説明

交互の層状に積み重ねるボトルのパレット搭載方法

交互の層状に積み重ねるとともに層間シートを挿入することにより、立った状態で正方形に整列されたボトルのパレット搭載方法であって、a内径の大きい把持ヘッドにより、一バッチのボトルを取る段階と、bバッチのボトルをテンプレート上に設置する段階と、c把持ヘッドの圧力を解放する段階と、dボトルの首部に層間シートを押し込む段階と、e前記テンプレートと前記層間シートとの双方により押し込まれたボトルの位置に適合している把持ヘッドの圧力を回復させる段階と、fバッチをパレット搭載ステーションへ移送する段階と、g前記ボトルをパレットの上に設置し、前記把持ヘッドの圧力を解放する段階と、次に、h希望する層数になるまで前記の段階を繰り返す段階と、を有し、前記テンプレート11は前記収集ステーションと前記パレット搭載ステーションの間に設置されていることを特徴とするボトルのパレット搭載方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、交互の層状に積み上げて、層間シートを挿入することにより、立った状態で正方形に整列されたボトルのパレット搭載方法に関するものである。本発明は、更に、この方法を実施する手段及び装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ボトルは様々な方法で立った状態でパレットに搭載することができる。正方形に整列されたボトルを、例えば、様々な交互の層状にしてパレットに搭載する方法は、あらゆる種類のパレット、木枠、箱等のコンテナーが満杯になる限度を実質的に増大することができる。
【0003】
パレット搭載操作の最初から、即ち、ボトルが取り扱い具により摘み上げられる前に、各列内でボトルがお互いに接触している状態となっている一つ又はそれ以上の列で収納されている収集ステーションにおいてこの正方形の配置を取ることができる。
【0004】
パレット搭載時、ボトルはボトルの首部の高さに相当する高さで交互に層状になっている。第一の層は、例えば、パレットに直接設置され、他の層はボトルの首部通り抜け、ボトルの肩部で留まるある種の穴のある床に設置される。この床は、以後、層間シートと呼ばれる。
【0005】
特許文献1及び特許文献2は、層間シートとして、例えば、単純な板の形態のもの、又は、適切には、隣のボトルを包み込み、拘束するトレーの形態のものを表している。
【0006】
このパレット搭載方法は、ボトルの胴部と首部との間の肩部が、層間シートを受け入れ、動かないようにするに十分な幅を有しているボトル、即ち、ボルドーのワインボトルにたとえられる形のボトルのために特に使用される。
【0007】
層間シートの機能も又、全く同一の層のボトルを互いに関連する層に差し込むことである。それにより、全く同一の層のボトルのお互いの配置のための適切な配置パターンを確立する。この配置パターンは上の層のボトルの胴部のために残された十分な空間を与え、これらのボトルの胴部がパレット又はそれと同様なものに押し込まれて収容されたボトルの首部の間に嵌合できるようになっている。
【0008】
しかしながら、ボトルが収集ステーションにある時、バッチのボトルが配置されているパターンは層間シートにより規定される配置パターン、即ち、ボトルをパレットに搭載するためのパターンと同一ではない。
【0009】
特に、収集ステーションでは、ボトルはお互いに接触しているのに対して、貯蔵パレット又はそのような物の上ではボトルはお互いに離れている。
【0010】
この二つの配置パターンの差は、ボトルのパレットへの搭載のされ方から生じる。即ち、交互の層状に積み重ねられたボトルの層の各層においてボトルが正方形に整列されているからである。
【0011】
ボトルが正方形に整列されている時、ボトルの形状とサイズに依って、近接する四つの首部間の中央空間がボトルの胴部を前記四つの首部間に置くことを可能にする。しかしながら、これを行うためには、ボトルの胴部の直径と首部の直径との間に遵守すべき一定の関係が存在する。即ち、ボトルの胴部の直径をDとした場合、首部の直径は0.414×Dより小さくなければならない。
【0012】
この関係はある種のタイプのボトル、特に、1リットルより小さい容量のボトルの倍には当てはまらない。しかし、パレットに交互の層に搭載することの利点は、その問題をほぼ無くし、層間シートを使用することにより、パレット上のボトル間の軸間距離を少し変更し、ボトルの様々な層を交互に層状に積み重ねることができることである。
【0013】
この結果、ボトルがお互いに接触している収集ステーションにおいて配置されたパターンはパレット搭載ステーションにおけるこれらと同じボトルの配置パターンとは異なる。パレット搭載ステーションにおいては、各行及び各列のボトルはわずかに離れている。即ち、ボトルの軸間距離は胴の直径よりわずかに大きい。換言すれば、収集ステーションにおけるボトルの軸間距離よりわずかに大きい。
【0014】
パレット搭載過程における開始時と終了時における軸間距離の差は、例えば、入ってくるボトルの底部が首端部に衝突する、又、場合によっては既に装着されている蓋に衝突するといったような事故を引き起こす。
