応して指標を送るための初期送信電力を決定するように追加的に構成されることを特徴とする請求項32に記載の移動端末。
【請求項34】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことを特徴とする請求項2に記載の移動端末。
【請求項35】
処理装置は、第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、前記通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示すことを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項36】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることを特徴とする請求項35に記載の移動端末。
【請求項37】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項38】
処理装置は電力調整信号をネットワークから受信するために、そして
調整された電力水準で他の指標を送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項32に記載の移動端末。
【請求項39】
処理装置はネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項32に記載の移動端末。
【請求項40】
処理装置は確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項39に記載の移動端末。
【請求項41】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項42】
処理装置は、第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第1逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項41に記載の移動端末。
【請求項43】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第2逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項41に記載の移動端末。
【請求項44】
処理装置は調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項41に記載の移動端末。
【請求項45】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するためのネットワークにおいて、
移動端末にデータを送るように構成された送信機と、
移動端末からデータを受信するように構成された受信機と、及び
データを第1順方向リンクキャリアを通じて移動端末に送るように送信機を制御することで移動端末との第1通信リンクを設定するように構成されて第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信するために受信機を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御して、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御するように構成される制御機を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連されるネットワーク。
【請求項46】
制御機は移動ネットワークから指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されて、前記指標は調整された電力水準で受信されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項47】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことを特徴とする請求項46に記載のネットワーク。
【請求項48】
制御機は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送るために送信機を制御するように追加構成されて、前記通知信号を第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示すことを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項49】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに送信されることを特徴とする請求項48に記載のネットワーク。
【請求項50】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項51】
制御機は電力調整信号を移動端末に送るために送信機を制御するように構成されて、
調整された電力水準で他の指標を受信するために受信機を制御するように構成されて、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項52】
制御機は移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に、パケットデータを第2逆方向リンクキャリアを通じて受信するために受信機を制御するように追加構成されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項53】
制御機は確認信号が移動ネットワークに送信される場合に、第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信するために受信機を制御するように構成されることを特徴とする請求項52に記載のネットワーク。
【請求項54】
制御機は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を移動ネットワークから受信するために受信機を制御するように追加構成されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項55】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項54に記載のネットワーク。
【請求項56】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項54に記載のネットワーク。
【請求項57】
制御機は調整された電力水準で移動ネットワークから他の指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定の大きさ水準によって調整されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項58】
制御機は測定された信号を移動端末から受信された他の指標の雑音比と比べることで逆方向リンク電力制御情報を所定の値で決定するように追加構成されて、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、前記逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて移動ネットワークから受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項1】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信して第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークにデータを送信することで、ネットワークとの第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項2】
調整された電力水準を利用して指標をネットワークに送る段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答した所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項1に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項3】
指標を送るための初期送信電力は、一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係評価によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項4】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率の指標を含むことを特徴とする請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項5】
第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信する段階をさらに含んで、前記通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示す請求項1に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項6】
通知信号は、信号メッセージと物理階層メッセージとのうちで一つに受信されることを特徴とする請求項5に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項7】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項1に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項8】
ネットワークから電力調整信号を受信する段階と、及び
