説明

入力支援装置

【課題】表示部を注視せずに操作手順を把握することができる入力支援装置を提供する。
【解決手段】入力支援装置1は、ディスプレイ2の画面に表示された選択スイッチ21a〜21gの中から所望のスイッチを選択入力するものであって、ディスプレイ2とは別に設けられ各選択スイッチ21a〜21gと対応する位置関係を有する操作レバー43、操作レバー43の位置を移動させるためのX軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45、予め決められた選択順に基づいて操作レバー43の位置を制御する制御部3を備える。操作レバー43の位置が予め決められた選択順に沿って移動されるので、運転者がディスプレイ2の画面を注視せずに操作手順を把握することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示部の画面に表示された複数の選択項目の中から所望の項目を選択入力する入力支援装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、入力支援装置として、例えば特開2004−227387号公報に記載されるように、操作メニューに含まれる複数のアイコンのうち基準アイコンを予め決定し、操作ノブを操作して基準アイコンをカーソルによって選択させるものが知られている。この装置は、カーソルによって基準アイコンを選択させる時に操作ノブが振動することにより、ユーザに対して基準アイコンを選択していることを認識させるものである。
【特許文献1】特開2004−227387号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した装置にあっては、視覚でしか操作手順を誘導していないため、例えば車両運転中運転者が操作メニューを注視できない時には、操作手順が分からない問題があった。
【0004】
そこで本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、表示部を注視せずに操作手順を把握することができる入力支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち本発明に係る入力支援装置は、表示部の画面に表示された複数の選択項目の中から所望の項目を選択入力する入力支援装置において、表示部とは別に設けられると共に、各選択項目と対応する位置関係を有する操作部と、操作部の位置を複数の選択項目の位置に合わせるように操作部を移動させる駆動部と、予め決められた選択順に基づいて操作部の位置を制御する制御部と、を備えて構成されている。
【0006】
この発明によれば、表示部の画面に表示された各選択項目に対応する位置関係を有する操作部を備えるので、操作部を介して各選択項目を選択入力することができる。そして、予め決められた選択順に基づいて操作部の位置を制御する制御部を有するので、操作部の位置が制御部によって予め決められた選択順に沿って移動される。従って、ユーザは操作部の位置の移動によって、操作手順を触覚で認識することが可能となる。その結果、ユーザが表示部の画面を注視せずに操作手順を把握することができる。
【0007】
また本発明に係る入力支援装置において、表示部は、車載情報表示装置の表示部であることが好適である。
【0008】
この場合にあっては、車両走行中ユーザが車載情報表示装置の画面を注視しなくても、触覚により車載情報表示装置の操作手順を把握するこができる。
【0009】
本発明に係る入力支援装置において、複数の選択項目の中から所望の項目を選択したときに当該項目の名称を読み上げる音声発生部を更に備えることが好適である。
【0010】
この場合にあっては、選択した項目の名称を音声でユーザに知らせることにより、ユーザが表示部の画面を注視せずに操作することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、表示部を注視せずに操作手順を把握することができる入力支援装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態は、本発明に係る入力支援装置を車両に搭載されるカーナビゲーションに適用したものである。図1は、本発明の実施形態に係る入力支援装置の概略構成図である。この入力支援装置1は、ディスプレイ(表示部)2、制御部3、操作ユニット4及び音声発生部5を備えている。ディスプレイ2と操作ユニット4とは、車室内の物理的に離れた位置に別々に配置されている。
【0013】
