説明

ラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造

【課題】ラジエータグリル用ウエザストリップに関し、取付けに際してのコストの増大を抑制するとともに、取付状態における外観品質の低下を防止する。
【解決手段】ラジエータグリル11の上壁部13には、ウエザストリップ21が取付けられている。ラジエータグリル11の平面視形状は、フロント部分に合わせた湾曲形状となっている。ウエザストリップ21は、ラジエータグリル11の上壁部13の上面に倣って湾曲させられた状態で、長手方向に所定間隔を隔ててクリップ31で取付けられている。ウエザストリップ21は、ソリッドゴムからなる基部41と、当該基部41から上方に膨出しスポンジゴムよりなる中空状のシール部42とを有する。ラジエータグリル11の上壁部13には凹溝51が連続的に形成されており、ウエザストリップ21の基部41には、凸部43が一体形成され、該凸部43が凹溝51に対し係合される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両の前部に搭載されるラジエータグリルと、開閉可能に設けられたエンジンフードとの間をシールすべく、ラジエータグリルの上壁部に対し取付けられるラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両の前部に搭載されるラジエータグリル(フロントグリル)と、開閉可能に設けられたエンジンフード(ボンネット)との間をシールすべく、両者間にラジエータグリル用ウエザストリップを設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記特許文献1のシール構造にあっては、ウエザストリップをエンジンフード前端下面に設ける技術が開示されているが、かかるウエザストリップをラジエータグリルに設けることも考えられる。
【0004】
ウエザストリップをラジエータグリルに設けるに際しては、まず、両面接着テープを介してウエザストリップをラジエータグリルの上面に取着する方法が考えられる。しかし、両面接着テープによって取着する場合には、コストの増大を招いてしまうこととなるため、実現性に乏しい。
【0005】
そこで、ラジエータグリルの上壁部の上面にウエザストリップを当接させた状態とした上で、長手方向に所定間隔を隔ててクリップで取付けることが考えられる。この方法によれば、両面接着テープを用いる場合に比べ、コストの増大を招きにくい。すなわち、コスト面を考慮すると、クリップを用いた取付が有利であるといえる。
【特許文献1】特開2006−21547号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、昨今では、車両のフロント部分を平面視において湾曲させた形状とし、ラジエータグリルの平面視形状もそれに合わせた湾曲形状とすることが行われるようになってきている。一方で、ウエザストリップは、その全部或いは大部分が押出成形によって形成されるものであるため、基本的には全体として直線形状をなす。かかる直線形状をなすウエザストリップを、湾曲形状をなすラジエータグリルの上壁部に取付けようとした場合、ウエザストリップを前記湾曲形状にうまく追従させることができないおそれがある。
【0007】
例えば、図7に示すように、ラジエータグリルの湾曲した上壁部81に対し、所定間隔ごとにクリップ82でウエザストリップ83を取付けようとした場合、ウエザストリップ83には元の直線形状に戻ろうとし、車両後方(図の上方)への移動応力がかかることとなる。そのため、上壁部81及びウエザストリップ83間に「位置ずれ」や「隙間」が形成されてしまい、結果として外観品質の低下を招いてしまうおそれがある。
【0008】
また特に、ウエザストリップ83が中空状のシール部を有する場合には、前記応力により「ヒケ」と称されるシール部の潰れ現象や、シール部の転がり現象(後方への回転応力によるねじれ現象)なども懸念される。
【0009】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、取付けに際してのコストの増大を抑制するとともに、取付状態における外観品質の低下を防止することのできるラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以下、上記問題を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0011】
手段1.車両前部に搭載されるラジエータグリルと、
前記ラジエータグリルの上方に位置し、前側において開閉可能に設けられたエンジンフードとの間をシールすべく、
前記ラジエータグリルの上壁部に対し、当該上壁部の上面に当接させた状態で、ラジエータグリル用ウエザストリップを、長手方向に所定間隔を隔ててクリップで取付けてなるラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造であって、
少なくとも前記ラジエータグリルの上壁部は、平面視湾曲部を有するとともに、長手方向に沿って後方に開口した凹溝を有しており、
前記ラジエータグリル用ウエザストリップは、前記凹溝に対し係合可能な凸部を有しており、
前記凸部を前記凹溝に係合させたことを特徴とするラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【0012】
手段1によれば、ラジエータグリル用ウエザストリップは、ラジエータグリルの上壁部に対し、クリップで取付けられるため、両面接着テープ等を用いる場合に比べて、取付けに際してのコストの増大を抑えることができる。
