説明

メモリモジュール及びそのテスト方法

【課題】メモリモジュール及びそのテスト方法を提供する。
【解決手段】メモリモジュールは、複数のメモリ、及びN個の入力チャンネルを介して外部から印加されるテスト信号を複数のメモリに印加し、印加されたテスト信号に応答して、複数のメモリから出力される複数の出力データをM個のグループに分けた後、外部から入力される出力グループ選択信号によって前記M個のグループのうち、少なくともいずれか一つを選択して、K個の出力チャンネルを介して出力するハブで構成される。従って、透過モードを利用したテスト時に外部の出力グループ選択信号を利用して出力されるDQグループをOn−the−Fly形式で選択することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はメモリモジュール及びそのテスト方法に係り、より詳細には、テスト時に外部の出力グループ選択信号を利用して出力されるデータグループを効率的に選択してテストすることができるメモリモジュール及びそのテスト方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、DRAM等のようなメモリチップは、高性能及び大容量化の実現のために、多数のメモリチップが印刷回路基板(PCB)上に搭載されたメモリモジュールの形態でコンピュータシステムに実装される。
【0003】
このようなメモリモジュールは、印刷回路基板の一側面に多数個のメモリチップが搭載されるSIMM(Single In Memory Module)及び印刷回路基板の両面にそれぞれ多数個のメモリチップが搭載されるDIMM(Dual In Memory Module)等に区分することができる。これらのうち、相対的により効率的なDIMMが現在メモリモジュールの大部分を占めている。
【0004】
FBDIMM(Fully Buffered DIMM)はこのようなDIMMの1種類であって、パケットプロトコルを利用した高速動作と容量の増大とのために開発されたDIMMである。FBDIMMは、他のDIMMとは異なり、パケット形態の直列インターフェースをDRAMインターフェースに変換させるハブ(Hub)を具備する。
【0005】
このハブは、マイクロプロセッサ等のようなホストから印加される高速のパケットをメモリコマンドに変換し、送受信される信号間のインターフェースを行うユニットであって、AMB(Advanced Memory Buffer)チップを意味する。
【0006】
図1は、通常的なFBDIMMを含むメモリシステムの構成を示すブロック図である。
【0007】
図1を参照すると、メモリシステムは、ホスト10、及びデイジーチェーンで連結された多数のメモリモジュール20、30で構成される。図1では、理解の便宜のために、2つのメモリモジュール20、30、即ち、第1メモリモジュール20及び第2メモリモジュール30を図示したが、通常8つのメモリモジュールまで連結させることができる。このようなメモリモジュールの構造については、特許文献1及び特許文献2に開示されている。
【特許文献1】米国特許第6,317,352号
【特許文献2】韓国特許公開第2003−64400号公報
【0008】
各メモリモジュール20、30は、ハブ21、31と多数のメモリ(22〜29、32〜39)とで構成される。この際、メモリ(22〜29、32〜39)は、メモリモジュール20、30当たり8個ずつ連結することができる。図示していないが、実際にはエラー訂正(ECC:Error Correction Code)用メモリがもう1個連結され、計9個のメモリが連結される。
【0009】
ホスト10は、デイジーチェーンを通じて多数のメモリモジュール20、30に高速のサウスバウンドパケット(SB:SouthBound packet)を送信する。この際、サウスバウンドパケットには、アドレス(ADD:Address)、メモリコマンド(CMD:Command)、及びライトデータ(Wdata)等の情報が含まれる。サウスバウンドパケットは、第1メモリモジュール20の第1ハブ21に伝送され、第1ハブ21をバイパス(Bypass)して、第2ハブ31にも伝送される。
【0010】
サウスバウンドパケットにはDIMM認識コードが含まれるので、それぞれのメモリモジュール20、30は、受信されたサウスバウンドパケットのDIMM認識コードを識別して、サウスバウンドパケット内に含まれた多数の情報のうち、必要な情報のみを選択的に処理する。
【0011】
例えば、第1メモリモジュール20は、伝送されたサウスバウンドパケットに含まれたDIMM認識コードが自分のDIMM認識コードと一致する場合、サウスバウンドパケットに含まれた情報をインターフェースしてメモリ(22〜29)に伝送する。しかし、サウスバウンドパケットに含まれたDIMM認識コードが自分のDIMM認識コードと不一致の場合には、受信されたサウスバウンドパケットを処理せず、第2メモリモジュール30にバイパスする。
【0012】
一方、第1メモリモジュール20の第1ハブ21は、受信されたサウスバウンドパケットを処理して、多数のデータ入出力DQ、アドレス/コマンド(ADDR/CMD)及びメモリクロックCLKのような多数の信号をメモリ(22〜29)に伝送する。又、各ハブ21、31はSMバスと連結され、動作に必要な動作制御信号を受信する。
【0013】