調整された電力水準で他の指標を送る段階を含んで、前記電力水準は所定のステップ大きさより大きいステップ大きさによって調整される請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項9】
ネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含む請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項10】
肯定確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信する段階をさらに含む請求項2に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項11】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じて移動端末でデータを送って、第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信することで移動端末との第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項12】
移動端末から指標を受信する段階をさらに含んで、前記指標は調整された電力水準で受信されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整される請求項11に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項13】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことを特徴とする請求項12に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項14】
第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送る段階をさらに含んで、前記通知信号は第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示す請求項11に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項15】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに送信されることを特徴とする請求項14に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項16】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項11に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項17】
電力調整信号を移動端末に送る段階と、及び
調整された電力水準で他の指標を受信する段階を含んで、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整される請求項12に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項18】
移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含む請求項12に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項19】
確認信号が移動端末に送信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信する段階をさらに含む請求項19に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項20】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信して、第1逆方向リンクキャリアを通じてネットワークにデータを送ることでネットワークとの第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信する段階と、
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標をネットワークに送る段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて受信する段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項21】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第1逆方向リンクキャリアを通じて送信されることを特徴とする請求項20に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項22】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第2逆方向リンクキャリアを通じて送信されることを特徴とする請求項20に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項23】
調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送る段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整される請求項20に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項24】
他の指標を送るための初期送信電力は、一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係の評価によって決定されることを特徴とする請求項23に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項25】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定する方法において、
第1順方向リンクキャリアを通じてデータを移動端末に送って第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信することで移動端末との第1通信リンクを設定する段階と、
第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送る段階と、
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を移動端末から受信する段階と、及び
第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第2順方向リンクキャリアを通じて送る段階を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項26】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項27】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項28】
調整された電力水準で移動端末から他の指標を受信する段階をさらに含んで、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に反応する所定のステップ段階によって調整される請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項29】
逆方向リンク電力制御情報は、測定された信号を所定の値に移動端末から受信された他の指標の雑音比と比べることで決定されて、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、前記逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて、移動端末から受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされることを特徴とする請求項25に記載の逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項30】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための方法において、
ネットワークと移動端末との間に多数の順方向リンクキャリアを設定する段階と、及び
ネットワークと移動端末との間に多数の逆方向リンクキャリアを設定する段階を含んで、それぞれの逆方向リンクキャリアは多数の順方向リンクキャリアのうちで相応する一つと関連されて、
一つ以上の順方向リンクキャリアは相応する一つの逆方向リンクキャリアと関連される制御データを一つ以上の非該当逆方向リンクキャリアに提供して、
一つ以上の逆方向リンクキャリアは相応する一つの順方向リンクキャリアと関連される制御データを一つ以上の非該当順方向リンクキャリアに提供することを特徴とする逆方向リンクキャリア設定方法。
【請求項31】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するための移動端末において、
ネットワークにデータを送信してネットワークからデータを受信するように構成された送受信装置と、
使用者インターフェース情報を表示するように構成されたディスプレイ装置と、
使用者データを入力するように構成された入力装置と、及び
第1順方向リンクキャリアを通じてネットワークからデータを受信するために前記送受信装置を制御することでネットワークとの第1通信リンクを設定するように構成されて、第1逆方向リンクキャリアを通じてデータをネットワークに送るために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために前記送受信装置を制御するように構成されて、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて受信するために送受信装置を制御するように構成された処理装置を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連される移動端末。