【0015】
これらの衝突は、首端部に、そしてボトルが満杯の場合は蓋に損傷を与える。例えば、蓋がされているボトルの場合、その損傷は蓋の美的外観及びその密封性に影響を与える。この密封性の問題は、早晩、製品を汚染させる結果となる。
【0016】
この問題を改善するために、本発明は現在行われているパレット搭載操作方法の改善を提案するものである。特許文献3には、この現在行われているパレット搭載操作方法の一例が開示されている。
【特許文献1】米国特許第5263605号明細書
【特許文献2】英国特許第1347005号明細書
【特許文献3】仏国特許第2593776号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
この方法に関連して、本発明は、現行のボトル取り扱い具を使用する一方、特にボトルをお互いに関してより詳細な位置決めをすることができ、とりわけ、ボトルが移送されて位置決めされている間、当該ボトルを効果的に把持することができるおかげでずば抜けた結果を得ることが出来る手段を提供する。
【0018】
本発明による方法の実行及びこの方法に関連した手段の実行により、ボトルの損傷、特にボトルの蓋及び/又は密封システムの損傷を避けることができる。
【0019】
ボトルを取り扱うために従来使用されている用具は、パレット搭載過程を通して、多数の把持ヘッドを有しており、これらの把持ヘッドは互いに並んで並行に配置された管に配置されている。各管は一列のヘッドを有しており、当該ヘッドの互いの軸間距離は一定である。これらのヘッドは実際には管上で互いに接触している。
【0020】
これらの管は、滑路(slideway)により、取り扱い具の全体骨組み構造に固定されており、全体として、又必要に応じて、管の間の間隔を調整できるようになっている。と同時に管相互を平行に保ち、それにより、ヘッドの軸間距離を前記管に垂直方向に変化させるこことができる。
【0021】
横方向の列のボトルの軸間距離は、管及び軸間距離が固定されたヘッドの列に関して、取り扱い具により、横一方向に調節可能である。それとは対象的に、管上においてヘッドは固定されており、それらの軸間距離も不変である。
【0022】
各管により摘み上げられたボトルの数が最大6又はそれ以下である場合、パレットに登載されているボトルの首部に関連して、入ってくるボトルの胴部間の空間的ずれは比較的小さい。換言すれば、取り扱い具によって運ばれるバッチのボトルは、著しい損傷リスク無しに、既に置かれているバッチのボトルとともに交互に積み重ねられることができる。
【0023】
ボトルが6本を越える場合は、管により運ばれるお互いに接触しているボトルの列の長さとパレットに搭載されたボトルの列の長さのずれが大きくなり過ぎて、事故を裂けることが出来ない。
【0024】
本発明の方法により、パレット搭載操作の全過程を通して、各管の様々なボトルの夫々の位置をより良く規制することができる。特に管毎のボトルの数が例えば6と12の間である場合には、特に、各管のボトル間の軸間距離を、全く安全にボトルをパレットに搭載するために必要な距離に一致させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0025】
本発明の交互の層状に積み重ねるパレットへの搭載方法は:
‐ 例えば、収集ステーションから一バッチのボトルを受け入れることのできるテンプレートを用意する段階と;
‐ 前記ボトルが正方形に整列されていてお互いに接触している前記収集ステーションにから、特に把持ヘッド3の内径は前記ボトル2の首端部19の径より際立って大きい適切な把持ヘッド3を具備する取り扱い具5を使用することにより一バッチのボトルを取る段階と;
‐ 前記テンプレートまで前記バッチのボトルを差し出し、その上に設置する段階と;
‐ ボトルを放して自動的にテンプレート上に押し込むとともに前記取り扱い具を取り外すことができるように把持ヘッドを解除する段階と;
‐ 押し込まれたボトルの首部に層間シートを押し込む段階と;
‐ 前記押し込まれたボトルに把持具を再度配置して把持ヘッドを再作動する段階と;
‐ 新たに押し込まれたバッチを摘み上げ、このバッチをパレット又はそれと同様なものを有するパレット搭載ステーションへ移送する段階と;
‐ 前記押し込まれたボトルをパレット又はそれと同様なものの上に設置し、前記ボトルを放し、前記取り扱い具を取り外すために前記把持ヘッドを解除する段階と;次に、
‐ 収集ステーションからもう一つのバッチのボトルを摘み上げ、前記テンプレート1上に差し出すとともに設置し、層間シートを装着し、次に、前記バッチを摘み上げて第一の層の層間シート上に設置するなど、希望する層数になるまで前記段階を繰り返す段階と;
を有し、前記テンプレートはパレットにより搬送されるボトルのタイプに適合したレイアウトパターンでボトルを受け入れ、配置できるように設計されていることを特徴とする方法である。
【0026】