前述したサウスバウンドパケットは、それぞれのハブ21、31が有するサウスバウンド受信ポートSRxに入力され、サウスバウンド送信ポートSTxを介して出力される。出力されたサウスバウンドパケットは、第2メモリモジュール30の第2ハブ31が有するサウスバウンド受信ポートSRxに入力され、第2ハブのサウスバウンド送信ポートSTxを介して出力される。別の伝送線を介して伝送される基準クロック1周期の間、サウスバウンドパケットはメモリシステムの全てのハブに伝送される。
【0014】
このような過程を通じてメモリシステムのデータは、各メモリモジュール20、30に順次に書き込まれる。即ち、第1メモリモジュール20のデータの書き込み動作が完了すると、第2メモリモジュール30のデータの書き込み動作が行われ、順次的なデータ書き込み動作が行われる。
【0015】
ホストから第1メモリモジュール20に伝送されるサウスバウンドパケットをプライマリサウスバウンド(Primary Southbound)パケットと称し、第1メモリモジュール20から第2メモリモジュール30のような下位のメモリモジュールに伝達されるサウスバウンドパケットをセカンダリサウスバウンド(Secondary Southbound)パケットとも称する。
【0016】
一方、メモリ(22〜29、32〜39)から出力されるデータは、デイジーチェーンを通じてホスト10に伝送することができる。出力データはパケットの形態で伝送され、これをノースバウンドパケット(NB:NorthBound packet)と言う。
【0017】
即ち、メモリ(22〜29)からハブ21に伝送されたリードデータはハブ21でパケット化され、ノースバウンド送信ポートNTxを介して出力される。又、出力されたライトデータパケットは、隣接したメモリモジュールのノースバウンド受信ポートNRxで受信され、順次的な伝送過程を通じてホストに伝送される。
【0018】
第1メモリモジュール20からホスト10に伝送されるノースバウンドパケットをプライマリノースバウンドパケットと称し、第2メモリモジュール30のような下位メモリモジュールから第1メモリモジュール20に伝達されるノースバウンドパケットをセカンダリノースバウンドパケットと称する。
【0019】
一方、ホストとメモリモジュールのハブとの間の連動のためのサウスバウンドパケットとノースバウンドパケットの伝送速度は、前述したように、メモリへの伝送速度に対して6倍に達する程度に非常に高速である。即ち、ホストとハブとの間のインターフェースは、ハブとメモリとの間のインターフェースに対して非常に速い。
【0020】
従って、メモリモジュールをテストする場合、ホストとハブとの間の高速インターフェースに連動することができる高速のテスト装置が要求され、メモリモジュールに不良が発生した場合、その不良がハブで発生したか、メモリで発生したかを判別するのが非常に難しい。
【0021】
このような理由のため、メモリモジュールのハブは、DFT(Design For Test)機能を有する。DFTは、FBDIMMのようなメモリモジュールのテストを容易にするためのモードであって、入出力ビルトインセルフテスト(IBIST:IO Built−In Self Test)モード、メモリビルトインセルフテスト(MSIST:Memory Built−In Self Test)モード、及び透過モード等に区分される。
【0022】
これらのうち、透過モードは、メモリモジュールのテスト時にハブをバイパスさせるモードである。即ち、テスト時に外部からハブを、物理的にはバイパスではないが、動作側面でハブの高速インターフェースブロックをバイパスさせる。
【0023】
このような透過モードでは、サウスバウンドパケットとノースバウンドパケットとを送受信するために具備されるサウスバウンド送信ポートSTx、サウスバウンド受信ポートSRx、ノースバウンド送信ポートNTx、及びノースバウンド受信ポートNRxを構成する高速信号ピンがメモリに直接接近するためのピンにその機能が代替される。
【0024】
図2は、通常的なFBDIMMが高速信号の送受信のために有するチャンネル数を示す図である。
【0025】
図2を参照すると、メモリモジュール、即ち、FBDIMMは合計96個のチャンネルを有する。これら96個のチャンネルは、受信チャンネル48個と送信チャンネル48個で構成される。この際、48個のチャンネルは、24個のチャンネルを差動方式で伝送するための24個のネガティブ(Negative)チャンネルとポジティブ(Positive)チャンネルでそれぞれ構成される。
【0026】
具体的に、サウスバウンド受信ポートSRxは、20個のチャンネル、即ち、10個のポジティブチャンネルと10個のネガティブチャンネルとで構成される。サウスバウンド送信ポートSTxは、20個のチャンネル、即ち、10個のポジティブチャンネルと10個のネガティブチャンネルとで構成される。
【0027】
又、ノースバウンド受信ポートNRxは、28個のチャンネル、即ち、14個のポジティブチャンネルと14個のネガティブチャンネルとで構成され、ノースバウンド送信ポートNTxは、28個のチャンネル、即ち、14個のポジティブチャンネルと14個のネガティブチャンネルとで構成される。
【0028】
透過モードでは、高速スピード信号チャンネルを利用してメモリテストのためのチャンネルとして使用する。即ち、高速信号ピンをメモリピンにマッピングして使用する。
【0029】
図3は、JEDECで規定したDRAM信号と高速信号とのピンマッピングを示す図である。
【0030】