【請求項32】
処理装置は調整された電力水準を利用して指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項33】
処理装置は一つ以上の逆方向リンク負荷及び第1逆方向リンクキャリアと第2逆方向リンクキャリアとの間のチャンネル相関関係の評価に反応して指標を送るための初期送信電力を決定するように追加的に構成されることを特徴とする請求項32に記載の移動端末。
【請求項34】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことを特徴とする請求項2に記載の移動端末。
【請求項35】
処理装置は、第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じてネットワークから通知信号を受信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、前記通知信号はネットワークが第2逆方向リンクキャリアを獲得したことを示すことを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項36】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに受信されることを特徴とする請求項35に記載の移動端末。
【請求項37】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項38】
処理装置は電力調整信号をネットワークから受信するために、そして
調整された電力水準で他の指標を送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項32に記載の移動端末。
【請求項39】
処理装置はネットワークから受信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項32に記載の移動端末。
【請求項40】
処理装置は確認信号がネットワークから受信される場合に第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを通信するために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項39に記載の移動端末。
【請求項41】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項31に記載の移動端末。
【請求項42】
処理装置は、第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第1逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項41に記載の移動端末。
【請求項43】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を第2逆方向リンクキャリアを通じて送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されることを特徴とする請求項41に記載の移動端末。
【請求項44】
処理装置は調整された電力水準を利用して他の指標をネットワークに送るために送受信装置を制御するように追加的に構成されて、電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項41に記載の移動端末。
【請求項45】
マルチキャリア無線通信システムに追加的な逆方向リンクキャリアを設定するためのネットワークにおいて、
移動端末にデータを送るように構成された送信機と、
移動端末からデータを受信するように構成された受信機と、及び
データを第1順方向リンクキャリアを通じて移動端末に送るように送信機を制御することで移動端末との第1通信リンクを設定するように構成されて第1逆方向リンクキャリアを通じて移動端末からデータを受信するために受信機を制御するように構成されて、第2逆方向リンクキャリアのためのトラフィックチャンネル割り当て指標を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御して、第2逆方向リンクのための逆方向リンク電力制御情報を第1順方向リンクキャリアを通じて送るように送信機を制御するように構成される制御機を含んで、前記逆方向リンク電力制御情報は第1順方向リンクのチャンネル品質によって第2逆方向リンクキャリアの送信電力を制御することと関連されるネットワーク。
【請求項46】
制御機は移動ネットワークから指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されて、前記指標は調整された電力水準で受信されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定のステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項47】
指標は一つ以上のパイロット信号と逆方向送信率指標を含むことを特徴とする請求項46に記載のネットワーク。
【請求項48】
制御機は第1順方向リンクキャリアと第2順方向リンクキャリアのうちで一つを通じて通知信号を移動端末に送るために送信機を制御するように追加構成されて、前記通知信号を第2逆方向リンクキャリアが獲得されたことを示すことを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項49】
通知信号は信号メッセージと物理階層メッセージのうちで一つに送信されることを特徴とする請求項48に記載のネットワーク。
【請求項50】
第1順方向リンクキャリアと第1逆方向リンクキャリアは、符号分割多重接続(CDMA)チャンネルを含むことを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項51】
制御機は電力調整信号を移動端末に送るために送信機を制御するように構成されて、
調整された電力水準で他の指標を受信するために受信機を制御するように構成されて、前記電力水準は所定のステップ大きさに比べて大きいステップ大きさによって調整されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項52】
制御機は移動端末に送信された逆方向リンク電力制御情報が電力水準を減少させることと関連される場合に、パケットデータを第2逆方向リンクキャリアを通じて受信するために受信機を制御するように追加構成されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項53】
制御機は確認信号が移動ネットワークに送信される場合に、第2逆方向リンクキャリアを通じてパケットデータを受信するために受信機を制御するように構成されることを特徴とする請求項52に記載のネットワーク。
【請求項54】
制御機は第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標を移動ネットワークから受信するために受信機を制御するように追加構成されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項55】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は、第1逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項54に記載のネットワーク。
【請求項56】
第2順方向リンクキャリアのためのチャンネル品質指標は第2逆方向リンクキャリアを通じて受信されることを特徴とする請求項54に記載のネットワーク。
【請求項57】
制御機は調整された電力水準で移動ネットワークから他の指標を受信するために受信機を制御するように追加構成されて、前記電力水準は逆方向リンク電力制御情報に回答する所定の大きさ水準によって調整されることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【請求項58】
制御機は測定された信号を移動端末から受信された他の指標の雑音比と比べることで逆方向リンク電力制御情報を所定の値で決定するように追加構成されて、前記所定の値は一つ以上の零率逆方向送信率指標(RRI)が探知される場合に調整されて、前記逆方向リンク電力制御情報は電力水準を減少させることと関連されて移動ネットワークから受信された逆方向トラフィックチャンネルがデコーディングされることを特徴とする請求項45に記載のネットワーク。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図2A】
【図2B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【公表番号】特表2009−509392(P2009−509392A)
【公表日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−531024(P2008−531024)
【出願日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際出願番号】PCT/KR2006/003754
【国際公開番号】WO2007/035045
【国際公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際出願番号】PCT/KR2006/003754
【国際公開番号】WO2007/035045
【国際公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]