説明

人体の周り測定装置

【課題】人体の周り測定装置を提供する。
【解決手段】本発明は、人体の周り測定装置に関するものであって、人体に照射される水平光によって人体の周りに形成されるアウトラインイメージを撮影し、該撮影された人体のアウトラインイメージから人体の周り情報を分析するように具現することによって、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体の周り測定装置に係り、特に、人体の腰周りなどを光学的方法で測定する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
通常の、人体の腰周りやお尻周りなどを測定する方法として巻き尺を利用して来た。しかし、巻き尺を用いて人体の腰周りやお尻周りなどを測定する場合、測定者が巻き尺にどれほどの引力を与えるか、被測定者が息を引くか、吐くかなどのさまざまな外部要人によって測定結果が変わって、測定誤差が非常に激しい問題があった。
【0003】
したがって、本発明者は、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定することができる技術に対する研究を重ねて、このような研究の一環として本発明による人体の周り測定装置を提案した。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記した趣旨下に発明されたものであって、光学技術を用いて人体の周りを正確に測定することができる人体の周り測定装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を果たすための本発明の一態様によれば、本発明による人体の周り測定装置が人体に照射される水平光によって人体の周りに形成されるアウトラインイメージを撮影し、該撮影された人体のアウトラインイメージから人体の周り情報を分析することを特徴とする。
【0006】
したがって、本発明は、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定することができる長所を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明による人体の周り測定装置は、人体に照射される水平光によって人体の周りに形成されるアウトラインイメージを撮影し、該撮影された人体のアウトラインイメージから人体の周り情報を分析することができるので、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定することができる有用な効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、添付した図面を参照して記述される望ましい実施形態を通じて本発明を当業者が容易に理解して再現できるように詳しく記述する。
【0009】
図1は、本発明による人体の周り測定装置の概要図であり、図2は、本発明による人体の周り測定装置の一実施形態による構成を図示した斜視図である。図1に図示したように、本発明による人体の周り測定装置100は、少なくとも一つの水平光照射部110と、少なくとも一つの撮影部120と、制御部130とを含んでなる。
【0010】
前記水平光照射部110は、少なくとも一つ以上設けられ、人体200に水平光を照射する。このとき、前記水平光照射部110が光波長によって分類される可視光線、赤外線などの光を照射するように具現することもできるが、気体分子や固体中にある電子をエネルギー増幅して、単一波長の光で放出するレーザービーム(Laser Beam)を照射するように具現することが望ましい。レーザービームは、単色性、干渉性、高輝度性、指向性、エネルギー集中性などの光特性を有するので、人体に照射される場合に鮮明なアウトラインを形成する。
【0011】
一方、前記水平光照射部110は、人体を中心に複数の位置から水平光を人体に照射するように具現することによって、人体の位置による誤差を最小化することができ、望ましくは、前記水平光照射部110を人体の両側に対称になるように複数で設けることが良い。すなわち、人体を中心に複数の位置から水平光を人体に照射すれば、人体の周り全体にアウトラインが形成され、人体の位置に構わずに人体の周りに形成されるアウトラインは一定になるので、人体の周り測定時に人体の位置による誤差を最小化することができる。
【0012】
前記撮影部120は、前記水平光照射部110と相異なる高さに少なくても一つ以上設けられて、前記水平光照射部110から照射された光によって形成される人体200のアウトラインを撮影する。このとき、前記撮影部120が、前記水平光照射部110と相異なる高さに設けられる理由は、人体に形成されるアウトライン状を正確に撮影するためである。もし、前記撮影部120が、前記水平光照射部110と同一な高さに設けられる場合には、人体に形成されるアウトラインは直線に撮影されるために、アウトライン状を判別することができないためである。