一バッチのボトルをテンプレート上に差出し、その上に設置することは、これらのボトルがそれ以降の操作についても、様々なボトル間の正確な軸間距離を保って完全に位置決めされることを保証できる操作である。前記軸間距離は、換言すれば、これらの首部を損傷させるリスク無しに、これらの首部の間に胴部を嵌合することができるに十分な軸間距離である。
【0027】
更に、ボトルがテンプレート上に設置される時、層間シートをボトル上に配置し、首部の上から押し下げることは、ボトルが取り扱い具によって再度取り上げられるとき、及びボトルが移動されている間、ボトルの間の軸間距離が厳格に維持されることを保証する。
【0028】
取り扱い具の把持ヘッドは、前記ヘッドの軸とテンプレート上へ持ってこられるボトルの軸との間のずれにそれぞれのヘッドが適合できる特別な構造をしている。このずれはパレット搭載ステーションへ移送している間、層間シートの存在により維持できる。この方法は、ボトルが設置される表面に完全に垂直であること、及び、したがってボトルの底部が既に置かれているボトルの首端部及び首部の間を極めて正確にすり抜けることができることを保証することを可能にする。
【0029】
また、本発明の方法は、テンプレートを有するステーションにバッチのボトルを設置する前に、前記テンプレートの幾何学的中心に当該バッチを位置決めする方法を有する。
【0030】
本発明のその他の方法は、層間シートを装着する目的のために、一方で当該層間シート把持し、他方で前記層間シートを望ましいレベルに設置するためにボトルの肩部に前記層間シートを差し込む適切な手段を装備している取り扱い具を使用して層間シートを装着する方法を有する。
【0031】
また、本発明のパレット搭載方法は、著しい数のボトルを有するバッチに適用可能である。特に一つの管により摘みあげられるボトルの数、例えば、前記管における軸間距離が固定されたヘッドの数が12を超えるバッチに適用可能であり、この場合の方法は:
‐ 収集ステーションにおいて、相互に分離して固定されている把持ヘッドを装備した管を有する取り扱い具を使用してバッチのボトルをひとまとめにして摘み上げる段階と;
‐ アクチュエータの様な適切な装置を使用して前記管の前記区分を離間する方向に動かし、これらの様々の区分によって運ばれるバッチのボトルが設置されるテンプレートの区域の幾何学的中心に前記区分を位置決めする段階と;
‐ テンプレートへのボトルの設置に始まり、パレット搭載ステーションへのボトルの設置に終わり、次のバッチのボトルを摘み上げるために取り扱い具を収集ステーションに再配置する前に前記管の様々な区分を元に戻すという、一般的な方法としてこれまでに詳述された操作を継続する段階と;
を有し、前記管はいくつかの区分から作られており、各々の区分は多くとも12の把持ヘッドを有していることを特徴とする方法である。
【0032】
本発明は、また、前記パレット搭載方法を実施するための手段に関するものであり、前記手段は、先ずテンプレートを有しており、当該テンプレートは、板状の基盤及び前記基盤上にパレットへの搭載パターン及び層間シートの穴の配置に応じて配置されたペグを具備し、前記基盤はアルミタイプの剛性材料でできており、合成化学材料から出来ている前記ペグを取り付け固定する手段を具備している。
【0033】
また、本発明のボトルを差し込むためのペグは、全体又は一部、少なくとも全長の上部3/4が円錐形状であり、例えば、その全長は10センチメートルのオーダーである。
【0034】
本発明は、又、前記方法を実施するためのボトル取り扱い具に関するものであり、特に、この取り扱い具の空気圧で操作されるタイプのベル形状の把持ヘッドに関するものである。前記把持ヘッドは、パレットに搭載されることになっているボトルの首端部を受け入れることのできる内径を有しており、それはボトルの首端部の直径より際って大きく、前記ボトルの軸と前記把持ヘッドの軸が相互にずれていても許容する。把持ヘッドの内径はボトルの首端部の直径の1.5倍のオーダーである。
【0035】
また、本発明の取り扱い具は把持ヘッドを装備した管を具備し、当該管、特に軸間距離が固定されているヘッドの列を有する管は、端から端まで一列に並べられたいくつかの区分に分割されており、当該区分の各々は多くとも約12のヘッドを有しており、且つ、当該並べられた区分は適切な装置により推進される同一の長手軸に沿ってお互い相対的に少しだけ移動することができ、一列のボトルが互いに接触している状態での長さとテンプレート上でのこれと同じ一列の長さの違いをヘッド間で分散する。
【0036】
本発明の取り扱い具は、また、テンプレート上で層間シートの差し込みを行うステーションにおけるバッチのボトル上に層間シートを装着するための把持又は吸着カップタイプの適切な手段及び前記ボトルの肩部に前記中間シートを押し込むための押圧タイプの適切な手段を有する。
【0037】
本発明は、また、前記方法を実施することのできるパレット搭載装置に関するものであって:
‐ 前記ボトルがお互いに接触している状態で正方形に整列されており、バッチの準備ができている収集ステーションと;
‐ パレット搭載ステーションと、且つこれらの二つのステーション間にある、
‐ 層間シートを貯蔵する区域の近くにあって、パレットに搭載するパターンに対応したボトルを配送するためのテンプレートを有するステーションと;