【0013】
一方で、少なくともラジエータグリルの上壁部は、平面視湾曲部を有していることから、ラジエータグリル用ウエザストリップを長手方向に所定間隔を隔ててクリップで取付けようとした場合、隣り合うクリップ間における部位が前記湾曲部の形状に追従できないことが懸念される。この点、手段1では、ラジエータグリル用ウエザストリップには凸部が設けられ、該凸部が前記ラジエータグリルの上壁部の長手方向に沿って設けられた凹溝に係合される。これにより、ラジエータグリル用ウエザストリップがラジエータグリルの上壁部からずれてしまうといった事態を抑制でき、両者間に位置ずれが起きてしまったり隙間が形成されてしまったりするのを防止することができる。その結果、取付状態における外観品質の低下を防止することができる。
【0014】
手段2.前記ラジエータグリル用ウエザストリップは、前記上壁面の上面に当接する基部と、
前記基部から上方に膨出する中空状のシール部とを有していることを特徴とする手段1に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【0015】
手段2によれば、ラジエータグリル用ウエザストリップが中空状のシール部を有していることから、エンジンフード閉状態にあっては、当該シール部が潰れ変形することで、ラジエータグリル及びエンジンフード間が安定的にシールされる。
【0016】
一方で、中空状のシール部を有していることから従来起こり得た、エンジンフード開状態における「ヒケ」と称されるシール部の潰れ現象や、シール部の転がり現象といった懸念についても、凸部が凹溝に係合されることで、払拭することができる。
【0017】
手段3.前記基部はソリッド材料により形成され、前記シール部は発泡材料により形成されているとともに、
前記凸部は、前記基部と同一のソリッド材料により形成されていることを特徴とする手段2に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【0018】
手段3によれば、上記手段2の作用効果に加え、凸部が基部と同一のソリッド材料により形成されているため、ウエザストリップの製造が比較的容易であるとともに、凸部が発泡材料で形成された場合とは異なり、所定の強度、剛性が確保されることとなるため、へたり等が起こりにくく、長期間に亘り係合状態を維持できる。
【0019】
手段4.前記凹溝及び前記凸部は、前記クリップよりも車両前方位置において、斜め下方に向けて延設されていることを特徴とする手段1乃至手段3のいずれかに記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【0020】
手段4によれば、凹溝及び凸部が、クリップよりも車両前方位置において、斜め下方に向けて延設されている。このため、ラジエータグリル用ウエザストリップに車両後方への応力がかかった場合に、後方へのずれ応力に対しても、転がり応力に対しても凸部が凹溝の壁部に係ることとなる。結果として、凸部が抜けてしまうといった事態をより確実に防止することができ、ひいては外観品質の低下をより確実に防止できる。
【0021】
手段5.前記ラジエータグリル用ウエザストリップの全部又は大部分が押出成形部よりなり、前記凸部は、前記押出成形部の長手方向に沿って延びていることを特徴とする手段1乃至手段4のいずれかに記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【0022】
手段5によれば、凸部に関しても、一般部と同様、押出成形により成形することができる。そのため、製造に手間が掛からず、コストの増大をも抑制できる。
【0023】
手段6.前記凸部は、前記凹溝に対し嵌合されるものであることを特徴とする手段1乃至手段5のいずれかに記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【0024】
手段6によれば、凸部が凹溝に対し嵌合されるため、凸部が凹溝から抜けにくいものとなる。そのため、凸部が抜けてしまうことによる不具合をより確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。自動車の前部に位置するエンジンルームには、その前部においてラジエータグリル11(図3、4,5等参照)が設けられる。また、エンジンルームの上部には、エンジンフード12が開閉可能に設けられている。そして、両者11,12間をシールすべく、ラジエータグリル11の上壁部13には、ラジエータグリル用ウエザストリップ(以下、単にウエザストリップと称する)21が取付けられている。
【0026】
本実施形態においては、自動車のフロント部分を平面視において湾曲させた形状としている都合上、ラジエータグリル11についてもその平面視形状は、フロント部分に合わせた湾曲形状(前側に凸形状)となっている。そして、ウエザストリップ21は、このように湾曲形状をなすラジエータグリル11の上壁部13の上面に対し、当接させられた状態で、つまり図1に示すように、ウエザストリップ21が湾曲させられた状態で、長手方向に所定間隔を隔ててクリップ31(図3参照)で取付けられている。このようにクリップ31で取付けられることで、両面接着テープを用いる場合に比べ、コストの増大抑制が図られている。
【0027】