【0013】
一方、前記撮影部120は、前記水平光照射部110によって照射される光の種類によって赤外線カメラなどの特殊なカメラを使うこともできるが、最近容易に利用することができるCCDカメラを採用することが望ましい。前記水平光照射部110によって照射される光でレーザービームを採用した場合、固体撮像素子(CCD:Charged Coupled Device)に露出されたイメージを電気的な形態に変えて伝送することによって、鮮明な画質を得ることができるCCDカメラを採用することで特殊カメラに比べて低コストで人体の周りに形成されるアウトラインイメージを撮影させうる。
【0014】
前記制御部130は、前記撮影部120によって撮影される人体200のアウトラインイメージから人体のアウトライン周り情報を分析する。このとき、前記制御部130によって分析される人体のアウトライン周り情報が人体のアウトライン周りの大きさであり、人体のアウトライン周りの形状であり得る。この制御部130によって分析される人体のアウトライン周り情報から測定部位、例えば、腰、お尻などの人体の周りが分かる。
【0015】
例えば、前記制御部130は、閉曲線の長さを測定するソフトウェア的なアルゴリズムを用いて人体のアウトライン周りを測定することができる。一例として、前記撮影部120によって撮影された人体200のアウトラインイメージをソフトウェア的に処理してアウトライン部分のみを抽出し、該抽出されたアウトラインを成す各点のx、y座標を求めて、隣合う各点間のx座標差値とy座標差値とを求めることで隣合う二点の距離が分かって、この隣合う各点間の距離の和を求めることで人体200のアウトライン周りの近似値を演算することができる。
【0016】
したがって、本発明による人体の周り測定装置100は、前記水平光照射部110によって人体200に水平光が照射されれば、前記水平光によって人体の周りにアウトラインが水平方向に形成され、前記水平方向に形成されるアウトラインイメージを前記撮影部120を通じて撮影すれば、前記制御部130が、撮影された人体のアウトラインイメージから人体の周り情報を分析して人体の周りの大きさや、形状などが分かるので、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定することができる。
【0017】
図2を参照して、本発明による人体の周り測定装置100の一実施形態による機械的構成を調べる。図2に図示したように、本発明による人体の周り測定装置100は、底を支持すると同時に人体200を乗せる下部体10と、前記水平光照射部110及び前記撮影部120とが設けられるが、昇降して高さ調節可能な上部体20とを含んでなる。前記図1に図示した制御部130は、前記下部体10または上部体20の内部にICチップ形態に設けられる。
【0018】
このとき、上部体20は、例えば、一側が開口されたドーナツ状、‘U’字状など一側が開口されて、この開口された部分に人体が出入りすることができる形態の基板21と、前記基板21の内側に少なくとも一つ設けられる水平光照射部110と、前記基板21の内側に前記水平光照射部110と相異なる高さに設けられる少なくとも一つの撮影部120とを含んでなる。一方、前記一側が開口された形状の基板21を備える上部体20が、この開口された部分を開閉する開閉部22をさらに含むこともできる。
【0019】
したがって、人体200の周り測定時、被測定者が前記基板21の一側が開口された部分に出入りして、前記下部体10に足を乗せた状態で所望の測定部位、例えば、腰、お尻などの高さに前記上部体20の高さを調整し、測定ボタン196aを押せば、前記上部体20の基板21の内側に設けられる水平光照射部110から光が人体に照射される。次いで、人体に照射された光によって人体にアウトラインが形成され、前記上部体20の基板21の内側に設けられる撮影部120を通じて人体のアウトラインイメージが撮影されれば、前記制御部130が、この撮影された人体のアウトラインイメージを分析して、例えば、人体の周りの大きさまたは形状などの人体の周り情報を得られるので、本発明は、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定させうる。
【0020】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、光進行遮断部140をさらに含むこともできる。前記光進行遮断部140は、前記水平光照射部110から照射されて人体200をずれて通り過ぎた光の進行を遮断する。すなわち、この実施形態は、前記水平光照射部110から照射されて人体200をずれて通り過ぎた光が進行し続ける場合に発生する可能性があるさまざまな問題点、例えば、不快感や、他の電子機器の誤動作などを防止するために、人体200をずれて通り過ぎた光を前記光進行遮断部140を通じて吸収するか、または乱反射処理するなどの方法で光進行を遮断できるようにした実施形態である。