‐ 様々なステーションの近くに据えつけられており、回転アームを有するタイプ又は滑走するトロリーを備えたガントリー(gantry)を有するタイプのものであり、前述した方法の各ステージにおいてボトルを取り扱うボトルの取り扱い具を具備したロボットと;
を有することを特徴とする装置である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
以下の説明及び実施形態の一例を示す添付の図面により、本発明をより詳細に理解することができる。
【0039】
図1に記載された収集ステーション1は、一列の互いに接触しているボトル2を具備する。これらのボトル2は、例えば空気圧により操作されるタイプのベル形状のヘッド3のような適切な把持手段により保持される。これらの様々のヘッド3は管4に配列され、固定されている。換言すれば、ヘッドの軸間距離は一定である。
【0040】
管4は、図示されていない他の管と共に、バッチのボトルを取り扱うために使用される取り扱い具5の一部を構成する。この取り扱い具5は、スライドウエイ(slideway)
7により図示されていないその他の管に装着された支持構造6を具備する。これらの他の管は相互に隣接して平行に配置されている。図示されていない鋏固定(scissor-stay)タイプの通常手段は、様々な管4の間にできる一定の隔たりを可能にする。
【0041】
収集ステーション1において取り扱い具により摘みあげられたバッチのボトルはステーション10(図2)に移動され、そこでボトルはテンプレート11に設置される。このテンプレート11は、図4に示されているように、比較的剛性の材料で出来ているベース12及び合成材料で出来ているペグ13から構成されている。これらのペグ13は比較的可撓性の材料でできており、それによりボトル2がテンプレート11に設置される際の打撃を緩和し、吸収する。ペグは、例えば、ベース12の穴に挿入されている。
【0042】
ペグ13は、ボトルと同様に正方形に配列されており、ベース12上のボトルの配置のされ方は、特に後で図9と共に説明されるパレット搭載ステーションにおけるボトルの配置パターンに対応する。
【0043】
取り扱い具5により運ばれ、ボトルがテンプレート11に到達する時、ボトルは互いに接触しており、正方形に配置されている。そして、そのボトルの配置の仕方はペグ13により決められる配置パターンのものと対応していない。しかし、それにもかかわらず、前記ボトルはこれらのペグ13によりガイドされるボトルの胴部のおかげで自動的に前記ペグ13の間に位置決めされる。
【0044】
ペグ13は全体又は全長の一部、少なくとも全長の上部3/4が円錐形をしており、その全長は、例えば10cmのオーダーである。
【0045】
各ボトルのペグ13間における貯蔵が、取り扱い具5の様々な管4が、テンプレート11上の対応する受け入れ列の幾何学的中心に位置決めされている事実により更に容易になる。この結果、これらの列の中央のボトルが事実上逸れること無しに前記テンプレート11上に設置される。
【0046】
ボトルがペグ13間に挿入されるやいなや、ボトルは把持ヘッド3から開放される。ヘッドは作動が解除され、取り扱い具5は層間シート15として作用する穴あき板又は床構造体が挿入できるように遠ざかる。この層間シート15はボトルの首部に上部から嵌め、各ボトルの肩部に乗っかる。ある意味で層間シートはプレート11により定められる互いのボトルの位置を固定する。層間シート15の穴の配置はテンプレート11のペグ13の配置と等しい。
【0047】
後に詳述するパレット搭載ステーションへボトルを移送するために、図3に示されるように、把持ヘッド3は次にボトル上に戻され再起動される。しかし、この操作のために各管4の前記把持ヘッド3はもはや前記ボトルに関して中心に位置決めされることはない。
【0048】
これらのベル形状の把持ヘッド3は最大でボトル2の胴部14の直径に等しい外径を有している。
【0049】
図5はボトル2の首端部19上に被さったヘッド3の概略図である。ボトル2の軸20はヘッド3の軸21から相対的にずれている。このヘッド3の内径は首端部19の直径より際立って大きく、例えば、1.5倍である。
【0050】
首部19がヘッド3内で有する際立ったクリアランスは、バッチのボトルがテンプレート11により押し込まれるステーション10において再度摘み上げられる時、層間シート15によっても押し込まれるボトルの位置を変えることなく、各首部19が把持されることを可能にし、そして、把持されたバッチのボトルをパレット搭載ステーションに移動させるに必要な間この位置を維持することを可能にする。
【0051】
これらのベル形状のヘッド3は空気圧により操作されるタイプのものである。それらはゴムタイプの弾性材料で出来ているスリーブ24を有するスカート23を具備する。このスリーブ24はボトルの首部19を取り囲んでいて、圧縮空気の圧力によるその変形は非対称になり得るもので、首部端部19の軸とヘッド3の軸との間のずれを許容する。
【0052】
図6〜9は概略的に単純化して、本発明のパレット搭載方法の詳細を示す。