ディスプレイ2は、例えばカラー液晶画面からなり、車両の計器盤の略中央部に配置され、現在地から目的地までの経路などを表示している。ディスプレイ2の画面には、複数の選択スイッチ(選択項目)21a〜21gが表示されている。これらの選択スイッチ21a〜21gは、運転者(ユーザ)の入力操作を受け付け、その入力操作によって所定機能を実行するか否かを選択するものである。
【0014】
選択スイッチ21a〜21gは、例えば直接指などで触れることにより入力可能とされている。ディスプレイ2の両側には、「AUDIO」スイッチ22、「AM/FM」スイッチ23、「A/C」スイッチ24、「現在地」スイッチ25、「目的地」スイッチ26及び「メニュー」スイッチ27といったエスカッションスイッチが画面を挟んで左右対称に配置されている。
【0015】
制御部3は、入力支援装置1の全体を制御するための制御ユニットであり、例えばCPU、ROM、RAMを含むコンピュータを主体として構成されている。この制御部3は、例えばディスプレイ2を制御し、エスカッショスイッチからの信号により、内部メモリー(図示せず)から該当する画像データを抽出しディスプレイ2に送信する。また、制御部3は、予め決められた選択順等を記憶する機能を有し、その予め決められた選択順に基づいて後述の操作レバー43の位置を制御している。
【0016】
音声発生部5は、制御部3に接続され、制御部3からの制御信号に基づいて音声データベース(図示せず)から対応する音声を抽出し、抽出した音声データをスピーカ6を介して出力する機能を有している。例えば運転者が複数の選択スイッチ21a〜21gの中から「表示変更」スイッチ21dを選択したときに、音声発生部5は音声データベースから「表示変更」の音声データが抽出し、スピーカ6を通じて運転者に知らせる。このようにすれば、運転者に選択したスイッチの名称を音声で知らせることによって、運転者がディスプレイ2の画面を注視せずに操作することができる。
【0017】
また、操作レバー43の位置を各選択スイッチ21a〜21gの位置と合わせたときに、音声発生部5はそのスイッチの名称を音声で運転者に知らせることとしてもよい。例えば、運転者が操作レバー43の位置をディスプレイ2のカーソルを「再探索」スイッチ21eの位置に合わせたときに、音声発生部5は音声データベースから「再探索」の音声データを抽出し、スピーカ6を通じて運転者に知らせる。この場合にあっては、選択入力前に運転者に選択スイッチの内容を音声で知らせることによって、誤操作の発生を確実に防止することができる。
【0018】
図2は、図1の操作ユニットの構成を示す図である。操作ユニット4は、制御部3に接続され、ディスプレイ2に表示された各選択スイッチ(例えば、21a〜21g)の中から所望のスイッチを選択入力する際に用いられる入力手段である。図2に示すように、この操作ユニット4は、車両の左右方向(すなわちX軸方向)と車両の前後方向(すなわちY軸方向)に沿ってそれぞれ延びるレール41,42と、レール41,42に対し立設された操作レバー(操作部)43とを備えている。操作レバー43は、ディスプレイ2に表示された各選択スイッチ21a〜21gと対応する位置関係を有するように形成されている。運転者がこの操作レバー43を介して任意の選択スイッチやアイコンなどを操作することが可能である。
【0019】
また、操作ユニット4には、レール41に沿って操作レバー43を往復移動させるためのX軸駆動用モータ(駆動部)44と、レール42に沿って操作レバー43を往復移動させるためのY軸駆動用モータ(駆動部)45がそれぞれ設けられている。更にレール41,42には、操作レバー43の位置を検出するX軸位置検出センサ46及びY軸位置検出センサ47が設置されている。
【0020】
従って、運転者が操作レバー43を動かすと、操作レバー43の位置がX軸位置検出センサ46及びY軸位置検出センサ47によって随時検出される。このX軸位置検出センサ46及びY軸位置検出センサ47は、検出した操作レバー43の位置データを制御部3に送信する。制御部3は、X軸位置検出センサ46及びY軸位置検出センサ47から送信された操作レバー43の位置データを受信し、その位置データをディスプレイ2の各選択スイッチ21a〜21gの位置とを比較し、相対位置が一番近い選択スイッチを決定する。更に、制御部3は、その決定した選択スイッチをアクティブにすると共に、その座標データを操作ユニット4に送信する。
【0021】
X軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45は、制御部3によって制御され、制御部3からの制御信号に応じて所定の位置まで操作レバー43を移動させることができる。また、操作ユニット4には、決定スイッチ48が設けられている。運転者が所望のスイッチに応じた機能を実行させたい時に、決定スイッチ48を押すことによりそのスイッチを選択決定することができる。
