説明

光トランシーバ

【課題】光分波/光合波ユニットのフォルダの寸法精度が低くても、このフォルダの内壁面に精度良く波長選択性フィルタを配設できる光トランシーバを提供することを目的とする。
【解決手段】光トランシーバ41のフォルダ54には、互いに波長の異なる複数の信号光を波長に従って分波又は合波する複数の波長選択性フィルタ56を保持するブロック55と、LD又はPDを搭載した光サブアセンブリ及びブロック55等が装着される。このフォルダ54には、複数の信号光が通過する空間54bが確保され、ブロック55は、波長選択性フィルタ56の各々がフォルダ54の空間を介して光サブアセンブリの1つと光結合するように配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、波長の異なる信号光を分波/合波する波長選択性フィルタを有する光トランシーバに関する。
【背景技術】
【0002】
波長選択性フィルタを用いて波長の異なる複数の信号光を分波/合波する光分波/合波器が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されているように、多数の波長の異なる信号光を分波(又は合波)する場合には、多数の波長選択性フィルタを配設することが必要となる。例えば、4つの波長の異なる信号光を分波(又は合波)する場合には、図7に示すように、4(又は3)つの波長選択性フィルタを配設する必要がある。
【0003】
図7は、4つの異なる波長の信号光を分波する処理の例を説明するための図である。スリーブ11から入射した波長λ1〜λ4の信号光は、レンズ12を通り、波長λ1の信号光は、そのまま第1の波長選択性フィルタ14aを透過し第1のレンズ15aで集光され第1のPD16aで受光される。一方、波長λ1以外の波長の信号光(波長λ2〜λ4)は、第1の波長選択性フィルタ14aで反射され第2の波長選択性フィルタ14bに向かう。
第2の波長選択性フィルタ14bに向かった波長λ2〜λ4の信号光のうち、波長λ2の信号光は、そのまま第2の波長選択性フィルタ14bを透過し第2のレンズ15bで集光され第2のPD16bで受光される。一方、波長λ3〜λ4の信号光は、第2の波長選択性フィルタ14bで反射され第3の波長選択性フィルタ14cに向かう。
【0004】
第3の波長選択性フィルタ14cに向かった波長λ3〜λ4の信号光のうち、波長λ3の信号光は、そのまま第3の波長選択性フィルタ14cを透過し第3のレンズ15cで集光され第3のPD16cで受光される。一方、波長λ4の信号光は、第3の波長選択性フィルタ14cで反射され第4の波長選択性フィルタ14dに向かう。
第4の波長選択性フィルタ14dに向かった波長λ4の信号光は、第4の波長選択性フィルタ14dを透過し第4のレンズ15dで集光され第4のPD16dで受光される。
【0005】
また、波長の異なる信号光を合波する場合には、上述した処理とは逆の合波処理が行われる。なお、合波処理を行う場合には、第4の波長選択性フィルタ14dは不要となる。また、波長λ1〜λ4の信号光が逆方向に帰らないように、レンズ12の前にアイソレータ13を配置する。
【0006】
図7に示したように、複数の波長の信号光を分波又は合波する場合には、分波又は合波対象となる信号光の数に応じて波長選択性フィルタが必要となるが、この信号光は、複数回波長選択性フィルタを透過又は反射して進むので、光軸を維持するために波長選択性フィルタの配設には高い精度が必要となる。
【0007】
例えば、上述したような4つの波長(λ1〜λ4)の信号光を分波又は合波するための波長選択性フィルタを支持する小型のフォルダとしては、図8〜図10に示すようなフォルダが考えられる。
図8はこのようなフォルダの断面図で、このフォルダを用いて光分波/光合波ユニットを構成する場合、波長選択性フィルタ(図示しない)は、フォルダ24の中央内部に形成された5角柱の形状を有する空間24bの内壁面24cに接着剤等で接着される。
また、フォルダ24の外壁面に形成された凸型の穴部24dに図示しない受信用光サブアセンブリ(ROSA:Receiving Optical Sub−Assembly)/送信用光サブアセンブリ(TOSA:Transmitting Optical Sub−Assembly)がはめ込まれる。なお、24e,24fは、信号光の光路となる貫通孔である。
【0008】
図9は、そのようなフォルダで構成される光分波/光合波ユニットの1例の外観を示した斜視図である。
図9に示した光分波ユニット21のフォルダ24には、ROSA22a〜ROSA22d、スリーブ23が取り付けられ、さらに波長選択性フィルタ25が、フォルダ24の中央部に設けられた開口部24aを介して、フォルダ内部に形成された5角柱の形状を有する内壁面(図8参照)に装着される。なお、光合波ユニットは、光分波ユニット21とほぼ同様であるため、図とその説明を省略する。
【0009】
図10は、そのような光分波ユニットの分解図である。
図9で説明したように、光分波ユニット21は、4つのROSA22a〜ROSA22d、スリーブ23、フォルダ24、波長選択性フィルタ25、レンズ26、アイソレータ27等から構成される。