【0053】
このパレット搭載方法は:
‐ 例えば、収集ステーション1から一バッチのボトル2を受け入れることのできるテンプレート11を用意する段階と;
‐ ボトルがお互いに接触しており、正方形に整列されている前記収集ステーションから、空気圧により操作されるベル形状タイプの適切な把持ヘッド3、特に、把持その内径が前記ボトル2の首端部19の径より際立って大きい把持ヘッド3、を具備する取り扱い具5を使用することにより、一バッチのボトルを取る段階と;
‐ 前記テンプレート11まで前記バッチのボトルを差し出し、その上に設置し、そして、ボトルを放して前記取り扱い具5を取り外すことができるように、圧力を開放して、前記把持ヘッド3を解除する段階と;
を有し、前記テンプレート11はパレットにより搬送されるボトルのタイプに適合したパレット搭載パターンでボトルを受け入れ、配置できるように設計されていることを特徴とする方法である。
【0054】
図6は、テンプレート11上に位置決めされた一バッチのボトルを示す様々なステップを図示している。様々なボトルはペグ13によりテンプレート11上に位置決めされて設置される。
【0055】
この方法は、また図6に図示されているように一バッチのボトルをテンプレート11上に設置する前に、テンプレート11の幾何学的中心に前記バッチを位置決めする方法を有する。
【0056】
ボトル2は、図4に図示されているように、パレット搭載のために必要な距離に一致する正確な軸間距離を有する様々なペグ13間に自動的に押し込まれる。
【0057】
この方法は、次に層間シート15を首部16上から装着して、この層間シート15を各ボトルの肩部に押しこむ方法を有する。
【0058】
図7は、図示されているような平坦なシート形状のものであって、又は適当なトレー形状のものであって、ボトル2の肩部17に装着される層間シート15の装着を図示している。
【0059】
この段階で、ボトルは完全に層間シート15によりテンプレート11上に押し込まれる。ボトルは全て互いに平行であり、テンプレート11の基盤12及び層間シート15に対して垂直である。
【0060】
この方法は、また、取り扱い具5を使用して層間シートを装着する方法を有する。この場合、取り扱い具5は適切な把持手段、又は図示されていないが、吸引カップタイプの手段を具備する。これらの手段は、ボトルがテンプレート11上に置かれているとき様々なバッチのボトルに層間シート15を自動的に位置決めすることに使用できる。
【0061】
取り扱い具は、またボトルの肩部17に向かって、又は肩部17に層間シートを押し当て、押し込む手段を具備する。これらの手段はプレス25の形態で図7に図示されている。これらのプレス25は、図3に示されるように把持ヘッド3の下で作動し、図示されていない接続アームの手段により管4に固定されている。これらのプレスは、取り扱い具が引き戻される際、ボトルが蓋をされているとロッドが蓋に引っかかるのを防止するため、好ましくは丸いロッドで構成されている。
【0062】
この方法は、次に、図8に示されているように、以下の方法を有する。新たに押し込まれたボトル上に取り扱い具5を再度位置決めし、把持ヘッド3を再起動し、次にこの押し込まれたバッチのボトルを層間シート15とともに摘み上げ、そっくりそのままパレット搭載ステーションに移送する。この移送の間、把持ヘッド3の軸間距離と前記把持ヘッド3により運ばれるボトルの軸間距離との間にできるずれはそのまま維持される。
【0063】
この移送操作の後、この方法は、以下の方法を有する。バッチのボトルをパレット27又は、例えばそれと同様なものの上に設置し、ボトルを放し、操作具5を取り去るために圧力を解放して把持ヘッド3を解除する。次に、収集ステーション1からもう一つのバッチのボトルを摘み上げ、当該テンプレート11上に差し出して設置し、層間シート15を装着し、次に、前記バッチを再度持ち上げて第一の層の層間シート15上に設置する等、希望する層数になるまで、前記の手順を繰り返す。
【0064】
図9はこの最後のステップ、即ち、幾つかのバッチのボトルがその上に設置されているパレット27を示している。まず最初に第一のバッチが層間シート15とともに設置されており、その層間シート15は、取り扱い具5により層間シート15とともに持ってこられる第二のバッチを収容する床構造の役割を果たす。
【0065】
取り扱い具5は図8に示されているように、テンプレート11のペグと層間シート15とにより押し込まれているバッチのボトルを摘み上げる。その結果、そして、把持ヘッド3のおかげで、ボトルはその位置を維持し、お互いに平行で層間シートに対して垂直を保持し、図9に示されるように、入ってくる上段のバッチのボトルを既に置かれている下段の層の首部16の間に正確に据えつけることができる。位置決めがなされるこの高い精度が入ってくるバッチのボトルの底部が既に置かれているバッチのボトルの首端部19に衝突する危険を回避する。
【0066】
各列が、例えば、12を超えるボトルを保持する比較的大きなバッチには、一つの同一の管4の把持ヘッド3は、最早お互いに接触して設置されたボトルの列の長さとテンプレート上に位置決めされたボトルの列の長さとのずれを吸収することはできない。