【0022】
図1に示すように、入力支援装置1は、ナビECU7とエアコンECU8とを更に備えている。ナビECU7は、制御部3に接続され、GPS信号、地図データベースなどに基づいて地図画面やルート案内画面データ等を作成し、作成したデータを制御部3に通信する。また、このナビECU7は、ナビゲーション用の操作画面の指定や表示データを制御部3に通信する。エアコンECU8は、制御部3に接続され、制御部3からの制御信号に基づきエアコンの制御を行うと共に、エアコンの動作状態などの情報を制御部3に送信する。
【0023】
このように構成された入力支援装置1によれば、ディスプレイ2の画面に表示された各選択スイッチ21a〜21gに対応する位置関係を有する操作レバー43を備えるので、このレバー43を介して各選択スイッチ21a〜21gを選択入力することができる。そして、予め決められた選択順に基づいて操作レバー43の位置を制御する制御部3を有するので、操作レバー43の位置が制御部3によって予め決められた選択順に沿って移動される。従って、運転者は操作レバー43の位置の移動によって、操作手順を触覚で認識することが可能となる。その結果、運転者がディスプレイ2の画面を注視せずに操作手順を把握することができる。
【0024】
以下、図3〜図6を参照して入力支援装置1の実施例を説明する。
【0025】
(実施例1)
図3は、入力支援装置の入力操作を示す図である。本実施例において、目的地設定の入力を想定して説明する。
【0026】
まず、図3(a)に示すように、ディスプレイ2に地図情報が表示された場合において、「目的地」スイッチ26が選択されたときに、ディスプレイ2の表示画面が目的地選択画面に切り替えられる(図3(b)参照)。
【0027】
制御部3は「名称」スイッチ28をアクティブにすると共に、前記スイッチ28の座標データに関する制御信号を操作ユニット4に送信する。操作ユニット4では、X軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45は、制御部3からの制御信号に基づいて操作レバー43の位置をディスプレイ2上の「名称」スイッチ28の位置(すなわち座標データ位置)に合わせるように、操作レバー43を移動させる。
【0028】
そして、操作レバー43の位置を「名称」スイッチ28の位置に合わせた後に運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の表示画面が名称入力画面に切り替えられ(図3(c)参照)、入力可能な状態になる。名称入力画面では、制御部3は予め決められた操作手順に基づいて操作レバー43の位置を順次案内し、運転者が決定スイッチ48を押すことによりその入力を行う。
【0029】
(実施例2)
図4は、入力支援装置の入力操作を示す図である。本実施例において、目的地設定の入力を想定して説明する。
【0030】
まず、図4(a)に示すように、ディスプレイ2に地図情報が表示された場合において、「目的地」スイッチ26が選択されたときに、ディスプレイ2の表示画面が目的地選択画面に切り替えられる(図4(b)参照)。ここでは、操作画面に「記憶」スイッチ30を準備しておき、運転者が手順を記憶させたいときに、「記憶」スイッチ30を押す。これにより、操作手順が制御部3の記憶部(図示せず)に記憶されることになる。
【0031】
図4(b)に示す「記憶」スイッチ30で、「住所」スイッチ29を選択する操作手順を記憶させると、次回以降、目的地選択画面が表示される際には、制御部3が「住所」スイッチ29をアクティブにすると共に、前記「住所」スイッチ29の座標データに関する制御信号を操作ユニット4に送信する。操作ユニット4では、X軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45は、制御部3からの制御信号に基づいて操作レバー43の位置をディスプレイ2上の「住所」スイッチ29の位置(すなわち座標データ位置)に合わせるように、操作レバー43を移動させる。
【0032】
そして、操作レバー43の位置を「住所」スイッチ29の位置に合わせた後に運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の表示画面が住所入力画面に切り替えられる。続いて、例えば「愛知県名古屋市」を記憶させた場合には、制御部3は予め決められた操作手順に基づいて操作レバー43の位置を順次案内し、運転者が決定スイッチ48を押すことによりその入力を行う(図4(c))。