ウエザストリップ21は、図1,2に示すように、その大部分が、押出成形によって形成された押出成形部22よりなり、その両端が型成形によって形成された型成形部23(図中網掛模様を付した部分)となっている。また、ウエザストリップ21は、その大部分が押出成形部22よりなる都合上、全体としてほぼ直線状をなしている。本実施形態では、押出成形部22の構成に特徴があるので、以下には、当該押出成形部22について詳細に説明する。図3,4に示すように、ウエザストリップ21(押出成形部22)は、前記ラジエータグリル11の上壁部13の上面に当接する基部41と、当該基部41から上方に膨出する中空状のシール部42とを有している。基部41はEPDMソリッドゴムにより形成され、シール部42はEPDMスポンジゴムにより形成されている。
【0028】
さて、本実施形態では、ラジエータグリル11の上壁部13には、その長手方向に沿って後方に開口する凹溝51が連続的に形成されている。当該凹溝51は、ウエザストリップ21の当接する部分(例えばクリップ31用の孔)よりも車両前方位置(図3の左側位置)において、車両前側に斜め下方に向けて延設されており、前側壁部52、後側壁部53、及び底壁部54を備えている。
【0029】
一方、前記ウエザストリップ21の基部41には、当該基部41と同じEPDMソリッドゴムよりなる凸部43が一体形成されている。当該凸部43もまた、クリップ31の設置位置よりも車両前方位置において、車両前側に斜め下方に向けて延設されている。そして、前記凹溝51に対し、ウエザストリップ21の凸部43が係合されている。より詳しくは、凸部43の厚みは、凹溝51の幅よりも同等か、或いは幾分大きめに設定されており、凸部43が凹溝51に対し嵌合状態で圧入されている。
【0030】
次に、上記のように構成されてなる本実施形態の作用効果について説明する。
【0031】
上述のとおり、ウエザストリップ21は、ラジエータグリル11の上壁部13に対し、クリップ31で取付けられるため、両面接着テープ等を用いる場合に比べて、取付けに際してのコストの増大を抑えることができる。
【0032】
一方で、ラジエータグリル11の上壁部13は、平面視湾曲部を有していることから、直線状をなすウエザストリップ21を長手方向に所定間隔を隔ててクリップ31で取付けようとした場合、隣り合うクリップ31間における部位が前記湾曲部の形状に追従できないことが懸念される。この点、本実施形態では、ウエザストリップ21(押出成形部22)には凸部43が設けられ、該凸部43がラジエータグリル11の上壁部13の長手方向に沿って設けられた凹溝51に係合される。これにより、ウエザストリップ21がラジエータグリル11の上壁部13からずれてしまうといった事態を抑制でき、両者13,21間に位置ずれが起きてしまったり隙間が形成されてしまったりするのを防止することができる。その結果、取付状態における外観品質の低下を防止することができる。
【0033】
また、本実施形態では、ウエザストリップ21が中空状のシール部32を有していることから、図3に2点鎖線で示すように、エンジンフード12の閉状態にあっては、当該シール部12が潰れ変形することで、ラジエータグリル11及びエンジンフード12間が安定的にシールされる。
【0034】
一方で、中空状のシール部32を有していることから従来起こり得た、エンジンフード開状態における「ヒケ」と称されるシール部の潰れ現象や、シール部の転がり現象といった懸念についても、凸部43が凹溝51に係合されることで、払拭することができる。特に、本実施形態では、凹溝51及び凸部43が、クリップ31よりも車両前方位置において、斜め下方に向けて延設されていることから、上記効果がより一層確実に奏される。
【0035】
この点についてより詳細に説明すると、隣り合うクリップ31間における部位が上壁部13の上面に倣って湾曲させられた場合、当該部位は、車両後方、つまり図5において右方向へ応力を受けることとなる。この場合において、従来では、図中矢印αで示すように応力がかかった場合にはウエザストリップの前部が後方へ移動することとなり、「ヒケ」と称されるシール部の潰れ現象が懸念されていた。この点、本実施形態では、凸部43が凹溝51の後側壁部53に係合・当接していることから、ウエザストリップ21の前部が後方へ移動することによる、「ヒケ」と称されるシール部の潰れ現象が防止できる。また、従来、図中矢印βで示すように応力がかかった場合には、シール部がめくれ上がることによる転がり現象が懸念されていた。この点、本実施形態では、凸部43が凹溝51の前側壁部52に係合・当接していることから、シール部がめくれ上がることによる転がり現象も防止できる。このように、本実施形態では、中空状のシール部32を有するウエザストリップ21にあって、シール部32の潰れ現象や、転がり現象を効果的に防止できる。
【0036】
また特に、本実施形態では、凸部43が凹溝51に対し嵌合されるため、凸部43が凹溝51から抜けにくいものとなる。そのため、上記作用効果がより一層確実に奏される。
【0037】
さらに、本実施形態では、凸部43が基部41と同一のEPDMソリッドゴムにより一体形成されているため、製造が比較的容易であるとともに、所定の強度、剛性が確保されることとなるため、へたり等が起こりにくく、長期間に亘り係合状態を維持できる。また、凸部43は、他の一般部と同様、押出成形により成形することができる。そのため、製造に手間が掛からず、コストの増大をも抑制できる。
【0038】
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0039】