【0067】
この場合、取り扱い具5は幾つかの区分に分割されている同じ管を具備する。図10は例えば、二つの区分30、31に分割されている管4を具備する取り扱い具5を概略的に示す。これらの区分30、31は一列に並んでおり、その一つ一つは実際これまでに詳述した通常の管4と同じものである。これらの区分30、31はスライドウエイ7に対して直交するガイド33により中間支持構造部材32に取り付けられている。
【0068】
区分の数は取り扱うボトルの数に応じて選択される。
【0069】
図10に示されるように、収集ステーションにおいて、区分30と区分31はお互いに接触しているボトルを摘み上げるためにより近接して一緒に作動される。次に、テンプレート11上にボトルを差し出すために、このタイプのパレット搭載の結果として起こるずれを、分散させることにより、なんとか解決するために、これらの区分は同一の長手方向の軸に沿ってお互いに離間される。
【0070】
アクチュエータ又は同種の適切な手段34が区分30、31と中間支持構造部材32との中間に介在して前記区分の相互の離間間隔を調節している。
【0071】
区分30、31の相互の離間間隔により、図11に示されるように、各バッチのボトルがテンプレート11上の収容される区域に面してずれを分担しており、ボトルを前記テンプレート11上に差し出すことが可能になる。
【0072】
ステーション10において層間シート15が装着された後テンプレート11からボトルが再度摘み上げられる際、及び移送されパレット搭載ステーションに設置される間、区分30と区分31との離間間隔が維持される。
【0073】
ボトルがパレット搭載ステーション設置された後、区分30と区分31は再度より近づけられ、お互いに接触している別のバッチのボトルを摘み上げるために取り扱い具5を使用することができる。
【0074】
一バッチが際立った数のボトルを有するこのケースの場合、この方法は:
‐ 幾つかの一列に並んだ区分30、31に分離された管4に配列された把持ヘッド3を具備する取り扱い具5を使用して収集ステーション1でボトルを摘み上げる段階と;
‐ 前記区分30と区分31を離間する方向に動かし、それと同時にこれらの様々の区分30、31によって形成されるバッチのボトルが設置されるテンプレート11の区域の幾何学的中心に各区分を位置決めする段階と;
‐ テンプレート11上へのバッチのボトルの設置に始まり、パレット搭載ステーションへのボトルの設置に終わり、次のバッチのボトルを摘み上げるために取り扱い具5を収集ステーション1に再度移動する前に前記様々な区分30,31を元に戻す、これまでに一般的な方法として詳述した操作を継続する段階と;
を有することを特徴とする方法である。
【0075】
これまでに詳述した方法及びそれを実施するための手段は、空のボトルの場合も充填されているボトルの場合にも、ボトル充填ラインの最後又はそれとは別のボトル再生工場における全てのボトルのパレット搭載作業において使用できる。
【0076】
図12は本発明の方法を実施する装置を示しており、図13は異なる実施形態を示している。
【0077】
これらの二つのパレット搭載装置は次の共通点を有している:
‐ パレットに搭載するボトルを、ボトルが正方形状に、お互いに接触した状態で配列される収集ステーション1に搬送するコンベヤー40;
‐ パレット搭載操作が完了したときパレット27又は同様のものを運び去るコンベヤー43の上流部分に位置するパレット搭載ステーション42;
‐ ボトルが必要な間隔を設けて設置されるテンプレート11を具備するステーション10であって、そのステーション10は層間シート15を貯蔵する区域又はこれらの層間シート15を搬送するコンベヤーの下流にある;
そして、これらの二つのパレット搭載装置は、バッチのボトル及び中間シート15を取り扱い移動するためにロボットが使用されている点で異なっている。
【0078】
図12において、ロボット46は垂直軸に関して動くことのできるアーム47を具備している。この回転アーム47はその端に取り扱い具5を有しており、この取り扱い具5は、収集ステーション1、テンプレートがあるステーション10、そして最後にパレット搭載ステーション42のそれぞれにおいて、通常の方法でバッチのボトルを摘み上げ、設置する。
【0079】
この装置の特徴は、テンプレート11上のボトルを前記ボトルに適するパレット搭載パターンで押し込むために、ステーション10が収集ステーション1とパレット搭載ステーション42の間に挿入されていることである。
【0080】
図13において、ロボット46は滑走するトロリーを有するタイプのガントリー(gantry)を具備している。このトロリー49は把持具5を有しており、この把持具はこれまでのようにバッチのボトルをステーションからステーションに移動し、必要におうじて層間シートを移動する。
【0081】
このように、把持具5は収集ステーションでバッチのボトルを摘み上げ、それをステーション10のテンプレート11上に搬送する。このステーション10において層間シート15は手により又は取り扱い具5を使用することによりボトル上に配置され、その全体がパレット搭載ステーションに移送されるために前記取り扱い具5により再度摘み上げられ