図3を参照すると、透過モードでは高速信号がDRAM信号に対応して使用されることがわかる。この際、SN*Pは、ポジティブセカンダリノースバウンド信号を意味し、SN*Nは、ネガティブセカンダリノースバウンド信号を意味する。又、PS*Pは、ポジティブプライマリサウスバウンド信号を意味し、PS*Nは、ネガティブプライマリサウスバウンド信号を意味する。SS*Pは、ポジティブセカンダリサウスバウンド信号を意味し、PN*Pは、ポジティブプライマリノースバウンド信号を意味する。前記*は0以上の定数であって、チャンネルナンバを意味する。
【0031】
従って、このような透過モードでは、高速信号の受信チャンネルはメモリの入力チャンネルとして使用され、高速信号の送信チャンネルはメモリの出力チャンネルとして使用されなければならない。
【0032】
ところが、透過モードにおいて、DQは入力と出力とが互いに異なる経路(Path)を通じてハブ内のAMBに入力され、データの出力の場合には、差動出力バッファを共有するので、結局、透過モードでデータの出力のために使用することができるチャンネルは、ポジティブチャンネル、即ち、24個のみである。
【0033】
しかし、FBDIMMの入出力IOは、DQが72個(メモリ当たりDQ数 8個×メモリの数 9個)で、データ入出力ストローブDQS(メモリ当たりDQS数 最大2個×メモリの数 9個)が18個なので、24個のチャンネルでは全ての入出力を同時にチェックすることができない。
【0034】
そのため、従来はSMバスを利用して透過モードテスト時にデータ入出力を選択した。即ち、テスト前にSMバスを利用してメモリモジュールのテストしようとするIOを選択し、該当DRAMのパワーアップシーケンスを行った後、DRAMセルをテストする。
【0035】
図4は、従来のSMバスを利用した透過モードテスト過程を説明するための概念図であって、メモリモジュールの72個のDQをテストする過程を示している。
【0036】
図4を参照すると、まず、SMバスを利用してテストしようとする第1DQグループG1、即ち、DQ0乃至DQ23を選択し(段階S1)、DRAMの初期化を行った後(段階S2)、該当第1DQグループのテストを行う(段階S3)。その後、第2DQグループG2、即ち、DQ24乃至DQ27を選択し(段階S4)、DRAMの初期化を行った後(段階S5)、該当第2DQグループのテストを行う(段階S6)。最後に、第3DQグループG3、即ち、DQ48乃至DQ71を選択し(段階S7)、DRAMの初期化を行った後(段階S8)、該当第3DQグループのテストを行う(段階S9)。
【0037】
このように、従来は透過モードを利用してメモリモジュールのテストを行う時、最大に選択可能なDQグループ単位のみで選択してチェックしても、合計3回のテストを経なければならない。従って、テスト時間が長くなり非効率的であるという問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0038】
本発明は、このような問題点を解決するためのもので、透過モードを利用したテスト時にテストしようとする出力データグループを効率的に選択することができるようにするメモリモジュールを提供することに本発明の第1目的がある。
【0039】
又、前記メモリモジュールを利用して効率的なテストを行うことができるようにするメモリモジュールのテスト方法を提供することに本発明の第2目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0040】
このような本発明の第1目的を達成するための本発明によるメモリモジュールは、複数個のメモリチップ、及び前記メモリチップにテスト信号を印加し、印加された前記テスト信号に応答して前記メモリチップから出力データを受信し、前記出力データを複数個のグループに分割し、出力グループ選択信号に応答して前記複数個のグループのうち、少なくとも一つを選択して前記少なくとも一つの選択されたグループを出力するハブを含む。
【0041】
前記ハブは、外部から印加される前記テスト信号を受信して、前記複数のメモリチップに前記テスト信号を印加する信号入力部、前記テスト信号に応答して前記多数の出力データを前記複数個のグループに分けて、前記出力グループ選択信号によって少なくとも一つのグループを選択する出力グループ選択部、及び前記少なくとも一つの選択されたグループを出力する信号出力部を含む。
【0042】
この際、前記信号入力部は、前記外部デバイスからコマンド信号とアドレス信号とクロック信号の入力を受けて、前記複数個のメモリチップに提供する第1信号入力部、及び前記テスト信号に含まれたDQテスト信号とDQSテスト信号とを受信して、前記複数個のメモリチップに提供する第2信号入力部を含む。
【0043】
又、前記第1信号入力部は、前記コマンド信号とアドレス信号の入力を受けてバッファリングして、前記複数のメモリチップに提供する第1バッファ、及び前記クロック信号の入力を受けてバッファリングして、前記複数のメモリチップに提供する第2バッファを含む。
【0044】
前記第2信号入力部は、前記DQSテスト信号の入力を受けてバッファリングして、前記複数のメモリに提供する第1バッファ、前記DQテスト信号の入力を受けて前記アドレス信号に基づいてデマルチプレクシングするデマルチプレクサ、及び前記デマルチプレクシングされたテスト信号を前記複数のメモリチップに提供する第2バッファを含む。
【0045】
前記信号出力部は、前記出力グループ選択部によって選択された前記少なくとも一つのグループをバッファリングするバッファを含む。
【0046】
実施例において、前記複数のグループは4個で、前記テスト信号が受信される入力チャンネルは48個で、前記選択された少なくとも一つのグループが出力される出力チャンネルは24個である。前記複数のグループのそれぞれは、前記選択された一つのグループが出力される出力チャンネルの数と同一数のビットを含む。前記出力グループ選択信号は、外部デバイスから入力チャンネルを介して受信される。