【0033】
このように操作手順を記憶することにより、記憶された操作手順が次回から再現できる。すなわち、次回から操作画面を呼び出すときに、制御部3は、記憶された手順に基づいてX軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45を介して操作レバー43を所定の位置に案内することができる。また、この場合には、操作レバー43が動き、操作できるスイッチの名称を読み上げることにより、運転者が操作画面を見ずに決定スイッチ48を押すことのみで操作することができ、ブラインド操作も可能になる。
【0034】
(実施例3)
図5は、入力支援装置の入力操作を示す図である。本実施例において、自宅設定の入力を想定して説明し、そして、この自宅設定の操作手順は事前に制御部3に記憶されたものである。
【0035】
まず、図5(a)に示すように、ディスプレイ2上の「メニュー」スイッチ27を選択し、ディスプレイ2の画面に「自宅を設定」スイッチ31を準備する(図5(b)参照)。自宅設定の入力は、例えば新車を購入し自宅に戻った時に設定するのが好適である。そして、一度自宅設定をすると次からこの「自宅を設定」スイッチ31は表示しない。
【0036】
そして、「自宅を設定」スイッチ31を選択すると、以下の手順に従って操作レバー43が自動的に案内される。すなわち、制御部3は、事前に記憶された操作手順に基づいて、X軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45を介して操作レバー43を所定の位置に順次案内し、運転者が決定スイッチ48を押すことにより、入力画面を切り替えさせたり、所望のスイッチの選択を確定したりすることができる。
【0037】
図5(c)に示すように、操作レバー43は、制御部3によって「メモリ地点」スイッチ32の位置に案内される。そして、運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の表示画面がメモリ地点画面に切り替えられる(図5(d)参照)。メモリ地点画面では、操作レバー43は「登録」スイッチ33の位置に案内される。そして、運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の表示画面がメモリ地点登録画面に切り替えられる(図5(e)参照)。
【0038】
メモリ地点登録画面では、操作レバー43は「現在地周辺」スイッチ34の位置に案内される。運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の表示画面が地図画面に切り替えられる(図5(f)参照)。地図画面では、操作レバー43は「セット」スイッチ35の位置に案内される。そして、運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の表示画面がメモリ地点画面に切り替えられる(図5(g)参照)。
【0039】
メモリ地点画面では、操作レバー43は「自宅特別メモリに種別変更」スイッチ36の位置に案内される。そして、運転者が決定スイッチ48を押すと、自宅特別メモリに種別変更の処理が実行される。この種別変更の処理が終了した後に、操作レバー43は「完了」スイッチ37に案内される。運転者が決定スイッチ48を押すと、自宅設定の処理が終了する。
【0040】
このように、制御部3が事前に記憶された操作手順に基づいて操作レバー43を所定の位置に順次案内し、運転者が決定スイッチ48を押すのみで入力画面を切り替えさせたり、所望のスイッチの選択を確定したりすることにより、運転者が操作手順が分からなくても、取扱説明書を見なくても自宅設定を容易に行うことが可能となる。
【0041】
(実施例4)
図6は、入力支援装置の入力操作を示す図である。本実施例において、目的地の名称を入力する場合を想定して説明する。本実施形態の特徴として、入力した文字の次に入力される文字をアクティブにした上に、入力文字に続く候補文字で一番確率が高い文字に操作レバー43の位置を自動に案内することである。
【0042】