【0021】
例えば、図2に図示したように、前記光進行遮断部140を人体を基準に前記上部体20の基板21の内側に設けられる水平光照射部110に対向する側の基板21の内側に設けることが望ましい。このとき、水平光照射部110に対向する側の基板21の内側を光を吸収または乱反射させる材質として具現することによって、前記光進行遮断部140を基板21の内側と一体に具現することもできる。したがって、本発明は、前記光進行遮断部140を通じて前記水平光照射部110から照射されて人体200をずれて通り過ぎた光の進行を効果的に遮断させうる。
【0022】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、移送部150をさらに含むこともできる。前記移送部150は、人体の一定部位に光を照射できるように人体条件によって前記水平光照射部110を上下に移送させる。すなわち、人体の周りを測定する場合、各被測定者ごとに人体条件、すなわち、身長の大きさが異なるので、被測定者の人体の一定部位(測定部位)、例えば、腰、お尻などに光を照射できるように人体条件によって前記水平光照射部110を上下に移送させなければならない。本発明による人体の周り測定装置100は、前記移送部150を通じて前記水平光照射部110を上下に移送させる。
【0023】
図2の場合、上部体20の基板21の内側に水平光照射部110が設けられているので、移送部150が、下部体10に対して上部体20の基板21が昇降するように具現することによって、水平光照射部110を上下に移送させうる。このとき、前記移送部150が、人体の特定部位を基準に上下に特定間隔ほどのみ移送されるように具現することもできる。例えば、本発明による人体の周り測定装置100が、腰周りを測定する装置であれば、前記移送部150が、前記水平光照射部110が人体の平均腰高さを基準に上下に特定間隔ほどのみ移送されるように水平光照射部110の移送を制限するように具現することができる。
【0024】
一方、前記移送部150を測定者または被測定者の手によって前記水平光照射部110が昇降する手動式、ユーザーのボタン操作などによって自動で前記水平光照射部110が昇降する半自動式、ユーザーの操作なしにセンサーの動作によって自動で前記水平光照射部110が昇降する自動式でそれぞれ具現することができる。
【0025】
例えば、手動式の移送部150である場合、上部体20の適正な位置に取っ手(図示せず)を設け、下部体10に支持される垂直棒を移送部150に設け、前記上部体20の基板21に前記垂直棒に挿入される挿入溝を設けて、前記垂直棒と挿入溝との間の摩擦面を重力に対抗することができる摩擦係数を有するように具現すれば、測定者または被測定者が手で前記取っ手を取って上下に上部体20の基板21を移動させることによって、上部体20の基板21の内側に設けられた水平光照射部110が昇降する。
【0026】
例えば、半自動式の移送部150である場合、上部体20の基板21の上部の適切な位置に調整ボタン196cを設けて、測定者または被測定者が、この調整ボタン196cを押せば、モータ(図示せず)を駆動させて下部体10に支持される油圧または気圧式シリンダー(図示せず)を圧縮または膨脹させることによって、上部体20の基板21を昇降させて上部体20の基板21の内側に設けられた水平光照射部110が昇降する。
【0027】
例えば、自動式の移送部150である場合、もし腰周りを測定する場合を例として上げれば、調整ボタンが設けられず、撮影部120が腰位置を感知するセンサーとして動作して、撮影部120によって撮影される被測定者の人体イメージから制御部130がソフトウェア的に被測定者のお臍を検出し、モータ(図示せず)を駆動させて下部体10に支持される油圧または気圧式シリンダー(図示せず)を圧縮または膨脹させることによって上部体20の基板21を検出されたお臍の高さに昇降させることによって、上部体20の基板21の内側に設けられた水平光照射部110が昇降する。