【0047】
一方、前記出力チャンネルは、サウスバウンド伝送ポートに該当する10個のポジティブチャンネルとノースバウンド伝送ポートに該当する14個のネガティブチャンネルとを含む。
【0048】
又、前記入力チャンネルは、サウスバウンド伝送ポートに該当する10個のポジティブチャンネル及び10個のネガティブチャンネルとノースバウンド伝送ポートに該当する14個のポジティブチャンネル及び14個のネガティブチャンネルとを含む。
【0049】
実施例において、前記複数個のメモリチップは、9個のメモリチップを含む。この場合、前記複数個のメモリチップから受信された出力データは、72ビットの出力DQ信号と18ビットの出力DQS信号とを含むことができる。前記出力グループ選択部は、外部のSMバスと連動させることができる。
【0050】
一方、本発明の第2目的を達成するための本発明によるメモリモジュールのテスト方法は、メモリモジュール内の複数個のメモリチップにテスト信号を印加する段階、印加された前記テスト信号に応答して前記複数個のメモリチップから出力データを受信する段階、前記出力データを複数個のグループに分割する段階、出力グループ選択信号に応答して前記複数個のグループのうち、少なくとも一つを選択する段階、及び前記少なくとも一つの選択されたグループを出力する段階を含む。
【0051】
この際、前記テスト信号は、コマンド信号、アドレス信号、クロック信号、DQテスト信号、及びDQSテスト信号等である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0052】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例をより詳細に説明する。
【0053】
<実施例1>
図5は、本発明の第1実施例によるメモリモジュールの構成を示すブロック図である。
【0054】
まず、図5に図示された内容において、本発明の要旨を明確に示すように、高速のサウスバウンドパケットとノースバウンドパケットとを利用した一般的なデータリード/ライト動作に関連するノーマリ動作モードに必要な構成要素は省略し、図5では、本発明の要旨である透過を利用したテストモード時に必要な構成要素のみを図示した。ノーマリ動作モードに関連する内容は、前述した図1乃至図2で説明した。
【0055】
図5を参照すると、本発明の第1実施例によるメモリモジュール1000は、ハブ100と多数のDRAM200とで構成される。実施例において、メモリモジュール1000はFBDIMMである。
【0056】
多数のDRAM200は、データを保存するための8個のDRAMとECC用DRAM1個を含む9個のDRAMとで構成される。この際、各DRAM200は、8個のDQと2個のDQSとを有する。従って、メモリモジュール1000に具備されたDRAM200の総DQは合計72個で、総DQSは18個である。
【0057】
ハブ100は、信号入力部110、出力グループ選択部120、及び信号出力部130で構成される。好ましくは、ハブ100は、AMBチップで実現することができる。
【0058】
信号入力部110は、外部のホスト(図示せず)から高速信号入力チャンネルを介してテスト信号の入力を受けて、多数のDRAM200に印加する機能を行う。
【0059】
この際、信号入力部110は、外部からコマンド及びアドレスの指定のためのコマンド信号CMDとアドレス信号ADD及びクロック信号CLKの入力を受けて、該当DRAM200に提供する第1信号入力部111と、外部からDQテスト信号(DQ_In)及びDQSテスト信号(DQS_In)の入力を受けて、該当DRAM200に提供する第2信号入力部114とで構成される。
【0060】
第1信号入力部111は、コマンド信号CMDとアドレス信号ADDとの入力を受けてバッファリングした後、DRAM200に提供する第1バッファ112と、クロック信号CLKの入力を受けてバッファリングした後、DRAM200に提供する第2バッファ113とで構成される。
【0061】
第2信号入力部114は、18ビットのDQSテスト信号(DQS_In)の入力を受けてバッファリングした後、DRAM200に提供する第3バッファ115と、8ビットのテスト信号(DQ_In)の入力を受けた後、アドレスによって72ビットのテストデータ信号にデマルチプレクシングするデマルチプレクサ(De−multiplexor)及びデマルチプレクサによって出力される72ビットのテストデータ信号をDRAM200に提供する第4バッファ117とで構成される。
【0062】
一方、出力グループ選択部120は、前記信号入力部110によって印加されたテスト信号に応答してDRAM200から出力される出力データ、即ち、72ビットのDQ信号及び18ビットのDQS信号の入力を受け、外部から印加される複数の出力グループ選択信号(DQSEL0、DQSEL1)によって出力しようとする出力データグループを選択する機能を行う。このために、出力データは、4個のグループに分けられている。
【0063】
出力グループ選択信号(DQSEL0、DQSEL1)は、外部のユーザがテスト機器等を利用して直接設定して印加することができる信号であって、2ビットの信号、即ち、第1出力グループ選択信号DQSEL0と第2出力グループ選択信号DQSEL1とで構成される。従って、入力される72ビットのDQ信号及び18ビットのDQS信号を4種類のグループで選択することができる。