【特許文献1】特開昭57−204507号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
図8に例示した光分波/光合波ユニットのフォルダのような複雑かつ小型の構造体を20〜50μmの精度を得るプレス加工や切削加工で形成することは困難である。そのため、通常、このような複雑な構造体は、金属射出成形(MIM:Metal Injection Molding)製法で形成される。MIM製法は、金属粉末を可塑状に調整した専用材料を、射出成形機で成形し、脱脂及び焼結をそれぞれ行い、高密度・高精度の製品を大量に生産する製法である。この製法は、特に、プレスや切削加工が困難かつ形状が複雑な部品の製造に有利である。
しかしながら、このMIM製法では、焼結時における金属粉末材料の熱収縮のバラツキ等により、±150μm程度の加工精度しか達成されず、光デバイスの部品に要求される一般的な加工精度(±50μm程度)を達成することができない。
【0011】
このように、MIM製法で光分波/光合波ユニットのフォルダ24を作成すると、フォルダ24の寸法精度が低くなってしまう。そのため、この寸法精度が低いフォルダの内壁面24cに波長選択性フィルタ25を接着すると、この波長選択性フィルタ25の位置ズレ・角度ズレが生じやすくなる。その結果、光軸位置ズレ・角度ズレ等を生じ、4波の分波又は合波ができなくなるという問題があった。
【0012】
また、波長選択性フィルタの接着工程では、チャンネル(ROSA又はTOSA)毎に専用治具を設け、
(1)専用治具にフォルダ24を設置する。
(2)フォルダ内壁面24cに接着剤を塗布する。
(3)接着剤を塗布したフォルダ内壁面24cに波長選択性フィルタ25を配設する。
(4)加熱により仮固定(仮硬化)する。
というような工程をチャンネル毎に行い(例えば、ROSAでは4回、TOSAでは3回)、全部の波長選択性フィルタを仮固定した後に、ベーク炉にて本固定を行っていた。そのため、波長選択性フィルタを仮固定するまでに合計7工程を要し、加熱時間や取り換え時間等の作業時間が掛かるという問題があった。
【0013】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、光分波/光合波ユニットのフォルダを例えばMIM製法等で製作した場合のように、フォルダの寸法精度が低くても、このフォルダ内に精度良く波長選択性フィルタを配設できる光トランシーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明による光トランシーバは、互いに波長の異なる複数の信号光に対応した複数の光サブアセンブリと、複数の信号光を波長に従って分波又は合波する複数の波長選択性フィルタを有する光トランシーバである。複数の波長選択性フィルタを保持するブロックと、光サブアセンブリ及びブロックが装着され、複数の信号光が通過する空間を確保するフォルダからなり、ブロックは、波長選択性フィルタの各々がフォルダの空間を介して光サブアセンブリの1つと光結合するように配置されている。
【0015】
また、ブロックは、多角形の断面を有する柱形状を成し、波長選択性フィルタは、柱形状の各側面に取り付けられている。また、ブロックは、その一端にフランジを備え、フォルダは、フランジが当接するステップを有するブロック装着部を備えている。また、波長選択性フィルタは、空間を介して光結合する光サブアセンブリに複数の信号光の1つを透過し、他の信号光を反射する。
【発明の効果】
【0016】
本発明により、光トランシーバを構成する光分波/光合波ユニットのフォルダの寸法精度が低くても、このフォルダ内に精度良く波長選択性フィルタを配設できる。また、光トランシーバの製造工程及び製造時間を大幅に短縮することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図により本発明に係わる光分波/光合波ユニットを有する光トランシーバについて説明する。図1は、光トランシーバの外観を示した斜視図である。光トランシーバ40は、図示しない光分波/光合波ユニット,回路基板を上下から挟みこむ上部ハウジング41、下部ハウジング42、カバー43、及び、光トランシーバ40とホスト基板上の金属製のレール(図示せず)とのラッチ状態を解除するためのグリップ44等で構成されている。
【0018】
図2は、前述した光トランシーバの分解図である。光トランシーバ40は、本発明に係わる光分波ユニット51,同光合波ユニット61、回路基板45、上部ハウジング41、下部ハウジング42、カバー43、グリップ44、回路基板用の放熱シート46、ROSA52及びTOSA62用の放熱シート47、ラッチ71、スプリング72、SCラッチ73等から構成される。
また、複数のROSA52,スリーブ53が光分波ユニット51のフォルダ54に取り付けられ、複数のTOSA62,スリーブ63が光合波ユニット61のフォルダ64に取り付けられている。
【0019】
回路基板45は、ROSA52,TOSA62と電気的に接続し信号光及び電気信号の変換処理を行う回路を搭載するためのものである。スリーブ53及びスリーブ63は、光ケーブルの先端に付属するSC型光コネクタ(図示せず)と光結合するためのものである。