る。
【0082】
これまでに詳述した方法及びそれを実施するための手段は、形状が交互に層状に積み重ねることができ、層間シートを挿入することができる容器その他のあらゆる種類の対象物のパレット搭載に無制限に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】収集ステーションにおいてお互いに接触している一列のボトル上に被さった第1の管の把持ヘッドを有する把持具の概略立面図である。
【図2】一方でボトルを、テンプレートを有するステーションに設置する操作を、他方で取り扱い具を用いてボトルを前記テンプレートのペグ間に挿入する操作を示す。
【図3】層間シートがボトルの首部に取り付けられた後、テンプレートステーションにおいて取り扱い具により再度摘み上げられるバッチのボトルを示す。
【図4】部分的に図示されているテンプレートのペグ間に押し込まれる数の少ないボトルの上方からの図を示す。
【図5】空気圧で操作されるベルタイプのボトル把持ヘッドの断面を示す。
【図6】テンプレートに設置された数の少ないバッチのボトルの概略斜視図を示す。
【図7】図6のテンプレート上に位置決めされたボトル上に層間シートを置くとともに押し込むステップを示す。
【図8】前記バッチのボトルの所定位置に層間シートが装着された状態で、取り扱い具により再度摘み上げられる前図のボトルを示す。
【図9】図6〜8で準備されたボトルの二つの層をパレットに搭載する方法による結果を示す。
【図10】図1と同様、収集ステーションにおいて一列のボトルを有している把持具を示す。しかし、図1よりボトルの数が多い。
【図11】図10に示された一列のボトルを挿入したところを示す。特に、テンプレートステーションにおいて押し込み用ペグの間にボトルの胴部を挿入したところを示す。
【図12】ガントリー(gantry)及び回転アームを具備するロボットを有する、本発明の方法を実施するための装置を示す。
【図13】図12で図示された装置の変形例を示す。
【符号の説明】
【0084】
1 収集ステーション
2 ボトル
3 把持ヘッド
4 管
5 取り扱い具
10 ステーション
11 テンプレート
12 ベース
13 ペグ
15 層間シート
17 肩部
19 首端部
25 プレスタイプの手段
27 パレット
30 区分
31 区分
42 パレット搭載ステーション
45 コンベヤー
46 ロボット
47 アーム
48 ガントリー(gantry)
49 トロリー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
交互の層状に積み重ねるとともに層間シートを挿入することにより、立った状態で正方形に整列されたボトルのパレット搭載方法であって:
‐ 前記ボトルが正方形に整列されていてお互いに接触している収集ステーションから、内径が前記ボトル2の首端部19の径より際立って大きい把持ヘッド3を具備する取り扱い具5を使用することにより、一バッチのボトルを取る段階と;
‐ テンプレート11まで前記バッチのボトルを差し出し、その上に設置する段階と;
‐ ボトルを放して自動的に前記テンプレート11上に押し込むとともに前記取り扱い具5を取り外すことができるように把持ヘッド3の圧力を解放する段階と;
‐ 押し込まれたボトルの首部16に層間シート15を押し込む段階と;
‐ 前記テンプレート11と前記層間シート15との双方により押し込まれたボトルに取り扱い具5を再度配置し、前記押し込まれたボトルの位置に適合している把持ヘッド3の圧力を回復させる段階と;
‐ 新たに押し込まれたバッチを摘み上げ、このバッチを層間シート15と一緒にパレット27又はそれと同様なものを有するパレット搭載ステーション42へ移送する段階と;
‐ 前記押し込まれたボトルをパレット27又はそれと同様なものの上に設置し、前記ボトルを放し、前記取り扱い具5を取り外すために前記把持ヘッド3の圧力を解放する段階と;次に、
‐ 収集ステーション1からもう一つのバッチのボトルを摘み上げ、前記テンプレート11上に差し出すとともに設置し、層間シート15を装着し、次に、前記バッチを持ち上げて第一の層の層間シート15上に設置するなど、希望する層数になるまで前記の段階を繰り返す段階と;
を有し、前記テンプレート11は前記収集ステーションと前記パレット搭載ステーションの間に設置されており、パレットにより搬送されるボトルのタイプに適合したレイアウトパターンでボトルを受け入れ、配置するように設計されていることを特徴とするボトルのパレット搭載方法。
【請求項2】
テンプレート11を有するステーション10にバッチのボトルを設置する前に、前記バッチを前記テンプレート11の幾何学的中心に位置決めすることを特徴とする請求項1記載のボトルのパレット搭載方法。
【請求項3】