【0064】
例えば、第1出力グループ選択信号DQSEL0が0で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が0である場合、第1グループである18ビットのDQS信号、即ち、DQS0〜DQS17を選択する。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が0である場合、第2グループ、即ち、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ0〜DQ23を選択する。第1出力グループ選択信号DQSEL0が0で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合、第3グループ、即ち、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ24〜DQ47を選択する。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL0が1である場合、第4グループ、即ち、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ48〜DQ71を選択する。従って、各グループが24ビット以下を有するので、メモリモジュール1000の出力可能チャンネルである24チャンネルを利用して、全ての信号の出力が可能になる。
【0065】
前述したが、FBDIMMを透過モードでテストしようとすると、ハブの出力チャンネルが24個だけなので、メモリの出力DQを一回で出力することができず、従来はSMバスを利用して出力するDQを指定して該当メモリを初期化させ、該当DQをテストする過程を反復した。
【0066】
しかし、第1実施例では、第1出力グループ選択信号DQSEL0と第2出力グループ選択信号DQSEL1を利用して、On−the−Flyで出力DQグループを選択することで、テスト時間を減少させることができる。
【0067】
一方、出力グループ選択部120は、外部のホスト(図示せず)と連結されたSMバス300とも連動される。これは、状況によってSMバス300を利用したテストも可能にするためである。
【0068】
一方、信号入力部10、出力グループ選択部120を介して入力されるコマンド信号CMDとアドレス信号ADD、クロック信号CLK、DQテスト信号(DQ_In)、DQSテスト信号(DQS_In)、第1出力グループ選択信号DQSEL0、及び第2出力グループ選択信号DQSEL1は、ノーマリ動作モード時に高速信号の通信のための48個の入力チャンネルを利用して入力を受ける。
【0069】
即ち、サウスバウンド受信ポートSRxの10個のポジティブチャンネルと10個のネガティブチャンネル、及びノースバウンド受信ポートNRxの14個のポジティブチャンネルと14個のネガティブチャンネルを利用する。
【0070】
信号出力部130は、出力グループ選択部120によって選択されたDQグループ又はDQSグループから出力される出力信号(DQ_Out)又は出力信号(DQS_Out)を出力する機能を行う。
【0071】
信号出力部130は、出力グループ選択部120によって選択されたDQグループ又はDQSグループから出力される信号をバッファリングした後、出力信号(DQ_Out)又は出力信号(DQS_Out)を出力する第5バッファ131で構成される。
【0072】
この際、信号出力部130は、ノーマリ動作モード時に高速信号通信のための24個の出力チャンネル、即ち、サウスバウンド送信ポートSTxは、20個のチャンネルのうち、10個のポジティブチャンネルとノースバウンド送信ポートNTxは、28つのチャンネルのうち、14個のポジティブチャンネルとを利用する。即ち、出力信号は24個のチャンネルに出力される。
【0073】
図6は、本発明の好ましい第1実施例によるメモリモジュールのテスト方法を説明するための順序図である。
【0074】
図5乃至図6を参照すると、まず、メモリモジュール1000を透過モードに転換した後、48個の入力チャンネルを利用してテスト信号、即ち、コマンド信号CMDとアドレス信号ADD、クロック信号CLK、DQテスト信号(DQ_In)、及びDQSテスト信号(DQS_In)を外部から入力し、メモリモジュール1000に具備されたDRAM200に印加する(段階S10)。
【0075】
この際、DQSテスト信号(DQS_In)は18ビットの信号で、テスト信号(DQ_In)は8ビットの信号である。入力されたテスト信号(DQ_In)は、デマルチプレクシングされ72ビットでDRAM200に印加される。
【0076】
入力されたテスト信号に応答してDRAM200からDQ信号及びDQS信号が出力されると(段階S11)、DRAM200から出力される出力データ、即ち、DQ信号及びDQS信号を4個のグループに分け(段階S12)、外部から入力される出力グループ選択信号(DQSEL0、DQSEL1)によって出力するいずれか一つのグループを選択する(段階S13)。
【0077】
この際、出力グループ選択信号(DQSEL0、DQSEL1)は2ビットの信号である。即ち、第1出力グループ選択信号DQSEL0と第2出力グループ選択信号DQSEL1とで構成される。従って、入力される72ビットのDQ信号及び18ビットのDQS信号の4種類グループをOn−the−Flyで選択することができる。
【0078】
図7は、出力グループ選択信号によって選択される出力グループを示す図である。
【0079】