(a)上記実施形態では、凸部43に関し断面矩形状をなす場合について具体化しているが、凸部の断面形状としては、必ずしも上記実施形態のものに限定されるものではない。従って、例えば断面三角形状の突起や先端面が湾曲面状をなす突起に具現化することもできる。また例えば、図6に示すように、凸部44に肉抜部45を形成することとしてもよい。この場合、突起による厚肉化を抑制でき、ヒケ等を防止できるのみならず、使用材料の増大抑制をも図ることができる。また、嵌込みに際しての操作性の向上をも図ることができる。
【0040】
(b)ウエザストリップの断面形状は必ずしも上記実施形態のものに限られない。従って、例えば中空部を有しない、リップによってシールするタイプのウエザストリップに具現化することもできる。但し、上記のように、シール部の潰れ現象や、転がり現象を効果的に防止できるという観点からは、シール部を有するタイプのウエザストリップについてより奏功するといえる。
【0041】
(c)上記実施形態では、ウエザストリップ4を構成する素材としてEPDMを例示しているが、IR(イソプレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよいし、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等の樹脂材料を用いてもよい。
【0042】
(d)上記実施形態では、突起43を基部41とともに押出成形する場合について具体化しているが、ウエザストリップ本体とは別体で突起を設けることとしてもよい。
【0043】
(e)上記実施形態では、押出成形部22の両端に型成形部23が設けられてなるウエザストリップ21について具体化しているが、押出成形部のみなからなるウエザストリップであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】一実施形態においてラジエータグリルに取付けられたウエザストリップを示す平面図である。
【図2】取付前のウエザストリップを示す部分平面図である。
【図3】クリップに対応する部位におけるウエザストリップの取付状態を示す断面図である。
【図4】隣接するクリップ間に対応する部位におけるウエザストリップの取付状態を示す断面図である。
【図5】凸部が凹溝に係合(嵌合)されている状態を示す拡大断面図である。
【図6】別の実施形態におけるウエザストリップを示す断面図である。
【図7】従来の不具合を説明するための図であってラジエータグリル及びウエザストリップを模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
【0045】
11…ラジエータグリル、12…エンジンフード、13…上壁部、21…(ラジエータグリル用)ウエザストリップ、22…押出成形部、31…クリップ、41…基部、42…シール部、43,44…凸部、51…凹溝。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両前部に搭載されるラジエータグリルと、
前記ラジエータグリルの上方に位置し、前側において開閉可能に設けられたエンジンフードとの間をシールすべく、
前記ラジエータグリルの上壁部に対し、当該上壁部の上面に当接させた状態で、ラジエータグリル用ウエザストリップを、長手方向に所定間隔を隔ててクリップで取付けてなるラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造であって、
少なくとも前記ラジエータグリルの上壁部は、平面視湾曲部を有するとともに、長手方向に沿って後方に開口した凹溝を有しており、
前記ラジエータグリル用ウエザストリップは、前記凹溝に対し係合可能な凸部を有しており、
前記凸部を前記凹溝に係合させたことを特徴とするラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【請求項2】
前記ラジエータグリル用ウエザストリップは、前記上壁面の上面に当接する基部と、
前記基部から上方に膨出する中空状のシール部とを有していることを特徴とする請求項1に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【請求項3】
前記基部はソリッド材料により形成され、前記シール部は発泡材料により形成されているとともに、
前記凸部は、前記基部と同一のソリッド材料により形成されていることを特徴とする請求項2に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【請求項4】
前記凹溝及び前記凸部は、前記クリップよりも車両前方位置において、斜め下方に向けて延設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【請求項5】
前記ラジエータグリル用ウエザストリップの全部又は大部分が押出成形部よりなり、前記凸部は、前記押出成形部の長手方向に沿って延びていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。
【請求項6】
前記凸部は、前記凹溝に対し嵌合されるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−234441(P2009−234441A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−83638(P2008−83638)
【出願日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願人】(000241463)豊田合成株式会社 (3,467)
【Fターム(参考)】