図6(a)に示すように、ディスプレイ2の目的地名称入力画面において、「とよ」を入力すると(図6(b)参照)、制御部3は、「とよ」に続く候補文字のうち、「た」の確率が一番高いと判断し、文字盤上の「た」の位置にカーソルを移動させる(図6(b)参照)。それと同時に、制御部3は、操作レバー43の位置を文字盤の「た」の位置に合わせるように、X軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45に制御信号を送信する。これによって、操作レバー43の位置は文字盤の「た」の位置に案内される。そして、運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の画面に「た」が入力される(図6(c)参照)。
【0043】
次に、制御部3は、入力された「とよた」に続く候補文字のうち、「し」の確率が一番高いと判断し、文字盤上の「し」の位置にカーソルを移動させる。それと同時に、制御部3は、操作レバー43の位置を文字盤の「し」の位置に合わせるように、X軸駆動用モータ44及びY軸駆動用モータ45に制御信号を送信する。これによって、操作レバー43の位置は文字盤の「し」の位置に案内される。そして、運転者が決定スイッチ48を押すと、ディスプレイ2の画面に「し」が入力される。
【0044】
上記のような操作は、目的地名称の入力が完了するまでに繰り返し実施される。この場合にあっては、入力文字に続く候補文字で一番確率が高い文字に操作レバー43の位置を案内することにより、入力時間を短縮することができる。
【0045】
本発明に係る入力支援装置は、上記の実施例に限定されたものではない。例えば、自宅近辺以外の場所にいる場合において、目的地選択画面を押したときに、制御部3は操作レバー43を「自宅に戻る」スイッチに案内することとしてもよい。この場合には、探す手間を省くことができ、入力支援装置1の使用性を向上することができる。
【0046】
また、制御部3は、過去の操作履歴から運転者が良く使うスイッチを記憶し、画面選択スイッチにより操作画面に切り替えるときに予め記憶したスイッチの位置に操作レバー43を案内することとしてもよい。更に、AUDIO操作画面、A/C操作画面、目的地設定画面等の運転者が使用したいスイッチはある程度決まっており、これらの画面を選択する毎にそのスイッチに操作レバー43を案内することとしてもよい。この場合には、選択時間の短縮が可能となる。
【0047】
なお、上述した実施形態は本発明に係る入力支援装置の一例を説明したものであり、本発明に係る入力支援装置は実施形態に記載したものに限定されるものではない。本発明に係る入力支援装置は、各請求項に記載した要旨を変更しないように実施形態に係る入力支援装置を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施形態に係る入力支援装置の概略構成図である。
【図2】図1の操作ユニットの構成を示す図である。
【図3】入力支援装置の入力操作を示す図である。
【図4】入力支援装置の入力操作を示す図である。
【図5】入力支援装置の入力操作を示す図である。
【図6】入力支援装置の入力操作を示す図である。
【符号の説明】
【0049】
1…入力支援装置、2…ディスプレイ(表示部)、3…制御部、5…音声発生部、21a〜21g…選択スイッチ(選択項目)、43…操作レバー(操作部)、44…X軸駆動用モータ(駆動部)、45…Y軸駆動用モータ(駆動部)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部の画面に表示された複数の選択項目の中から所望の項目を選択入力する入力支援装置において、
前記表示部とは別に設けられると共に、前記各選択項目と対応する位置関係を有する操作部と、
前記操作部の位置を前記複数の選択項目の位置に合わせるように前記操作部を移動させる駆動部と、
予め決められた選択順に基づいて前記操作部の位置を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする入力支援装置。
【請求項2】
前記表示部は、車載情報表示装置の表示部であることを特徴とする請求項1に記載の入力支援装置。
【請求項3】
前記複数の選択項目の中から所望の項目を選択したときに当該項目の名称を読み上げる音声発生部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力支援装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−97332(P2010−97332A)
【公開日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−266401(P2008−266401)
【出願日】平成20年10月15日(2008.10.15)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】