図7を参照すると、第1出力グループ選択信号DQSEL0が0で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が0である場合、第1グループ、即ち、18ビットのDQS信号、即ち、DQS0〜DQS17が選択される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が0である場合、第2グループ、即ち、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ0〜DQ23が選択される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が0で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合、第3グループ、即ち、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ24〜DQ47が選択される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合、第4グループ、即ち、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ48〜DQ71が選択されることがわかる。
【0080】
このような出力グループ選択段階(段階S13)を介して出力グループが選択されると、その選択されたDQグループ又はDQSグループから出力される出力DQ信号(DQ_Out)又は出力DQS信号(DQS_Out)を出力する(段階S14)。出力DQ信号(DQ_Out)又は出力DQS信号(DQS_Out)に基づいてエラー可否を判別することができる。
【0081】
以上で外部から印加される出力グループ選択信号を利用して、DRAMから出力されるDQグループ又はDQSグループを選択することで、メモリモジュールの迅速なテストを可能にする方法について説明した。
【0082】
以下の第2実施例では、外部から印加される出力グループ選択信号を利用した出力信号グループの選択と、従来使用したSMバスを介してテストとを混用する方法について説明する。
【0083】
<実施例2>
第2実施例では、出力しようとするDRAMからリードされたDQグループは、外部の出力グループ選択信号を利用して選択し、DQS信号はSMバスを利用する。
【0084】
図8は、外部から印加される出力グループ選択信号によって選択される出力グループを示す図である。
【0085】
図8を参照すると、第2出力グループ選択信号DQSEL1と第1出力グループ選択信号DQSEL0とがそれぞれ「01」、「10」、「11」である場合には、前述した第1実施例と同じ過程を行う。
【0086】
即ち、第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が0である場合、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ0〜DQ23が選択される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が0で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ24〜DQ47が選択される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合、入力される72ビットのDQ信号のうち、DQ48〜DQ71が選択されることがわかる。従って、DRAMからリードされたDQグループの信号は、合計24個のチャンネルに出力が可能である。
【0087】
しかし、出力バッファの容量不足等の原因でDQS信号の処理が現実的に困難な場合が発生するので、DRAMから出力されるDQ信号は、3グループに分けて前述した内容のように出力し、DQS信号、即ち、DQS0〜DQS7は、SMバスを介して従来の透過モードと同様にテストを行う。SMバスは、前述した図5に図示している。
【0088】
図9は、DQS信号をSMバスを利用してテストする例を示す図である。
【0089】
図8及び図9を参照すると、第1出力グループ選択信号DQSEL0と第2出力グループ選択信号DQSEL1とが全部0である場合、SMバスをアクセスしてレジスタに設定された4ビットのコードによってDQS4個ずつのDQS信号をテストしていることがわかる。この場合には、DQテストとは異なり、On−the−FlyでDQグループを選択することはできないので、数回のテストが要求される。
【0090】
図10は、本発明の好ましい第2実施例によるメモリテスト方法の実行による信号の流れを示すタイミング図である。
【0091】
図10を参照すると、クロック信号CLKが入力される状態でDRAMのデータをリードRDするコマンド信号CMDが入力されると、出力グループ選択信号によって選択されたDQグループのデータが出力されることがわかる。
【0092】
即ち、第1出力グループ選択信号DQSEL0と第2出力グループ選択信号DQSEL1とが全部0である場合は除いて、第1出力グループ選択信号DQSEL0が0で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合、第2出力DQグループG2、即ち、DQ24〜DQ47が出力される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が1である場合には、第3出力DQグループG3、即ち、DQ48〜DQ71が選択される。第1出力グループ選択信号DQSEL0が1で、第2出力グループ選択信号DQSEL1が0である場合、第1出力DQグループ(G1)DQ0〜DQ23が選択される。