【0028】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、固定部160をさらに含むこともできる。前記固定部160は、前記水平光照射部110と前記撮影部120との間の相対位置が常に一定になるように前記水平光照射部110と撮影部120とを同時に固定する。すなわち、人体に光を照射する水平光照射部110と、人体に照射される光によって形成される人体のアウトラインイメージを撮影する撮影部120の相対位置が変更される場合、同一な倍率で撮影されたアウトラインイメージでもその大きさが異なる。同一な倍率であるにも撮影されたアウトラインイメージの大きさが異なれば、これは結果的に周り測定誤差になるので、前記水平光照射部110と前記撮影部120との間の相対位置を常に同様に保持させることが重要である。したがって、本発明による人体の周り測定装置100は、固定部160を通じて前記水平光照射部110と前記撮影部120との間の相対位置を常に一定になるように保持させる。
【0029】
例えば、上部体20の基板21の内側に水平光照射部110と、撮影部120を固定設置することによって基板21の自体が固定部160の役割を遂行するように具現することもでき、これとは異なって水平光照射部110と、撮影部120を固定設置した固定部160を上部体20の基板21の内側に設けて具現することもできる。このようにすることにより、水平光照射部110と撮影部120との間の相対位置が常に一定になるように保持されて同一な倍率で撮影されたアウトラインイメージの大きさが水平光照射部110と撮影部120との間の相対位置によって差が発生しなくなるので、周り測定誤差を防止させうる。
【0030】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、光拡散部170をさらに含むこともできる。前記光拡散部170は、前記水平光照射部110から照射される光を水平方向に拡散させてスリットビームを形成させる。例えば、前記水平光照射部110から人体に照射される光がレーザービームである場合、レーザービームの特性上、エネルギー集中性を有するので、これを広範囲の人体に線形に光を照射するためには、これを拡散させてスリットビーム(Slit Beam)を形成させなければならない。したがって、本発明による人体の周り測定装置100は、光拡散部170を通じて前記水平光照射部110から照射される光を水平方向に拡散させてスリットビームを形成させることによって、人体に均等に光を照射させる。
【0031】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、出力部180をさらに含むこともできる。前記出力部180は、前記制御部130によって分析される人体のアウトライン周り情報を出力する。このとき、前記出力部180が、人体のアウトライン周り情報を画面表示するディスプレイ部であり、人体のアウトライン周り情報を音声出力する音声出力装置(図示せず)であり、人体のアウトライン周り情報を文書に出力するプリンティング装置(図示せず)であり得る。すなわち、この実施形態は、前記制御部130によって分析される人体のアウトライン周り情報を出力して、測定結果を測定者または被測定者などが確認できるようにした実施形態である。
【0032】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、少なくとも一つの垂直光照射部190をさらに含むこともできる。前記垂直光照射部190は、人体200に垂直光を照射する。すなわち、この実施形態は、人体の周り測定部位の上下方向の曲率を測定するための実施形態であって、前記垂直光照射部190によって人体に垂直光が照射されれば、人体の周り測定部位の上下方向にアウトラインが形成され、この上下方向のアウトラインが撮影部120によって撮影されれば、制御部130が、この撮影されたアウトラインイメージから水平方向の周り測定部位の垂直方向の曲率を計算する。この場合、人体の身長の大きさによって人体の自体が垂直光の進行を遮断するので、水平光の場合とは異なって別途の光進行遮断部を設けなくても良い。
【0033】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、通信部192をさらに含むこともできる。前記通信部192は、前記制御部130によって分析される人体のアウトライン周り情報をネットワークに伝送する。すなわち、この実施形態は、本発明による人体の周り測定装置100によって測定される人体のアウトライン情報を有線または無線通信インターフェースを通じて外部装置、例えば、パソコンや、体脂肪測定装置や、肥満度測定装置などに伝送して利用できるようにした実施形態である。このとき、前記通信部192は、図2に図示した下部体10または上部体20の内部に設けられるICチップ形態の制御部130と一体にまたはこれに連結される別途のICチップ形態に設けられる。