【0020】
ラッチ71,スプリング72は、光トランシーバ40をホスト基板のレール(図示せず)に装着するためのものであり、グリップ44をスライドすることにより、ラッチ71が作動し、光トランシーバ40とホスト基板のレール(図示せず)との係合状態を解除することができる。SCラッチ73は、SC型コネクタを把持するためのもの、OSA固定部品74は、光分波ユニット51,光合波ユニット61を固定するためのものである。
【0021】
図3は、本発明に係る光分波/光合波ユニットの構成要素である保持ブロックを示す斜視図である。保持ブロックは、波長選択性フィルタを保持するもので、図示の保持ブロックは、例えば前述の図8に例示した4つの波長を分波/合波するユニットの構成要素となるフォルダの中央部で5角柱の形状を有する空間を介して光サブアセンブリ(ROSA52,TOSA62)の1つと光結合するように配置される。
また、この保持ブロックは、切削加工又はプレス加工で製作することができるため寸法精度が非常に高く、この保持ブロックに波長選択性フィルタを固定し接着するので、前述したようにフォルダがMIM製法等で製作され寸法精度が低くても、波長選択性フィルタを精度良く配置することができる。
【0022】
図3(A)に示した保持ブロック55は、多角形の断面を有する柱形状で、波長選択性フィルタ56の両端を支持する構造で形成される。その形状として、例えば5角形の断面を有する柱形状で、信号光を通過させるための貫通孔55aがそれぞれ形成されている。そして、形成されたそれぞれの貫通孔55aを塞ぐように保持ブロックの側面となる外壁面55bに波長選択性フィルタ56が接着されている。なお、波長選択性フィルタ56は、前述したように複数の信号光が通過する空間を介して光結合する光サブアセンブリに複数の信号光の1つを透過し、他の信号光を反射する機能を有する。
図3(A)に示すように貫通孔55aを形成するのが困難な場合には、図3(B)に示すような保持ブロックとすることもできる。
【0023】
図3(B)に示した保持ブロック55は、波長選択性フィルタ56の片端を支持する構造で、同じく形状は5角柱形状のブロックである。保持ブロック55の外壁面55bには波長選択性フィルタ56の縦位置を規定する機能を提供するステップ55cが設けられ、このステップ55cと外壁面55bに接触するように波長選択性フィルタ56が接着されている。なお、このステップ55cは、必ずしも必要ではなくステップを設けず平坦面とすることもできる。
【0024】
図4は、前述の図8に示した構造のフォルダ内部に形成された5角柱の形状を有する空間に波長選択性フィルタを接着した保持ブロックを配設した時の断面図である。
図示の例では、波長選択性フィルタ56を予め接着した保持ブロック55の側壁2面をフォルダ54の2つの内壁面54cに接して配設している。また、保持ブロック55に取り付けた波長選択性フィルタ56が、フォルダ54の貫通孔54fを塞ぐように配設され、保持ブロック55とフォルダ54はYAG溶接により固定される。なお、54eは信号光の光路となる貫通孔である。
【0025】
このようにすることで、波長選択性フィルタ56の取り付け精度を高めることができる。前述したように、保持ブロック55は、切削加工又はプレス加工で製作することができ、その寸法精度(±20〜±50μm程度)は、前述したMIM製法で作成したフォルダの寸法精度(±150μm程度)に比べて格段に高く、この高い寸法精度を有する保持ブロック55に波長選択性フィルタ56を固定し接着できるため、波長選択性フィルタ56を高精度に配置することができる。
【0026】
また、波長選択性フィルタ56の取り付けにおける製造工程を短縮することができる。例えば、波長選択性フィルタ56を保持ブロック55に接着する場合、
(1)専用治具にブロックをセットする。
(2)波長選択性フィルタ56に接着剤を塗布し保持ブロック55に接着後、専用治具を回転する。
(3)(2)の工程をROSAの場合には4回、TOSAの場合には3回繰り返す。
(4)ベーク炉にて波長選択性フィルタ56と保持ブロック55とを本固定する。
(5)波長選択性フィルタ56が接着された保持ブロック55をフォルダ内壁面54cにYAG溶接で固定する。
という工程で波長選択性フィルタ56を接着することができるため、治具取り換えに要する時間及び仮硬化工程(前述したように、接着剤を塗布したフォルダ内壁面24cに波長選択性フィルタ25を配設した場合に必要となる工程)に要する時間等の製造時間を大幅に短縮することができる。特に仮硬化工程に要する時間を省略できるメリットは大きく、また、治具もブロックに対するもの一種類で済ますことができる。
【0027】
図5は、保持ブロックにフランジ(封止蓋)を取り付けたフランジ付き保持ブロックの例を示す斜視図である。図示したように、図3(B)に示した波長選択性フィルタ56の片端を支持する構造の保持ブロック55の一端にフランジ57を取り付けてフランジ付き保持ブロック58を構成している。なお、図3(A)に示した波長選択性フィルタ56の両端を支持する構造の保持ブロック55にフランジ57を取り付ける構成のフランジ付き保持ブロック58でもよい。