【0093】
従って、透過モードを利用したテスト時に出力チャンネルの不足によって発生されるテスト時間の遅延問題を、外部の出力グループ選択信号を利用することにより解決することができる。
【産業上の利用可能性】
【0094】
以上説明したように、本発明によると、透過モードを利用したテスト時に外部の出力グループ選択信号を利用して出力されるDQグループをOn−the−Fly形式で選択することができる。従って、従来のSMバスを利用することで発生された過度なテスト回数によるテスト時間の遅延を解決することができる。
【0095】
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0096】
【図1】通常的なFBDIMMを含むメモリシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】通常的なFBDIMMが高速信号の送受信のために有するチャンネル数を示す図である。
【図3】JEDECで規定したDRAM信号と高速信号とのピンマッピングを示す図である。
【図4】従来のSMバスを利用した透過モードテスト過程を説明するための順序図である。
【図5】本発明の好ましい第1実施例によるメモリモジュールの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の好ましい第1実施例によるメモリモジュールのテスト方法を説明するための順序図である。
【図7】出力グループ選択信号によって選択される出力グループを示す図である。
【図8】外部から印加される出力グループ選択信号によって選択される出力グループを示す図である。
【図9】DQS信号をSMバスを利用してテストする例を示す図である。
【図10】本発明の好ましい第2実施例によるメモリテスト方法の遂行による信号の流れを示すタイミング図である。
【符号の説明】
【0097】
100 ハブ
110 信号入力部
111 第1信号入力部
112 第1バッファ
113 第2バッファ
114 第2信号入力部
115 第3バッファ
116 デマルチプレクサ
117 第4バッファ
120 出力グループ選択部
130 信号出力部
131 第5バッファ
200 DRAM
300 SMバス
1000 メモリモジュール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個のメモリチップと、
前記メモリチップにテスト信号を印加し、印加された前記テスト信号に応答して前記メモリチップから出力データを受信し、前記出力データを複数個のグループに分割し、出力グループ選択信号に応答して前記複数個のグループのうち、少なくとも一つを選択して前記少なくとも一つの選択されたグループを出力するハブと、を含むことを特徴とするメモリモジュール。
【請求項2】
前記テスト信号は、外部のデバイスから印加され前記ハブで受信されることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項3】
前記出力グループ選択信号は、外部のデバイスから印加され前記ハブで受信されることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項4】
前記ハブは、
外部から印加される前記テスト信号を受信して、前記複数のメモリチップに前記テスト信号を印加する信号入力部と、
前記テスト信号に応答して前記多数の出力データを前記複数個のグループに分けて、前記出力グループ選択信号によって少なくとも一つのグループを選択する出力グループ選択部と、
前記少なくとも一つの選択されたグループを出力する信号出力部と、を含むことを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項5】
前記信号入力部は、
前記外部デバイスからコマンド信号とアドレス信号とクロック信号の入力を受けて、前記複数個のメモリチップに提供する第1信号入力部と、
前記テスト信号に含まれたDQテスト信号とDQSテスト信号とを受信して、前記複数個のメモリチップに提供する第2信号入力部と、を含むことを特徴とする請求項4記載のメモリモジュール。
【請求項6】
前記第1信号入力部は、
前記コマンド信号とアドレス信号との入力を受けてバッファリングして、前記複数のメモリチップに提供する第1バッファと、
前記クロック信号の入力を受けてバッファリングして、前記複数のメモリチップに提供する第2バッファと、を含むことを特徴とする請求項5記載のメモリモジュール。
【請求項7】
前記第2信号入力部は、
前記DQSテスト信号の入力を受けてバッファリングして、前記複数のメモリに提供する第1バッファと、
前記DQテスト信号の入力を受けて前記アドレス信号に基づいてデマルチプレクシングするデマルチプレクサと、
前記デマルチプレクシングされたテスト信号を前記複数のメモリチップに提供する第2バッファと、を含むことを特徴とする請求項5記載のメモリモジュール。
【請求項8】
前記信号出力部は、前記出力グループ選択部によって選択された前記少なくとも一つのグループをバッファリングするバッファを含むことを特徴とする請求項4記載のメモリモジュール。
【請求項9】
前記ハブは、AMB(Advanced Memory Buffer)を含むことを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項10】