【0034】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、体重測定部194をさらに含むこともできる。前記体重測定部194は、人体の体重を測定する。すなわち、この実施形態は、人体の周りを測定する人体の周り測定装置100に体重を測定することができる体重測定手段をさらに構成して、人体の周り測定と同時に体重を測定可能にした実施形態である。前記体重測定部194は、図2に図示した下部体10に設けて被測定者が下部体に上がった場合、被測定者の体重を測定し、制御部130が、この測定された体重を前記出力部180を通じて出力することによって被測定者の体重が測定される。
【0035】
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による人体の周り測定装置100が、操作部196をさらに含むことができる。前記操作部196は、各種のユーザー操作を受ける部分であって、例えば、図2に図示したような測定ボタン196aや、電源ボタン196b、水平光照射部110の高さを調整するための調整ボタン196cなどがこの操作部196に含まれる。したがって、測定者または被測定者は、この操作部196を操作することによって本発明による人体の周り測定装置100の各種の制御命令を入力させうる。
【0036】
したがって、前記のようにすることによって本発明は、人体に照射される水平光によって人体の周りに形成されるアウトラインイメージを撮影し、該撮影された人体のアウトラインイメージから人体の周り情報を分析することができるので、光学技術を用いて測定者や被測定者の外部環境にほとんど無関係に人体の腰周りやお尻周りなどを正確に測定できるようになり、前記で提示した本発明の目的を果たせる。
【0037】
本発明は、添付した図面によって参照される望ましい実施形態を中心に記述されたが、このような記載から後述する特許請求の範囲によって包括される範囲内で本発明の範疇を外れずに多様な変形が可能であるということは明白である。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、人体の周り測定装置の分野で適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明による人体の周り測定装置の概要図である。
【図2】本発明による人体の周り測定装置の一実施形態による構成を図示した斜視図である。
【図3】本発明による人体の周り測定装置の光照射状態を図示した図面である。
【符号の説明】
【0040】
100:周り測定装置
110:水平光照射部
120:撮影部
130:制御部
140:光進行遮断部
150:移送部
160:固定部
170:光拡散部
180:出力部
190:垂直光照射部
192:通信部
194:体重測定部
196:操作部
200:人体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体に水平光を照射する少なくとも一つの光照射部と、
前記光照射部を上下に移送させる移送部と、
前記光照射部と相異なる高さに設けられて、前記光照射部から照射された光によって形成される人体のアウトラインを撮影する少なくとも一つの撮影部と、
前記撮影部によって撮影される人体のアウトラインイメージから人体のアウトライン周り情報を分析する制御部と、を含む人体の周り測定装置において、
前記光照射部から照射されて人体をずれて通り過ぎた光の進行を遮断する光進行遮断部が備えられ、前記光進行遮断部には、前記光照射部が固定されていて移送部の上下駆動によって前記光進行遮断部を前記光照射部とともに上下に移送させることを特徴とする人体の周り測定装置。
【請求項2】
前記移送部は、
ユーザーのボタン操作によって測定高さを調節することを特徴とする請求項1に記載の人体の周り測定装置。
【請求項3】
前記移送部は、
身長の一定比率で測定高さを調節することを特徴とする請求項1に記載の人体の周り測定装置。
【請求項4】
前記光進行遮断部は、
前記光照射部と前記撮影部との間の相対位置が常に一定になるように前記光照射部と前記撮影部とをともに固定する固定部をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうち何れか一項に記載の人体の周り測定装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2009−533(P2009−533A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−163312(P2008−163312)
【出願日】平成20年6月23日(2008.6.23)
【出願人】(508142354)バイオ スペース・カンパニー・リミテッド (9)
【氏名又は名称原語表記】BIOSPACE CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】518−10 Dogok 2−dong,Gangnam−gu,Seoul,Republic of Korea
【Fターム(参考)】