層間シート15を装着する目的のために、一方で前記層間シート15を把持し、他方で前記ボトルの肩部17に前記層間シートを押し込む適切な手段を有している取り扱い具5を使用して層間シート15を装着することを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載されたボトルのパレット搭載方法。
【請求項4】
バッチ毎のボトルの数が極めて多く、例えば、一列のボトルの数が12を超える特別なバッチのボトルのパレット搭載方法であって:
‐ 収集ステーション1において、相互に分離して固定されている把持ヘッド3を装備した管を有する取り扱い具5を使用してバッチのボトルをひとまとめにして摘み上げる段階と;
‐ 適切な装置を使用して前記区分30,31を離間する方向に動かし、これらの様々の区分30,31によって運ばれるバッチのボトルが設置されるテンプレート11の区域の幾何学的中心にそれぞれの区分を位置決めする段階と;
‐ テンプレート11上へのボトルの設置に始まり、パレット搭載ステーション42へのボトルの設置に終わり、次のバッチのボトルを摘み上げるために取り扱い具5を収集ステーション1に再移動する前に前記様々な区分30,31を元に戻す、請求項1及それに続く請求項に一般的な方法として詳述された操作を継続する段階と;
を有し、前記管4はいくつかの区分30,31から作られており、各々の区分30,31は多くとも12の把持ヘッド3を有していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載された方法。
【請求項5】
板状の基盤12及び前記基盤12上にパレットへの積み込みパターンに応じて配置されたペグ13を具備し、前記基盤はアルミタイプの剛性材料でできており、合成化学材料から出来ている前記ペグ13を取り付け固定する手段を具備していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパレット搭載方法を実施するためのテンプレート。
【請求項6】
基盤12はペグ13を有しており、当該ペグは全体、又は一部、少なくとも全長の上部3/4が円錐形状であり、その全長は10センチメートルのオーダーであることを特徴とする請求項5記載のテンプレート。
【請求項7】
空気圧で操作されるタイプのベル形状の把持ヘッド3を具備しており、前記把持ヘッド3は、ボトルの首端部の直径より際立って大きい、1.5倍のオーダーの内径を有しており、前記ボトルの軸と前記把持ヘッドの軸が相互にずれていても許容することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のパレット搭載方法を実施するためのボトル取り扱い具。
【請求項8】
把持ヘッド3を装備した管を具備し、当該管は端と端を合わせて一列に並べられたいくつかの区分30,31に分割されており、当該区分30,31の各々は多くとも約12のヘッドを有しており、且つ、当該区分30,31は適切な装置により推進される同一の長手軸に沿ってお互い相対的に少しだけ移動することができ、一列のボトルが互いに接触している状態での長さとテンプレート上でのこれと同じ一列の長さの違いをヘッド間でに分散することを特徴とする請求項7記載のボトル取り扱い具。
【請求項9】
ステーション10におけるバッチのボトル上に層間シート15を装着するための把持又は吸着カップタイプの適切な手段及び前記ボトルの肩部7に前記層間シートを押し込むための押圧タイプの手段を管上に有することを特徴とする請求項7、8の何れか一項に記載のボトル取り扱い具。
【請求項10】
交互の層状に積み重ねて層間シートを挿入することにより、立った状態で正方形に整列されたボトルのパレット搭載装置であって:
‐ 前記ボトルがお互いに接触している状態で正方形に整列されており、バッチの準備ができている収集ステーション1と;
‐ パレット搭載ステーション42と;且つこれらの二つのステーション間にある、
‐ 前記ボトルが必要な間隔をあけて並べられている請求項5、6の何れか一項に記載されたテンプレート11を有する、層間シート15を貯蔵する区域又はこれらの層間シート15を搬送するコンベヤー45の下流にある、中間ステーション10と;
‐ 回転アーム47を有するタイプ又は滑走するトロリー49を備えたガントリー(gantry)48を有するタイプの、請求項7〜9の何れか一項に記載のロボット46と;
を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の方法を実施するための装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2008−516870(P2008−516870A)
【公表日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−537331(P2007−537331)
【出願日】平成17年10月19日(2005.10.19)
【国際出願番号】PCT/FR2005/002587
【国際公開番号】WO2006/042962
【国際公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(506100093)シデル・パーティシペーションズ (72)
【Fターム(参考)】