【0028】
図6(A),図6(B)は、図5に示したフランジ付き保持ブロックをフォルダに挿入する過程を示した図である。前述したように、フランジ付き保持ブロック58のブロック部55をフォルダ54の中央内部に形成された5角柱の形状を有する空間54bに挿入し(図6(A))、さらにフランジ付き保持ブロック58のフランジ57を収納孔54gに挿入する。そして、フランジ57の外周部57aとフォルダ54に設けられたブロック装着部のステップ54hとを当接させ、フランジ付き保持ブロック58をフォルダ54に固定する(図6(B))。
また、当接させた状態でフランジ57の外面に設けられたマイナス溝57bに専用治具(図示せず)をセットして、フランジ付き保持ブロック58の位置を調整することにより、波長選択性フィルタ56のROSA(又はTOSA)に対する光軸を調芯することができる。
【0029】
従来、フォルダ内に異物(ゴミ)が混入したり又は混入した異物が波長選択性フィルタ56等に付着するのを防止するために、封止用の蓋をフォルダ上下(表裏)2箇所に取り付けていた。しかし、図5に示したフランジ付き保持ブロック58を用いることで、蓋取付けを省略できるので、製造工程及び製造時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係わる光トランシーバの外観を示した斜視図である。
【図2】本発明に係わる光トランシーバの分解図である。
【図3】フォルダの空間に挿入される保持ブロックの斜視図である。
【図4】フォルダの空間に波長選択性フィルタを接着した保持ブロックを配設した時の断面図である。
【図5】保持ブロックにフランジ(封止蓋)を取り付けたフランジ付き保持ブロックの斜視図である。
【図6】フランジ付き保持ブロックをフォルダに挿入する過程を示した図である。
【図7】複数の異なる波長の信号光を分波する処理を説明するための図である。
【図8】光分波ユニットのフォルダの断面図である。
【図9】光分波ユニットの1例の外観を示した斜視図である。
【図10】光分波ユニットの分解図である。
【符号の説明】
【0031】
11,23,53,63…スリーブ、12,15a〜15d…レンズ、13,27…アイソレータ、14a〜14d,25,56…波長選択性フィルタ、16a〜16d…PD、21,51…光分波ユニット、22a〜22d…ROSA、24,54,64…フォルダ、24a…開口部、24b…空間、24c…フォルダ内壁面、24d…穴部、26…レンズ、40…光トランシーバ、41…上部ハウジング、42…下部ハウジング、43…カバー、44…グリップ、45…回路基板、46…回路基板用の放熱シート、47…ROSA及びTOSA用の放熱シート、52…ROSA、54b…フォルダの空間、54c…フォルダ内壁面、54e,54f…貫通孔、54g…収納孔、54h…ステップ、55…保持ブロック、55a…貫通孔、55b…外壁面、55c…ステップ、57…フランジ、57a…外周部、57b…マイナス溝、58…フランジ付き保持ブロック、61…光合波ユニット、62…TOSA、71…ラッチ、72…スプリング、73…SCラッチ、74…OSA固定部品。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに波長の異なる複数の信号光に対応した複数の光サブアセンブリと、前記複数の信号光を波長に従って分波又は合波する複数の波長選択性フィルタを有する光トランシーバであって、
前記複数の波長選択性フィルタを保持するブロックと、
前記光サブアセンブリ及び前記ブロックが装着され、前記複数の信号光が通過する空間を確保するフォルダからなり、
前記ブロックは、前記波長選択性フィルタの各々が前記フォルダの前記空間を介して前記光サブアセンブリの1つと光結合するように配置されていることを特徴とする光トランシーバ。
【請求項2】
前記ブロックは、多角形の断面を有する柱形状を成し、前記波長選択性フィルタは、前記柱形状の各側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
【請求項3】
前記ブロックは、その一端にフランジを備え、前記フォルダは、前記フランジが当接するステップを有するブロック装着部を備えることを特徴とする請求項2に記載の光トランシーバ。
【請求項4】
前記波長選択性フィルタは、前記空間を介して光結合する前記光サブアセンブリに前記複数の信号光の1つを透過し、他の信号光を反射することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光トランシーバ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−64879(P2008−64879A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−240577(P2006−240577)
【出願日】平成18年9月5日(2006.9.5)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】