前記メモリモジュールは、FBDIMM(Fully Buffered DIMM)を含むことを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項11】
前記メモリモジュールは、DRAMを含むことを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項12】
前記複数のグループは4個で、前記テスト信号が受信される入力チャンネルは48個で、前記選択された少なくとも一つのグループが出力される出力チャンネルは24個であることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項13】
前記出力グループ選択信号は、2ビット信号であることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項14】
前記複数のグループのそれぞれは、前記選択された少なくとも一つのグループが出力される出力チャンネルの数と同一数のビットを含むことを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項15】
前記出力グループ選択信号は、外部デバイスから入力チャンネルを介して受信されることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項16】
前記少なくとも一つの選択されたグループは、正常動作モードの間により高い速度の信号を出力する少なくとも一つのチャンネルを含む出力チャンネルを介して出力されることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項17】
前記出力チャンネルは、サウスバウンド伝送ポートに該当する10個の正のチャンネルとノースバウンド伝送ポートに該当する14個の負のチャンネルとを含むことを特徴とする請求項16記載のメモリモジュール。
【請求項18】
前記テスト信号は、正常動作モードの間により速い速度の信号を受信する少なくとも一つのチャンネルを含む入力チャンネルを介して受信されることを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項19】
前記入力チャンネルは、サウスバウンド伝送ポートに該当する10個の正のチャンネル及び10個の負のチャンネルとノースバウンド伝送ポートに該当する14個の正のチャンネル及び14個の負のチャンネルとを含むことを特徴とする請求項18記載のメモリモジュール。
【請求項20】
前記複数個のメモリチップは、9個のメモリチップを含むことを特徴とする請求項1記載のメモリモジュール。
【請求項21】
前記複数個のメモリチップから受信された出力データは、72ビットの出力DQ信号と18ビットの出力DQS信号とを含むことを特徴とする請求項20記載のメモリモジュール。
【請求項22】
前記出力グループ選択部は、外部のSMBUS(System Management Bus)と連動されていることを特徴とする請求項4記載のメモリモジュール。
【請求項23】
前記出力グループ選択信号によって前記SMバスを利用して前記選択されるグループのうち、一部をテストすることを特徴とする請求項22記載のメモリモジュール。
【請求項24】
メモリモジュール内の複数個のメモリチップにテスト信号を印加する段階と、
印加された前記テスト信号に応答して前記複数個のメモリチップから出力データを受信する段階と、
前記出力データを複数個のグループに分割する段階と、
出力グループ選択信号に応答して前記複数個のグループのうち、少なくとも一つを選択する段階と、
前記少なくとも一つの選択されたグループを出力する段階と、を含むことを特徴とするメモリモジュールのテスト方法。
【請求項25】
前記テスト信号は、外部のデバイスから印加され受信されることを特徴とする請求項24記載のメモリモジュールのテスト方法。
【請求項26】
前記出力グループ選択信号は、外部デバイスから印加され受信されることを特徴とする請求項24記載のメモリモジュールのテスト方法。
【請求項27】
前記少なくとも一つの選択されたグループは、少なくとも一つの出力チャンネルを介して出力されることを特徴とする請求項24記載のメモリモジュールのテスト方法。
【請求項28】
前記テスト信号は、コマンド信号、アドレス信号、クロック信号、DQテスト信号、及びDQSテスト信号を含むことを特徴とする請求項24記載のメモリモジュールのテスト方法。
【請求項29】
前記テスト信号を前記複数個のメモリチップに印加する段階は、前記複数個のメモリチップにデマルチプレクシングされたテスト信号を提供する前記DQテスト信号をデマルチプレクシングする段階を含むことを特徴とする請求項27記載のメモリモジュールのテスト方法。
【請求項30】
前記複数個のグループは4個で、前記テスト信号が受信される入力チャンネルは48個で、前記少なくとも一つの選択されたグループが出力される出力チャンネルは24個であることを特徴とする請求項25記載のメモリモジュールのテスト方法。
【請求項31】
前記出力グループ選択信号は、2ビット信号であることを特徴とする請求項24記載のメモリモジュールのテスト方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−42264(P2007−42264A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−193039(P2006−193039)
【出願日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】